JP2863563B2 - 化合物半導体基板表面の重金属汚染評価方法 - Google Patents

化合物半導体基板表面の重金属汚染評価方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、GaAs化合物半導体基板の表面の重金属汚
染、特にCu、Mnの汚染を簡便に評価する方法、当該不純
物を効果的に除去し当該基板の表面を清浄化する方法、
及び高度に表面が清浄化されたGaAs化合物半導体基板に
関する。
〔従来の技術〕
GaAs−FET、GaAs−ICなどの高速デバイスへの要求が
強まり、このデバイスを製作するためにイオン注入技術
が積極的に用いられるようになっている。注入によって
生じた損傷及び注入原子、例えばSi原子の活性化のため
にアニールが行われるが、この際遷移金属、例えばCr,M
n並びに鉄がバルクの結晶基板内で再分配したり、その
表面に集積することが知られている。そして、Cuもまた
厄介な汚染として注目されている。これらの重金属はい
ずれもGaAs単結晶内ではFET活性層の作製のためにイオ
ン注入され活性化されたSiドナーや他の残留ドナーを中
和し、半絶縁性GaAs化合物半導体基板に作られたMESFET
のしきい値電圧に影響を与える。
従来の技術において、例えばLEC法で育成されたGaAs
化合物半導体単結晶中には、アグズロンの段階では、Cu
の汚染はほとんど無視できる程度に少ないが、かかるGa
As単結晶をその結晶軸方向に略直角に切断し、その表面
のラップ、研磨等の処理によって厚さ寸法精度並びに面
積度を向上させ、その表面を化学エッチングし、更に注
意深く有機溶剤で洗浄したとしても、その表面に多量の
Cu汚染があることが、ホトルミネッセンス或いはSIMS等
の測定によって知られている。
かかるGaAs化合物半導体単結晶基板の表面Cu汚染につ
いては、Toshiro Hiramoto等の報告、即ちThe Source o
f Copper Contamination in Commercial Semi−insulat
ing GaAs Wafers「Semi−Insulating III−V Material
s.Malmo,1988,edited by G.Gross−mann and L.Ledebo
(Adem Hilger,Bristol,1988)p.337−342」に詳しく述
べられている しかしながら、前記報告においては、Cuの表面汚染が
あることについては明らかにしているが、かかるCuの表
面汚染を容易にしかも効果的に除去する方法について
は、ほとんど知見がない。僅かに、KCNを用いてCuの錯
金属化合物を形成して除去し得ることが述べられている
のみである。また前記報告では、Cuの表面汚染を定性的
又は半定量的に評価しており、そのために液体ヘリウム
の極低温度の測定をするホトルミネッセンス法或いは2
時イオンの質量分析法(SIM法)などの複雑な方法を採
用している。しかし、これらの評価方法は工業的な生産
の日常的な品質管理の目的には適合しない。
更に重要なことは、液体ヘリウム温度でのホトルミネ
ッセンス法が前記報告におけるように、その表面重金属
汚染種がCuであると特定できることにおいて有力な評価
方法であるが、そのルミネッセンス強度の意味するとこ
ろはあくまでも汚染量に関して定性的あるいは半定量的
であって、ルミネッセンス強度と汚染量の関係について
の物理的意味は不明確である。また、SIMS法に関して
は、GaAsウェーハ表面の主たる汚染種であるCuに関し
て、検出下限が1×1015cm-3程度であって、一般的には
通常の市販GaAsウェーハの表面汚染を前記報告のように
評価するには、汚染量の高いウェーハを除いて、検出感
度が悪く実用的でない。
CuによるGaAs化合物半導体基板表面汚染は、その原因
については不幸にして本発明者も明らかにすることは出
来なかったが、LEC法による引上単結晶のバルクにはな
く、ウェーハに加工すると、その表面に多量のCu汚染が
発生し、半導体デバイスの作製上大きな問題となってい
ることは、当該基板の供給者並びに使用者の共通の悩み
であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記した従来技術に鑑みて発明されたもの
で、GaAs化合物半導体基板の表面の重金属汚染を簡単に
評価し得る方法の提供、GaAs化合物半導体基板の表面の
重金属汚染を容易にしかも効果的に除去する方法、並び
に高度に清浄化された表面をもつGaAs化合物半導体基板
を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を達成するために、本発明の化合物半導体基
板表面の重金属汚染評価方法においては、GaAs化合物半
導体基板を2分割し、第1の分割ウェーハの表面を洗浄
化し、次いで一定の条件で熱処理した後、表面層を除去
して、その平均キャリア濃度neを測定し、第2の分割ウ
ェーハはそのまま第1の分割ウェーハと同一条件で熱処
理して同様に表面層を除去して、平均キャリア濃度na
測定し、下記の式(1)で表される表面汚染パラメータ
kを用いて、GaAs化合物半導体基板上の重金属汚染を評
価する。
k=(ne/na)−1 ・・・(1) 更に本発明においては、基板表面の重金属除去法とし
て、無機塩基、例えばアンモニア、苛性ソーダ又は苛性
カリと過酸化水素及び水からなる三成分系のエッチング
液中に化合物半導体基板表面を僅かにエッチングし、し
かるのち超純水でリンスし、更にイソプロピルアルコー
ルを用いて蒸気洗浄並びに表面乾燥を行う。ここで蒸気
洗浄法の代わりに、他に乾燥法、例えばスピンドライヤ
ーなどが用いられる。本発明の除去法の基本は、無機塩
基、過酸化水素及び水の三成分系への基板の浸漬と、超
純水によるリンスの2工程である。又、本発明の洗浄法
は、洗浄される基板表面の面精度が維持される点につい
ても特徴がある。以上の評価方法及び洗浄方法によっ
て、表面汚染パラメータkを0.1以下にすることが出
来、かかるGaAs化合物半導体基板を用いることによっ
て、例えばMESFETのしきい値電圧の変動が10mV以下に制
御が可能である。
〔作用〕
本発明の化合物半導体基板表面の重金属汚染評価方法
の手順を第1図にフローチャートで示した。同図におい
て、最初の基板Wは基板aと基板eとに二分割される。
基板aは何らの前処理を受けることなく850℃、30分の
熱処理を受けるから、表面に付着していた重金属は熱処
理によって結晶バルク内に拡散浸透した状態となってい
る。一方、基板eは、例えば、化学エッチング(硫酸及
び過酸化水素の混合水溶液)によって表面の重金属を完
全に除去し、次いで基板aと同様な熱処理を行っている
ので重金属のバルク内への拡散はない。更に、測定前に
は両基板とも熱変性層除去のために表面を約25μm除去
する。上記基板eの表面エッチングによる重金属の除去
は、例えば表面層5μm除去することにより、Cuに注目
すると、全反射蛍光X線分析装置(理学電機、System 3
725)による測定の結果、検出限界1×1011atoms/cm2
下であることを確認した。
基板aと基板eがこのように処理されていれば、キャ
リア濃度の測定段階において、両基板とも同一条件の熱
処理を受けている。従って、熱処理によって濃度変動の
影響を受けやすい各種の電気的活性な結晶内固有欠陥の
準位(例えば、EL2とかEL6などの深いドナー準位)の濃
度変動の状況も、基板aと基板eとにおいて同様であ
る。このために、測定段階での基板aと基板eの電気特
性の違いは、基板aのバルク内には拡散浸透している
が、基板eには存在しない。重金属アクセプターの電気
的作用として表れる。更に、両基板とも測定前には表面
熱変性層が除去されているので、熱処理時のAsの外方拡
散に起因する結晶欠陥の影響も除かれている。
基板aにおける汚染による電気的作用を利用して、重
金属汚染の程度は、以下のように解析される。
重金属拡散の影響のない基板eにおける正味のアクセ
プタ濃度は式(2)で表される。
NA e−ND ・・・(2) (式(2)において、NA eは基板e内のアクセプタ濃度
であり、NDは深いドナー準位EL2より浅いドナーの濃度
である。) 基板eにおいては、正味の濃度がNA e−NDで表される
アクセプター(GaAsで言えば、一般にはAs副格子点位置
の炭素)が、深いドナーEL2を電気的に補償することに
よって、半絶縁性(ρ=106〜109Ωcm)の電気特性が実
現されている。
一方、熱処理によって表面重金属汚染が、結晶バルク
内に拡散された基板aにおける正味のアクセプタ濃度は
式(4)で表される。
NA e+NA(Heavy Metal)−ND ・・・(3) (式(3)において、NA(Heavy Metal)は、表面の重
金属が結晶バルク内に拡散されたことによって生ずる表
面汚染起因のアクセプタ濃度である。NA e及びNDは式
(2)と同様である。) 基板aにおけるアクセプタ濃度は、基板eにおけるア
クセプタ濃度より、NA(Heavy Metal)の分だけ高く、
しかも同一濃度の深いドナーEL2を電気的に補償してn
型半絶縁性になっているわけであるから、基板aのキャ
リア濃度naは基板eのキャリア濃度neよりも低い。換言
すれば、基板aの抵抗率は、基板eの抵抗率よりも高
い。
この事実を利用すれば、naをneと比較することによっ
て、基板表面の重金属汚染に起因するNA(Heavy Meta
l)の影響を簡便に知ることができる。
対象とする無添加、In添加、或いはCr添加のn型絶縁
性(ρ=106−109Ωcm)結晶においては、上述のように
アクセプターが深いドナー準位EL2(EC−EEL2=0.75e
V)を電気的に補償している。この場合、基板aと基板
eにおけるアクセプタ濃度、キャリア濃度に関して、次
式で示される近似が成立する。
〔NA e+NA(Heavy Metal)−ND〕/〔NA e−ND〕=ne/na これを変形すると、 〔NA(Heavy Metal)〕/〔NA e−ND〕=(ne/na)−
1 ・・・(4) 式(4)の左辺は、汚染の無い基板eでの正味のアクセ
プタ量に対する表面汚染起因のアクセプタ量、NA(Heav
y Metal)の割合を示している。式(4)の右辺のna,ne
は、基板a及び基板eのキャリア濃度測定によって簡便
に知ることができる。キャリア濃度はホール測定によっ
て求められる。
この表面汚染パラメータをkと呼ぶ。
k=(ne/na)−1 ・・・(1) この表面汚染パラメータkを用いて半絶縁性GaAs基板
表面の重金属汚染を評価することができる。表面汚染パ
ラメータkが大きいほど重金属汚染が大きく、表面汚染
パラメータkが小さいほど重金属汚染が少ないことを意
味する。
ここで重要なことは、式(1)で定義された表面汚染
パラメータkは上述の実験方法によって、産業上実用的
で簡便に求められる量であり、更にkの示す物理的意味
が式(4)によって明確に表されていることである。こ
れに対して、ホトルミネッセンス法による評価は、汚染
量に関して定性的であり、発光強度の物理的意味が極め
て不明確となってしまう。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明す
る。
実施例1 ポリッシュされたGaAsウェーハ(アンドープ)(ロッ
ドNo.1)をNaOH(80g)/H2O2(30%溶液、0.15)/H2O
(10)よるなる洗浄液で25℃で3分間洗浄し、次いで
純水で水洗(純水かけ流し)後イソプロピルアルコール
(IPA)ベーパー槽にて乾燥し、これを基板aと基板e
とに二分割する。基板aはそのままN2雰囲気下で850
℃、30分の熱処理を行った。一方、基板eは、化学エッ
チング〔H2SO4(97%溶液):H2O2(30%溶液):H2O=5
0:1:2、室温(25±2℃)、5分〕によって表面を10μ
m(両面で)エッチングしてその重金属汚染を除去した
後、基板aと同一の熱処理を行った。次いで、基板aと
基板eの両方について表面熱変性層を化学エッチング
〔H2SO4(97%溶液):H2O2(30%溶液):H2O=50:1:2、
80℃、1分30秒〕によ50μmをエッチング除去した。
次いで、基板a及び基板eの室温(25℃)でのキャリ
ア濃度をホール測定によって測定したところ、 ne=4.57×107cm-3 na=4.51×107cm-3 であった。従って、 k=(ne/na)−1=0.01 である。
k<0.1であり、表面汚染量が極めて少ないと判断し
うる。実際、基板aについて、温度4Kのフォトルミネッ
センス分析を行ったところ、重金属起因の発光はほとん
ど観測されなかった(第2図)。
実施例2 ポリッシュされたGaAsウェーハ(アンドープ)(ロッ
トNo.2)を基板aと基板eとに二分割する。基板aはそ
のままN2雰囲気下で850℃、30分の熱処理を行い、基板
eは実施例1と同様に化学エッチングによる表面重金属
汚染の除去を行った後、850℃、30分の熱処理を行っ
た。次いで、a,e両基板について、化学エッチングによ
って実施例1と同様に表面熱変性層を除去した。その
後、基板a及び基板eのキャリア濃度を測定したとこ
ろ、 ne=3.5×107cm-3 na=1.4×107cm-3 であった。従って、 k=(ne/na)−1=1.5 である。
k>0.1であり、表面重金属汚染量が相当量あると判
断しうる。実際、基板aについて、温度4Kのフォトルミ
ネッセンス分析を行ったところ、第3図に示すごとく、
相当量のCu汚染起因の強い発光ピークが観測された。
実施例3 ポリッシュされたアンドープGaAsウェーハ(ロットN
o.3)をNH4OH(29%溶液):H2O2(30%溶液):H2O=1:
1:10の組成で調整した洗浄液にて25℃で3分間洗浄し、
次いで純水にて水洗(純水かけ流し)後イソプロピルア
ルコール(IPA)蒸気槽にて乾燥し、これを基板aと基
板eに二分割する。基板aはそのまま850℃,30分の熱処
理を行い、基板eは実施例1と同様に化学エッチングに
よる表面重金属汚染の除去を行った後、850℃、30分の
熱処理を行った。次いで、a,e両基板について、化学エ
ッチングによって実施例1と同様に表面熱変性槽を除去
した。その後、基板a及び基板eの室温(25℃)でのキ
ャリア濃度をホール測定によって測定したところ、 ne=4.0×107cm-3 na=4.0×107cm-3 であった。従って、 k=(ne/na)−1=0.0 である。
k<0.1であり、表面汚染は極めて少ないと判断でき
る。4Kのフォトルミネッセンスデータ(第4図)に示さ
れるように、基板aについての重金属汚染は全く観察さ
れない。
更に、全反射蛍光X線分析装置(理学電機、System37
25)で調べたところ、ウェーハ表面のCu汚染量は、1×
1011atoms/cm2(検出下限)以下であり、他の重金属も
全く検出されなかった。ウェーハ表面汚染は極めて少な
いと確認された。
実施例4 ポリッシュされたアンドープGaAsウェーハ(ロットN
o.4)をHCl(36%溶液):H2O2(30%溶液):H2O=1:1:5
0の組成で調整した洗浄液にて25℃で3分間洗浄し、次
いで純水にて水洗(純水かけ流し)後イソプロピルアル
コール(IPA)蒸気層にて乾燥し、これを基板aと基板
eに二分割する。基板aはそのまま850℃,30分の熱処理
を行い、基板eは実施例1と同様に化学エッチングによ
る表面重金属汚染の除去を行った後、850℃,30分の熱処
理を行った。次いで、a,e両基板について、化学エッチ
ングによって実施例1と同様に表面熱変性層を除去し
た。その後、基板a及び基板eの室温(25℃)でのキャ
リア濃度をホール測定によって測定したところ、 ne=2.58×107cm-3 na=1.90×107cm-3 であった。従って、 k=(ne/na)−1=0.36 である。
k>0.1であり、表面重金属は上記洗浄液では、効果
的に除去されなかったことを示す。基板aについて4Kの
ホトルミネッセンスデータ(第5図)が示すように、相
当量のCu汚染が観察される。上記洗浄液(HCl:H2O2:H2O
=1:1:50)は、GaAsウェーハ表面のCu汚染除去には、効
果が少ないことがわかる。
〔発明の効果〕
以上述べたごとく、本発明によれば、新たに考え出さ
れた表面汚染パラメータkを用いることによって、化合
物半導体基板の表面の重金属の汚染の程度を簡便に評価
することができ、更に無機塩基、過酸化水素及び水から
なる洗浄液によって洗浄することによって重金属汚染を
極小(本発明の評価を用いて)とした化合物半導体基板
を簡単に得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の評価方法の原理を示す概略説明図、第
2図は実施例1におけるフォトルミネッセンススペクト
ルを示すグラフ、第3図は実施例2におけるフォトルミ
ネッセンススペクトルを示すグラフ、第4図は実施例3
におけるフォトルミネッセンススペクトルを示すグラ
フ、第5図は実施例4におけるフォトルミネッセンスス
ペクトルを示すグラフである。 W,a,e……基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/20 H01L 29/20 (56)参考文献 特開 昭51−2975(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/304 H01L 21/308 C23F 1/00 H01L 21/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GaAs化合物半導体単結晶基板の表面の重金
    属汚染を評価するにあたり、当該基板を2分割し、第1
    の分割ウェーハの表面を清浄化し、更に一定の条件で熱
    処理した後、表面層を除去して、平均キャリア濃度ne
    測定し、第2の分割ウェーハはそのまま第1の分割ウェ
    ーハと同一条件で熱処理して同様に表面層を除去して、
    平均キャリア濃度naを測定し、下記の式(1)で表され
    る表面汚染パラメータkを用いることを特徴とするGaAs
    化合物半導体基板表面の重金属汚染評価方法。 k=(ne/na)−1 ・・・(1)
  2. 【請求項2】GaAs化合物半導体単結晶基板を無機塩基、
    過酸化水素及び水からなる三成分系洗浄液へ浸漬し、且
    つ16MΩcm以上(25〜30℃)の超純水でリンスする2工
    程を含むことを特徴とするGaAs化合物半導体基板表面の
    重金属汚染除去方法。
  3. 【請求項3】請求項(2)記載の重金属汚染除去方法を
    第1の分割ウェーハの清浄化のために用いることを特徴
    とする請求項(1)記載の化合物半導体基板表面の重金
    属汚染評価方法。
  4. 【請求項4】前記式(1)の表面汚染パラメータkが0.
    1以下であることを特徴とする半絶縁性GaAs化合物半導
    体単結晶基板。
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