JP2003145187A - 水の浄化装置 - Google Patents
水の浄化装置Info
- Publication number
- JP2003145187A JP2003145187A JP2001353427A JP2001353427A JP2003145187A JP 2003145187 A JP2003145187 A JP 2003145187A JP 2001353427 A JP2001353427 A JP 2001353427A JP 2001353427 A JP2001353427 A JP 2001353427A JP 2003145187 A JP2003145187 A JP 2003145187A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pipe
- bottom plate
- board
- water tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】水槽等の底部に砂利や細砂等を敷きつめること
の妨げとならず、景観を損なうこともなく、好気性菌の
繁殖も良好に行え、しかも取り扱い、メンテナンスも容
易に実行することのできる水の浄化装置を提供する。 【解決手段】 囲壁と、底板と、底板とスペ−ス
を保持した通水板と、その通水板の一端に前記底板から
立設された仕切り板からなる濾材の収容室を水槽の上部
開口に前記底板を当接させてセットする。前記したスペ
−スに水槽内に取り付けられる水中ポンプで水槽内の水
を送り込む。前記仕切り板の外方には活性炭等の脱臭剤
を収納したボックスをガイドレ−ルに沿って着脱可能に
設置する。また、仕切り板の外方に底板を貫通する二重
管を備え、その内管の下端は外管から突出されてストレ
−ナを設け、かつ、その内管内には下端に細かい気泡を
放出する木片を取り付けた送気管を設け、外管の下方に
は排水口を、上方には不純物を含んだ泡の排出管を設け
る。
の妨げとならず、景観を損なうこともなく、好気性菌の
繁殖も良好に行え、しかも取り扱い、メンテナンスも容
易に実行することのできる水の浄化装置を提供する。 【解決手段】 囲壁と、底板と、底板とスペ−ス
を保持した通水板と、その通水板の一端に前記底板から
立設された仕切り板からなる濾材の収容室を水槽の上部
開口に前記底板を当接させてセットする。前記したスペ
−スに水槽内に取り付けられる水中ポンプで水槽内の水
を送り込む。前記仕切り板の外方には活性炭等の脱臭剤
を収納したボックスをガイドレ−ルに沿って着脱可能に
設置する。また、仕切り板の外方に底板を貫通する二重
管を備え、その内管の下端は外管から突出されてストレ
−ナを設け、かつ、その内管内には下端に細かい気泡を
放出する木片を取り付けた送気管を設け、外管の下方に
は排水口を、上方には不純物を含んだ泡の排出管を設け
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は水の浄化装置に関
し、特に観賞魚、水草等を飼育、育成するための水槽を
はじめ養殖槽や生け簀等における溜水を常に清浄なもの
に保っておくための水の浄化装置に関する。
し、特に観賞魚、水草等を飼育、育成するための水槽を
はじめ養殖槽や生け簀等における溜水を常に清浄なもの
に保っておくための水の浄化装置に関する。
【０００２】
【発明の背景】従来より、前記した類の溜水にはこれを
清浄に保持するための浄化装置が付設されることが通例
とされており、この浄化装置は一般的にフィルタ−を具
備し、そのフィルタ−に通水することで水内の汚れを濾
過するものとされている。
清浄に保持するための浄化装置が付設されることが通例
とされており、この浄化装置は一般的にフィルタ−を具
備し、そのフィルタ−に通水することで水内の汚れを濾
過するものとされている。
【０００３】この浄化装置は特に観賞魚や水草等を飼
育、育成する水槽にあっては水槽外から内部を見ること
が大前提にあるため、水の透明度と共に生物の生存に必
要な清潔さも必要となり、加えて、自然景観の再現性も
需要者にとっての趣味感を満足させる大きな要素となっ
てくる。
育、育成する水槽にあっては水槽外から内部を見ること
が大前提にあるため、水の透明度と共に生物の生存に必
要な清潔さも必要となり、加えて、自然景観の再現性も
需要者にとっての趣味感を満足させる大きな要素となっ
てくる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水の浄化装置はマット状のフィルタ−として水槽の底面
に敷設し、その上に砂利、細砂等を敷きつめるタイプ
や、水槽底面に載置あるいは水槽の内壁面に吸盤等で取
り付けるタイプのものが大勢を占めている。そのため、
水槽内の景観上邪魔となったり、底面載置タイプの場合
は砂利、細砂の敷設の妨げともなってしまう。さらに、
マット状フィルタ−の場合にはその洗浄等のメンテナン
スが非常に煩わしい作業となってしまう。
水の浄化装置はマット状のフィルタ−として水槽の底面
に敷設し、その上に砂利、細砂等を敷きつめるタイプ
や、水槽底面に載置あるいは水槽の内壁面に吸盤等で取
り付けるタイプのものが大勢を占めている。そのため、
水槽内の景観上邪魔となったり、底面載置タイプの場合
は砂利、細砂の敷設の妨げともなってしまう。さらに、
マット状フィルタ−の場合にはその洗浄等のメンテナン
スが非常に煩わしい作業となってしまう。
【０００５】また、近時は水槽の底部や内壁面にセット
することを避け、水槽上にボックス状とした濾過装置を
セットするものも知られている。この装置はボックス上
方に散水パイプを渡し、循環水をシャワ−状に降り注ぐ
ことで濾材に水を接触させるものであるが、シャワ−は
満遍なく行きわたることがないためにその行きわたらな
い個所には好気性菌が繁殖しにくいという欠点があっ
た。
することを避け、水槽上にボックス状とした濾過装置を
セットするものも知られている。この装置はボックス上
方に散水パイプを渡し、循環水をシャワ−状に降り注ぐ
ことで濾材に水を接触させるものであるが、シャワ−は
満遍なく行きわたることがないためにその行きわたらな
い個所には好気性菌が繁殖しにくいという欠点があっ
た。
【０００６】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した従来の実情、
問題点に着目してなされたもので、底部に砂利や細砂等
を敷きつめることの妨げとならず、景観を損なうことも
なく、好気性菌の繁殖も良好に行え、しかも取り扱い、
メンテナンスも容易に実行することのできる水の浄化装
置を提供することを目的としている。
問題点に着目してなされたもので、底部に砂利や細砂等
を敷きつめることの妨げとならず、景観を損なうことも
なく、好気性菌の繁殖も良好に行え、しかも取り扱い、
メンテナンスも容易に実行することのできる水の浄化装
置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る水の浄化装置は囲壁と、その囲壁の下
方に備えられた底板を有し、その底板とスペ−スを介し
て通水板を備え、その通水板の一端に前記底板から立設
された仕切り板を備えて濾材の収容室を形成するととも
に、前記仕切り板の外方に前記底板を貫通した戻しパイ
プを備え、水槽の上部開口に前記底板を当接させてセッ
トされることを特徴とし、前記した底板と通水板とによ
るスペ−スに水槽内に取り付けられる水中ポンプで水槽
内の水を送り込むことを特徴とし、前記した仕切り板の
外方には活性炭等の脱臭剤が収納されたボックスがガイ
ドレ−ルに沿って着脱可能に備えられていることを特徴
としている。
に、本発明に係る水の浄化装置は囲壁と、その囲壁の下
方に備えられた底板を有し、その底板とスペ−スを介し
て通水板を備え、その通水板の一端に前記底板から立設
された仕切り板を備えて濾材の収容室を形成するととも
に、前記仕切り板の外方に前記底板を貫通した戻しパイ
プを備え、水槽の上部開口に前記底板を当接させてセッ
トされることを特徴とし、前記した底板と通水板とによ
るスペ−スに水槽内に取り付けられる水中ポンプで水槽
内の水を送り込むことを特徴とし、前記した仕切り板の
外方には活性炭等の脱臭剤が収納されたボックスがガイ
ドレ−ルに沿って着脱可能に備えられていることを特徴
としている。
【０００８】また、本発明に係る水の浄化装置は前記し
た仕切り板の外方に前記した底板を貫通する二重管を備
え、その内管の下端は外管から突出されてストレ−ナが
設けられ、かつ、その内管内には下端に細かい気泡を放
出する木片を取り付けた送気管が設けられ、外管の下方
には排水口が備えられ、上方には不純物を含んだ泡の排
出管が備えられていることを特徴としている。
た仕切り板の外方に前記した底板を貫通する二重管を備
え、その内管の下端は外管から突出されてストレ−ナが
設けられ、かつ、その内管内には下端に細かい気泡を放
出する木片を取り付けた送気管が設けられ、外管の下方
には排水口が備えられ、上方には不純物を含んだ泡の排
出管が備えられていることを特徴としている。
【０００９】
【作用】上記した構成としたことにより、水槽をはじめ
とする溜水の上方に装置がセットされることとなり、水
槽内の景観を損なうことなく、また、全体に水が循環さ
れることで好気性菌の繁殖も促されることとなる。加え
て、他の装置を付加することで臭気や蛋白質等も除去す
ることができ、常に清浄な状態を保持することができる
水の浄化装置となるのである。
とする溜水の上方に装置がセットされることとなり、水
槽内の景観を損なうことなく、また、全体に水が循環さ
れることで好気性菌の繁殖も促されることとなる。加え
て、他の装置を付加することで臭気や蛋白質等も除去す
ることができ、常に清浄な状態を保持することができる
水の浄化装置となるのである。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して説明する。図１は本発明を観賞魚用
水槽について実施した水の浄化装置を示す縦断面図であ
る。
態を図面を参照して説明する。図１は本発明を観賞魚用
水槽について実施した水の浄化装置を示す縦断面図であ
る。
【００１１】図１にあって符号１は水の浄化装置本体を
示しており、この水の浄化装置本体１は水槽２の上面開
口縁上に載置されるものとなっている。この実施の形態
にあっては水槽２として直方体のものを想定している。
示しており、この水の浄化装置本体１は水槽２の上面開
口縁上に載置されるものとなっている。この実施の形態
にあっては水槽２として直方体のものを想定している。
【００１２】水の浄化装置本体１は水槽２の側壁２ａよ
りもやや大きめとし、その側壁２ａと沿うように矩形に
形成された囲壁３を有している。この囲壁３の下方内側
には、その囲壁３の下端からやや上方とした位置に底板
４が架設固定されており、この底板４が水槽２の側壁２
ａの上端縁と当接されるものとなっている。
りもやや大きめとし、その側壁２ａと沿うように矩形に
形成された囲壁３を有している。この囲壁３の下方内側
には、その囲壁３の下端からやや上方とした位置に底板
４が架設固定されており、この底板４が水槽２の側壁２
ａの上端縁と当接されるものとなっている。
【００１３】この底板４には、その底板４の一方側に片
寄せて水槽２内の水を汲み上げるストレ−ナ５ａを備え
た水中ポンプ５が取り付けられている。
寄せて水槽２内の水を汲み上げるストレ−ナ５ａを備え
た水中ポンプ５が取り付けられている。
【００１４】また、前記した底板４の上面には前記した
水中ポンプ５と所定の距離を隔てた位置に仕切り板６が
立設されており、この仕切り板６は囲壁３よりも短尺サ
イズのものとされている。
水中ポンプ５と所定の距離を隔てた位置に仕切り板６が
立設されており、この仕切り板６は囲壁３よりも短尺サ
イズのものとされている。
【００１５】この仕切り板６と前記した水中ポンプ５側
の囲壁３との間には前記した底板４と平行に、かつ、そ
の底板４とスペ−ス７を介して通水板８が架設固定され
たものとなっている。この通水板８には多数の通水孔８
ａ・８ａ‥が穿設されている。
の囲壁３との間には前記した底板４と平行に、かつ、そ
の底板４とスペ−ス７を介して通水板８が架設固定され
たものとなっている。この通水板８には多数の通水孔８
ａ・８ａ‥が穿設されている。
【００１６】この通水板８と前記した仕切り板６及び水
中ポンプ５側の囲壁３とによってボックス状をした濾材
９・９‥の収容室１０が形成されるもので、この収容室
１０内には粒度を通水孔８ａ・８ａ‥より大きいものと
した濾材９・９‥が充填収容される。
中ポンプ５側の囲壁３とによってボックス状をした濾材
９・９‥の収容室１０が形成されるもので、この収容室
１０内には粒度を通水孔８ａ・８ａ‥より大きいものと
した濾材９・９‥が充填収容される。
【００１７】さらに、前記した底板４には仕切り板６の
外方にエルボ形とした戻しパイプ１１が貫通して備えら
れている。そして、やはり底板４上で仕切り板６の外方
には上下方向にガイドレ−ル１２が設けられ、このガイ
ドレ−ル１２に沿って活性炭等の脱臭剤が収容された脱
臭剤ボックス１３が着脱自在に備えられたものとなって
いる。
外方にエルボ形とした戻しパイプ１１が貫通して備えら
れている。そして、やはり底板４上で仕切り板６の外方
には上下方向にガイドレ−ル１２が設けられ、このガイ
ドレ−ル１２に沿って活性炭等の脱臭剤が収容された脱
臭剤ボックス１３が着脱自在に備えられたものとなって
いる。
【００１８】また、やはり底板４には仕切り板６の外方
に二重管構造とされた濾過装置の大径外管１４が貫通し
て取り付けられている。この外管１４内には小径の内管
１５がその下端を外管１４の底面から外方に突出させて
備えられており、この突出された内管１５の下端にはス
トレ−ナ１６が備えられているもので、この内管１５の
上端開口は外管１４の途中部分に位置されるようになっ
ている。
に二重管構造とされた濾過装置の大径外管１４が貫通し
て取り付けられている。この外管１４内には小径の内管
１５がその下端を外管１４の底面から外方に突出させて
備えられており、この突出された内管１５の下端にはス
トレ−ナ１６が備えられているもので、この内管１５の
上端開口は外管１４の途中部分に位置されるようになっ
ている。
【００１９】この内管１５内には送気管１７が挿通され
ている。この送気管１７の上端は外管１４の開口縁より
突出されエアポンプ（エアコンプレッサ−）等の送気手
段と連結するチュ−ブ１８が接続されている。そして、
送気管１７の下端には送られてきた空気を細かい気泡１
９・１９‥として内管１５内に放出する木片（ウッドス
トン）２０が連結して取り付けられている。
ている。この送気管１７の上端は外管１４の開口縁より
突出されエアポンプ（エアコンプレッサ−）等の送気手
段と連結するチュ−ブ１８が接続されている。そして、
送気管１７の下端には送られてきた空気を細かい気泡１
９・１９‥として内管１５内に放出する木片（ウッドス
トン）２０が連結して取り付けられている。
【００２０】さらに、前記した外管１４の上面開口近く
には、気泡１９・１９‥及びその気泡１９・１９に付着
した蛋白質や細かい塵埃を外部に排出する排出管２１の
先端が挿入されており、この排出管２１は水槽２外に設
置される気泡１９・１９‥等の受け入れ容器（図示せ
ず）と連結されたものとなっている。２２は外管１４の
下方に備えられた排水口である。
には、気泡１９・１９‥及びその気泡１９・１９に付着
した蛋白質や細かい塵埃を外部に排出する排出管２１の
先端が挿入されており、この排出管２１は水槽２外に設
置される気泡１９・１９‥等の受け入れ容器（図示せ
ず）と連結されたものとなっている。２２は外管１４の
下方に備えられた排水口である。
【００２１】本実施の形態に係る水の浄化装置は上記の
ように構成されている。ここで、この実施の形態におけ
る作用を説明する。水の浄化装置本体１は前記したよう
に水槽２の上面開口上に載置セットされ、そのセット後
に水を投入あるいは補充して図中Ｗの位置に水位がくる
ように設定する。
ように構成されている。ここで、この実施の形態におけ
る作用を説明する。水の浄化装置本体１は前記したよう
に水槽２の上面開口上に載置セットされ、そのセット後
に水を投入あるいは補充して図中Ｗの位置に水位がくる
ように設定する。
【００２２】ここで、水中ポンプ５が作動すると水槽２
内の水はストレ−ナ５ａを通ってスペ−ス７内に導か
れ、このスペ−ス７内に流れ広がっていき、徐々に水圧
によって通水孔８ａ・８ａ‥を通り、収容室１０内に入
り、濾材９・９‥と接触され、濾過された状態の水は仕
切り壁７を越えて溢れ出し、その収容室１０外へと流出
される。この流出された水は上面開口が水位Ｗより低い
位置とされた戻りパイプ１１を通り水槽２内へ戻され
る。水槽２内の水はこのように循環される。なお、この
戻りパイプ１１に入るに先立って収容室１０から溢れ流
出した水は脱臭剤ボックス１３と接触することで脱臭も
されることとなる。
内の水はストレ−ナ５ａを通ってスペ−ス７内に導か
れ、このスペ−ス７内に流れ広がっていき、徐々に水圧
によって通水孔８ａ・８ａ‥を通り、収容室１０内に入
り、濾材９・９‥と接触され、濾過された状態の水は仕
切り壁７を越えて溢れ出し、その収容室１０外へと流出
される。この流出された水は上面開口が水位Ｗより低い
位置とされた戻りパイプ１１を通り水槽２内へ戻され
る。水槽２内の水はこのように循環される。なお、この
戻りパイプ１１に入るに先立って収容室１０から溢れ流
出した水は脱臭剤ボックス１３と接触することで脱臭も
されることとなる。
【００２３】一方、二重管構造とされた濾過装置にあっ
ては、特に図示しないポンプによってストレ−ナ１６を
通して水槽２内の水が内管１５内に汲み上げられる。同
時にこの内管１５内には送気管１７を通った空気が木片
２０を介して細かい気泡１９・１９‥として放出されて
いる。
ては、特に図示しないポンプによってストレ−ナ１６を
通して水槽２内の水が内管１５内に汲み上げられる。同
時にこの内管１５内には送気管１７を通った空気が木片
２０を介して細かい気泡１９・１９‥として放出されて
いる。
【００２４】内管１５内に汲み上げられた水は気泡１９
・１９‥と接触し、その気泡は内管１５内を上昇してい
くが、気泡１９・１９‥はそのまま外管１４の上方へ上
昇して行き、内管１５内の水は内管１５の上部開口から
溢れ出て外管１４内に入り、排水口２２から水槽２内へ
循環される。また、気泡１９・１９‥は水との接触によ
って水中の蛋白質や細かい塵埃を付着させた状態で上昇
して行くこととなり、その蛋白質や細かい塵埃が気泡１
９・１９‥と共に排出管２１によって外部へ排出される
ようになっている。
・１９‥と接触し、その気泡は内管１５内を上昇してい
くが、気泡１９・１９‥はそのまま外管１４の上方へ上
昇して行き、内管１５内の水は内管１５の上部開口から
溢れ出て外管１４内に入り、排水口２２から水槽２内へ
循環される。また、気泡１９・１９‥は水との接触によ
って水中の蛋白質や細かい塵埃を付着させた状態で上昇
して行くこととなり、その蛋白質や細かい塵埃が気泡１
９・１９‥と共に排出管２１によって外部へ排出される
ようになっている。
【００２５】
【発明の効果】本発明に係る水の浄化装置は上述のよう
に構成され、作用する。そのために観賞魚や水草用の水
槽に用いれば水槽内の景観を損なうことがなく設置する
ことができ、しかも水槽内の水を一定の箇所に偏ること
がなく満遍無く濾過し、常時クリ−ンな状態に保持して
おくことができる。加えて蛋白質等も除去できることで
水の変色も防止し、異臭も除去できることとなり、偏り
のない清浄作業によって好気性菌の繁殖も良好となって
生物の飼育、育成に優れた環境を作ることができる。
尚、本発明は実施の形態として取り上げた水槽のみなら
ず、養殖場や生け簀等にも応用実施することができるこ
とは勿論である。
に構成され、作用する。そのために観賞魚や水草用の水
槽に用いれば水槽内の景観を損なうことがなく設置する
ことができ、しかも水槽内の水を一定の箇所に偏ること
がなく満遍無く濾過し、常時クリ−ンな状態に保持して
おくことができる。加えて蛋白質等も除去できることで
水の変色も防止し、異臭も除去できることとなり、偏り
のない清浄作業によって好気性菌の繁殖も良好となって
生物の飼育、育成に優れた環境を作ることができる。
尚、本発明は実施の形態として取り上げた水槽のみなら
ず、養殖場や生け簀等にも応用実施することができるこ
とは勿論である。
【図１】本発明は水槽を対象として実施した例を示す縦
断面図である。
断面図である。
１ 水の浄化装置本体
２ 水槽
２ａ 側壁
３ 囲壁
４ 底板
５ 水中ポンプ
５ａ ストレ−ナ
６ 仕切り板
７ スペ−ス
８ 通水板
８ａ 通水孔
９ 濾材
１０ 収容室
１１ 戻しパイプ
１２ ガイドレ−ル
１３ 脱臭剤ボックス
１４ 外管
１５ 内管
１６ ストレ−ナ
１７ 送気管
１８ チュ−ブ
１９ 気泡
２０ 木片
２１ 排出管
２２ 排水口
Ｗ 水位
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 2B104 CA03 CB01 EA01 EB01 EB04
ED05 EE09 EE11
4D003 AA01 AB13 BA02 CA02 DA01
DA08 EA01 EA14 FA01
4D024 AA06 BA02 BB01 BC01 CA04
DB03 DB08 DB15
4D037 AA09 AB04 AB17 BA03 BA07
CA02 CA07
Claims (4)
- 【請求項１】 囲壁と、その囲壁の下方に備えられた底
板を有し、その底板とスペ−スを介して通水板を備え、
その通水板の一端に前記底板から立設された仕切り板を
備えて濾材の収容室を形成するとともに、前記仕切り板
の外方に前記底板を貫通した戻しパイプを備え、水槽の
上部開口に前記底板を当接させてセットされることを特
徴とする水の浄化装置。 - 【請求項２】 前記した底板と通水板とによるスペ−ス
に水槽内に取り付けられる水中ポンプで水槽内の水を送
り込むことを特徴とする請求項１に記載の水の浄化装
置。 - 【請求項３】 前記した仕切り板の外方には活性炭等の
脱臭剤が収納されたボックスがガイドレ−ルに沿って着
脱可能に備えられていることを特徴とする請求項１また
は請求項２に記載の水の浄化装置。 - 【請求項４】 前記した仕切り板の外方に前記した底板
を貫通する二重管を備え、その内管の下端は外管から突
出されてストレ−ナが設けられ、かつ、その内管内には
下端に細かい気泡を放出する木片を取り付けた送気管が
設けられ、外管の下方には排水口が備えられ、上方には
不純物を含んだ泡の排出管が備えられていることを特徴
とする請求項１、請求項２または請求項３に記載の水の
浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001353427A JP2003145187A (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 水の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001353427A JP2003145187A (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 水の浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003145187A true JP2003145187A (ja) | 2003-05-20 |
Family
ID=19165444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001353427A Pending JP2003145187A (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 水の浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003145187A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007108145A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Kabushiki Kaisha Tominaga Jyushi Kogyosho | 水槽用濾過装置 |
| CN102972334A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-03-20 | 江苏森森水族用品有限公司 | 一种可观察型鱼缸垃圾分离装置 |
| CN103265127A (zh) * | 2013-06-08 | 2013-08-28 | 青岛小川环保设备有限公司 | 一种深水曝气装置 |
| JP5597314B1 (ja) * | 2014-03-12 | 2014-10-01 | ヤマテック株式会社 | 処理装置 |
| WO2018214175A1 (zh) * | 2017-05-24 | 2018-11-29 | 佛山市顺德区美的饮水机制造有限公司 | 用于滤芯结构的泵头、滤芯结构及净水器 |
| CN112790145A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-05-14 | 北京艾克福克斯生态科技有限公司 | 一种浅水立体多层集约式高密度养殖系统 |
| CN113519445A (zh) * | 2021-06-03 | 2021-10-22 | 刘福莲 | 一种人工养殖鱼类用池水高效净化装置 |
-
2001
- 2001-11-19 JP JP2001353427A patent/JP2003145187A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007108145A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Kabushiki Kaisha Tominaga Jyushi Kogyosho | 水槽用濾過装置 |
| US7918995B2 (en) | 2006-03-22 | 2011-04-05 | Kabushiki Kaisha Tominaga Jyushi Kogyosho | Filter device for water tank |
| JP4909343B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2012-04-04 | 株式会社冨永樹脂工業所 | 水槽用濾過装置 |
| CN102972334A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-03-20 | 江苏森森水族用品有限公司 | 一种可观察型鱼缸垃圾分离装置 |
| CN103265127A (zh) * | 2013-06-08 | 2013-08-28 | 青岛小川环保设备有限公司 | 一种深水曝气装置 |
| JP5597314B1 (ja) * | 2014-03-12 | 2014-10-01 | ヤマテック株式会社 | 処理装置 |
| JP2015171694A (ja) * | 2014-03-12 | 2015-10-01 | ヤマテック株式会社 | 処理装置 |
| WO2018214175A1 (zh) * | 2017-05-24 | 2018-11-29 | 佛山市顺德区美的饮水机制造有限公司 | 用于滤芯结构的泵头、滤芯结构及净水器 |
| CN112790145A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-05-14 | 北京艾克福克斯生态科技有限公司 | 一种浅水立体多层集约式高密度养殖系统 |
| CN112790145B (zh) * | 2021-02-05 | 2023-09-22 | 北京艾克福克斯生态科技有限公司 | 一种浅水立体多层集约式高密度养殖系统 |
| CN113519445A (zh) * | 2021-06-03 | 2021-10-22 | 刘福莲 | 一种人工养殖鱼类用池水高效净化装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4909343B2 (ja) | 水槽用濾過装置 | |
| KR101416489B1 (ko) | 여과조를 구비하는 수족관 | |
| US9043998B2 (en) | Portable aquarium filter structure | |
| JP2003145187A (ja) | 水の浄化装置 | |
| JP2003235391A (ja) | エビの養殖装置及び養殖方法 | |
| US7311822B2 (en) | Aquarium | |
| JP2011177070A (ja) | プランター付水槽装置 | |
| JP2982927B2 (ja) | 養魚池 | |
| JPH11197681A (ja) | 濾過装置 | |
| JP6217925B2 (ja) | 飼育水槽用水浄化装置 | |
| JPH04360636A (ja) | 生きたイカの輸送装置 | |
| JP4773237B2 (ja) | 水槽用オーバーフロー装置 | |
| JP4253799B2 (ja) | 魚介類用運搬容器 | |
| US7311819B2 (en) | Aquarium filter | |
| JPH1178A (ja) | 水槽の飛沫防止構造 | |
| JPH10244290A (ja) | 水槽水の濾過方法及び濾過装置 | |
| JP3427091B2 (ja) | 魚用水浄化装置 | |
| JP2002335810A (ja) | 水浄化装置 | |
| JP2515273Y2 (ja) | 鑑賞用水槽装置 | |
| JP2531451Y2 (ja) | 鑑賞魚用水槽装置 | |
| KR102349615B1 (ko) | 순환형 스키머 및 하단 여과 일체형 수조 | |
| KR200344519Y1 (ko) | 수조의 이물질 제거장치 | |
| JPH11127724A (ja) | 水浄化装置 | |
| JP2003304774A (ja) | 水 槽 | |
| JP4102960B2 (ja) | 蓄養活魚水槽装置 |