JPH05143766A - レーザ走査式バーコードリーダ - Google Patents
レーザ走査式バーコードリーダInfo
- Publication number
- JPH05143766A JPH05143766A JP3307340A JP30734091A JPH05143766A JP H05143766 A JPH05143766 A JP H05143766A JP 3307340 A JP3307340 A JP 3307340A JP 30734091 A JP30734091 A JP 30734091A JP H05143766 A JPH05143766 A JP H05143766A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar code
- mirror
- laser
- scanning
- code reader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＰＯＳ、物流、生産管理などで利用されるレ
ーザ走査式バーコードリーダにおいて、バーコードを検
出する確率を高め、読み取り性能を向上させることを目
的とする。 【構成】 第１の走査手段により設定されるレーザ走査
パターンを周期的または間欠的に変更する第２の走査手
段を設けた構成とし、読み取り性能を向上することがで
きる。
ーザ走査式バーコードリーダにおいて、バーコードを検
出する確率を高め、読み取り性能を向上させることを目
的とする。 【構成】 第１の走査手段により設定されるレーザ走査
パターンを周期的または間欠的に変更する第２の走査手
段を設けた構成とし、読み取り性能を向上することがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＰＯＳ、物流、生産管理
などで利用されているレーザ走査式バーコードリーダに
関する。
などで利用されているレーザ走査式バーコードリーダに
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、多方向のレーザ光でバーコード上
を走査するレーザ走査式バーコードリーダの需要が増え
ている。
を走査するレーザ走査式バーコードリーダの需要が増え
ている。
【０００３】従来、この種のバーコードリーダは、図６
および図７で示すような構成が一般的であった。以下、
図６〜図８を参照し動作とともに説明する。
および図７で示すような構成が一般的であった。以下、
図６〜図８を参照し動作とともに説明する。
【０００４】レーザ光がレーザ光源１より照射され、コ
リメートレンズ２により集光されレーザビーム３を発生
し、平面鏡からなる分離鏡４に反射してモータ６により
回転しているポリゴンミラー５に反射したのち、反射ミ
ラー７に反射してバーコード面８上を走査する。図７に
示すように前記反射ミラー７は５方向に配され、前記ポ
リゴンミラー５の４つの各反射面はそれぞれ反射角が異
なるため、前記ポリゴンミラー５が１回転する間に計２
０本の走査線が生じ、ポリゴンミラー５の４面のうち２
面の反射だけを考慮すると、バーコード面８から７０mm
の位置では図８に示すようなパターンとなる。バーコー
ド面８上の反射光１２は、投光経路をさかのぼり前記分
離鏡４と一体に構成された凹面鏡９で集光され、受光部
１０で受光されるようになっている。
リメートレンズ２により集光されレーザビーム３を発生
し、平面鏡からなる分離鏡４に反射してモータ６により
回転しているポリゴンミラー５に反射したのち、反射ミ
ラー７に反射してバーコード面８上を走査する。図７に
示すように前記反射ミラー７は５方向に配され、前記ポ
リゴンミラー５の４つの各反射面はそれぞれ反射角が異
なるため、前記ポリゴンミラー５が１回転する間に計２
０本の走査線が生じ、ポリゴンミラー５の４面のうち２
面の反射だけを考慮すると、バーコード面８から７０mm
の位置では図８に示すようなパターンとなる。バーコー
ド面８上の反射光１２は、投光経路をさかのぼり前記分
離鏡４と一体に構成された凹面鏡９で集光され、受光部
１０で受光されるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のバー
コードリーダでは、高さの短い（トランケーションの短
い）バーコードはレーザビーム３の走査から外れるため
読み取りにくいという問題があった。この問題は、より
多くのレーザビーム３を設定することで解決されると思
われるが、それを実現するためには、従来、レーザ光源
１や反射ミラー７の数を増やすなどしていた。その場
合、バーコードリーダ本体が大きくなったり、コスト高
となって、実用上問題があった。
コードリーダでは、高さの短い（トランケーションの短
い）バーコードはレーザビーム３の走査から外れるため
読み取りにくいという問題があった。この問題は、より
多くのレーザビーム３を設定することで解決されると思
われるが、それを実現するためには、従来、レーザ光源
１や反射ミラー７の数を増やすなどしていた。その場
合、バーコードリーダ本体が大きくなったり、コスト高
となって、実用上問題があった。
【０００６】本発明は上記問題を解決するもので、読み
取り性能の高いレーザ走査式バーコードリーダを提供す
ることを目的としている。
取り性能の高いレーザ走査式バーコードリーダを提供す
ることを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第１の走査手段により設定されるレーザ走
査パターンを、周期的または間欠的に変更する第２の走
査手段を設けてなるものである。
するために、第１の走査手段により設定されるレーザ走
査パターンを、周期的または間欠的に変更する第２の走
査手段を設けてなるものである。
【０００８】
【作用】本発明は上記した構成において、前記レーザビ
ームの走査パターンが周期的または間欠的に変わるの
で、等価的により多くのレーザビームを設定することが
できることとなる。
ームの走査パターンが周期的または間欠的に変わるの
で、等価的により多くのレーザビームを設定することが
できることとなる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１〜図５
を参照しながら説明する。なお、従来例で説明したもの
と同一構成部材には同一番号を用い、その説明を省略す
る。
を参照しながら説明する。なお、従来例で説明したもの
と同一構成部材には同一番号を用い、その説明を省略す
る。
【００１０】本実施例のものが従来例と異なる点は下記
の通りである。すなわち、図に示すように分離鏡４にソ
レノイド１１を設け、ポリゴンミラー５が１回転するご
とに０〜１０°の間で２°ずつ傾きを変える。つまり前
記ポリゴンミラー５の１０回転を周期に前記分離鏡４の
傾きが変わる第２の走査手段を設けたことである。
の通りである。すなわち、図に示すように分離鏡４にソ
レノイド１１を設け、ポリゴンミラー５が１回転するご
とに０〜１０°の間で２°ずつ傾きを変える。つまり前
記ポリゴンミラー５の１０回転を周期に前記分離鏡４の
傾きが変わる第２の走査手段を設けたことである。
【００１１】上記構成において動作を説明すると第２の
走査手段によりレーザビーム３の進路は図１と図２で示
すように変化する。図１および図２で示されたレーザビ
ーム３は４面でなる前記ポリゴンミラー５の２面の反射
だけを考慮すると、バーコード面８から７０mmの位置で
は、図５に示すような各走査線を生じる。図５の実線お
よび破線は、各々図１および図２による走査線を示す。
走査手段によりレーザビーム３の進路は図１と図２で示
すように変化する。図１および図２で示されたレーザビ
ーム３は４面でなる前記ポリゴンミラー５の２面の反射
だけを考慮すると、バーコード面８から７０mmの位置で
は、図５に示すような各走査線を生じる。図５の実線お
よび破線は、各々図１および図２による走査線を示す。
【００１２】このように本発明の実施例のバーコードリ
ーダによれば、ソレノイド１１を用いて分離鏡４の傾き
を変えることにより走査されるレーザビーム３の位置を
変え、前記分離鏡４と一体に構成した凹面鏡９によりレ
ーザビーム３のバーコード面８からの反射光１２を集光
することができる。したがって、より多くの反射ミラー
もしくは複数のレーザ光源を用いることなく、より多く
のレーザビーム３を走査させて読み取りを行うので、よ
り読み取り性能の高いレーザ走査式バーコードリーダを
提供できる。
ーダによれば、ソレノイド１１を用いて分離鏡４の傾き
を変えることにより走査されるレーザビーム３の位置を
変え、前記分離鏡４と一体に構成した凹面鏡９によりレ
ーザビーム３のバーコード面８からの反射光１２を集光
することができる。したがって、より多くの反射ミラー
もしくは複数のレーザ光源を用いることなく、より多く
のレーザビーム３を走査させて読み取りを行うので、よ
り読み取り性能の高いレーザ走査式バーコードリーダを
提供できる。
【００１３】なお、上記実施例では、本発明によるレー
ザビームの走査パターンの１例を示したのみであり、第
２の走査手段を変更することにより１本または複数のレ
ーザ走査パターンを回転させたり、変形させたりするこ
とも可能である。また、本発明は、レーザ走査式バーコ
ードリーダ一般（ハンディ式や定置式）に使われるもの
である。
ザビームの走査パターンの１例を示したのみであり、第
２の走査手段を変更することにより１本または複数のレ
ーザ走査パターンを回転させたり、変形させたりするこ
とも可能である。また、本発明は、レーザ走査式バーコ
ードリーダ一般（ハンディ式や定置式）に使われるもの
である。
【００１４】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によればレーザビームの走査パターンが周期
的または間欠的に変わることで、より多くの位置にレー
ザビームが走査され、高さの短いバーコード上をも走査
する確率が高くなり、読み取り性能の高いバーコードリ
ーダを提供でき、工業的に極めて有用なものである。
に、本発明によればレーザビームの走査パターンが周期
的または間欠的に変わることで、より多くの位置にレー
ザビームが走査され、高さの短いバーコード上をも走査
する確率が高くなり、読み取り性能の高いバーコードリ
ーダを提供でき、工業的に極めて有用なものである。
【図１】本発明の一実施例のレーザ走査式バーコードリ
ーダのレーザビームの進路を示す光路図
ーダのレーザビームの進路を示す光路図
【図２】図１の分離鏡の傾きを変えた状態でのレーザビ
ームの進路を示す光路図
ームの進路を示す光路図
【図３】本発明の一実施例のレーザ走査式バーコードリ
ーダの斜視図
ーダの斜視図
【図４】同、レーザ走査式バーコードリーダの平面図
【図５】同、レーザ走査式バーコードリーダの走査パタ
ーンを示す図
ーンを示す図
【図６】従来のレーザ走査式バーコードリーダのレーザ
ビームの進路を示す光路図
ビームの進路を示す光路図
【図７】同、レーザ走査式バーコードリーダの平面図
【図８】同、レーザ走査式バーコードリーダの走査パタ
ーンを示す図
ーンを示す図
１ レーザ光源 ３ レーザビーム ８ バーコード面 １０ 受光部 １１ ソレノイド １２ 反射光
フロントページの続き (72)発明者 檀 政宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 玉井 誠一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】レーザビームを設定するレーザ光源と、前
記レーザビームを走査するための走査手段と、バーコー
ド面からの反射光を受光する受光手段を備え、第１の走
査手段により設定されるレーザ走査パターンを、周期的
または間欠的に変更する第２の走査手段を設けてなるレ
ーザ走査式バーコードリーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3307340A JPH05143766A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | レーザ走査式バーコードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3307340A JPH05143766A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | レーザ走査式バーコードリーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05143766A true JPH05143766A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17967946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3307340A Pending JPH05143766A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | レーザ走査式バーコードリーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05143766A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5288044A (en) * | 1976-01-17 | 1977-07-22 | Omron Tateisi Electronics Co | Optical reader |
| JPH03218586A (ja) * | 1990-01-24 | 1991-09-26 | Tokyo Electric Co Ltd | 商品データ読取装置 |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP3307340A patent/JPH05143766A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5288044A (en) * | 1976-01-17 | 1977-07-22 | Omron Tateisi Electronics Co | Optical reader |
| JPH03218586A (ja) * | 1990-01-24 | 1991-09-26 | Tokyo Electric Co Ltd | 商品データ読取装置 |
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