JP2858544B2 - バーコードスキャナ - Google Patents

バーコードスキャナ

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JP2858544B2
JP2858544B2 JP7103520A JP10352095A JP2858544B2 JP 2858544 B2 JP2858544 B2 JP 2858544B2 JP 7103520 A JP7103520 A JP 7103520A JP 10352095 A JP10352095 A JP 10352095A JP 2858544 B2 JP2858544 B2 JP 2858544B2
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規久 大坂
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、バーコードを光学的に
読取るバーコードスキャナに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、スーパーマーケット等において、
商品に貼付するラベルにはバーコードを印刷するのが一
般化している。このバーコードを読み取るための手段と
しては、簡単にはライトペンでバーコード上を光走査す
るような手段が存する。 【0003】一方、別の手段として、水平面上において
商品を滑らせるだけでこの商品に付されたバーコードを
読取り得るようにしたバーコードスキャナと称するもの
を用いたものも存する。このバーコードスキャナの一例
を図10及び図11に基づいて説明する。例えばスーパ
ーマーケット等において設置されるチェックアウトカウ
ンタ1が設けられている。このチェックアウトカウンタ
1にはバーコードスキャナ2が一体的に組み込まれ、全
体として水平な商品滑走面3が形成されている。しかし
て、前記バーコードスキャナ2は、前記商品滑走面3上
に読取窓4を有し、この読取窓4から外部に向けてレー
ザビームLを照射し、その読取窓4付近においてレーザ
ビームLが反射した場合にその反射光を読取り得るよう
に構成されている。なお、そのレーザビームLは、前記
商品滑走面3に対して45度の角度をもって傾斜する方
向に照射される。その傾斜方向は商品5の搬送方向に向
かう方向である。 【0004】このような構成のものでバーコードスキャ
ンを行なうには、商品滑走面3上において所定の方向に
商品5を滑らせる。当然、ラベル6が貼付された面を商
品滑走面3に向けてである。すると、商品5が読取窓4
上を通過する際、ラベル6に印刷されたバーコード7が
読み取られる。すなわち、読取窓4から出たレーザビー
ムLがラベル6に当接して反射光となり、この反射光が
バーコードスキャナ2内において解読されることにより
バーコード7が読み取られるものである。なお、商品5
におけるラベル6の貼付面と商品滑走面3とのなす角α
は、0度から90度程度が読取可能な範囲である。した
がって、当該角αの誤差に対する許容度が高く、商品滑
走面3上における商品5の滑走は熟練を要することなく
無造作に行ない得る。 【0005】このように、バーコードスキャナ2によれ
ば、商品滑走面3上において商品5を滑走させるだけで
簡単にバーコード7を読み取ることができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】通常、肉や魚等の商品
5は、発砲スチロール等のトレイに載せられて透明なラ
ップによりパックされ、ラップの上にラベル6が貼付さ
れるのが一般的である。ラップを通して商品5の本体で
ある中身とこの商品5に関する情報が記載されたラベル
6とを買物客に見せるためである。したがって、バーコ
ードスキャナ2において肉や魚等の商品5をスキャンす
るには、これを裏返してスキャンしなければならない。
このため、トレイとラップとによるパック内で商品5の
中身が動いてしまい、その中身が傷ついたり、崩れた
り、場合によつてはパックから液だれしてしまうという
欠点を有する。 【0007】このため、商品5の上面に買物客用の文字
ラベルを貼付し、下面にはバーコードスキャン用のバー
コードラベルを貼付するという、いわゆる二面貼りと称
される方法が近年良く行なわれる。このような二面貼り
によれば、商品5の下面に貼付されたバーコードラベル
がバーコードスキャナ2に読み取られるので、バーコー
ドスキャンのために商品5を裏返す必要がない。しかし
ながら、このような二面貼りには特殊なラベルプリンタ
が必要であり、しかも、ラベル6のランニングコストが
二倍になってしまうという欠点を有する。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
水平部とこの水平部から上方に立設した垂直部とを有し
この水平部と垂直部とで商品通過部を形成する筐体を設
け、この筐体の内部に設けられたレーザ光源から発生し
たレーザ光を出射する第一のスキャナ及び第二のスキャ
ナとを設け、前記商品通過部に向けて第一の方向から
記第一のスキャナから出射させたレーザ光を出射しかつ
前記商品通過部を通過する商品から反射したレーザ光を
前記筐体内へ入射する第一の読取窓を前記水平部に形成
し、前記商品通過部に向けて第一の方向とは異なる第二
の方向から前記第二のスキャナから出射させたレーザ光
出射しかつ前記商品通過部を通過する商品から反射し
たレーザ光を前記筐体内へ入射する第二の読取窓を前記
垂直部に前記第一の読取窓と異なる角度で形成し、前記
第一の読取窓および第二の読取窓から入射されたレーザ
光を受光する受光部を設けた。 【0009】請求項2記載の発明は、水平部とこの水平
部から上方に立設した垂直部とを有しこの水平部と垂直
部とで商品通過部を形成する筐体を設け、この筐体の内
部に設けられたレーザ光源から発生したレーザ光を第一
のレーザ光と第二のレーザ光とに分岐する分岐手段と前
記レーザ光を出射する第一のスキャナ及び第二のスキャ
ナとを設け、前記商品通過部に向けて第一の方向から
記第一のスキャナから出射させたレーザ光を出射しかつ
前記商品通過部を通過する商品から反射した前記第一の
レーザ光を前記筐体内へ入射する第一の読取窓を前記水
平部に形成し、前記商品通過部に向けて第一の方向とは
異なる第二の方向から前記第二のスキャナから出射させ
たレーザ光を出射しかつ前記商品通過部を通過する商品
から反射した前記第二のレーザ光を前記筐体内へ入射す
る第二の読取窓を前記垂直部に前記第一の読取窓と異な
る角度で形成し、前記第一の読取窓および第二の読取窓
から入射されたレーザ光を受光する受光部を設けた。 【0010】 【作用】商品の上面、下面及び側面のいずれの位置にラ
ベルが貼付されていようとも、そのラベルは何れかの方
向からのレーザ光によりスキャニングされて読み取られ
る。 【0011】 【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図4に基
づいて説明する。バーコード10を有するラベル11が
貼付された商品12が運び込まれるチェックアウトカウ
ンタ13に組み込まれたバーコードスキャナ14が設け
られている。これらのチェックアウトカウンタ13とバ
ーコードスキャナ14とは、一体となってそれらの上面
に水平な商品滑走面15を形成している。 【0012】次いで、前記バーコードスキャナ14の筐
体14aの外観は、水平部14bと垂直部14cとから
なる略L字形である。そして、略L字形形状の水平部分
(水平部14b)の上面には前記商品滑走面15が形成
されており、略L字形形状の垂直部分(垂直部14c)
の最上部は前記商品滑走面15に向けて屈曲する屈曲部
16が形成されている。又、前記商品滑走面15にはこ
の商品滑走面15と同一面内に第一の読取窓である下方
読取窓17が形成され、前記屈曲部16にはその下方読
取窓17に隣接する前記商品滑走面15と同一垂直面内
に第二の読取窓である上方読取窓18が形成されてい
る。これらの下方読取窓17及び上方読取窓18は、共
に透明な部材により形成されている。 【0013】次いで、前記バーコードスキャナ14の内
部構造について説明する。このバーコードスキャナ14
は、前記下方読取窓17よりレーザビームLを射出させ
るスキャナとしての下方読取部(下方スキャナ)19
と、前記上方読取窓18よりレーザビームLを射出させ
るスキャナとしての上方読取部(上方スキャナ)20と
を有する。これらの下方読取部19と上方読取部20と
は、He-Neレーザチューブよりなる単一のレーザ光源
21とこのレーザ光源21から照射されたレーザビーム
Lを第一のレーザ光と第二のレーザ光とに二分割する分
岐手段としてのハーフミラー22とを共用する。すなわ
ち、前記下方読取部19は前記ハーフミラー22を反射
して直角に屈曲したレーザビームLを利用する光学系よ
りなり、前記上方読取部20はそのハーフミラー22を
透過したレーザビームLを利用する光学系よりなる。以
下、前記下方読取部19と上方読取部20とを分説す
る。 【0014】前記下方読取部19について説明する。前
記ハーフミラー22を屈曲したレーザビームLの入射順
に、孔あきミラー23、反射ミラー24、回転ミラー2
5、走査ミラー群26及びパターン形成ミラー群27が
配設されている。前記孔あきミラー23は、前記ハーフ
ミラー22からのレーザビームLを透過させるととも
に、透過後レーザビームLが逆行してきた場合にこれを
直角方向に反射させるものである。そして、その反射方
向には集光レンズ28と受光部となるフォトダイオード
(下方受光部)29とが配設されている。前記回転ミラ
ー25は、モータ30に回転力を与えられ、回転するこ
とによりレーザビームLを前記走査ミラー群26に一直
線上に走査するものである。この走査ミラー群26は、
隣接するものとの間に120度の角度をもって列設され
た三枚のミラーよりなる。そして、同一構成の前記パタ
ーン形成ミラー群27に走査移転を行なう。これによ
り、このパターン形成ミラー27を反射したレーザビー
ムLは、三本60度交叉のクロスパターンを構成する。
もっとも、前記走査ミラー群26反射後のレーザビーム
Lを取り出して前記パターン形成ミラー群27を反射し
たレーザビームLとともにダイナミッククロスパターン
を形成する図示しない補助パターン形成ミラー群が配設
されている。したがって、前記下方読取部19のレーザ
ビームL照射パターンはダイナミッククロスパターンで
ある。又、前記下方読取部19からのレーザビームL
は、そのスキャンパターンの中心が前記下方読取窓17
より前記商品12の搬送方向に向けて水平面に対し45
度の角度をもって射出される。このような角度は前記パ
ターン形成ミラー群27及び補助パターン形成ミラー群
の傾斜角度により設定される。更に、前記下方読取部1
9の光学長により決定されるレーザビームLの焦点は、
前記下方読取窓17の上方50mmの場所に結ばれる。そ
のレーザビームLの読取り深度は±50mmである。 【0015】前記上方読取部20について説明する。こ
の上方読取部20は、前記下方読取部19より走査ミラ
ー群26を省略した構造と略同一である。すなわち、前
記ハーフミラー22を透過したレーザビームLの入射順
に、反射ミラー31、孔あきミラー32、回転ミラー3
3及びパターン形成ミラー群34が配設されている。
又、前記回転ミラー33に回転力を与えるモータ35が
設けられ、前記孔あきミラー31における逆行レーザビ
ームL反射方向に集光レンズ36及び受光部としてのフ
ォトダイオード(上方受光部)37が設けられている。
しかして、前記パターン形成ミラー群34も前記パター
ン形成ミラー群27と同様に、隣接するものが120度
の角度をもって列設されている。したがって、そのパタ
ーン形成ミラー群27を反射したレーザビームLは、三
本60度交叉のクロスパターンを構成する。又、前記パ
ターン形成ミラー34の傾斜角は、これを反射したレー
ザビームLが前記上方読取窓18より垂直面に対し約1
5度の角度をもって射出されるように決められている。
そして、その上方読取窓18射出後のレーザビームL
は、前記商品滑走面15上の照射位置Aに照射されるよ
うに各部は位置決めされている。この照射位置Aは、前
記商品滑走面15上において前記下方読取窓17に隣接
する両側のうち、前記商品12が搬送される側である。
又、このような上方読取部20の光学長により決定され
るこの上方読取部20からのレーザビームLの焦点は、
前記商品滑走面15の上方45mmの場所に結ばれる。そ
して、その読取り深度は±25mmである。更に、当該レ
ーザビームLのビーム径は、前記下方読取部19におけ
るレーザビームLのビーム径よりも小径になるように設
定されている。 【0016】次いで、前記フォトダイオード29,37
の電気的接続について説明する。これらのフォトダイオ
ード29,37は、2値化回路38、バーコードパター
ン検知回路39から二系列に分流し、一方はFIFO4
0を介し、他方は直接的にデコーダ及び編集回路41に
接続されている。このデコーダ及び編集回路41は、デ
コーダ回路41aと編集回路41bとよりなる。これら
のデコーダ及び編集回路41は二つのフォトダイオード
29,37における共用部品であり、これらは同様に共
用部品であるインターフエイス回路42に接続されてい
る。 【0017】このような構成において、商品12に付さ
れたバーコード10の読取りを行なうには、商品滑走面
15上において商品12を所定の方向に滑走させる。こ
れにより、商品12の下面又は側面に付されたバーコー
ド10が下方読取部19により読み取られ、商品12の
上面に付されたバーコード10が上方読取部20により
読み取られる。 【0018】すなわち、ラベル11におけるバーコード
10部分を反射したレーザビームLは、同一経路を戻
り、孔あきミラー23,32を直角に反射してフォトダ
イオード29,37に受光される。すると、フォトダイ
オード29,37はバーコード10のパターンを光信号
として受取り、これを電気信号に変換する。その後、そ
の信号は2値化回路38によりデジタル化され、バーコ
ードパターン検知回路39により量子化される。そし
て、ランレングスデータをFIFO40に書込みながら
バーコードパターン検知回路39によりバーコード10
らしいデータを探す。下方読取部19又は上方読取部2
0に係るいずれかのバーコードパターン検知回路39が
バーコードパターンを検知すると、デコーダ回路41a
に割込みがかけられ、FIFO40への書込みが停止さ
れる。そして、バーコードパターンを含むFIFO40
のデータが優先的にデコードされる。デコード完了後、
編集回路41bにおいてパリティチェック、フラグコー
ド、モジュラスチェックされた後、インターフェイス回
路42より図示しないホストマシーンに転送される。こ
うして、このホストマシーンにおいてバーコード10が
解読され、その読取がなされる。 【0019】なお、上方読取窓18から照射位置Aまで
の距離が長いため、照射位置Aからの反射光はフォトダ
イオード37に受光されにくい傾向がある。これに対
し、本実施例では、当該レーザビームLのスキャンパタ
ーンの中心と商品滑走面15とのなす角が90度である
ので、上方読取窓18から照射位置Aまでの光学長が不
必要に長くならない。したがって、フォトダイオード3
7には充分に戻りレーザビームLを受光させ得る。もっ
とも、上述した角度は90度から45度の間であること
が望ましい。 【0020】このように、商品12の下面又は側面に付
されたバーコード10は下方読取部19により読み取ら
れ、商品12の上面に付されたバーコード10は上方読
取部20により読み取られる。したがって、商品12の
いずれの位置にラベル11が貼付されていようとも、各
商品12に特有の設置方向を維持したままそのラベル1
1のバーコード10の読取りが実現する。具体例をもっ
て示せば、発砲スチロール等のトレイに載せられて透明
なラップによりパックされるような肉や魚等の商品12
は、トレイが下になるように設置されるのが望ましい。
パック内の商品12本体に対する損傷防止や液だれ防止
等のためである。したがって、このような商品12で
は、トレイが下になるのが特有の設置方向であり、本実
施例によればそのような設置方向を維持したまま当該商
品12のいかなる位置に付されたバーコード10をも読
取り得る。これにより、商品12の性質によっては正規
の設置方向を変更することにより生ずることがある弊
害、例えば前述した商品12本体の損傷や液だれ等が有
効に防止される。 【0021】一方、上述したパック商品12等において
は、その上面に貼付されるラベル11は通常インストア
マーキングされたラベル11である。一般的な規格とし
ては、商品12に当初より貼付されているいわゆるソー
スラベルのバーコード10ではJANコードのモジュー
ル倍率が0.8〜2倍程度であり、インストアマーキン
グされるラベル11のバーコード10ではJANコード
のモジュール倍率が0.6〜1.4倍程度である。この
ような規格に応じ、上方読取部20はインストアマーキ
ングされるラベル11のバーコード10を充分に読取り
得る。上方読取部20におけるレーザビームLのビーム
径が下方読取部19におけるそれよりも小径に設定され
ているからである。 【0022】又、上方読取部20からのレーザビームL
は下方読取窓17に入射しないよう、又、下方読取部1
9からのレーザビームLは上方読取窓18に入射しない
ように各部は位置決めされている。フォトダイオード2
9,37に過大なレーザビームLが与えられて2値化回
路38の動作が不安定になるのを防止するためである。
更に、下方読取部19と上方読取部20とはレーザ光源
21とハーフミラー22とを共用している。これによ
り、構造の簡略化や部品コストの減少が図られる。 【0023】なお、実施にあたっては、レーザ光源21
として半導体レーザを用いても良く、レーザ光源21を
独立的に二つ設けて下方読取部19と上方読取部20と
を完全に独立した光学系としても良い。又、レーザビー
ムLによるスキャンパターンの形成をホログラムディス
クによる偏光を利用して実現するようにしても良い。 【0024】図5ないし図8には個々に変形例を示す。
図5には、商品滑走面15上の照射位置Aの真上に上方
読取窓18を配置し、この上方読取窓18からのレーザ
ビームLのスキャンパターンの中心が商品滑走面15に
対して垂直になるようにした構造のものを示す。図6に
は、バーコードスキャナ14の略L字状外観の垂直部分
に垂直に上方読取窓18を配置し、この上方読取窓18
からのレーザビームLのスキャンパターンの中心と商品
滑走面15とのなす角が45度になるようにした構造の
ものを示す。図7には、屈曲部16において下方読取窓
17を含む同一垂直面内に上方読取窓18を配置し、こ
の上方読取窓18から照射位置Aに向けてレーザビーム
Lを照射するようにした構造のものを示す。したがっ
て、レーザビームLは商品12の搬送方向に向けて傾斜
して照射される。具体的には、照射位置Aに照射された
レーザビームLのスキャンパターンの中心を含む垂直面
に対し、レーザビームLは角度βの傾斜角をもって照射
される。図8には、屈曲部16にリモートキーボード4
3及びリモートディスプレイ44を設けた構造のものを
示す。 【0025】次いで、本発明の第二の実施例を第9図に
示す。本実施例は、フォトダイオード29,37に接続
される電気回路に関する。すなわち、デコードを全てハ
ードロジックで行なうようにした。そこで、バーコード
パターン検知回路39及びFIFO40を省略し、デコ
ード回路41aを二系列設けた。二系列はそれぞれ下方
読取部19用及び上方読取部20用である。このような
構成のものは、フォトダイオード29,37からのデー
タをデコードしたいずれかのデコード回路41aより当
該データを編集回路41bに送り、編集後インターフェ
イス回路42よりホストマシンへデータ転送を行なう。 【0026】 【発明の効果】本発明は、水平部とこの水平部から上方
に立設した垂直部とを有しこの水平部と垂直部とで商品
通過部を形成する筐体を設け、この筐体の内部に設けら
れたレーザ光源から発生したレーザ光を出射する第一の
スキャナ及び第二のスキャナとを設け、前記商品通過部
に向けて第一の方向から前記第一のスキャナから出射さ
せたレーザ光を出射しかつ前記商品通過部を通過する商
品から反射したレーザ光を前記筐体内へ入射する第一の
読取窓を前記水平部に形成し、前記商品通過部に向けて
第一の方向とは異なる第二の方向から前記第二のスキャ
ナから出射させたレーザ光を出射しかつ前記商品通過部
を通過する商品から反射したレーザ光を前記筐体内へ入
射する第二の読取窓を前記垂直部に前記第一の読取窓と
異なる角度で形成し、前記第一の読取窓および第二の読
取窓から入射されたレーザ光を受光する受光部を設け
ので、商品の上面、下面及び側面のいずれの位置にラベ
ルが貼付されていようとも、そのラベルは何れかの方向
からのレーザ光によりスキャニングされて読み取られ、
操作時にラベルを読取窓に向ける配慮を行なう必要がな
く、例えば、商品の上面にラベルが貼付されている場合
でも、その商品を裏返すことなく確実に読み取ることが
できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第一の実施例を示す全体の斜視図であ
る。 【図2】その正面図である。 【図3】光学系の斜視図である。 【図4】電気的接続を示すブロツク図である。 【図5】第一の変形例を示す全体の斜視図である。 【図6】第二の変形例を示す全体の斜視図である。 【図7】第三の変形例を示す全体の斜視図である。 【図8】第四の変形例を示す全体の斜視図である。 【図9】本発明の第二の実施例を示す電気的接続のブロ
ツク図である。 【図10】従来の一例を示す全体の斜視図 【図11】その正面図である。 【符号の説明】 14a 筐体 14b 水平部 14c 垂直部 17 第一の読取窓 18 第二の読取窓 19 スキャナ 20 スキャナ 21 レーザ光源 22 分岐手段 29 受光部 37 受光部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.水平部とこの水平部から上方に立設した垂直部とを
    有しこの水平部と垂直部とで商品通過部を形成する筐体
    を設け、この筐体の内部に設けられたレーザ光源から発
    生したレーザ光を出射する第一のスキャナ及び第二のス
    キャナとを設け、前記商品通過部に向けて第一の方向か
    前記第一のスキャナから出射させたレーザ光を出射し
    かつ前記商品通過部を通過する商品から反射したレーザ
    光を前記筐体内へ入射する第一の読取窓を前記水平部に
    形成し、前記商品通過部に向けて第一の方向とは異なる
    第二の方向から前記第二のスキャナから出射させたレー
    ザ光を出射しかつ前記商品通過部を通過する商品から反
    射したレーザ光を前記筐体内へ入射する第二の読取窓を
    前記垂直部に前記第一の読取窓と異なる角度で形成し、
    前記第一の読取窓および第二の読取窓から入射されたレ
    ーザ光を受光する受光部を設けたことを特徴とするバー
    コードスキャナ。 2.水平部とこの水平部から上方に立設した垂直部とを
    有しこの水平部と垂直部とで商品通過部を形成する筐体
    を設け、この筐体の内部に設けられたレーザ光源から発
    生したレーザ光を第一のレーザ光と第二のレーザ光とに
    分岐する分岐手段と前記レーザ光を出射する第一のスキ
    ャナ及び第二のスキャナとを設け、前記商品通過部に向
    けて第一の方向から前記第一のスキャナから出射させた
    レーザ光を出射しかつ前記商品通過部を通過する商品か
    ら反射した前記第一のレーザ光を前記筐体内へ入射する
    第一の読取窓を前記水平部に形成し、前記商品通過部に
    向けて第一の方向とは異なる第二の方向から前記第二の
    スキャナから出射させたレーザ光を出射しかつ前記商品
    通過部を通過する商品から反射した前記第二のレーザ光
    を前記筐体内へ入射する第二の読取窓を前記垂直部に前
    記第一の読取窓と異なる角度で形成し、前記第一の読取
    窓および第二の読取窓から入射されたレーザ光を受光す
    る受光部を設けたことを特徴とするバーコードスキャ
    ナ。
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JPS5137537A (ja) * 1974-09-26 1976-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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JPH0844815A (ja) 1996-02-16

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