JP2859858B2 - 両開蝶番 - Google Patents

両開蝶番

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JP2859858B2
JP2859858B2 JP8260252A JP26025296A JP2859858B2 JP 2859858 B2 JP2859858 B2 JP 2859858B2 JP 8260252 A JP8260252 A JP 8260252A JP 26025296 A JP26025296 A JP 26025296A JP 2859858 B2 JP2859858 B2 JP 2859858B2
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一男 関根
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Isokawa Industry Co Ltd
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TAKAHASHI KANAMONO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の両開蝶番は、例え
ば、部屋の間仕切りとして使用される折戸、或いは出入
り口開口を開閉する戸板を構成するのに利用されるもの
でもので、これら折戸や戸板をいずれの方向に対しても
回動させることができるとともに、必要に応じて片開と
することのできる両開蝶番を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、部屋の間仕切りや押し入れ用の
戸板として、折戸が広く使用されている。図10は、上
述のような折戸の1例として、上記押し入れ用の戸板と
して利用されている折戸を示している。この折戸1は、
1対の戸板2を蝶番3によって折り曲げ自在に結合する
ことにより構成される。上記押し入れの開口を閉鎖する
場合は、1対の戸板2が一直線状となるようにこれら戸
板2を回動させる。上記押し入れの開口を開放する場合
は、上述した場合とは逆に、図10に示すように1対の
戸板2を折り畳む。尚、このような折戸1は、戸板2の
上方或いは上下両方にガイドレール4を設けるととも
に、上記戸板2の上端或いは上下両端にスライドピン5
を設けている。そして、戸板2の開閉時には、上記スラ
イドピン5が上記ガイドレール4に案内されつつ、戸板
2が移動するようにしている。上記蝶番3としては、図
示は省略したが、1対の羽根板の一端部同士を枢軸によ
り回動自在に連結したものが、広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来か
ら知られた折戸1は、閉じた状態(1対の戸板2が一直
線状となる状態)における戸板2の表裏方向のうち、一
方の側にのみ折り畳む(戸板2を回動させる)構造とな
っている。このような構造は、図示の押し入れ用の戸板
として利用されている折戸のみならず、部屋の間仕切り
として利用される折戸の場合も同様である。従って、折
戸を設置する際に、誤って組み付けを逆にした場合に
は、全て取り外した後に新たに組み付け作業を行わなけ
ればならない。又、間仕切りとして利用する場合、部屋
のレイアウト等によっては、当該組み付け状態における
折り畳み方向とは逆方向に折り畳むようにする必要が生
じる場合がある。このような場合、やはり折戸を取り外
し、所望の状態に組み付けなければならない。しかも、
使用している蝶番が裏面付き蝶番等、蝶番の種類によっ
ては逆方向への組み付けが不可能である。更に、折戸に
設けられる取手の形状によっては、戸板をいずれの方向
に折り畳むのか判断しかねる場合があり、万一逆方向
(折り畳む方向とは逆方向)に力を加えた(誤操作し
た)場合には、折戸を破損してしまうことも考えられ
る。
【0004】一方、我国の住宅事情等によれば、折戸の
折り畳み方向を、一方向にのみ限定させておきたい場合
もある。このような場合でも、上述のような各種不都合
を解消すべく両開蝶番を使用し、この蝶番の取り付け作
業終了後に、必要に応じてこの蝶番を所望の方向にのみ
開動する片開に設定できれば、取り付け作業の容易化を
図る上で効果的である。本発明の両開蝶番は、上述のよ
うな事情に鑑みて発明したもので、両開き可能とすると
ともに、必要に応じて所望の一方向のみに回動自在に設
定できる蝶番を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明の両開蝶番は、平行な一対の羽根板と、これら一対の
羽根板の対角線上の各一端部を枢支する連結板と、この
連結板の枢支部分と上記各一端部とを一体に保持する一
対のキャッチと、いずれか一方の羽根板と連結板と選択
的に固定自在な固定手段とを備える。そして、これら一
対のキャッチはいずれか一方の羽根板の他端部の回動開
始時に上記他端部にある一方のキャッチのみが解除され
る。
【0006】上述のように構成される本発明の両開蝶番
を用いて折戸或いは戸板を構成するには、1対の戸板
(折戸を構成する場合)或いは一の戸板と固定の壁面と
(戸板を構成する場合)を、それぞれの羽根板の主部の
一側面に、ねじ止め等の手段により固定する。戸板を、
この戸板の表裏方向のうちのいずれにも回動自在とする
場合は、固定手段を解除した状態で、戸板に所望方向の
外力を加える。この結果、戸板の回動方向に応じて一方
のキャッチが作動を解除する。他方のキャッチは一の羽
根板と一体的に結合した状態のままである。この結果、
上記回動方向への戸板の回動が許容され、上記戸板が、
所望のいずれか一方向に回動する。これに対して、この
両開蝶番を、表裏いずれか一方向のみの回動を自在とす
る場合には、固定手段により、いずれか一方の羽根板と
連結板とを固定する。
【0007】上記固定手段は、例えば請求項2に記載し
たように、羽根板と連結板とを枢支する1対の枢軸部分
のうちの少なくとも一方の枢支部分の、少なくとも上下
いずれかの端部に設けられている。更に、この固定手段
は、請求項3に記載したように、羽根板の一部に形成さ
れた通孔と、この通孔に着脱自在な固定部材とを備えた
構成を採用できる。特に、これら固定部材と通孔とを、
それぞれ請求項4に記載したように、雄ねじ部を有する
ねじ部材と、このねじ部材が螺合自在な雌ねじ部を設け
た通孔とすることができる。このような構造を採用する
ことにより、固定手段を容易に構成できるとともに、こ
の固定手段を容易に作動及び解除できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の1例
について、図面を参照しつつ説明する。本例の両開蝶番
は、図1に示すような、折戸1を構成する1対の戸板2
を、これら戸板2の表裏いずれの方向(図1の矢印a方
向)に向けても折り曲げ自在に連結するものである。こ
のような両開蝶番30は、図2〜8に示すように、上記
戸板2をねじ止め固定自在な1対の羽根板7と、これら
羽根板7に枢支された連結板6と、キャッチを構成する
カム部材10と、この両開蝶番を片開に設定自在な固定
手段50とを備える。
【0009】上述した構成各部材のうち、羽根板7は金
属材料により造られており、薄板状の主部16の一端縁
に、互いに間隔をあけて1対の突出片17a、17b
を、他端縁に別の突出片18を、それぞれ設けている。
上記主部16の一側面には、戸板2の一端面をねじ止め
固定する。このために、主部16には、複数(図示の例
の場合、4個)の通孔33を設けている。上記各突出片
17a、17bは、図示のように主部16の他面側に突
出させている。更に、上記主部16の一端部中央部分に
は、他の部分よりも薄肉とした結合部19を設け、後述
するカム部材10の係合片20と結合できるようにして
いる。尚、主部16の一面側の一部には、肉抜き部を設
けている。
【0010】又、上記連結板6は、上記羽根板7と同
様、金属材により造られており、矩形板状の主部11の
水平方向両端部で、上下方向両端部に、突片13を設け
ている。更に、上記主部11には、蛇行防止手段を構成
するねじ31を螺合する、1対のねじ孔14を形成して
いる。更に、この主部11の中間部には、水平方向両端
縁で上記上下の突片13の間に開口するスライダ装着孔
15を形成している。このスライダ装着孔15内には、
合成樹脂(66ナイロン複合材)製のスライダ8を1
対、互いに逆向きに装着する。このスライダ8は、基端
が開口する中空筒状で、その先端部を、先端に向かうに
従って小径となるテーパ状に形成している。上記1対の
スライダ8の間には、これら1対のスライダ8を、その
先端部が上記連結板6の両端縁から突出する状態に付勢
すべく、弾性部材である圧縮コイルばね9を設けてい
る。
【0011】上記カム部材10は、例えばポリアセター
ルにより造られており、一端側に、上記羽根板7の結合
部19を挟持固定する係合片20を、他端側に、円筒面
21を、それぞれ有する。この円筒面21には、上記1
対の羽根板7を略平行に折り畳んだ場合(図5に示す状
態の場合)に上記スライダ8の先端部が嵌入するテーパ
状の凹部22を設けている。
【0012】上述した構成各部材は、図示のように組み
付けることにより、折戸用両開蝶番30として完成す
る。すなわち、一の羽根板7の第一、第二の突出片17
a、17bと、これら第一、第二の突出片17a、17
bの間に配設した、上記連結板6の水平方向一端側(図
3の右端側)の1対の突片13と、これら1対の突片1
3の間に配設されたカム部材10とにそれぞれ設けられ
た通孔35、36、37同士を整合させた状態で、これ
ら各通孔35、36、37に第一の枢軸12aを挿通す
るとともに、他の羽根板7の第一、第二の突出片17
a、17bと、これら第一、第二の突出片17a、17
bの間に配設した、上記連結板6の水平方向他端側の1
対の突片13と、これら1対の突片13の間に配設され
たカム部材10とにそれぞれ設けられた通孔35、3
6、37同士を整合させた状態で、これら各通孔35、
36、37に第二の枢軸12bを挿通することにより組
み付けられる。尚、第一、第二の枢軸12a、12bの
長さは、第一の突出片17aの上面から第二の突出片1
7bの中間部に至る長さとする。
【0013】更に、1対の羽根板7の主部16同士を互
いに略平行に折り畳んだ場合に、上記1対のスライダ8
の先端部が、それぞれ対向するカム部材10に設けた凹
孔22内に嵌入し、第一、第二のいずれかの枢軸12
a、12bを中心として羽根板7を回動させた場合に、
中心となる枢軸12a(12b)に枢支されたカム部材
10と対向するスライダ8の先端部のみが、当該カム部
材10の凹孔22から退避するように、構成各部材を配
設する。
【0014】更に、上記固定手段30は、一の羽根板7
の、連結板6に対して独立した回動を不能にすべく、1
対の羽根板7に設けた第二の突出片17bの下端部に形
成した雌ねじ部51と、この雌ねじ部51に螺合自在な
ねじ部材53とを備える。この固定手段30により、一
の羽根板7(例えば、図3の右方の羽根板7)を、連結
板6に対して独立して回動することを不能にする場合、
この一の羽根板7の第二の突出片17bの下端部に形成
したを雌ねじ部51に、他の羽根板7の第三の突出片1
8に形成した通孔52を介してねじ部材53を螺合させ
る。
【0015】上述のように構成される両開蝶番30を用
いて折戸1を構成するには、図1に示すように、1対の
戸板2を羽根板7にねじ止め固定する。そして、この折
戸1を、図1に実線で示すように閉じた状態とする場合
には、1対の羽根板7を略平行に重ね合わせた状態とす
る。この場合において、1対のスライダ8の先端部は、
それぞれ対向するカム部材10の凹孔22内に嵌入して
おり、外力が加わらない限り、当該状態を維持する。こ
の際、戸板2が一直線とならない(各戸板2が蛇行した
状態)場合には、リンク部材6のねじ孔14に螺合させ
たねじ31の螺合量を変え、羽根板7のリンク部材6に対
する角度を調整することで修正する。
【0016】そして、この状態から戸板2を所望の方向
に回動させる場合には、戸板2の表裏いずれかの方向に
力を加える。例えば、図6に鎖線で示す向きに回動させ
る場合、図6の左方に向け力を加える。この結果、回動
中心となる第二の枢軸12bに枢支した、図6の上方のカ
ム部材10が反時計方向に回動する。この際、このカム
部材10の凹部22に嵌入していたスライダ8の先端部
は、このカム部材10の回動に伴って、圧縮コイルばね
9の弾力に抗してスライダ装着孔15の内側に向けて押し
込まれ、上記凹部22から退避し、このカム部材10の
円筒面21に摺接する状態となる。これにより、このカ
ム部材10の回動を許容する。従って、このカム部材1
0に連結する羽根板7及びこの羽根板7に結合した戸板
2が、図6の反時計方向に回動できる。
【0017】これに対して、図6の下方のスライダ8の
先端部は、図6の下方のカム部材10の凹部22内に嵌
入したままの状態である。このため、このカム部材10
はリンク部材6と一体的に、上記枢軸12bを中心に、
図6の時計方向に回動する。この結果、上記戸板2が上
記所望の方向に回動する。
【0018】上記折戸1を上述の場合とは逆方向に折り
畳む場合には、上述の場合とは逆方向に力を加える。こ
れにより、枢軸12bに枢支した、図8の上記下方のカ
ム部材10が、図8の反時計方向に回動するとともに、
上記枢軸12aに枢支した、図8の上方のカム部材10
が連結板6と一体的に、図8の時計方向に回動し、折戸
1が上述の場合とは逆方向に折り畳まれる。すなわち、
上記下方のカム部材10の凹部22からスライダ8の先
端部が抜け出て、この下方のカム部材10の回動を許容
する。従って、このカム部材10に連結する羽根板7及
びこの羽根板7に結合した戸板2が、図8の反時計方向
に回動できる。これとともに、上記上方のカム部材10
の凹部22にはスライダ8の先端部が嵌入したままであ
るため、この上方のカム部材10と連結板6とが一体と
なって、図8の時計方向に回動する。この結果、折戸1
が上述の場合とは逆方向に折り畳まれる。尚、上述のよ
うに、この両開蝶番を、両開自在な状態で使用する場
合、上記固定手段30を解除しておくことは言うまでも
ない。
【0019】更に、両開蝶番30を一方向にのみ開く片
開とするには、固定手段50を作動させる。例えば図3
の右方の羽根板7を連結板6と一体に回動させる場合、
この羽根板7の第二の突出片17bに、図3の左方の羽
根板7の回動を自在としたままこの羽根板7の第三の突
出片18を介してねじ部材53を螺合する。すなわち、
図3に示すように、上記第二の突出片17bに形成した
雌ねじ部51に、第三の突出片18に形成した、このね
じ部材53の雄ねじ部の外径よりも大きな内径を有する
通孔52を、この第三の突出片18の下面側から挿通さ
せた上記ねじ部材53を螺合させる。これにより、上記
第二の突出片17bを有する一の羽根部材7が回動不能
となり、この両開蝶番30が一方向にのみ開くようにな
る。図3の左方の羽根板7を連結板6と一体に回動させ
る場合には、図3の右方の羽根板7の第三の突出片18
と、図3の左方の羽根板7の第二の突出片17bとを整
合させ、上述した場合と同様、ねじ部材53を、上記第
二の突出片17bの雌ねじ部51に螺合させる。この場
合、蝶番30は、上述の例の場合とは逆方向にのみ開く
ようになる。
【0020】本例の両開蝶番30は、上述のように作用
するため、この蝶番30を用いて構成した折戸1は、固
定手段50を解除しておくことにより、開いた状態にお
ける戸板2の表裏いずれの方向にも折り畳むことが可能
になる。このため、組み付け方向に注意を払うことなく
容易に組み付けを行える。言い換えれば、組み付け現場
での急な設計変更にも容易に対応できる。又、いずれの
方向にも折り畳めるため、前述したような誤操作による
蝶番の破損が生じることがない。更に、この折戸1を間
仕切りとして利用した場合、いずれの方向にも折り畳め
るため、当該部屋のレイアウトの自由度が増大する。し
かも、本発明に係る両開蝶番は、表裏いずれの面から見
ても同一形状であるため、外観上の戸板2の表裏がなく
なり、この点からも組み付けの容易化、レイアウトの自
由度の増大化を図れる。これに対し、必要に応じて、固
定手段50を作動させることにより、この蝶番30を所
望の方向にのみ開動自在な片開に設定することができ
る。
【0021】尚、上述した例の場合、スライダ装着孔1
5を、連結板6を貫通する貫通孔とし、このスライダ装
着孔15に嵌装した1対のスライダ8の間に、1本の圧
縮コイルばね9を設けた例について説明しているが、こ
れに代えて、図9に示すような構成とすることもでき
る。すなわち、スライダ装着孔15として、リンク部材
6の両端に開口する1対の凹孔38を形成し、この凹孔
38内に、それぞれ圧縮コイルばね9aとスライダ8と
を設ける。尚、本発明の両開蝶番を、部屋の出入り口開
口等を開閉する戸板に適用することも勿論できる。この
場合の作用についても、戸板が1枚になり、一の羽根板
が固定の壁面に固定されることを除いて、上述した例の
場合と同様である。
【0022】
【発明の効果】本発明の両開蝶番は、上述したように、
平行な一対の羽根板と、これら一対の羽根板の対角線上
の各一端部を枢支する連結板と、この連結板の枢支部分
と上記各一端部とを一体に保持する一対のキャッチと、
いずれか一方の羽根板と連結板と選択的に固定自在な固
定手段とを備えているため、本発明の両開蝶番を用いる
ことにより、戸板を、この戸板の表裏いずれの方向にも
折り畳むことを可能にするとともに、必要に応じて固定
手段を作動させることにより、容易に片開の蝶番とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を用いて構成した折
戸を示す、略斜視図。
【図2】本発明の実施の形態の1例を、一部を省略して
示す、略分解斜視図。
【図3】同じく正面図。
【図4】図3の底面図。
【図5】図1のA−A断面図。
【図6】羽根板を一の方向に開く状態を説明するための
略横断面図。
【図7】同じく、羽根板を一の方向に開く状態の途中を
示す、略横断面図。
【図8】同じく他の方向に開く状態を説明するための略
横断面図。
【図9】スライダ装着孔の別例を示す、連結板の縦断面
図。
【図10】従来構造の1例を示す、略斜視図。
【符号の説明】
1 折戸 2 戸板 6 連結板 7 羽根板 8 スライダ 9 圧縮コイルばね 10 カム部材 30 蝶番 40 キャッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−88891(JP,A) 特開 昭63−118477(JP,A) 実開 平6−32657(JP,U) 実開 昭60−53974(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05D 3/08 E06B 3/48

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行な一対の羽根板と、これら一対の羽根
    板の対角線上の各一端部を枢支する連結板と、この連結
    板の枢支部分と上記各一端部とを一体に保持する一対の
    キャッチと、いずれか一方の羽根板と連結板と選択的に
    固定自在な固定手段とを備え、 これら一対のキャッチはいずれか一方の羽根板の他端部
    の回動開始時に上記他端部にある一方のキャッチのみが
    解除される両開蝶番。
  2. 【請求項2】 固定手段は、羽根板と連結板とを枢支す
    る1対の枢軸部分のうちの少なくとも一方の枢支部分
    の、少なくとも上下いずれかの端部に設けられている、
    請求項1記載の両開蝶番。
  3. 【請求項3】固定手段が、羽根板の一部に形成された通
    孔と、この通孔に着脱自在な固定部材とにより構成され
    ている、請求項1〜2のいずれかに記載の両開蝶番。
  4. 【請求項4】 固定部材が雄ねじ部を有するねじ部材で
    あり、通孔の一部に、このねじ部材が螺合自在な雌ねじ
    部を設けた、請求項3に記載の両開蝶番。
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