JP2858832B2 - ミキサー - Google Patents

ミキサー

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭用において使用する野菜や果物など
の材料を切削または粉砕したりするミキサーに関するも
のである。
従来の技術 従来、この種のミキサーは一般に第4図に示すような
構成にされていた。すなわち、第4図において、20は電
動機21を内蔵するミキサー本体であり、垂直に設けた電
動機軸22の先端に下コネクター23が固定されている。こ
のミキサー本体20の上面には、中央部にカッター軸25を
軸支する平板状の軸受部26を有するコップ台24が載置さ
れている。このコップ台24の上部には、ねじ構造により
コップ27が着脱自在に取り付けられており、またこのコ
ップ27の上部開口部にはコップ蓋28が設けられている。
上カッター29および下カッター30はカッター軸25に固定
され、電動機21の駆動により下コネクター23および上コ
ネクター31を介して回転される。そして、上記コップ27
は、一般的にガラス、樹脂あるいは金属(ステンレス)
製の材質で構成されたものであった。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記コップの構成によると、回転するカッタ
ーにより、切削あるいは粉砕された被切削物が遠心方向
に飛び、コップ内壁に衝突する際、その衝撃音が大き
く、コップ自体が一体物で作られているため、その音が
外部へも発し、切削中の騒音が大きいという問題があっ
た。また、氷などと一緒にジュースを作ると、コップ外
周面が結露し、ミキサー本体上あるいはテーブル上に水
滴が落ちたり、冷たいジュースを作った後、連続して暖
いスープを作ると運転中にスープが冷えるなどの問題が
あった。さらに、果物の缶詰めなどでジュースを作る
際、ジュースを冷たくしたいために氷を入れて切削する
と、水っぽいジュースとなるなど多くの問題があった。
そこで本発明は、上記の問題を同時に解消するもの
で、被切削物がコップに衝突する衝突音を抑えるととも
に切削中に投入した被切削物の温度変化を少なくし得る
ミキサーを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の第1の手段は、
被切削物を収容するコップを、内部に空間部を有するよ
うに2重壁構造としたものである。
また、第2の手段は、コップ内部の空間部にウレタン
などの多孔質を構成する材料を封入したものである。
さらに、第3の手段は、コップ内部の空間部にプロピ
レングリコールを水溶液などの蓄熱剤を密封したもので
ある。
作用 上記第1の手段によると、カッターにより切削された
被切削物が2重壁の内壁に衝突しても、空間部内に空気
層が形成されているため、衝突音が減衰して外壁に伝わ
り、外部に聞こえる衝突音を低くすることができるばか
りか、氷とジュースを撹拌した場合でも外壁の温度は下
がらず、外壁での結露を防ぐことができる。また、騒音
低減については、内壁と外壁の材質を変える構成にする
ことにより、共振周波数が変り、遮音効果がより高ま
る。
また、第2の手段によると、空間部内にウレタンなど
の多孔質を構成する材料を封入することにより、上記第
1の手段に比べ、騒音、断熱両面において、より効果の
高いものとなるばかりか、2重壁の内壁および外壁を一
体で構成した場合でも同一の効果が発揮できるものであ
る。
さらに、第3の手段によると、空間部内に、プロピレ
ングリコール水溶液などの蓄熱剤を封入することによ
り、コップをあらかじめ加熱したり、あるいは冷凍庫に
入れて冷やしておき、その中でスープあるいはジュース
を作ると、切削しながら、暖めたり、冷したりすること
ができる。
実施例 以下、本発明の第1の実施例を第1図に基づき説明す
る。
第1図において、1は電動機2を内蔵するミキサー本
体であり、垂直に設けた電動機軸3の先端に下コネクタ
ー4が固定されている。上記ミキサー本体1の上面に
は、中央部にカッター軸6を軸支する平板状の軸受部7
を有するコップ台5が載置されている。このコップ台5
の上部には、コップ8がねじ構造により着脱自在に取り
付けられており、またこのコップ8は内部に空間部9を
有するように内壁8aと外壁8bとで構成されている。な
お、このコップ8の上部開孔部にはコップ蓋10が設けら
れている。また、上カッター11および下カッター12は、
カッター軸6の上端部に固定されている。
上記構成において、コップ蓋10を開け、コップ8内に
調理材料を投入し、コップ蓋10を閉じる。そして、スイ
ッチ13により電動機2を駆動させると、下コネクター4
と噛み合う上コネクター14を介して上下のカッター11,1
2が回転し、調理材料はカッター11,12により細かく切削
される。このとき、被切削物はカッター11,12により遠
心方向に飛ばされ、コップ内壁8aに衝突して衝突音を生
じるが、空間部9の空気層で音は減衰してコップ8の外
壁8bでの共振は少なくなり、したがって外部への音発生
は低下する。また、熱についてもその空気層で断熱さ
れ、外壁8bへの熱伝達が抑えられる。なお、この構成に
おいて、内壁8aと外壁8bとの材質を変えることにより、
共振周波数を変化させて遮音効果を高めることができ
る。
次に、第2の実施例を第2図に基づき説明する。
本実施例におけるコップは、その内壁8aと外壁8bとで
形成される空間部9内に、ウレタンなどの多孔質を構成
する材料15を封入したものである。
この構成によると、上記第1の実施例以上に、遮音お
よび断熱効果を持たせることができる。
次に、第3の実施例を第3図に基づき説明する。
本実施例におけるコップは、その内壁8aと外壁8bとで
形成される空間部9内に、わずかな空気層を残し、プロ
ピレングリコール水溶液などの蓄熱剤16を封入(密封)
したものである。
この構成によると、あらかじめコップ8だけを取り外
して単品で加熱、あるいは冷凍庫などで冷やしておき、
調理するときに組み立て、その中で切削すれば、スープ
あるいはジュースなどを暖めたり、冷やしたりすること
ができるばかりか、蓄熱剤16により内壁8aで生じた衝突
音も減衰されて遮音効果をも有する。
発明の効果 以上のように本発明の構成によれば、コップを内部に
空間部を有するような2重壁構造としたので、コップ内
で発生する衝突音を外部に出にくくするばかりでなく、
断熱効果も有するため、熱いスープなどを切削している
場合でも、やけどのない使い勝手の良いミキサーを提供
できるものである。また、コップの空間部内に多孔質材
料を封入した場合には、上記の遮音および断熱効果をよ
り高めることができる。さらに、コップの空間部内に蓄
熱剤を封入した場合には、前もってコップのみを加熱あ
るいは冷凍庫中に入れておくだけで、スープあるいはジ
ュースなどを暖めたり、冷したりする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すミキサーの断面
図、第2図は本発明の第2の実施例を示すコップの断面
図、第3図は本発明の第3の実施例を示すコップの断面
図、第4図は従来のミキサーの断面図である。 1……ミキサー本体、2……電動機、8……コップ、8a
……内壁、8b……外壁、9……空間部、10……コップ
蓋、11……上カッター、12……下カッター、15……多孔
質材料、16……蓄熱剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 43/046

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機を内蔵したミキサー本体と、このミ
    キサー本体上に載置されるコップと、コップの内底部に
    配置されたカッターとを備え、上記コップは、内部に空
    間部を有する2重壁構造としたミキサー。
  2. 【請求項2】コップ内部の空間部に多孔質材料を封入し
    た請求項1に記載のミキサー。
  3. 【請求項3】コップ内部の空間部に蓄熱剤を封入した請
    求項1に記載のミキサー。
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US9750269B2 (en) 2014-03-13 2017-09-05 Greenfield World Trade, Inc. Hot air popcorn popper

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