JP2857360B2 - ハニカム状蓄熱体 - Google Patents

ハニカム状蓄熱体

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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のハニカム構
造体を積み重ねてなり、貫通孔から構成される流路に排
ガスと被加熱ガスとを交互に通過させて排ガス中の廃熱
を回収するハニカム状蓄熱体に関し、特に高温の排ガス
に対して好適に使用できるハニカム状蓄熱体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄鋼炉、アルミ溶解炉、ガラス溶
解炉のような一般産業用に用いられる燃焼加熱炉におい
て、燃焼ガスの廃熱を利用し、燃焼用空気を予熱して熱
効率を高めるために使用される蓄熱体としては、特開昭
58−26036号公報に記載の如くセラミック球を利
用するもの、または特開平4−251190号公報に記
載の如くハニカム状の構造体を利用するもの等が知られ
ていた。
【0003】上述した従来の蓄熱体では、まず高温の燃
焼排ガスと球状またはハニカム状の蓄熱体とを接触させ
て蓄熱体中に燃焼排ガスの熱を蓄熱させ、次に低温の被
加熱ガスと蓄熱した蓄熱体とを接触させて被加熱ガスを
加熱することにより、燃焼排ガスの廃熱を効率よく利用
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た蓄熱体のうち、セラミック球を使用する場合には、セ
ラミック球の通気抵抗が大きくなりセラミック球と通気
ガスとの接触面積が小さいため、効果的に熱交換を行う
ことができず、蓄熱体を大きな構成とする必要がある問
題があった。
【0005】一方、蓄熱体をハニカム状にした場合、体
積に比し幾何学的比表面積が大きいため、コンパクトな
大きさで効果的な熱交換を行うことができる。しかしな
がら、一般産業用の燃焼加熱炉の中でもガラス溶解炉、
セラミック焼成炉のように1400℃以上の高温で操炉
されているものについては、従来例にも開示があり一番
良く利用されているコージェライトハニカム構造体を用
いたハニカム状蓄熱体では、コージェライトの軟化温度
が1400℃前後であるため、コージェライトハニカム
構造体が軟化して極端な場合は破壊してしまい、ハニカ
ム状蓄熱体をそのまま使用できない問題があった。
【0006】本発明の目的は上述した課題を解消して、
高温の排ガスに対しても破壊せず効率よく熱交換を行う
ことができるハニカム状蓄熱体を提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のハニカム状蓄熱
体は、複数のハニカム構造体を積み重ねてなり、貫通孔
から構成される流路に排ガスと被加熱ガスとを交互に通
過させて排ガス中の廃熱を回収するハニカム状蓄熱体に
おいて、焼成炉の定常運転時に、ハニカム状蓄熱体が1
250℃以上の温度となる高温部分をアルミニウム−チ
タネートを主結晶相とするハニカム構造体またはアルミ
ニウム−チタネートとムライトとからなるハニカム構造
体から構成するとともに、ハニカム状蓄熱体の低温部分
をコージェライトを主結晶相とするハニカム構造体およ
び/またはムライトを主結晶相とするハニカム構造体か
ら構成することを特徴とするものである。
【0008】上述した構成において、アルミニウム−チ
タネートは使用温度が高くなるに従い化学的に安定にな
り1250℃以上で殆ど分解しなくなるため、ハニカム
状蓄熱体が1250℃以上の温度となる部分をアルミニ
ウム−チタネートを主結晶相とするハニカム構造体で構
成することで、1400℃以上の高温の排ガス中で使用
しても、破壊せず効率よく熱交換を行うことができる。
また、上記アルミニウム−チタネートとして、特公昭6
0−5545号公報や特公昭59−19068号公報に
ある様にMgO、Fe2 3 が固溶したものを使用する
と、熱的安定性が向上するという点で更に好ましいもの
となる。
【0009】一方、アルミニウム−チタネートは110
0℃付近をピークにアルミナとチタニアとに分解し高熱
膨張化するとともに寸法変化を起こし1100〜120
0℃付近の温度域で長時間使用することができないた
め、ハニカム状蓄熱体が1250℃未満の温度となる部
分にアルミニウム−チタネートを主結晶とするハニカム
構造体を使用すると、高膨張化し破壊の危険性が増す為
好ましくない。また、アルミニウム−チタネートは高価
である。そのため、アルニミウム−チタネートの使用が
好ましくない低温部分にはコージェライトを主結晶相と
するハニカム構造体および/またはムライトを主結晶相
とするハニカム構造体を使用する。
【0010】なお、少なくとも高温の排ガスに接する面
の外周部分のハニカム構造体の形状を、中心部分のハニ
カム構造体の形状よりも小さく構成した場合は、ハニカ
ム構造体の外周部分の耐熱衝撃性が向上し、従来同じ形
状のハニカム構造体を使用した場合の温度勾配やそれに
起因する破壊等の欠点を補完できるため、高温の排ガス
に対して使用しても、破壊することなく高効率で熱交換
を行うことができ、好ましい態様となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明のハニカム状蓄熱体
の一例の構成を示す図である。図1において、ハニカム
状蓄熱体1は、直方体形状のハニカム構造体2を、一方
向に貫通孔3から構成される流路が揃うよう複数個積み
重ねて構成されている。図1に示す例において、図中上
方が高温の排ガスに接する面であり、焼成炉の定常運転
時に、1250℃以上の温度となる上方のa部全体をア
ルミニウム−チタネートを主結晶とするハニカム構造体
2により構成するとともに、その下方のb部全体をコー
ジェライトを主結晶相とするハニカム構造体2により構
成されている。
【0012】なお、a部とb部の境界の位置決定は、実
際にダミーのハニカム状蓄熱体を焼成炉の定常運転時に
使用して各部の温度を測定し、蓄熱時および放熱時を問
わず常に1250℃以上の温度になる部分をa部と、蓄
熱時および放熱時に1度でも1250℃未満の温度にな
る部分をb部とした。また、図1に示す例では、すべて
のハニカム構造体2の形状を同一形状としたが、少なく
とも高温の排ガスに接する面の外周部分のハニカム構造
体の形状を、中心部分のハニカム構造体の形状よりも小
さく構成することもできる。
【0013】図2は本発明のハニカム状蓄熱体を使用し
た熱交換体を燃焼加熱炉の燃焼室に設置した例を示す図
である。図2に示す例において、11は燃焼室、12−
1、12−2は図1に示す構造のハニカム状蓄熱体、1
3−1、13−2はハニカム状蓄熱体12−1、12−
2から構成される熱交換体、14−1、14−2は熱交
換体13−1、13−2に設けた燃料投入口である。図
2に示す例において、2個の熱交換体13−1、13−
2を設けたのは、一方が高温の排ガスを流すことにより
蓄熱を行っているとき、同時に他方が低温の被加熱ガス
を加熱できるよう構成して、熱交換を効率的に行うため
である。
【0014】図2に示す例では、まず、図中矢印で示し
たように、予めハニカム状蓄熱体12−1に蓄熱した熱
交換体13−1に被加熱ガスである空気を供給すると同
時に燃料投入口14−1から燃料を投入するとともに、
熱交換体13−2には燃焼室11内の高温の排ガスを通
過させる。この状態で、空気は予熱され燃料とともに燃
焼室11へ供給されるとともに、熱交換体13−2のハ
ニカム状蓄熱体12−2は蓄熱される。
【0015】次に、ガスの流れを切り換えて、図中矢印
と反対方向にガスを流れるようにして、熱交換体13−
2に被加熱ガスである空気を流し燃料投入口14−2か
ら燃料を投入するとともに、熱交換体13−2には燃焼
室11内の高温の排ガスを通過させる。以上の工程を連
続的に繰り返すことにより、熱交換を行うことができ
る。
【0016】
【実施例】以下、実際の例について説明する。実施例1 本発明のアルミニウム−チタネートを主成分とするハニ
カム構造体およびアルミニウム−チタネートとムライト
とからなるハニカム構造体と、比較例としてコージェラ
イト、アルミナ、ムライト、Si含浸SiCからなるハ
ニカム構造体とを準備し、それぞれのハニカム構造体に
ついて、融点、40〜800℃における熱膨張係数、電
気炉スポーリング破壊温度、耐食性を評価した。ここ
で、本発明例の3種のアルミニウム−チタネートハニカ
ム構造体の差異は、化学成分中の不純物の違い及びアル
ミニウム−チタネート結晶量の違いである。
【0017】本発明のハニカム構造体を製造するには、
平均径1〜10μm程度のアルミナ粉末と平均径0.1
〜5μmのチタニア粉末、および必要に応じてムライト
粉末を混合し、さらに有機質バインダと界面活性剤およ
び水を用いてハニカム成形体に成形可能な坏土を得た。
次に、得られた坏土を押し出し成形してハニカム成形体
を得た。得られたハニカム成形体を1400〜1700
℃の焼成温度で焼成してハニカム構造体を得た。なお、
比較例は従来から公知の製造方法に従った。いずれも、
ハニカム構造体の形状は、75mm×75mm×50m
mであった。
【0018】なお、電気炉スポーリング破壊温度は、ハ
ニカム構造体を各温度で電気炉中に1時間保持した後取
り出し空冷しクラックが発生するかどうかを調査し、ク
ラックの発生しなかった最大の温度として求めた。ま
た、耐食性は各例の相対的な評価を記載した。結果を以
下の表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】表1の結果から、本発明例のアルミニウム
−チタネートは3種とも融点が1800℃と高く、また
熱膨張係数も低いことから電気炉スポーリング破壊温度
も他の材料に比べて同等かそれ以上の値を示すことがわ
かった。また、これらの試験結果から、アルミニウム−
チタネートハニカム構造体は高温の激しい条件での蓄熱
体としての使用に好ましいことがわかった。
【0021】実施例2 次に、本発明例および比較例のハニカム状蓄熱体につい
て、実際に使用した時の使用状況を観察した。まず、本
発明例および比較例のハニカム構造体を流路が揃うよう
に積み重ねるとともに、以下の表2に示すように高温側
ハニカム部(a)および低温側ハニカム部(b)の材質
を変えて構成して、図3に示す構造の本発明例および比
較例のハニカム状蓄熱体を準備した。各ハニカム構造体
のサイズは全て同一サイズの75mm×75mm×50
mmであった。なお、本発明例試験No.7におけるア
ルミニウム−チタネートとムライトとの混合物を使用し
た例では、アルミニウム−チタネート:97wt%、ム
ライト:3wt%の混合比率とした。
【0022】準備した本発明例および比較例のハニカム
状蓄熱体に対して、図4に示すような温度変化となるよ
うに吸熱、廃熱を繰り返し行った。ここで、高温排気ガ
ス通過時と冷却空気通過時の温度差は150℃であり、
ハニカム状蓄熱体内部の温度勾配は全長方向(L方向)
に1.8℃/mmであった。そして、図3に示すように
ハニカム構造体の3カ所、すなわち排気側上部A、中間
部(高温部使用ハニカム構造体の下部)B、吸気側(蓄
熱体最下部)Cにおいて、運転時の温度測定を実施し
た。なお、ここで、使用したハニカム状蓄熱体は、吸気
側(蓄熱体最下部)の温度が常に300℃以下となるよ
うに使用温度によって蓄熱体全体の長さ(L寸)を変更
した。これは配管、弁等の装置の保護のためである。測
定結果を以下の表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】表2の結果から、以下のことがわかる。ま
ず、比較例試験No.1及び2は高温部、低温部とも材
質にコージェライトを用いたため、高温部の使用温度1
450℃以上と高い温度条件で使用すると、高温部のハ
ニカム構造体が溶損あるいは軟化してしまい、ハニカム
状蓄熱体としての使用が不適であることがわかった。ま
た、比較例試験No.3はアルミニウム−チタネートハ
ニカム構造体を高温部、低温部ともに使用した例であ
り、中間部Bにおいて、冷却空気が通過する際1080
℃であり高温排ガスが通過する場合でも1230℃の温
度であった。アルミニウム−チタネートは高融点、低膨
張材料であるが、1100℃付近をピークにアルミナと
チタニアに分解して高熱膨張化する。そのため、比較例
試験No.3の例では、中間部Bで温度が1250℃以
上上昇せず、アルミニウム−チタネートの特異な性質に
より熱膨張係数が上昇し低温部で破壊が生じた。
【0025】なお、図5に熱処理温度によるアルミニウ
ム−チタネートハニカム構造体の熱膨張係数の変化を示
す。1100℃〜1250℃では熱膨張係数が著しく上
昇しており耐熱衝撃性に悪影響を与えており、1250
℃以上の温度域では熱膨張係数の著しい上昇も見られず
問題なく使用できることがわかる。
【0026】一方、本発明例試験No.4〜8は、アル
ミニウム−チタネートハニカム構造体またはアルミニウ
ム−チタネートとムライトとの混合物からなるハニカム
構造体を高温側に使用し、低温側にコージェライトハニ
カム構造体またはムライトハニカム構造体を使用した。
そして、ハニカム状蓄熱体の構成としては、アルミニウ
ム−チタネートハニカム構造体またはアルミニウム−チ
タネートとムライトとの混合物からなるハニカム構造体
とコージェライトハニカム構造体との境目の温度、すな
わち中間部Bの温度が吸熱の際の高温排ガス通過時に1
450℃以上にならない様に、また廃熱の際の冷却空気
通過時に1250℃以下にならない様に構成した。ま
た、蓄熱体使用温度によりアルミニウム−チタネートハ
ニカム構造体の使用寸法(L寸)を変え、蓄熱体全体の
寸法(L寸)も変えている。本発明例試験No.4〜8
では、すべて使用状況は良好であり、高温部、低温部の
ハニカム構造体とも異常はなかった。なお、低温側にコ
ージェライトハニカム構造体とムライトハニカム構造体
を混在させた場合には、本発明例試験No.4〜8と同
様に良好な結果を得ることができた。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、アルミニウム−チタネートは使用温度が高く
なるに従い化学的に安定になり1250℃以上で殆ど分
解しなくなるため、ハニカム状蓄熱体が1250℃以上
の温度となる部分をアルミニウム−チタネートを主結晶
相とするハニカム構造体で構成することで、1400℃
以上の高温の排ガス中で使用しても、破壊せず効率よく
熱交換を行うことができるハニカム状蓄熱体を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハニカム状蓄熱体の一例の構成を示す
図である。
【図2】本発明のハニカム状蓄熱体を使用した熱交換体
を燃焼加熱炉の燃焼室に設置した例を示す図である。
【図3】実施例で使用するハニカム状蓄熱体の構成を示
す図である。
【図4】実施例におけるハニカム状蓄熱体の運転時の温
度曲線を示すグラフである。
【図5】アルミニウム−チタネートハニカム構造体の熱
処理による熱膨張係数の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ハニカム状蓄熱体、2 ハニカム構造体、3 貫通
孔、11 燃焼室、12−1、12−2 熱交換体、1
3−1、13−2 ハニカム状蓄熱体、14−1、14
−2 燃料投入口
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F28D 17/02 F23L 15/02 C04B 35/46 F27D 17/00 101 C04B 35/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のハニカム構造体を積み重ねてなり、
    貫通孔から構成される流路に排ガスと被加熱ガスとを交
    互に通過させて排ガス中の廃熱を回収するハニカム状蓄
    熱体において、焼成炉の定常運転時に、ハニカム状蓄熱
    体が1250℃以上の温度となる高温部分をアルミニウ
    ム−チタネートを主結晶相とするハニカム構造体または
    アルミニウム−チタネートとムライトとからなるハニカ
    ム構造体から構成するとともに、ハニカム状蓄熱体の低
    温部分をコージェライトを主結晶相とするハニカム構造
    体および/またはムライトを主結晶相とするハニカム構
    造体から構成することを特徴とするハニカム状蓄熱体。
  2. 【請求項2】少なくとも高温の排ガスに接する面の外周
    部分のハニカム構造体の形状が、中心部分のハニカム構
    造体の形状よりも小さい請求項1記載のハニカム状蓄熱
    体。
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