JP2857697B2 - トラッククレーンの操作装置 - Google Patents

トラッククレーンの操作装置

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JP2857697B2
JP2857697B2 JP11584790A JP11584790A JP2857697B2 JP 2857697 B2 JP2857697 B2 JP 2857697B2 JP 11584790 A JP11584790 A JP 11584790A JP 11584790 A JP11584790 A JP 11584790A JP 2857697 B2 JP2857697 B2 JP 2857697B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トラッククレーン(クレーントラックを含
む)の操作に用いられる操作性の優れた操作装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来のトラッククレーンの操作装置は、積層式油圧制
御弁を配し、各弁の操作スプールに対向する形態で操作
レバーをそれぞれ配備し、これらの操作レバーを1列に
並べるのが常識となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記従来の操作装置は、形態が単純明瞭で
あり、それなりの長所をもっているために広く使用され
ているが、次のような短所も見受けられる。
通常、操作レバーは車両の両側に配備されており、
片側のレバー操作に対して反対側の操作レバーも同時に
作動することがで必要であり、大部分が連結棒により結
合されているため、外観上の欠点や設計上の制約も多か
った。
操作レバーの本数が多いため、複数の操作を同時に
実行する場合には、掌を広げて2〜3本の操作レバーを
同一方向に移動したり、または両手を用いて操作する等
の操作上の不都合があった。
本発明は、前記従来の短所をなくし、操作性を大幅に
改善し、複合操作を容易に達成することができるトラッ
ククレーンの操作装置を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、クレーン操作用の油圧制御弁を前後左右に
配設し、これらの油圧制御弁のスプールをスプール操作
杆で操作するジョイスティック操作弁機構とし、その操
作部に作動油圧のオンロード用スイッチを設置したこと
を特徴とするトラッククレーンの操作装置であり、また
前記作動油圧のオンロード用スイッチを前記スプール操
作杆の把手部に設置したり、あるいは前記スプール操作
杆の傾斜角度が一定値を超えた時に押されるように設置
したことを特徴とするものである。
〔作 用〕
上記構成の本発明では、オンロード用スイッチを押す
ことにより油圧制御弁に作動油圧をオンロードさせたの
ち、スプール操作杆を適宜の方向に傾斜させ、所望の油
圧制御弁のスプールを進退させて作動油圧を変換し、ク
レーンの所定の動作を行わせる。このようなジョイステ
ィック形式の操作は、操作性が極めて良好であり、複合
操作も容易に行うことができる。
従って、従来の積層式油圧制御弁の2系列分に相当す
る機能をもたせるためには、本発明のジョイスティック
操作弁機構を2組必要とする。即ち、ブーム伸縮用に2
個、ウインチ上下用に2個の各油圧制御弁を前後左右に
配設したジョイスティック操作弁機構を1組、ブーム起
伏用に2個、ブーム旋回用に2個の各油圧制御弁を前後
左右に配設したジョイスティック操作弁機構を1組とい
う構成とし、一方のジョイスティック操作弁機構のスプ
ール操作杆を傾けて所望の油圧制御弁のスプールを進退
させ、ブーム伸縮及びウインチ上下の各制御を行い、同
様にして他方のジョイスティック操作弁機構によってブ
ーム起伏及びブーム旋回の各制御を行う。
また、アウトリガジャッキ用としては、一つのアウト
リガーの張出し用とジャッキ用操作のためには1組のジ
ョイスティック操作弁機構で足りる。
なお、前記作動油圧のオンロード用スイッチの位置
は、誤作動を防止し、操作性をさらに向上させるために
次のように定めることが好ましい。
即ち、オンロード用スイッチを押しボタンスイッチ等
とし前記操作杆の把手部に設置し、操作に際して指で押
すことによって作動させたり、あるいはオンロード用ス
イッチをスプール操作杆の下方に設置し、スプール操作
杆の傾斜角度が一定値を超えた時にスイッチを押すこと
によって作動させるようにする。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例を示すブーム伸縮用及び
ウインチ上下用のジョイスティック操作弁機構の分解説
明図(カウンターバランス弁などは図示を省略してい
る)で、ブーム伸縮用方向制御弁1a,1bとウインチ上下
用方向制御弁2a,2bが前後左右に配設され、これらの各
方向制御弁のスプールを押し込むための全周方向に傾斜
自在で、レバー4を有するスプール操作杆(板)3を設
けたもので、全体としては第2図のように組み立てられ
ている。
ブーム伸縮用方向制御弁1aと1bの間には油圧シリンダ
5が介在配備され、レバー4によりスプール操作杆3を
前方に傾けて方向制御弁1aのスプールを押し込むと方向
制御弁1bのスプールが上昇し、各方向制御弁1a,1bの流
路切換えによって油圧シリンダ5がブーム(図示せず)
の伸長動作を行い、逆にレバー4を後方に傾けることに
よって油圧シリンダ5がブームの縮小動作を行う。
一方、ウインチ上下用方向制御弁2aと2bの間には油圧
モータ6が介在配備され、レバー4によりスプール操作
杆3を左方に傾けて方向制御弁2aのスプールを押し込む
と方向制御弁2bのスプールが上昇し、各方向制御弁2a,2
bの流路切換えによって油圧モータ6が回転しウインチ
(図示せず)の巻き上げが行われ、逆にレバー4を右方
に傾けることによってウインチの巻き戻しが行われる。
また、レバー4によってスプール操作杆3を45゜方向
に傾け、ブーム伸縮用方向制御弁1aとウインチ上下用方
向制御弁2aのスプールを同時に押し込んだり、あるいは
ブーム伸縮用方向制御弁1bとウインチ上下用方向制御弁
2bのスプールを同時に押し込むことによって、ブームの
伸長とウインチの巻き上げを同時に、あるいはブームの
縮小とウインチの巻き戻しを同時に行うなど、複合操作
も容易に行うことができる。
さらに、レバー4の把手部にはオンロード用の押しボ
タンスイッチ7が設置され、この押しボタンスイッチ7
を指で押すことにより、油圧源8から前記各方向制御弁
を経由する作動油圧回路に設けられた電磁開閉弁9を閉
にし、各方向制御弁にパイロット油圧をオンロードさせ
る。
従って、前記のジョイスティック操作弁機構2組で、
従来のクレーン積層式油圧制御弁の2系列分に相当する
機能を有する。
図中、10はスプール操作杆3の支点の支承部材、11は
リリーフ弁を示す。
なお、上記実施例は、ブーム伸縮用及びウインチ上下
用のジョイスティック操作弁機構についての例である
が、ブーム起伏用及びブーム旋回用のジョイスティック
操作弁機構についても同様な構成にすることができる。
第3図は、本発明の他の実施例を示すものであり、大
部分は第1図示例と変わるところはないが、オンロード
用スイッチ7′をジョイスティック操作弁機構のスプー
ル操作杆3の下方に適当数設置し、スプール操作杆3の
傾斜角度が一定値を超えた時にスイッチを押すようにし
たものである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、トラッククレー
ンにおける油圧制御弁をジョイスティック操作弁機構と
したことにより、操作性が極めて優れ、複合操作も容易
に達成することができ、形態をコンパクトにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解説明図、第2図は
組立斜視図、第3図は本発明の他の実施例を示す分解説
明図である。 1a,1b……ブーム伸縮用方向制御弁、 2a,2b……ウインチ上下用方向制御弁、3……スプール
操作杆、4……レバー、5……油圧シリンダ、6……油
圧モータ、7……押しボタンスイッチ、7′……オンロ
ード用スイッチ、8……油圧源、9……電磁開閉弁、10
……支承部材、11……リリーフ弁。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クレーン操作用の油圧制御弁を前後左右に
    配設し、これらの油圧制御弁のスプールをスプール操作
    杆で操作するジョイスティック操作弁機構とし、その操
    作部に作動油圧のオンロード用スイッチを設置したこと
    を特徴とするトラッククレーンの操作装置。
  2. 【請求項2】前記作動油圧のオンロード用スイッチを前
    記スプール操作杆の把手部に設置した請求項1記載のト
    ラッククレーンの操作装置。
  3. 【請求項3】前記作動油圧のオンロード用スイッチを前
    記スプール操作杆の傾斜角度が一定値を超えた時に押さ
    れるように設置した請求項1記載のトラッククレーンの
    操作装置。
JP11584790A 1990-05-07 1990-05-07 トラッククレーンの操作装置 Expired - Lifetime JP2857697B2 (ja)

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CN103626036A (zh) * 2013-11-27 2014-03-12 中联重科股份有限公司 随车起重机的操纵系统、随车起重机及随车起重运输车

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