JP2864372B2 - 魚類用循環式水槽 - Google Patents

魚類用循環式水槽

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生きた魚類を入
れる水槽内の淡水又は海水などの水を外部の浄化装置で
循環浄化させるようにした魚類用循環式水槽に係り、特
に、水槽内の底部側を高さの低い仕切壁で複数に分割
し、複数に分割された水槽底部側の一つの分割槽から輪
番的に浄化水を水槽内に供給還元することにより、魚類
から排出された排泄物が砂層に混入又は堆積するのを防
ぐに足る水量を、小型の駆動ポンプを用いて一定の流速
で上昇させて循環浄化できるようにした魚類用循環式水
槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生きた魚類を入れた水槽では、魚
類から排出される排泄物で水槽内の淡水又は海水などの
水が汚濁され、この汚濁された水で魚類が死滅するた
め、これを防ぐために汚濁された水を排出し、浄化され
た水を逐次供給して、水槽内の水の浄化が計られてい
る。
【0003】水槽から汚濁水を排出し、浄化水を水槽に
供給する場合において、排出された汚濁水を外部に設置
された浄化装置で浄化して、浄化水として再び水槽内に
循環還元する方式が採用されることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、魚類から排
出された排泄物は底部の砂層に混入又は堆積する不都合
がある。これを防ぐには砂層の下側から一定の上昇流を
生じさせて、この上昇流で砂層に混入又は堆積する排泄
物を上昇させて砂層に混入又は堆積するのを防ぐ方式が
考えられるが、水槽が大型になると、小型の駆動ポンプ
では十分な上昇流を生じさせることができず、大型の駆
動ポンプが必要となり、コストアップの要因となってい
る。
【0005】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、水槽内の底部側を高さの低い仕切壁で
複数に分割し、複数に分割された水槽底部側の一つの分
割槽から輪番的に浄化水を水槽内に供給還元することに
より、魚類から排出された排泄物が砂層に混入又は堆積
するのを防ぐに足る水量を、小型の駆動ポンプを用いて
一定の流速で上昇させて循環浄化させることのできる魚
類用循環式水槽を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は、水槽内部中央に給排水槽を設け、給
排水槽の周りの水槽底部側を該給排水槽を中心として複
数の高さの低い仕切壁で放射状に仕切り、給排水槽の周
りの水槽底部側に複数の仕切壁で放射状に仕切られた複
数の分割槽を形成し、各分割槽の上部側に砂層を形成
し、浄化された水を水槽内に分配する給水分配盤を給排
水槽の上部側の水槽水面上方に水平回りに駆動回転自在
に設け、給水分配盤の底面の回転中心から離れた箇所に
給水分配孔を穿設し、回転移動する給水分配孔の真下の
回転移動軌跡上に複数の分配給水管の上端流入口を等間
隔でそれぞれ配置し、各分配給水管の下端流出口を上記
各分割槽に個別毎に対応させて連通接続し、給排水槽の
下部に水槽内の汚濁された水を排出する排水槽を設け、
給排水槽の上部側周面に排水槽に連通する排水孔を形成
し、上記給水分配盤の上方に給水管の給水口を下向きに
臨ませ、上記排水槽の底部に排水管の一端を接続した手
段よりなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1は魚類用循環式水槽の側断面図、図2は魚類
用循環式水槽の側断面図、図3は魚類用循環式水槽の一
部切欠き平面図である。
【0008】図において、魚類用循環式水槽1は平面か
ら見て円形の形状を有しており、その水槽内部の中央部
分には給排水槽2が設けられている。給排水槽2は平面
から見て円形の形状を有していて、円形の魚類用循環式
水槽1の内部の中心に円筒形の給排水槽2が設けられた
構造になっている。給排水槽2の周りの円環状の魚類用
循環式水槽1の内部には例えば飼育用、出荷前或いは調
理前の魚類などが飼われて泳いでいる。
【0009】円筒形の給排水槽2の上部には水平な支持
板2aが取付けられており、この支持板2aの上方には
水平回りに回転する給水分配盤2bが設けられている。
給水分配盤2bは平面から見て円形の形状を有し、その
円周状には壁面2cが一周にわたって形成されていて、
給水分配盤2bの内部には水が溜まる容器になってい
る。
【0010】平面から見て円形の給水分配盤2bの中心
部には下方に向けて回転軸2dが取付けられており、こ
の回転軸2dはその下部が支持板2aの中心部に回転自
在に軸支されていて、給水分配盤2bはこの回転軸2d
を中心として水平回りに回転できるようになっている。
【0011】給水分配盤2bの上方にはこの給水分配盤
2bを回転駆動させる駆動モーター2eが下向きに取付
けられている。駆動モーター2eは給排水槽2の一側面
から上方に延設された取付板2fに取付けられている。
駆動モーター2eの下向きの回転軸の先端にはギヤ2g
が取付けられている。
【0012】また、このギヤ2gと噛み合う雌ギヤが給
水分配盤2bの壁面2cの内周面の全周に形成されてい
て、駆動モーター2eの駆動力により回転するギヤ2g
が給水分配盤2bの壁面2cの内周面に形成された雌ギ
ヤと噛み合うことにより、給水分配盤2bをその回転軸
2dを中心として一定方向に回転させるようになってい
る。
【0013】回転軸2dを中心として回転する給水分配
盤2bの底面にはその回転中心から所定長さ離れた一箇
所に例えば円形の孔を有する給水分配孔2hが形成され
ている。この回転中心からの所定長さは後述の支持板2
aに円形上に取付けられた後述の各分配給水管2iの回
転軸2dの中心からの半径と同一となっている。給水分
配盤2bの内部の水はこの給水分配孔2hから下方に排
出分配されるようになっている。
【0014】給水分配盤2bの下方の支持板2aには、
回転軸2dを中心として同一半径上に等間隔に複数の分
配給水管2iが下向きに垂直に取付けられている。各分
配給水管2iはその上端に例えば円形の流入口を有して
おり、又その流入口の直径は上記給水分配孔2hの直径
と略同一になっている。
【0015】ところで、各分配給水管2iの回転軸2d
の中心からの半径長さは、上記の給水分配盤2bの底面
に形成された給水分配孔2hの給水分配盤2bの回転中
心からの距離と同一となっていて、回転する給水分配盤
2bの給水分配孔2hは各分配給水管2iの真上位置を
それぞれ通過するようになっている。そして、回転する
給水分配盤2bの給水分配孔2hは給水のために各分配
給水管2iの真上位置で一定時間例えば数分間停止し、
その間は給水分配孔2hと各分配給水管2iとはそれぞ
れ連通状態になる。
【0016】支持板2aに取付けられた各分配給水管2
iは給排水槽2の周りの底部側に形成された分割槽3の
数と同じだけ取付けられており、各分配給水管2iはそ
の下端流出口が水平方向に折曲されてそれぞれ対応する
1つの各分割槽3の底部側面側に接続されて、各分割槽
3に連通している。
【0017】給排水槽2の支持板2aの下方側は円筒形
の排水槽2jになっている。この排水槽2jは給排水槽
2の周りから浄化のために排出される汚濁された水を魚
類用循環式水槽1の外部に排出させる通路である。この
排水槽2jの内部には前記の複数の分配給水管2iが配
管されて通過している。排水槽2jは給水分配盤2bの
給水分配孔2hから分配給水管2iに給水される浄化さ
れた水の一部が漏れた場合の回収槽の機能も果たす。
【0018】排水槽2jの上部側周面には、給排水槽2
の周りの魚類用循環式水槽1の内部と連通する1つ又は
複数の排水孔2kが形成されている。魚類用循環式水槽
1の内部の汚濁された水はこの排水孔2kを通って排水
槽2jに入り、排水槽2jを通って外部に一旦排出され
て、排出された水は外部の図示しない浄化装置で浄化さ
れて再び魚類用循環式水槽1に循環して戻される。
【0019】魚類用循環式水槽1の内部中央の給排水槽
2の周りの底部側は、円筒形の給排水槽2を中心として
複数の高さの低い仕切壁1aで放射状に仕切られてい
る。この実施の形態では給排水槽2の周りの魚類用循環
式水槽1の底部側は、8つの高さの低い仕切壁1aで仕
切られて8分割された分割槽3がそれぞれ形成されてい
る。各分割槽3は平面から見て扇形の形状をしている。
【0020】給排水槽2の周りの魚類用循環式水槽1の
下部側には格子1bが円環状の平面状に配置されてい
る。格子1bは魚類用循環式水槽1の底部側を8分割の
放射状に仕切る高さの低い各仕切壁1aの上端で支持さ
れている。給排水槽2の周りの魚類用循環式水槽1の内
部は、この格子1bを挟んでその下側が仕切壁1aによ
って8つの分割槽3に分割されている。
【0021】給排水槽2の周りの魚類用循環式水槽1の
下部側に円環状に配置された格子1b上には、通水性の
ネット1cが敷設されている。そして、ネット1c上に
は例えば砂が積層されて魚類が好む砂層1dが形成され
ている。通水性のネット1cの網目間隔は格子1bの格
子間隔及び砂層1dの砂の径より小さいものが使用され
ている。砂層1dによって、魚類から排出される排泄物
が分割槽3内に沈澱するのが防がれる。
【0022】給排水槽2の前記給水分配盤2bの上方に
は、魚類用循環式水槽1の外部に設けられた図示しない
浄化装置で浄化された水を再び、魚類用循環式水槽1に
戻す給水管4が配管されている。給水管4の先端は下向
きに折曲されてその給水口4aが給水分配盤2bの回転
中心部の上方に臨むように配置されている。
【0023】また、給排水槽2の排水槽2jの底部に
は、魚類用循環式水槽1の汚濁された水を外部に設けら
れた図示しない浄化装置に送り出す排水管5の一端が接
続されて配管されている。排水管5は図示しない浄化装
置を経て上記の給水管4と連通状態になっていて。これ
らの給水管4と排水管5とは魚類用循環式水槽1の汚濁
された水を浄化させて元に戻す循環通路を構成してい
る。
【0024】さらに、互いに連通する給水管4と排水管
5との途中には、魚類用循環式水槽1の汚濁された水を
循環させる駆動ポンプ6が設けられていて、この駆動ポ
ンプ6により、魚類用循環式水槽1の汚濁された水は、
排水管5を通って外部の図示しない浄化装置に送り込ま
れ、そこで浄化された水は給水管4を通って再び魚類用
循環式水槽1の内部に循環して戻される。
【0025】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。魚類用循環式水槽1で飼
われている魚類からの排泄物で汚濁された水槽1内の水
を、外部の図示しない浄化装置で浄化させて再び元に戻
す場合には、駆動モーター2e及び駆動ポンプ6を駆動
させる。
【0026】これらの駆動モーター2e及び駆動ポンプ
6を駆動させると、魚類用循環式水槽1内の汚濁された
水は、給排水槽2の下部側の排水槽2jの上部側周面に
形成された排水孔2kから排水槽2jの内部に流入し、
排水槽2jの底部から排水管5内に排出される。
【0027】排水管5内に排出された汚濁水は、排水管
5内を流れて図示しない外部の浄化装置に送られ、そこ
で浄化される。
【0028】そして、図示しない浄化装置で浄化された
浄化水は、駆動ポンプ6によって給水管4内を圧送され
て、給水管4の先端の給水口4aからその下方の給排水
槽2の上部の給水分配盤2b内に流れ落ちて流入する。
【0029】ところで、浄化水が流入する給水分配盤2
bは、駆動モーター2eの駆動により、駆動モーター2
eの回転軸の先端に固設されたギヤ2gと給水分配盤2
bの壁面2cの全周に形成された雌ギヤとの噛み合いに
よって、供給のために例えば数分間の一時停止を繰り返
しながら、回転軸2dを中心として一定方向に回転して
いる。
【0030】駆動モーター2eによって回転している給
水分配盤2bの底面には1箇所に給水分配孔2hが穿設
されており、この給水分配孔2hは供給のために例えば
数分間の一時停止を繰り返しながら回転軸2dを中心と
してその周囲を一定の速度で回転している。
【0031】この給水分配孔2hが回転する軌跡の真下
には複数の分配給水管2iの上端流入口が円周方向に配
置されていて、回転する給水分配孔2hは円周方向に配
置されている各分配給水管2iの上端流入口の真上を、
供給のために例えば数分間の一時停止を繰り返しながら
通過移動する。
【0032】給水管4の給水口4aから給水分配盤2b
内に流れ込んだ浄化水は、給水分配盤2bの底面に穿設
された給水分配孔2hから下方に排出されるが、給水分
配孔2hは円周方向に配置された各分配給水管2iの上
端流入口の真上で、供給のために例えば数分間の一定時
間の停止を繰り返しながら通過移動するため、給水分配
孔2hから排出される浄化水は、複数の各分配給水管2
i内にそれぞれ同じ割合で満遍なく均等に分配されて流
入する。
【0033】そして、複数の各分配給水管2i内にそれ
ぞれ同じ割合で満遍なく均等に分配されて流入した浄化
水は、各分配給水管2i内を流れ落ちて、その下端流出
口から円環状の魚類用循環式水槽1の底部側に形成され
た各分割槽3内にそれぞれ均等に流入する。
【0034】魚類用循環式水槽1の底部側に形成された
各分割槽3内に均等に流入した浄化水は、分割槽3内に
均一に拡がる。そして、分割槽3内に均一に拡がった浄
化水は、後から連続して流入する他の浄化水によって分
割槽3内を上昇させられ、分割槽3の上面に敷設された
通水性の格子1b及びネット1cを通過して砂層1dに
入り、その砂層1d内を上昇して砂層1dの上面から魚
類用循環式水槽1内に戻される。
【0035】この場合において、浄化水は下から供給さ
れ、汚濁水は上部から排出されるため、魚類用循環式水
槽1内には上昇流が生じて、砂層1dの表面に沈澱堆積
する排泄物や砂層1dの内部に混入する排泄物は上昇流
によって水槽上部の排水孔2kから汚濁水と共に排出さ
れるため、排泄物が砂層1dに混入又は堆積するのを防
ぐことができる。
【0036】例えば、毎分900リットル揚量(循環水
量)能力の駆動ポンプ6では、1区割6m2の分割槽3に
2分30秒間給水すると2.25m3となり、流速は毎分
15cmになる。 900リットル×2.5分÷6m2=37.5cm 1分間当たりの流速=15cm 即ち、この流速量を上昇流として砂層1dに与えること
で砂の流失はなく、排泄物のみが効果的に満遍なく除去
されることになる。
【0037】浄化水は魚類用循環式水槽1の底部側の各
分割槽3に均等に分配され、その底部側の各分割槽3か
ら流入するため、魚類用循環式水槽1の内部の水は全域
で均等に下から上昇する浄化水によって置き換えられて
浄化させられる。
【0038】また、魚類用循環式水槽1内の水を浄化す
るために循環させる場合において、給水分配盤2bの給
水分配孔2hを利用して浄化水を、各分配給水管2iに
上昇流を生じさせるに必要な水流を均等に分配させて、
各分配給水管2iと連通する各分割槽3から魚類用循環
式水槽1の底部側の全域から浄化水を循環して戻すよう
にしたから、浄化のための循環駆動する駆動ポンプ6は
小型のものを使用することができ、大型の駆動ポンプを
使用することなく魚類用循環式水槽1内の水を循環浄化
させることができる。
【0039】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る魚類用循環式水槽によれば、給水分配孔が穿設
された給水分配盤を回転させて、給水分配盤に供給され
た浄化水を回転移動する給水分配孔からその真下の回転
軌跡上に配置された複数の分配給水管を通じて、水槽内
の底部側に高さの低い仕切壁で複数に分割された水槽底
部側の各分割槽に、それぞれ一つの分割槽から輪番的に
浄化水を水槽内に供給還元することにより、魚類から排
出された排泄物が砂層に混入又は堆積するのを防ぐに足
る水量を、小型の駆動ポンプを用いて一定の流速で上昇
させることができ、排泄物が砂層に混入又は堆積するの
を防ぐことができる。このように、大型の駆動ポンプを
使用することなく、小型の駆動ポンプを用いてこれを行
うことができるので、装置全体のコストアップを防ぐこ
とができ、さらにランニングコストも廉価にすることが
できる。
【0041】また、各分割槽の上部側に砂層を形成して
いるので、魚類から排出される排泄物が浄化水が流入す
る分割槽内に沈澱するのを砂層で防ぐことができ、又魚
類の好む砂層を水底に造ることにより、魚類の生育環境
を良くすることができる等、極めて新規的有益なる効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す魚類用循環式水槽
の側断面図である。
【図2】この発明の実施の形態を示す魚類用循環式水槽
の側断面図である。
【図3】この発明の実施の形態を示す魚類用循環式水槽
の一部切欠き平面図である。
【符号の説明】
1 魚類用循環式水槽 1a 仕切壁 1b 格子 1c ネット 1d 砂層 2 給排水槽 2a 支持板 2b 給水分配盤 2c 壁面 2d 回転軸 2e 駆動モーター 2f 取付板 2g ギヤ 2h 給水分配孔 2i 分配給水管 2j 排水槽 2k 排水孔 3 分割槽 4 給水管 4a 給水口 5 排水管 6 駆動ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01K 63/00 - 63/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽内部中央に給排水槽を設け、給排水
    槽の周りの水槽底部側を該給排水槽を中心として複数の
    高さの低い仕切壁で放射状に仕切り、給排水槽の周りの
    水槽底部側に複数の仕切壁で放射状に仕切られた複数の
    分割槽を形成し、各分割槽の上部側に砂層を形成し、浄
    化された水を水槽内に分配する給水分配盤を給排水槽の
    上部側の水槽水面上方に水平回りに駆動回転自在に設
    け、給水分配盤の底面の回転中心から離れた箇所に給水
    分配孔を穿設し、回転移動する給水分配孔の真下の回転
    移動軌跡上に複数の分配給水管の上端流入口を等間隔で
    それぞれ配置し、各分配給水管の下端流出口を上記各分
    割槽に個別毎に対応させて連通接続し、給排水槽の下部
    に水槽内の汚濁された水を排出する排水槽を設け、給排
    水槽の上部側周面に排水槽に連通する排水孔を形成し、
    上記給水分配盤の上方に給水管の給水口を下向きに臨ま
    せ、上記排水槽の底部に排水管の一端を接続したことを
    特徴とする魚類用循環式水槽。
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