JP2856136B2 - 印刷装置 - Google Patents
印刷装置Info
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- JP2856136B2 JP2856136B2 JP8025588A JP2558896A JP2856136B2 JP 2856136 B2 JP2856136 B2 JP 2856136B2 JP 8025588 A JP8025588 A JP 8025588A JP 2558896 A JP2558896 A JP 2558896A JP 2856136 B2 JP2856136 B2 JP 2856136B2
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Description
に、画像格納用メモリを備え、特定のプリンタ記述言語
からイメージ画像を作成する印刷装置に関する。
における直線描画の方法を図4を参照して説明する。ま
ず、図4(A)に示すように、ホストPCから受信した
直線の始点(X1,Y1)と終点(X2,Y2)とからその描画
したい直線が水平(X)軸、垂直(Y)軸どちらに近い
傾きを持つ直線かを判定する。例えば水平(X)軸に近
い直線53出ある場合には、基本軸をX軸とし、始点X
座標(X1)から終点X座標(X2)までの各ドットについ
て前ドットのY座標(Yn−1)と誤差値から、現ドッ
トのY座標(Yn)を算出する。
同様に演算を行う。
ルゴリズム等が例として挙げられる。このBresenhamア
ルゴリズムは、図4(B)に示すように、描画する直線
の始点から終点までX座標を1づつ増加しながら各X座
標毎にY座標を求めるものである。また、45°方向の
軸を用い、45°付近の直線52について演算を軽減す
る手法も提案されている(例えば、特開平4−3233
25号公報)。
の始点、終点のみが与えられた場合、Bresenhamアルゴ
リズムやその他のアルゴリズムによる直線描画はその直
線を構成するすべてのドットについて位置(座標)を決
定する演算を行っていた。
プリンタ装置がホストPCから直線描画コマンドを受信
した場合、その直線が画像メモリの軸に平行、あるいは
それらと45°の傾きを持つもの以外では、直線の構成
ドット全てに関して、必ずビットイメージに変換するた
めの演算が必要となる。従って、従来例では、同じ傾き
の直線を複数回描画を行う際にも、ドット位置決定の演
算は同じ結果にも関らずそれぞれの直線について演算処
理を行わなければならない。
る演算処理を複数回行うことで描画処理全体の時間の冗
長につながる、という問題点があった。
改善し、特に、画像全体の品質を損なうことなく直線の
描画処理を高速に行うことのできる印刷装置を提供する
ことを、その目的とする。
1の手段(請求項1)として、上位装置から送信された
描画コマンドを受信する受信バッファと、この受信バッ
ファに蓄積された描画コマンドをイメージデータに変換
する描画手段と、この描画手段によって変換されたイメ
ージデータを格納する画像メモリと、この画像メモリに
蓄積されたイメージデータを印刷出力する印刷手段とを
備えている。しかも、描画手段は、受信バッファに蓄積
された直線描画コマンドの始点および終点の2つのパラ
メータに基づいて、画像メモリで直線を構成するドット
について、画像メモリでの基本軸に直交する軸へのドッ
トの移動量を始点から終点まで算出する演算部と、この
演算部によって算出された当該移動量と基本軸と始点お
よび終点と共にラインパターンとして記憶するパターン
キャッシュ部と、このパターンキャッシュ部に蓄積され
たラインパターン又は演算部によって算出された移動量
に基づいて当該直線を描画する直線描画部とを備えてい
る。
前記受信バッファに蓄積された直線描画コマンドによる
直線の始点および終点に基づいて前記パターンキャッシ
ュ部から前記ラインパターンを特定するラインパターン
特定機能を備えた、という構成を採っている。
画コマンドが送信されると、描画手段は、この直線描画
コマンドの始点および終点の2つのパラメータに基づい
て画像メモリに直線を描画する。そして、この直線の基
本軸、始点、終点および基本 軸に直交する軸への始点か
ら終点までのドットの移動量とをラインパターンとして
パターンキャッシュ部に登録する。直線描画部は、パタ
ーンキャッシュ部に蓄積されたラインパターン又は演算
部によって算出された移動量に基づいて当該直線を描画
する。 ラインパターンが種々蓄積されると、直線描画部
は、ラインパターン特定機能により、受信バッファに蓄
積された直線描画コマンドによる直線の始点および終点
に基づいて、パターンキャッシュ部から前記ラインパタ
ーンを特定する。そして、当該ラインパターンが特定さ
れた場合には、直線の描画を行わず、ラインパターンに
より直線を生成する。パターンキャッシュ部に蓄積され
たラインパターンを再利用して直線の描画を行うと、演
算部による直線を構成する各ドット間の移動量を算出す
る処理が不要となる。
を特定する事項に加え、直線描画部が、受信バッファに
蓄積された直線描画コマンドによる直線の長さに基づい
てパターンキャッシュ部に格納されたラインパターンを
複数回繰り返して描画するn倍描画機能を備えた、とい
う構成を採っている。
た目的を達成しようとするものである。
を参照して説明する。
すブロック図である。印刷装置は、上位装置(ホストP
C)1から送信された描画コマンド11aを受信する受
信バッファ11と、この受信バッファ11に蓄積された
描画コマンド11aをイメージデータ12bに変換する
描画手段12と、この描画手段12によって変換された
イメージデータ12bを格納する画像メモリ18と、こ
の画像メモリ18に蓄積されたイメージデータ12bを
印刷出力する印刷手段19とを備えている。
1に蓄積された直線描画コマンドの始点および終点の2
つのパラメータから画像メモリ18での当該直線を構成
する各ドット間の移動量を算出する演算部13と、この
演算部13によって算出された当該移動量を当該直線の
傾きと共にラインパターン14aとして記憶するパター
ンキャッシュ部14と、このパターンキャッシュ部14
に蓄積された移動量又は演算部13によって算出された
移動量に基づいて当該直線を描画する直線描画部15と
を備えている。
れた描画コマンド11aの受信を行う。演算部13は描
画手段12に含まれ、通常はここで画像展開に必要な演
算を行い、その結果から画像メモリ18に描画を行う。
描画手段12では、受信したコマンドのビットイメージ
データ化を行う。直線描画の場合は、受信したパラメー
タの始点、終点座標からイメージデータ12bを作成す
る。
算出した結果を元のコマンドデータと共に格納する場所
である。本実施形態では、複数回同じ傾きを持つ直線を
描画する際にこのラインパターン14aを使用する。
めの図である。図2(A)に示すように、描画手段12
は、始点(X1,Y1)から終点(X2,Y2)までの直線を描
画する。図2(A)に示す例では、縦4ドット,横18
ドットの斜線となる。演算部13は、始点(X1,Y1)を
原点とすると、この原点からのドットの移動量を算出す
る。
して1づつ増加させるときのY軸の値の移動量(移動分
データ)は、以下のようになる。「0,0,0,1,0,0,0,0,1,
0,0,0,1,0,0,0,0」
を示す説明図である。ここでは、「基本軸,X座標のド
ット数,Y座標のドット数,移動分データ,EOD」と
している。
構造で記述すると、図2(C)に示す如くとなる。パタ
ーンキャッシュ部14には、各直線毎に図2(C)に示
す如くのラインパターン14aが蓄積される。
ンパターン14aがパターンキャッシュ部14に格納さ
れているとき、傾きが同一の直線を描画する際には、そ
の長さに応じて、図2(D)に示すようにラインパター
ン14aを数回繰り返して描画することで、直線を描画
する。
ャートを参照して説明する。直線描画コマンドはホスト
PCから始点、終点座標であるパラメータと共に印刷装
置に転送され、一時受信バッファ11に格納された後、
描画手段12に送られる。
点(X2,Y2)の直線のX,Y両方向へのドット数(X2−
X1+1,Y2−Y1+1)から前回以前の直線描画において
今回と同じ傾きの直線の描画を行ったかどうかを判断す
る(ステップS1)。以下、始点座標(X1,Y1)から終
点座標(X2,Y2)までの座標変移量(ドット数)を{X2
−X1+1,Y2−Y1+1}と示す。図2(A)に示す例で
は、{18,4}となる。
特定機能)は、パターンキャッシュ部4に保存したこれ
までの直線描画の際に保存した始点、終点の位置関係の
データと今回描画する直線のデータとを比較することで
行う。また、ここでは傾きの絶対値により判断する。
とし(DX=X2−X1+1;DY=Y2−Y1+1)、今回{n×
DX,n×DY}の直線描画のコマンドを受信したとすると
(n:正の整数)描画手段12は前回の直線と傾きが同
じと判断する。
データと一致しなかった場合(同じ傾きの直線を前回以
前に描画していない場合)は、通常通り直線の全ドット
に関してドット位置決定の演算を演算部13が行い、描
画する(ステップS6,S7)。
又はY)とその直線の始点、終点座標変移DX,DYとドッ
ト数分の移動分データをラインパターン14aとしてパ
ターンキャッシュ部14に順次格納する(ステップS
8)。移動分データ(移動量)とは、演算の基本軸と垂
直の軸(基本軸がX軸の場合、Y軸)方向に現在注目し
ているドットが前ドットから何ドット移動する必要があ
るかを示したデータである。
ンキャッシュ部14に登録されている場合、直線描画に
必要なデータとして移動分データを順次パターンキャッ
シュ部4から読みだし、描画を行う(ステップS3,S
4)。
際は、n倍描画機能により、移動分の読み込みをn回繰
り返す(ステップS5)。
メモリを有する印刷装置において直線描画処理を効率的
に行うことができ、画像全体の品質を損なうことなく描
画処理全体に要する時間を短縮することができる。
ので、これによると、直線描画部が、パターンキャッシ
ュ部に蓄積されたラインパターンを再利用して直線の描
画を行うため、演算部による直線を構成する各ドット間
の移動量を算出する処理が不要となり、従って、直線の
描画処理を高速に行うことができ、さらに、直線描画部
が、描画する直線の傾きに基づいてラインパターンの特
定を行うため、画像全体の品質を損なうことなく、直線
の描画処理を高速に行うことができる従来にない優れた
印刷装置を提供することができる。
ある。
るラインパターンの一例を示す説明図であり、図2
(A)は描画する直線の一例を示す図で、図2(B)は
ラインパターンの構造の一例を示す図で、図2(C)は
実際のラインパターンの一例を示す図で、図2(D)は
ラインパターンを用いて直線を描画した一例を示す図で
ある。
示すフローチャートである。
であり、図4(A)は直線の種類を示す図で、図4
(B)は座標とドットの関係を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 上位装置から送信された描画コマンドを
受信する受信バッファと、この受信バッファに蓄積され
た描画コマンドをイメージデータに変換する描画手段
と、この描画手段によって変換されたイメージデータを
格納する画像メモリと、この画像メモリに蓄積されたイ
メージデータを印刷出力する印刷手段とを備えた印刷装
置において、 前記描画手段が、前記受信バッファに蓄積された直線描
画コマンドの始点および終点の2つのパラメータに基づ
いて、前記画像メモリで直線を構成するドットについ
て、前記画像メモリでの基本軸に直交する軸へのドット
の移動量を前記始点から終点まで算出する演算部と、こ
の演算部によって算出された当該移動量と基本軸と始点
および終点と共にラインパターンとして記憶するパター
ンキャッシュ部と、このパターンキャッシュ部に蓄積さ
れたラインパターン又は前記演算部によって算出された
移動量に基づいて当該直線を描画する直線描画部とを備
え、 前記直線描画部は、前記受信バッファに蓄積された直線
描画コマンドによる直線の始点および終点に基づいて前
記パターンキャッシュ部から前記ラインパターンを特定
するラインパターン特定機能を備えたことを特徴とする
印刷装置。 - 【請求項2】 前記直線描画部が、前記前記受信バッフ
ァに蓄積された直線描画コマンドによる直線の長さに基
づいて前記パターンキャッシュ部に格納されたラインパ
ターンを複数回繰り返して描画するn倍描画機能を備え
たことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8025588A JP2856136B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8025588A JP2856136B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09218960A JPH09218960A (ja) | 1997-08-19 |
JP2856136B2 true JP2856136B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=12170080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8025588A Expired - Fee Related JP2856136B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2856136B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62109182A (ja) * | 1985-11-07 | 1987-05-20 | Fujitsu Ltd | 高速直線描画方式 |
JPS62271187A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-25 | Fujitsu Ltd | ベクトル描画方式 |
JPS6381581A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 描画装置 |
JPH01175087A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-11 | Fujitsu Ltd | 画像表示装置 |
JPH033084A (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-09 | Ricoh Co Ltd | 直線描画方法 |
JPH04373086A (ja) * | 1991-06-21 | 1992-12-25 | Toshiba Corp | 直線描画方式 |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP8025588A patent/JP2856136B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09218960A (ja) | 1997-08-19 |
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