JP2860111B2 - 吸収性エラストマー性傷手当用品 - Google Patents

吸収性エラストマー性傷手当用品

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は迅速な吸収、良好なウイッキング(Wickin
g)及び高い液体保持を与える吸収性傷手当用品に関す
る。
高い吸収性と保持性、高いなじみやすさ、低い密度及
び良好なウイッキングを有し、そして非リント性かつ経
済的である傷手当用品が長い間望まれている。ガーゼは
今日最も普通の傷手当用品であるが、ガーゼは製造費が
高くかつ望ましくない若干のリント性を示す。ガーゼの
代替品を見出す多くの試みがなされたが、今日まで十分
に満足すべき代替品は見出されていない。
吸収性製品開発の努力の一例は、繊維性ウエブに吸収
性添加物を配合するというものである。手当用品が傷滲
出液を迅速に取込み、そのまま液を保持することが可能
かどうかは代表的には固体性の低さ又はボイド容積の大
きさに左右される。残念ながら、ボイド容積の大きなウ
エブは強度が低く、従って一体性に劣り、その結果、一
般に手当用品を取除く際に手当用品が裂けて傷の部位に
残留物が残ってしまう。更に、これらの手当用品を取除
く際に手当用品が裂けたり押しつけられたりすると、吸
収されていた液体が放出され、患者のベッド又は着衣を
汚すことになる。
米国特許第3,670,731号(Harmon)は木材パルプのよ
うな繊維性塊りの中にハイドロコロイド状粒子をカスケ
ードすることにより、繊維性塊りへ該粒子を添加するこ
とを開示する。しかしながら、機械的作用による該粒子
の放出(dust out)が起きる。
米国特許第4,366,814号(Riedal)は引裂かれること
なく一方向に少なくとも30%の伸びの可能な伸長可能な
多孔性織物少なくとも50重量%と当該織物に均一に含浸
されかつ織物の繊維間の空間に充満することなく繊維上
又は繊維中に実質的に含有される弾性体少なくとも15重
量%とを有する医療用のテープ用及び手当用品用弾性包
帯材料を開示する。この織物は単一で又は混合物として
使用される、広範囲の合成又は天然繊維である。好適な
エラストマーとしてはブロック共重合体、ポリウレタ
ン、アクリル、アクリルーオレフィン共重合体及びその
他の天然及び合成ゴムが挙げられる。
米国特許第4,414,970号(Berry)は内側織物層と弾性
フィルムである中心層に結合される外側織物層とを有す
る水蒸気透過性弾性包帯を開示する。このフィルムは連
続フィルム、マクロ多孔性フィルム又はミクロ多孔性フ
ィルムであるが、バクテリア障壁を供するためには連続
フィルムが好ましい。連続した形で得られ、かつ水蒸気
を透過する好適なフィルムはポリウレタン、例えば熱可
塑性ポリウレタンから作られる。
米国特許第4,565,736号(Steinら)は吸収性層及び傷
カバリング層から作られる外科用圧定布を開示し、この
カバリング層は疎水性、耐加水分解性、脂肪族ポリウレ
タン繊維を防糸したもの又は不織布から作ったものであ
り、このカバリング層は好ましくは吸収性層上に粘着性
化カバー層を直接形成することにより吸収性層に接着剤
等を使用することなく結合したものである。
米国特許第4,715,857号(Juhaszら)は順次に、第一
透過性材料層、半透過性接着材料層、木炭布又はフエル
ト、及び第二透過性材料層からなる傷手当用品を開示
し、ここで上記三つの層が実質上同面積であって木炭布
又はフエルトを取囲み、これによって第一透過性材料層
が布又はフエルトに結合するとともに布又はフエルトの
周囲において、第2透過性材料層に結合している。第一
及び第二透過性材料層は織物又はフィルムの形であり、
異なる材料であってもよいが、好ましくは同一の材料で
あり、好適な材料の例は天然又は合成ゴム、ナイロン、
ポリエステル、ポリウレタン及びレーヨンアセテート及
びその他の好適な合成重合体である。半透過性接着材料
は好ましくは両面トランスファーテープである。
英国特許第1,575,830号(Johnson & Johnson)は吸
収性材料の層及びこの吸収性層に重ねて固定されている
薄く、可撓性、弾性があり、かつ容易に伸長できる熱可
塑性バッキングフィルムを含む可撓性かつなじみやすい
使い捨て吸収性手当用品を開示し、このバッキングフィ
ルムは50%伸長からの弾性回復が少なくとも75%、ゴム
モジュラスが平方インチ当り2000ポンド未満、ガーリー
硬度が1ミルの厚さで1未満である。このフィルムは好
ましくはスチレンから誘導されたA端部ブロック及び共
役ジエンから誘導されたBブロックからなるA−B−A
ブロック共重合体から形成される。
米国特許第4,650,479号(Insley)はからみ合ったブ
ローされた重合体繊維及びこのブローされた重合体繊維
と混合した高吸収性液体吸収繊維を含む密な繊維性ウエ
ブを含む吸収性シート製品を開示する。このブローされ
た重合体繊維は広範囲にわたる種々の繊維形成性材料か
ら形成される。メルトブローされた繊維を形成するため
の代表的な重合体としてはポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート及びポリアミドが挙げ
られる。
ヨーロッパ特許公開第0,156,649号(Insleyら)はか
らみ合ったブローされた繊維、このブローされた繊維と
混和した液体輸送繊維及びウエブ内に均一に分散されか
つ物理的に保持された多数の固体高吸収性液体吸収重合
体粒子を含む密な繊維性をウエブを含む吸収性シート製
品を開示する。この粒子は液体の吸収で膨潤し、輸送繊
維はウエブの外側部分からウエブの内部へ液体を誘導す
ることによって液体の吸収を増加させ、かつより迅速に
する。
米国特許第4,692,371号(Mormanら)は少なくとも約2
90℃の高温でスチレン系−(エチレンブチレン)−スチ
レン系ブロック共重合体を形成することにより得られる
メルトブローされた弾性繊維、弾性フィルム又は弾性成
型材料の弾性不織布を開示する。弾性繊維が弾性不織布
の場合には、その他の例えばパルプ又はセルロース繊維
のような繊維又は粒状物のような非繊維材料を公知の方
法により弾性繊維と組み合わせてもよい。
米国特許第4,692,368号(Taylorら)は少なくとも一
方向に伸縮性であって、少なくとも一つの非伸縮性不織
布が少なくとも二つの区域で結合されている弾性シート
を含む積層物を開示する。この非伸縮性不織布はこの二
つの区域の間でひだをつくっている。この弾性シートは
芳香族ポリエーテルウレタンから好ましくはメルトブロ
ーされた繊維の形で形成される。この非伸縮性不織布は
スパンレースされ、水流により絡み合わされたポリエス
テル繊維を含む。この非伸縮性不織布はレーヨン又は木
材パルプ繊維を含んでもよい。
米国特許第4,118,531号(Hauser)は混合したマイク
ロ繊維及びけん縮バルキー加工繊維のウエブを開示す。
このウエブは厚さの単位当り高い耐熱性及び中程度の重
量、並びにウエブに熱絶縁体として際立った有用性を与
える他の性質を有する反撥性の高いウエブである。
本発明のメルトブローされた小直径弾性繊維の不織繊
維性マトリックス及び該マトリックスに分散された吸収
性繊維又は吸収性粒状物材料、ウイッキング短繊維、及
びバルキー加工(bulking)短繊維を含む、特に傷手当
用品に有用である吸収性弾性不織布を提供するものであ
る。
本発明は更に(1)流体透過性であってコンプライア
ンスが大きく低接着性である傷接触層、(2)メルトブ
ローされた小直径弾性繊維の不織繊維性マトリックス及
び該マトリックスに分散された吸収性短繊維又は吸収性
粒状物材料、ウイッキング短繊維及びバルキー加工短繊
維を有する、なじみやすい流体吸収性中間要素、及び
(3)軟らかくコンプライアンスの大きいカバー層から
なる吸収性弾性傷手当用品を提供するものである。
この弾性不織布は優れた傷滲出液処置性質、良好な一
体性、強度、及び極めて高い、例えば85重量%又はそれ
以上のレベルの配合量の第二の繊維又は粒状物材料を受
入れる能力を有する。更に、この不織布を伸長したり折
り曲げたりしても第二の繊維又は粒状物材料が移動した
り脱落したりすることがない。また、この第二の繊維等
が配合された不織布は配合量が多い場合でもそのなじみ
やすさが損なわれない。
優れた傷滲出液処置性質を有する外に、本発明の手当
用品は従来の手当用品より著しく弾性がありかつなじみ
やすい。本発明の手当用品は高いボイド容積となじみや
すさとを併せもつので深い傷に対するパッキング材料と
して本発明の手当用品を使用することができる。本発明
の手当用品の一体性は、これをパッキングとして使用す
る時でさえ、引裂き及び滲出液を放出することなしにこ
れを容易に取外せるほどである。
本発明の傷手当用品は傷処置に対して有用な種々の賦
型剤のための受渡しマトリックスとして弾性不織布を利
用する吸収性材料の発明に基づいている。この弾性不織
布を製造するため使用できる弾性材料の例としてはポリ
ウレタン弾性材料、ポリエステル弾性材料、ポリアミド
弾性材料及びA端部基がスチレン系部分でありそしてB
がエラストマー性中間ブロックであるA−B−Aブロッ
ク共重合材料が挙げられる。このうちポリウレタン弾性
材料が特に好適である。弾性不織布は好ましく、例え
ば、Wente,Van A.“Superfine Thermoplastic Fibers"I
ndustrial Engineering Chemistry,第48巻,第1342頁以
下(1956)に記載されるように、メルトブローによって
小直径の繊維布として形成される。このメルトブローさ
れた小直径弾性繊維は好ましくは約5から30ミクロンの
平均直径を有する。このメルトブローされた小直径弾性
繊維は好ましくは約10から20重量%、更に好ましくは約
12から18重量%の量で吸収性弾性不織布中に存在する。
滲出液の保持は不織布中に充填された水不溶性かつ、
水吸収性の超吸収性粒子又は吸収性ステープル繊維によ
って行なわれ、これらは滲出液を迅速に吸収し、加圧下
多量の液体をウエブの中に保つことができる。好適な超
吸収性粒子としては米国特許第3,981,100号に例示され
ている変性殿粉及び親水性基を含む高分子量アクリル重
合体が挙げられる。非常に多くの種類のこのような水不
溶性かつ水吸収性の粒子が市販されており、それらは代
表的には20倍又はそれ以上の重量の水、好ましくは100
倍又はそれ以上の重量の水を吸収する。一般に、この吸
収性粒子は少なくともそれ自体の重量の液体を吸収すべ
きである。吸収性粒子の寸法はさまざまであり、平均直
径で少なくとも50から3000ミクロメートルである。好ま
しくは、粒子は平均直径で75から1500ミクロメートルで
ある。
この吸収性材料が超吸収性粒状物材料である場合に
は、この粒状物は吸収性不織布の全重量の好ましくは、
約5から20重量%、更に好ましくは10から20重量%の量
で受渡しマトリックス中に存在する。
本発明で吸収性短繊維として有用な繊維はASTM試験法
D−117により試験した場合に少なくとも1000%の吸収
率を有するものである。加圧下においても高い液体吸収
率と良好な流体保持を得るためには、吸収性短繊維は少
なくとも一つの高親水性材料の外側部分を有すべきであ
る。この高親水性繊維の例としては米国特許第4,366,20
6号及び第4,374,175号に記載されるようにアクリロニト
リル繊維をアルカリ金属水酸化物で処理しその表面上に
親水性架橋重合体を形成することにより製造されたもの
が挙げられる。またメタクリル酸とエタクリル酸の架橋
され、ケン化さた共重合体又はアクリル酸の単独重合体
のような吸収性コーティングを有する繊維も有用であ
る。特に有用な繊維はLanseal F.の商品名で日本エクス
ラン株式会社(日本、大阪)から市販されている、表面
上に親水性架橋重合体を有するアクリロニトリル繊維で
ある。
吸収性短繊維の番手は好ましくは約0.5から50デニー
ル、更に好ましくは約1から30デニールの範囲内であ
る。吸収性短繊維の寸法は製品の最終用途に依存し、吸
収性短繊維のデニールが小さいほど軟らかい手触りを与
える。この繊維は好ましくは、約2から15センチメート
ル、更に好ましくは約7から10センチメートルの範囲内
の平均長さを有する。製品の液体吸収時の膨張にさらな
る自由度を付与し、かさ高さや反撥力を付与するために
この吸収性短繊維にけん縮をかけてもよい。
吸収性不織布に使用される吸収性材料が吸収性短繊維
である場合には、この短繊維は吸収性不織布の全重量の
好ましくは約10から30重量%、更に好ましくは約17から
27重量%の量で存在する。勿論、超吸収性粒子と吸収性
繊維の組合せを使用して吸収性不織布は吸収性能を与え
ることができる。
傷滲出液処置性質は吸収性不織布に更に親水性ウイッ
キング繊維を配合して滲出液の傷表面から手当用品の吸
収性中間要素中への移動を容易にすることによって高め
ることができる。ウイッキング繊維として有用な繊維は
ASTM試験法D2402により試験した場合に少なくとも約10
%、好ましくは約20%、そして更に好ましくは約25%の
水保持値を有する短繊維である。ウイッキング繊維とし
て使用できる繊維は例えば、レーヨン又は綿の短繊維で
ある。特に好適なウイッキング繊維はAmerican Enka社
から市販のAbsorbit(商品名)レーヨン短繊維及びAvte
x社から市販のAvtex(商品名)レギュラーレーヨン短繊
維である。所望のウイッキング性能を得るためには吸収
性弾性不織布の約30から約60重量%のレベルの繊維を配
合する。更に好ましくは、ウイッキング繊維の配合量は
レベルは吸収性不織布構造体の約10から約35重量%の範
囲である。
超吸収性粒子又は繊維及びウイッキング繊維の外に、
吸収性不織布マトリックスにけん縮されたバルキー加工
繊維を配合することも有益である。このバルキー加工繊
維は不織布のすきまの開いた構造を保つことを助けてマ
トリックスの中への傷滲出液の移動を容易にするととも
に圧縮力が吸収性不織布に加えられる時に吸収された流
体が吸収不織布から押出されることを防止する短繊維で
ある。このバルキー加工繊維はいくら短かくとも、少な
くとも一つの完全なクリンプ、好ましくは少なくとも三
つ又は四つのクリンプを含むのに十分な平均長さを有す
べきである。このバルキー加工繊維は好ましくは約2か
ら15cmの平均長さを有し、更に好ましくはバルキー加工
繊維は約7〜10cm未満の長さである。好ましくは、この
バルキー加工繊維は中程度の硬さ、即ち、テックス当り
1.5×10-4グラム−平方cm又はそれ以上の可撓性剛さを
有する(W.E.Morton及びJ.W.S.Hearle,Physical Proper
ties of Textile Fibers,Butterworth,ロンドン,1962,
第380−383頁により定義される)。
有用なけん縮バルキー加工繊維としては例えば、アク
リル、ポリエステル、ナイロン、ポリオレフィン、レー
ヨン及びアセテート繊維が挙げられる。けん縮バルキー
加工繊維は好ましくは吸収性不織布の約10から約30重量
%のレベルで配合される。
短繊維類、即ち、滲出液処置を配慮して使用される吸
収性短繊維、ウイッキング短繊維及びバルキー加工短繊
維、及び粒状物材料の外に、臭気を抑制したり手当用品
に抗バクテリア活性を与えたりする目的で他の繊維又は
粒状物材料を吸収性マトリックス中に配合できる。他の
繊維又は粒状物材料の配合量は好ましくは吸収性弾性不
織布の約30重量%以下である。
吸収性弾性不織布中に配合されるべき種々の粒状物材
料及び短繊維は米国特許第4,755,178号(Insley)に記
載されるような周知の方法により配合できる。
本発明の吸収性不織布は10mmのスロット幅を使用して
INDA試験処法90.0−75により試験した場合に、好ましく
は約80g以下、更に好ましくは約60g以下、最も好ましく
は約50g以下の軟度値を有する。この吸収性不織布はIND
A試験処法10.3−70により試験した場合に、好ましくは
少なくとも約0.5cm、更に好ましくは少なくとも約1.5c
m、最も好ましくは約2cmのウイッキング率を有する。こ
の吸収性不織布は1%食塩水溶液を使用してASTM D117
又はD−461により試験した時に、好ましくは少なくと
も約1000%、更に好ましくは少なくとも約1200%、最も
好ましくは少なくとも約1300%の吸収率を有する。本発
明の吸収性不織布は1%食塩水溶液及び475gローラーを
使用してASTM試験法D461により試験した時に、好ましく
は少なくとも約50%、更に好ましくは少なくとも約55
%、最も好ましくは少なくとも約60%の流体保持値を有
する。
種々の材料が、本発明の吸収性手当用品の流体透過性
であってコンプライアンスの大きい低接着性の傷接触層
として使用できる。この傷接触層には傷滲出液がこの層
を通って吸収性不織布層の中に良好に流れるのに十分な
程度の透過性が必要である。傷滲出液の流れやすさは手
当用品の傷接触層下における滲出液による汚れが起こら
ない程度であることが必要である。傷接触層に有用な材
料としては例えば、メルトブローされた小直径繊維の不
織布、多孔性ポリエチレンフィルム、ナイロン織編物、
孔あきポリエチレンフィルム及びブローされたミクロ繊
維ポリプロピレン布を含む。吸収性傷手当用品の傷接触
層は好ましくは吸収性不織布と同一の面積を有する。
本発明の吸収性手当用品の軟らかくコンプライアンス
の大きいカバー層又は傷接触層以外の層に使用するのに
適した材料は好ましくは高い水蒸気透過性及び低い液体
透過性を有するものである。このような材料としては、
例えば、高水蒸気透過性フィルム、多孔性フォーム材料
及び不織布が挙げられる。このカバー層は傷接触層と同
じ材質のものでも感圧性接着剤塗布材料のような他の材
質のものでもよい。カバー層は傷接触層及び吸収性不織
布と同じ面積であってもよく、カバー層が感圧性接着剤
材料でコートされる場合には、カバー層は傷をおおうよ
うに手当用品を固定する手段を供することができるよう
に傷接触層及び吸収性層の寸法を越える面積であっても
よい。カバー層が傷接触層及び吸収性層を越える面積を
有しない場合には、接着ラップ又はテープを用いて傷の
上に手当用品を固定できる。
本発明を更に下記の例により説明するが、これらの例
で引用した特定の材料及び量、並びに他の条件及び詳細
は本発明を不当に限定するように解釈されるべきではな
い。
例では、すべての部と百分率は特記しない限り重量に
よる。以下の例における評価には下記の試験法を使用し
た。
軟度値:10mmのスロット幅を使用したINDA試験処法90.
0−75 ウイッキング率:INDA試験処法10.3−70 吸収率:1%食塩水溶液を使用したASTM試験法D117又は
D−461 流体保持値:1%食塩水溶液及び475gローラーを使用し
たASTM試験法D461 例1−19 例1では、受渡しマトリックスとして熱可塑性弾性ポ
リウレタン重合体(PS455−203,K.J.Quinn 社,Malden,M
Aから市販のポリエステルウレタン)、及び15重量%の
吸収性繊維(日本エクスラン株式会社(日本、大阪)か
ら市販の、Lanseal(商品名)F,2.5デニール、51mm繊維
長)、70重量%のウイッキング繊維(Autex社から市販
の、Autex(商品名)レギュラー、レーヨン繊維、15デ
ニール、40mm繊維長)及び15重量%のバルキー加工繊維
(Dopont社から市販の、Orlon(商品名)タイプOT670、
3デニール、38mm繊維長)の繊維混合物を使用して、メ
ルトブローされた吸収性ミクロ繊維不織布を調製した。
長さ対直径比5:1を有する環状平滑表面オリフィス(1
0/cm)を有するメルトブロー用ダイスを使用したほか
は、米国特許第4,188,531(Hauser)に教示されるもの
と同一のメルトブロー法で不織布を調製した。ダイス温
度を220℃に保ち、初期空気温度と圧力は各々230℃と約
150kPaであり(0.63mm間隙幅)、重合体処理量率は450g
/時/cmであった。製造した不織布は120g/m2の目付を有
し、18.3重量%の5から10ミクロンの繊維寸法を有する
ポリウレタンミクロ繊維及び81.7重量%の短繊維を含有
していた。
例2ないし19では、短繊維含量及び目付を第I表に記
載したように変更した以外は例1と同様にして吸収性弾
性不織布を調製した。Lanseal(商品名)F,レーヨン、
及びOrlon(商品名)(第I表で各々L−F,R及びOとし
て示した)の外に、SA700、Arco、フィラデルフィア、P
Aから市販の吸収性不織布及びLanseal(商品名)FA、3
デニール、51mm繊維長、日本エクスラン株式会社(日
本、大阪)から市販の臭気及び流体吸収性繊維(第I表
で各々Arco及びL−FAとして指示した)をこれらの例で
使用した。吸収性弾性不織布の全体目付もまた第I表に
記載する。
第I表に記載した不織布を軟度、ウイッキング、吸収
性、目付換算の吸収性及び保持百分率を評価した。これ
らの評価の結果を第II表に報告する。吸収性及び流体保
持データは1%食塩水溶液で測定した。脱イオン水で測
定した吸収性データは報告を省略するが、第II表に報告
した数値の約1.5倍であった。
第II表のデータから判るように、吸収性、ウイッキン
グ及び軟度はさまざまであり、これらの物性は繊維組成
及び各々に対する上記繊維の比率に関係する。例えば、
Arco繊維がより硬いウエブを作ることは確実である。
例20−24 例20−24では、例1と同様に吸収性弾性不織布を調製
したが、ただし例20−22では弾性ポリウレタン重合体と
してPS440−101,K,J.Quinn社、Malden,MA,から市販のポ
リエステルウレタン熱可塑性弾性樹脂を使用し、短繊維
混合物として15重量%のLanseal(商品名)F,60重量%
のレーヨン及び25重量%のOrlon(商品名)を含有した
ものを使用し、ポリウレタン繊維直径、不織布中のポリ
ウレタンミクロ繊維の百分率、及び吸収性不織布の全体
目付は第III表に記載したとおりとした。
第III表に記載した不織布の軟度、ウイッキング、吸
収性、目付換算の吸収性及び保持百分率を評価した。こ
れらの評価の結果を第IV表に報告する。吸収性及び流体
保持データは1%食塩水溶液で測定した。脱イオン水で
測定した吸収性データは報告を省略するが、第IV表に報
告した数値の約1.5倍であった。
第IV表のデータから判るように、本発明の手当用品の
重要な性質に対する二つのポリウレタン樹脂の繊維寸法
による効果の相違は殆どない。ポリウレタン繊維含量を
増大すると僅かながらより軟らかい材料が実際にできる
ことがわかる。
例25−34 例25−34では、例10−17及び例24−27の各々の2層構
造の吸収性弾性不織布の軟度、ウイッキング及び吸収性
を試験した。結果を第V表に記載する。
第V表のデータから判るように、2層の吸収性不織布
を使用しても軟度以外の性質の何れにも顕著な影響はな
いが、軟度のデータには試験方法の限界に対する圧さの
増加が反映している。
比較例1−4 比較例1−4では市販の傷手当用品の軟度、ウイッキ
ング、吸収性、目付に対する吸収性及び反撥性百分率を
試験した。比較例1の手当用品はKendall社、ボスト
ン、MA、から市販され、165g/m2の目付を有する8重綿
ガーゼ手当用品であった。比較例2の手当用品はKendal
l社、ボストン、MA、から市販の、197g/m2の目付を有す
る、Telfa(商品名)手当用品であった。比較例3の手
当用品はSmith & Nephew Medical社、イングランドか
ら市販の、145g/m2の目付を有するMelolin(商品名)手
当用品であった。比較例4の手当用品は3M社、セントポ
ール、MN、から市販の、241g/m2の目付を有するMicrodo
n(商品名)であった。脱イオン水を使用して測定した
吸収性データはこれらの試料で1%食塩水溶液を使用し
て測定したデータとは本質的に差を示さなかった。この
手当用品の軟度、ウイッキング、吸収性、目付に対する
吸収性及び反撥性百分率を試験した。結果を第VI表に記
載する。
第VI表のデータから判るように、吸収性、保持及び軟
度は本出願の手当用品の例のレベルにまで達していな
い。試料2、3、及び4ではウイッキング率もまた著し
く低い。
本発明の範囲と要旨を逸脱することなく本発明をさま
ざまに修正し変更することは当業者に自明であり、例示
目的のためにここに記載したものに本発明を限定しては
ならない。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】10から20重量%の直径5から30μmのメル
    トブローされた弾性繊維の不織繊維性マトリックス及び
    該マトリックス中に分散した10から30重量%の吸収性
    短繊維又は10から20重量%の吸収性粒状物材料、30か
    ら60重量%のウイッキング短繊維及び10から30重量%
    のバルキー加工短繊維からなる繊維混合物からなる吸収
    性弾性不織布。
  2. 【請求項2】前記のメルトブローされた弾性繊維がポリ
    ウレタン弾性材料、ポリエステル弾性材料、ポリアミド
    弾性材料、A端部基がスチレン系部分でありそしてBが
    弾性中間ブロックであるA−B−Aブロック共重合体材
    料又はこれらの組み合わせを含む、請求項(1)の吸収
    性弾性不織布。
  3. 【請求項3】メルトブローされた小直径弾性繊維の不織
    繊維性マトリックス及びマトリックスに分散された吸収
    性短繊維又は吸収性粒状物材料、ウイッキング短繊維及
    びバルキー加工短繊維から吸収性弾性不織布であって、
    該吸収性短繊維が少なくとも約1000%の吸収率を有する
    繊維を含む前記吸収性弾性不織布。
  4. 【請求項4】前記の吸収性粒状物材料が前記の吸収性弾
    性不織布の約5から20重量%を占める、請求項(1)の
    吸収性弾性不織布。
  5. 【請求項5】前記のウイッキング短繊維が綿繊維、レー
    ヨン繊維、羊毛繊維、絹繊維又はこれらの組合わせを含
    む、請求項(1)の吸収性弾性不織布。
  6. 【請求項6】前記のバルキー加工短繊維が1cm当り約1/2
    以上の平均巻縮頻度を有する巻縮短繊維である、請求項
    (1)の吸収性弾性不織布。
  7. 【請求項7】前記の不織布が約80g以下の軟度、少なく
    とも約0.5cm/30秒のウイッキング値、目付g当り少なく
    とも11.5gの吸収度、及び少なくとも約50%の吸収され
    た液体の保持率を有する、請求項(1)の吸収性弾性不
    織布。
  8. 【請求項8】1)液体透過性であってコンプライアンス
    が大きく低接着性である傷接触層、2)請求項(1)の
    不織布を含み、なじみやすい液体吸収性中間要素、及び
    3)軟らかくコンプライアンスの大きいカバー層とを含
    む吸収性弾性傷手当用品。
  9. 【請求項9】前記のカバー層が吸収液体不透過性であり
    かつ水蒸気透過性である、請求項(8)の傷手当用品。
  10. 【請求項10】前記のカバー層の一面が前記の液体吸収
    性中間要素と接触のための感圧性接着層を含み、前記の
    カバー層が前記の液体吸収性中間要素と前記の傷接触層
    を越える面積を有する、請求項(9)の傷手当用品。
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