JP2856189B2 - Srts法によるクロック再生装置及びクロック再生方法 - Google Patents

Srts法によるクロック再生装置及びクロック再生方法

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JP2856189B2 JP4211897A JP4211897A JP2856189B2 JP 2856189 B2 JP2856189 B2 JP 2856189B2 JP 4211897 A JP4211897 A JP 4211897A JP 4211897 A JP4211897 A JP 4211897A JP 2856189 B2 JP2856189 B2 JP 2856189B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SRTS法による
クロック再生装置及びクロック再生方法に関し、特に非
同期のCBR信号をAAL TypelでATMセル化
して転送する場合に用いるクロックの再生装置及び再生
方法で、SRTS法によりクロック情報を転送した場合
の受信側におけるクロック再生装置及びクロック再生方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】CBR信号をAAL TypelのAT
Mセル化し伝送する場合の送信側のクロック情報を受信
側に転送する方式として、ITU−Tの勧告書I.36
3に記載されているSRTS法(Synchrous
Residual TimeStamp)がある。SR
TS法は、送信側と受信側の装置が同一の同期網に接続
されている場合に使用されたもので、送信元のCBR信
号の一定数のクロックが網クロックの何クロック分に相
当するかのRTS(Residual Time St
amp)情報をATMセルに多重して受信側へ送り、受
信側では受信したRTS情報と網クロックとから送信側
のクロックを再生する方式である。SRTS法では、3
000または3008ビットのCBR信号を8個のAT
Mセルで転送する。この8セル周期において、3000
または3008ビットのCBR信号が、基準とする網ク
ロックの何クロック分に相当するかをカウントし、カウ
ント値の上位ビットは送受信側で既知であるとし、カウ
ント値の下位4ビットをATMセルのCSIビットは送
受信側で既知であるとし、カウント値の下位4ビットを
ATMセルのCSIビットに乗せて転送する。この4ビ
ット情報がRTS情報である。
【0003】図2は送信側のRTS生成回路を示す図,
図3に従来の受信側のRTS情報によりCBR信号のク
ロックを再生するクロック再生回路を示す図である。
【0004】送信側では、図2に示すRTS生成回路に
よりRTS情報を生成する。網クロックを4ビットカウ
ンタ2−1でカウントし、CBR信号クロックはX(X
=3000または3008)分周カウンタ2−2により
3000または3008をカウントする。X分周カウン
タ2−2により3000または3008をカウントす
る。X分周カウンタ2−2は、3000または3008
カウントするラッチ回路2−3に信号を出力し、ラッチ
回路2−3はこの信号で4ビットカウンタ2−1のカウ
ント値4ビットをラッチし出力する。この4ビット信号
がRTS情報となる。つまり、RTS情報は、CBR信
号の3000または3008ビット中に網クロックが何
クロックあったかを示す情報の下位4ビットに相当す
る。RTS情報は、CBR信号とともにATMセルに乗
せられ受信側へと送られる。
【0005】受信側では、図3に示すクロック再生回路
により受信したATMセルより取り出したRTS情報か
らCBR信号のクロックを再生する。受信したRTS情
報は、一端バッファ回路3−1に蓄積され、ゲート回路
3−5からの信号により読み出され、比較回路3−2に
出力される。4ビットカウンタ3−3は、網クロックを
カウントしてそのカウント値を比較回路3−2に出力す
る。比較回路3−2は、バッファ回路3−1からのRT
S情報と4ビットカウンタ3−3の値が一致するとパル
スを出力する。Mm分周カウンタ3−4は、網クロック
をカウントしており、カウント値がMm以上になるとO
N信号をゲート回路3−5に出力し、ゲート回路3−5
からの信号によりカウント値を0に戻される。ここでM
mの値は、RTS値の主要部と呼ばれ、CBR信号の3
000または3008ビットの間に網クロックが何クロ
ックあるかの数の下位4ビットを0にした値である。ゲ
ート回路3−5は、Mm分周カウンタ3−4からON信
号が出力している間のみ比較回路3−2からのパルス信
号を出力する。従って、このゲート回路3−5から出力
されるパルス信号は、網クロックをMmとRTS情報の
和の数をカウントすると出力されるパルス信号は、網ク
ロックをMmとRTS情報の和の数をカウントすると出
力されることになり、CBR信号を3000または30
08分周したパルスになっている。このパルスがPLO
(Phase Looped Oscillator)
回路3−6の基準クロックとして入力されCBR信号の
クロックが再生される。
【0006】尚、従来のSRTS法によりクロック再生
方式として特開平7−66814号公報に記載されてい
る方法もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来のSRTS法
によるクロック再生装置及び再生方法では、図3に示す
ように、CBR信号の3000または3008分周のク
ロックを基準入力としてPLO回路によりCBR信号の
クロックを再生することになる。PLO回路の入力とな
るクロックの分周比が3000または3008と大きい
ため、PLO回路の応答時間が長くなったり、位相雑音
特性が悪くなるという問題点がある。
【0008】また、特開平7−66814号公報でも同
様に比較器、ろ波器および電圧制御発信機より構成され
るPLO回路に入力されるT1、T2の時間間隔のパル
スはCBR信号の3000または3008分周のクロッ
クに相当するので、同様にPLO回路の特定が悪くなる
という問題点がある。
【0009】(発明の目的)本発明の目的は、SRTS
法によりクロック情報を転送するAAL Typelの
伝送方式における、受信側での品質のよりクロックを再
生できるクロック再生装置及びクロック再生方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のSRTS法によ
るクロック再生装置は、非同期のCBR(Consta
nt Bit Rate)信号をAAL Typel
(ATM Adaptation Layer Typ
el)によりATMセル化しSRTS(Synchro
nous Residual Time Stamp)
法によりクロック情報であるRTS(Residual
Time Stamp)をセルに多重化して転送し、
受信側で受信ATMセルに含まれるRTS情報から発信
元のCBR信号のクロックを再生するクロック再生装置
において、前記SRTS法で転送されてきた前記RTS
情報よりRTS差分系列の平均値を求める平均値算出手
段と、その平均値よりN分周時のRTS差分系列を求め
る差分系列算出手段と、前記N分周時のRTS差分系列
よりN分周時のRTS系列を求めるRTS系列生成手段
と、前記送信元のCBR信号のN分周を基準にして前記
N分周時のRTS系列から前記CBR信号のクロックを
再生するクロック再生手段とを備えている。
【0011】本発明のSRTS法によるクロック再生方
法は、非同期のCBR(Ccnstant Bit R
ate)信号をAAL Typel(ATM Adap
tation Layer Typel)によりATM
セル化しSRTS(Synchronous Resi
dual Time Stamp)法によりクロック情
報であるRTS(Residual Time Sta
mp)をセルに多重化して転送し、受信側で受信ATM
セルに含まれるRTS情報から送信元のCBR信号のク
ロックを再生するクロック再生方法において、受信した
RTS情報の差分系列の平均値を算出し、前記RTS情
報の差分系列の平均値より送信元のCBR信号クロック
のN分周時のRTS系列を生成し、前記CBR信号のN
分周クロックを基準にしてCBR信号のクロックを再生
する。
【0012】本発明のSRTS法によるクロック再生装
置は、非同期のCBR(Constant Bit R
ate)信号をAAL Typel(ATM Adap
tation Layer Typel)によりATM
セル化しSRTS(Synchrous Residu
al Time Stamp)法によりクロック情報で
あるRTS(Residual Time Stam
p)をセルに多重化して転送し、受信側で受信ATMセ
ルに含まれるRTS情報から送信元のCBR信号のクロ
ックを再生するクロック再生装置において、前記受信A
TMセルより前記RTS情報を抽出するRTS抽出回路
と、前記RTS情報からその差分系列を求め平均値を求
めるRTS差分系列平均回路と、前記RTS差分系列平
均値より前記CBR信号のクロックをN分周した場合の
N分周RTS差文系列の平均値とRTS値の主要部を求
めるN分周RTS差分系列計算回路と、前記N分周RT
S差分系列の平均値の小数部を加算する小数部加算回路
と、前記N分周RTS差分系列の平均値の整数部と前記
小数部加算回路の桁上がりを加算する整数部加算回路
と、前記整数部加算回路から出力されるN分周RTS差
分系列よりN分周RTS値を出力するN分周RTS生成
回路と、網クロックを16カウントする第1のカウンタ
と、前記N分周RTS生成回路からのN分周RTS値と
前記チビットカウンタからのカウント値を比較して一致
するとパルスを出力する比較回路と、N分周RTS差分
系列計算回路からのN分周時の主要部と受け取り前記網
クロックを前記主要部に対応した数だけカウントすると
「ON」の信号を出力する第2のカウンタと、この第2
のカウンタからの信号が「ON」のときだけ前記比較回
路からのパルス信号を出力するゲート回路と、このゲー
ト回路から入力された信号を前記CBR信号クロックの
N分周のクロックにするPLO回路とを有している。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【0015】図1において、本実施の形態のSRTS法
によるクロック再生方式は、送信側から伝送されたRT
S情報(RTS値)を受信ATMセルから抽出するRT
S抽出回路1−1と、RTS抽出回路1−1からのRT
S値より前回のRTS値と今回のRTS値の差分値を求
め、そのRTS値の差分系列の平均値を求めるRTS差
分系列平均回路1−2と、RTS差分系列平均回路1−
2からの3000または3008分周時のRTS差分系
列の平均値より送信側のCBR信号の周波数を計算する
N分周RTS差分系列計算回路1−3と、RTS要求信
号がくるたびにN分周RTS差分系列の平均値Rnの少
数部と今までの平均値Rnの累計の小数部とを加算して
「1以上」になると「1」を、「1未満」であると
「0」を出力する小数部加算回路1−4と、RTS要求
信号がくるたびにN分周RTS差分系列の平均値Rnの
整数部と小数加算回路1−4からの信号を加算してN分
周時のRTS差分系列の信号を出力する整数加算回路1
−5と、N分周時のRTS差分系列からRTS系列を求
めて出力するN分周RTS生成回路1−6と、網クロッ
クを16カウントする4ビットカウンタ1−8と、N分
周RTS生成回路1−6からのN分周RTS値と4ビッ
トカウンタ1−8からのカウント値を比較して一致する
とパルスを出力する比較回路1−7と、N分周RTS差
分系列計算回路1−3からのN分周時の主要部Mmnを
受け取り網クロックをMmn回カウンとすると「ON」
の信号を出力するMmnカウンタ1−9と、Mmnカウ
ンタ1−9からの信号が「ON」のときだけ比較回路1
−7からのパルス信号を出力するゲート回路1−10
と、ゲート回路1−10から入力された信号をCBR信
号クロックのN分周のクロックにするPLO回路1−1
1とを有して構成している。尚ゲート回路1−10から
の出力はMmnカウンタ1−9をリセットし、小数部加
算回路1−4,整数部加算回路1−5およびN分周RT
S生成回路1−6へ次のN分周RTS系列を要求するR
TS要求信号となっている。
【0016】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0017】ATMセルが受信されるとRTS抽出回路
1−1は、送信側から伝送されたRTS情報を受信AT
Mセルより抽出し、RTS差分系列平均回路1−2へ渡
す。RTS差分系列平均回路1−2は、RTS抽出回路
1−1からのRTS値より前回RTSと今回のRTS値
の差分値を求め、そのRTS値の差分系列の平均値を求
め、N分周RTS差分系列生産回路1−3へ渡す。
【0018】N分周RTS差分系列計算回路1−3で
は、RTS差分系列平均回路1−2からの3000また
は3008分周時のRTS差分系列の平均値より送信側
のCBR信号の周波数を計算する。RTS差分系列平均
回路1−2からの3000または3008分周時のRT
S差分系列の平均値がRa、RTSの主要部がMm、網
クロックの周波数がfbとするとCBR信号の周波数f
cはfc×3000=fb/(Mm+Ra)またはfc
×3008=fb/(Mm+Ra)で求められる。従っ
て、N分周時のRTS差分系列の平均値Rnは、その主
要部Mmnとすると、Mmn+Rn=fb/(fc×
N)で求められる。ここで求められるRnは実数値であ
るので、整数部と小数部に分離し、整数部は整数部加算
回路1−5へ、小数部は小数部加算回路1−4へ渡され
る。小数部加算回路1−4は、RTS要求信号がくるた
びに今までのRnの累計結果の小数部と新しいRnの小
数部を加算していき「1以上」になると「1」を、「1
未満」であると「0」を整数部加算回路1−5へ出力す
る。整数部加算回路1−5は、RTS要求信号がくるた
びにN分周RTS差分系列計算回路1−3からのRnの
整数部小数加算回路1−4からの信号を加算しN分周R
TS生成回路へ渡す。
【0019】ここで、整数部加算回路1−5から出力さ
れる値はN分周時のRTS差分系列になっている。整数
部加算回路1−5よりN分周時のRTS差分系列を受け
取ったN分周RTS生成回路1−6は、N分周時のRT
S差分系列よりN分周時のRTS系列を求め出力する。
N分周時のRTS差分系列をRns1,Rns2,Rn
s3,…、とするとN分周時のRTS系列Rn1,Rn
2,Rn3…は、Rni=(Rnsi−1+Rnsi)
mod1 6で求められる。4ビットカウンタ1−8は
網クロックを16カウントし、そのカウント値を比較回
路1−7へ出力する。比較回路1−7は、N分周RTS
生成回路1−6からのN分周RTS値と4ビットカウン
タ1−8からのカウント値を比較し、一致したらパルス
を出力する。
【0020】Mmnカウンタ1−9はN分周RTS差分
系列計算回路1−3からN分周時の主要部Mmnを受け
取り、網クロックをMmn回カウントしたら「ON」の
信号を出力する。ゲート回路1−10は、Mmnカウン
タ1−9からの信号がONのときだけ、比較回路1−7
からのパルス信号を出力する。このゲート回路1−10
からパルス信号はPLO回路1−11に入力されるとと
もに、Mmnカウンタ1−9のリセットおよび1−4、
1−5、1−6の各回路へ次のN分周RTS系列を要求
するRTS要求信号となる。ゲート回路1−10からの
パルス信号は、網クロックをMmnカウント+N分周R
TS値分をカウントする毎に出力される。PLO回路1
−11に入力される信号はCBR信号クロックのN分周
のクロックにすることができる。
【0021】次に具体的にCBR信号のクロック周波数
が44.736MHzで網クロックが77.76MHz
の場合で16分周のクロックをPLO回路の基準クロッ
クとする場合の動作例について説明する。
【0022】44.736MHzのクロック3008ク
ロック中には、77.76MHzクロックは、77.7
6×3008/44.736=5228.5個あること
になるので、77.76MHzを44.736MHzの
3008クロック毎にカウントしていくと5228.
5、10457(=5228.5×2)、15685.
5=(5228.5×3)、となっていく。従って、図
2に示されるRTS生成回路でATMセルで転送される
RTS値は下位4ビットの整数値であり、RTS値の主
要部は5216であるので12,9,5,2,14,1
1…の系列で転送される。受信したATMセルよりRT
S値を抽出するRTS抽出回路1−1は、この12,
9,5,2,14,11…の系列を抽出することにな
る。RTS差分系列平均回路1−2は、まずこのRTS
系列からその差分値系列を算出する。この場合、差分系
列は、12,13,12,13,…となる。
【0023】次にこの差分系列の平均値を求める。この
場合12.5となる。この12.5がN分周RTS差分
系列計算回路1−3に入力され、まず、CBR信号の周
波数が、77.76×3008/(12.5+521
6)=44.736として求められる。次に16分周時
のRTS値の差分系列の平均値を以下のようにして求め
る。77.76×16/44.736=27.811…
であるので主要部は16であり、RTS差分系列の平均
値は11.811…となる。
【0024】従って、整数部加算回路1−5へ11が、
小数部加算回路1−4へ0.811が渡される。小数部
加算回路1−4では、0.811の加算を繰り返し1以
上になれば整数部加算回路1−5へ1を出力するので、
この場合0,1,1,1,1,0,1,1,1,0……
を出力していく。整数部加算回路1−5は、11と小数
部加算回路1−4の出力を加算するので11,12,1
2,12,12,11,12,12,12,11,……
の系列を出力する。これが16分周時のRTS差分系列
であり、N分周RTS生成回路1−6により16分周の
RTS系列が11,7,3,15,11,6,2,1
4,10,5,…と計算される。
【0025】Mmnカウンタ回路1−9は、N分周RT
S差分系列計算回路1−3で算出された主要部16を受
けとり16カウンタとして動作する。
【0026】従って、ゲート回路1−10から出力され
るパルス信号は、網クロックを27,28,28,2
8,28,27,28,28,28,27,……カウン
トする毎に出力される(平均で27.7クロック毎)。
網クロックは77.76MHzであるので、このパルス
は77.76MHz/27.7=2.807MHzであ
り、44.736MHz16分周クロックとなってい
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、SRTS
法で転送されてきたRTS情報よりRTS情報よりRT
S差分系列の平均値を求める平均値算出手段と、その平
均値よりN分周時のRTS差分系列を求める差分系列算
出手段と、N分周時のRTS差分系列よりN分周時のR
TS系列を求めるRTS系列生成主段と、送信元のCB
R信号のN分周と基準にして前記N分周時のRTS系列
からCBR信号とクロックを再生するクロック再生手段
とを備えていることにより、クロック再生手段のPLO
回路へ入力される基準クロックをN分周クロックにでき
るため、3000または3008分周より小さい分周比
の基準クロックをPLO回路へ入力でき、PLOの特性
が改善され品質のよいクロックを再生することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】送信側のRTS情報生成回路を示すブロック図
である。
【図3】従来の受信側のRTS情報によりCBR信号の
クロックを再生するクロック再生回路を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1−1 RTS抽出回路 1−2 RTS差分系列平均回路 1−3 N分周RTS差分系列計算回路 1−4 小数部加算回路 1−5 整数部加算回路 1−6 N分周RTS生成回路 1−7 比較回路 1−8 4ビットカウンタ 1−9 Mmn分周カウンタ 1−10 ゲート回路 1−11 PLO回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期のCBR(Constant B
    it Rate)信号をAAL Typel(ATM
    Adapt ation Layer Typel)に
    よりATMセル化しSRTS(Synchronous
    Residual Time Stamp)法により
    クロック情報であるRTS(Residual Tim
    e Stamp)をセルに多重化して転送し、受信側で
    受信ATMセルに含まれるRTS情報から発信元のCB
    R信号のクロックを再生するクロック再生装置におい
    て、前記SRTS法で転送されてきた前記RTS情報よ
    りRTS差分系列の平均値を求める平均値算出手段と、
    その平均値よりN分周時のRTS差分系列を求める差分
    系列算出手段と、前記N分周時のRTS差分系列よりN
    分周時のRTS系列を求めるRTS系列生成手段と、前
    記送信元のCBR信号のN分周を基準にして前記N分周
    時のRTS系列から前記CBR信号のクロックを再生す
    るクロック再生手段とを備えていることを特徴とするS
    RTS法によるクロック再生装置。
  2. 【請求項2】 非同期のCBR(Ccnstant B
    it Rate)信号をAAL Typel(ATM
    Adapt ation Layer Typel)に
    よりATMセル化しSRTS(Synchronous
    Residual Time Stamp)法により
    クロック情報であるRTS(Residual Tim
    e Stamp)をセルに多重化して転送し、受信側で
    受信ATMセルに含まれるRTS情報から送信元のCB
    R信号のクロックを再生するクロック再生方法におい
    て、受信したRTS情報の差分系列の平均値を算出し、
    前記RTS情報の差分系列の平均値より送信元のCBR
    信号クロックのN分周時のRTS系列を生成し、前記C
    BR信号のN分周クロックを基準にしてCBR信号のク
    ロックを再生することを特徴とするSRTS法によるク
    ロック再生方法。
  3. 【請求項3】 非同期のCBR(Constant B
    it Rate)信号をAAL Typel(ATM
    Adapt ation Layer Typel)に
    よりATMセル化しSRTS(Synchrous R
    esidual Time Stamp)法によりクロ
    ック情報であるRTS(Residual Time
    Stamp)をセルに多重化して転送し、受信側で受信
    ATMセルに含まれるRTS情報から送信元のCBR信
    号のクロックを再生するクロック再生装置において、前
    記受信ATMセルより前記RTS情報を抽出するRTS
    抽出回路と、前記RTS情報からその差分系列を求め平
    均値を求めるRTS差分系列平均回路と、前記RTS差
    分系列平均値より前記CBR信号のクロックをN分周し
    た場合のN分周RTS差文系列の平均値とRTS値の主
    要部を求めるN分周RTS差分系列計算回路と、前記N
    分周RTS差分系列の平均値の小数部を加算する小数部
    加算回路と、前記N分周RTS差分系列の平均値の整数
    部と前記小数部加算回路の桁上がりを加算する整数部加
    算回路と、前記整数部加算回路から出力されるN分周R
    TS差分系列よりN分周RTS値を出力するN分周RT
    S生成回路と、網クロックを16カウントする第1のカ
    ウンタと、前記N分周RTS生成回路からのN分周RT
    S値と前記チビットカウンタからのカウント値を比較し
    て一致するとパルスを出力する比較回路と、N分周RT
    S差分系列計算回路からのN分周時の主要部と受け取り
    前記網クロックを前記主要部に対応した数だけカウント
    すると「ON」の信号を出力する第2のカウンタと、こ
    の第2のカウンタからの信号が「ON」のときだけ前記
    比較回路からのパルス信号を出力するゲート回路と、こ
    のゲート回路から入力された信号を前記CBR信号クロ
    ックのN分周のクロックにするPLO回路とをすること
    を特徴とするSRTS法によるクロック再生装置。
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