JP2860874B2 - 避雷用導体装置 - Google Patents

避雷用導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建造物の屋上あるいは
側壁に埋設状で設けられる避雷用導体装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】建築物の避雷設備は通常、建物の屋上
部、屋根等にその保護すべき範囲がカバーできる空中の
高さまで金属製突針の先端を突き出した垂直の突針部を
設置して受雷部として地中に埋設した接地極と避雷導線
にて接続して施工されてきた。しかしながら、近年に至
り受雷部として上記の突針方式以外に避雷導体を受雷部
とする水平導体又はメッシュ導体方式が多く採用される
ようになった。例示すれば建造物の屋上コンクリート
床、タイル床、コンクリート壁、ALC板壁、タイル壁
等に避雷用導体を多く設置する必要が生じてきている。
【0003】しかしながら、広い面積を持つ屋上等は殆
どの場合、そこに運動施設、駐車場等に設置され、その
有効性が計られており、このような場合には、人が通行
し車等が走行する関係上、設置される避雷導体は前記の
通行や走行の邪魔にならないように設置する必要があ
る。そのため、避雷導体を直接、床コンクリート内に大
部分を埋設設置することも考えられるがこの場合、導体
(銅)とコンクリートとの剛性の相違や付着の不良等の
ために、設置後にコンクリートのひび割れ、浮き上がり
等が発生し、通行や走行に支障をきたし、更には水漏れ
の恐れもあり、建物の保守,美観の点からも問題があ
る。そして、このような問題を解決する工法で避雷導体
を設置しようとすると相当の費用がかかることになり、
実用的ではなかった。
【0004】前記した避雷用導体を埋設したときコンク
リートのひび割れ、導体の浮き上がりを防止するものと
して特開平5−161239号公報に示されるような避
雷用埋設導体装置が提案されている。この導体装置は、
図16に示すように、所定の長さに亙って建築等の屋根
に埋め込まれる避雷用導体を設置するために、断面S字
状を呈して延長され、建築物の屋根51の表面52から
露出される頂部53及び曲壁54内方に避雷用導体であ
る電線55を保持するための保持部56を有するクリー
ト57とから成り、S字状の曲部を前記の電線の保持部
としてあり、これを建築物の屋根51に埋設するとき
は、所定の長さに継ぎ足したクリート57の保持部に電
線55を収納・保持し、この状態でクリート57を屋根
51に頂部53のみを表面から露出させ、保持部56を
含む大部分を表面以下に位置するように埋め込むように
している。
【0005】上記の従来例においては、埋設された電線
が屋根材のコンクリートやアスファルトに直接触れるこ
となく埋設されるので、雷線とコンクリートとの物性の
相違による影響を防止できるものの、屋根表面にはクリ
ート57の頂部53が露出するものであり、その頂部が
丸みを帯びているとはいえ、頂部が露出することによる
歩行あるいは走行に少なからず支障を来すことは否めな
いという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したような問題点
を解決するために、本発明は、建築物の屋上コンクリー
ト床に防水処理、押えモルタルあるいは養生シートの上
に伸縮目地材を含む押えコンクリートにて形成された陸
屋根があるが、本発明は、上記の伸縮目地材内に避雷用
導体を装着できるように該伸縮目地材を改良し、しかも
避雷用導体が前記の陸屋根の表面と略面一となるように
構成した避雷用導体装置の提供を目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る避雷用導体
装置は、前記の目的を達成するために、内方に空間を形
成して幅方向に伸縮可能とした所定長さの伸縮目地材の
前記空間に避雷用導体挿嵌用の有底の空所を、前記伸縮
目地材の表面の長手方向に開設した開口に連通せしめて
前記目地材と一体的に形成し、前記空所に所定長さの避
雷用導体を挿嵌し、該避雷用導体の頂面を前記伸縮目地
材の表面と略面一としたことをその特徴とし、前記の避
雷導体挿嵌用空所に挿嵌する避雷用導体を、伸縮目地材
の表面の開口部に挿嵌可能な受雷部と伸縮目地材の内方
に設けられた避雷導体挿嵌用空所に挿入可能な基部とよ
り構成したことをその特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明に係る避雷用導体装置は、内方に空間を
形成して幅方向に伸縮性を帯びせしめた所定の長さを有
する伸縮目地材の前記空間に避雷用導体挿嵌用の有底の
空所を、伸縮目地材の表面の長手方向に開口する開口部
に連通して前記目地材と一体的に形成し、前記の伸縮目
地材の避雷導体挿嵌用の有底の空所に避雷用導体の基部
を、また受雷部を前記の開口部にその頂面が露出するよ
うに挿嵌したので伸縮目地材は目地本来の作用を達成す
るものでありながら、建築物に落雷があったときは前記
の伸縮目地材に内設されている避雷用導体の受雷部が伸
縮目地材の表面に露出されているので雷電流は前記の導
体を介して放流されるものであり、しかも、本発明にお
いては、伸縮目地材に挿嵌される避雷用導体は前記目地
材の表面と略面一とされるので屋上での歩行、あるいは
車等の走行には全く支障がないものである。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図に基づいて説明する。図
1は、本実施例の伸縮目地材の斜視図であり、図2,図
3はそれぞれ伸縮目地材の他の実施例である。図1にお
いて、1は例えばブチルゴム等の樹脂製品を押出し成形
等により所定長さに一体成形された伸縮目地材を示し、
該伸縮目地材1は前記したように所定長さを有するとと
もに内方に空間を有して幅方向に伸縮可能に形成されて
おり、これを更に説明すると、2,2は目地材載置用部
材10を両側から挟持する裾部3,3を外方に突出する
段差3a,3aを介して垂設した挟持片であり、これら
挟持片2,2の上端は互いに向き合う方向に直角に折曲
されて水平部4とされ、該水平部4の幅方向の略中央部
に長手方向の開口部5を形成し、前記水平部4,4の下
面に前記の開口部5を中心として対峙する長手方向の隔
壁6,6を垂設し、該隔壁6,6の底部を底板6aで閉
鎖して方形状の有底避雷導体挿嵌用空所7を形成する。
また、前記した伸縮目地材1の挟持片2,2の外方に突
出する段差3a,3a部を内方に向けて延長突設して棚
状の目地材載置用部材受部8,8を形成し、該目地材載
置用部材受部8,8と前記の段差部と共同して伸縮目地
材1を目地材載置用部材10に確実に載置するようにし
ている。
【0010】前記した有底の避雷導体挿嵌用空所7は本
実施例では断面略方形に形成しているが、必ずしも方形
である必要はなく、該有底の避雷導体挿嵌用空所7はど
のような形状でもよく、製作上の容易性と、そこに挿嵌
される後記する避雷用導体の形状に応じて構成されるも
のである。図2及び図3に示す伸縮性目地材の実施例
は、前記の避雷導体挿嵌用空所の他の例を示すもので、
図1と同一部材は同一の符号を用いてあり、図2に示す
ものは、有底の避雷導体挿嵌用空所の頂部を前記した伸
縮目地材1の表面開口部5に連通するように伸縮目地材
1と一体成形された円筒状7aとしたものであり、ま
た、図3に示す例は、頂点を前記開口部5と連通するよ
うに伸縮目地材1と一体成形された避雷導体挿嵌用の空
所を断面三角形状7bとしたものである。そして、図2
及び図3の実施例においては、伸縮性目地材1の裾部
3,3の内外面に複数の突起3b,3b・・・を設け、
また、先端部を矢じり状として目地材載置用部材10へ
の裾部3,3の食込みと目地固定モルタルや押えコンク
リートとの固定に役立つように構成している。そして、
上記の突起等は図1に示す第1実施例に形成してもよい
ものである。
【0011】図4乃至図12は、所定長さを有する避雷
用導体11及び該避雷用導体を接続せしめる接続具を示
し、図4〜図10は避雷用導体11の各別の例を示し、
これらの説明においては同一の部材は同一の符号にて説
明することとする。図4において、該避雷用導体11
は、前記した伸縮目地材1の表面の開口部5に挿嵌可能
な受雷部12と前記した伸縮目地材1の内方空間に該伸
縮目地材1と一体的に設けられた断面略方形の避雷導体
挿嵌用空所7に挿嵌可能な断面略方形の外形を有すると
ともに内部を中空とした基部13とより形成し、また、
図5は、図4と同様に略方形の避雷導体挿嵌用空所7に
挿嵌する略方形の避雷用導体11を幅方向に伸縮性を与
えるために基部13の底部の一部を切除したものであ
る。
【0012】 図6, 7は、前記した円筒状の避雷導体挿
嵌用空所7aに挿嵌する避雷用導体を示し、所要長さを有
する避雷用導体11の基部13の断面を略円形となしその頂
部に伸縮目地材1ノ上面に設けた開口 5に挿入可能な受雷
部12を備え、前記基部12を中空とし、底部の一部を切除
して幅方向に伸縮性を与えている。また、図7 に示す避
雷用導体基部13は中実で断面円形とされ、その一方
の端部または両端部に断面円形の接続用ジョイントが嵌
入可能な円形状の孔が所要の深さで穿設されている。ま
た、図8, 9は、受雷部12を有し基部13を中空の略三角形
とした避雷用導体11及び中空の逆T字状とした避雷用導
体11を例示し、これらは避雷導体挿嵌用空所7ノ断面が略
三角形状をなす前記した図 3に示す伸縮性目地材1 に挿
嵌して有効である。また、図10に示す避雷用導体11は、
板体を曲げ加工して形成したものであり、同図は円筒状
の避雷用導体挿嵌用空所に挿嵌するように、基部を略円
筒状としているが、板体曲げ加工して形成する避雷用
導体は、断面略方形あるいは三角形状の基部を有する避
雷用導体にも適用可能である。
【0013】以上、説明した各種の避雷用導体11の受
雷部12は、伸縮目地材1の上面の幅方向の中央部に長
手方向に開口した開口部5に挿嵌されたとき、前記の受
雷部12の頂面は伸縮目地材1の表面と略面一となるよ
うに受雷部12の高さが調節されている。
【0014】次に、例えば、前記した断面略方形状の避
雷用導体11を伸縮性目地材1の断面略方形状の有底の
避雷導体挿嵌用空所7に挿嵌するには、前記の避雷用導
体11の受雷部12を伸縮性目地材1の上面に開口せし
めた開口部5に、また、避雷用導体11の略方形状の基
部13を略方形状の避雷導体挿嵌用空所7に挿嵌して避
雷用導体装置を形成するが(第11図参照)、前記の避
雷用導体11を接続する必要が生じた場合には、断面略
方形状の避雷用導体11の中空部に嵌合可能な形状を有
するとともに一端または両端より縦方向及び横方向に所
定の距離のみスリット16,16′を形成し、端部を拡
縮自在としたジョイント17(図12参照)を用いるこ
とにより接続することができる。また、断面円形状の中
実の避雷用導体11用のジョイントは円形のものが使用
され、中空状のものについても同様なジョイントが使用
できる。
【0015】 本発明の実施例は以上のように構成され
ているので、これを屋上に設置するには、上記した伸縮
目地材1 の内方に設けた有底の避雷用導体挿嵌用空所7
内に避雷用導体11を挿嵌したものを用意し、一方、建築
物の屋上のコンクリート床面20上に防水用シート21を敷
設し、その上に所定の幅及び長さを有する発泡ポリエチ
レン等からなる目地材載置用部材10を載置し、前記のシ
ート21上に保護モルタル22を施工し、前記の目地材載置
用部材10の上部に、避雷用導体11を挿嵌した伸縮目地材
1ノ目地材載置用部材受部 8を載せ、裾部3, 3の内面に設
けた複数の突起3b,3b・・・て目地材載置用部材10に
食込み状に挟持させ、これにより伸縮目地材1 は目地材
載置用部材10上に確実に載置させられる。そして、その
周囲から目地固定モルタル22を要所要所に施工して目地
材載置用部材10及び前記の伸縮目地材1ヲ固定し、更に、
保護モルタル22、目地固定モルタル2 3ノ上より押えコン
クリート24を流しその表面を伸縮目地材1 の表面と略面
一とし屋上仕上面25が完成することになる。そして、こ
のとき、前記したように伸縮目地材1 に挿嵌した避雷用
導体11の受雷部12の上面も前記の屋上仕上面25と略面一
とされる。
【0016】本実施例によるときは、前記したように伸
縮目地材1内に挿嵌される避雷用導体11は屋上の床仕
上面25と略面一となっているので、例え、屋上に種々
な設備を設置したとしても人の歩行あるいは車の走行の
邪魔になることはない。また、本実施例における避雷用
導体11は、伸縮目地材1内に配設されるものであり、
伸縮目地材は、コンクリート等の寒暖の差に伴う伸縮を
吸収する部材として必要不可欠なものであり、その目地
材を研究改善してコンクリートの伸縮を吸収する目地と
しての作用と避雷とを兼ね備えせしめたものでありその
効果は計り知れないものがある。
【0017】本実施例による避雷用導体装置を屋上の例
えば略10m四方を囲むように設置するのが落雷があっ
たとき安全にカバーできるものであるので、前記した目
地材載置用部材上に載置せしめた避雷導体装置を接続し
なければならないが、避雷導体装置の方向変換用ジョイ
ント30(図14参照)は、角柱状をなす基体31の相
対する一方の側部の下方を延出し目地材載置用部材10
の挟持用片32,32となし、前記基体31のそれぞれ
の側部の所要位置に係合杆33の一方の端部が嵌入可能
な所要形状の孔35を所定の深さ穿設し、該孔に嵌入せ
しめる係合杆33は、それが嵌入せしめられる避雷用導
体11の基部13の孔35と同一形状となし、該係合杆
33に拡縮性を与えるために一方の端部より長手方向に
所定深さの縦方向及び横方向のスリット34,34′を
設けてある。
【0018】上記の方向変換用ジョイント30を用いて
本実施例の避雷導体装置を接続するには、接続部に相当
する位置にある目地材載置用部材10に前記のジョイン
ト30の基体31を跨がらせ、基体31の相対する側部
下方に延出した挟持片32,32で目地材載置用部材1
0を挟持させて前記のジョイント30を載置し、該ジョ
イント30の基体31の孔35に一端を嵌入した係合杆
33を接続すべき避雷導体装置の避雷用導体11を挿嵌
した伸縮目地材1を前記の目地材載置用部材10の上部
に嵌合載置しながら、前記の避雷用導体11の中空部内
に前記の係合杆33を嵌入することにより一つの接続を
完了するものであり、四方に接続する場合は順次同様な
作業を繰り返せばよい。そして、接続されたときは、前
記のジョイント30の上面は、伸縮性目地材1の上面と
面一になるようにされている。図13に示すものは、四
方向に接続するものを示したが、三方向あるいは直角方
向の場合は前記の方向変換用ジョイント30に嵌入され
る係合杆33を選択的に調整することにより実施するこ
とができるものである。以上説明した本実施例は、建築
物の屋上に設置することで説明したが、本実施例は屋上
のみならず建築物の壁面等にも利用可能であり、このと
きは、避雷用導体が壁面より突出することがないので美
観上においても優れたものとなる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る避雷導体装置は、内方に空
間を形成して幅方向に伸縮性を有せしめた所定の長さを
有する伸縮目地材の前記空間に避雷用導体挿嵌用の有底
の空所を、伸縮目地材の表面の長手方向に開口する開口
部に連通して一体的に形成し、前記の伸縮目地材の避雷
導体挿嵌用空所に避雷用導体の基部を挿入するとともに
受雷部を前記の伸縮目地材の開口部にその頂面が露出す
るように挿嵌したので、建築物に落雷があったときは前
記の避雷用導体の受雷部が伸縮目地材の表面に露出され
ているので雷電流は前記の導体を介して放流されるもの
である。しかも、本発明における伸縮目地材は、目地本
来の目的であるコンクリート等の伸縮を十分吸収するも
のであり、その伸縮目地材内に避雷用導体を配設し、避
雷作用をも兼ねさせ、しかも、伸縮目地材に挿嵌される
避雷用導体は前記目地材の表面と略面一とされるので屋
上仕上面より突出することがなく、したがって屋上での
歩行、あるいは車等の走行には全く支障がないばかりで
なく、側壁面に施工した場合は美観を損ねる恐れがない
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の避雷用導体装置の一実施例である伸縮
目地材の斜視図
【図2】伸縮目地材の他の例の正面図
【図3】伸縮目地材の別の例の正面図
【図4】方形の避雷用導体の正面図
【図5】方形の避雷用導体の他の例の正面図
【図6】円形の避雷用導体の正面図
【図7】円形の避雷用導体の他の例の斜視図
【図8】三角形状の避雷用導体の正面図
【図9】逆T字状避雷用導体の正面図
【図10】板体で形成した避雷用導体の正面図
【図11】避雷用導体を伸縮性目地材に挿嵌した斜視図
【図12】避雷用導体接続用ジョイントの斜視図
【図13】方向変換用ジョイントの斜視図
【図14】方向変換用ジョイントを用いて避雷用導体装
置を接続した説明図
【図15】本発明の避雷用導体装置を屋上に設置すると
きの説明図
【図16】従来の避雷用埋設導体の説明図
【符号の説明】
1 伸縮目地材 2 挟持片 4 表面 5 開口部 7 有底の避雷用導体挿嵌用空所 10 目地材載置用部材 11 避雷用導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三木 常一 東京都中野区弥生町1丁目55番11号 東 京避雷針工業株式会社内 (72)発明者 小町 弘 東京都中野区弥生町1丁目55番11号 東 京避雷針工業株式会社内 (72)発明者 武部 正毅 東京都中野区弥生町1丁目55番11号 東 京避雷針工業株式会社内 (72)発明者 高橋 健彦 東京都中野区弥生町1丁目55番11号 東 京避雷針工業株式会社内 (56)参考文献 実公 平1−16340(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内方に空間を形成して幅方向に伸縮可能
    とした所定長さの伸縮目地材の前記空間に避雷用導体挿
    嵌用の有底の空所を、前記伸縮目地材の表面の長手方向
    に開設した開口部に連通せしめて前記目地材と一体的に
    形成し、前記開口部を含む空所に避雷用導体を挿嵌し、
    該避雷用導体の頂面を前記伸縮目地材の表面と略面一と
    したことを特徴とする避雷用導体装置。
  2. 【請求項2】 前記の避雷用導体を、伸縮目地材の表面
    の長手方向開口部に挿嵌可能な受雷部と前記伸縮目地材
    の内方に設けた避雷導体挿嵌用空所に挿入可能な基部と
    より構成したことを特徴とする請求項1記載の避雷用導
    体装置。
  3. 【請求項3】 角柱状の基体の相対する一方の下部に目
    地材載置用部材挟持片を垂設し、前記基体の各側部の所
    定位置に係合杆の一方の端部嵌入用の孔を穿設して形成
    した方向変換用ジョイントの前記の係合杆嵌入用孔のう
    ちから選択された前記嵌入用孔に一方の端部を嵌入した
    係合杆の他端部を、内方に空間を形成して幅方向に伸縮
    可能とした所定長さの伸縮目地材の前記空間に形成され
    た避雷用導体挿嵌用の有底の空所に挿嵌された避雷用導
    体の基部に挿入せしめて選択された方向に連結可能とし
    た避雷用導体装置。
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