JP2862541B2 - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JP2862541B2 JP2862541B2 JP63141661A JP14166188A JP2862541B2 JP 2862541 B2 JP2862541 B2 JP 2862541B2 JP 63141661 A JP63141661 A JP 63141661A JP 14166188 A JP14166188 A JP 14166188A JP 2862541 B2 JP2862541 B2 JP 2862541B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- cartridge
- scanner
- plate
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マイクロフィルムの画像をイメージセンサ
で読取る際などに用いられる画像読取装置に関するもの
である。
で読取る際などに用いられる画像読取装置に関するもの
である。
(発明の技術的背景) 収納棚に収納した多数のマイクロフィルムのカートリ
ッジから1つのカートリッジを選出してこれに含まれる
目標画像をイメージセンサで読出し、この画像信号をデ
ジタル信号として出力させるようにした装置が考えられ
ている。例えばこの画像信号を用いてCRTやプリンタあ
るいはファクシミリに画像を出力させたり、他のデータ
処理装置の出力と組合せてプリントさせることにより希
望の帳票や書類を出力させたりすることが考えられてい
る。すなわちマイクロフィルムの画像をデジタル信号化
することにより、データ通信網を利用して他のデジタル
画像処理装置との協働化が可能になり、マイクロフィル
ムの有用性を高めることができるのである。
ッジから1つのカートリッジを選出してこれに含まれる
目標画像をイメージセンサで読出し、この画像信号をデ
ジタル信号として出力させるようにした装置が考えられ
ている。例えばこの画像信号を用いてCRTやプリンタあ
るいはファクシミリに画像を出力させたり、他のデータ
処理装置の出力と組合せてプリントさせることにより希
望の帳票や書類を出力させたりすることが考えられてい
る。すなわちマイクロフィルムの画像をデジタル信号化
することにより、データ通信網を利用して他のデジタル
画像処理装置との協働化が可能になり、マイクロフィル
ムの有用性を高めることができるのである。
このような装置として、従来より回転棚式のものと本
棚式のものとが公知である。回転棚式は、回転ドラムに
その外周面から着脱可能に多数のカートリッジを多段に
収納しておき、一定位置で上下動のみする取出し装置に
よって希望のカートリッジを取出し、これをイメージセ
ンサを有する画像リーダに移送して画像を読取るもので
ある。
棚式のものとが公知である。回転棚式は、回転ドラムに
その外周面から着脱可能に多数のカートリッジを多段に
収納しておき、一定位置で上下動のみする取出し装置に
よって希望のカートリッジを取出し、これをイメージセ
ンサを有する画像リーダに移送して画像を読取るもので
ある。
また本棚式のものは、本棚状の固定棚に多数のカート
リッジを収納し、この棚の前面でX−Y方向に走行する
キャリヤが任意の1つのカートリッジを探し出して所定
の位置に固定された画像リーダまで運び、ここで画像を
読取るものである。
リッジを収納し、この棚の前面でX−Y方向に走行する
キャリヤが任意の1つのカートリッジを探し出して所定
の位置に固定された画像リーダまで運び、ここで画像を
読取るものである。
しかし従来の装置は選出されたカートリッジから画像
を読取るためのスキャナが大型化し易く、収納棚内にコ
ンパクトに収納することが困難であった。
を読取るためのスキャナが大型化し易く、収納棚内にコ
ンパクトに収納することが困難であった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、
小型化に適し、狭い空間例えばマイクロフィルムのカー
トリッジを収容する収納棚内に収納するのに適する画像
読取装置を提供することを目的とする。
小型化に適し、狭い空間例えばマイクロフィルムのカー
トリッジを収容する収納棚内に収納するのに適する画像
読取装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、略正方形のカートリッジ
から引き出したマイクロフィルムを光源と投影レンズと
の間に位置させ、このマイクロフィルムの画像を投影レ
ンズを通してイメージセンサに導き画像の読取りを行な
う画像読取装置において、前記カートリッジの取込み空
間と巻取りリールとを囲むケースに収容されたスキャナ
を備え、前記取込み空間と巻取りリールとの間に低倍率
の投影レンズとこの投影レンズの投影画像が直接導かれ
るイメージセンサとを収容する一方、前記光源を前記ス
キャナのケース内でフィルムに密着および離隔可能とす
る形式のEL板で形成し、このEL板は画像読取時に前記マ
イクロフィルムを保持するフィルム押圧板としたことを
特徴とする画像読取装置により達成される。
から引き出したマイクロフィルムを光源と投影レンズと
の間に位置させ、このマイクロフィルムの画像を投影レ
ンズを通してイメージセンサに導き画像の読取りを行な
う画像読取装置において、前記カートリッジの取込み空
間と巻取りリールとを囲むケースに収容されたスキャナ
を備え、前記取込み空間と巻取りリールとの間に低倍率
の投影レンズとこの投影レンズの投影画像が直接導かれ
るイメージセンサとを収容する一方、前記光源を前記ス
キャナのケース内でフィルムに密着および離隔可能とす
る形式のEL板で形成し、このEL板は画像読取時に前記マ
イクロフィルムを保持するフィルム押圧板としたことを
特徴とする画像読取装置により達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を用いたシステムの概念
図、第2図はその収納棚とスキャナを示す斜視図、第3
図は収納棚のカートリッジ収納状態を示す平面図、第4
図はスキャナにカートリッジを取込んだ状態を示す平面
図、第5図はこの装置を用いたシステム概念図、第6図
はこれを大規模システムに発展させた場合の概念図であ
る。
図、第2図はその収納棚とスキャナを示す斜視図、第3
図は収納棚のカートリッジ収納状態を示す平面図、第4
図はスキャナにカートリッジを取込んだ状態を示す平面
図、第5図はこの装置を用いたシステム概念図、第6図
はこれを大規模システムに発展させた場合の概念図であ
る。
第1,5,6図において符号10は角柱状のケースであり、
このケース10内にはカートリッジ収納棚12が一方側に寄
せて組付けられている。この収納棚には多数のカートリ
ッジ14を上下方向に積み重ねるようにして収納するもの
である。カートリッジ14には、マイクロフィルム16(第
2,4図参照)が巻付けられたリール15が収納されてい
る。
このケース10内にはカートリッジ収納棚12が一方側に寄
せて組付けられている。この収納棚には多数のカートリ
ッジ14を上下方向に積み重ねるようにして収納するもの
である。カートリッジ14には、マイクロフィルム16(第
2,4図参照)が巻付けられたリール15が収納されてい
る。
収納棚12の各棚板12Aには、第3,4図に示すようにカー
トリッジ14の移送装置が組込まれている。すなわち各棚
板12A上には多数のガイドローラ18と、これらガイドロ
ーラ18に巻掛けられたベルト20と、このベルト20の両端
が巻付けられベルト20に張力を与える巻取りプーリ22,2
4とが設けられている。
トリッジ14の移送装置が組込まれている。すなわち各棚
板12A上には多数のガイドローラ18と、これらガイドロ
ーラ18に巻掛けられたベルト20と、このベルト20の両端
が巻付けられベルト20に張力を与える巻取りプーリ22,2
4とが設けられている。
従って第3図で右側から押込まれたカートリッジ14は
ベルト20を押しながらガイドローラ18で囲まれるカート
リッジ収容室S(第4図仮想線位置)に入り、ストッパ
26により係止される。このストッパ26は後記のスキャナ
30により操作され、このスキャナ30がストッパ26からカ
ートリッジ14を解放すれば、カートリッジ14はベルト20
の張力により自動的にスキャナ30に向って排出されるよ
うになっている。
ベルト20を押しながらガイドローラ18で囲まれるカート
リッジ収容室S(第4図仮想線位置)に入り、ストッパ
26により係止される。このストッパ26は後記のスキャナ
30により操作され、このスキャナ30がストッパ26からカ
ートリッジ14を解放すれば、カートリッジ14はベルト20
の張力により自動的にスキャナ30に向って排出されるよ
うになっている。
第1,2,4図において、30はスキャナである。このスキ
ャナ30はケース10内において収納棚12の前面を上下方向
に移動する。すなわちこのスキャナ30は第2図に示すよ
うにガイドレール32,32によって上下動可能に保持さ
れ、一対のワイヤ34,34によって上下に移動される。ワ
イヤ34は上下のプーリ36,38(第1図)間に巻掛けら
れ、その両端がスキャナ30に固定されている。一方のプ
ーリ38はサーボモータ40により回転され、この結果スキ
ャナ30は上下に移動される。なおこのワイヤ34には、ス
キャナ30と対称となる位置にカウンタウェイト42が固定
され、モータ40の負担を軽減している。
ャナ30はケース10内において収納棚12の前面を上下方向
に移動する。すなわちこのスキャナ30は第2図に示すよ
うにガイドレール32,32によって上下動可能に保持さ
れ、一対のワイヤ34,34によって上下に移動される。ワ
イヤ34は上下のプーリ36,38(第1図)間に巻掛けら
れ、その両端がスキャナ30に固定されている。一方のプ
ーリ38はサーボモータ40により回転され、この結果スキ
ャナ30は上下に移動される。なおこのワイヤ34には、ス
キャナ30と対称となる位置にカウンタウェイト42が固定
され、モータ40の負担を軽減している。
スキャナ30は第4図に示すように構成される。すなわ
ちある棚板12Aに対向した時に、収納棚12側のカートリ
ッジ14に対向してカートリッジ14を取込む取込み空間44
と、巻取りリール46と、これら両者の間に配設された画
像リーダ48と、リール15,46を駆動してフィルム16を走
らせるフィルム走行駆動装置(図示せず)とを備え、こ
れらは長方形のケースに収納されている。この実施例で
はこれらは棚板12Aに対向するように並設され、収納棚1
2とスキャナ30を含むケース10は一辺が約30cmの平面視
略正方形となっている。
ちある棚板12Aに対向した時に、収納棚12側のカートリ
ッジ14に対向してカートリッジ14を取込む取込み空間44
と、巻取りリール46と、これら両者の間に配設された画
像リーダ48と、リール15,46を駆動してフィルム16を走
らせるフィルム走行駆動装置(図示せず)とを備え、こ
れらは長方形のケースに収納されている。この実施例で
はこれらは棚板12Aに対向するように並設され、収納棚1
2とスキャナ30を含むケース10は一辺が約30cmの平面視
略正方形となっている。
画像リーダ48は密閉式のリーダユニット50と、光源と
してのEL(エレクトロルミネッセンス)板52とを備え
る。EL板52はフィルム16に押圧・離隔可能であり、電磁
プランジャ(図示せず)などにより制御される。例え
ば、このEL板52は、フィルムの装填時やフィルム送り時
などにはフィルム16から離れ、目標のフィルムが来ると
フィルム16を後記のガラス板54との間に挟み込む。また
このEL板52は、フィルム16の装填時にフィルムから離れ
るように倒れたり、下方あるいは上方に退出するように
移動させてもよい。ここにEL板52はフィルム16に密着す
る形式のものであればよく、このEL板52は画像読取時に
は直接フィルム16に密着してフィルム16を保持するフィ
ルム押圧板として機能する。このEL板52は、その全面の
照度が均一になるように構成してもよいが、この場合に
は光軸上が最も明るくなり光軸からはなれるに従って暗
くなるという照度むらが有るため、画像信号処理回路で
この照度むらの補正をする必要がある。そこでこのEL板
52自信の照度を予め場所により変化させておき、イメー
ジセンサに入射する光量が均一になるように構成しても
よい。すなわち、光軸上で最も暗くし光軸から離れるに
従って次第に明るくなるように構成すれば良い。
してのEL(エレクトロルミネッセンス)板52とを備え
る。EL板52はフィルム16に押圧・離隔可能であり、電磁
プランジャ(図示せず)などにより制御される。例え
ば、このEL板52は、フィルムの装填時やフィルム送り時
などにはフィルム16から離れ、目標のフィルムが来ると
フィルム16を後記のガラス板54との間に挟み込む。また
このEL板52は、フィルム16の装填時にフィルムから離れ
るように倒れたり、下方あるいは上方に退出するように
移動させてもよい。ここにEL板52はフィルム16に密着す
る形式のものであればよく、このEL板52は画像読取時に
は直接フィルム16に密着してフィルム16を保持するフィ
ルム押圧板として機能する。このEL板52は、その全面の
照度が均一になるように構成してもよいが、この場合に
は光軸上が最も明るくなり光軸からはなれるに従って暗
くなるという照度むらが有るため、画像信号処理回路で
この照度むらの補正をする必要がある。そこでこのEL板
52自信の照度を予め場所により変化させておき、イメー
ジセンサに入射する光量が均一になるように構成しても
よい。すなわち、光軸上で最も暗くし光軸から離れるに
従って次第に明るくなるように構成すれば良い。
リーダユニット50は、フィルム16を挟んでEL板52に対
向するガラス板54と、密閉ケース内に収納された投影レ
ンズ56およびイメージセンサ58を備えるものなお投影レ
ンズ56は図4からも明らかなように比較的低倍率のもの
であり、投影レンズ56とガラス板54およびイメージセン
サ58との距離も十分に短かい。このため反射鏡などを用
いる必要がなく、ケース50aの小型化が可能であり、こ
のケース50aを取込み空間44と巻取りリール46との間隙
を埋めるように収容することが可能になる。
向するガラス板54と、密閉ケース内に収納された投影レ
ンズ56およびイメージセンサ58を備えるものなお投影レ
ンズ56は図4からも明らかなように比較的低倍率のもの
であり、投影レンズ56とガラス板54およびイメージセン
サ58との距離も十分に短かい。このため反射鏡などを用
いる必要がなく、ケース50aの小型化が可能であり、こ
のケース50aを取込み空間44と巻取りリール46との間隙
を埋めるように収容することが可能になる。
ここにレンズ56はモータや圧電素子などにより光軸方
向に移動され焦点合せ可能となっている。
向に移動され焦点合せ可能となっている。
従ってスキャナ30は、目標のカートリッジ14の前に運
ばれるとストッパ26を解放して、カートリッジ14をベル
ト20の張力により取込み空間44内に向かって排出させ、
この空間44に取込む。そしてフィルム走行装置によりリ
ール15,46を回転させてフィルム16を走行させる。この
時にはEL板52はフィルム16から離れている。目標とする
画像が来るとEL板52はフィルム16をガラス板54に押圧す
る。EL板52が面光源となって、フィルム16の投影画像は
ガラス板54、レンズ56を通してイメージセンサ58に導か
れる。イメージセンサ58は画像を走査して時系列画像信
号aを出力する(第1図参照)。この信号aは画像処理
回路60により二値化されデジタル信号とされて制御手段
100に入力させる。ここにイメージセンサ58は二次元の
エリヤセンサが好ましいが、一次元のラインセンサをそ
の長さ方向に直交する方向(副走査方向)に移動させて
画像を読取ってもよい。
ばれるとストッパ26を解放して、カートリッジ14をベル
ト20の張力により取込み空間44内に向かって排出させ、
この空間44に取込む。そしてフィルム走行装置によりリ
ール15,46を回転させてフィルム16を走行させる。この
時にはEL板52はフィルム16から離れている。目標とする
画像が来るとEL板52はフィルム16をガラス板54に押圧す
る。EL板52が面光源となって、フィルム16の投影画像は
ガラス板54、レンズ56を通してイメージセンサ58に導か
れる。イメージセンサ58は画像を走査して時系列画像信
号aを出力する(第1図参照)。この信号aは画像処理
回路60により二値化されデジタル信号とされて制御手段
100に入力させる。ここにイメージセンサ58は二次元の
エリヤセンサが好ましいが、一次元のラインセンサをそ
の長さ方向に直交する方向(副走査方向)に移動させて
画像を読取ってもよい。
この実施例においては、制御手段は、各ケース10毎に
設けた子制御手段100Aと、この子制御手段100Aに目標カ
ートリッジや目標画像などのアドレス情報を与える親制
御手段100とを別々に備える。
設けた子制御手段100Aと、この子制御手段100Aに目標カ
ートリッジや目標画像などのアドレス情報を与える親制
御手段100とを別々に備える。
これらの制御手段100、100Aは小型コンピュータで形
成され、制御手段100は第1図に示すように、CPU102、
入・出力インターフェース104,106、制御プログラムを
記憶するROM108、制御中におけるデータ例えばオートフ
ォーカスを行う際のデータなどを記憶するRAM110等を有
する。112はメモリ手段であって光ディスク、磁気ディ
スク、磁気テープ、あるいは半導体メモリ等の記憶媒体
で構成され、収納棚12内のカートリッジ14の収納番地等
のデータを記憶する。これらの制御手段100およびメモ
リ手段112は、第5図においてはキャビネット114に収納
される。
成され、制御手段100は第1図に示すように、CPU102、
入・出力インターフェース104,106、制御プログラムを
記憶するROM108、制御中におけるデータ例えばオートフ
ォーカスを行う際のデータなどを記憶するRAM110等を有
する。112はメモリ手段であって光ディスク、磁気ディ
スク、磁気テープ、あるいは半導体メモリ等の記憶媒体
で構成され、収納棚12内のカートリッジ14の収納番地等
のデータを記憶する。これらの制御手段100およびメモ
リ手段112は、第5図においてはキャビネット114に収納
される。
各カートリッジ14の内容や収納番地等のデータはキー
ボード116からCPU102に入力され、メモリ手段112に記憶
される。目標の画像を検索する場合には、例えばキーボ
ード116から目標画像のコード等を入力する。CPU102は
メモリ手段112からこの目標画像を含むカートリッジ14
の位置や目標画像等のアドレス情報を子制御手段100Aに
出力する。子制御手段100Aは、このアドレス情報に基づ
き対応するカートリッジ14を探し出し、モータ40を作動
させてスキャナ30をこのカートリッジ14の前に移動させ
る。そしてスキャナ30が目標カートリッジ14の前に来る
と、子制御手段100Aは走行駆動装置44によりリール15,4
6を回転し目標画像がEL板とガラス板54の間に入るよう
に制御する。なおこの目標画像の確認は、マイクロフィ
ルム16に予め記録してあるブリップマーク(図示せず)
などを読取ることにより可能である。このブリップマー
クは、イメージセンサ58により読取ることも可能である
が、これとは別に設けたセンサにより読取るように構成
することもできる。
ボード116からCPU102に入力され、メモリ手段112に記憶
される。目標の画像を検索する場合には、例えばキーボ
ード116から目標画像のコード等を入力する。CPU102は
メモリ手段112からこの目標画像を含むカートリッジ14
の位置や目標画像等のアドレス情報を子制御手段100Aに
出力する。子制御手段100Aは、このアドレス情報に基づ
き対応するカートリッジ14を探し出し、モータ40を作動
させてスキャナ30をこのカートリッジ14の前に移動させ
る。そしてスキャナ30が目標カートリッジ14の前に来る
と、子制御手段100Aは走行駆動装置44によりリール15,4
6を回転し目標画像がEL板とガラス板54の間に入るよう
に制御する。なおこの目標画像の確認は、マイクロフィ
ルム16に予め記録してあるブリップマーク(図示せず)
などを読取ることにより可能である。このブリップマー
クは、イメージセンサ58により読取ることも可能である
が、これとは別に設けたセンサにより読取るように構成
することもできる。
子制御手段100Aは、目標画像がガラス板54の前に来る
とEL板52をフィルム16に押付けて発光させる。目標画像
の投影像はイメージセンサ58に導かれる。イメージセン
サ58の画像信号aは信号処理回路60において各受光素子
の特性のバラツキ補正、シューディング補正、波形整形
等種々の処理を受けて二値化された後、子制御手段100A
に入力される。またオートフォーカス動作をする場合に
は、この回路60は例えば画像信号aの所定空間周波数成
分をバンドパスフィルタで選択し、この成分の絶対値を
積分することによりコントラスト信号を求める。子制御
手段100Aはこのコントラスト信号が最大となる位置にレ
ンズ56を制御する。なおオートフォーカス専用の他の素
子、例えば位相差検出方式などの素子を別途用意してオ
ートフォーカスを行うようにしてもよいのは勿論であ
る。
とEL板52をフィルム16に押付けて発光させる。目標画像
の投影像はイメージセンサ58に導かれる。イメージセン
サ58の画像信号aは信号処理回路60において各受光素子
の特性のバラツキ補正、シューディング補正、波形整形
等種々の処理を受けて二値化された後、子制御手段100A
に入力される。またオートフォーカス動作をする場合に
は、この回路60は例えば画像信号aの所定空間周波数成
分をバンドパスフィルタで選択し、この成分の絶対値を
積分することによりコントラスト信号を求める。子制御
手段100Aはこのコントラスト信号が最大となる位置にレ
ンズ56を制御する。なおオートフォーカス専用の他の素
子、例えば位相差検出方式などの素子を別途用意してオ
ートフォーカスを行うようにしてもよいのは勿論であ
る。
このようにして画像がスキャナ30で読込まれると、こ
の画像信号は親制御手段100に読込まれ、CPU102はこの
データを種種の画像処理装置に出力する。例えばこの画
像をCRT118やプリンタ120に出力させたり、光ディスク
装置122などの他の外部メモリ手段に記憶させたりす
る。またLAN(ローカル・エリヤ・ネットワーク)等の
データ通信網124を利用して遠隔地のファクシミリ126
(第5図参照)やCRT等に出力させることもできる。な
おCPU102はこのデータ通信網124を利用して外部の画像
処理装置からのデータを読込み、このシステム内で外部
からの画像データを利用することも可能になる。
の画像信号は親制御手段100に読込まれ、CPU102はこの
データを種種の画像処理装置に出力する。例えばこの画
像をCRT118やプリンタ120に出力させたり、光ディスク
装置122などの他の外部メモリ手段に記憶させたりす
る。またLAN(ローカル・エリヤ・ネットワーク)等の
データ通信網124を利用して遠隔地のファクシミリ126
(第5図参照)やCRT等に出力させることもできる。な
おCPU102はこのデータ通信網124を利用して外部の画像
処理装置からのデータを読込み、このシステム内で外部
からの画像データを利用することも可能になる。
このシステムの最小規模のものは、第5図に示すよう
に1つのケース10をワークステーションと組合せること
により完成する。すなわちキーボード116と、CRT118
と、プリンタ110と、制御手段100およびメモリ手段112
(第1図参照)を収納するキャビネット114とで構成で
きる。
に1つのケース10をワークステーションと組合せること
により完成する。すなわちキーボード116と、CRT118
と、プリンタ110と、制御手段100およびメモリ手段112
(第1図参照)を収納するキャビネット114とで構成で
きる。
なお以上の実施例では、ケース10の制御は主制御手段
100と別の子制御手段100Aで行なうようにしたから、多
数のケース10を接続して大規模化する場合に制御が容易
になる効果がある。しかし本発明は、子制御手段100Aを
主制御手段100と一体化してもよいのは勿論であり、こ
のようなものも包含する。
100と別の子制御手段100Aで行なうようにしたから、多
数のケース10を接続して大規模化する場合に制御が容易
になる効果がある。しかし本発明は、子制御手段100Aを
主制御手段100と一体化してもよいのは勿論であり、こ
のようなものも包含する。
このシステムを大規模化する場合には、第6図に示す
ように、例えば8つのケース10を1つにまとめたスタッ
クS1〜Snを複数台レール132上で移動可能に設置し、こ
れを多数のワークステーションと接続すればよい。
ように、例えば8つのケース10を1つにまとめたスタッ
クS1〜Snを複数台レール132上で移動可能に設置し、こ
れを多数のワークステーションと接続すればよい。
このようにこの装置は、ケース10を1つの単位として
多数集めることにより容易に大規模化でき、この場合各
ケース10を同時に並列制御すればアクセス時間は一層小
さくなる。例えばあるケース10内スキャナ30が1つのカ
ートリッジから画像を読出している間に、他のケース10
ではスキャナ30が上下動して目標画像を探し出し読出す
準備をすることにより、アクセス時間は短縮できる。
多数集めることにより容易に大規模化でき、この場合各
ケース10を同時に並列制御すればアクセス時間は一層小
さくなる。例えばあるケース10内スキャナ30が1つのカ
ートリッジから画像を読出している間に、他のケース10
ではスキャナ30が上下動して目標画像を探し出し読出す
準備をすることにより、アクセス時間は短縮できる。
また異なる場所に分散して配置されたケース10を、互
いにデータを通信網124でつなぐことにより相互に自由
に使用でき、マイクロフィルムの共同使用が可能とな
る。
いにデータを通信網124でつなぐことにより相互に自由
に使用でき、マイクロフィルムの共同使用が可能とな
る。
第7図は収納棚12aとスキャナ30aの他の配置を示す実
施例を平面図であり、この実施例では巻き取りプーリ22
a,24aを収容室Sに接近されたので、収納棚12aはスキャ
ナ30aの長手方向に並設でき、この場合にはケース10aは
平面視幅の薄い長方形にすることができる。従って壁に
密着させてケース10aを配置する場合に都合がよい。
施例を平面図であり、この実施例では巻き取りプーリ22
a,24aを収容室Sに接近されたので、収納棚12aはスキャ
ナ30aの長手方向に並設でき、この場合にはケース10aは
平面視幅の薄い長方形にすることができる。従って壁に
密着させてケース10aを配置する場合に都合がよい。
なお、前記実施例ではスキャナ自信が移動して目標カ
ートリッジを取込むようにしているが、スキャナをケー
ス内の一定位置に固定し、上下動するキャリヤがこのス
キャナにカートリッジを運ぶ様に構成してもよく、本発
明はこのようなものを包含する。
ートリッジを取込むようにしているが、スキャナをケー
ス内の一定位置に固定し、上下動するキャリヤがこのス
キャナにカートリッジを運ぶ様に構成してもよく、本発
明はこのようなものを包含する。
(発明の効果) 本発明は以上のように、投影レンズを低倍率として反
射鏡を用いることなくマイクロフィルムの透過光を投影
レンズでイメージセンサに導くことにより、光学系を小
型化した。このため投影レンズとイメージセンサとをカ
ートリッジの取込み空間と巻取りリールとの間に収容す
ることが可能になる。また光源をマイクロフィルムに密
着・離隔可能とする形式のEL板で形成し、このEL板は画
像読取り時にマイクロフィルムを保持するフィルム押圧
板として機能させるものである。このため光源の光学系
にレンズか不要になり、光源の光学系を著しく小型化で
きる。このため画像読取装置を著しく小型にし、カート
リッジの収納棚内にカートリッジと並べて収納すること
も可能になる。
射鏡を用いることなくマイクロフィルムの透過光を投影
レンズでイメージセンサに導くことにより、光学系を小
型化した。このため投影レンズとイメージセンサとをカ
ートリッジの取込み空間と巻取りリールとの間に収容す
ることが可能になる。また光源をマイクロフィルムに密
着・離隔可能とする形式のEL板で形成し、このEL板は画
像読取り時にマイクロフィルムを保持するフィルム押圧
板として機能させるものである。このため光源の光学系
にレンズか不要になり、光源の光学系を著しく小型化で
きる。このため画像読取装置を著しく小型にし、カート
リッジの収納棚内にカートリッジと並べて収納すること
も可能になる。
第1図は本発明の一実施例を用いたシステムの概念図、
第2図はその収納棚とスキャナを示す斜視図、第3図は
収納棚のフィルムカートリッジ収納状態を示す平面図、
第4図はスキャナにカートリッジを取込んだ状態を示す
平面図、第5図はこの装置を用いたシステム概念図、第
6図はこれを大規模システムに発展させた場合の概念
図、また第7図は他の実施例を示す図である。 14……カートリッジ、 30,30a……スキャナ、 48……画像リーダ、 52……EL板、 56……投影レンズ、 58……イメージセンサ。
第2図はその収納棚とスキャナを示す斜視図、第3図は
収納棚のフィルムカートリッジ収納状態を示す平面図、
第4図はスキャナにカートリッジを取込んだ状態を示す
平面図、第5図はこの装置を用いたシステム概念図、第
6図はこれを大規模システムに発展させた場合の概念
図、また第7図は他の実施例を示す図である。 14……カートリッジ、 30,30a……スキャナ、 48……画像リーダ、 52……EL板、 56……投影レンズ、 58……イメージセンサ。
Claims (2)
- 【請求項1】略正方形のカートリッジから引き出したマ
イクロフィルムを光源と投影レンズとの間に位置させ、
このマイクロフィルムの画像を投影レンズを通してイメ
ージセンサに導き画像の読取りを行なう画像読取装置に
おいて、前記カートリッジの取込み空間と巻取りリール
とを囲むケースに収容されたスキャナを備え、前記取込
み空間と巻取りリールとの間に低倍率の投影レンズとこ
の投影レンズの投影画像が直接導かれるイメージセンサ
とを収容する一方、前記光源を前記スキャナのケース内
でフィルムに密着および離隔可能とする形式のEL板で形
成し、このEL板は画像読取時に前記マイクロフィルムを
保持するフィルム押圧板としたことを特徴とする画像読
取装置。 - 【請求項2】EL板は中央から周辺に向かって次第にその
照度が高くなるように照度管理されていることを特徴と
する請求項(1)記載の画像読取装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63141661A JP2862541B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 画像読取装置 |
EP89104813A EP0334231B1 (en) | 1988-03-18 | 1989-03-17 | Microfilm searching and reading device |
US07/325,175 US5099321A (en) | 1988-03-18 | 1989-03-17 | Microfilm searching and reading device |
DE68918733T DE68918733T2 (de) | 1988-03-18 | 1989-03-17 | Mikrofilm Recherchier- und Lesevorrichtung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63141661A JP2862541B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01311758A JPH01311758A (ja) | 1989-12-15 |
JP2862541B2 true JP2862541B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=15297233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63141661A Expired - Fee Related JP2862541B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-06-10 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2862541B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57155519A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-25 | Fujitsu Ltd | Waveguide type optical switch element |
JPS6295661A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-05-02 | Canon Inc | 情報読取装置 |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP63141661A patent/JP2862541B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01311758A (ja) | 1989-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3651478A (en) | Inventory control system | |
JP2862541B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP2593339B2 (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
JP2593338B2 (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
US4669838A (en) | Roll film document image storage and retrieval apparatus and system | |
JP2845445B2 (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
US5099321A (en) | Microfilm searching and reading device | |
JPH085522B2 (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
JPS61158063A (ja) | カ−トリツジオ−トチエンジヤ | |
JPH0432829A (ja) | 放射線画像情報読取装置 | |
US5550639A (en) | Recording apparatus having different modes for reading and photographing documents | |
JP2739388B2 (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
JP2710076B2 (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
JPH01276126A (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
JPS61137139A (ja) | フイルム投影装置 | |
JPH01238270A (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
JPH06105944B2 (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
JPH0254234A (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
JPH01275306A (ja) | カートリッジ移送装置 | |
JPH0254232A (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
JPS61155108A (ja) | カ−トリツジオ−トチエンジヤ | |
JPH01312531A (ja) | マイクロフィルム検索・読取装置 | |
JPS60236567A (ja) | 画像読取り装置 | |
JPS63229446A (ja) | マイクロフイルム収納装置 | |
JPH0254233A (ja) | マイクロフイルム検索・読取装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |