JP2864397B2 - クラッドパイプの製造方法 - Google Patents
クラッドパイプの製造方法Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B19/00—Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work
- B21B19/02—Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work the axes of the rollers being arranged essentially diagonally to the axis of the work, e.g. "cross" tube-rolling ; Diescher mills, Stiefel disc piercers or Stiefel rotary piercers
- B21B19/06—Rolling hollow basic material, e.g. Assel mills
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/38—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling sheets of limited length, e.g. folded sheets, superimposed sheets, pack rolling
- B21B2001/383—Cladded or coated products
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明はクラッドパイプの製造方法に係り、接合強度
の高いシームレスクラッドパイプを簡単且つ低コストの
製造することのできる方法を提供しようとするものであ
る。
の高いシームレスクラッドパイプを簡単且つ低コストの
製造することのできる方法を提供しようとするものであ
る。
（産業上の利用分野） クラッドパイプの製造技術。
従来の技術 クラッドパイプは耐食性ラインパイプなどを得る上に
おいて不可欠的であって、このようなクラッドパイプの
製造方法として従来知られているものは以下の如くいで
ある。
おいて不可欠的であって、このようなクラッドパイプの
製造方法として従来知られているものは以下の如くいで
ある。
外管と内管とを各別に製造してから嵌め合わせ、機
械的または熱的処理を加えることにより接合する方法
（特公平１−27805）。
械的または熱的処理を加えることにより接合する方法
（特公平１−27805）。
母材の周囲に合せ材の溶湯を供給し連続的に凝固さ
せ、更に熱間加工してクラッドパイプを製造する方法
（特開平１−157744）。
せ、更に熱間加工してクラッドパイプを製造する方法
（特開平１−157744）。
外管と内管を別々に製造した後、嵌め合わせ、熱間
あるいは冷間でプラグあるいはマンドレル圧延する方法
（特開平１−224113）。
あるいは冷間でプラグあるいはマンドレル圧延する方法
（特開平１−224113）。
（発明が解決しようとする課題） 上記したような従来法によるものでは内外管の間にお
ける剥離ないし嵌合欠陥やずれなどの発生する可能性が
高い。又製造コストが嵩み、量産的に製造した場合に品
質的バラツキが多くなるほどの不利を伴う。
ける剥離ないし嵌合欠陥やずれなどの発生する可能性が
高い。又製造コストが嵩み、量産的に製造した場合に品
質的バラツキが多くなるほどの不利を伴う。
即ち、前記したのものはそれなりにメリットを有
するとしても工程が煩雑で工数が嵩み、能率的でないな
どの傾向があるが、のマンネスマンプラグミルでシー
ムレス鋼管を製造する方法は製造可能サイズ範囲が広い
こと、および高能率であることなどで優れた点が多い。
しかし炭素鋼の外管材と、高Ni合金の内管材を組み合わ
せた二重ビレットをマンネスマンプラグミルで熱間圧延
する場合、両者の熱間における変形能が著しく異るた
め、圧延中に剥離したり、内外管にずれが生じたりし、
接合欠陥が多発するなどの欠点がある。
するとしても工程が煩雑で工数が嵩み、能率的でないな
どの傾向があるが、のマンネスマンプラグミルでシー
ムレス鋼管を製造する方法は製造可能サイズ範囲が広い
こと、および高能率であることなどで優れた点が多い。
しかし炭素鋼の外管材と、高Ni合金の内管材を組み合わ
せた二重ビレットをマンネスマンプラグミルで熱間圧延
する場合、両者の熱間における変形能が著しく異るた
め、圧延中に剥離したり、内外管にずれが生じたりし、
接合欠陥が多発するなどの欠点がある。
「発明の構成」 （課題を解決するための手段） 本発明は上記のような従来のものにおける課題を解決
するように検討を重ねて創案されたものであって、以下
の如くである。
するように検討を重ねて創案されたものであって、以下
の如くである。
1. 中空ビレットを嵌め合せてから拡散接合し、次いで
傾斜圧延することを特徴とするクラッドパイプの製造方
法。
傾斜圧延することを特徴とするクラッドパイプの製造方
法。
2. 拡散接合された中空ビレットをピアサで軽圧下して
からエロンゲータにより強圧下し所定肉厚に圧延する前
記１項に記載のクラッドパイプの製造方法。
からエロンゲータにより強圧下し所定肉厚に圧延する前
記１項に記載のクラッドパイプの製造方法。
（作 用） 中空ビレットを嵌め合せてから拡散接合し、次いで傾
斜圧延することにより剥離ないし接合欠陥のないクラッ
ドパイプを得しめる。
斜圧延することにより剥離ないし接合欠陥のないクラッ
ドパイプを得しめる。
拡散接合された中空ビレットをピアサで軽圧下してか
らエロンゲータにより強圧下し所定肉厚に圧延すること
によりクラッド層の接合を一層向上し結合欠陥やずれ込
みなどの発生を皆無化して高品質のクラッドパイプを能
率的に製造せしめる。
らエロンゲータにより強圧下し所定肉厚に圧延すること
によりクラッド層の接合を一層向上し結合欠陥やずれ込
みなどの発生を皆無化して高品質のクラッドパイプを能
率的に製造せしめる。
ピアサー圧下量（μｐ）とエロンゲータ圧下量（μ
Ｅ）との関係については、一般的に第１図に示すような
関係があり、μｐを1.1＜μｐ＜2.0とすると共にμp/μ
Ｅを1.0以下とすることにより前記したような作用を的
確に得しめることができる。
Ｅ）との関係については、一般的に第１図に示すような
関係があり、μｐを1.1＜μｐ＜2.0とすると共にμp/μ
Ｅを1.0以下とすることにより前記したような作用を的
確に得しめることができる。
（実施例） 上記したような本発明によるものの具体的な実施例に
ついて説明すると、外管としてAPI5L−X65、A335−P5お
よびSTPT42を用い、内管としてはインコロイ825、SUS31
6Lを用いて各種寸法のクラッドパイプを製造した。
ついて説明すると、外管としてAPI5L−X65、A335−P5お
よびSTPT42を用い、内管としてはインコロイ825、SUS31
6Lを用いて各種寸法のクラッドパイプを製造した。
前記外管に対して内管を嵌合させてから実施した拡散
接合は中空ビレット内にクラッド材である高合金中空ビ
レットを嵌め合わせ、境界端部をシール溶接した後、加
熱して境界面を拡散接合するが、前記シール溶接に際し
ては両ビレットの隙間を不活性ガス雰囲気または真空状
態として行う。又両ビレットの接合面はその粗さを50μ
ｍ以下とすることが好ましく、更に両ビレットの間隔を
例えば下式のような関係を満足するように選んだものと
する。
接合は中空ビレット内にクラッド材である高合金中空ビ
レットを嵌め合わせ、境界端部をシール溶接した後、加
熱して境界面を拡散接合するが、前記シール溶接に際し
ては両ビレットの隙間を不活性ガス雰囲気または真空状
態として行う。又両ビレットの接合面はその粗さを50μ
ｍ以下とすることが好ましく、更に両ビレットの間隔を
例えば下式のような関係を満足するように選んだものと
する。
ｄ≦900D1（K0−K1） 但し上式において、 d;炭素鋼又は低合金鋼中空ビレットと高合金中空ビレッ
トとの間隔 D1;高合金中空ビレットの外径 K0;炭素鋼又は低合金鋼中空ビレットの線膨張係数 K1;高合金中空ビレットの線膨脹係数 である。
トとの間隔 D1;高合金中空ビレットの外径 K0;炭素鋼又は低合金鋼中空ビレットの線膨張係数 K1;高合金中空ビレットの線膨脹係数 である。
拡散のための加熱温度としては900〜1300℃程度が好
ましい。傾斜圧延はピアサーとエロンゲータによって行
うことが好ましく、最初にピアサーによる圧下量μｐ、 但し、ＤBTは、ＢT外径 ＴBTは、ＢT肉厚 Dpは、ピアサ外径 Tpは、ピアサ肉厚 を、1.1＜μｐ＜2.0程度で行い、その後にエロゲータに
よる圧下量μＥ、 但し、ＤEは、エロンゲータ外径 ＴEは、エロンゲータ肉厚 を、前記μｐとの関係で、μp/μＥ＜1.0として実施し
た。
ましい。傾斜圧延はピアサーとエロンゲータによって行
うことが好ましく、最初にピアサーによる圧下量μｐ、 但し、ＤBTは、ＢT外径 ＴBTは、ＢT肉厚 Dpは、ピアサ外径 Tpは、ピアサ肉厚 を、1.1＜μｐ＜2.0程度で行い、その後にエロゲータに
よる圧下量μＥ、 但し、ＤEは、エロンゲータ外径 ＴEは、エロンゲータ肉厚 を、前記μｐとの関係で、μp/μＥ＜1.0として実施し
た。
又これら本発明によるものに対し比較例として前記拡
散接合処理を省略し、即ち内外管を嵌合させたものを直
ちにピアサー圧延およびエロンゲータ圧を上記したとこ
ろと同じ条件で実施した。
散接合処理を省略し、即ち内外管を嵌合させたものを直
ちにピアサー圧延およびエロンゲータ圧を上記したとこ
ろと同じ条件で実施した。
得られたクラッドパイプについての圧延結果を要約し
て示すと、次表の如くであって、拡散接合を用いた本発
明によるものは何れもずれ込みがないと共に剥離もない
高品質の製品を得ることができたのに対し、比較例の拡
散接合を採用しないものはずれ込みを生じ圧延不可能な
ものであった。
て示すと、次表の如くであって、拡散接合を用いた本発
明によるものは何れもずれ込みがないと共に剥離もない
高品質の製品を得ることができたのに対し、比較例の拡
散接合を採用しないものはずれ込みを生じ圧延不可能な
ものであった。
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、ピアサ
ーとエロンゲータの圧下量によるクラッドパイプの接合
状態を要約して示した図表である。 なおこの図面において、○は剥離なし、●は一部剥離、
×はずれ込み圧延不可を示すものである。
ーとエロンゲータの圧下量によるクラッドパイプの接合
状態を要約して示した図表である。 なおこの図面において、○は剥離なし、●は一部剥離、
×はずれ込み圧延不可を示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 武海 東京都千代田区丸の内１丁目１番２号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−47204（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−148018（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B21C 37/06 B23K 20/00
Claims (2)
- 【請求項１】中空ビレットを嵌め合せてから拡散接合
し、次いで傾斜圧延することを特徴とするクラッドパイ
プの製造方法。 - 【請求項２】拡散接合された中空ビレットをピアサで軽
圧下してからエロンゲータにより強圧下し所定肉厚に圧
延する請求項１に記載のクラッドパイプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2045594A JP2864397B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | クラッドパイプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2045594A JP2864397B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | クラッドパイプの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03248714A JPH03248714A (ja) | 1991-11-06 |
| JP2864397B2 true JP2864397B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=12723677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2045594A Expired - Lifetime JP2864397B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | クラッドパイプの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2864397B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR102013021663B1 (pt) * | 2013-08-23 | 2020-08-25 | Vallourec Soluções Tubulares Do Brasil S.A. | processo para a produção de tubo revestido por expansão e tubo revestido produzido por esse processo |
| BR102013021664B1 (pt) * | 2013-08-23 | 2020-11-10 | Vallourec Soluções Tubulares Do Brasil S.A | processo para produção de tubo cladeado por trefilação e tubo cladeado |
| JP5579910B1 (ja) * | 2013-09-30 | 2014-08-27 | 株式会社日立パワーソリューションズ | 減温管 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP2045594A patent/JP2864397B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03248714A (ja) | 1991-11-06 |
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