JP2860742B2 - 産業車両のアイドルアップ装置 - Google Patents

産業車両のアイドルアップ装置

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JP2860742B2
JP2860742B2 JP5053155A JP5315593A JP2860742B2 JP 2860742 B2 JP2860742 B2 JP 2860742B2 JP 5053155 A JP5053155 A JP 5053155A JP 5315593 A JP5315593 A JP 5315593A JP 2860742 B2 JP2860742 B2 JP 2860742B2
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JP
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hydraulic
hydraulic valve
valve
throttle
industrial vehicle
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文雄 池杉
恒雄 小川
哲 高原
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KOMATSU FUOOKURIFUTO KK
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  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、負荷に応じてエンジ
ンの回転数を制御するようにした産業車両のアイドルア
ップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアイドルアッブ装置は、エンジン
のインテークマニホールド内の負圧で作動するダイヤグ
ラム式のアクチュエータにより、スロットルバルブを開
閉するようにしていた。これに対して、本出願人は先に
特願平3−213109号(特開平5−213109
号)を提案し、負荷油圧を油圧バルブ内へ導入して、移
動ストロークの異なるスプールの作動により、作動ロッ
ドを介してスロットルバルブを開閉制御するようにし
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の改良により、負
荷に応じてエンジンの回転数が制御できると共に、応答
性もよく騒音も少ない装置を提供できたが、油圧バルブ
の取付位置がスロットル部になるため、取付専用のブラ
ケットが必要となるほか、油洩れがあるとエキゾースト
に油が掛り、火災の発生する心配がある。
【0004】また油圧バルブ配管回路に、作業機系とパ
ワステアリング系の2つの高圧回路配管が必要となるほ
かに、戻しバネ側は大気解放式であるため、シール劣化
により外部へ油洩れの原因となる。
【0005】さらに油圧バルブのストロークに関して、
2段ピストンにより作業機系とパワステアリング系の異
なる2つの圧力を異なる2種のストロークに変えるた
め、エンジンの違いによってスロットルバルブの押し込
み必要量を、バルブ内部のスペーサで調整しなければな
らない等未解決の課題を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題に
鑑みなされたもので、エンジンにより駆動される油圧ポ
ンプの吐出圧をフローデバイダにより分流して、作業機
系とパワステアリング系へ供給するようにし、上記作業
機系及びパワステアリング系の負荷油圧を油圧バルブ内
へ導入してこれら油圧により移動ストロークの異なるス
プールの作動により作動ロッドを介してスロットルバル
ブを開閉制御するようにした産業車両において、上記異
なる2つの移動ストロークに変える油圧バルブを油圧回
路部の既設の配管上に座を設けて直接取付けると共に、
油圧バルブは作動ロッドのピストン部をラビリンス溝シ
ールとしたシングルピストンとバネとのバランス方式と
して、バネ室側にドレン回路の配管を設け、油圧バルブ
とスロットルレバーの間はケーブルで接続した、レバー
比可変式リンクを介して、油圧バルブにより得られたス
トークを、プッシュロッドにより、最適のスロットルバ
ルブの押し込み量に調整設定可能としたものである。
【0007】
【作用】上記構成により、油圧バルブの取付位置を変え
ることで、油洩れによる火災の心配がなくなり、スロッ
トル部の専用ブラケットも不要となると共に、既設の配
管上に取付けたことと、バネ室側にドレン回路を設けた
ことで、戻りバネの低圧ドレン1回路の配管ですみ、外
部への油洩れがなくなる。さらに油圧バルブをシングル
ピストンとし、圧力に比例してストロークがバランスす
るバネ内蔵式のため構造が簡単となり、作動ロッドのピ
ストン部はラビリンス溝シール方式を採用したので、シ
ールが不要で繰り返し作動耐久性が向上するほか、スロ
ットル押し込み必要量を調整容易としているので、汎用
性が高い。加えて油圧バルブとスロットルレバーの間
は、ケーブルで接続するため、異なったエンジンにも容
易に装着可能となる融通性にすぐれている。
【0008】
【実施例】以下この発明の実施例について図面により説
明する。図1はこの発明の一実施例になる産業車両のア
イドルアップ装置を示す構成図、図2は油圧バルブの断
面図、第3図は作動ロッドの作動特性を示す一例であ
る。この発明の油圧回路を示す図6、図7で分かるよう
にエンジン1により駆動さる油圧ポンプ2の吐出側油圧
の配管21の上に座22を設け、油圧バルブ6が取付け
られている。図7の2ポンプ時の場合は、作業機系とパ
ワステアリング系の油圧の干渉を防ぐため、チェック弁
23を介して油圧バルブ6が取り付けられている。
【0009】この油圧バルブ6は図2に示すように、作
動ロッド6jとピストン部6bが一体に作られていて、
シングルピストン構成となっている。そのため油圧に比
例したストロークを得るため、バネ7を内蔵したバラン
ス方式で、簡単な構造になると共に、バネ室側にドレン
回路の配管24を設けて、外部への油洩れをなくすこと
ができる。外部への油洩れがないことに加えて、取付位
置が油圧配管21となり、エンジンから離れたことで火
災の虞がない。さらにピストン部6bはラビリンス溝シ
ール方式を採用しているので、シールが不要で、繰り返
し作動耐久性が向上する。
【0010】作動ロット6jのストロークSは、スペー
サ6iを取り変えることで、容易に変更できる。作動ロ
ッド6jの特性はその一例を図3に示したが、油圧バル
ブ6のバネ7とスペーサ6iを取り変えることで容易に
変更できる。
【0011】油圧バルブ6の作動ロッド6jの先端のタ
ップ6kを使用して、作動ロッド6jのストロークSを
ケーブル12を介してレバー比可変式リンク11に伝
え、リンク11がプッシュロッド13を押して、スロッ
トルレバー8を回してスロットルバルブ9の押し込み量
を変えるように連結している。
【0012】レバー比可変式リンク11は、セットスク
リュ25により、レバー支点26の位置をプッシュロッ
ド13に対して、移動させることにより、油圧バルブ6
のストロークSがケーブル12を経て、プッシュロッド
13に伝えられた後、ストロークSに調整でき、ひいて
はスロットルレバー8の回転角度を変え、スロットルバ
ルブ9の押し込み量を調整可能である。プッシュロッド
13はリターンバネ16、緩み防止バネ17、アジャス
トボルト19と組にして、ホルダ14にレバー比可変式
リンク11と共に、取付けられた上、スロットル部10
の既設のバキューム式ダイヤフラム用ブラケット15を
そのまま使用して固定されている。
【0013】図4は作動ロッド6jとケーブル12の連
結の別の例を示す図面である。図5はレバー比可変式リ
ンクのレバー支点の位置をセットスクリュ25により,
移動させる調整部を示す。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、作業機
系およびパワステアリング系を同時または単独に操作し
ても、エンジンの回転数を落とすことなく、予め設定し
た回転数にエンジンの回転が切り換わるので、負荷の変
動によりエンジンが停止することがないと共に、必要以
上にエンジンの回転数が上昇して騒音の原因となること
もない。さらに構造が簡単で安価に製作できるほか、調
整が容易に可能なため、仕様の異なるエンジンにも簡単
に取付け対応でき、汎用性にすぐれている。またこの発
明によれば油圧バルブの取付位置を変えることで、油洩
れによる火災の心配がなくなり、スロットル部の専用ブ
ラケットも不要となると共に、既設の配管上に取り付け
たことと、バネ室側にドレン回路を設けたことで、戻り
バネの低圧ドレン1回路の配管ですみ、外部への油洩れ
がなくなる。さらに油圧バルブをシングルピストンと
し、圧力に比例してストロークがバランスするバネ内蔵
式のため構造が簡単となり、作動ロッドのピストン部は
ラビリンス溝シール方式を採用したので、シールが不要
で繰り返し作動耐久性が向上するほか、スロットル押し
込み必要量を調整容易としているので、汎用性が高い。
加えて油圧バルブとスロットルレバーの間は、ケーブル
で接続するため、異なったエンジンにも容易に装着可能
となる融通性にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる産業車両のアイドル
アップ装置を示す構成図である。
【図2】油圧バルブの断面図である。
【図3】作動ロッドの作動特性を示す一例である。
【図4】作動ロッドとケーブルの接続を示す別の例であ
る。
【図5】レバー比可変リンクの調整部を示す正面図であ
る。
【図6】この発明の油圧回路図(1ポンプ時)である。
【図7】この発明の油圧回路図(2ポンプ時)である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 油圧ポンプ 2’ 油圧ポンプ 3 フローデバイダ 6 油圧バルブ 6b ピストン部 6j 作動ロッド 7 バネ 8 スロットルレバー 9 スロットルバルブ 11 リンク 12 ケーブル 13 プッシュロッド 21 配管 21’配管 22 座 24 ドレン配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−18604(JP,A) 特開 昭57−16229(JP,A) 特開 平5−39048(JP,A) 特開 平4−173478(JP,A) 特開 昭59−92258(JP,A) 実開 昭59−32572(JP,U) 実開 昭58−173736(JP,U) 実開 昭57−20536(JP,U) 実開 昭60−88102(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/07 B66F 9/22 F02D 29/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(1)により駆動される油圧ポ
    ンプ(2)の吐出圧をフローデバイダ(3)により分流
    して、作業機系とパワステアリング系へ供給するように
    し、上記作業機系及びパワステアリング系の負荷油圧を
    油圧バルブ内へ導入してこれら油圧により移動ストロー
    クの異なるスプールの作動により作動ロッドを介してス
    ロットルバルブを開閉制御するようにした産業車両にお
    いて、上記異なる2つの移動ストロークに変える油圧バ
    ルブ(6)を油圧回路部の既設の配管(21)上に座
    (22)を設けて直接取付けると共に、油圧バルブ
    (6)は作動ロッド(6j)のピストン部(6b)をラ
    ビリンス溝シールとしたシングルピストンとバネ(7)
    とのバランス方式として、バネ室側にドレン回路の配管
    (24)を設け、油圧バルブ(6)とスロットルレバー
    (8)の間はケーブル(12)で接続した、レバー比可
    変式リンク(11)を介して、油圧バルブ(6)により
    得られたストークを、プッシュロッド(13)により、
    最適のスロットルバルブ(9)の押し込み量に調整設定
    可能としたことを特徴とする産業車両のアイドルアップ
    装置。
JP5053155A 1993-02-19 1993-02-19 産業車両のアイドルアップ装置 Expired - Lifetime JP2860742B2 (ja)

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JPH06239253A JPH06239253A (ja) 1994-08-30
JP2860742B2 true JP2860742B2 (ja) 1999-02-24

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