JP2861513B2 - 超音波を利用した液化ガス容器内の液面位置測定装置 - Google Patents

超音波を利用した液化ガス容器内の液面位置測定装置

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JP2861513B2
JP2861513B2 JP3208353A JP20835391A JP2861513B2 JP 2861513 B2 JP2861513 B2 JP 2861513B2 JP 3208353 A JP3208353 A JP 3208353A JP 20835391 A JP20835391 A JP 20835391A JP 2861513 B2 JP2861513 B2 JP 2861513B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を利用した液化
ガス、例えばLPG(液化石油ガス)容器内の液面位置
の測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波を利用して液化ガス容器内の液面
位置を測定する方法として従来より図3に示す方法が知
られている。図3において液化ガス容器(以下単に容器
と称する)21の外壁に超音波送受波器1を接触させ、
壁面に沿って上下方向に移動させながら超音波パルスを
内方向に送波する。22は液化ガスで、その液面22A
より低い位置に超音波送受波器1があるとき(図3で実
線で示す)、超音波送受波器1から容器21の内方向に
送波された超音波パルスは、密度の大きい液化ガス22
(例えばLPGの場合、密度は0.5グラム/立方セン
チ)に伝播しやすいので、図4で矢印Rで示すように、
主として液化ガス22中を通り、対面する容器21の内
壁で反射されて同じ超音波送受波器1で受波される。超
音波送受波器1からは超音波パルスが送波されてから液
化ガス22の中を往復した時間後に受波信号が出力され
る。しかし、超音波送受波器1が液化ガス22の液面2
2Aより高い位置にあるときは(図3で点線で示す)、
超音波パルスは密度の小さい液化ガス気体23(例えば
LPG気体の場合、密度は0.002グラム/立方セン
チ)には伝播しにくいので、図5で矢印Sで示すよう
に、主として容器21の壁内を壁面で反射されながら周
回して同じ超音波送受波器1で受波される。超音波送受
波器1からは超音波が送波されてから容器21の壁内を
周回した時間後に受波信号が出力される。
【0003】超音波送受波器1から超音波パルスが送波
されてから、この超音波パルスが同じ超音波送受波器1
で受波されるまでの時間の差から、超音波送受波器1が
容器21内の液化ガス22の液面22Aより低い位置に
あるか、あるいは高い位置にあるかが検出され、この超
音波送受波器1を容器21の壁面に沿って上下方向に移
動させることによって液面22Aの位置が測定できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の超音波を利用し
た液化ガス容器内の液面位置の測定方法においては、実
際に測定を行ってみると次のような問題がある。すなわ
ち、超音波送受波器は必ずしも完全な指示性を持ってい
ないので、例えば液面より低い位置にあるとき、送波さ
れた超音波パルスは液化ガス中を通り対面する容器の内
壁で反射される他、内壁の各部で反射されて超音波送受
波器で受波される。また同時に容器の壁内を周回してく
る超音波も受波される。また液面より高い位置にあると
き、送波された超音波パルスは容器の壁内をその最短経
路で周回する他、他の経路を通って周回し超音波送受波
器で受波される。また同時に液化ガス中を通り容器の内
壁で反射された超音波も受波される。このように超音波
送受波器で受波された超音波は非常に多くのノイズを含
んでおり、これらノイズにより超音波送受波器が液面よ
り低い位置にあるかあるいは高い位置にあるかの検出が
困難となる。
【0005】本発明の目的は超音波送受波器で受波され
た超音波からノイズを除き、測定の信頼性を向上した超
音波を利用した液化ガス容器内の液面位置測定装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明の超音波を利用した液化ガス容器内の液面
位置測定装置においては、液化ガス容器の外壁に接触し
て上下方向に移動しながらこの容器の内方向に超音波パ
ルスを送波する超音波送受波器と、この超音波送受波器
にパルス電圧を印加するパルス発生回路と、前記超音波
送受波器の受波信号を増巾検波し検出信号を出力する増
巾検波回路と、この増巾検波回路から出力された検出信
号を受け付けるか否かの処理をするゲート処理回路と、
前記パルス発生回路と前記ゲート処理回路とに接続さ
れ、前記ゲート処理回路の信号受け付け期間を超音波パ
ルスの送波時刻を基準に予め設定された設定値に制御
し、かつ前記ゲート処理回路で受け付けた検出信号から
液化ガス容器内の液面位置に対し超音波送受波器が高低
いずれの位置にあるかの信号を出力する制御回路とから
なり、前記ゲート処理回路は、その信号受け付け期間が
超音波パルスが送波されて容器の壁内を周回する超音波
による検出信号が減衰し、かつ液化ガスの中を通り容器
の内壁で反射される超音波による検出信号がまだ減衰し
ていない時刻のあとの期間に設定されるようにする。あ
るいは前記ゲート処理回路は、その信号受け付け期間が
超音波パルスが送波されて液化ガスの中を通り対面する
容器の内壁で反射された第1番目の超音波が超音波送受
波器で受波される時刻を中心に所定巾の期間に設定され
るようにする。あるいは前記ゲート処理回路は、その信
号受け付け期間が超音波パルスが送波されて液化ガス容
器の壁内を最短距離で周回した第1番目の超音波が超音
波送受波器で受波される時刻を中心に所定巾の期間に設
定されるようにする。あるいは前記ゲート処理回路は、
その信号受け付け期間が超音波パルスが送波されて液化
ガスの中を通り対面する容器の内壁で反射された第1番
目の超音波が超音波送受波器で受波される時刻を中心に
所定巾の期間と、液化ガス容器の壁内を最短距離で周回
した第1番目の超音波が超音波送受波器で受波される時
刻を中心に所定巾の期間とに設定されるようにする。
【0007】
【作用】本発明の超音波を利用した液化ガス容器内の液
面位置測定装置においては、液化ガス容器の外壁に接触
して上下方向に移動しながらこの容器の内方向に超音波
パルスを送波する超音波送受波器と、この超音波送受波
器にパルス電圧を印加するパルス発生回路と、前記超音
波送受波器の受波信号を増巾検波し検出信号を出力する
増巾検波回路と、この増巾検波回路から出力された検出
信号を受け付けるか否かの処理をするゲート処理回路
と、前記パルス発生回路と前記ゲート処理回路とに接続
され、前記ゲート処理回路の信号受け付け期間を超音波
パルスの送波時刻を基準に予め設定された設定値に制御
し、かつ前記ゲート処理回路で受け付けた検出信号から
液化ガス容器内の液面位置に対し超音波送受波器が高低
いずれの位置にあるかの信号を出力する制御回路とから
なり、前記ゲート処理回路は、その信号受け付け期間が
超音波パルスが送波されて容器の壁内を周回する超音波
による検出信号が減衰し、かつ液化ガスの中を通り容器
の内壁で反射される超音波による検出信号がまだ減衰し
ていない時刻のあとの期間に設定されるようにしたの
で、制御回路には容器の壁内を周回する減衰の早い超音
波による検出信号は除かれ、液化ガスの中を通る減衰の
遅い超音波の信号が主として印加される。これによって
超音波送受波器が液面より低い位置にあることが、低い
ノイズで検出できる。あるいは前記ゲート処理回路は、
その信号受け付け期間が超音波パルスが送波されて液化
ガスの中を通り対面する容器の内壁で反射された第1番
目の超音波が超音波送受波器で受波される時刻を中心に
所定巾の期間に設定されるようにしたので、制御回路に
は容器の壁内を最短経路で周回する超音波の検出信号が
主として印加される。これによって超音波送受波器が液
面より高い位置にあることが、低いノイズで検出でき
る。あるいはこの前記ゲート処理回路は、その信号受け
付け期間が超音波パルスが送波されて液化ガス容器の壁
内を最短距離で周回した第1番目の超音波が超音波送受
波器で受波される時刻を中心に所定巾の期間に設定され
るようにしたので、制御回路には液化ガスの中を通り対
面する容器の内面で反射される超音波の検出信号が主と
して印加される。これによって超音波送受波器が液面よ
り低い位置にあることが低ノイズで検出できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の超音波を利用した液化ガス容
器内の液面位置測定装置の一実施例を示すブロック図で
ある。図1において、1は超音波送受波器であり、図3
に示すように容器21の外壁に接触させ、壁面に沿って
上下方向に移動させる。この超音波送受波器1はパルス
発生回路2からのパルス電圧によって超音波パルスを容
器の内方向に送波する。このパルス発生回路2は、制御
回路5からの制御信号によってパルス電圧を発生する。
超音波送受波器1から容器内方向に送波された超音波パ
ルスは、同じ超音波送受波器1で受波され受波信号は増
巾検波回路4に入力される。増巾検波回路4でこの受波
信号は増幅検波されて検出信号Uとしてゲート処理回路
10に入力される。制御回路5は、パルス発生回路2か
ら入力された超音波パルスの送波時刻を基準に、前記ゲ
ート処理回路10を予め設定された設定期間のみ信号を
受け付けるように制御する。このゲート処理回路10で
受け付けられた検出信号Uは制御回路5に入力され、制
御回路5は超音波送受波器1が液面より低い位置にある
かあるいは高い位置にあるかを検出し、その信号を端子
Pから出力する。
【0009】図2は図1に示す本発明の超音波を利用し
た液化ガス容器内の液面位置測定装置の動作を示す波形
図であり、図2(1)は超音波送受波器1から容器21
の内方向に送波された超音波パルスが液化ガス22中を
通り容器21の内壁で反射されて同じ超音波送受波器1
で受波され、増巾検波回路4で増巾検波された検出信号
U1を示す。検出信号U1において、時刻T1における
パルスは送波された超音波パルスが対面する容器21の
内壁で反射された第1番目の超音波によるパルスであ
り、以下同じ時間間隔で第2,第3番目のパルスが減衰
しながら発生している。図2(2)は超音波送受波器1
から容器21の内方向に送波された超音波パルスが容器
21の壁内を周回して同一の超音波送受波器1で受波さ
れ、増巾検波回路4で増巾検波された検出信号U2を示
す。検出信号U2において、時刻T2におけるパルスは
送波された超音波パルスが容器21の壁内を最短経路で
周回した第1番目の超音波によるパルスであり、以下同
じ時間間隔で第2,第3番目のパルスが減衰しながら発
生している。ここで容器の壁内を周回する超音波の速度
は、その容器の金属壁内を約6キロメートル/秒の速度
で非常に早い。この早い速度の超音波が容器の壁面で反
射を続けながら周回してするので図2(2)に示すよう
に検出信号U2の減衰は早く、これに対し液化ガス22
の中を通る超音波の速度は液化ガスにおける約1.5キ
ロメートル/秒の速度で比較的遅く、容器内壁での時間
当りの反射回数が少なく図2(1)に示すように検出信
号U1の減衰は遅い。
【0010】図2(3)〜図2(6)はそれぞれ図1に
示すゲート処理回路10の信号受け付け期間を示し、図
2(3)ではゲート処理回路10の信号受け付け期間
が、信号受け付け期間Aとして示されるように、時刻T
3の後に設定されている。ここで、時刻T3は超音波パ
ルスが送波されてから容器21の壁内を周回する超音波
による検出信号U2が減衰し、かつ液化ガス22の中を
通り容器の内壁で反射される超音波による検出信号U1
がまだ減衰していない時刻である。超音波パルスが送波
されてからこの時刻T3までの時間T3Wは実験の結果
では約8ミリ秒が好適である。これによって制御回路5
には検出信号U1が主として入力され、制御回路5は低
ノイズで超音波送受波器1が液面より低い位置にあるこ
とを検出し、その信号を端子Pから出力する。
【0011】図2(4)では、ゲート処理回路10の信
号受け付け期間が、信号受け付け期間Bとして示される
ように時刻T1に中心のある所定の時間巾T4の期間に
設定されている。ここで時刻T1は、前述したように送
波された超音波パルスのうち、液化ガス22の中を通り
対面する容器の内壁で反射された第1番目の超音波が超
音波送受波器1で受波される時刻であり、時間巾T4は
受波される第1番目の超音波のばらつきをカバーする時
間巾である。この時刻T1までの時間T1Wは容器の直
径をL(メートル)とすれば、液化ガス内での伝播速度
の音速1.5キロメートル/秒からT1W=2L(メー
トル)/1.5(キロメートル/秒)=8L/6000
(秒)となる。制御回路5には検出信号U1のうち対面
する容器の内壁から反射される第1番目の超音波による
検出信号のパルスが主として入力され、制御回路5は低
ノイズで超音波送受波器1が液面より低い位置にあるこ
とを検出し、その信号を端子Pから出力する。なお容器
の直径Lは事前に測定し、ゲート処理回路10の信号受
け付け期間を前式で定めるようにする。
【0012】図2(5)では、ゲート処理回路10の信
号受け付け期間が信号受け付け期間Cとして示されるよ
うに時刻T2のある所定の時間巾T5の期間に設定され
ている。ここで時刻T2は、前述したように送波された
超音波パルスのうち、容器21の壁内を最短距離で周回
した第1番目の超音波が超音波送受波器で受波される時
刻であり、時間巾T5は、受波される第1番目の超音波
のばらつきをカバーする時間巾である。この時刻T2ま
での時間T2Wは容器の直径をL(メートル)とすれ
ば、容器壁内の伝播速度の音速6キロメートル/秒か
ら、近似的に(壁面で超音波は反射されて周回するの
で)T2W=L(メートル)・π/6(キロメートル/
秒)≒3L/6000(秒)となる。制御回路5には検
出信号U2のうち壁内を最短距離で周回する第1番目の
超音波による検出信号のパルスが主として入力され、制
御回路5は低ノイズで超音波送受波器が液面より高い位
置にあることを検出し、その信号を端子Pから出力す
る。なお、容器の直径Lは事前に測定し、ゲート処理回
路10の信号受け付け期間を前式で定めるようにする。
【0013】図2(6)では、ゲート処理回路10の信
号受け付け期間が信号受け付け期間Dとして示されるよ
うに時刻T1に中心のある時間巾T4と時刻T2に中心
のある時間巾T5との期間に設定されている。これは前
述のゲート受け付け期間BとCとを合せて備えたもの
で、制御回路5は低ノイズで超音波送受波器1が液面よ
り低い位置にあるかあるいは高い位置にあるかを検出
し、それぞれの信号を端子Pから出力する。なお、前述
したように時間T1Wは8L/6000(秒)で、時間
T2Wは3L/6000(秒)であり、この比T1W:
T2Wは8:3となる。すなわち、一方の時間、例えば
T1W設定すると他方の時間T2Wは時間T1Wの8/
3となるので、この比を用いると時刻T1およびT2設
定が非常に簡単になる。
【0014】
【発明の効果】本発明の超音波を利用した液化ガス容器
内の液面位置測定装置においては、液化ガス容器の外壁
に接触して上下方向に移動しながらこの容器の内方向に
超音波パルスを送波する超音波送受波器と、この超音波
送受波器にパルス電圧を印加するパルス発生回路と、前
記超音波送受波器の受波信号を増巾検波し検出信号を出
力する増巾検波回路と、この増巾検波回路から出力され
た検出信号を受け付けるか否かの処理をするゲート処理
回路と、前記パルス発生回路と前記ゲート処理回路とに
接続され、前記ゲート処理回路の信号受け付け期間を超
音波パルスの送波時刻を基準に予め設定された設定値に
制御し、かつ前記ゲート処理回路で受け付けた検出信号
から液化ガス容器内の液面位置に対し超音波送受波器が
高低いずれの位置にあるかの信号を出力する制御回路と
からなり、前記ゲート処理回路は、その信号受け付け期
間が超音波パルスが送波されて容器の壁内を周回する超
音波による検出信号が減衰し、かつ液化ガスの中を通り
容器の内壁で反射される超音波による検出信号がまだ減
衰していない時刻のあとの期間に設定されるようにす
る。あるいは前記ゲート処理回路は、その信号受け付け
期間が超音波パルスが送波されて液化ガスの中を通り対
面する容器の内壁で反射された第1番目の超音波が超音
波送受波器で受波される時刻を中心に所定巾の期間に設
定されるようにする。あるいは前記ゲート処理回路は、
その信号受け付け期間が超音波パルスが送波されて液化
ガス容器の壁内を最短距離で周回した第1番目の超音波
が超音波送受波器で受波される時刻を中心に所定巾の期
間に設定されるようにする。あるいは前記ゲート処理回
路は、その信号受け付け期間が超音波パルスが送波され
て液化ガスの中を通り対面する容器の内壁で反射された
第1番目の超音波が超音波送受波器で受波される時刻を
中心に所定巾の期間と、液化ガス容器の壁内を最短距離
で周回した第1番目の超音波が超音波送受波器で受波さ
れる時刻を中心に所定巾の期間とに設定されるようにし
たので、前記制御回路には、それぞれ液化ガスの中を通
り容器の内壁で反射される超音波による検出信号が主と
して入力される、あるいは液化ガスの中を通り対面する
容器の内壁で反射した第1番目の超音波による検出信号
が主として入力される、あるいは容器の壁内を最短経路
で周回した第1番目の超音波による検出信号が入力さ
れ、これらにより前記制御回路は低ノイズで液面に対す
る超音波送受波器の位置を検出する。これにより極めて
高い信頼性で液化ガス容器内の液面位置を測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波を利用した液化ガス容器内の液
面位置測定装置の一実施例を示すブロック図
【図2】図1に示す本発明の超音波を利用した液化ガス
容器内の液面位置測定装置の動作を示す波形図
【図3】一般に行われている超音波を利用した液化ガス
容器内の液面位置測定方法を説明するための液化ガス容
器の要部縦断面図
【図4】図3のB−Bにおける横断面図
【図5】図3のC−Cにおける横断面図
【符号の説明】
1 超音波送受波器 2 パルス発生回路 4 増巾検波回路 5 制御回路 10 ゲート処理回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液化ガス容器の外壁に接触して上下方向に
    移動しながらこの容器の内方向に超音波パルスを送波す
    る超音波送受波器と、この超音波送受波器にパルス電圧
    を印加するパルス発生回路と、前記超音波送受波器の受
    波信号を増巾検波し検出信号を出力する増巾検波回路
    と、この増巾検波回路から出力された検出信号を受け付
    けるか否かの処理をするゲート処理回路と、前記パルス
    発生回路と前記ゲート処理回路とに接続され、前記ゲー
    ト処理回路の信号受け付け期間を超音波パルスの送波時
    刻を基準に予め設定された設定値に制御し、かつ前記ゲ
    ート処理回路で受け付けた検出信号から液化ガス容器内
    の液面位置に対し超音波送受波器が高低いずれの位置に
    あるかの信号を出力する制御回路とからなり、前記ゲー
    ト処理回路は、その信号受け付け期間が超音波パルスが
    送波されて容器の壁内を周回する超音波による検出信号
    が減衰し、かつ液化ガスの中を通り容器の内壁で反射さ
    れる超音波による検出信号がまだ減衰していない時刻の
    あとの期間に設定されることを特徴とする超音波を利用
    した液化ガス容器内の液面位置測定装置。
  2. 【請求項2】液化ガス容器の外壁に接触して上下方向に
    移動しながらこの容器の内方向に超音波パルスを送波す
    る超音波送受波器と、この超音波送受波器にパルス電圧
    を印加するパルス発生回路と、前記超音波送受波器の受
    波信号を増巾検波し検出信号を出力する増巾検波回路
    と、この増巾検波回路から出力された検出信号を受け付
    けるか否かの処理をするゲート処理回路と、前記パルス
    発生回路と前記ゲート処理回路とに接続され、前記ゲー
    ト処理回路の信号受け付け期間を超音波パルスの送波時
    刻を基準に予め設定された設定値に制御し、かつ前記ゲ
    ート処理回路で受け付けた検出信号から液化ガス容器内
    の液面位置に対し超音波送受波器が高低いずれの位置に
    あるかの信号を出力する制御回路とからなり、前記ゲー
    ト処理回路は、その信号受け付け期間が超音波パルスが
    送波されて液化ガスの中を通り対面する容器の内壁で反
    射された第1番目の超音波が超音波送受波器で受波され
    る時刻を中心に所定巾の期間に設定されることを特徴と
    する超音波を利用した液化ガス容器内の液面位置測定装
    置。
  3. 【請求項3】液化ガス容器の外壁に接触して上下方向に
    移動しながらこの容器の内方向に超音波パルスを送波す
    る超音波送受波器と、この超音波送受波器にパルス電圧
    を印加するパルス発生回路と、前記超音波送受波器の受
    波信号を増巾検波し検出信号を出力する増巾検波回路
    と、この増巾検波回路から出力された検出信号を受け付
    けるか否かの処理をするゲート処理回路と、前記パルス
    発生回路と前記ゲート処理回路とに接続され、前記ゲー
    ト処理回路の信号受け付け期間を超音波パルスの送波時
    刻を基準に予め設定された設定値に制御し、かつ前記ゲ
    ート処理回路で受け付けた検出信号から液化ガス容器内
    の液面位置に対し超音波送受波器が高低いずれの位置に
    あるかの信号を出力する制御回路とからなり、前記ゲー
    ト処理回路は、その信号受け付け期間が超音波パルスが
    送波されて液化ガス容器の壁内を最短距離で周回した第
    1番目の超音波が超音波送受波器で受波される時刻を中
    心に所定巾の期間に設定されることを特徴とする超音波
    を利用した液化ガス容器内の液面位置測定装置。
  4. 【請求項4】液化ガス容器の外壁に接触して上下方向に
    移動しながらこの容器の内方向に超音波パルスを送波す
    る超音波送受波器と、この超音波送受波器にパルス電圧
    を印加するパルス発生回路と、前記超音波送受波器の受
    波信号を増巾検波し検出信号を出力する増巾検波回路
    と、この増巾検波回路から出力された検出信号を受け付
    けるか否かの処理をするゲート処理回路と、前記パルス
    発生回路と前記ゲート処理回路とに接続され、前記ゲー
    ト処理回路の信号受け付け期間を超音波パルスの送波時
    刻を基準に予め設定された設定値に制御し、かつ前記ゲ
    ート処理回路で受け付けた検出信号から液化ガス容器内
    の液面位置に対し超音波送受波器が高低いずれの位置に
    あるかの信号を出力する制御回路とからなり、前記ゲー
    ト処理回路は、その信号受け付け期間が超音波パルスが
    送波されて液化ガスの中を通り対面する容器の内壁で反
    射された第1番目の超音波が超音波送受波器で受波され
    る時刻を中心に所定巾の期間と、液化ガス容器の壁内を
    最短距離で周回した第1番目の超音波が超音波送受波器
    で受波される時刻を中心に所定巾の期間とに設定される
    ことを特徴とする超音波を利用した液化ガス容器内の液
    面位置測定装置。
JP3208353A 1991-08-21 1991-08-21 超音波を利用した液化ガス容器内の液面位置測定装置 Expired - Lifetime JP2861513B2 (ja)

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