JPH08335243A - バーコードスキャナ - Google Patents
バーコードスキャナInfo
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- JPH08335243A JPH08335243A JP7141504A JP14150495A JPH08335243A JP H08335243 A JPH08335243 A JP H08335243A JP 7141504 A JP7141504 A JP 7141504A JP 14150495 A JP14150495 A JP 14150495A JP H08335243 A JPH08335243 A JP H08335243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scanning
- mirror
- bar code
- beams
- code scanner
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
- G06K7/10554—Moving beam scanning
- G06K7/10594—Beam path
- G06K7/10683—Arrangement of fixed elements
- G06K7/10693—Arrangement of fixed elements for omnidirectional scanning
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、バーコードの読み取りに有効な出
射ビーム本数及び出射方向を増やすことのできるバーコ
ードスキャナを提供することを目的とする。 【構成】 バーコードスキャナはレーザビームを発生す
る光源と、光源からのレーザビームを走査する回転走査
機構と、回転走査機構からの走査ビームを反射して少な
くとも２つに分離する分離ミラーを含んでいる。バーコ
ードスキャナは更に、分離ミラーで反射された走査ビー
ムを読み取り窓方向に反射して、複数の走査ビームから
成る走査パターンを発生する走査パターン発生ミラー機
構を含んでいる。
射ビーム本数及び出射方向を増やすことのできるバーコ
ードスキャナを提供することを目的とする。 【構成】 バーコードスキャナはレーザビームを発生す
る光源と、光源からのレーザビームを走査する回転走査
機構と、回転走査機構からの走査ビームを反射して少な
くとも２つに分離する分離ミラーを含んでいる。バーコ
ードスキャナは更に、分離ミラーで反射された走査ビー
ムを読み取り窓方向に反射して、複数の走査ビームから
成る走査パターンを発生する走査パターン発生ミラー機
構を含んでいる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はレーザビームによりバー
コードを走査してコードデータの読み取りを行うバーコ
ードスキャナに関する。
コードを走査してコードデータの読み取りを行うバーコ
ードスキャナに関する。
【０００２】商品の管理とチェックアウト作業の能率化
を目的として、多くのデパートやスーパーマーケットに
おいて、ＰＯＳ（ポイント・オブ・セールス）システム
が導入されている。
を目的として、多くのデパートやスーパーマーケットに
おいて、ＰＯＳ（ポイント・オブ・セールス）システム
が導入されている。
【０００３】このシステムにおいては、商品に添付され
たバーコードをレーザビームを用いて走査し、バーコー
ドからの散乱信号光を光検知器により検知し、計算処理
に適した情報形態に変換する、バーコードスキャナを具
備したバーコードリーダが用いられている。
たバーコードをレーザビームを用いて走査し、バーコー
ドからの散乱信号光を光検知器により検知し、計算処理
に適した情報形態に変換する、バーコードスキャナを具
備したバーコードリーダが用いられている。
【０００４】
【従来の技術】バーコードリーダは、一般的に、レーザ
ビーム発生光源、レーザビーム整形光学系、走査光学
系、信号光検知光学系、波形整形回路及びバーコード復
調回路から構成される。
ビーム発生光源、レーザビーム整形光学系、走査光学
系、信号光検知光学系、波形整形回路及びバーコード復
調回路から構成される。
【０００５】Ｈｅ−Ｎｅレーザから出射したレーザビー
ムをビーム整形光学系で適当な大きさのビーム形状に
し、走査光学系によって万能読み取りできる走査パター
ンを読み取り窓の上方に形成して、その走査パターンで
バーコードを照射する。
ムをビーム整形光学系で適当な大きさのビーム形状に
し、走査光学系によって万能読み取りできる走査パター
ンを読み取り窓の上方に形成して、その走査パターンで
バーコードを照射する。
【０００６】バーコードから反射してきた散乱信号光を
信号光検知光学系に集め、光検知器で信号光を電気信号
に変換する。この電気信号を信号波形整形回路で整形
し、バーコード復調回路で信号を復調して、それをＰＯ
Ｓターミナルに送るようになっている。
信号光検知光学系に集め、光検知器で信号光を電気信号
に変換する。この電気信号を信号波形整形回路で整形
し、バーコード復調回路で信号を復調して、それをＰＯ
Ｓターミナルに送るようになっている。
【０００７】近年のバーコードリーダは、小型化が進ん
でいるが、光学系で作成される走査ビームパターンのビ
ーム本数と方向数は増大していない。このため、商品に
印刷または添付されるバーコードの高さを一定以上にし
て、ビームがバーコードを通過する確率を高くすること
によって、スキャナの読み取り性能を維持している。
でいるが、光学系で作成される走査ビームパターンのビ
ーム本数と方向数は増大していない。このため、商品に
印刷または添付されるバーコードの高さを一定以上にし
て、ビームがバーコードを通過する確率を高くすること
によって、スキャナの読み取り性能を維持している。
【０００８】しかし、商品に印刷または添付されるバー
コードはデザイン上小さい方が商品イメージを向上でき
る。また、商品を大量に処理するスーパーマーケットで
は商品の登録を効率よく短時間で行うことが望まれてい
る。
コードはデザイン上小さい方が商品イメージを向上でき
る。また、商品を大量に処理するスーパーマーケットで
は商品の登録を効率よく短時間で行うことが望まれてい
る。
【０００９】これらの要求を実現するためには、読み取
り窓より出射する走査レーザビームの本数及び／又は出
射方向を増やし、バーコードのサイズ、ビームの通過位
置及びバーコードの角度によらず読み取りを行うことが
できるようにすることが一つの方法である。
り窓より出射する走査レーザビームの本数及び／又は出
射方向を増やし、バーコードのサイズ、ビームの通過位
置及びバーコードの角度によらず読み取りを行うことが
できるようにすることが一つの方法である。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】バーコードの読み取り
に有効なレーザビームの出射本数を増やす方法として、
走査光学系を構成するポリゴンミラーを駆動するモータ
の回転数を上げる方法がある。
に有効なレーザビームの出射本数を増やす方法として、
走査光学系を構成するポリゴンミラーを駆動するモータ
の回転数を上げる方法がある。
【００１１】しかしこの方法では、モータのパワーアッ
プが必要であるため、モータサイズが大きくなるか或い
は消費電力が上昇する。またモータの寿命も短くなるた
め、実現が難しい。
プが必要であるため、モータサイズが大きくなるか或い
は消費電力が上昇する。またモータの寿命も短くなるた
め、実現が難しい。
【００１２】出射ビーム本数を増やす他の方法として、
ポリゴンミラーの反射面の数を増やす方法がある。しか
し、ポリゴンミラーの反射面の数を増やすと反射面が小
さくなって走査角度が小さくなり、読み取り窓より出射
される有効走査ビーム長が短くなるという問題がある。
ポリゴンミラーの反射面の数を増やす方法がある。しか
し、ポリゴンミラーの反射面の数を増やすと反射面が小
さくなって走査角度が小さくなり、読み取り窓より出射
される有効走査ビーム長が短くなるという問題がある。
【００１３】また一般的に多方向の走査ビームから構成
される走査パターンを得るために、複数枚の反射ミラー
から構成される走査パターン発生ミラー手段を設ける
が、出射ビーム本数と出射方向を増やすために、走査パ
ターン発生ミラー手段のミラーの数を増やす方法があ
る。しかしこの方法でも、読み取り窓より出射される有
効走査ビーム長が短くなるという問題がある。
される走査パターンを得るために、複数枚の反射ミラー
から構成される走査パターン発生ミラー手段を設ける
が、出射ビーム本数と出射方向を増やすために、走査パ
ターン発生ミラー手段のミラーの数を増やす方法があ
る。しかしこの方法でも、読み取り窓より出射される有
効走査ビーム長が短くなるという問題がある。
【００１４】よって本発明は、バーコードの読み取りに
有効な読み取り窓からの出射ビーム本数及び出射方向を
増やすことのできるバーコードスキャナを提供すること
である。
有効な読み取り窓からの出射ビーム本数及び出射方向を
増やすことのできるバーコードスキャナを提供すること
である。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの側面によ
ると、読み取り窓を有するバーコードスキャナであっ
て、レーザビームを発生する光源と；前記光源からのレ
ーザビームを走査する回転走査手段と；前記回転走査手
段からの走査ビームを反射して少なくとも２つに分離す
る分離ミラー手段と；前記分離ミラー手段で反射された
走査ビームを前記読み取り窓方向に反射して複数の走査
ビームから成る走査パターンを発生する、前記回転走査
手段に対して前記分離ミラー手段の反対側に配置された
走査パターン発生ミラー手段とを具備したことを特徴と
するバーコードスキャナが提供される。
ると、読み取り窓を有するバーコードスキャナであっ
て、レーザビームを発生する光源と；前記光源からのレ
ーザビームを走査する回転走査手段と；前記回転走査手
段からの走査ビームを反射して少なくとも２つに分離す
る分離ミラー手段と；前記分離ミラー手段で反射された
走査ビームを前記読み取り窓方向に反射して複数の走査
ビームから成る走査パターンを発生する、前記回転走査
手段に対して前記分離ミラー手段の反対側に配置された
走査パターン発生ミラー手段とを具備したことを特徴と
するバーコードスキャナが提供される。
【００１６】好ましくは、回転走査手段はポリゴンミラ
ーまたはホログラムディスクから構成される。分離ミラ
ー手段は、第１ミラーと、第１ミラーに対して鈍角関係
で配置された第２ミラーとを含んでいる。
ーまたはホログラムディスクから構成される。分離ミラ
ー手段は、第１ミラーと、第１ミラーに対して鈍角関係
で配置された第２ミラーとを含んでいる。
【００１７】本発明の他の側面によると、第１及び第２
の読み取り窓を有するバーコードスキャナであって、レ
ーザビームを発生する光源と；前記光源からのレーザビ
ームを走査する回転走査手段と；前記回転走査手段から
の走査ビームを第１の方向に反射する第１ミラーと；前
記回転走査手段からの走査ビームを第２の方向に反射す
る第２ミラーと；前記第１ミラーで反射された走査ビー
ムを前記第１の読み取り窓方向に反射して複数の走査ビ
ームから成る第１走査パターンを発生する第１走査パタ
ーン発生ミラー手段と；前記第２ミラーで反射された走
査ビームを前記第２の読み取り窓方向に反射して複数の
走査ビームから成る第２走査パターンを発生する第２走
査パターン発生ミラー手段と；を具備したことを特徴と
するバーコードスキャナが提供される。
の読み取り窓を有するバーコードスキャナであって、レ
ーザビームを発生する光源と；前記光源からのレーザビ
ームを走査する回転走査手段と；前記回転走査手段から
の走査ビームを第１の方向に反射する第１ミラーと；前
記回転走査手段からの走査ビームを第２の方向に反射す
る第２ミラーと；前記第１ミラーで反射された走査ビー
ムを前記第１の読み取り窓方向に反射して複数の走査ビ
ームから成る第１走査パターンを発生する第１走査パタ
ーン発生ミラー手段と；前記第２ミラーで反射された走
査ビームを前記第２の読み取り窓方向に反射して複数の
走査ビームから成る第２走査パターンを発生する第２走
査パターン発生ミラー手段と；を具備したことを特徴と
するバーコードスキャナが提供される。
【００１８】
【作用】本発明によれば、分離ミラー手段は複数枚の分
離ミラーから構成され、分離ミラー一枚で走査ビームを
走査パターン発生ミラー手段方向に反射し、読み取り窓
から複数のビームからなる一つのビームパターンが出射
される。
離ミラーから構成され、分離ミラー一枚で走査ビームを
走査パターン発生ミラー手段方向に反射し、読み取り窓
から複数のビームからなる一つのビームパターンが出射
される。
【００１９】従って、分離ミラーの数に対応したビーム
パターンが出射されることになるため、ビーム出射本数
とビーム出射方向が分離ミラーの数と走査パターン発生
ミラー手段を構成するミラーの数の乗算値になる。バー
コードの読み取り性能はビーム出射方向と出射本数とに
比例するため、バーコードリーダの性能アップが期待で
きる。
パターンが出射されることになるため、ビーム出射本数
とビーム出射方向が分離ミラーの数と走査パターン発生
ミラー手段を構成するミラーの数の乗算値になる。バー
コードの読み取り性能はビーム出射方向と出射本数とに
比例するため、バーコードリーダの性能アップが期待で
きる。
【００２０】
【実施例】まず、図１〜図５を参照して本発明の第１実
施例について説明する。符号２はＨｅ−Ｎｅレーザ、半
導体レーザ等のレーザビームを発生する光源であり、光
源２からのレーザビームはミラー４により反射される。
このレーザビームはモータ８により高速回転されるポリ
ゴンミラー６により分離ミラー手段１０方向に反射され
る。
施例について説明する。符号２はＨｅ−Ｎｅレーザ、半
導体レーザ等のレーザビームを発生する光源であり、光
源２からのレーザビームはミラー４により反射される。
このレーザビームはモータ８により高速回転されるポリ
ゴンミラー６により分離ミラー手段１０方向に反射され
る。
【００２１】分離ミラー手段１０は第１ミラー１２と、
この第１ミラー１２に対して鈍角に配置された第２ミラ
ー１４とを含んでいる。本実施例のポリゴンミラー６は
図示するように４つの反射面を有しており、モータ８に
より図１で反時計回り方向に回転される。
この第１ミラー１２に対して鈍角に配置された第２ミラ
ー１４とを含んでいる。本実施例のポリゴンミラー６は
図示するように４つの反射面を有しており、モータ８に
より図１で反時計回り方向に回転される。
【００２２】ポリゴンミラー６の一つの反射面で反射さ
れたレーザビームは、θ１＋θ２＝１８０°の範囲内を
走査する。図１でθ１の範囲内を走査するレーザビーム
は分離ミラー１４で反射され、θ２の範囲内を走査する
レーザビームは分離ミラー１２で反射される。
れたレーザビームは、θ１＋θ２＝１８０°の範囲内を
走査する。図１でθ１の範囲内を走査するレーザビーム
は分離ミラー１４で反射され、θ２の範囲内を走査する
レーザビームは分離ミラー１２で反射される。
【００２３】符号１６は走査パターン発生ミラー手段を
示しており、中央ミラー１８と、この中央ミラー１８に
対してそれぞれ鈍角を成すように配置された２つのサイ
ドミラー２０，２２を含んでいる。
示しており、中央ミラー１８と、この中央ミラー１８に
対してそれぞれ鈍角を成すように配置された２つのサイ
ドミラー２０，２２を含んでいる。
【００２４】図２に最も良く示されるように、分離ミラ
ー１４を走査するレーザビームのうち、Ｐ１〜Ｐ２の範
囲内で反射されたレーザビームはサイドミラー２２方向
に向かい、Ｐ２〜Ｐ３の範囲内で反射されたレーザビー
ムは中央ミラー１８方向に向かい、Ｐ３〜Ｐ４の範囲で
反射されたレーザビームはサイドミラー２０方向に向か
う。
ー１４を走査するレーザビームのうち、Ｐ１〜Ｐ２の範
囲内で反射されたレーザビームはサイドミラー２２方向
に向かい、Ｐ２〜Ｐ３の範囲内で反射されたレーザビー
ムは中央ミラー１８方向に向かい、Ｐ３〜Ｐ４の範囲で
反射されたレーザビームはサイドミラー２０方向に向か
う。
【００２５】また、図３に最も良く示されるように、分
離ミラー１２を走査するレーザビームのうち、Ｐ４〜Ｐ
５の範囲内で反射されたレーザビームはサイドミラー２
２方向に向かい、Ｐ５〜Ｐ６の範囲内で反射されたレー
ザビームは中央ミラー１８方向に向かい、Ｐ６〜Ｐ７の
範囲内で反射されたレーザビームはサイドミラー２０方
向に向かう。
離ミラー１２を走査するレーザビームのうち、Ｐ４〜Ｐ
５の範囲内で反射されたレーザビームはサイドミラー２
２方向に向かい、Ｐ５〜Ｐ６の範囲内で反射されたレー
ザビームは中央ミラー１８方向に向かい、Ｐ６〜Ｐ７の
範囲内で反射されたレーザビームはサイドミラー２０方
向に向かう。
【００２６】よって、ポリゴンミラー６の１つの反射面
で反射されたレーザビームは、走査パターン発生ミラー
手段１６を構成する各ミラー１８，２０，２２を各々２
回走査する。図４に二つの分離ミラー１２，１４で発生
される走査パターンを示す。
で反射されたレーザビームは、走査パターン発生ミラー
手段１６を構成する各ミラー１８，２０，２２を各々２
回走査する。図４に二つの分離ミラー１２，１４で発生
される走査パターンを示す。
【００２７】図５を参照すると、ハウジング２４の上面
には読み取り窓２６が設けられており、走査パターン発
生ミラー手段１６で反射されたレーザビームは、図１に
示すように読み取り窓２６及びその上方に６本の走査ビ
ームからなる走査パターンを発生する。即ち、各ミラー
１８，２０，２２でそれぞれ２本の走査ビームを発生す
る。
には読み取り窓２６が設けられており、走査パターン発
生ミラー手段１６で反射されたレーザビームは、図１に
示すように読み取り窓２６及びその上方に６本の走査ビ
ームからなる走査パターンを発生する。即ち、各ミラー
１８，２０，２２でそれぞれ２本の走査ビームを発生す
る。
【００２８】本実施例では、４つの反射面を有するポリ
ゴンミラー６、２つの分離ミラー１２，１４及び３つの
走査パターン発生ミラー１８，２０，２２を使用してい
るので、ポリゴンミラー６が１回転されると４×２×３
＝２４本の走査ビームが発生される。ポリゴンミラー６
のそれぞれの面の倒れ角を異ならせると２４本の異なる
走査ビームを発生可能である。
ゴンミラー６、２つの分離ミラー１２，１４及び３つの
走査パターン発生ミラー１８，２０，２２を使用してい
るので、ポリゴンミラー６が１回転されると４×２×３
＝２４本の走査ビームが発生される。ポリゴンミラー６
のそれぞれの面の倒れ角を異ならせると２４本の異なる
走査ビームを発生可能である。
【００２９】本実施例ではこのように、ポリゴンミラー
６の１つの反射面で反射されたレーザビームは６本の異
なる方向の走査ビームからなる走査パターンを発生し、
この走査パターンで商品に付されたバーコードの向きが
いずれの場合にもバーコード全体を確実に走査すること
ができる。
６の１つの反射面で反射されたレーザビームは６本の異
なる方向の走査ビームからなる走査パターンを発生し、
この走査パターンで商品に付されたバーコードの向きが
いずれの場合にもバーコード全体を確実に走査すること
ができる。
【００３０】バーコードで散乱された散乱信号光は、読
み取り窓２６を通過して、走査パターン発生ミラー手段
１６，分離ミラー手段１０及びポリゴンミラー６により
順次反射され、レンズ２８により光検知器３０に集光さ
れる。
み取り窓２６を通過して、走査パターン発生ミラー手段
１６，分離ミラー手段１０及びポリゴンミラー６により
順次反射され、レンズ２８により光検知器３０に集光さ
れる。
【００３１】光検知器３０において、散乱信号光は電気
信号に変換されて、図示しないＡ／Ｄコンバータにより
デジタル信号に変換されてからバーコード復調回路で解
読される。
信号に変換されて、図示しないＡ／Ｄコンバータにより
デジタル信号に変換されてからバーコード復調回路で解
読される。
【００３２】本実施例によれば、２枚の分離ミラー１
２，１４からなる分離ミラー手段１０を設けたので、バ
ーコードの読み取りに有効な読み取り窓２６から出射す
るビーム本数及びビーム方向を増やすことができる。
２，１４からなる分離ミラー手段１０を設けたので、バ
ーコードの読み取りに有効な読み取り窓２６から出射す
るビーム本数及びビーム方向を増やすことができる。
【００３３】図６及び図７を参照すると、本発明第２実
施例の平面図及び断面図がそれぞれ示されている。本実
施例は、回転走査手段として第１実施例のポリゴンミラ
ーに代えてホログラムディスク３２を採用したものであ
る。
施例の平面図及び断面図がそれぞれ示されている。本実
施例は、回転走査手段として第１実施例のポリゴンミラ
ーに代えてホログラムディスク３２を採用したものであ
る。
【００３４】ホログラムディスク３２は４つの領域に分
割されており、各々の領域に透過型ホログラムが形成さ
れて、レーザビームを屈折する。ホログラムディスク３
２はモータ８により回転される。
割されており、各々の領域に透過型ホログラムが形成さ
れて、レーザビームを屈折する。ホログラムディスク３
２はモータ８により回転される。
【００３５】モータ８により高速回転されるホログラム
ディスク３２に入射したレーザビームは、ホログラムデ
ィスク３２で屈折されて分離ミラー手段１０に入射す
る。本実施例の他の構成及び作用は上述した第１実施例
と同様であるので、その説明を省略する。
ディスク３２に入射したレーザビームは、ホログラムデ
ィスク３２で屈折されて分離ミラー手段１０に入射す
る。本実施例の他の構成及び作用は上述した第１実施例
と同様であるので、その説明を省略する。
【００３６】図８及び図９は、本発明第３実施例の平面
図及び断面図をそれぞれ示している。本実施例は２つの
光源２ａ，２ｂを有している。光源２ａから出射された
レーザビームはミラー４ａで反射されてポリゴンミラー
６に入射し、光源２ｂから出射されたレーザビームはミ
ラー４ｂで反射されてポリゴンミラー６に入射する。
図及び断面図をそれぞれ示している。本実施例は２つの
光源２ａ，２ｂを有している。光源２ａから出射された
レーザビームはミラー４ａで反射されてポリゴンミラー
６に入射し、光源２ｂから出射されたレーザビームはミ
ラー４ｂで反射されてポリゴンミラー６に入射する。
【００３７】また、２つの光源２ａ，２ｂを有している
ために、それぞれの光源から出射されたレーザビームの
バーコードでの散乱光を受光する２つの光検知器３０
ａ，３０ｂが設けられている。
ために、それぞれの光源から出射されたレーザビームの
バーコードでの散乱光を受光する２つの光検知器３０
ａ，３０ｂが設けられている。
【００３８】レンズ２８ａが散乱信号光を光検知器３０
ａに集光し、レンズ２８ｂが散乱信号光を光検知器３０
ｂに集光する。本実施例の他の構成及び作用は上述した
第１実施例と同様であるので、その説明を省略する。本
実施例では、光源が２個設けられているので、読み取り
窓２６上に出射される走査ビームの本数が第１実施例に
比較して倍増される。
ａに集光し、レンズ２８ｂが散乱信号光を光検知器３０
ｂに集光する。本実施例の他の構成及び作用は上述した
第１実施例と同様であるので、その説明を省略する。本
実施例では、光源が２個設けられているので、読み取り
窓２６上に出射される走査ビームの本数が第１実施例に
比較して倍増される。
【００３９】図１０及び図１１を参照すると、本発明第
４実施例の平面図及び断面図がそれぞれ示されている。
図１０の平面図においては、光源２、ミラー４、レンズ
２８及び光検知器３０は省略されている。
４実施例の平面図及び断面図がそれぞれ示されている。
図１０の平面図においては、光源２、ミラー４、レンズ
２８及び光検知器３０は省略されている。
【００４０】本実施例は、第１及び第２走査パターン発
生ミラー手段１６ａ，１６ｂを有している。第１走査パ
ターン発生ミラー手段１６ａは中央ミラー１８ａと、２
つのサイドミラー２０ａ，２２ａを含んでおり、第２走
査パターン発生ミラー手段１６ｂは中央ミラー１８ｂ
と、２つのサイドミラー２０ｂ，２２ｂを含んでいる。
生ミラー手段１６ａ，１６ｂを有している。第１走査パ
ターン発生ミラー手段１６ａは中央ミラー１８ａと、２
つのサイドミラー２０ａ，２２ａを含んでおり、第２走
査パターン発生ミラー手段１６ｂは中央ミラー１８ｂ
と、２つのサイドミラー２０ｂ，２２ｂを含んでいる。
【００４１】ポリゴンミラー６はモータ８により図１０
で反時計回り方向に高速で回転される。光源２から出射
されたレーザビームはミラー４で反射されてポリゴンミ
ラー６に入射し、ポリゴンミラー６は１８０°の角度範
囲を走査する。
で反時計回り方向に高速で回転される。光源２から出射
されたレーザビームはミラー４で反射されてポリゴンミ
ラー６に入射し、ポリゴンミラー６は１８０°の角度範
囲を走査する。
【００４２】走査ビームはミラー３４により第１走査パ
ターン発生ミラー手段１６ａ方向に反射され、ミラー３
６により第２走査パターン発生ミラー手段１６ｂ方向に
反射される。
ターン発生ミラー手段１６ａ方向に反射され、ミラー３
６により第２走査パターン発生ミラー手段１６ｂ方向に
反射される。
【００４３】第１走査パターン発生ミラー手段１６ａで
反射された走査ビームは第１の読み取り窓２６ａ方向に
向かい、第１の読み取り窓２６ａ上に３つの走査ビーム
からなる走査パターンを形成する。
反射された走査ビームは第１の読み取り窓２６ａ方向に
向かい、第１の読み取り窓２６ａ上に３つの走査ビーム
からなる走査パターンを形成する。
【００４４】一方、第２走査パターン発生ミラー手段１
６ｂで反射された走査ビームは第２の読み取り窓２６ｂ
方向に向かい、第２の読み取り窓２６ｂ上に３つの走査
ビームからなる走査パターンを形成する。
６ｂで反射された走査ビームは第２の読み取り窓２６ｂ
方向に向かい、第２の読み取り窓２６ｂ上に３つの走査
ビームからなる走査パターンを形成する。
【００４５】本実施例では、２つの読み取り窓２６ａ，
２６ｂからそれぞれ独立して走査パターンが出射される
ので、２つの読み取り窓２６ａ，２６ｂを横切ってバー
コードの貼付された商品を移動させることにより、バー
コードを確実に読み取らせることができる。
２６ｂからそれぞれ独立して走査パターンが出射される
ので、２つの読み取り窓２６ａ，２６ｂを横切ってバー
コードの貼付された商品を移動させることにより、バー
コードを確実に読み取らせることができる。
【００４６】即ち、一方の読み取り窓上でのバーコード
の読み取りに失敗しても、他方の読み取り窓上で再度バ
ーコードを読み取らせることができる。換言すると、商
品の異なる方向からビームを走査させているので、バー
コードの向きによらず読み取りが可能である。
の読み取りに失敗しても、他方の読み取り窓上で再度バ
ーコードを読み取らせることができる。換言すると、商
品の異なる方向からビームを走査させているので、バー
コードの向きによらず読み取りが可能である。
【００４７】
【発明の効果】本発明によれば、バーコードの読み取り
に有効な読み取り窓からの出射ビーム本数及び出射方向
を増やすことができるので、バーコードスキャナの性能
を向上できるという効果を奏する。
に有効な読み取り窓からの出射ビーム本数及び出射方向
を増やすことができるので、バーコードスキャナの性能
を向上できるという効果を奏する。
【図１】本発明第１実施例の平面図である。
【図２】分離ミラー１４で発生される走査パターンを示
す平面図である。
す平面図である。
【図３】分離ミラー１２で発生される走査パターンを示
す平面図である。
す平面図である。
【図４】２つの分離ミラー１２，１４で発生される走査
パターンを示す平面図である。
パターンを示す平面図である。
【図５】第１実施例の断面図である。
【図６】本発明第２実施例の平面図である。
【図７】第２実施例の断面図である。
【図８】本発明第３実施例の平面図である。
【図９】第３実施例の断面図である。
【図１０】本発明第４実施例の平面図である。
【図１１】第４実施例の断面図である。
２ 光源 ６ ポリゴンミラー １０ 分離ミラー手段 １６ 走査パターン発生ミラー手段 ２６ 読み取り窓 ３０ 光検知器 ３２ ホログラムディスク
Claims (9)
- 【請求項１】 読み取り窓を有するバーコードスキャナ
であって、 レーザビームを発生する光源と；前記光源からのレーザ
ビームを走査する回転走査手段と；前記回転走査手段か
らの走査ビームを反射して少なくとも２つに分離する分
離ミラー手段と；前記分離ミラー手段で反射された走査
ビームを前記読み取り窓方向に反射して複数の走査ビー
ムから成る走査パターンを発生する、前記回転走査手段
に対して前記分離ミラー手段の反対側に配置された走査
パターン発生ミラー手段とを具備したことを特徴とする
バーコードスキャナ。 - 【請求項２】 前記回転走査手段はポリゴンミラーから
構成される請求項１記載のバーコードスキャナ。 - 【請求項３】 前記回転走査手段はホログラムディスク
から構成される請求項１記載のバーコードスキャナ。 - 【請求項４】 前記分離ミラー手段は第１ミラーと、該
第１ミラーに対して鈍角を成すように配置された第２ミ
ラーとから構成される請求項１記載のバーコードスキャ
ナ。 - 【請求項５】 前記走査パターン発生ミラー手段は複数
のミラーを含んでいる請求項４記載のバーコードスキャ
ナ。 - 【請求項６】 前記光源が２つ設けられている請求項４
記載のバーコードスキャナ。 - 【請求項７】 第１及び第２の読み取り窓を有するバー
コードスキャナであって、 レーザビームを発生する光源と；前記光源からのレーザ
ビームを走査する回転走査手段と；前記回転走査手段か
らの走査ビームを第１の方向に反射する第１ミラーと；
前記回転走査手段からの走査ビームを第２の方向に反射
する第２ミラーと；前記第１ミラーで反射された走査ビ
ームを前記第１の読み取り窓方向に反射して複数の走査
ビームから成る第１走査パターンを発生する第１走査パ
ターン発生ミラー手段と；前記第２ミラーで反射された
走査ビームを前記第２の読み取り窓方向に反射して複数
の走査ビームから成る第２走査パターンを発生する第２
走査パターン発生ミラー手段と；を具備したことを特徴
とするバーコードスキャナ。 - 【請求項８】 前記回転走査手段はポリゴンミラーから
構成される請求項７記載のバーコードスキャナ。 - 【請求項９】 前記第１走査パターン発生ミラー手段及
び前記第２走査パターン発生ミラー手段はそれぞれ複数
のミラーを含んでいる請求項８記載のバーコードスキャ
ナ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7141504A JPH08335243A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | バーコードスキャナ |
| US08/614,892 US5975418A (en) | 1995-06-08 | 1996-03-13 | Bar code scanner with increased number of scanning beams having different directions |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7141504A JPH08335243A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | バーコードスキャナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08335243A true JPH08335243A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15293498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7141504A Pending JPH08335243A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | バーコードスキャナ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5975418A (ja) |
| JP (1) | JPH08335243A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001357349A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-12-26 | Leuze Electronic Gmbh & Co | 光電装置 |
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-
1995
- 1995-06-08 JP JP7141504A patent/JPH08335243A/ja active Pending
-
1996
- 1996-03-13 US US08/614,892 patent/US5975418A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001357349A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-12-26 | Leuze Electronic Gmbh & Co | 光電装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5975418A (en) | 1999-11-02 |
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|---|---|---|---|
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