JP2864295B2 - 自走車の走行方向自動修正システム - Google Patents

自走車の走行方向自動修正システム

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JP2864295B2
JP2864295B2 JP2412886A JP41288690A JP2864295B2 JP 2864295 B2 JP2864295 B2 JP 2864295B2 JP 2412886 A JP2412886 A JP 2412886A JP 41288690 A JP41288690 A JP 41288690A JP 2864295 B2 JP2864295 B2 JP 2864295B2
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JP
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traveling
metal tape
proximity sensor
self
steering
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JP2412886A
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征行 鷹巣
澄男 福田
茂之 小島
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Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
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  • Steering Controls (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば内装工事ロボッ
トのような自走車の走行方向を自動的に修正するシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】これまで本発明者等は、図7に示すよう
な、建物の天井ボードや壁面ボード等の石膏ボードBの
留付け作業を自動的に行なう内装工事ロボットを開発し
た。この内装工事ロボットは、主として、走行台車部
と、ボード位置・姿勢制御部と、ボード留付け部と、か
ら構成されている。上記走行台車部は、走行台車10の
下側に4個の駆動車輪11を設け、ステアリング装置1
2により走行方向を自由に変えながら移動できるように
なっている。上記ボード位置・姿勢制御部は、上下伸縮
機構13、X方向移動機構14、Y方向移動機構15、
回転機構16等により、ハンドリングテーブル17の位
置や姿勢を制御するようになっている。従って、吸着盤
17aを介してハンドリングテーブル17に保持される
石膏ボードBの留付け位置や姿勢が制御される。上記ボ
ード留付け部は、スクリューフィーダ18aからネジ締
めユニット18にネジを1本ずつ供給し、天井スラブに
取り付けられた軽鉄下地(Wバー)Fに石膏ボードBを
留め付けるようになっている。
【0003】ところで、上記内装工事ロボットにより石
膏ボードBを自動張り付けする場合、天井の張り付け位
置の直下まで自走しながら直進移動するが、ボード1枚
分の長さだけ直進移動する間に、床表面の凹凸等の影響
を受けて進行方向が変化してしまい、その変化した位置
で停止して張り付け作業を開始すると、石膏ボードBを
軽鉄下地Fの正確な位置に張り付けることができない場
合がある。なぜなら、石膏ボードBは上述のような位置
・姿勢制御部、特にX・Y方向移動機構5,6および回
転機構7等により正しい位置と姿勢に補正されるが、こ
の補正可能範囲以上にロボット、即ち走行台車1の位置
がずれてしまった場合には、もはや、上記ボード位置・
姿勢制御部では、その補正能力の範囲を越えてしまい、
石膏ボードBを正確な位置に張り付けることができない
等の問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、走行台車の移動時にその進行方向を修正し
ながら走行することができ、上記走行台車上の作業装置
に設けられた位置制御装置等が有する補正可能な範囲以
内に走行台車を誘導して、正確かつ能率よく作業をする
ことができる自走車の走行方向自動修正システムを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自走車の走行方
向自動修正システムは、走行路の基準線上に又は該基準
線に平行な床面上に沿って金属テープを貼り付け、上記
走行路に沿って自走する走行台車に1個の近接センサー
を床面に向けて取り付けると共に、走行車輪のステアリ
ング方向をやや右または左のいずれか一方に片寄らせて
設定し、走行台車の前進に伴って金属テープが近接セン
サーの検知範囲から外れると、近接センサーを金属テー
プに近づけるように該走行車輪のステアリングを変化せ
しめることを特徴とする。
【0006】また、本発明の自走車の走行方向自動修正
システムは、上記金属テープが近接センサーの検知範囲
内にある時には、元のステアリング状態に戻すようにす
ることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明の自走車の走行方向自動修
正システムは、建物の天井に石膏ボードを張り付ける内
装工事ロボットにおいて、天井の軽鉄下地の直下の床面
を基準線とし、該基準線に沿って上記システムにより、
ロボットの走行台車の走行方向を修正しながら石膏ボー
ドの1枚分の距離だけ前進せしめることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1において、1は軽鉄下地であっ
て、建物の天井スラブ(図示せず)の下方に取り付けら
れている。該軽鉄下地1の下面の長手方向片側には既設
の石膏ボードBの端部が留め付けられていて、残りの片
側に隣接の石膏ボード、即ち、これから留付け作業しよ
うとする石膏ボードの端部を留付ける。
【0009】上記既設の石膏ボードBの端面部(軽鉄下
地1の下面の長手方向中心部)の直下pから所定距離s
だけ離れた床面2上に、基準線としての金属テープ3を
貼り付ける。該金属テープ3は直下pの位置に張り付け
てもよい。
【0010】4はセンサー取付フレームであって、走行
台車5に取り付けられている。図2からも明らかなよう
に、上記センサー取付フレーム4には、2個の近接セン
サー6,7が床面2の方向に向けて設けられている。該
近接センサー6,7は、金属のみに反応するタイプのセ
ンサーであって、図3に示すように、金属テープ3上に
位置すると、所定レベルの出力信号h1を出力し、金属
テープ3上から外れると0あるいは低レベルの出力信号
h0となる。該2個の近接センサー6,7の間隔は金属
テープ3の幅よりも広く、かつ、上記ロボットの補正許
容範囲より狭くなるように配設する。なお、2個の近接
センサー6,7は、走行方向に対して直角の方向に配列
するのが好ましい。また、近接センサー6,7は、上記
のように走行台車5の側方にセットする場合に限らず、
前側あるいは後側または下側のいずれの位置にセットし
てもよい。8は走行車輪である。
【0011】次に、上記実施例の装置により走行台車す
なわちロボット本体の走行方向を自動的に修正する方法
について説明する。図4において、まず、上記2つの近
接センサー6,7の間に金属テープ3が来るように、走
行台車5を位置M1のように設置する。この状態では、
これら2つの近接センサー6,7からは何等も信号が出
力されず(出力=h0)、走行車輪8のステアリングは
直進状態(中立点)にある。しかし、床面2の凹凸等に
より、例えば走行台車5がやや左方に向けて前進して金
属テープ3から次第に離れ、M2の位置で金属テープ3
が外側の近接センサー6により検知されると、出力信号
h1が出力され、走行車輪8のステアリングを金属テー
プ3に近づける方向、即ち、右方向に変更する。走行台
車5がやや右方向に進んで、位置M3に差し掛かると金
属テープ3が2つの近接センサー6,7の間に入り、両
センサー6,7の検知範囲から外れると、走行車輪8の
ステアリングは再び直進状態に変更される。ステアリン
グが直進方向に変更されたにも拘らず、走行台車5がそ
のまま右方に進んで、位置M4において金属テープ3が
内側の近接センサー7の検知範囲に入ると、該センサー
7が働いて、走行車輪8を左方にステアリング変更す
る。このような走行車輪8のステアリング変更を繰り返
しながら近接センサー6,7の間に金属テープ3が常に
位置するように誘導するため、走行台車5は基準線から
大きく外れることなく、走行台車5が目的の位置付近ま
で前進して停止し、該走行台車5上の内装工事ロボット
の補正装置により石膏ボードBが正確な位置に補正され
る。
【0012】図5は、制御系を簡略化するために1個の
近接センサー9を設けた場合の別の実施例を示すもので
あって、走行車輪8のステアリング位置は、通常、中立
点(直進方向)から多少左方に片寄らせて設定してお
く。従って、近接センサー9は金属テープ3から右側に
外れることはない。
【0013】図6に示すように、走行台車5が前進する
に伴って、次第に左方へ進行して、位置N2のように金
属テープ3が近接センサー9の検知範囲から外れると、
近接センサー9からの出力信号h0により、走行車輪8
のステアリングを右にきって変更する。走行台車5が右
方に前進して金属テープ3が近接センサー9の検知範囲
に入ると、走行車輪8のステアリングを直進状態に戻
す。上述のように、通常のステアリングは多少左方に片
寄らせてあるので、走行台車5は床面2の凹凸の影響を
受けなくても、次第に左方へ前進する傾向があり、再び
上記修正を繰り返しながら、目的の位置まで前進する。
尚、走行台車5の移動距離は、走行車輪8の車軸に取り
付けられたロータリーエンコーダで回転数を検出するこ
とにより算出される。通常のステアリングを多少右方に
片寄らせて設定してもよい。
【0014】
【発明の効果】 (1)床面に金属テープを貼り、この
金属テープが近接センサーの検知範囲に入ったり外れた
りするのを検知して走行車輪のステアリングを制御する
ようにしたので、走行台車を簡単な装置で確実かつ正確
に前進誘導せしめることができる。 (2)走行台車が基準線より大きく外れることなく前進
誘導されるので、走行台車上の作業ロボットは常に補正
能力の範囲内にあり、途中で停止したり人手をかけるこ
となく、ロボット作業を能率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属テープの貼付け位置および近接センサーの
位置関係を示す説明図である。
【図2】金属テープと近接センサーの拡大説明図であ
る。
【図3】近接センサーによる金属テープの検知作動の説
明図である。
【図4】本修正システムの説明図である。
【図5】別の実施例の金属テープと近接センサーの拡大
説明図である。
【図6】本修正システムの別の実施例の説明図である。
【図7】内装工事ロボットの斜視図である。
【符号の説明】
1 軽鉄下地 2 床面 3 金属テープ 4 センサー取付けフレーム 5 走行台車 6,7 近接センサー 8 走行車輪 9 近接センサー a 距離 B 石膏ボード h0,h1 出力信号 p 直下点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 1/02 E04F 21/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行路の基準線上に又は該基準線に平行な
    床面上に沿って金属テープを貼り付け、上記走行路に沿
    って自走する走行台車に1個の近接センサーを床面に向
    けて取り付けると共に、走行車輪のステアリング方向を
    やや右または左のいずれか一方に片寄らせて設定し、走
    行台車の前進に伴って金属テープが近接センサーの検知
    範囲から外れると、近接センサーを金属テープに近づけ
    るように該走行車輪のステアリングを変化せしめること
    を特徴とする自走車の走行方向自動修正システム。
  2. 【請求項2】上記金属テープが近接センサーの検知範囲
    内にある時には、元のステアリング状態に戻すようにす
    ることを特徴とする請求項1に記載の自走車の走行方向
    自動修正システム。
  3. 【請求項3】建物の天井に石膏ボードを張り付ける内装
    工事ロボットにおいて、天井の軽鉄下地の直下の床面を
    基準線とし、該基準線に沿って請求項1または2に記載
    のシステムにより、ロボットの走行台車の走行方向を修
    正しながら石膏ボードの1枚分の距離だけ前進せしめる
    ことを特徴とする自走車の走行方向自動修正システム。
JP2412886A 1990-12-25 1990-12-25 自走車の走行方向自動修正システム Expired - Lifetime JP2864295B2 (ja)

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CN102095421B (zh) * 2007-02-16 2012-11-28 同方威视技术股份有限公司 方向纠偏设备和方法及移动式辐射检查系统

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