JP2861777B2 - ディスク装置及びディスク制御用マイクロコンピュータ - Google Patents

ディスク装置及びディスク制御用マイクロコンピュータ

Info

Publication number
JP2861777B2
JP2861777B2 JP5339513A JP33951393A JP2861777B2 JP 2861777 B2 JP2861777 B2 JP 2861777B2 JP 5339513 A JP5339513 A JP 5339513A JP 33951393 A JP33951393 A JP 33951393A JP 2861777 B2 JP2861777 B2 JP 2861777B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
control
command
read
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5339513A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06302133A (ja
Inventor
博志 勝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5339513A priority Critical patent/JP2861777B2/ja
Publication of JPH06302133A publication Critical patent/JPH06302133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2861777B2 publication Critical patent/JP2861777B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク装置及びその
制御を行なうマイクロコンピュータに関し、特に、ヘッ
ドの位置決め制御とコマンドに対応した制御処理を行な
う機能を備えたマイクロコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ、ワーク
ステーションを始めとするOA機器は、半導体デバイス
等の技術革新に伴い、高性能化、小型化及び軽量化が急
速に進んでいる。一方、これらOA機器で処理する情報
自体も、高度化、大容量化が著しく、高速、小型、大容
量のファイル装置(磁気ディスク装置等)の需要が急増
している。
【0003】現在、このファイル装置としては、ビット
単価、性能面で優位な磁気ハードディスク装置が主流に
なっている。例えば、パーソナルコンピュータの用途で
は、既にディスクドライブのサイズが3.5インチ型か
ら2.5インチ型に移行しており、さらには最近では
1.8インチ型のものが提供されている。
【0004】図11は、従来のハードディスク装置の基
本的な構成を示すブロック図であり、ドライブ制御ユニ
ット300とヘッドディスクアセンブリ(HDA)31
0から構成される。320は、ディスク装置に対してデ
ータのリードライトを行なうホストシステムである。ヘ
ッドディスクアセンブリ310は、図示は省略するが、
磁気ディスク、磁気ヘッド及びそれらを駆動するスピン
ドルモータやボイスコイルモータからなる駆動手段、ア
クセス機構の各ユニットから構成され、エンクロージャ
形態を有している。
【0005】ドライブ制御ユニット300は、インタフ
ェース制御部333、リードライト制御部134、ヘッ
ド位置決め制御部335及びスピンドルモータ制御部3
36から構成される。インタフェース制御部333は、
パーソナルコンピュータ本体等のホストシステム320
からのリードライト動作を指定するコマンドの解読とコ
マンドに応じた制御処理、内部のバッファRAMを介し
たホストシステム320と磁気ディスク間のデータ転送
及びコマンド実行結果のホストシステム320への報告
等の制御を行なう。これらの制御は、ユニット内部のイ
ンタフェース制御用マイクロコンピュータを用いたファ
ームウェア処理により実現される。
【0006】リードライト制御部334は、インタフェ
ース制御部333とHDA310にそれぞれ接続され、
ホストシステム320から転送されたデータを変調して
磁気ヘッドを介して磁気ディスクに書き込む制御、磁気
ヘッドを介して磁気ディスクから読み出したデータを復
調する制御を行なう。ヘッド位置決め制御部335は、
インタフェース制御部333とHDA310にそれぞれ
接続され、ホストシステム320からのコマンドに応じ
て、磁気ヘッドを磁気ディスクの目標のトラックに移動
させ(シーク動作)、目標のトラックの中央に追従させ
る(フォロー動作)サーボ制御を行なう。これらの制御
は、サーボ制御用マイクロコンピュータの演算処理によ
るディジタルPID制御により実現される。
【0007】スピンドルモータ制御部336は、HDA
310とヘッド位置決め制御部334にそれぞれ接続さ
れ、ユニット内部のPWMタイマを用いたスピンドルモ
ータの速度制御と、サーボ制御用マイクロコンピュータ
を介したモータの起動、停止の制御を行なう。
【0008】図12は、1991年1月、CQ出版社
「小型外部ストレージの主役ハードディスクドライブ」
(第53ページ〜第57ページ)に記載されたハードデ
ィスク装置の構成例であり、図示のように、ホストシス
テムからのリードライトコマンドに対応した制御処理と
ヘッド位置決め処理を行なうために、2種類の制御用プ
ロセッサ340a、340bを備えている。
【0009】バッファRAM350は、ホストシステム
−磁気ディスク間のデータ転送において、両者の転送速
度、転送タイミングの差異を調整する。バッファ制御部
351は、バッファRAM350へのアクセスを制御す
る。また、ホストインタフェース部352は、マイクロ
コンピュータ340aからの指令に基づき、コマンドの
受け付け動作とホストシステムに対するデータ転送動作
を制御する。フォーマット制御部353は、マイクロコ
ンピュータ340aからの指令に基づき、ディスクに対
するデータのリードライト動作の制御を行なう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の磁気ディスク装置では、ホストシステムからのリード
ライトコマンドに対応した制御処理とヘッド位置決め処
理を行なうために、2種類の制御用プロセッサ(インタ
フェース制御用マイクロコンピュータとサーボ制御用マ
イクロコンピュータ)を使用している。ところで、一般
的に、ヘッド位置決め制御が磁気ディスクの回転に応じ
て一定周期間隔で間欠的に発生し、リードライトコマン
ドに対応した制御処理はホストシステムの動作に応じて
不定期で単発的に発生する。このように間欠的及び不定
期に単発的に発生する処理に対して、2種類の制御用マ
イクロコンピュータを専用に設けているため、それぞれ
のマイクロコンピュータの処理能力を有効に活用してい
ない無駄があった。
【0011】また、マイクロコンピュータだけでも、少
なくとも2種類のLSIを必要とし、他にも、インタフ
ェース、サーボ、スピンドルモータ制御用にそれぞれL
SIを必要とするため、ハードウェア量が多くなり、装
置の小型化を図るうえで問題であった。例えばディスク
ドライブを2.5インチから1.8インチ等に小型化す
る場合、実装面積上、極めて不利となる。さらに、ハー
ドディスク装置のノート型パソコン、パームトップ型パ
ソコンへの組み込みの用途では、LSIの数が多くなる
ことで、消費電力が増大しかつ価格が高くなるため、実
用性及び経済性の点で問題となっている。
【0012】本発明は、上記従来の課題を解決すべくな
されたものであり、 本発明の第1の目的は、上述した
問題を解決し、ホストシステムからのリードライトコマ
ンドに対応した制御処理とヘッド位置決め処理を単一の
マイクロコンピュータで実行することで、マイクロコン
ピュータの能力を有効に活用することができるディスク
装置及びディスク制御用マイクロコンピュータを提供す
ることにある。
【0013】第2の目的は、LSI等のハードウェア量
を減らすことで、装置の小型化に寄与することができ、
かつ低消費電力化及び低価格化を実現することができる
ディスク装置及びディスク制御用マイクロコンピュータ
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ディスクと該ディスクに対するデータの
リードライトを行なうヘッド及び前記ディスクとヘッド
の駆動手段を内蔵するヘッドディスクアセンブリと、ヘ
ッドディスクアセンブリの動作と、外部システムからの
前記ディスクに対するリードライト動作を制御するドラ
イブ制御手段を備える磁気ディスク装置において、前記
ドライブ制御手段は、単一のディスク制御用マイクロコ
ンピュータを備え、前記ディスク制御用マイクロコンピ
ュータは、前記ヘッドディスクアセンブリの動作と前記
ディスクに対するリードライト動作を制御する命令を記
憶する命令記憶手段と、前記記憶手段から命令を順次読
み込んで、前記ヘッドの位置決めを行なうサーボ制御処
理と、前記外部システムからのリードライトコマンドに
応じたコマンド制御処理を実行する命令実行手段と、前
記前記ヘッドディスクアセンブリ部及び前記命令実行部
に接続され、その出力する命令実行制御信号に基づき、
前記ディスクに対するデータのリードライト動作と、シ
リアルデータからパラレルデータへの変換を制御するフ
ォーマット制御手段と、前記命令実行部及び前記外部シ
ステムに接続され、前記命令実行制御信号に基づき、前
記外部システムからのコマンドの受け付け動作と、前記
外部システムに対するデータ転送処理を制御するインタ
フェース手段を備えて構成される。
【0015】前記ディスク制御用マイクロコンピュータ
は、前記ヘッドディスクアセンブリの前記ディスクから
読み出した前記ヘッド位置決めのサーボ制御に必要な制
御情報を前記命令実行手段に入力するA/Dコンバータ
と、前記サーボ制御に必要な制御情報に基づいて前記命
令実行手段で算出されたヘッドの位置決めサーボ制御情
報を出力するD/Aコンバータを備える構成としてい
る。
【0016】前記フォーマット制御手段が、前記A/D
コンバータに電気的に接続され、前記フォーマット制御
手段は、前記A/Dコンバータの変換開始タイミングを
指定するタイミング信号を出力する手段を備える構成と
している。
【0017】前記ドライブ制御手段は、前記外部システ
ムとディスク間のデータ転送における転送速度及び転送
タイミングを調整するため、前記外部システムからのラ
イトデータ及び前記ディスクからのリードデータを一時
的に格納するバッファ手段を備え、前記ディスク制御用
マイクロコンピュータは、前記バッファ手段に接続し、
前記命令実行手段、前記フォーマット制御手段及び前記
インタフェース手段からの前記バッファ手段に対するア
クセスを制御するバッファ制御手段を備える構成として
いる。
【0018】前記ドライブ制御手段は、前記外部システ
ムとディスク間のデータ転送における転送速度及び転送
タイミングを調整するため、前記外部システムからのラ
イトデータ及び前記ディスクからのリードデータを一時
的に格納するバッファ手段を備え、前記ディスク制御用
マイクロコンピュータは、前記バッファ手段に接続し、
前記命令実行手段、前記フォーマット制御手段及び前記
インタフェース手段からの前記バッファ手段に対するア
クセスを制御するバッファ制御手段を備え、前記フォー
マット制御手段は、前記ディスクのリードライト動作に
おけるデータの転送処理及びデータのシリアル−パラレ
ル変換を行なうドライブデータ転送手段と、前記ディス
クへのデータライト時の誤り符号の生成処理とリード時
の前記誤り符号によるデータの誤り検出及び訂正処理を
行なう誤り訂正制御手段と、前記命令実行部の命令実行
制御信号により、前記リードライトを制御する命令を前
記命令記憶手段からロードして記憶する記憶手段と、前
記記憶手段にロードされた命令を読み出して、リードラ
イト動作を制御する制御手段を備え、前記インタフェー
ス手段は、前記外部システムから送られるリードライト
コマンドを記憶し、該リードライトコマンドの受け付け
を前記命令実行手段に通知する手段を備え、前記バッフ
ァ制御手段は、前記バッファ手段に対する前記命令実行
手段、フォーマット制御手段、インタフェース手段から
のアクセス要求が発生した場合に、何れかにアクセス権
を割り当てる優先順位制御を行なう手段を備える構成と
している。
【0019】前記ディスク制御用マイクロコンピュータ
は、 前記インタフェース手段からのコマンド受け付け
信号あるいは前記ヘッドディスクアセンブリのディスク
から読み出したサーボ制御信号を入力し、入力したコマ
ンド受け付け信号またはサーボ制御信号に対応して、前
記命令実行手段に対して、コマンド制御処理あるいはサ
ーボ制御処理の割り込み要求を出力する割り込み制御手
段を備える構成としている。
【0020】上記の目的を達成するため、本発明は、デ
ィスク装置のディスクと該ディスクに対するデータのリ
ードライトを行なうヘッド及び前記ディスクとヘッドの
駆動手段を内蔵するヘッドディスクアセンブリの動作
と、外部システムからの前記ディスクに対するリードラ
イト動作を制御するディスク制御用マイクロコンピュー
タにおいて、前記ヘッドディスクアセンブリの動作と前
記ディスクに対するリードライト動作を制御する命令を
記憶する命令記憶手段と、前記記憶手段から命令を順次
読み込んで、前記ヘッドの位置決めを行なうサーボ制御
処理と、前記外部システムからのリードライトコマンド
に応じたコマンド制御処理を実行する命令実行手段と、
前記前記ヘッドディスクアセンブリ部及び前記命令実行
部に接続され、その出力する命令実行制御信号に基づ
き、前記ディスクに対するデータのリードライト動作
と、シリアルデータからパラレルデータへの変換を制御
するフォーマット制御手段と、前記命令実行部及び前記
外部システムに接続され、前記命令実行制御信号に基づ
き、前記外部システムからのコマンドの受け付け動作
と、前記外部システムに対するデータ転送処理を制御す
るインタフェース手段を備える構成としている。
【0021】前記ヘッドディスクアセンブリの前記ディ
スクから読み出した前記ヘッド位置決めのサーボ制御に
必要な制御情報を前記命令実行手段に入力するA/Dコ
ンバータと、前記サーボ制御に必要な制御情報に基づい
て前記命令実行手段で算出されたヘッドの位置決めサー
ボ制御情報を出力するD/Aコンバータを備え、前記フ
ォーマット制御手段が、前記A/Dコンバータに電気的
に接続され、前記フォーマット制御手段は、前記A/D
コンバータの変換開始タイミングを指定するタイミング
信号を出力する手段を備える構成としている。
【0022】前記外部システムとディスク間のデータ転
送における転送速度及び転送タイミングを調整するた
め、前記外部システムからのライトデータ及び前記ディ
スクからのリードデータを一時的に格納するバッファ手
段に接続し、前記命令実行手段、前記フォーマット制御
手段及び前記インタフェース手段からの前記バッファ手
段に対するアクセスを制御するバッファ制御手段を備
え、前記フォーマット制御手段は、前記ディスクのリー
ドライト動作におけるデータの転送処理及びデータのシ
リアル−パラレル変換を行なうドライブデータ転送手段
と、前記ディスクへのデータライト時の誤り符号の生成
処理とリード時の前記誤り符号によるデータの誤り検出
及び訂正処理を行なう誤り訂正制御手段と、前記命令実
行部の命令実行制御信号により、前記リードライトを制
御する命令を前記命令記憶手段からロードして記憶する
記憶手段と、前記記憶手段にロードされた命令を読み出
して、リードライト動作を制御する制御手段を備え、前
記インタフェース手段は、前記外部システムから送られ
るリードライトコマンドを記憶し、該リードライトコマ
ンドの受け付けを前記命令実行手段に通知する手段を備
え、前記バッファ制御手段は、前記バッファ手段に対す
る前記命令実行手段、フォーマット制御手段、インタフ
ェース手段からのアクセス要求が発生した場合に、何れ
かにアクセス権を割り当てる優先順位制御を行なう手段
を備える構成としている。
【0023】前記インタフェース手段からのコマンド受
け付け信号あるいは前記ヘッドディスクアセンブリのデ
ィスクから読み出したサーボ制御信号を入力し、入力し
たコマンド受け付け信号またはサーボ制御信号に対応し
て、前記命令実行手段に対して、コマンド制御処理ある
いはサーボ制御処理の割り込み要求を出力する割り込み
制御手段を備える構成としている。
【0024】
【実施例】本発明の好適な実施例について図面を参照し
て説明する。まず、本発明を適用したディスク装置の全
体構成を図2に示す。本発明を適用したディスク制御用
マイクロコンピュータを用いたハードディスク装置のド
ライブ制御ユニット10は、ヘッドドライブアセンブリ
(HDA)18内の各HDAユニットとホストシステム
70にそれぞれ接続される。
【0025】HDA18は、磁気ディスクを駆動するス
ピンドルモータユニット18a、磁気ヘッドを駆動する
ボイスコイルモータユニット18b、アクセス機構ユニ
ット18cの各ユニットを含んでいる。HDA18は、
エンクロージャ形態を有している。ドライブ制御ユニッ
ト10は、単一のディスク制御用マイクロコンピュータ
12、バッファRAM13、リードライト制御部14、
スピンドルモータドライブ回路15を内蔵する。
【0026】ディスク制御用マイクロコンピュータ12
は、ホストシステム70からのディスクデータのリード
/ライト動作を指定するコマンドの解読とコマンドに対
応した制御信号を生成するコマンド制御処理、バッファ
RAM13を介してのホストシステム−磁気ディスク間
のデータ転送、コマンド実行結果のホストシステム70
への報告及び磁気ヘッド位置決めのためのシーク動作と
フォロー動作のサーボ制御と、スピンドルモータの起
動、停止制御とを行なう。
【0027】バッファRAM13は、ホストシステム−
磁気ディスク間のデータ転送において、両者の転送速
度、転送タイミングの差異を調整するためのメモリであ
る。リードライト制御部14は、磁気ディスクに書き込
むためのデータを変調して磁気ヘッドに送出する制御、
磁気ディスクからデータを磁気ヘッドを介して読み出し
て復調する制御と、ディスクから読み出した情報をサー
ボ情報等のディスク制御情報とデータ情報とに分離し、
セクタ信号、サーボタイミング信号等の同期パルス信号
を生成する。
【0028】スピンドルモータドライブ回路15は、マ
イクロコンピュータ12からのPWMパルスをモータ駆
動電流に変換すると共に、スピンドルモータからの逆起
電圧発生を検出してマイクロコンピュータ12に通知す
る制御を行なう。
【0029】図1に第1の実施例によるディスク制御用
マイクロコンピュータ12の構成を示す。ディスク制御
用のマイクロコンピュータ12は、図2に示すヘッド及
びディスクを内蔵するヘッドディスクアセンブリ(HD
A)18の動作と外部のホストシステム70のホスト・
マイクロコンピュータ間の信号S29によってディスク
に対するリードライト動作とを制御する。マイクロコン
ピュータ12の単一の命令実行部106は、命令を順次
読み込んで解読し、算術論理演算及びデータ転送を行な
うことで、ヘッドの位置決めを行なうサーボ制御処理
と、外部システムから供給されるコマンドに対応したコ
マンド制御処理とを実行する。
【0030】A/Dコンバータ123は、ヘッドディス
クアセンブリ18及び命令実行部106に接続され、ヘ
ッドの位置決めのためのサーボ制御に必要な制御情報を
入力する。また、D/Aコンバータ124は、ヘッドデ
ィスクアセンブリ18及び命令実行部106に接続さ
れ、ヘッドの位置決めのためのサーボ制御結果(信号S
28)を出力する。
【0031】フォーマット制御部122は、ヘッドディ
スクアセンブリ18及び命令実行部106に接続され、
命令実行部106の制御に基づき、ディスクに対するシ
リアルデータのリードライト動作の制御と、データのシ
リアル−パラレル変換(例えば、ビットデータからバイ
トデータへの変換)変換動作を制御する。
【0032】ホストインタフェース部120は、命令実
行部106及び外部のホストシステム70に接続され、
命令実行部106の制御に基づき、コマンドの受け付け
動作とホストシステム70に対するデータ転送動作を制
御する。バッファ制御部121は、バッファRAM13
に接続され、フォーマット制御部122及びホストイン
タフェース部120、命令実行部106からのバッファ
RAM13に対するリードライト動作を制御する。この
ディスク制御用マイクロコンピュータ12は、ホストシ
ステム70と信号S29の授受、バッファRAM13と
信号S23の授受、リードライト部14と信号S24の
授受、HDA18のボイスコイルモータユニット18b
と信号S28の授受を行なう。
【0033】ディスク制御用マイクロコンピュータ12
の命令実行部106は、マイクロシーケンサ110、A
LU111、汎用レジスタ群112、PSW113及び
バス制御部114を有する。各部は、それぞれCPUバ
ス115を介して相互に接続され、I/Oバス118を
介してプログラムROM119に記憶された命令コード
を読み出して、データ転送、算術論理演算等の処理を実
行する。
【0034】マイクロシーケンサ110は、バス制御部
114及びCPUバス115を介して読み出した命令コ
ードをデコードし、ALU11、汎用レジスタ群12を
制御して処理を実行する。1命令の処理が終了すると、
再び次の命令コードを読み出す。これを繰り返してプロ
グラムROM119に記憶された命令を順次実行する。
また、割り込み制御部116から割り込み要求S17を
受け付けると、割り込み要因に応じた割り込み処理を実
行する。
【0035】ALU111は、マイクロシーケンサ11
0の制御により、加減、論理積、シフト等の算術論理演
算をおこなう。乗算、除算等の複雑な演算は、マイクロ
シーケンサ110により、シフト、加算等による複数ス
テップの演算処理を組み合わせて実現する。
【0036】汎用レジスタ群112は、プログラムで演
算処理、転送処理等で使用する処理変数、定数を一時的
に記憶する。PSW113は、命令の実行結果及び実行
状態を示す複数のフラグから構成される。プログラムで
分岐命令を実行する際の分岐条件等に使用される。
【0037】バス制御部114は、命令実行部106が
メモリ、I/O等のI/Oバス118に接続される外部
の資源にアクセスする際に、ディスク制御用マイクロコ
ンピュータ12が発生するアクセス要求を受け付け、ア
クセスを実行する。
【0038】次に、I/Oバス118に接続されている
各機能ブロックについて説明する。プログラムROM1
19は、命令実行部106が実行する命令を記憶し、命
令実行部106から供給される命令アドレスに対応して
命令コードを出力する読み出し専用メモリである。タイ
マ125は、HDA18内のスピンドルモータの回転速
度制御を行なうためのPWM(Pulse Width Modulatio
n)パルスを生成する。また、スピンドルモータの起
動、停止の動作は、命令実行部106のプログラム処理
により制御される。
【0039】ホストインタフェース部120は、ターゲ
ットとするホストシステム70のバスに直接もしくはバ
ッファ回路を介して間接的に接続できるバスインタフェ
ース端子機能、ホストシステムが供給するハードディス
ク装置の動作を指定するコマンド及びデータを一時的に
記憶するレジスタ機能、コマンドの実行結果やハードデ
ィスク装置の動作状態を示すステータスレジスタ機能及
びバッファ制御部21との間のデータ転送機能を実現す
る。図3は、図1のホストインタフェース部120のブ
ロック図である。ホストインタフェース部120は、ホ
ストインタフェース端子制御部141、レジスタ/ステ
ータス制御部142、ホストデータ転送制御部143及
び複数のホストインタフェース端子144とから構成さ
れる。
【0040】ホストインタフェース端子制御部141
は、接続されたホストシステム70からアクセスが行わ
れると、ホストインタフェース端子144を介し、アク
セスに同期して、レジスタ/ステータス制御部142ま
たはホストデータ転送制御部143に対する入出力動作
を制御する。
【0041】レジスタ/ステータス制御部142は、ホ
ストシステム70から送られたコマンド情報、各種制御
データをそれぞれ記憶するコマンドレジスタ、コントロ
ールレジスタ、ハードディスク装置としての内部動作状
態を示すステータスレジスタを備える。各レジスタへ
は、I/Oバス118を介して命令実行部106からも
アクセス可能である。また、ホストシステム70からコ
マンドレジスタへの書き込み動作が行われると、割り込
み制御部116に対してコマンド受け付け信号S26を
発生する。
【0042】ホストデータ転送制御部143は、ディス
クデータのバッファRAM13からの読み出しまたはバ
ッファRAM13への書き込み動作時におけるバッファ
制御部121に対する転送制御を行なう。
【0043】バッファ制御部121は、ホストインタフ
ェース部120、フォーマット制御部122及び命令実
行部106の3ポートからのバッファRAM3へのアク
セスに対してこれらを調停して、優先順位を制御する機
能を実現する。図4は、図1のバッファ制御部121の
ブロック図である。バッファ制御部121は、バッファ
インタフェース端子制御部145及び優先順位制御部1
46とから構成される。
【0044】バッファインタフェース端子制御部145
は、バッファインタフェース端子147に接続されたバ
ッファRAM13に対するアクセス要因が発生すると、
バッファRAM13に対するアクセスサイクルを生成
し、リード/ライト動作を制御する。
【0045】優先順位制御部146は、ホストインタフ
ェース部120、フォーマット制御部122またはI/
Oバス118を介した命令実行部106からのバッファ
RAM13へのアクセス要求が発生した場合に、いずれ
かを選択してアクセス要因とするアクセスの優先順位制
御を行なう。同時に、3つのアクセス要求が発生した場
合は、ホストインタフェース部120、フォーマット制
御部121、命令実行部106の順にアクセス権を割り
当てる。
【0046】フォーマット制御部122は、ディスクに
リード/ライトするデータのシリアル−パラレル変換を
行うと共に、ディスクのフォーマットに応じたタイミン
グでリード/ライト動作を制御する。ディスクのフォー
マット動作自体も行なう。図5は、図1のフォーマット
制御部122のブロック図である。フォーマット制御部
122は、ドライブデータ転送制御部151、ECC制
御部152、プログラマブルシーケンサ153及びシー
ケンサRAM154から構成される。プログラマブルシ
ーケンサ153は、シーケンサRAM154とドライブ
データ転送制御部151及びECC制御部152と相互
に接続される。さらに、ドライブデータ転送制御部15
1とECC制御部152とは、直接接続されている。
【0047】ドライブデータ転送制御部151は、ディ
スクのリード、ライト動作において、ドライブデータ端
子155を介してリードライト制御部14とのシリアル
データ転送、シリアル−パラレル変換によるビットデー
タとバイトデータ間のフォーマット変換を行なうと共
に、ディスクデータのバッファRAM13への書き込み
とバッファRAM13からの読み出し動作時にバッファ
制御部121に対する転送制御を行なう。
【0048】ECC制御部152は、ディスクデータの
ライト動作時の誤り訂正符号(ECC:Error Correcti
on Code)の生成処理と、リード動作時のECCによる
ディスクデータのビット誤り検出及び訂正処理を行な
う。
【0049】プログラマブルシーケンサ153は、シー
ケンサRAM154にロードされて記憶されたシーケン
サプログラムを順次読み出してシーケンス制御を実行す
る。シーケンス制御は、複数のドライブ制御端子156
を介してリードライト制御部14から入力したセクタ信
号等の同期パルス信号S56に同期して処理を開始し、
ディスクのフォーマットに同期したタイミングで順次処
理を実行する。そして、逆にシーケンス制御のタイミン
グに同期して、ディスクに対するデータリードまたはデ
ータライトを制御するディスクリード信号、ディスクラ
イト信号を複数のドライブ制御端子56を介して出力す
る。
【0050】シーケンサRAM154は、プログラマブ
ルシーケンサ153が実行するプログラムを記憶する。
シーケンサRAM154には、ホストシステム70から
受け付けたコマンドの種類に応じて、命令実行部106
の命令処理により、所定のプログラムがプログラムRO
M119からI/Oバス118を介してダウンロードさ
れる。
【0051】図6は、ディスクデータのリード時におけ
るマイクロシーケンサ110により実行されるシーケン
サプログラムの処理内容を説明するためのフローチャー
トである。命令実行部106によるコマンド受け付け後
の命令処理において、リード処理のシーケンサプログラ
ムをシーケンサRAM154にダウンロードし、その後
プログラマブルシーケンサ153を起動する。
【0052】起動直後は、ディスク上のセクタの開始タ
イミングを示すセクタ信号の待ち合わせ処理を行ない
(ステップ601)、プログラマブルシーケンサ153
の動作タイミングをディスクフォーマットのタイミング
に同期化させる。ステップ601でセクタ信号を検出す
ると、次にシリンダ番号、セクタ番号等のIDフィール
ドのデータを順次読み出し(ステップ602)、リード
コマンドにより指定された番号との照合により、リード
するカレントセクタの検出を判別する(ステップ60
3)。
【0053】読み出したシリンダ番号、セクタ番号がリ
ードコマンドにより指定された番号と一致していなけれ
ば、すなわちカレントセクタが検出されない場合は、ス
テップ601に戻りセクタの再サーチを行なう。
【0054】読み出したシリンダ番号、セクタ番号がリ
ードコマンドにより指定された番号と一致していれば、
すなわちカレントセクタが検出された場合は、カレント
セクタのデータリード処理を開始する(ステップ60
4)。
【0055】ステップ604のデータリード処理では、
所定バイト数のデータフィールドへのリード処理を継続
する。データリード完了後、ECCフィールドへのリー
ドを実行し(ステップ605)、このECCフィールド
のリード完了によってディスクに対するリード処理が終
了する。
【0056】図1のマイクロコンピュータ12のA/D
コンバータ123は、HDA18の磁気ヘッドによって
読み出され、リードライト制御部4で復調されたディス
ク上のサーボ制御情報をディジタル値に変換する。ディ
ジタル値への変換開始タイミングは、リードライト制御
部14が発生するサーボタイミング信号S27で指定さ
れる。命令実行部106は、I/Oバス118を介し
て、A/Dコンバータ123による変換結果を受け取
り、そのサーボ情報に基づいて磁気ヘッドの位置決め制
御の処理を実行する。
【0057】D/Aコンバータ124は、命令実行部1
06で処理された磁気ヘッド位置決めの制御情報をI/
Oバス118を介して入力し、その磁気ヘッド位置決め
制御情報をHDA18のボイスコイルモータの駆動電流
を制御するための制御電圧に変換する。割り込み制御部
116は、割り込み要因として、コマンド受け付け信号
S26またはサーボタイミング信号S27の少なくとも
1つが発生すると、それを受け付けて優先順位を制御し
てマイクロシーケンサ110に割り込み要求S17を出
力する。
【0058】次に、マイクロコンピュータ12の制御に
よるドライブ制御ユニット10の動作を説明する。図7
は、プログラムROM19に格納された制御プログラム
によるドライブ制御のメイン処理の内容を示すフローチ
ャートである。電源投入後、命令実行部106は、プロ
グラムROM119から必要な命令コードの読み出しを
開始し、プログラムの実行を開始する。
【0059】まず、ホストインタフェース部120、フ
ォーマット制御部122、タイマ125及び割り込み制
御部116の各ハードウェアを初期化する(ステップ7
01)。続いて、タイマ125に所定のパラメータ設定
を行ない、PWMパルスを制御してスピンドルモータを
起動する(ステップ702)。また、D/Aコンバータ
124に所定のパラメータ設定を行ない、磁気ヘッドを
磁気ディスク上の所定のトラックにセトリングする(ス
テップ703)。
【0060】その後、割り込み制御部116を割り込み
許可状態、ホストインタフェース120をコマンド受け
付け許可状態にして、コマンド待ちの状態に入る(ステ
ップ704)。一定時間経過してもコマンド入力がない
場合、タイマ125のPWMパルスを制御してスピンド
ルモータを停止させ、スタンバイ状態に遷移する(ステ
ップ705)。スタンバイ状態でコマンド入力がある
と、コマンド受け付けの割り込み処理を実行し、スタン
バイ状態解除後、再びステップ704のコマンド待ち状
態に入る。
【0061】図8は、ホストインタフェース部120の
レジスタ/ステータス制御部142のコマンドレジスタ
に対して、ホストシステム70からのコマンドが書き込
まれた時に発生するコマンド受け付け信号S26によっ
て起動されるコマンド受け付けの割り込み処理のフロー
チャートである。
【0062】割り込み処理起動時の状態がスタンバイ状
態か否かを判別(ステップ801)し、スタンバイ状態
であれば、タイマ125のPWMパルスを制御してスピ
ンドルモータを起動してスタンバイ状態を解除する(ス
テップ803)。割り込み処理起動時の状態がスタンバ
イ状態でない場合またはスタンバイ状態の解除後、スト
インタフェース部120のレジスタ/ステータス制御部
142のコマンドレジスタからコマンドを読み出し、そ
のコマンドを解釈してコマンド内容に応じた処理に分岐
する(ステップ802)。
【0063】フォーマット、リード、ライトのコマンド
の処理においては、処理内容に応じて、プログラムRO
M119に格納されているプログラムのうち、プログラ
マブルシーケンサ153が実行するプログラムをシーケ
ンサRAM154にダウンロードした後、プログラマブ
ルシーケンサ153をスタートさせることで実行され
る。
【0064】フォーマット処理(ステップ804)で
は、プログラマブルシーケンサ153において、ドライ
ブ制御端子156を介してリードライト制御部14から
入力したセクタ信号の発生タイミングに同期して、全デ
ータ面のシリンダ番号、セクタ番号等のIDフィールド
へのデータ書き込み処理を行なう。その後、レジスタ/
ステータス制御部142のステータスレジスタをコマン
ド完了状態に設定して、図7のメイン処理に復帰する
(ステップ808)。
【0065】リード処理(ステップ805)では、プロ
グラマブルシーケンサ153において、ドライブ制御端
子156を介してリードライト制御部14から入力した
セクタ信号の発生タイミングに同期して、コマンドによ
り指定されたディスクの所定シリンダ及びセクタ位置か
らデータのリードを行なう。
【0066】リードしたディスクデータは、リードライ
ト制御部14から送られ、ドライブデータ端子155を
介して、バイトデータとしてバッファRAM13に一時
的に記憶される。この時、ECC制御部152によっ
て、順次リードした所定セクタの全ディスクデータを用
いてECCデータを算出し、続いてその算出したECC
データとディスクから読み出したECCデータとを比較
することにより、バッファRAM13上で誤りデータの
訂正を行なう。
【0067】バッファRAM13のデータは、ホストシ
ステム70のリード動作に同期してホストインタフェー
ス端子144を経由して読み出される。リード処理での
プログラマブルシーケンサ153の処理内容について
は、図6に示した通りである。所定セクタの全データの
リードが終了後、レジスタ/ステータス制御部142の
ステータスレジスタをコマンド完了状態に設定して、メ
イン処理に復帰する(ステップ808)。
【0068】ライト処理(ステップ806)では、プロ
グラマブルシーケンサ153において、ドライブ制御端
子156を介してリードライト制御部14から入力した
セクタ信号の発生タイミングに同期して、コマンドによ
り指定された所定シリンダ及びセクタ位置へのデータラ
イトを行なう。その際、ホストシステム70のライト動
作に同期してホストインタフェース端子144を介し
て、ライトデータがバッファRAM13に一時的に記憶
される。バッファRAM3に記憶されたデータは、ディ
スクの動作タイミングに同期して読み出され、ドライブ
データ端子155を介してリードライト制御部14に送
られ、ディスクに対する書き込みがなされる。
【0069】また、ECC制御部152において、バッ
ファRAM13から順次読み出した所定セクタの全ディ
スクデータを用いてECCデータを算出生成し、ECC
データのディスクへの書き込みを行なう。以上の処理を
終了後、レジスタ/ステータス制御部42のステータス
レジスタをコマンド完了状態に設定して(ステップ80
8)、メイン処理に復帰する。
【0070】シーク処理(ステップ807)では、コマ
ンドにより指定されたシリンダに磁気ヘッドを移動する
ために、ターゲットシリンダ番号情報を後述するサーボ
割り込み処理で用いる制御パラメータとして設定した
後、レジスタ/ステータス制御部142のステータスレ
ジスタをコマンド完了状態に設定して、メイン処理に復
帰する(ステップ808)。以降のサーボ割り込み処理
により、所定のシリンダにヘッドが位置決めされる。通
常、上記フォーマット、リード、ライトのコマンドは、
シーク処理のコマンドが実行された後に実行される。ド
ライブ制御ユニット10では、ディスク制御用マイクロ
コンピュータ12のプログラム処理によるディジタルサ
ーボ制御を行なう。
【0071】図9は、サーボタイミング信号の発生によ
り起動されるヘッド位置決めのためのサーボ割り込み処
理の内容を示すフローチャートである。サーボ割り込み
処理には、シーク動作とフォロー動作の2つのモードが
ある。シーク処理のコマンド実行直後においてはシーク
動作モードと認識され、ターゲットシリンダに対するセ
トリング完了後はフォロー動作モードと認識される(ス
テップ901)。
【0072】シーク動作モードであれば、ヘッド速度算
出の処理(ステップ902)を実行し、フォロー動作モ
ードであればヘッド位置誤差の算出処理(ステップ90
3)を実行する。ステップ902では、A/Dコンバー
タ123においてサーボタイミング信号S27の発生タ
イミングに同期してボイスコイルモータの駆動電流をA
/D変換した値に基づいて、磁気ヘッド移動の加速度を
算出する。
【0073】また、リードライト制御部14を介して得
たシリンダ位置情報からヘッドの直前の移動速度を算出
し、上記算出した加速度を用いて現在のヘッド移動速度
を算出する。この算出したヘッド移動速度を、所定のシ
リンダに移動させるためのリファレンスの速度パターン
と比較し、差分に応じた駆動電流をD/Aコンバータ1
24に設定することにより、ヘッドの移動制御を行な
う。
【0074】ステップ903では、A/Dコンバータ1
23においてサーボタイミング信号S27の発生タイミ
ングに同期してサーボバースト情報から得られたオフセ
ット電圧をA/D変換した値に基づいて、ヘッドの位置
誤差を算出する。このヘッドの位置誤差に基づいて、オ
フセットを最小にするようなヘッドの駆動電流を算出
し、その算出した駆動電流をD/Aコンバータ124に
設定することにより、ヘッドの目標位置に対する高精度
の追従制御を行なう。
【0075】サーボ割り込み処理は、メイン処理実行
中、コマンド受け付け処理実行中の何れの場合にも起動
される。従って、処理終了後は、サーボ割り込み処理起
動前の状態に復帰する。
【0076】次に、本発明の第2の実施例によるディス
ク制御用マイクロコンピュータ12aについて説明す
る。図10は、第2の実施例によるディスク制御用マイ
クロコンピュータ12aのフォーマット制御部122の
構成を示している。
【0077】このディスク制御用マイクロコンピュータ
12aは、フォーマット制御部122のタイミング出力
信号S30がA/Dコンバータ123に入力している点
で第1の実施例のマイクロコンピュータと異なってい
る。その他の構成については、図1に示した構成と同じ
である。
【0078】このディスク制御用マイクロコンピュータ
12aでは、A/Dコンバータ123の動作タイミング
をフォーマット制御部122によって制御することを可
能としている。すなわち、シーケンサRAM154に記
憶されたプログラムによりプログラマブルシーケンサ1
53が動作することにより、ドライブ制御端子156か
らの制御信号及びタイミング出力信号S30を制御す
る。
【0079】タイミング出力信号S30は、A/Dコン
バータ123の変換開始タイミングを指定するための信
号である。プログラマブルシーケンサ153では、シー
ケンサRAM154に記憶されたプログラムによりこの
タイミング出力信号S30を任意のタイミングでアクテ
ィブ(論理値”1”)として、A/Dコンバータ123
の変換開始を指示する。このタイミング出力信号S30
によって、A/Dコンバータ123の変換動作を任意の
タイミングで制御することができる。
【0080】従って、リードライト制御部14から入力
されるセクタ信号等の同期パルスによりプログラマブル
シーケンサ153に同期がかかれば、同期がかかったタ
イミングから任意の時間経過後に、A/Dコンバータ1
23に対して変換開始タイミングを指定することができ
る。
【0081】従来においては、A/Dコンバータ123
に対して変換開始タイミングを指定するために、例えば
タイマ等の別個の回路を用意してタイミング指定を行な
っていたが、上記のようにプログラマブルシーケンサ1
53からのタイミング出力信号S30によってタイミン
グ指定を行なえば、タイマ等の別個の回路が不要とな
る。また、そのタイマを別の用途に用いることができ
る。
【0082】A/Dコンバータ123の変換開始タイミ
ングの指定以外の動作については、第1の実施例と全く
同一であるので、その他の説明は省略する。すなわち、
第2の実施例のマイクロコンピュータ12aでは、第1
の実施例のマイクロコンピュータ12と同様に、命令実
行部106のプログラム処理により、ホストシステム7
0からのコマンドに対応するコマンド制御処理を実行す
ると共に、サーボ割り込み処理による磁気ヘッドの位置
決め処理及びスピンドルモータの起動停止処理を実行す
る。
【0083】なお、本実施例では、ディスク制御情報と
してセクタ信号を用いるハードウェアセクタ方式につい
て説明したが、ディスク制御情報としてアドレスマーク
情報を用いるソフトセクタ方式についても同様の構成で
実現することができる。また、サーボ情報がディスクの
データ面に配置されている埋め込みサーボ方式やサーボ
情報専用のディスク面を有するサーボ面サーボ方式の何
れについても、本発明を適用することができる。
【0084】また、データフィールド中にも、サーボ情
報を配置するスプリットデータフィールド方式やゾーン
ビット方式等の最新のサーボ制御にも、本発明を適用す
ることができるのは言うまでもない。また、第2の実施
例で示したようにプログラマブルシーケンサ53により
A/Dコンバータ23の変換タイミングを指定するだけ
でなく、マイクロコンピュータ内で使用する各種タイミ
ング信号をプログラマブルシーケンサ53によって発生
することも可能である。さらに、そのタイミング信号を
マイクロコンピュータの外部端子に出力させることもで
きる。以上好ましい実施例をあげて本発明を説明した
が、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるものでは
ない。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマイクロ
コンピュータでは、ホストシステムとの間のコマンド処
理と、ヘッド位置決め制御処理が間欠的に発生すること
に着目し、上記2つの制御処理を単一のマイクロプロセ
ッサによって実行する構成とした。これによって、プロ
セッサの能力を最大限に活用し、かつ最小のハードウェ
ア構成でディスク装置の制御ユニットを実現することが
できる。
【0086】また、通常のディジタル回路のみで構成で
きるため、容易にLSI化(集積化)が可能であり、低
消費電力化と低価格化が図れ、かつ汎用性にも優れてい
る。LSI等のハードウェア量を減らすことで、装置の
小型化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例によるディスク制御用
マイクロコンピュータの構成を説明するブロック図であ
る。
【図2】 図1のディスク制御用マイクロコンピュータ
を用いたディスク装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 図1のディスク制御用マイクロコンピュータ
のホストインタフェース部の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 図1のディスク制御用マイクロコンピュータ
のバッファ制御部の構成を示すブロック図である。
【図5】 図1のディスク制御用マイクロコンピュータ
のフォーマット制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】 図1のディスク制御用マイクロコンピュータ
のリード処理の内容を説明するフローチャートである。
【図7】 図1のディスク制御用マイクロコンピュータ
のメイン処理の内容を説明するフローチャートである。
【図8】 図1のディスク制御用マイクロコンピュータ
のコマンド受け付けの割り込み処理の内容を説明するフ
ローチャートである。
【図9】 図1のディスク制御用マイクロコンピュータ
のヘッド位置決めのサーボ割り込み処理の内容を説明す
るフローチャートである。
【図10】 本発明の第2の実施例によるディスク制御
用マイクロコンピュータの一部の構成を示すブロック図
である。
【図11】 従来のディスク装置の基本的な内部構成を
示すブロック図である。
【図12】 従来の2種類のマイクロコンピュータを使
用したドライブ制御ユニットの構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10 ドライブ制御ユニット 12,12a ディスク制御用マイクロコンピュータ 13 バッファRAM 14 リードライト制御部 15 スピンドルモータドライブ回路 18 ヘッドディスクアセンブリユニット 70 ホストシステム 106 命令実行部 110 マイクロシーケンサ 111 ALU 112 汎用レジスタ 113 PSW 114 バス制御部 115 CPUバス 116 割り込み制御部 118 I/Oバス 119 プログラムROM 120 ホストインタフェース部 121 バッファ制御部 122 フォーマット制御部 123 D/Aコンバータ 124 A/Dコンバータ 125 タイマ 141 レジスタ/ステータス制御部 142 ホストインタフェース端子制御部 143 ホストデータ転送制御部 145 バッファインタフェース端子制御部 151 ドライブデータ転送制御部 152 ECC制御部 153 プログラマブルシーケンサ 154 シーケンサRAM

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクと該ディスクに対するデータの
    リードライトを行なうヘッド及び前記ディスクとヘッド
    の駆動手段を内蔵するヘッドディスクアセンブリと、ヘ
    ッドディスクアセンブリの動作と、外部システムからの
    前記ディスクに対するリードライト動作を制御するドラ
    イブ制御手段を備える磁気ディスク装置において、 前記ドライブ制御手段は、単一のディスク制御用マイク
    ロコンピュータを備え、 前記ディスク制御用マイクロコンピュータは、 前記ヘッドディスクアセンブリの動作と前記ディスクに
    対するリードライト動作を制御する命令を記憶する命令
    記憶手段と、 前記記憶手段から命令を順次読み込んで、前記ヘッドの
    位置決めを行なうサーボ制御処理と、前記外部システム
    からのリードライトコマンドに応じたコマンド制御処理
    を実行する命令実行手段と、 前記前記ヘッドディスクアセンブリ部及び前記命令実行
    部に接続され、その出力する命令実行制御信号に基づ
    き、前記ディスクに対するデータのリードライト動作
    と、シリアルデータからパラレルデータへの変換を制御
    するフォーマット制御手段と、 前記命令実行部及び前記外部システムに接続され、前記
    命令実行制御信号に基づき、前記外部システムからのコ
    マンドの受け付け動作と、前記外部システムに対するデ
    ータ転送処理を制御するインタフェース手段を備えて構
    成されることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスク制御用マイクロコンピュー
    タは、 前記ヘッドディスクアセンブリの前記ディスクから読み
    出した前記ヘッド位置決めのサーボ制御に必要な制御情
    報を前記命令実行手段に入力するA/Dコンバータと、 前記サーボ制御に必要な制御情報に基づいて前記命令実
    行手段で算出されたヘッドの位置決めサーボ制御情報を
    出力するD/Aコンバータを備えることを特徴とする請
    求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記フォーマット制御手段が、前記A/
    Dコンバータに電気的に接続され、前記フォーマット制
    御手段は、前記A/Dコンバータの変換開始タイミング
    を指定するタイミング信号を出力する手段を備えること
    を特徴とする請求項2に記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記ドライブ制御手段は、前記外部シス
    テムとディスク間のデータ転送における転送速度及び転
    送タイミングを調整するため、前記外部システムからの
    ライトデータ及び前記ディスクからのリードデータを一
    時的に格納するバッファ手段を備え、 前記ディスク制御用マイクロコンピュータは、前記バッ
    ファ手段に接続し、前記命令実行手段、前記フォーマッ
    ト制御手段及び前記インタフェース手段からの前記バッ
    ファ手段に対するアクセスを制御するバッファ制御手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の磁気ディス
    ク装置。
  5. 【請求項5】 前記ドライブ制御手段は、前記外部シス
    テムとディスク間のデータ転送における転送速度及び転
    送タイミングを調整するため、前記外部システムからの
    ライトデータ及び前記ディスクからのリードデータを一
    時的に格納するバッファ手段を備え、 前記ディスク制御用マイクロコンピュータは、前記バッ
    ファ手段に接続し、前記命令実行手段、前記フォーマッ
    ト制御手段及び前記インタフェース手段からの前記バッ
    ファ手段に対するアクセスを制御するバッファ制御手段
    を備え、 前記フォーマット制御手段は、 前記ディスクのリードライト動作におけるデータの転送
    処理及びデータのシリアル−パラレル変換を行なうドラ
    イブデータ転送手段と、 前記ディスクへのデータライト時の誤り符号の生成処理
    とリード時の前記誤り符号によるデータの誤り検出及び
    訂正処理を行なう誤り訂正制御手段と、 前記命令実行部の命令実行制御信号により、前記リード
    ライトを制御する命令を前記命令記憶手段からロードし
    て記憶する記憶手段と、 前記記憶手段にロードされた命令を読み出して、リード
    ライト動作を制御する制御手段を備え、 前記インタフェース手段は、 前記外部システムから送られるリードライトコマンドを
    記憶し、該リードライトコマンドの受け付けを前記命令
    実行手段に通知する手段を備え、 前記バッファ制御手段は、 前記バッファ手段に対する前記命令実行手段、フォーマ
    ット制御手段、インタフェース手段からのアクセス要求
    が発生した場合に、何れかにアクセス権を割り当てる優
    先順位制御を行なう手段を備えることを特徴とする請求
    項4に記載の磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスク制御用マイクロコンピュー
    タは、 前記インタフェース手段からのコマンド受け付け信号あ
    るいは前記ヘッドディスクアセンブリのディスクから読
    み出したサーボ制御信号を入力し、入力したコマンド受
    け付け信号またはサーボ制御信号に対応して、前記命令
    実行手段に対して、コマンド制御処理あるいはサーボ制
    御処理の割り込み要求を出力する割り込み制御手段を備
    えることを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装
    置。
  7. 【請求項7】 ディスク装置のディスクと該ディスクに
    対するデータのリードライトを行なうヘッド及び前記デ
    ィスクとヘッドの駆動手段を内蔵するヘッドディスクア
    センブリの動作と、外部システムからの前記ディスクに
    対するリードライト動作を制御するディスク制御用マイ
    クロコンピュータにおいて、 前記ヘッドディスクアセンブリの動作と前記ディスクに
    対するリードライト動作を制御する命令を記憶する命令
    記憶手段と、 前記記憶手段から命令を順次読み込んで、前記ヘッドの
    位置決めを行なうサーボ制御処理と、前記外部システム
    からのリードライトコマンドに応じたコマンド制御処理
    を実行する命令実行手段と、 前記前記ヘッドディスクアセンブリ部及び前記命令実行
    部に接続され、その出力する命令実行制御信号に基づ
    き、前記ディスクに対するデータのリードライト動作
    と、シリアルデータからパラレルデータへの変換を制御
    するフォーマット制御手段と、 前記命令実行部及び前記外部システムに接続され、前記
    命令実行制御信号に基づき、前記外部システムからのコ
    マンドの受け付け動作と、前記外部システムに対するデ
    ータ転送処理を制御するインタフェース手段を備えるこ
    とを特徴とするディスク制御用マイクロコンピュータ。
  8. 【請求項8】 前記ヘッドディスクアセンブリの前記デ
    ィスクから読み出した前記ヘッド位置決めのサーボ制御
    に必要な制御情報を前記命令実行手段に入力するA/D
    コンバータと、 前記サーボ制御に必要な制御情報に基づいて前記命令実
    行手段で算出されたヘッドの位置決めサーボ制御情報を
    出力するD/Aコンバータを備え、 前記フォーマット制御手段が、前記A/Dコンバータに
    電気的に接続され、前記フォーマット制御手段は、前記
    A/Dコンバータの変換開始タイミングを指定するタイ
    ミング信号を出力する手段を備えることを特徴とする請
    求項7に記載のディスク制御用マイクロコンピュータ。
  9. 【請求項9】 前記外部システムとディスク間のデータ
    転送における転送速度及び転送タイミングを調整するた
    め、前記外部システムからのライトデータ及び前記ディ
    スクからのリードデータを一時的に格納するバッファ手
    段に接続し、前記命令実行手段、前記フォーマット制御
    手段及び前記インタフェース手段からの前記バッファ手
    段に対するアクセスを制御するバッファ制御手段を備
    え、 前記フォーマット制御手段は、 前記ディスクのリードライト動作におけるデータの転送
    処理及びデータのシリアル−パラレル変換を行なうドラ
    イブデータ転送手段と、 前記ディスクへのデータライト時の誤り符号の生成処理
    とリード時の前記誤り符号によるデータの誤り検出及び
    訂正処理を行なう誤り訂正制御手段と、 前記命令実行部の命令実行制御信号により、前記リード
    ライトを制御する命令を前記命令記憶手段からロードし
    て記憶する記憶手段と、 前記記憶手段にロードされた命令を読み出して、リード
    ライト動作を制御する制御手段を備え、 前記インタフェース手段は、 前記外部システムから送られるリードライトコマンドを
    記憶し、該リードライトコマンドの受け付けを前記命令
    実行手段に通知する手段を備え、 前記バッファ制御手段は、 前記バッファ手段に対する前記命令実行手段、フォーマ
    ット制御手段、インタフェース手段からのアクセス要求
    が発生した場合に、何れかにアクセス権を割り当てる優
    先順位制御を行なう手段を備えることを特徴とする請求
    項7に記載のディスク制御用マイクロコンピュータ。
  10. 【請求項10】 前記インタフェース手段からのコマン
    ド受け付け信号あるいは前記ヘッドディスクアセンブリ
    のディスクから読み出したサーボ制御信号を入力し、入
    力したコマンド受け付け信号またはサーボ制御信号に対
    応して、前記命令実行手段に対して、コマンド制御処理
    あるいはサーボ制御処理の割り込み要求を出力する割り
    込み制御手段を備えることを特徴とする請求項7に記載
    のディスク制御用マイクロコンピュータ。
JP5339513A 1992-12-04 1993-12-03 ディスク装置及びディスク制御用マイクロコンピュータ Expired - Fee Related JP2861777B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5339513A JP2861777B2 (ja) 1992-12-04 1993-12-03 ディスク装置及びディスク制御用マイクロコンピュータ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32513192 1992-12-04
JP4-325131 1992-12-04
JP5339513A JP2861777B2 (ja) 1992-12-04 1993-12-03 ディスク装置及びディスク制御用マイクロコンピュータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06302133A JPH06302133A (ja) 1994-10-28
JP2861777B2 true JP2861777B2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=26571729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5339513A Expired - Fee Related JP2861777B2 (ja) 1992-12-04 1993-12-03 ディスク装置及びディスク制御用マイクロコンピュータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2861777B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62140135A (ja) * 1985-12-16 1987-06-23 Nec Corp デイスクメモリデバイスのアクセス制御装置
JPS63222377A (ja) * 1987-03-11 1988-09-16 Hitachi Ltd デイスク状情報記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06302133A (ja) 1994-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5555437A (en) Read-write state machine in a host interface for controlling read and write operations in a disk drive
US5606468A (en) Plural diverse processors for control of a disk apparatus
US5687389A (en) System for controlling an automatic read operation of read cache control circuit in a disk drive controller utilizing a start counter, a working counter, and a sector counter
JPH1097385A (ja) ディスク記録再生装置及び同装置に適用するインターフェース制御装置
JP2005031729A (ja) ディスク制御装置、ディスク装置、ディスク制御方法、ディスク制御プログラム
US5455954A (en) Host interrupt signal generation circuit for controlling an auto read operation in a disk drive controller
JP2861777B2 (ja) ディスク装置及びディスク制御用マイクロコンピュータ
JPH04102201A (ja) 磁気ディスク装置
US7523339B2 (en) Information processing apparatus and media storage apparatus using the same
JP2003186818A (ja) 集積化大量記憶部を具備するシステム用集積化ドライブ制御器
EP0600497A2 (en) Disk drive controlling microcomputer
JPH06202812A (ja) ディスク制御用マイクロコンピュータ
US5754889A (en) Auto write counter for controlling a multi-sector write operation in a disk drive controller
US7441050B2 (en) Data processing system, data processing method, computer-readable storage medium, and disk drive
JP2000242503A (ja) ファームウェア更新装置
JPS62154153A (ja) 外部記憶制御方式
JPH07160431A (ja) コマンド拡張cd−rom装置
JPH03142654A (ja) データ転送処理方式
KR100465106B1 (ko) 하드디스크드라이브에서디지털신호처리방법
JPH02214075A (ja) ディスク制御装置
JPH10112150A (ja) 磁気ディスク装置
JP2000112762A (ja) コンピュータシステムおよびシステムの起動方法
JP2001084712A (ja) 磁気ディスク装置及び同装置のエラーリトライ制御方法
JPH06243607A (ja) 制御用プロセッサおよびディスク型記録再生装置
JPS6246465A (ja) 磁気デイスク制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071211

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211

Year of fee payment: 12

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111211

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111211

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees