JPH05316899A - 鑑賞魚用水槽水の濾過装置 - Google Patents

鑑賞魚用水槽水の濾過装置

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JPH05316899A
JPH05316899A JP14997592A JP14997592A JPH05316899A JP H05316899 A JPH05316899 A JP H05316899A JP 14997592 A JP14997592 A JP 14997592A JP 14997592 A JP14997592 A JP 14997592A JP H05316899 A JPH05316899 A JP H05316899A
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JP
Japan
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water
filter
water tank
filtration
filtering
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Application number
JP14997592A
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English (en)
Inventor
Koji Ginyama
孝司 銀山
Seiji Amano
清司 天野
Toshihiko Kato
俊彦 加藤
Kiyoshi Toyoshima
喜義 豊島
Takeshi Nagai
武 永井
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鑑賞魚を飼育するための、飼育する魚に応じて
適切な濾過能力をもっとともに、濾材の洗浄や交換が容
易な水槽水の濾過装置。 【構成】水槽15内の水16をオーバフロー管17を介
してオーバフローさせ、濾材26,27,28が配備し
積層した濾過箱21a,b,cより構成され、水槽の下
方に配備された濾過装置19を流下させて濾過し、溜ま
った水をポンプ25で再び水槽に戻す。 【効果】個々の濾材が大きくても洗浄や交換が容易であ
り、また粒状濾材を含めあらゆる濾材を任意の段数及び
配列で積層できる、また装置の設置に特別の面積が必要
でない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水の濾過装置に係り、特
に金魚、海水魚、熱帯魚等の鑑賞魚を飼育する水槽内の
水の濾過層に関するものである。
【0002】
【従来技術】最近家庭内で金魚、海水魚、熱帯魚等各種
の鑑賞魚が盛んに飼育されるようになり、これに関連す
る飼育装置が種々開発されているが、この中で水槽内の
水を浄化するための濾過装置が最も重要な装置である。
【0003】鑑賞魚用水槽の濾過には、濾過装置を水槽
に対して配備する位置により、水槽の底面に配備する底
面濾過方式、水槽の上部に配備する上部濾過方式、水槽
の外に配備する外部濾過方式、水槽の側面に取り付ける
側面濾過方式、水槽内に投げ込む投げ込み式濾過方式等
がある。
【0004】上記したような様々な濾過方式は、水槽の
大きさの有効利用、美観、濾過面積、値段、水草の成育
のし易さ、セツトの容易さ等が各々異なるので、その飼
育目的に合致した方式が用いられている。
【0005】上記したように濾過方式に差が有っても、
濾過装置の基本的な構成は総て同一であるので、図4に
示す上部濾過方式の濾過装置の縦断面図により従来の濾
過装置を説明する。
【0006】図4において、1が濾過装置であり、2が
濾過槽で、濾過槽2には濾過層3が形成されていて、こ
の濾過層3はスノコ4の上に濾砂5、荒目のマツト6、
細目のマツト7及び8等の濾材を順次積層して形成す
る。
【0007】9は濾過層3の上部に配備された無数の散
水穴10を設けた散水管であり、11は濾過槽2を覆う
蓋である。
【0008】11は図示しない水槽内の水を汲み上げる
ためのモータポンプであり、13はモータポンプ11で
汲み上げた水槽内の水を濾過槽2の散水管9に送るため
の送水パイプである。
【0009】以上のように構成される濾過装置では、モ
ータポンプ12で汲み上げた水槽内の水は散水管9の無
数の散水穴10から濾過層3上に散水され、この濾過層
3に散水された水は濾過層3を通って濾過されながら流
下して行き、図示しない濾過槽2の底面に接続する落水
パイプを通って水槽に戻る。
【0010】このような濾過を続けると濾過層3が汚れ
るので、適当な時期に濾過槽2の蓋11を開けて濾材
5、6、7、8を取り出し洗浄や交換を行い、絶えず濾
過が適切に行われるようにする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
濾過装置においては、前記した濾材が汚れた場合の洗浄
或は交換は容易でなかった。
【0012】すなわち、濾過層3は前記したように複数
の濾材を積層して形成されしかも濾過槽2に密閉されて
収納されているので、濾砂まで含まれる濾材を取り出す
こと自体が容易でない上に、一部の濾材が汚れた場合で
も全体を取り出さなければならなかった。
【0013】このため、濾過面積を大きくするために大
型としたり、濾過効率の関係で積層する濾材の数を増や
したりした場合には取り出しが容易でなく、特に最近盛
んになった海水魚の飼育の場合には、魚の糞や残った餌
からアンモニアが発生するのを防いで水のPHを精密に
管理する必要から濾材を頻繁に洗浄したり交換したりし
なければならなくなり、この作業が大変となる。
【0014】本発明は、前記したような従来技術の欠点
を解消し、例え大型の装置であっても、必要に応じて所
定の濾材に限って容易に取り出して洗浄或は交換が行
え、水槽内の水を絶えず良好な状態に保つことのできる
濾過装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、鑑賞
魚を飼育する水槽内の水を濾材を通して自然流下させ濾
過した後に再び水槽に戻す鑑賞魚用水槽水の濾過装置で
あつて、複数種類の濾材を個別に着脱自在の箱体に収容
し積層配備したことを特徴とし、また水槽内の水がオー
バフロー管を介して水槽の下方に配備された濾過装置に
自然流出することを特徴とする鑑賞魚用水槽水の濾過装
置である。
【0016】
【発明の作用】本発明は以上のように構成され、濾材が
着脱自在の箱体に収容されて積層されているので任意の
濾材を取り出して洗浄或は交換が行え、特に従来取り出
すのが非常に難しかった砂状の濾材でも容易に取り出せ
るようになる。
【0017】また水槽内の水をオーバフロー管を介して
水槽の下方に配備した濾過装置に送って濾過するように
すると、濾材の濾過面積を大きくしたり、積層数を多く
したりしたために大型になった濾過装置でも容易に配備
できる。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。
【0019】本発明の実施例の正面図が図1に、側面図
が図2に、濾材を収納する箱の斜視図が図3に示されて
いる。
【0020】14が水槽を載せるとともに濾過装置を配
備するための置台であり、15が魚を飼育するための水
16が張られた水槽である。
【0021】17は水槽15内の水16を濾過装置に送
るためオーバフローさせるオーバフロー管であり、この
オーバフロー管17は水槽15の底面及び置台14の上
板を貫通し下端に固着した無数の散水穴を設けた散水板
18が濾過装置19の上方に位置するように配備されて
いる。
【0022】濾過装置19は置台14の底板24の上に
ポンプ25が配備された水溜箱20を載せ、その上に活
性炭、砂利、マツト等の各種濾材26、27、28を収
納した複数の濾過箱21a、21b、21cが垂直の支
柱に固着された案内レール23を介して引き出し自在に
積み重ねられて構成されている。
【0023】濾過箱21は図3の斜視図に示す通りであ
り、底板29には無数の通水穴30が設けられており、
底板29の下方には通水穴30から漏れる水を受けるた
めのトレイ31がスライド自在に配備されている。
【0024】32はポンプ25で汲み上げた水を水槽1
5に送る送水管であり、水がオーバフロー管17と最も
離れた位置で水槽内に放出されるよう配管されている。
【0025】以上のように構成される濾過装置19で水
槽15内の水16を濾過する場合は、各濾過箱21の下
方に配備されたトレイ31は引き抜いて置く。
【0026】この状態で水槽15内の水16はオーバフ
ロー管17を通じてオーバフローして散水板18から濾
過装置19の上に散水する。
【0027】濾過装置19に対して散水されれた水はま
ず一番上の濾過箱21aで濾材28で濾過され、この濾
過された水はトレイ31が引き抜かれているので底板2
9の通水穴30からその下の濾過箱21bに落ち濾材2
7で濾過された後濾過箱21cに落ち濾材26で濾過さ
れる。
【0028】最後の濾過箱21cで濾材26で濾過され
た水は一番下の水溜箱20に溜められ、この水溜箱20
に溜まった水はポンプ25により送水管32を介して水
槽15に再び戻される。
【0029】以上の実施例は濾過装置を水槽の真下に配
備しているが、設置面積に余裕がある場合には水槽の横
に配備するようにしても良いし、装置が小型の場合には
従来例として示したと同様水槽の上方に配備しても良
く、要するに水槽内の水の密閉された強制循環路でなけ
れば、いかなる位置にも配備できる。
【0030】以上のようにして水槽15内の水16は濾
過装置19で濾過されるが、濾材が汚れて洗浄或は交換
が必要になった場合には、まずポンプ25を止める。
【0031】その後、洗浄或は交換を必要とする濾材の
入った濾過箱を下にトレイ31をはめ込み箱中の水が下
にこぼれないようにしてから引き抜き、箱中の濾材を取
り出し洗浄或は交換を行う。
【0032】濾材の洗浄或は交換が終わった濾過箱を再
び濾過装置19の所定の位置にはめ込み、ポンプ25を
運転して濾過を再開する。
【0033】このようにして濾過装置19の濾材の洗浄
或は交換を濾材が汚れた濾過箱に限って行いつつ水槽1
5内の水16の濾過を続けて行く。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のような構成及び作用のも
のであり、濾材が濾過箱に入れられて個々に分けられて
いるので、水槽の大きさや飼育する魚の種類に応じ濾材
の種類、大きさ、組合せを自由に選んで濾過能力を高める
とともに、濾材の洗浄或は交換といった管理が容易かつ
経済的に行える濾過装置を提供する。
【0035】まず濾材の入った濾過箱は個々に取り扱え
るので、その大きさにかかわらず濾過箱を容易に引き出
して濾材を洗浄したり或は交換したりでき、濾材を大き
くして濾過面積を大きくするのが容易である。
【0036】次に、従来は砂利、活性炭等の粒状濾材は、
種類の異なる濾材が相互に交じり合ってしまい単独で取
り扱いにくく、しかも洗浄や交換が容易でないために利
用に制限があり、主に濾過層の一番下の層として用いら
れるだけであったが、濾過箱に入れてカセツト的に容易
に単独で取り扱えるので、濾過層中のいかなる位置にも
配備できるとともに、洗浄や交換も容易にでき、利用が
容易となる。
【0037】さらに、配備する濾過箱の段数を増すこと
により容易に濾材層の数を増すことができ、これにより
濾過能力を高めたり、飼育する魚の種類に応じた濾材の
組合せの濾過層に容易に変えられる。
【0038】また、濾材の面積を大きくしたり、積層数
を多くしたりして濾過装置を大型化しても、装置は水槽
の下に容易に配備できるので特別大きな設置面積を必要
としない。
【0039】この他に、本発明の装置では濾過される水
が一つの濾過箱での濾過を終わってその下の次の濾過箱
に落ちる際に空気と接触するので、水中の溶存酸素が増
して多孔質の濾材表面に好気性のバクテリアの繁殖が盛
んになり、有機物の分解が効果的に行え、濾過効果が増
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の正面図、
【図2】 実施例の側面図、
【図3】 濾過箱の斜視図、
【図4】 従来例の斜視図。
【符号の簡単な説明】
15 水槽 16 水 17 オーバフロー管 18 散水板 19 濾過装置 21a,b,c 濾過箱 25 ポンプ 26,27,28 濾材
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6953−4D B01D 35/02 C (72)発明者 豊島 喜義 東京都中央区京橋3丁目1番1号蛇の目ミ シン工業株式会社内 (72)発明者 永井 武 東京都中央区京橋3丁目1番1号蛇の目ミ シン工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鑑賞魚を飼育する水槽内の水を濾材を通し
    て自然流下させ濾過した後に再び水槽に戻す鑑賞魚用水
    槽水の濾過装置であつて、複数種類の濾材を個別に着脱
    自在の箱体に収容し積層配備したことを特徴とする鑑賞
    魚用水槽水の濾過装置。
  2. 【請求項2】水槽内の水がオーバフロー管を介して水槽
    の下方に配備された濾過装置に自然流出することを特徴
    とする請求項1記載の鑑賞魚用水槽水の濾過装置。
JP14997592A 1992-05-18 1992-05-18 鑑賞魚用水槽水の濾過装置 Pending JPH05316899A (ja)

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JP14997592A JPH05316899A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 鑑賞魚用水槽水の濾過装置

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JP14997592A JPH05316899A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 鑑賞魚用水槽水の濾過装置

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JPH05316899A true JPH05316899A (ja) 1993-12-03

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JP14997592A Pending JPH05316899A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 鑑賞魚用水槽水の濾過装置

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