JP2856308B2 - カラー舗装材 - Google Patents
カラー舗装材Info
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- JP2856308B2 JP2856308B2 JP5301420A JP30142093A JP2856308B2 JP 2856308 B2 JP2856308 B2 JP 2856308B2 JP 5301420 A JP5301420 A JP 5301420A JP 30142093 A JP30142093 A JP 30142093A JP 2856308 B2 JP2856308 B2 JP 2856308B2
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- color
- aggregate
- binder resin
- pavement material
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は主として道路のカーブ地
点や坂道等に設けられるすべり止め効果を有するカラー
舗装材に関するものである。
点や坂道等に設けられるすべり止め効果を有するカラー
舗装材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種のカラー舗装は、路面に
プライマーを塗布し乾燥後、バインダー樹脂を塗布し、
その上に骨材を散布し、バインダー樹脂が乾燥して骨材
が結合した後、バインダー樹脂に十分接着していない余
剰の骨材を回収することにより行われており、従来、上
記骨材としてエメリーやセラミックサンド等のカラー骨
材が使用されていた。
プライマーを塗布し乾燥後、バインダー樹脂を塗布し、
その上に骨材を散布し、バインダー樹脂が乾燥して骨材
が結合した後、バインダー樹脂に十分接着していない余
剰の骨材を回収することにより行われており、従来、上
記骨材としてエメリーやセラミックサンド等のカラー骨
材が使用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のカラー舗装材は、骨材の吸水率が低い（エメリー
の場合は０．５〜２．０％、セラミックサンドの場合は
０．５〜１．４％）ので、雨天時に骨材があまり吸水せ
ず舗装の色調にほとんど変化がなく、晴天時と色調がほ
ぼ同様か又はごくわずかに濃色になる程度であった。そ
のために、例えば路面が濡れてすべりやすくなっていて
も、車両運転者に何ら注意を喚起させるものではなかっ
た。
従来のカラー舗装材は、骨材の吸水率が低い（エメリー
の場合は０．５〜２．０％、セラミックサンドの場合は
０．５〜１．４％）ので、雨天時に骨材があまり吸水せ
ず舗装の色調にほとんど変化がなく、晴天時と色調がほ
ぼ同様か又はごくわずかに濃色になる程度であった。そ
のために、例えば路面が濡れてすべりやすくなっていて
も、車両運転者に何ら注意を喚起させるものではなかっ
た。
【０００４】本発明はかかる現状に鑑み、骨材の吸水率
に着目して雨天時に車両運転者に注意を促すことができ
るカラー舗装材を提供するものである。
に着目して雨天時に車両運転者に注意を促すことができ
るカラー舗装材を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は雨天時に色調の変化により車両運転者に注
意を促すようにしたものである。すなわち、本発明カラ
ー舗装材は、酸化珪素、酸化アルミニウムを主成分と
し、吸水率が２．５〜３．５％の天然着色岩石の粉砕片
からなる骨材がバインダー樹脂により結合されてなるも
のである。
め、本発明は雨天時に色調の変化により車両運転者に注
意を促すようにしたものである。すなわち、本発明カラ
ー舗装材は、酸化珪素、酸化アルミニウムを主成分と
し、吸水率が２．５〜３．５％の天然着色岩石の粉砕片
からなる骨材がバインダー樹脂により結合されてなるも
のである。
【０００６】
【作用】雨天時に骨材が吸水し、舗装の色調が淡色から
濃色に変化し、路面が濡れてすべりやすく注意を要する
旨の警告を車両運転者に与えることができる。
濃色に変化し、路面が濡れてすべりやすく注意を要する
旨の警告を車両運転者に与えることができる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明について説
明する。図１は本発明カラー舗装材の一実施例を示す断
面図であって、１は路面、２は路面１上に塗布されたプ
ライマー、３は骨材、４はバインダー樹脂である。骨材
３がプライマー２上に塗布されたバインダー樹脂４によ
り結合されることにより本発明カラー舗装材が形成さ
れ、このカラー舗装材の施工方法は従来方法によればよ
い。
明する。図１は本発明カラー舗装材の一実施例を示す断
面図であって、１は路面、２は路面１上に塗布されたプ
ライマー、３は骨材、４はバインダー樹脂である。骨材
３がプライマー２上に塗布されたバインダー樹脂４によ
り結合されることにより本発明カラー舗装材が形成さ
れ、このカラー舗装材の施工方法は従来方法によればよ
い。
【０００８】骨材３としては、酸化珪素（ＳｉＯ2）が
６０〜７０％、酸化アルミニウム（Ａｌ2Ｏ3）が２０〜
３０％程度の組成を有し、比重が約２．７程度であっ
て、吸水率が２．５〜３．５％と高い天然着色岩石の粉
砕片が使用される。この骨材３の粒径は最大１２ｍｍま
でのものが使用でき、通常は２．５〜５．０ｍｍ程度の
ものが好適に使用される。又、骨材３のバインダー樹脂
４に対する散布量は従来と同様であればよく、例えば６
〜７ｋｇ／ｍ2程度となされている。
６０〜７０％、酸化アルミニウム（Ａｌ2Ｏ3）が２０〜
３０％程度の組成を有し、比重が約２．７程度であっ
て、吸水率が２．５〜３．５％と高い天然着色岩石の粉
砕片が使用される。この骨材３の粒径は最大１２ｍｍま
でのものが使用でき、通常は２．５〜５．０ｍｍ程度の
ものが好適に使用される。又、骨材３のバインダー樹脂
４に対する散布量は従来と同様であればよく、例えば６
〜７ｋｇ／ｍ2程度となされている。
【０００９】バインダー樹脂４としては、エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂等の従来と同様なもの
が使用されればよい。
脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂等の従来と同様なもの
が使用されればよい。
【００１０】次に本発明カラー舗装材と従来のカラー舗
装材の乾燥時と湿潤時の色差を測定し、その結果を表１
に示した。なお、カラー舗装材は、路面に塗布したプラ
イマー上にバインダー樹脂としてエポキシ樹脂を塗布厚
１．５ｍｍとして均一に塗布し、その上に骨材を散布し
て固着し、バインダー樹脂と十分接着していない余剰の
骨材を回収して施工した。
装材の乾燥時と湿潤時の色差を測定し、その結果を表１
に示した。なお、カラー舗装材は、路面に塗布したプラ
イマー上にバインダー樹脂としてエポキシ樹脂を塗布厚
１．５ｍｍとして均一に塗布し、その上に骨材を散布し
て固着し、バインダー樹脂と十分接着していない余剰の
骨材を回収して施工した。
【００１１】又、本発明カラー舗装材は、骨材として上
記天然着色岩石を粉砕した粒径２．５〜５．０ｍｍの赤
色系のものを使用した場合（実施例１）と、実施例１と
同様で緑色系のものを使用した場合（実施例２）につい
て上記色差を測定した。従来のカラー舗装材は、骨材と
して粒径０．５〜５ｍｍの赤色系のセラミックサンドを
使用した場合（比較例１）と、比較例１と同様で緑色系
のものを使用した場合（比較例２）について上記色差を
測定した。
記天然着色岩石を粉砕した粒径２．５〜５．０ｍｍの赤
色系のものを使用した場合（実施例１）と、実施例１と
同様で緑色系のものを使用した場合（実施例２）につい
て上記色差を測定した。従来のカラー舗装材は、骨材と
して粒径０．５〜５ｍｍの赤色系のセラミックサンドを
使用した場合（比較例１）と、比較例１と同様で緑色系
のものを使用した場合（比較例２）について上記色差を
測定した。
【００１２】
【表１】
【００１３】なお、色差は自動式測色試験機により測定
した。
した。
【００１４】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明カラー舗装材
は、吸水率が２．５〜３．５％の天然着色岩石の粉砕片
からなる骨材がバインダー樹脂により結合されているの
で、雨天時に骨材が吸水し、舗装の色調を淡色から濃色
に変化させ、道路のカーブ地点や坂道等において路面が
濡れてすべりやすく注意を要する旨の警告を車両運転者
に与えることができる。しかも、骨材の吸水率が高いこ
とから、上記色調の変化を持続させて注意を促すことが
できる。
は、吸水率が２．５〜３．５％の天然着色岩石の粉砕片
からなる骨材がバインダー樹脂により結合されているの
で、雨天時に骨材が吸水し、舗装の色調を淡色から濃色
に変化させ、道路のカーブ地点や坂道等において路面が
濡れてすべりやすく注意を要する旨の警告を車両運転者
に与えることができる。しかも、骨材の吸水率が高いこ
とから、上記色調の変化を持続させて注意を促すことが
できる。
【００１５】又、吸水によって舗装の色調を変化させる
ことから、道路のカーブ地点や坂道以外の道路、公園等
種々の場所に設けても、雨天時に晴天時とは異なる視感
を与えることができる。
ことから、道路のカーブ地点や坂道以外の道路、公園等
種々の場所に設けても、雨天時に晴天時とは異なる視感
を与えることができる。
【図１】本発明カラー舗装材の一実施例を示す断面図で
ある。
ある。
１ 路面 ２ プライマー ３ 骨材 ４ バインダー樹脂
Claims (1)
- 【請求項１】 酸化珪素、酸化アルミニウムを主成分と
し、吸水率が２．５〜３．５％の天然着色岩石の粉砕片
からなる骨材がバインダー樹脂により結合されてなるカ
ラー舗装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5301420A JP2856308B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | カラー舗装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5301420A JP2856308B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | カラー舗装材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150510A JPH07150510A (ja) | 1995-06-13 |
| JP2856308B2 true JP2856308B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=17896663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5301420A Expired - Fee Related JP2856308B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | カラー舗装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2856308B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100750042B1 (ko) * | 2006-11-24 | 2007-08-16 | 이무성 | 노면미끄럼방지용 메탈 칼라세라믹골제 |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP5301420A patent/JP2856308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07150510A (ja) | 1995-06-13 |
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