JP2856481B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

Info

Publication number
JP2856481B2
JP2856481B2 JP2047813A JP4781390A JP2856481B2 JP 2856481 B2 JP2856481 B2 JP 2856481B2 JP 2047813 A JP2047813 A JP 2047813A JP 4781390 A JP4781390 A JP 4781390A JP 2856481 B2 JP2856481 B2 JP 2856481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
sensor
machine room
opening
noise reduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2047813A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03251670A (ja
Inventor
進 猿田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2047813A priority Critical patent/JP2856481B2/ja
Publication of JPH03251670A publication Critical patent/JPH03251670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2856481B2 publication Critical patent/JP2856481B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/12Sound

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、コンプレッサ音を音響的に消音するように
した冷蔵庫に関する。
(従来の技術) コンプレッサを含む冷凍サイクルを搭載した冷蔵庫で
は、コンプレッサに起因する低周波騒音が問題となって
いる。特に1〜2Hzの周期で発生するうなり音が人間に
とって耳障りである。このうなり音はコンプレッサの回
転音とモータの電磁音とのビートによって発生する。第
2図にコンプレッサ音の周波数成分を測定した結果を示
す。この図からうなりのもとになる周波数成分は600Hz
以下の低周波であることが判る。高周波の騒音について
は吸音材を設けることで効果的に消音することができ
る。しかし、低周波の騒音は回折等の理由で吸音材を使
用しただけでは消音することができず、騒音が遠くまで
達する。
そこで、低周波騒音の対策として、波の干渉を利用し
た消音方法が考えられている。すなわち、騒音に対して
同振幅,逆位相の付加音を作成し、この付加音と低周波
の騒音とを干渉させることによって消音する方法であ
る。
第3図に能動消音制御方法を採用した従来の冷蔵庫の
概略構成を示す。冷蔵庫内は高いほうから順に冷凍室2
1,冷蔵室22,野菜室23の3つの部屋で構成されている。
野菜室23の背面部にはダクト形状の機械室24がカバー29
によって形成されている。この機械室24の中には、第4
図に示すように、コンプレッサ25,このコンプレッサ25
に取付けられた振動ピックアップ26,消音用スピーカ27,
消音量評価マイク28が格納されている。機械室カバー29
には放熱用の開口部30が設けられている。この開口部30
は、蒸発皿(不図示)に溜った水が、コンプレッサ25の
発生した熱で気化して発生した水蒸気を外部へ追出すた
めの放出口も兼用している。
このように構成された冷蔵庫では、振動ピックアップ
26でコンプレッサ音が検出され、この検出信号が制御部
(不図示)に導入される。制御部は開口部30の位置にお
いて、コンプレッサ音と同振幅,逆位相の消音用付加音
が消音用スピーカ27から出力されるようにスピーカ27を
能動的に制御する。その結果、開口部30の位置において
はコンプレッサ音が消音される。なお、開口部30の近傍
に設けられた消音量評価マイク28で消音量がモニタさ
れ、その情報が制御部にフィードバックされ、コンプレ
ッサ25の負荷変動による音の変化や、機械室24内の温度
変化に伴う音響伝達特性の変化等で消音効果が低下しな
いように、適応的に消音用フィルタの係数更新が繰り返
される。
このような冷蔵庫では、消音制御を容易にするために
機械室24をダクト構造にする必要がある。しかし、開口
部30以外から音が漏れないように製作するには高い工作
精度が要求される。特に、大量生産する場合にはバラツ
キが生じるので開口部30以外の隙間から音漏れが生じる
のを防ぐことは困難である。したがって、開口部30の位
置で消音しても他の場所から音漏れが生じることがあ
り、消音効果を最大に発揮させることが困難であった。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように能動消音系を組込んだ冷蔵庫では、開口
部だけから音が出ることを想定して消音を行っている
が、実際には開口部以外の隙間から音漏れが生じ、良好
な消音効果が得られないという問題があった。
そこで本発明は、開口部以外からの音漏れもを消音で
きる冷蔵庫を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は、コンプレッ
サを格納したダクト構造の機械室と、この機械室の側壁
に設けられた放熱用の開口部と、前記機械室内に設けら
れて前記コンプレッサ音を検出する第1のセンサと、前
記機械室に設けられた電気音響変換器と、前記第1のセ
ンサの出力を加工した信号で前記電気音響変換器を付勢
して前記開口部における音を消音する能動消音制御系
と、前記開口部近傍に設けられた消音量モニタ用の第2
のセンサと、この第2のセンサと前記第1のセンサの出
力に応じて前記能動消音制御系の制御係数を適応的に更
新する適応制御系とを備えた冷蔵庫において、前記開口
部近傍以外の少なくとも1箇所に漏れ音検出用センサが
設けられており、前記適応制御系は、前記漏れ音検出用
センサで得られた消音量と前記第2のセンサで得られた
消音量とを最大にすべく前記能動消音制御系の制御係数
を適応的に更新するように構成されていることを特徴と
する。
(作 用) 本発明によれば、開口部は勿論のこと開口部以外の隙
間から漏れた音が最小になるような適応制御が行われ
る。
(実施例) 以下、図面を参照しながら実施例を説明する。第1図
には本発明の一実施例に係る冷蔵庫の要部、ここには組
込まれた消音システムの概略構成が示されている。
機械室1内で最も音漏れの多い場所である開口部7a,7
bの近傍には、消音量評価マイク5aが取付けられてい
る。このマイク5aの検出信号Bは制御部14に与えられ
る。さらに、機械室1内で、次に音洩れが多い場所であ
る開口部7a,7bの反対側の側面にも消音量評価マイク5b
が取付けられている。このマイク5bの検出信号Cも制御
部14に与えられる。
機械室1内の壁には消音用の電気音響変換器、例えば
スピーカ4が取付けられており、このスピーカ4は導入
された信号に対応した消音用付加音を発生する。
制御部14はスピーカ4と消音量評価マイク5a,5bとの
間の伝達特性を求める伝達特性評価回路Xと、これらの
伝達特性を基にして音漏れを打消すための消音用付加音
を作成する付加音作成回路Yとで構成されている。
伝達特性評価回路Xは、アダプティブフィルタ9a,9
b、加算器10a,10bおよびホワイトノイズ発生器11から構
成されている。アダプティブフィルタ9aの入力端には検
出信号Bが導入される。アダプティブフィルタ9aの出力
Eは加算器10aのマイナス入力端に与えられる。同様に
アダプティブフィルタ9bの入力端には出力信号Cが導入
され、アダプティブフィルタ9bの出力信号Fは加算器10
bのマイナス入力端に与えられる。また、加算器10a,10b
のプラス入力端にはホワイトノイズ発生器11の出力信号
であるホワイトノイズ信号Dが導入され、加算器10a,10
bから出力された誤差信号H,Iはアダプティブフィルタ9
a,9bの係数調整入力端に与えられる。アダプティブフィ
ルタ9a,9bは、誤差信号H,Iが零になるように係数を調整
する。また、ホワイトノイズ発生器11の出力信号Dはス
イッチ15にも導入される。
付加音作成回路Yは、ウェイティングフィルタ8a,8
b、アダプティブフィルタ9c,9d、加算器10c,10d、係数
演算装置12および消音用フィルタ13で構成されている。
スピーカ4と消音量評価マイク5aとの間の伝達特性G
A1を持ったウェイティングフィルタ8aに検出信号Aが導
入される。このウェイティングフィルタ8aは信号A・G
A1をアダプティブフィルタ9cの入力端に与える。アダプ
ティブフィルタ9cの出力Jは加算器10cのマイナス入力
端に与えられる。また、加算器10cのプラス入力端には
検出信号Bが導入され、この加算器10cで得られた誤差
信号Kがアダプティブフィルタ9cの係数調整入力端に与
えられる。アダプティブフィルタ9cは誤差信号Kが零と
なるように係数を調整する。この調整によってコンプレ
ッサ2とスピーカ4との間の伝達特性ΔG1が求められ
る。この伝達特性ΔG1は、係数演算装置12に与えられ
る。同様に、スピーカ4と消音量評価マイク5b間の伝達
特性GB2を持ったウェイティングフィルタ8bに検出信号
Aが導入される。このウェイティングフィルタ8bはアダ
プティブフィルタ9dの入力端に信号A・GA2を与える。
アダプティブフィルタ9dの出力Lは加算器10dのマイナ
ス入力端に与えられる。加算器10bのプラス入力端には
検出信号Cが導入され、加算器10dで得られた誤差信号
Mはアダプティブフィルタ9dの係数調整入力端に与えら
れる。この調整によってコンプレッサ2とスピーカ4の
間の伝達特性ΔG2が求まる。この伝達特性ΔG2は、係数
演算装置12に与えられる。この係数演算装置12は伝達特
性ΔG1,ΔG2の位相を180度反転させた信号G12を消音用
フィルタ13の係数調整入力端に与える。消音用フィルタ
13の入力端には検出信号Aが導入されている。この消音
用フィルタ13の出力Nはスイッチ15を介してスピーカ4
に与えられる。
次に上記のように構成された制御部の動作を説明す
る。
先ず、コンプレッサ2を停止させた状態で、スイッチ
15を伝達特性評価回路X側に入れ、ホワイトノイズをス
ピーカ4で発生させる。アダプティブフィルタ9a,9b
は、LMSアルゴリズム等を用いて検出信号Bとホワイト
ノイズ信号Dを基にしてスピーカ4と消音量評価マイク
5a,5bとの間の伝達特性GA1,GA2を同定する。この伝達特
性GA1,GA2はウェイティングフィルタ8a,8bにセットされ
る。この後、付加音作成回路Y側にスイッチ15を切替
え、コンプレッサ2を運転状態にする。
付加音作成回路Yは、検出信号Aを消音用フィルタ13
に通して得られた信号Nをスピーカ4に与える。したが
って、スピーカ4が消音用付加音を発生する。この時、
消音用付加音で消音しきれなかった音漏れが消音量評価
マイク5bで検出される。消音量評価マイク5a,5bの検出
信号B,Cがそれぞれ加算器10c,10dに導入される。そし
て、アダプティブフィルタ9a,9bによって開口部7a,7bの
消音量が最大になる伝達特性ΔG1および消音量評価セン
サ5bの設置位置での消音量が最大になる伝達特性G2が求
められる。
係数演算装置12は伝達特性ΔG1,ΔG2にそれぞれ1以
下の正の係数μ1をかけたものを誤差係数(μΔ
G1ΔG2)とし、消音用フィルタ13の係数Gから上
記誤差係数をひき、これを新たな係数(G=G−μΔ
G1−μΔG2)として消音用フィルタ13にセットする。
したがって、消音用フィルタ13は新たな係数で消音信号
Nを発生する。その後、上述した手順で新たに伝達特性
ΔG1,ΔG2を求める。これは消音し残した誤差係数とな
る。そして、再び1以下の正の係数μをかけ、G=G−
μΔG1−μΔG2の計算を行い、消音用フィルタ13の
係数Gの更新を行う。
このような処理が繰返されることで、消音しきれなか
った音の情報が消音用フィルタ13の係数Gにフィードバ
ックされ、機械室1内の音響特性に変動があっても常に
最高の消音量が得られることになる。また、各音漏れ箇
所でモードを持った場合でも、音漏れ箇所の1カ所で消
音するのではなく、音漏れ箇所の各部で消音するように
制御するので全体としては静かになる。
なお、スイッチで切替え制御することによって4つの
アダプティブフィルタを1つに減らすようにしてもよ
い。
[発明の効果] 本発明によれば、開口部のみならず他の箇所での音洩
れも低減できるので、量産性が高い冷蔵庫を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る冷蔵庫に組込まれた消
音システムの概略構成を示す図、第2図,第3図および
第4図は従来例を示すもので、第2図はコンプレッサ音
の周波数成分を示す図、第3図は冷蔵庫の概略構成を示
す図、第4図は機械室の概略構成を示す図である。 1……機械室、2……コンプレッサ、3……振動ピック
アップ、4……スピーカ、5a,5b……消音量評価マイ
ク、6……機械室カバー、7a,7b……開口部、8a,8b……
ウェイティングフィルタ、9a,9b,9c,9d……アダプティ
ブフィルタ、10a,10b,10c,10d……加算器、11……ホワ
イトノイズ発生器、12……係数演算装置、13……消音用
フィルタ、14……制御部、15……スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンプレッサ(2)を格納したダクト構造
    の機械室(1)と、 この機械室の側壁に設けられた放熱用の開口部(7a,7
    b)と、 前記機械室内に設けられて前記コンプレッサ音を検出す
    る第1のセンサ(3)と、 前記機械室に設けられた電気音響変換器(4)と、 前記第1のセンサの出力を加工した信号で前記電気音響
    変換器を付勢して前記開口部における音を消音する能動
    消音制御系(12,13)と、 前記開口部近傍に設けられた消音量モニタ用の第2のセ
    ンサ(5a)と、 この第2のセンサと前記第1のセンサの出力に応じて前
    記能動消音制御系の制御係数を適応的に更新する適応制
    御系(8a,8b,9c,9d,10c,10d)とを備えた冷蔵庫であっ
    て、 前記開口部近傍以外の少なくとも1箇所に漏れ音検出用
    センサ(5b)が設けられており、 前記適応制御系は、前記漏れ音検出用センサで得られた
    消音量と前記第2のセンサで得られた消音量とを最大に
    すべく前記能動消音制御系の制御係数を適応的に更新す
    るように構成されていることを特徴とする冷蔵庫。
JP2047813A 1990-02-28 1990-02-28 冷蔵庫 Expired - Lifetime JP2856481B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2047813A JP2856481B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2047813A JP2856481B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03251670A JPH03251670A (ja) 1991-11-11
JP2856481B2 true JP2856481B2 (ja) 1999-02-10

Family

ID=12785806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2047813A Expired - Lifetime JP2856481B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2856481B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03251670A (ja) 1991-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5499301A (en) Active noise cancelling apparatus
US5117642A (en) Low noise refrigerator and noise control method thereof
JP2685917B2 (ja) 消音装置
US5253486A (en) Silencer attenuating a noise from a noise source to be ventilated and a method for active control of its noise attenuation system
US5127235A (en) Low noise refrigerator and noise control method thereof
JP2856625B2 (ja) 適応形能動消音装置
JP2856481B2 (ja) 冷蔵庫
JP5546795B2 (ja) 対象波低減装置
JP2010276773A5 (ja)
JPH06102886A (ja) 消音装置
JP2530039B2 (ja) 冷蔵庫の消音装置
JPH0694349A (ja) 冷却装置の消音装置
JPH0376500A (ja) 電子消音システム
JP2624858B2 (ja) 冷蔵庫
JP2660110B2 (ja) 消音装置
JPH02225971A (ja) 冷却装置の消音装置
JPH05224680A (ja) 冷却装置の消音装置
JPH0726779B2 (ja) 低騒音冷蔵庫
JPH0573071A (ja) 消音装置
JPH04124576A (ja) 冷却装置の消音装置
JPH09101790A (ja) アクティブ消音装置
JPH03191276A (ja) 低騒音冷蔵庫
JPH04260775A (ja) 冷却装置の消音装置
JPH0737870B2 (ja) 低騒音冷蔵庫
JPH03191280A (ja) 低騒音冷蔵庫