JP2862270B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2862270B2
JP2862270B2 JP1106716A JP10671689A JP2862270B2 JP 2862270 B2 JP2862270 B2 JP 2862270B2 JP 1106716 A JP1106716 A JP 1106716A JP 10671689 A JP10671689 A JP 10671689A JP 2862270 B2 JP2862270 B2 JP 2862270B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録材、例えばインクを用いて例えば遠隔地
の記録媒体に記録を行う画像記録装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の画像の記録装置では、遠隔地での記録を
行う所謂リモートモードの記録と、自分自身の記録部に
て記録を行う所謂ローカルモードの記録を選択出来る様
に構成されている。即ち操作者は自分の視認下に於いて
間近で記録結果を確認し入手する場合と、遠隔地にいる
他者に記録結果を受けとってもらう両方の機能が可能な
様に構成されている。
<発明の解決しようとする課題> 前述の装置においてはインク等の記録材の残量が無く
なったことの検知を正確に行うことは難しく、したがっ
て記録材がない状態では記録状態を継続してしまうこと
を防止するためには記録材がごく少量残っている状態を
判別し、例えば表示等を行うように構成されていた。
しかしながら前述のローカルモードにおいては通常使
用者が装置の近くにいることが多く、前述の残量検知に
応じて記録の禁止を行ってしまうことは、まだ少量残っ
ている記録材を使用することができないという問題が発
生する。
また、前述のリモートモードにおいては、通常使用者
が装置の近くにいないため、受信した画像データの媒体
への印字が不完全になることを、使用者によらずに、未
然に防止することが重要な課題である。
そこで本発明は上述した課題に鑑み、リモートモー
ド、ローカルモードのいずれにも良好な対応をなし得る
様にした画像記録装置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明の画像記録装置は上述の目的を達成するため
に、ローカルモードと、回線を介して送信された画像情
報を受信するリモートモードとを有し、記録材を媒体に
印字することによって画像記録を行う画像記録装置であ
って、前記記録材の残量を検知する手段、前記検知する
手段の検知に基づき、前記ローカルモードの際には前記
記録材の残量が所定量以下になったことに対応する表示
を行わせ、画像記録を続行させ、前記リモートモードの
際には画像情報の送信側に、受信側の記録材の残量が所
定値以下になったことを通知する制御信号を送信する制
御手段とを有することを特徴とする。
〔実施例〕
以下説明する本発明の実施例においては、リモート機
能とローカル機能とを有する画像記録装置が開示されて
いるが、本発明はかかる装置に限らず、例えばフアクシ
ミリ通信機能を有する装置であっても適用することが出
来る。
以下、図面を用いて本発明の一実施例について説明す
る。
第1図〜第3図は本発明の実施例を示し、第1図は本
発明の画像記録装置を2台接続した図である。
図中101は操作部を示し、102は記録紙を収納するカセ
ツト、103は記録出力の排出されるトレーである。又、1
0はケーブルで装置A、装置Bの間を電気的もしくは光
学的に接続しているものである。又、105は例えば公衆
回線に接続される電話機を示している。
以下、装置Aの場合には添文字としてAを付し、装置
Bの場合には添文字としてBを示し、例えば操作部なら
101A,101Bで示す。
第2図は第1図101(A又はB)に示す操作部の詳細
な図である。
図中、201はコピー又は送信のためのスタートキー、2
02はコピー又は送受信を停止させるためのストツプキ
ー、203はリセツトキーで、かかるキー203がオンされる
と装置のイニシヤライズが行われる。204はクリーニン
グキーで、後述のインクヘツドの清掃を行わせたいとき
の指令キーである。205は電話105のダイヤルボタン群で
ありテンキーを有する。210,220,230,240,250は各種切
り換えスイツチであり、これらのスイツチを1回押すご
とにそのスイツチと対応する表示(例えばスイツチ210
と対応する表示211,212等)が切り換えられる様になっ
ている。210は画質調整キーであり、エツジ強調の切り
換えによってシヤープな画像或いはソフトな画像の切り
換えが行われる。211はシヤープ画像選択表示、212はソ
フト画像選択表示である。220は倍率設定キーであり、
キーをオンするごとに設定倍率が切り換わる。221,222,
223は倍率表示で各設定倍率が選択されていることを表
示する。230は濃度設定キーであり、本実施例では濃い
・標準・淡いの3段階設定を231,232,233の表示であら
わしている。240は記録画像のカラー、モノカラー、例
えば白黒の選択キーである。241,242の表示でどちらが
選択されているかを表示する。尚、キー240の操作に依
らず送受信のプロトコルによって自動的にかかる2つの
モードが選択される場合もある。250はモード設定キー
であり、後述のローカルモード、リモートモード、更に
電話選択を切り換えるものである。これらの選択状況は
表示251,252,253で表わされる。261は紙づまり表示で、
記録紙が正常に搬送、排出されない場合の警告である。
262は記録紙が無くなっていることを表示するものであ
る。271,272,273,274はインクの無くなったことを操作
者に報知する表示であり、本実施例の装置においては4
色のインク各々に対応して表示が行われる。
第3図は本発明の装置のブロツク図である。
第3図において301は原稿台109Aに載置された原稿を
読み取るためのイメージセンサ部であり、例えば各画素
についてR,G,B 8ビツトの画像データを出力する。302は
イメージセンサ301からの出力をY,M,C,Kの4色に変換
し、更に2値化例えば濃度保存型の中間調処理を行う画
像処理部、305は処理部302からの2値化された信号を装
置Bに出力するか、或いはヘツドドライバ304に出力す
るかを切り換える伝送部である。又、伝送部305は装置
B内の伝送部と同様の構成であり、互いに所定の通信を
行って互いの装置の状態を相互に通信する。かかる装置
の状態はコントローラ303に送られる。304はヘツド306
〜309を駆動するヘツドドライバであり、伝送部305から
の出力に応じてヘツド306〜309を駆動する。310は各ヘ
ツド306〜309にインクが残っているか否かを判別するセ
ンサー部であり、該センサーは各ヘツドのインクの残量
を夫々別個に出力する。311はイメージセンサ301を原稿
に対して主走査、副走査両方向走査するための主走査モ
ータ312、副走査モータ313を駆動するためのモータドラ
イバ、314はヘツド306〜309が載置されるキヤリツジを
例えば記録材に対して主走査、副走査両方向に走査をす
るための主走査モータ315、副走査モータ316を駆動する
ためのモータドライバであり、モータドライバ314,315
は夫々コントローラ303によって駆動タイミングが制御
される。
次いでヘツド306〜309の近傍の構成について第4図を
用いて説明する。
第4図はヘツド306〜309及び主走査モータ315、副走
査モータ316の配置を示す斜視図である。ヘツド306〜30
9はキヤリツジ401上に載置されており、キヤリツジ401
はベルト402によって搬送される。ベルト402は主走査モ
ータ315によって駆動されている。404は紙送りローラで
あり、記録媒体403を搬送すべく設けられ、副走査モー
タ316によって回転が制御される。
次に、第3図に示すセンサ310の構成について説明す
る。
第9図は第3図に示すセンサ310の内部構成を示す図
である。ここで、11はインクを吐出する機能を有するイ
ンク吐出部、12はインク吐出部1に例えばワイヤボンデ
イング等を介して液体噴射記録ヘツド側と電気的接続を
得るための板状導体を配列させてなる配線部材(以下で
リードフレームという)、13Aおよび13Bは第10図に示す
様にリードフレーム12に組込まれ、後述するようにして
インク残量を検知する残量検知電極、14はインク吐出部
11にインクタンク2からのインクを供給するためのイン
ク供給路、16はインクタンク2とインク供給路14との間
を仕切っている仕切壁である。
しかしてここで、リードフレーム12はインクタンク2
とインク吐出部11とが一体化されたユニツトの例えば樹
脂製の筐体17に埋設されており、そのうち、インク残量
検知電極13Aおよび13Bのみが導通部18を介してインク供
給路14に露出させていて、その電極間に抵抗Rを介して
電源が供給される。また、インク供給路14は第11図に示
すようにインクタンク2との仕切壁16にインク供給口19
を有すると共に、上下から交互にリブ20A,20Bおよび20C
が設けてある。
そこで、インクタンク2からインク供給口19を介して
供給路14に導かれたインクは不図示の毛管により第1の
リブ20Aを越えて次の区画に導かれ、ここから矢印の経
路を経てインク吐出部11に供給され、吐出部11から記録
時およびヘツドの復動動作時にインクの吐出が行われる
が、インクタンク2中のインクが無くなり、ためにイン
ク供給路14にインクが導かれなくなると、その液面は第
11図に示す状態となり、インク残量検知部13Aが液面上
に露出して検知部13A,13B間の電気的導通が断たれる。
よって、その間の電流が流れなくなったことによりイ
ンク残量が限界値に達したことを検知することができ
る。なお、電流は僅かながらでも導電性のインク皮膜が
検知電極間に残留する限り流れるので、一定の電流が流
れるように検知回路を構成した場合、電圧Vとインク残
量lとの間に第12図に示す関係が得られることから、イ
ンク残量lの多少を検知するように構成することも可能
である。
また、リードフレーム12を筐体17に埋設するにあたっ
ては、インク漏れの発生を防止するためにインサート成
形等を行うのが望ましく、更にまたインク残量検知電極
13Aおよび13Bは耐インク性が得られるようにするために
金めっき等を施すかあるいはステンレス材料を使用する
のが好適である。なお、このように構成することによっ
て、リードフレーム12の一部を供給路14に露出させるだ
けで、従来のように検知手段を設けたり、検知電極にわ
ざわざリード線を接続したりする必要がなくなり、正確
かつ信頼性のおけるインク残量検出を実現することがで
きる。
第3図に示すセンサー310としては第9図に示す様な
インク残量検知機構が各ヘツド306〜309に設けられてい
る。したがってセンサ310は各ヘツド別にインクの残量
検知を行うことが出来る。
以下、主に第3図、第5図を用いて本装置の動作を説
明する。
操作者が記録したい原稿を不図示の原稿台に置き、ス
タートキー201を押すと一旦装置が初期化され(S1)、
不図示の光学系により原稿露光走査が開始される(S
3)。走査駆動はコントローラ303の指令によりモータド
ライバ311が主走査モータ312を所定速度で回転駆動する
ことで行われる。原稿の反射光量をイメージセンサ301
がうけ、赤、青、緑のフイルタにより色分解された原稿
反射濃度データが所定タイミングにもとずき画像処理部
302に順次送りこまれる。画像処理部ではイメージセン
サー301のアナログ信号をデジタルデータに変換し、所
定の処理を施され、後述のインクヘツドドライブに適し
た信号形態に変換され伝送部305に送られる。
ここで操作部101のスイツチ250によってローカルモー
ドになっている場合にはフローはS7からS9へ分岐し、伝
送部305内での信号切り換えによりそのまま自装置A内
のヘツドドライバーへ記録信号として送られ、フロー中
S9として示す記録処理が行われる。
ヘツドドライバー304では、4色のCヘツド306、Mヘ
ツド307、Yヘツド308、Bkヘツド309の各々にドライブ
信号を記録タイミングに合わせて供給する。尚、ヘツド
306〜309は、第4図のヘツド近傍の概念図に示す様に、
4色のヘツド306〜309がキヤリツジ401上に固定配置さ
れて為される。かかる第4図に示す状態では主走査モー
タ315の回転駆動をベルト402がキヤリツジへ伝えてい
る。前述読み取り動作の主走査モータ315の駆動に同期
してキヤリツジが主走査移動する。
記録媒体(記録紙)403の隅から一方の隅までの一主
走査の記録が終了すると、主走査モータ315により再び
記録開始位置までキヤリツジ401が移動する。更に、副
走査モータ316の回転駆動が紙送りローラ404に伝わり、
記録紙403が所定量送られる。こののち再び主走査が開
始され、所定記録幅での記録が行われる。この動作のく
り返しにより、記録用紙403全体への記録が行われ、終
了とともに記録紙は排紙トレーに排出され、記録処理を
終了する(S13)。
尚説明は前後するが後述のS17においては記録を禁止
せずに記録を続行してもよい。即ち、前述した様にイン
ク残量が残り少ないことが検出された場合であっても、
全くインクが残っていないわけではなく、若干インクの
残量が有る場合が多い。更にS17に示す様なローカルモ
ードにおいては操作者が装置の身近にいる場合が多い。
したがってS17においては記録を禁止せずに記録の続行
を行うことによってインクの残量を有効に利用すること
が出来る。
又かかる以上の記録動作の間にはS11においてインク
の残量を例えば第9図に示す検知手段によって検知し、
センサー310によりコントローラ303へインクの無くなっ
たことが報知される。コントローラ303は操作部101のイ
ンク無し表示271,272,273,274の中でインク無しが検出
された種類のインクに対応する表示を第1の表示モード
にて表示する。例えば本発明の実施例では、周期0.2秒O
N,0.8秒OFFのフリツカーにて行う(S15)。
この表示は検知後直ちに行ってもよく、又装置の所定
動作等の終了後、例えば一枚分の画像記録の終了時に始
めて行ってもよい。S15のインク無しの警告報知の後
は、後処理、例えば次の動作の不許可を行い、インク無
しによる異常画像記録を防止する(S17)。一方、前記
操作部101のスイツチ250の操作によりリモートモードに
なり、表示252が点灯している場合には、フローはS7か
らS19へ分岐し、前記伝送部305が切り換えられケーブル
104を通して相手側装置B内の伝送部を介して同一構成
の装置B内のヘツドドライバーへ記録信号として送り込
まれる。(S19)。
この場合、前記ローカルモードでの動作と同様な処理
が行われ、装置Bでの記録が行われることになる(S2
1)。ここで装置Bのヘツドに於けるインク量の検出が
同様に実行されているので、インクの残量が無いことが
装置B内のセンサー、コントローラによって検出されれ
ば、インク無しを装置B側の操作部317内のインク無し
表示に、第2の状態、例えば周期0.8secON,0.2secOFFに
て表示する。同時に伝送路であるケーブル104を通して
装置Aのコントローラ303へも装置Bのインク無し状況
が伝えられることを検出し(S23)、装置Aの操作部101
内の同様インク無し表示部に、同じ第2の状態にて表示
を行う(S25)。即ち装置A側の操作部101上の表示器は
該装置A内のインク残量表示と装置B側のインク残量表
示と兼用されており、かつ2種類の残量表示の判別が行
える様にその2種類の表示状態をかえている。したがっ
て装置を簡単にすることが出来るばかりでなく、受信側
の記録装置の状態を良好に判別することが出来る。
この様にリモートモードに於いて装置B側においてイ
ンク無しが検出されて後には、後処理、例えばカラーデ
ータの伝送を停止し、装置Bをリモートモードにするこ
と、装置Aのコントローラ301はモードをローカルモー
ドに切り替えるか否かを判別する(S29)。かかる切り
換えはコントローラ301が自動的に切り換える場合と、
不図示の切り換えスイツチによって操作者が切り替える
場合であってもよく、更には前述の操作部にもうけられ
ているモード切り換えスイツチ250による切り換えと兼
用としてもよい。尚、自動で切り替えた場合には表示25
1,252,253もそれに応じて切りかわることは勿論であ
る。
ローカルモードに切り換え後にはフローはS29からS9
へ分岐し、前述の動作が続いて行われ装置Aのいずれか
のインクが無くならない限りは、前述の記録動作は続け
られる。この場合、前記第2の表示状態のインク無し表
示のままでの記録動作であり、通常のローカルモードで
のインク無しとの区別を可能としている。
更に、切りかえ後のローカルモードでの記録中にもイ
ンク無しの発生する場合があり、この時には通常のロー
カルモードでのインク無し表示を示す第1の表示モード
に切り換えられる。
この場合には記録途中での各種処理を実行したのち、
装置Aはインク無しを表示して次の記録動作を受けつけ
なくする様になる。
第5図は前述してきた一連の装置動作の流れを示して
いるフローチヤートである。
本実施例においてはローカルモードの際にはS23にお
いて装置B側からインク無しを示す信号を受信した場合
には記録のための画像信号の伝送を禁止しているので受
信側で記録が行えないにもかかわらず画像信号を伝送し
てしまうことを防止出来る。
以上説明したように本実施例に依れば、操作者の視認
ができない場所にある、リモート記録部のインク無し状
態を通常の記録部インク無し状態とは異なる表示状態に
して表示させることにより、操作者への情報通達を確実
化し、更に要求に応じて、それ以後の記録をローカルに
実行できる効果がある。
次に第6図を用いて本発明の他の実施例の動作につい
て説明する。
第6図は第5図の実施例の変形例を示すフローチヤー
トである。第6図においてS1,S3は第5図において説明
したS1,S3と同様であるので説明を省略する。S3に続い
てS61においてはカラー処理の指定が行われているか否
かを判別し、カラー処理が指定されている場合には、セ
ンサ301によって読み取った画像信号をカラー画像処理
し(S63)、カラー処理が指定されていない場合にはモ
ノクロ処理例えば白黒記録が行える様にセンサ301によ
って読み取った画像信号を処理する。かかる処理として
は例えばセンサ301から出力される画像信号がR,G,Bの3
つの成分を有する場合には、輝度信号YをY=0.3R+0.
6G+0.1Bとして演算する処理が行われる。S63に続いてS
65においては装置がローカルモードであるか否かを判別
し、ローカルモードの際にはヘツド306〜309を全て用い
てフルカラー画像印字を行う。
フルカラー印字を行っている間においては、センサ31
0によって各ヘツドのインク残量を検出しており(S6
9)、センサ310によりインク残量の減少が検出された際
にはインクが無いことを表示し(S70)、例えば印字動
作の停止処理を行う。かかる停止処理の代わりに画像処
理を切り換えることによってたとえインクの色が無い場
合であっても、他の種々のインクで置き換えを行う様に
してもよい。
フルカラー印字が終了したことが判別されるとフロー
はS72から抜け出し記録が終了する。
S69においてイエロー、マゼンタ、シアンのうちどれ
かのインク残量が無いことが検出された際には、S70に
おいてブラツクインクのみを用いて記録を行う様にして
もよい。
なお予めかかる処理を行うか否かを手動にて設定出来
る様にしてもよい。
更にブラツクインクに切り換えた際には記録ヘツド及
びインクの特性に合わせてヘツドの駆動条件を切り換え
る様にしてもよい。
S65においてモード設定キー250によってローカルモー
ドが設定されておらず、リモートモードが設定されてい
ることが判別された際には、伝送路104を介して装置B
の伝送部305へ画像信号を伝送する様に装置Aの伝送部3
05を制御する(S73)。次いで装置Bの伝送部305から受
信が可能である旨の信号を装置A側で受けるまで待機す
る(S74)。ここで装置Bからは装置B内の各インクヘ
ツドのインク残量を検知した結果に基づいて、以下の5
つのモードのいずれかを示す信号を受信する。即ちイエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラツクの各インクが全て充
分な残量が有り、カラーモード、モノクロモードのいず
れの受信も可能である第1のモードか、ブラツクインク
は有るが、イエロー、マゼンタ、シアンのうち少なくと
も1種類のインクの残量が充分ないモノクロモードの受
信のみが可能な第2のモードか、ブラツクインクは無い
がイエロー、マゼンタ、シアンのいずれのインクも充分
な残量が有り、カラーモードの受信のみが可能な第3の
モードであるか、更に前記4つのインクのうち全ての残
量がない第4のモード、上記第1〜第4のいずれにも含
まれない第5のモードかを示す信号を判別する。
本実施例では特に前述の第1のモードの信号が受信さ
れた場合について説明する。かかる場合には、装置A側
においてキー240によって設定されるモードがカラーモ
ードであるか否かを再び確認する(S77)。カラーモー
ドであれば、S3において読み取った信号を送信し、装置
B側にて記録動作を行わせる(S79)。次いでS81におい
て装置Bの記録中に該装置Bのカラーインクのいずれか
の残量が無くなったことが判別された際には、フローS8
5に分岐する。カラーインクが全て有る場合には記録が
終了するまでS79にフローは戻り記録動作を行わせる。
又、S77において設定されるモードがモノクロキード
であれば第7図へフローは分岐する。
又、カラー画像記録を行わせている間にS81からS85に
分岐した際には、装置A側における白黒モードを示す表
示242を点滅表示させる。かかる点滅表示によって、装
置A側の使用者はカラーモードにおける通信が不能にな
ったことを知ることが出来る。
ここでかかる点滅表示に続いてキー240によって白黒
モードが設定されたか否かを判別し(S92)、白黒モー
ドが設定された場合にはかかる白黒モードであることを
示す表示242を表示させる(S94)。
尚、かかる白黒モードへの切り換えはキー240の手動
に依らず自動的に行う様にしてもよい。
即ち、S81において装置Bからカラーインクが無いこ
とを示す信号が送信されてきたことを判別した場合に
は、S92を省略して自動的にS94以下のステツプを実行す
る様にしてもよい。
次に装置B側のブラツクインクのヘツドのみを駆動さ
せる指令を送信し(S96)、白黒記録を行わせる。
尚、かかる白黒記録の場合には装置A側から装置B側
に送信する情報をカラーデータからモノカラーデータに
変更する。
例えば前述した様にカラーデータR,G,Bを相互に組み
合わせる演算、例えばY=0.3R+0.6G+0.1Bを行い送信
するデータ量を削減する。
又、S96において前述した様に送信する情報をカラー
データからモノカラーデータに変更せずに送信するデー
タはカラー画像データ、例えばR,G,Bを送信した白黒記
録を行わせる指令のみを追加して送信する様にしてもよ
い。
S98,S99においてはS69,S72と以下の点を除いて同様で
ある。即ちS69においてはイエロー、マゼンタ、シアン
等のカラーインクが有るか否かを判別したが、S98にお
いてはブラツクインクが有るか否かを判別する。
又、S100においてもS70と同様にインクの無いことを
表示する。かかる表示としては、ブラツクインクがない
ことを表示する様にすればよい。
前述したS92において、白黒モードに切り換わらない
際にはフローはS93へ移り送受信を停止する。
又、S61においてカラー処理が設定されていない場合
には、フローはS62に移り白黒記録のための処理を行い
フローは終了する。
かかる白黒記録動作については、S96〜S100に示した
動作と同様の動作であり説明を省略する。
上述の実施例においては、S65においてローヤルモー
ドであるかの判別を行う前にS61においてカラー処理か
否かの判別を行っている。したがって、本実施例では一
旦カラー処理モードを設定しないとローカルモードの設
定が行えない様に構成されている。
かかる構成はローカルモードにおいてはカラー処理を
優先して実行するためになされている。
しかしながら、S61〜S62とS65のステツプを入れ換え
てカラー処理白黒処理の設定の判別の前にローカルモー
ドが行われているか否かを判別する様にしてもよい。
以上説明したように本実施例に依れば操作者の視認で
きない場所にある、リモート記録部のカラーインク無し
状態を操作者に報知するとともに、操作者の要求に応じ
てそれ以降の記録を黒インクによるものに切り換えるこ
とで、記録を続行でき、リモートで記録情報を送ること
ができる効果がある。
又、本実施例に於いては前述の様な、動作不具合状況
になった場合に、併設の電話機105にて遠隔地の装置近
傍にいる人を呼び出して、状況の確認を行うことができ
る。
電話は、装置内の制御システムと独立した公衆回線に
て接続される場合と、 専用に、装置内に取り込まれ、前記ケーブル内に一括
並設されて接続される場合があるが、本発明はいずれの
場合でもあっても同様に適用することが出来る。
以上の実施例においては、カラーモードの伝送を行っ
ている最中にカラーインクが残り少なくなった場合につ
いて説明したが、次にモノクロモード、例えば白黒モー
ドにおける伝送を行っている最中にブラツクインクが残
り少なくなった場合について第7図を用いて説明する。
かかる第7図は第6図に示すステツプから分岐す
るフローである。
かかる場合にはモノカラー例えば白黒モードが選択さ
れており、白黒モードでの、記録動作中、ブラツクイン
クが無くなってくると、装置Bのセンサー310によって
かかるブラツクインクの残量の検知が行われると装置A
側にかかる残量検知のための、所定の処理が行われてS1
10において操作者へインク無しが報知されるとともに、
装置B側においてカラーインクが有ることが判別されれ
ば(S112)、装置Bのドライバーへ、C,M,Yのインクを
用いた記録指令が送られて(S114)、記録動作が続行さ
れる(S116)。
この場合C,M,Yの各色のインクの合成比率について
は、記録特性に合わせて適切に定められる。又、ヘツド
への記録条件に適切に変更される。更に、この様な動作
を記録動作の途中から為すか、又はそのサイクルの記録
が終了してからにするかは、インク残量検知レベルの余
裕度等を鑑みて、適宜定めればよい。
又、S112においてカラーインクが無い場合には記録を
停止させる(S120)。又、装置A側の操作部101で“白
黒”が選択されている状態に於いては前述の動作が行わ
れていることを示すために操作部101の表示を“白黒”
の表示状態を別の形態(例えば、点灯→フリツカー等)
に切り替える。
更に本実施例に依れば、操作者の視認できない場所に
ある、リモートでの白/黒記録時の黒インク無し状態を
操作者に報知するとともに、自動的に残り3色を用い
て、黒色記録を行うようにすることで、記録の中断を回
避することができる効果がある。
又、以上の実施例においては画像メモリが設けられて
いない装置について説明したが、本発明は第8図に示す
様にカラー画像信号、モノクロ画像信号少なくともいず
れか一方を受信して、メモリ360に格納することが出来
る装置においても同様に適用することが出来る。
例えば第6図のフローチヤートにおいては、S81にお
いてカラーインクが無くなった場合には、白黒記録モー
ドに切り換える様にしたがS85の代わりにメモリ360に代
行受信する様にするステツプを設けることによって、カ
ラーインクが無い場合であっても、後にカラー記録を行
う様に出来る。
尚、第8図の実施例ではメモリ360としてイエロー、
マゼンタ、シアンの4色分、夫々複数ページ分の容量を
有するメモリを用いている。
<発明の効果> 本発明によれば、記録材の残量の検知に基づいて装置
の状態を制御するに際して、ローカルモードの際には記
録材の残量が所定量以下になったことに対応する所定の
表示を行わせると共に画像記録を続行させ、一方リモー
トモードの際には画像情報の送信側に、受信側の装置の
記録材の残量が所定値以下になったことに対応する通知
を行う制御信号を送信しているので、ローカルモードの
際にはできるだけ記録材の残量を有効に使用する画像記
録が行えるとともに、記録装置近くの使用者が記録材の
残量を的確に把握でき、リモートモードの際には画像送
信側において、受信装置側から通知された記録材の残量
の状態に応じて適切な対応をとることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の装置を回線等を介して接続
した状態を示す図、 第2図は第1図示の装置の操作部の詳細を示す図、 第3図は第1図示の装置の内部の回路構成を示すブロツ
ク図、 第4図は第1図示の装置のヘツド306〜309近傍の構成を
示す図、 第5図乃至第7図は第1図示の実施例の動作を説明する
フローチヤート、 第8図は第3図示の実施例の他の構成を示すブロツク
図、 第9図乃至第12図は第1図示のセンサ310の一例を説明
する図である。 101……操作部 250……モード指定キー 251……ローカルモード指定表示部 252……リモートモード指定表示部 253……電話指定表示部 306〜309……記録インクヘツド 310……センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/21,2/175 G06F 3/12 H04N 1/23

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローカルモードと、回線を介して送信され
    た画像情報を受信するリモートモードとを有し、記録材
    を媒体に印字することによって画像記録を行う画像記録
    装置であって、 前記記録材の残量を検知する手段、 前記検知する手段の検知に基づき、前記ローカルモード
    の際には前記記録材の残量が所定量以下になったことに
    対応する表示を行わせ、画像記録を続行させ、前記リモ
    ートモードの際には画像情報の送信側に、受信側の記録
    材の残量が所定値以下になったことを通知する制御信号
    を送信する制御手段とを有することを特徴とする画像記
    録装置。
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