JP2855765B2 - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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JP2855765B2
JP2855765B2 JP2078129A JP7812990A JP2855765B2 JP 2855765 B2 JP2855765 B2 JP 2855765B2 JP 2078129 A JP2078129 A JP 2078129A JP 7812990 A JP7812990 A JP 7812990A JP 2855765 B2 JP2855765 B2 JP 2855765B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は映像信号処理回路に関し、特に映像信号中の
同期信号先端部分を一定電位にクランプする映像信号処
理回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば家庭用映像磁気記録再生装置(以下VTR
を略す)において、映像信号の輝度レベルが記録、再生
時に変動しないようにするため、映像信号中の水平同期
信号の先端部(以下シンクチップと略す)を所定の直流
電位にクランプする映像信号処理回路が使用されてい
る。
第4図は映像信号処理回路の従来例のブロック図であ
る。
VTRの再生時、FM変調された映像信号は、信号処理回
路1により映像信号に復調された後、クランプ回路2、
信号処理回路3を介し、レベルシフト回路9に入力され
る。レベルシフト回路9、出力回路10、比較器12、およ
び平滑回路11は負帰還型のクランプ回路13を構成してお
り、出力回路10の出力点より映像信号を出力する。
クランプ回路13の動作について説明する。出力回路10
の出力映像信号中のシンクチップレベルと、予め設定さ
れた直流電位とを比較器12で比較する。この時、比較器
12を水平同期信号期間のみ動作させるためクランプ回路
2の出力よりローパスフィルタ(以下LPFと略す)4、
同期信号分離回路5を介して生成される水平同期パルス
により、比較器12に対して動作点を与える。比較器12に
より、映像信号中のシンクチップレベルと所定の直流電
位とを比較し、その出力を平滑回路11で平滑した後レベ
ルシフト回路9に対する直流レベルシフト量制御信号と
して用いる。すなわち、出力映像信号中のシンクチップ
レベルが所定の直流電位よりも高い場合は、レベルシフ
ト回路9がシンクチップレベルを低くするように、ま
た、出力信号中のシンクチップレベルが所定の直流電位
よりも低い場合は、レベルシフト回路9がシンクチップ
レベルを高くするように制御する。このようにして、出
力映像信号のシンクチップレベルは、一定電流電位に保
たれる。
第5図は第4図の従来例の動作を示す波形図である。
同図(a)は信号処理回路1の出力、同図(b)はLPF4
の出力、同図(c)は同期信号分離回路5の出力(水平
同期パルス)、同図(d)は比較器12に対して動作点を
与えるために遅延調整が行なわれた水平同期パルス、同
図(e)は出力回路10の出力を示す。同期信号分離回路
5はLPF4により遅延された映像信号中の水平同期信号部
を、VTHなる比較値と比較し、入力信号の直流電位が、V
TH以下になる期間、第5図(c)に示したパルスを発生
させている。このパルス発生期間、クランプ回路2は、
入力映像信号を予め定められたVcなる直流電位にクラン
プし、出力する。同様に、比較器12を動作させ、クラン
プ回路13により出力回路10からの映像信号出力のシンク
チップレベルを、予め定められたVc1なる直流電位にク
ランプさせる。ここで、同期信号分離回路5の出力水平
同期パルスと出力回路10の出力映像信号との遅延(第5
図(d)中△T)を合わせるため、同期信号分離回路5
の出力点と比較器12の入力点の間に遅延回路14が設けら
れ、タイミング調整が行なわれる。ここで、VTRの場
合、信号処理回路1ではFM復調処理等が行なわれ、また
信号処理回路3では、ディエンファシス処理等が行なわ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の映像信号処理回路では、クランプ回路
13を構成する比較器12に動作点を与える同期信号分離回
路5による水平同期パルスを安定的に発生させるため
に、映像信号中の水平同期パルス部分を所定レベルVTH
においてスライスする前にLPF4により映像信号を遅延さ
せているので、第5図(c)に示すように、同期信号分
離回路5の出力水平同期パルスも遅延するため、クラン
プ回路13は、入力される映像信号中のシンクチップレベ
ルのみクランプするだけでなく、バックポーチの一部も
同様にクランプしてしまい、映像信号を損傷させ、この
時、出力回路10の出力映像信号のバックポーチには、色
副搬送波基準信号(カラーバースト信号)が重畳されて
おり、カラーバースト信号に対しても影響をおよぼし、
正確な映像信号の再現ができないという欠点がある。
本発明の目的は、映像信号のバックポーチを損傷する
ことなく、クランプ動作を行なう映像信号処理回路を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の映像信号処理回路は、 映像信号が入力されるクランプ回路と、 該クランプ回路の出力が入力されるローパスフィルタ
と、 該ローパスフィルタの出力を入力とし、映像信号中よ
り水平同期パルスを検出する同期信号分離回路と、 前記ローパスフィルタの入力信号と出力信号の差分を
とる減算器と、 遅延回路と、 同期信号分離回路から水平同期パルスが出力されてい
る間動作し、前記差分を、クランプ回路におけるシンク
チップクランプ電位より小さな所定の第1の直流電位と
比較する第1の比較器と、 入力が同期信号分離回路の出力に接続され、出力がク
ランプ回路の制御入力と遅延回路の入力に接続され、第
1の比較器により制御され、第1の直流電位が前記比較
値より小さいときオフし同期分離回路の出力である水平
同期パルスを遮断するスイッチ回路と、 クランプ回路の出力を入力とするレベルシフト回路
と、 レベルシフト回路の出力を出力する出力回路と、 遅延回路から水平同期パルスが出力されている間動作
し、出力回路の出力映像信号中のシンクチップレベルを
所定の第2の直流電位と比較する第2の比較器と、 第2の比較器の比較出力を平滑し、出力映像信号中の
シンクチップレベルが第2の直流電位よりも高い場合は
レベルシフト回路がシンクレベルを小さくするように、
出力映像信号中のシンクチップレベルの第2の直流電位
よりも低い場合はレベルシフト回路がシンクチップレベ
ルを高くするようにレベルシフト回路を制御する平滑回
路とを有する。
〔作用〕
本発明は、同期信号分離回路の前段におかれたLPFに
より入力映像中の水平同期信号部分に対して、遅延され
て発生する水平同期パルスを用いて、出力映像信号にシ
ンクチップクランプ動作を行なう際、水平同期パルスの
遅延量を検出し、かかる遅延期間クランプ回路に対する
水平同期パルスを遮断するものである。
〔実 施 例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例の映像信号処理回路を
示すブロック図である。
第1図において、第3図の従来例と同じ機能を示すも
の対しては同一番号が付してある。従来例との相違点に
ついて説明する。減算器6はLPF4の入力信号と出力信号
の差分をとる。比較器7は同期信号分離回路5から水平
同期パルスが出力されている間動作し、前記差分を、ク
ランプ回路2におけるシンクチップクランプ電位Vcに対
してVTH1<Vcなる直流レベルVTH1と比較する。スイッチ
回路8は、入力が同期信号分離回路5の出力に接続さ
れ、出力がクランプ回路2の制御入力と遅延回路14の入
力に接続され、比較器7により制御され、前記差分が直
流レベルVTH1より小さい間オフして同期分離回路5の出
力である水平同期パルスを遮断する。遅延回路14の出力
は、クランプ回路13を構成する比較器12の制御入力に入
力され、遅延回路14の出力によって、比較器12は従属的
に動作する。すなわち、比較器12は、遅延回路14により
所定量遅延されたスイッチ回路8からの水平同期パルス
が発生している期間のみ、比較動作を行なう。
第2図は、第1図の実施例の動作を示す波形図であ
る。第2図(a)は信号処理回路1の出力、第2図
(b)はLPF4の出力、第2図(c)は減算器6の出力、
第2図(d)は同期信号分離回路5の出力、第2図
(e)は比較器7の出力、第2図(f)はスイッチ回路
8の出力、第2図(g)は遅延回路14の出力、第2図
(h)は出力回路10の出力、すなわちクランプ回路13の
出力を示す。
比較器7により水平同期パルスの入力映像信号中の水
平同期信号の後縁部に対する遅延期間が検出され(第2
図(e))、この比較器7の比較出力により、スイッチ
回路8を制御し、前記遅延期間の間、クランプ回路2お
よび遅延回路14に対する水平同期パルスが遮断されるの
で、遅延回路14の出力を制御信号とする比較器12を含む
クランプ回路13は、入力される映像信号のバックポーチ
期間にかかる範囲でクランプ動作を行なわない。
第3図は本発明をVTRの再生時および記録時のEEモニ
タ時に共用できるようにした第2の実施例のブロック図
である。
クランプ回路13の入力点にスイッチ回路17が設けら
れ、再生時には、スイッチ回路17を“再生”側に選択
し、再生系信号処理回路15からの再生映像信号をクラン
プ回路13に入力し、記録時には、スイッチ回路17を“EE
(記録)”側に選択し、EE系信号処理回路16により処理
された映像記録信号をクランプ回路13を介して、EEモニ
タ信号とする。以上のように信号処理経路を変えること
により、両モードで同一のクランプ回路を使用すること
ができる。
なお、本発明はVTRにおける映像信号処理のみなら
ず、他の映像分野においても同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、映像信号の水平同期信
号後縁部と水平同期パルスとの遅延検出を行ない、この
出力により、クランプ回路のクランプ動作を停止させる
ことにより、映像信号バックポーチを損傷することな
く、クランプ動作が実現でき、従って輝度信号のレベル
変動を防ぐのみならずバックポーチ部部に重畳されるカ
ラーバースト信号に対する影響もなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の映像信号処理回路を示
すブロック図、第2図は第1図の実施例の動作を示す波
形図、第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック
図、第4図は従来例を示すブロック図、第5図は第4図
の従来例の動作を示す波形図である。 1,3……信号処理回路、 2,13……クランプ回路、 4……LPF、 5……同期信号分離回路、 6……減算器、 7,12……比較器、 8,17……スイッチ回路、 9……レベルシフト回路、 10……出力回路、 11……平滑回路、 14……遅延回路、 15,18……再生系信号処理回路、 16……EE系信号処理回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号が入力されるクランプ回路と、 該クランプ回路の出力が入力されるローパスフィルタ
    と、 該ローパスフィルタの出力を入力とし、映像信号中より
    水平同期パルスを検出する同期信号分離回路と、 前記ローパスフィルタの入力信号と出力信号の差分をと
    る減算器と、 遅延回路と、 同期信号分離回路から水平同期パルスが出力されている
    間動作し、前記差分を、クランプ回路におけるシンクチ
    ップクランプ電位より小さな所定の第1の直流電位と比
    較する第1の比較器と、 入力が同期信号分離回路の出力に接続され、出力がクラ
    ンプ回路の制御入力と遅延回路の入力に接続され、第1
    の比較器により制御され、第1の直流電位より小さいと
    きオフし同期分離回路の出力である水平同期パルスを遮
    断するスイッチ回路と、 クランプ回路の出力を入力とするレベルシフト回路と、 レベルシフト回路の出力を出力する出力回路と、 遅延回路から水平同期パルスが出力されている間動作
    し、出力回路の出力映像信号中のシンクチップレベルを
    所定の第2の直流電位と比較する第2の比較器と、 第2の比較器の比較出力を平滑し、出力映像信号中のシ
    ンクチップレベルが第2の直流電位よりも高い場合はレ
    ベルシフト回路がシンクレベルを小さくするように、出
    力映像信号中のシンクチップレベルの第2の直流電位よ
    りも低い場合はレベルシフト回路がシンクチップレベル
    を高くするようにレベルシフト回路を制御する平滑回路
    とを有する映像信号処理回路。
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