JP2864543B2 - 移動体識別装置用応答器 - Google Patents

移動体識別装置用応答器

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JP2864543B2 JP1199902A JP19990289A JP2864543B2 JP 2864543 B2 JP2864543 B2 JP 2864543B2 JP 1199902 A JP1199902 A JP 1199902A JP 19990289 A JP19990289 A JP 19990289A JP 2864543 B2 JP2864543 B2 JP 2864543B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、質問器と移動体に取り付けられた応答器と
の交信により移動体を識別する装置に用いられる応答器
に関する。
[従来の技術] この種の移動体を識別する装置は、車両やコンテナな
どの移動体を仕分けするために用いられており、移動体
の存在する可能性のある領域に電波を質問器から放射し
て、応答器からの応答によって移動体を識別する構成を
取っている。
従来、第11図に示すように、こうした応答器Aは、内
部に設けられた符号発生部A1に固有の識別符号が設定さ
れており、質問器Bからの電波(質問信号S1)をアンテ
ナA2で受信すると、その受信した電波の全部または一部
をその識別符号によって変調器A3にて変調して、再びそ
のアンテナA2から電波(応答信号S2)を空中に放射する
ように構成されている(例えば、特開昭57−79476号公
報記載の「識別装置」)。こうした応答器Aからの応答
信号S2は質問器Bによって検出・識別されることによ
り、その応答器Aを搭載する移動体が識別される。
また、応答器として、第11図に示すように、検知用の
アンテナA11を持ち、質問器Bから送られた質問信号S1
をアンテナA11で受信すると、その受信信号を検波器A12
を介して信号検出器A13に送り、信号検出器A13で受信信
号を判定して、所望の受信信号が得られると符号発生器
A1の電源を入れるように構成して、内蔵電池の消耗を少
なくしたものが提案されている(特開昭53−142890号公
報記載の「マイクロ波番号識別装置」)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前者の応答器(特開昭57−79476号を
例に掲げたもの)に後者の応答器(特開昭53−142890号
を例に掲げたもの)の構成を付加して内蔵電池の消耗を
少なくしようとした場合、応答器は、質問器からの電波
を受けるアンテナが最低2つ必要となり、大型化する問
題が生じた。
というのは、前者の応答器におけるアンテナA2は、一
般に、送受信用として共用化されているが、これとは別
に、後者の応答器で示される信号検知用のアンテナA11
を必要とするからであり、両者のアンテナA2,A11を共用
化するのは困難である。なぜなら、検知用アンテナA11
で受信された質問器Bからの質問信号は、検波器A12に
送られて低周波信号として取り出されてしまい、応答信
号S2を送るための搬送波が得られず、このため検知用ア
ンテナA11とは別に、変調用アンテナA2で質問信号S1を
受けて、その信号S1を搬送波として符号発生部A4からの
符号に応じた変調を変調器A3で行ない応答信号S2を構成
し、その変調アンテナA2から再び空中に放射する必要が
あるからである。
なお、こうした問題を解決するために容易に考えつく
構成としては、1つのアンテナで受けた電力を2つに分
けて検波器A12側、変調器A3側にそれぞれ送るという構
成がある。しかし、この構成では検波器A12や変調器A3
に入力される電力が小さくなり、識別検知可能距離が短
くなってしまう。
本発明の移動体識別装置用応答器は、こうした課題を
解決するもので、識別検知可能距離が短くなることもな
しに、送受信用のアンテナと検知用のアンテナとを共用
化させて、装置の小型化を図ることを目的とする。
発明の構成 [課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために、課題を解決するための
手段として、本発明は以下に示す構成を取った。即ち、
本発明の移動体識別装置用応答器は、第1図の基本的構
成図に例示するように、 質問器から放射された所定の電波を受信して、該質問
器に内部識別情報を送信することにより、自身の搭載さ
れた移動体の識別を可能とした移動体識別装置用応答器
であって、 前記質問器からの電波を受信する一つのアンテナと、 該アンテナにて受信された電波を検波して、検波手段
を出力する検波手段と、 該検波手段により出力された検波信号に応じて、動作
開始信号を出力するタイミング決定手段と、 前記アンテナと前記検波手段との間の伝送線路上に設
けられ、該アンテナにて受信された電波を該検波手段側
に伝送するか、該アンテナ側に反射するかを切り換える
スイッチング手段と、 前記タイミング決定手段により動作開始信号が出力され
ると、前記内部識別情報を前記スイッチング手段へ供給
する識別符号発生手段と、 を備え、 前記タイミング決定手段により前記動作開始信号が出
力されているときには、 前記識別符号発生手段は、前記内部識別情報を前記ス
イッチング手段に供給することにより、該スイッチング
手段に、該供給された内部識別情報に応じたスイッチン
グをさせて、前記アンテナにて受信された電波の、該内
部識別情報に応じた反射波を該アンテナから送信させ、 前記タイミング決定手段により前記動作開始信号が出
力されていないときには、 前記スイッチング手段は、前記アンテナにて受信され
た電波を前記検波手段側に伝送することを特徴としてい
る。
[作用] 以上のように構成された本発明の移動体識別用応答器
においては、アンテナが質問器からの電波を受信する
と、検波手段がその電波を検波して検波信号を出力し、
タイミング決定手段がその検波信号に応じて動作開始信
号を出力する。そして、タイミング決定手段が動作開始
信号を出力しているときは、識別符号発生手段が、内部
識別情報をスイッチング手段に供給することにより、ス
イッチング手段に、その供給された内部識別情報に応じ
たスイッチングをさせて、アンテナにて受信された電波
の、内部識別情報に応じた反射波をアンテナから送信さ
せる。一方、タイミング決定手段が動作開始信号を出力
していないときには、スイッチング手段は、アンテナに
て受信された電波を検波手段側に伝送する。即ち、スイ
ッチング手段は、質問信号を変調する変調手段としての
機能するのである。
[実施例] 以下、本発明の移動体識別装置用応答器の好適な実施
例について説明する。第1図は、本発明の第1実施例と
しての応答器を備えた移動体識別装置の構成を示すブロ
ック図である。
移動体識別装置は、地上に設置された固定局としての
質問器1と、車両あるいは物品等の移動体に設置された
移動局としての応答器2とから構成されている。
応答器2は、質問器1から発射された電波(以下、質
問信号S1とも呼ぶ。)を受信すると共に、この受信した
電波を、当該応答器2が設置された移動体を表す固有の
内部識別情報としての識別符号(例えば、IDコード)に
よって変調し、その変調波(以下、応答信号S2とも呼
ぶ。)を質問器1に送信するようにされている。
質問器1は、電波を所定方向に発射して、特定場所を
通過する移動体に設置された応答器2から上記のように
変調された電波を出力させると共に、この変調された電
波を受信して上記識別符号を復調して、応答器2の搭載
される移動体を識別するようになされており、送受信ア
ンテナ3と送受信器4とから構成されている。
以下、本発明の要旨である応答器2の構成について詳
しく説明する。
応答器2は、例えばマイクロストリップスロットアン
テナ,方形パッチアンテナ,ダイポールアンテナ等から
なる検知変調共用アンテナ11を有し、その共用アンテナ
11にて受信した電波がスイッチング手段としてのRFスイ
ッチ部12および検波手段としての検波器13を介してタイ
ミング決定手段としての信号検出器14に伝達されるよ
う、それらが直列接続され、また、信号検知器14に識別
符号発生手段としての符号発生器15が接続され、その符
号発生部15からの出力信号がRFスイッチ部12に入力され
るよう両者が接続されている。
検波器13は、入力された信号を検波、復調するもので
あり、包絡線検波器、同期検波器等からなる。
信号検知器14は、検知器13からの入力信号がある設定
値以上のレベルのときに、符号発生部15に動作開始信号
を出力し、その電源を投入して符号発生部15を動作さ
せ、また、任意のタイミングで符号発生部15の動作を休
止させるものである。
符号発生部15は、予め定められた識別符号を発生する
ものである。
以上の信号検出器14および符号発生部15の構成を第2
図および第3図に基づいて以下に説明する。
第2図は信号検出器14の前処理部分を示し、第3図は
信号検知器14の電源制御部分と符号発生部15とを示した
ものである。
信号検知器14の前処理部分は、第2図に示すようにコ
ンパレータ21等から構成され、そのコンパレータ21の出
力電圧は、入力端子22に印加された電圧レベルがある設
定値以上のときに“H"レベルとなり、また、入力端子22
に印加された電圧レベルが前記設定値より小さいときに
“L"レベルとなり、この電圧信号は出力端子23から出力
される。したがって、応答器2が質問信号S1を受信して
いないときには、入力端子22に印加される電圧レベルは
所定値より小さいために、出力端子23の電圧レベルは
“L"レベルのままであり、応答器2が質問信号S1を受信
すると、入力端子22に印加される電圧レベルは所定値よ
り大きくなるために出力端子23の電圧レベルは“H"レベ
ルとなる。なお、質問信号S1がある符号列のデータを持
っているときには、その符号列が検波器13を通して入力
端子22に送られ、コンパレータ21により符号整形されて
出力端子23に送られる。
こうした信号検知器14が前処理部分に続き、第3図に
示す制御回路が備えられている。この制御回路は、前述
したように信号検知器14の電源制御部分と符号発生部15
とに相当するもので、RSフリップフロップ24、アンド回
路25、スイッチ26、CPU27、ROM28、RAM29およびクロッ
ク発生器30等から構成されている。
RSフリップフロップ24は、入力Sが“H"になったとき
に出力Qが“H"になり、入力Sが“L"になっても入力R
が“H"になるまではその状態を保持し、また、入力Rが
“H"になってQが“L"になったら今度は、入力Sが“H"
になるまでその状態を保持する論理回路であり、その入
力Sは本回路の入力端子31に、入力Qはアンド回路25の
出力に、出力Qはスイッチ26の制御端子Tにそれぞれ接
続されている。
アンド回路25の一入力は反転入力となるが、その反転
入力の端子には入力端子31が、他の入力端子にはCPU27
のOUT3端子がそれぞれ接続されている。
スイッチ26は、制御端子Tが“H"のときに接点を閉じ
てCPU27に電源32の電力を投入し、また“L"のときに接
点を開いてCPU27の電源をオフするものである、 CPU27は、符号発生部15の基本機能と信号検知器14の
電源をオフする指令を発する機能とを併せ持つものであ
る。スイッチ26がオンとなり電源32の電力が投入された
ら、ROM28に予め格納された識別符号に基づいて出力OUT
1の電圧レベルを制御する。また、入力INの信号を調
べ、それが特定の符号列であればそのIN信号をRAM29に
書き込み、その書き込まれた符号列に基づいて出力OUT1
の電圧レベルを制御することもできる。なお、入力INは
本回路の入力端子31に、出力OUT1は本回路の出力端子33
にそれぞれ接続されている。
ROM28は、CPU27で必要とするプログラムや識別符号を
予め格納するものである。
RAM29は、バックアップ電源34によりバックアップさ
れてデータを常時保持可能なもので、格納されている各
種データをCPU27の制御により書き換えられる。
プルダウン抵抗器35は、CPU27の出力OUT3に接続され
る抵抗器で、CPU27に電源が投入されていないときに出
力OUT3の電圧レベルを“L"に保つものである。
以上のように構成された第3図に示す回路の動作を、
次に説明する。
入力端子31が“H"になると、RSフリップフロップ24の
入力Sは“H"となり、その出力Qは“H"という情報が保
持されて、スイッチ26はオン状態となり、CPU27を始め
としてROM28,RAM29、クロック発生器30の電源が投入さ
れる。すると、CPU27が起動し、ROM28に格納されている
プログラムが実行され、ROM28に格納されている識別符
号をRFスイッチ部12に出力したり、あるいはCPU27の入
力INから入力された符号列をRAM29に格納し、その格納
された符号列を識別符号としてRFスイッチ部12に出力し
たりする。そして、一連の動作が完了したら、所定時間
後出力OUT3を“H"として自らの電源を切る。
続いてRFスイッチ部12の構成を説明する。RFスイッチ
部12は、共用アンテナ11と検波器13とを接続する主線路
12aに並列に位相変調器12bを接続した構成である。
位相変調器12bは、出力端子(主線路12aとの接続端
子)のインピーダンスを符号発生部15から入力される変
調符号のレベルにより“SHORT"と“OPEN"とに切り換え
られるものである。ここで、“SHORT"とは、零またはア
ンテナ11と検波器13とを結ぶ主線路12aの特性インピー
ダンスに比べて非常に低い値とし、“OPEN"とは、無限
大またはその主線路12aの特性インピーダンスに比べて
非常に高い値とする。ここで位相変調器12bは、変調符
号のレベルが“L"の時“OPEN"、“H"の時“SHORT"にな
るように設定してある。
位相変調器12bの詳しい構成は第4図に示すようなも
のである。入力端子41から入力される符号発生部15から
の出力信号の変調符号レベルによりダイオード42がON,O
FFと変化し、出力端子43のインピーダンスが“SHORT"と
“OPEN"とに切り換えられる。また、図中コンデンサ44
はバイパス用、ローパスフィルタ45は主線路12aのDCレ
ベルをOVにするためのものである。
以上のように構成された応答器2の動作を、次に説明
する。
最初に、共用アンテナ11で受けた電力が、位相変調器
12bの変調符号レベルによりどう振る舞うかについて述
べる。
変調符号レベルが“L"のとき、即ち、符号発生部15か
ら“L"の信号が入力されたときには、位相変調器12bは
主線路12aとの結線部からみて“OPEN"であるので位相変
調器12bは接続されていないのと同じことになり、アン
テナ11で受信した電力の全部またはほとんどすべてが検
波器13に流れる。また検波器13は、検波効率を高めるた
め流れ込んだ電力の全部またはほとんど全部を吸収す
る、よってアンテナ11からは全くまたはほとんど電波を
再放射しない。
また、変調符号レベルが“H"のとき、即ち、符号発生
部15から“H"の信号が入力されたときには、位相変調器
12bは主線路12aとの結線部からみて“SHORT"であるの
で、その結線部は“SHORT"端として働き、アンテナ11で
受信した電力はダイオード42,コンデンサ44と進みその
後ほとんどが反射し、コンデンサ44,ダイオード42と進
みアンテナ11から空中に再放射される。
以上の動作は質問器1から応答器2をみた場合に、変
調符号レベルに従って質問信号S1を搬送波として振幅変
調をかけて送信しているのと等価であり、位相変調器12
bの入力端子41に符号発生部15から符号をそのまま送る
だけで応答器2から質問器1へ応答信号S2の送信ができ
る。
次に、応答器2が質問器1とどのようにデータ通信を
行なうかについて述べる。
最初、応答器2が質問信号S1を受信していないときに
は、符号発生部15は電源が切られて休止しているが、こ
のとき、符号発生部15から位相変調器12bに送信される
変調符号レベルは“L"となるように予め設定されてい
る。したがって、質問信号S1を受けると同時にその信号
は共用アンテナ11から検波器13に送られ、更に信号検知
器15に送られ、その信号が設定値以上の電圧レベルであ
るときに信号検知器14は符号発生部15の電源を入れる。
符号発生部15は電源が投入されると、位相変調器12bを
制御し送信状態に入る。この送信状態では、ROM28に格
納された識別符号に基づいて位相変調器12bに出力され
る変調符号レベルを制御することにより、前述した識別
符号に基づく振幅変調のなされた質問器1への応答信号
S2の送信がなされる。そして、応答信号S2を送り終った
ら、変調符号レベルを再び“L"に固定して受信状態と
し、以後必要に応じて受信と送信とが切り換えられる。
その後、一連の必要な送受信が終了したら(例えば、予
め設定された所定回数経過後)、符号発生部15の電源を
切ると共に、応答器2を受信可能な状態にする。
以上の動作により応答器2では、必要な時だけRFスイ
ッチ部12が共用アンテナ11に検波器13を接続し、それ以
外のときにはRFスイッチ部12が1つの振幅変調器として
動作する。すなわち、応答器2では時分割で検波、変調
を行っていることになる。
このような動作により本実施例による応答器2は、共
用アンテナ11によって得られた電力をすべて活用して、
検知用、変調用の2つのアンテナを共用できる。
したがって、本実施例の応答器2によれば、識別検知
可能距離を短くすることもなしに、装置の小型化を図る
ことができる。また、2つのアンテナを用いた場合、互
いにアンテナの指向性に悪影響を与えることが考えられ
るが、そうした悪影響も排除することができる。
なお、前記第1実施例の別態様として、位相変調器12
bの構成を、第5図に示すように、可変容量ダイオード5
1に負荷変換回路52を接続し、変調符号入力端子53に加
えられる逆バイアス電圧の変化による、ダイオード51の
容量変化を利用して、出力端子54のインピーダンスを変
化させる構成としてもよく、第1実施例と同様な効果を
奏することができる。なお、負荷変換回路52は、例えば
マイクロストリップライン等の伝送線路と、スタブやコ
ンデンサ、インダクタ等の組合せで構成される。
次に、本発明の第2実施例を説明する。
第6図は、第2実施例としての応答器の構成を示すブ
ロック図である。
第6図に示すように、応答器60は、第1実施例と同じ
構成の共用アンテナ61,検波器62,信号検知器63,符号発
生部64と、第1実施例と構成の異なるRFスイッチ部65と
から構成されている。
RFスイッチ部65は、伝送線路66の両側に2つの位相変
調器67,68をπ型に配置した構成をしており、その伝送
線路66は、例えばマイクロストリップラインや同軸線路
等からなり、その長さはπ/2位相長、すなわち1/4実効
波長である。また、位相変調器67,68は、第1実施例の
位相変調器12bと全く同じものである。
なお、符号発生部64は、第1実施例の符号発生部15と
同じ構成ではあるが、第2の位相変調器68への入力はCP
Uの出力端子OUT2(第2図)からの信号が入力されてい
る。
以上のように構成された応答器60の動作を、次に説明
する。
位相変調器67,68に印加される変調符号レベルをそれ
ぞれL1,L2とすると、L1=“L"のとき、伝送線路66と位
相変調器67との接続点P1から位相変調器67をみたインピ
ーダンスは“OPEN"であり、アンテナ61で受信した電力
のほとんどすべてが伝送線路66に流れ込む。
一方、L2=“L"のとき、位相変調器68は伝送線路66と
位相変調器68との接続点P2からみて“OPEN"であり、電
力のほとんどは検波器62に流れ、そこで吸収される。し
たがってアンテナ61からは全くまたはほとんど電波を再
放射しない。逆に、L=2“H"のとき、接続点P2は“SH
ORT"端となる。これをπ/2位相長離れた接続点P1からみ
るとそのインピーダンスは“OPEN"となる。したがっ
て、接続点P1が“OPEN"端としてアンテナ61から電波を
再放射する。
また、L1=“H"のとき、アンテナ61で受信した電力
は、接続点P1が“SHORT"端としてアンテナ61から再放射
される。
以上の動作は図示しない質問器から応答器60をみた場
合に、L1=L2=“L"のときには検波器62により電波を吸
収し、それ以外のときにはRFスイッチ部65で変調符号に
従って質問信号を搬送波として“OPEN"と“SHORT"で180
゜の位相変調をかけて送信しているのと等価である。
次に、応答器60が質問器とどのようにデータ通信を行
なうかについて述べる。
応答器60が質問信号を受信していないときには符号発
生部64の電源は切られている。このとき、L1=L2=“L"
に固定するように設定する。そして、符号発生部64の電
源が入ったと同時にL2=“H"として検波器62を高周波的
に切り離し、L1を“L"と“H"とに切り替えて応答信号を
送信する。そして、その送信を終了したら符号発生部64
の電源を切り、再びL1=L2=“L"に固定して、アンテナ
61の受信信号が検波器62に流れ込むようにする。
以上の動作により応答器60では、必要なときだけRFス
イッチ部65がアンテナ61に検波器62を接続し、それ以外
のときにはRFスイッチ部65が1つの位相変調器として動
作する。このような動作により本実施例による応答器60
は、共用アンテナ61によって得られた電力をすべて活用
して、検知用、変調用の2つのアンテナを共用でき、し
たがって、第1本実施例と同様な効果を奏することがで
きる。
次に、本発明の第3実施例を説明する。
第7図は、第3実施例としての応答器の構成を示すブ
ロック図である。
第7図に示すように、応答器70は、第1実施例と同じ
構成の共用アンテナ71,検波器72,信号検知器73,符号発
生部74と、第1実施例と構成の異なるRFスイッチ部75と
から構成されている。
RFスイッチ部75は、制御入力端子に印加される信号レ
ベルが、“L"のとき“OPEN"に、“H"のとき“SHORT"
に、“M"のとき“THRU"に切り換えられるものである。
ここで、“THRU"とはRFスイッチ部75の両端で電力のす
べてまたはその大部分が通過することである。
RFスイッチ部75は、詳しくは、第8図に示すように、
2つのダイオード81,82と、ローパスフィルタ83とから
構成される。なお、2つのダイオード81と82とはオンす
る信号レベルが異なっており、信号レベルが“M"のとき
にダイオード81はオンするが、ダイオード82はオフのま
まである。ここで制御入力端子84に印加される信号レベ
ル(以下、LCONとする)が、“L"のときにはダイオー
ド81,82はともにオフであり、端子85の入力インピーダ
ンスは“OPEN"となる。また、LCON=“M"のときには、
ダイオード81はオン、ダイオード82はオフであり、端子
85は端子86とのみ接続され“THRU"となる。またLCON=
“H"のときには、ダイオード81,82はともにオンとなっ
て、端子85は端子B86とアースの両方と接続されて、そ
の入力インピーダンスは“SHORT"となる。また、ローパ
スフィルタ83はDCレベルOVにするためのものである。
以上のように構成された応答器70の動作を、次に説明
する。
LCON=“L"のとき、RFスイッチ部75のインピーダン
スは“OPEN"であり、アンテナ71で受信した電力は、そ
こが“OPEN"端としてアンテナ71から再放射する。
LCON=“M"のとき、RFスイッチ部75は、“THRU"であ
り、アンテナ71と検波器72は直結される。よってアンテ
ナ71で受信した電力のほとんどすべてが検波器72に流
れ、そこで吸収される。したがって、アンテナ71からは
ほとんど電波を再放射しない。
LCON=“H"のとき、RFスイッチ部75のインピーダン
スは“SHORT"であり、アンテナ71で受信した電力は、そ
こが“SHORT"端としてアンテナ71から再放射する。
以上の動作は図示しない質問器から応答器70をみた場
合に、LCON=“M"のときには検波器72により電波を吸
収し、それ以外のときには変調符号のレベル(“L"また
は“H"のレベル)に従って質問信号を搬送波として180
゜の位相変調をかけて送信しているのと等価である。
次に、応答器70が質問器とどのようにデータ通信を行
なうかについて述べる。
応答器70が質問信号を受信していないときには符号発
生部74の電源は切れており、このときにLCON=“M"に
固定するように設定する。そして符号発生部74は電源が
投入されると、RFスイッチ部75の入力端子84に識別符号
を送り、応答信号を送信する、そしてその送信を終了し
たら、符号発生部74の電源を切り、再びLCON=“M"と
してアンテナ71の受信信号が検波器72に流れ込むように
する。
したがって、本実施例70は、第1実施例と同様な効果
を奏する。
次に、本発明の第4実施例を説明する。
第9図は、第4実施例としての応答器の構成を示すブ
ロック図である。
第9図に示すように、応答器90は、第1実施例と同じ
構成の共用アンテナ91,検波器92,信号検知器93,符号発
生部94と、第1実施例と構成の異なるRFスイッチ部95と
から構成されている。なお、符号発生部94は、第2実施
例と同様に、CPUの出力端子OUT2からも信号が出力され
るようになされている。
RFスイッチ部95は、RFスイッチ96,伝送線路97,RFスイ
ッチ98を直列接続した構成をしている。なお、伝送線路
97は、前記第2実施例と同じものであり、RFスイッチ9
6,98は、制御入力端子に印加される信号レベルに合わせ
て接続したり開放したりするもので、信号レベルが“H"
のときに接続、“L"のときに開放になるものである。
RFスイッチ96,98は、詳しくは、第10図に示すよう
に、ダイオード100とコンデンサ101とローパスフィルタ
102とから構成され、 制御入力端子103に印加される信号レベルによってダイ
オード100がオン、オフと変化して、端子104と端子105
とが接続されたり切断されたりする。また、コンデンサ
101はRFのバイパス用、ローパスフィルタ102はDCレベル
をOVにするためのものである。
以上のように構成された応答器90の動作を、次に説明
する。
RFスイッチ96,98に印加される変調符号レベルをそれ
ぞれL1,L2とすると、L1=“H"のとき、アンテナ91と伝
送線路97とはRFスイッチ96によって接続される。ここ
で、L2=“H"のとき、伝送線路97と検波器92とはRFスイ
ッチ98により接続されており、アンテナ91で受信した電
力の全部またはほとんど全部は検波器92に流れ、そこで
吸収される。したがって応答器90は電波をほとんど放射
しない。
逆に、L2=“L"のとき、RFスイッチ98は開放となる。
これをπ/2位相長離れたRFスイッチ96側からみるとその
インピーダンスは“SHORT"となる。したがって、RFスイ
ッチ96が“SHORT"端としてアンテナ91から再放射する。
L1=“L"のとき、RFスイッチ96は“OPEN"であり、ア
ンテナ91には何も接続されず、そこで受信した電力は、
アンテナ91から再放射される。
以上の動作は質問器から応答器90をみた場合に、L1=
L2=“H"のときには検波器72により電波を吸収し、それ
以外のときには変調符号に従って質問信号を搬送波とし
て180゜の位相変調をかけて送信しているのと等価であ
る。
以上のように構成された応答器90の動作は、第2実施
例の応答器60の動作と同じであり、したがって、本実施
例の応答器90は、第1実施例,第2実施例と同様な効果
を奏する。
以上本発明のいくつかの実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えば、本実施例では検波した電波がある設定値以
上の信号レベルであるときに符号発生部の電源を投入す
るように構成されていたが、これに換わり、検波した電
波がある特定のパターンを持つときに限って符号発生部
の電源を投入する構成等、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論であ
る。
発明の効果 以上詳述したように、本発明の移動体識別用応答器に
おいては、アンテナが質間器からの電波を受信すると、
検波手段がその電波を検出して検波信号を出力し、タイ
ミング決定手段がその検波信号に応じて動作開始信号を
出力する。そして、タイミング決定手段が動作開始信号
を出力しているときは、識別符号発生手段が、内部識別
情報をスイッチング手段に供給することにより、スイッ
チング手段に、その供給された内部識別情報に応じたス
イッチングをさせて、アンテナにて受信された電波の、
内部識別情報に応じた反射波をアンテナから送信させ
る。一方、タイミング決定手段が動作開始信号を出力し
ていないときには、スイッチング手段は、アンテナにて
受信された電波を検波手段側に伝送する。
この様に本発明では、アンテナが質問器からの電波を
受信していないときには、アンテナで受信される電波を
検波するよう構成されており、質問器からの電波が受信
されて検波されると、内部識別情報に応じたスイッチン
グにより、質問器からの電波を内部識別信号に応じて変
調して、受信したアンテナから送信するよう構成されて
いる。すなわち、本発明によれば、識別検知距離が短く
なることもなしに、1つのアンテナで検波及び変調を行
うことができ、装置の小型化を図ることができる。ま
た、2つのアンテナを用いないので、アンテナの指向性
に優れた装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を表し、第1
図はその第1実施例としての応答器を備えた移動体識別
装置の構成を示すブロック図、第2図は信号検知器の前
処理部分を示す回路図、第3図は信号検知器の電源制御
部分と符号発生部とを示す回路図、第4図は位相変調器
を示す回路図、第5図は第1実施例の別態様の位相変調
器を示す回路図、第6図は第2実施例としての応答器の
構成を示すブロック図、第7図は第3実施例としての応
答器の構成を示すブロック図、第8図はその第3実施例
のRFスイッチ部を示す回路図、第9図は第4実施例とし
ての応答器の構成を示すブロック図、第10図はその第4
実施例のRFスイッチを示す回路図、第11図は従来の移動
体識別装置の構成を示すブロック図である。 1……質問器 2,60,70,90……応答器 11,61,71,91……共用アンテナ 12,65,75,95……RFスイッチ部 13,62,72,92……検波器 14,63,73,93……信号検知器 15,64,74,94……符号発生部 12b,67,68……位相変調器 66,97……伝送線路 96,98……RFスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】質問器から放射された所定の電波を受信し
    て、該質問器に内部識別情報を送信することにより、自
    身の搭載された移動体の識別を可能とした移動体識別装
    置用応答器であって、 前記質問器からの電波を受信する一つのアンテナと、 該アンテナにて受信された電波を検波して、検波信号を
    出力する検波手段と、 該検波手段により出力された検波信号に応じて、動作開
    始信号を出力するタイミング決定手段と、 前記アンテナと前記検波手段との間の伝送線路上に設け
    られ、該アンテナにて受信された電波を該検波手段側に
    伝送するか、該アンテナ側に反射するかを切り換えるス
    イッチング手段と、 前記タイミング決定手段により動作開始信号が出力され
    ると、前記内部識別情報を前記スイッチング手段へ供給
    する識別符号発生手段と、 を備え、 前記タイミング決定手段により前記動作開始信号が出力
    されているときには、 前記識別符号発生手段は、前記内部識別情報を前記スイ
    ッチング手段に供給することにより、該スイッチング手
    段に、該供給された内部識別情報に応じたスイッチング
    をさせて、前記アンテナにて受信された電波の、該内部
    識別情報に応じた反射波を該アンテナから送信させ、 前記タイミング決定手段により前記動作開始信号が出力
    されていないときには、 前記スイッチング手段は、前記アンテナにて受信された
    電波を前記検波手段側に伝送することを特徴とする移動
    体識別用応答器。
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