JP2857954B2 - コンテナの位置検知装置 - Google Patents

コンテナの位置検知装置

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JP2857954B2
JP2857954B2 JP4032588A JP3258892A JP2857954B2 JP 2857954 B2 JP2857954 B2 JP 2857954B2 JP 4032588 A JP4032588 A JP 4032588A JP 3258892 A JP3258892 A JP 3258892A JP 2857954 B2 JP2857954 B2 JP 2857954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナヤードに載置
されるコンテナの位置検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンテナヤードにおいては、トラックや
船舶により搬入されて入庫したコンテナや、トラックや
船舶に積み込んで出庫するためのコンテナを多数載置し
ている。このようなコンテナは上下に積み重ねられて三
次元的に載置されることから、その荷役作業にはコンテ
ナを保持して昇降させることが可能な自走式のコンテナ
荷役装置が一般に用いられている。
【0003】また、多数のコンテナの荷役作業を迅速に
行なうことができるように、各コンテナには番号等のコ
ンテナ識別コードが付され、各コンテナごとにコンテナ
ヤードにおける載置場所は予め定められている。そのた
め、一般にトラックにより搬入されたコンテナは、その
予め定められた位置に入庫される。その搬入位置はコン
テナ荷役装置のオペレータにより目視確認される。ま
た、コンテナをトラックや船舶に積み込む場合、コンテ
ナ荷役装置のオペレータはコンテナ位置を目視確認しつ
つ出庫作業を行なう。
【0004】また、船舶により搬入されたコンテナをコ
ンテナヤードに入庫するような場合、船舶の着岸時間を
極力短くする必要上、船舶により搬入されたコンテナは
コンテナ荷役装置によりコンテナヤードにランダムに入
庫され、入庫作業の完了後にオペレータによりコンテナ
位置を確認することが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンテナヤード内にお
けるコンテナ位置の確認を、コンテナ荷役装置のオペレ
ータの目視により行なう場合、そのオペレータがコンテ
ナ位置を誤認した場合は、広大なコンテナヤードにおい
て多数のコンテナ位置を確認しなければならなかった。
【0006】また、コンテナヤードへのコンテナの入庫
作業の完了後に、オペレータによりコンテナ位置の確認
を行なうことは極めて作業効率の悪いものであった。
【0007】また、コンテナは上下に積み重ねられるも
のであることから、下段のコンテナを上段のコンテナよ
り先に出庫するような場合、上段のコンテナを異なった
場所に移動させることがある。この場合、上段のコンテ
ナの移動後の位置をコンテナ荷役装置のオペレータが誤
認した場合、コンテナヤードの荷役作業を中断してコン
テナ位置の確認を行なう必要があった。
【0008】本発明は上記従来技術の問題を解決するこ
とのできるコンテナの位置検知装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、コンテナヤードに設けられた複数のレーンそれぞ
れにおいて一列に並べられると共に上下に積み重ねられ
るコンテナの位置検知装置であって、各レーンの入口に
配置される入口相互を識別可能な識別子と、コンテナを
保持して昇降させることが可能な自走式のコンテナ荷役
装置と、このコンテナ荷役装置に設けられる前記識別子
の読み取り装置と、そのコンテナ荷役装置に設けられる
コンテナ荷役装置の走行距離の検知装置と、そのコンテ
ナ荷役装置に設けられるコンテナの昇降距離の検知装置
と、前記識別子の読み取り信号とコンテナ荷役装置の走
行距離検知信号とコンテナの昇降距離検知信号とに基づ
いてコンテナ位置を演算する制御装置とを備え、そのコ
ンテナ荷役装置は、前記複数のレーンそれぞれに個別に
進入可能とされ、前記識別子が、各レーンの入口におい
てコンテナヤード上に載置される載置体に取り付けられ
ている点にある。
【0010】コンテナ識別コードの入力装置と、実際の
コンテナ位置をコンテナ識別コードに対応させて記憶す
る記憶装置と、その記憶データの表示装置とを備えるの
が好ましい。
【0011】コンテナ識別コードと予め定められたコン
テナ位置とを入力する入力装置と、その予め定められた
コンテナ位置をコンテナ識別コードに対応させて記憶す
る記憶装置と、実際のコンテナ位置と記憶されたコンテ
ナ位置とが相対応するか否かを判別する制御装置と、そ
の判別結果の表示装置とを備えるのが好ましい。
【0012】
【0013】
【作用】本件発明は、コンテナヤードにおけるコンテナ
位置を人手によらず検知することで、コンテナヤードに
おける荷役作業の効率向上を図るものである。そして、
コンテナヤードにおいてはコンテナ荷役装置によりコン
テナの荷役がなされることから、コンテナ荷役装置の位
置を検知することでコンテナ位置を検知するものであ
る。
【0014】自走式のコンテナ荷役装置の位置検知手段
として、人工衛星を利用し、複数の人工衛星からの電波
の到達時間と衛星相互の距離からコンテナ荷役装置の位
置を検出することが考えられるが、人工衛星が地球の影
に入ると計測不能になり、計測精度が低く、コストも嵩
む。
【0015】また、コンテナヤードに複数の反射鏡を配
置し、コンテナ荷役装置から各反射鏡に発射したレーザ
ー光の反射光の角度と各反射鏡相互の位置からコンテナ
荷役装置の位置を検知することも考えられる。しかし、
コンテナヤード内には建造物等のレーザ光の障害物があ
り、他のコンテナ荷役装置の発射するレーザー光との区
別ができず、雨、雪、塵埃等の影響でレーザ光の反射強
度が低下し、反射鏡以外の車両のサイドミラー等により
レーザー光が反射されてしまうため、正確な位置検知は
期待できない。
【0016】また、コンテナヤードに誘導線を埋め込
み、その誘導線に沿ってコンテナ荷役装置を走行させる
ことでコンテナ荷役装置の位置を検知することも考えら
れる。しかし、コンテナヤード内に誘導線を埋め込む
と、コンテナの配置レイアウトを取り扱いコンテナ量の
変化等により変更するような場合、簡単に変更すること
ができず、また、大規模な配線工事が必要になる。
【0017】本件発明の構成によれば、コンテナヤード
においてコンテナ荷役装置が位置するレーンは、各レー
ンの入口に配置される識別子の読み取り信号に基づき検
知される。各レーンにおいてコンテナ荷役装置が位置す
る各レーンの入口からの距離は、コンテナ荷役装置の入
口からの走行距離検知信号に基づき検知される。各レー
ンにおけるコンテナの上下位置は、コンテナの昇降距離
検知信号に基づき検知される。すなわち、コンテナ荷役
装置に保持されてコンテナヤードに載置された実際のコ
ンテナ位置は、その識別子の読み取り信号とコンテナ荷
役装置の走行距離検知信号とコンテナの昇降距離検知信
号とから制御装置により演算できる。すなわち、コンテ
ナ荷役装置の位置に基づいて実際のコンテナの位置を検
知できる。そのコンテナ位置を検知する上で必要な識別
子は各レーンの入口に配置するだけでよく、大規模な工
事を必要としない。
【0018】実際のコンテナ位置をコンテナの識別コー
ドに対応させて記憶する記憶装置を設け、その記憶デー
タを表示することで、コンテナヤードに載置された全コ
ンテナの位置を把握できる。すなわち、コンテナ荷役装
置によりコンテナをコンテナヤードに入庫した際に、上
述のようにコンテナ荷役装置の位置に基づき検知された
実際のコンテナ位置を識別コードに対応させて記憶させ
ることで、コンテナ位置を表すデータを蓄積することが
でき、また、リアルタイムで記憶データを更新できる。
【0019】実際のコンテナ位置が予め定められたコン
テナ位置に対応するか否かを制御装置により判別するこ
とで、コンテナを確実に予め定められた位置に入庫する
ことができ、また、予め定められたコンテナを確実に出
庫することができる。
【0020】すなわち、コンテナの入庫を行なう場合
は、まず、入庫するコンテナの識別コードと予め定めら
れたコンテナ位置とを入力装置により入力し、記憶装置
に記憶する。また、コンテナ荷役装置のオペレータに、
そのコンテナの識別コードとコンテナ位置とを指示す
る。次にコンテナ荷役装置により、トラック等によりコ
ンテナヤードに搬入された実際のコンテナを保持する。
次に、コンテナ荷役装置によりコンテナをコンテナヤー
ドに入庫し、コンテナ荷役装置の位置に基づいて実際の
コンテナ位置を検知する。この実際のコンテナ位置と予
め定められたコンテナ位置とを比較して対応しているか
否かを判別し、その判別結果を表示装置により表示す
る。これにより、コンテナが指示された位置に入庫され
たか否かを確認できる。
【0021】コンテナの出庫を行なう場合は、コンテナ
ヤードに載置されたコンテナの識別コードとコンテナ位
置とを記憶装置に記憶させておく。この記憶は、コンテ
ナ荷役装置の位置に基づき検知された実際のコンテナ位
置を記憶することで行なうのがよい。また、コンテナ荷
役装置のオペレータに、出庫するコンテナの識別コード
とコンテナ位置とを指示する。次にコンテナ荷役装置を
指示されたコンテナ位置まで走行させ、その位置のコン
テナを保持する。この保持した実際のコンテナ位置をコ
ンテナ荷役装置の位置に基づいて検知する。この実際の
コンテナ位置と予め定められて出庫を指示されたコンテ
ナ位置とを比較して対応しているか否かを判別し、その
判別結果を表示装置により表示する。これにより、指示
された位置のコンテナを出庫しようとしているか否かを
判別でき、誤った位置のコンテナを出庫しようとしてい
る場合は正しい位置に移動する。
【0022】各レーンの入口相互を識別する識別子を、
コンテナヤード上に載置される載置体に取り付けること
で、レーンの増設、削減あるいは変更といったレーンレ
イアウトの変更は、その各レーン入口の載置体の撤去、
増設、位置変更のみで行え、大規模な工事を要すること
なく極めて容易に行なうことができ、また、識別子の交
換を容易に行なうことができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0024】図1に示すコンテナヤード1にはn列のレ
ーンL1 ・L2 …Ln-1 ・Ln が設けられている。各レ
ーンにおいて、コンテナ2が一列に並べられると共に図
2に示すように上下に積み重ねられる。本実施例では、
各レーンにおいてm桁のコンテナ載置場所C1 ・C2
m-1 ・Cm があり、各コンテナ載置場所においてコン
テナ2は上下k段に積み重ねられる。コンテナヤード1
に載置されるコンテナ2は、ゲート3から出入りするト
ラック4と、埠頭に着岸する船舶5とにより搬出入され
る。コンテナヤード1に搬入されたコンテナ2は複数の
コンテナ荷役装置6により荷役され、また、船舶5に対
しては複数のガントリクレーン7により荷役がなされ
る。そのゲート3からコンテナヤード1に入ったトラッ
ク4は、ゲート管理室8の管理者の支持に従いトラック
レーンT1 ・T2 …Tp に移動する。各ガントリクレー
ン7毎に船舶5に対するコンテナ2の荷役場所が定まっ
ている。
【0025】そのコンテナ荷役装置6は、コンテナを保
持して昇降させることが可能な自走式のものであれば特
に限定されない。本実施例では、図3および図4に示す
ように、フレームにより構成される車体10と、この車
体10を支持する走行輪11と、その車体10上に設け
られたマスト12と、このマスト12に複数のチェーン
13を介し昇降可能に吊り下げられたスプレッダ14と
を備えている。また、車体10上に支柱15を介し運転
室16が設けられている。各チェーン13は、マスト1
2に取り付けられたスプロケット17と車体10に取り
付けられた油圧シリンダ18の先端のスプロケット19
とに巻き掛けられ、一端がスプレッダ14に取り付けら
れ、他端が車体10に取り付けられている。そして、油
圧シリンダ18の伸縮によりスプレッダ14は昇降する
ものとされている。そのスプレッダ14は、コンテナ2
のサイズに応じて図3において左右方向に伸縮可能なも
のであって、平面視長方形のフレームにより主構成さ
れ、その四隅にコンテナ2の上部孔に挿入される保持爪
21が設けられている。この保持爪21をコンテナ2の
上部孔内で縦軸回りに回転させることで、スプレッダ1
4によるコンテナ2の保持および保持解除が可能とされ
ている。これにより、車体10を構成するフレームの左
右間にコンテナ2を配置させ、スプレッダ14によりコ
ンテナ2を保持し、スプレッダ14を上昇させること
で、コンテナ2を保持しつつ走行することができる。
【0026】前記各レーンL1 …Ln は、その両端が出
口を兼用する入口とされ、各入口に載置体30が載置さ
れ、各載置体に図2、図4に示すようにレーン相互を識
別可能な識別子31が取り付けられている。本実施例で
は、載置体30は正面視台形の箱型とされ、その左右傾
斜側面にそれぞれ識別子31が取り付けられている。各
識別子31は、本実施例ではIDタグと呼ばれる磁気記
憶装置により構成され、各レーンの入口毎に固有の番号
等の情報が書き込まれている。なお、コンテナヤード1
上に載置された載置体30は、ボルト等によりコンテナ
ヤード1に固定してもよい。
【0027】その識別子31の情報を読み取る読み取り
装置32が、図4に示すようにコンテナ荷役装置6の内
側の左右一方に取り付けられている。本実施例では、識
別子31は載置体30の左右両側に取り付けられている
ので、コンテナ荷役装置6は前進あるいは後進いずれの
状態でレーンに進入しても、読み取り装置32は識別子
31の情報を読み取ることができる。なお、識別子31
を載置体30の左右一方にのみ取り付け、読み取り装置
32をコンテナ荷役装置6の内側の左右両方に取り付け
ることによっても、進行方向に拘わらず識別子を読み取
ることができる。
【0028】また、コンテナ荷役装置6には、このコン
テナ荷役装置6の走行距離の検知装置が設けられてい
る。本実施例では、図3に示すように車体10に距離計
測輪33が取り付けられ、この計測輪33の回転数検知
用エンコーダ34が取り付けられている。その識別子3
1の読み取り信号と計測輪33の回転数に応じたエンコ
ーダ34からの信号によりコンテナ荷役装置6のレーン
入口からの走行距離が検知可能である。
【0029】また、コンテナ荷役装置6には、そのスプ
レッダ14により保持されて昇降するコンテナ2の昇降
距離の検知装置が設けられている。本実施例では、図4
に示すようにマスト12の内側面に上下3つの近接スイ
ッチ35a、35b、35cが取り付けられ、各近接ス
イッチ35a、35b、35cのいずれかがスプレッダ
14の側面に取り付けられた被検知体36を検知するこ
とで、スプレッダ14に保持されたコンテナ2の昇降距
離が検知可能とされている。なお、本実施例ではコンテ
ナ2は3段に載置されるため、近接スイッチを3つとす
ることで、コンテナ2が下段、中段、上段のいずれの上
下位置にあるか即座に検知可能である。なお、スプレッ
ダ14を支持するチェーン13を巻き掛けるスプロケッ
ト17にエンコーダを取り付け、そのスプロケット17
の回転数に応じたエンコーダからの信号によりコンテナ
2の昇降距離を演算するようにしてもよい。
【0030】そして、前記識別子31の読み取り装置3
2と、コンテナ荷役装置6の走行距離検知用のエンコー
ダ34と、コンテナ昇降距離検知用の各近接スイッチ3
5a、35b、35cとは、図5の(1)に示すよう
に、制御装置40に接続されている。この制御装置40
は、中央処理装置40aと記憶装置40bとインタフェ
イス40cとを有するコンピュータにより構成されてい
る。この制御装置40には、キーボードスイッチにより
構成される入力装置41と、CRTディスプレイにより
構成される表示装置42と、無線装置43と、前記スプ
レッダ14の保持爪21の操作装置21aとが接続され
ている。その無線装置43を介して制御装置40とデー
タ通信可能な制御装置44、45が、前記ゲート管理室
8およびコンテナヤード1に設けられた主管理室46に
設けられている。各管理室8、46の制御装置44、4
5は、図5の(2)、(3)に示すように、コンテナ荷
役装置6の制御装置40と同様に中央処理装置44a、
45aと記憶装置44b、45bとインタフェイス44
c、45cとを備えたコンピュータにより構成され、そ
れぞれデータ通信可能な無線装置47、48と、キーボ
ード式の入力装置49、50と、CRTディスプレイ等
の表示装置51、52とが接続されている。各入力装置
41、49、50からは、コンテナ識別コードと、予め
定められたコンテナ位置とが入力可能とされている。コ
ンテナ識別コードは、例えばコンテナ毎に異なる英数字
により構成され、コンテナ位置は、例えばコンテナレー
ンに対応するレーン番号と各レーンにおける桁数と積み
重ね段数とにより構成される。
【0031】コンテナ荷役装置6の制御装置40は、読
み取り装置32から送信される識別子31の読み取り信
号と、エンコーダ34から送信されるコンテナ荷役装置
6の走行距離検知信号と、いずれかの近接スイッチ35
a、35b、35cから送信されるコンテナ2の昇降距
離検知信号とに基づいて実際のコンテナ位置を演算す
る。このコンテナ位置の演算は、本実施例ではスプレッ
ダ14の保持爪21の操作装置21aから送信されるコ
ンテナ2の保持信号あるいは保持解除信号により開始さ
れる。この演算されたコンテナ位置は、各入力装置4
1、46、47のいずれかから入力されたコンテナ識別
コードに対応させて記憶装置40bに記憶される。
【0032】各制御装置40、44、45の記憶装置4
0b、44b、45bには、上記演算された実際のコン
テナの位置、各入力装置41、49、50のいずれかか
ら入力された予め定められたコンテナ位置がコンテナ識
別コードに対応して記憶可能とされている。この記憶さ
れたコンテナ位置と、前記コンテナ荷役装置6の位置に
基づき演算された実際のコンテナ位置とが相対応するか
否かが制御装置40、44、45において判別可能とさ
れている。
【0033】上記構成において、トラック4により搬入
されるコンテナ2をコンテナヤード1に入庫するには、
まずゲート管理室8の管理者がトラック4により搬入さ
れたコンテナ2の識別コードを確認すると共に、トラッ
ク4の運転手に対しトラックレーンを指示して待機させ
る。
【0034】次に、ゲート管理室8の管理者は、無線装
置47、43によりコンテナ荷役装置6のオペレータに
対し、トラック4が待機するトラックレーンと、入庫す
るコンテナ2の識別コードと、コンテナヤード1におけ
るコンテナ2の入庫位置を指定する。また、その管理者
はコンテナ識別コードを入力装置49から入力し、その
入力データをコンテナ荷役装置6の制御装置40にデー
タ通信して入力する。なお、記憶装置40b、44b、
45bには、予め入庫する予定のコンテナ2の識別コー
ドと、そのコンテナ識別コードに応じ予め決定されたコ
ンテナ2の入庫位置とを記憶させておく。
【0035】次に、コンテナ荷役装置6のオペレータは
指定されたトラックレーンのトラック4のコンテナ2
を、コンテナ荷役装置6により保持して指定されたコン
テナ入庫位置に向かう。この際、コンテナ荷役装置6の
オペレータは、コンテナ2の識別コードが指定された識
別コードと一致するか否か目視確認する。
【0036】次に、コンテナ荷役装置6が指定されたレ
ーンに進入する際、読み取り装置32により識別子31
が読み取られる。この識別子31の読み取り信号に基づ
き検知されたコンテナ荷役装置6の進入レーンと、記憶
装置40bに記憶されたコンテナ入庫予定位置のレーン
とが相対応するか否かの判別が制御装置40によりなさ
れ、判別結果が表示装置42に表示される。相対応して
いない場合はコンテナ荷役装置6はレーン変更を行な
う。
【0037】次に、コンテナ荷役装置6が指定されたコ
ンテナ入庫位置に達したならば、スプレッダ14の保持
爪21によるコンテナ2の保持を解除する。この保持解
除信号が操作装置21aから入力されることで、制御装
置40は識別子31の読み取り信号と、この識別子の信
号読み取り時点を起点としたエンコーダ34からの走行
距離検知信号と、近接スイッチ35a、35b、35c
のいずれかからの昇降距離検知信号とに基づき、実際の
コンテナ位置を演算する。この実際のコンテナ位置と指
定されたコンテナ入庫位置とが相対応するか否かの判別
が制御装置40によりなされ、判別結果が表示装置42
に表示される。相対応していない場合は、再度コンテナ
2を保持し、正しい位置に移動してコンテナ2を入庫す
る。なお、操作装置21aの信号で自動的に処理するか
わりに、オペレータがボタンを押して処理することもで
きる。
【0038】次に、入庫作業が完了したならば、コンテ
ナ荷役装置6のオペレータは管理室8、46の制御装置
44、45に入庫されると共に記憶装置40bに記憶さ
れたコンテナ2の識別コードと入庫位置とをデータ通信
し、記憶装置44b、45bに記憶させる。
【0039】船舶5により搬入されるコンテナ2をコン
テナヤードに入庫する場合は、まず、ガントリクレーン
7により船舶5からコンテナ2をコンテナヤード1内に
積み降ろして仮積みする。また、主管理室46の管理者
は、船舶との無線連絡に基づいて、コンテナ荷役装置6
のオペレータに、コンテナ2の仮積み位置を指示する。
【0040】次に、コンテナ荷役装置6のオペレータは
仮積み位置に到着したならば、その仮積みされたコンテ
ナ2の識別コードを入力装置41を用い制御装置40に
入力する。
【0041】次に、コンテナ荷役装置6のオペレータ
は、その仮積みされたコンテナ2を保持し、コンテナヤ
ード1の任意の位置にコンテナ2を入庫する。このコン
テナ2の入庫位置は、識別子31の読み取り信号と、エ
ンコーダ34からの走行距離検知信号と、近接スイッチ
35a、35b、35cのいずれかからの昇降距離検知
信号とに基づき演算され、記憶装置40bに記憶され
る。この入庫されたコンテナ2の識別コードと入庫位置
とが管理室8、46の制御装置44、45にデータ通信
され、記憶装置44b、45bに記憶される。
【0042】なお、埠頭にもゲート管理室8と同様の管
理室8′と制御装置44′を設け、トラック4からの入
庫の場合と同様に予め定められた位置にコンテナ2を入
庫するようにしてもよい。
【0043】トラック4により搬出されるコンテナ2を
コンテナヤード1から出庫する場合は、まず、ゲート3
から入門したトラック4に対し、ゲート管理室8の管理
者がトラックレーンを指示して待機させる。
【0044】次に、ゲート管理室8の管理者は、無線装
置47、43によりコンテナ荷役装置6のオペレータに
対し、そのトラック4が待機するトラックレーンと、出
庫するコンテナ2の識別コードと、そのコンテナ2のコ
ンテナヤード1におけるコンテナ位置とを指定する。ま
た、ゲート管理室8の管理者は、そのコンテナ識別コー
ドをコンテナ荷役装置6の制御装置40にデータ通信し
て入力する。なお、記憶装置40b、44b、45bに
は、コンテナヤード1における実際のコンテナ位置を予
め記憶させておく。この実際のコンテナ位置の記憶ファ
イルは、上記のようにコンテナ2を入庫した際のコンテ
ナ荷役装置6のオペレータからのデータ通信により作成
される。
【0045】次に、コンテナ荷役装置6のオペレータは
指定されたコンテナ2の載置位置に向かい、まず指定さ
れたレーンに進入する。このレーンの入口で読み取り装
置32により識別子31が読み取られる。この識別子3
1の読み取り信号に基づき検知されたコンテナ荷役装置
6の進入レーンと、記憶装置40bに記憶された出庫指
定されたコンテナ2が載置されたレーンとが相対応する
か否かの判別が制御装置40によりなされ、判別結果が
表示装置42に表示される。相対応していない場合はコ
ンテナ荷役装置6はレーン変更を行なう。
【0046】次に、コンテナ荷役装置6が指定されたコ
ンテナ位置に達したならば、スプレッダ14の保持爪2
1によりコンテナ2の保持を行なう。その保持信号が操
作装置21aから入力されることで、制御装置40は識
別子31の読み取り信号と、エンコーダ34からの走行
距離検知信号と、近接スイッチ35a、35b、35c
のいずれかからの昇降距離検知信号とに基づき、実際の
コンテナ位置を演算する。この実際のコンテナ位置と出
庫指定されたコンテナ位置とが相対応するか否かの判別
が制御装置40によりなされ、判別結果が表示装置42
に表示される。相対応していない場合は、コンテナ荷役
装置6はコンテナ2を保持解除し、指定された正しい位
置に移動してコンテナ2を保持する。
【0047】次に、コンテナ荷役装置6のオペレータ
は、保持したコンテナ2の識別コードを目視確認したな
らば、指定されたトラック4の待機レーンに移動し、そ
のトラック4にコンテナ2を積み込む。トラック4は、
ゲート管理室8において積み込まれたコンテナ2が正し
いものであるか否かの確認をしてゲート3から出る。
【0048】船舶5により搬出されるコンテナ2をコン
テナヤード1から出庫する場合は、主管理室46からコ
ンテナ荷役装置6のオペレータに、船舶にコンテナ2を
積み込むガントリクレーン7と、出庫すべきコンテナ2
の識別コードとコンテナヤード1における位置とを指定
する。しかる後は、トラック4により搬出されるコンテ
ナ2を出庫する場合と同様にして、コンテナ荷役装置6
はコンテナ2をコンテナヤード1から出庫する。しかる
後に、指定されたガントリクレーン7の荷役位置に出庫
したコンテナ2を積み降ろす。積み降ろされたコンテナ
2をガントリクレーン7は船舶5に積み込み、積み込み
が完了すれば船舶5は出港する。
【0049】トラック4あるいは船舶5に対するコンテ
ナ2の出庫が完了したならば、コンテナ荷役装置6のオ
ペレータは管理室8、46の制御装置44、45に出庫
されると共に制御装置40の記憶装置40bに記憶され
たコンテナ2の識別コードと入庫位置とをデータ通信
し、記憶装置44b、45bに記憶させる。
【0050】下段のコンテナ2を出庫するため上段のコ
ンテナ2をコンテナ荷役装置6のオペレータの判断によ
り移動させるような場合、入力装置41の操作により制
御装置40を作業指示モードにする。そして、上段のコ
ンテナ2をスプレッダ14により保持し、適当な位置に
移動させる。この移動後のコンテナ位置は操作装置21
aからの保持解除信号があると、識別子31の読み取り
信号と、エンコーダ34からの走行距離検知信号と、近
接スイッチ35a、35b、35cのいずれかからの昇
降距離検知信号とに基づき、制御装置40により演算さ
れ、記憶装置40bの記憶が更新される。この演算され
たコンテナ位置と、そのコンテナ識別コードとをコンテ
ナ荷役装置6のオペレータが管理室8、46の制御装置
44、45にデータ通信することで、その制御装置4
4、45の記憶装置44b、45bに記憶されたコンテ
ナ位置が更新される。
【0051】上記構成によれば、人手によらずコンテナ
2のコンテナヤード1における位置を正確に、リアルタ
イムに、比較的低コストで検知できる。これにより、コ
ンテナ2の荷役作業の能率が向上し、コンテナ2の配置
の誤りが防止され、コンテナヤード1におけるコンテナ
2の在庫管理も正確に行なえる。また、各レーンの入口
に配置される識別子31は、コンテナヤード1上に載置
される載置体30に取り付けられるものであるため、そ
の装置は大規模な工事を必要としないものである。よっ
て、識別子31の交換やレーンのレイアウト変更を容易
に行なえる。
【0052】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例ではコンテナヤード1
の各レーンは両端に入口を有するようにしたが、一端の
みを入口とするようにしてもよい。また、コンテナ2と
して箱型のものを示したが、例えば図6に示すように鋼
管60を保持するコンテナ61の位置検知にも本発明を
適用できる。また、識別子31はIDタグのような磁気
記憶装置に限定されず、例えばバーコードのように光学
式読み取り装置で読み取るものでもよく、レーン入口相
互を識別可能なものであれば特に限定されない。また、
コンテナ荷役装置の走行距離の検知装置は、そのコンテ
ナ荷役装置に設けられて走行距離を検知できればエンコ
ーダに限定されない。また、コンテナ2の入出庫手順は
上記実施例に示したものは一例であり、上記入出庫手順
に限定されるものではない。また、識別子31の載置体
30は長いレーンでは、レーンの途中に置いて位置検出
精度を高めることもできる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、コンテナヤードにおけ
るコンテナ位置を、人手によらず、正確に、リアルタイ
ムに、比較的低コストで、大規模工事を要することなく
検知することができる。また、実際のコンテナ位置をコ
ンテナ識別コードに対応させて記憶することで、荷役作
業の能率を向上でき、コンテナヤードにおける全コンテ
ナの位置をリアルタイムで把握できる。また、実際のコ
ンテナ位置と予め定められたコンテナ位置とを判別する
ことで、コンテナの入出庫作業を正確に行なうことがで
きる。また、レーンの入口相互を識別可能な識別子を載
置体に取り付けることで、取り扱いコンテナ量の変化等
に応じてレーンレイアウトの変更や識別子の交換を容易
に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のコンテナヤードの構成説明図
【図2】本発明の実施例のコンテナレーンの構成説明図
【図3】本発明の実施例のコンテナ荷役装置の構成説明
用側面図
【図4】本発明の実施例のコンテナ荷役装置の構成説明
用正面図
【図5】本発明の実施例の制御装置の構成説明図
【図6】本発明の異なった実施例のコンテナレーンの構
成説明図
【符号の説明】
1 コンテナヤード 2 コンテナ 6 コンテナ荷役装置 30 載置体 31 識別子 32 読み取り装置 33 エンコーダ 35a、35b、35c 近接スイッチ 40、44、45 制御装置 40b、44b、45b 記憶装置
フロントページの続き (72)発明者 晴山 蒼一 大阪府大阪市西区京町堀1丁目15番10号 東洋運搬機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−158507(JP,A) 特開 昭58−78920(JP,A) 特開 平1−214504(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/137 B65G 63/00 B66F 9/24 G05D 3/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナヤードに設けられた複数のレー
    ンそれぞれにおいて一列に並べられると共に上下に積み
    重ねられるコンテナの位置検知装置であって、 各レーンの入口に配置される入口相互を識別可能な識別
    子と、 コンテナを保持して昇降させることが可能な自走式のコ
    ンテナ荷役装置と、 このコンテナ荷役装置に設けられる前記識別子の読み取
    り装置と、 そのコンテナ荷役装置に設けられるコンテナ荷役装置の
    走行距離の検知装置と、 そのコンテナ荷役装置に設けられるコンテナの昇降距離
    の検知装置と、 前記識別子の読み取り信号とコンテナ荷役装置の走行距
    離検知信号とコンテナの昇降距離検知信号とに基づいて
    コンテナ位置を演算する制御装置とを備え そのコンテナ荷役装置は、前記複数のレーンそれぞれに
    個別に進入可能とされ、 前記識別子が、各レーンの入口においてコンテナヤード
    上に載置される載置体に取り付けられている ことを特徴
    とするコンテナの位置検知装置。
  2. 【請求項2】 コンテナ識別コードの入力装置と、実際
    のコンテナ位置をコンテナ識別コードに対応させて記憶
    する記憶装置と、その記憶データの表示装置とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテナの位置検知
    装置。
  3. 【請求項3】 コンテナ識別コードと予め定められたコ
    ンテナ位置とを入力する入力装置と、その予め定められ
    たコンテナ位置をコンテナ識別コードに対応させて記憶
    する記憶装置と、実際のコンテナ位置と記憶されたコン
    テナ位置とが相対応するか否かを判別する制御装置と、
    その判別結果の表示装置とを備えることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のコンテナの位置検知装
    置。
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