JP3054573B2 - 輝度信号処理回路 - Google Patents

輝度信号処理回路

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JP3054573B2
JP3054573B2 JP7071987A JP7198795A JP3054573B2 JP 3054573 B2 JP3054573 B2 JP 3054573B2 JP 7071987 A JP7071987 A JP 7071987A JP 7198795 A JP7198795 A JP 7198795A JP 3054573 B2 JP3054573 B2 JP 3054573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用VTRの記録時
に使用される輝度信号処理回路に関するもので、特に輝
度信号のAGC(レベル自動調整)と水平同期信号の同
期分離が同時に正しく動作できるようにした輝度信号処
理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用VTRでは記録時にベースバンド
の輝度信号をFM変調して記録する。その処理を行う輝
度信号処理回路ではベースバンドの輝度信号にAGCを
施してレベルを一定にしてからFM変調を行う必要があ
る。一方、AGCによりレベルの揃った輝度信号からは
水平同期信号を取り出す必要がある。その為にレベルの
揃った輝度信号をクランプして直流レベルを一定にす
る。そして、直流レベルが揃った輝度信号と基準電圧と
をレベル比較して水平同期信号を取り出すようにしてい
る。
【0003】図2は、その様子を示す波形図である。
今、クランプして直流レベルが一定に揃った輝度信号と
して図2(a)の信号が発生していたとする。図2
(a)のHは、水平同期信号期間を示している。そこ
で、図2(a)の一点鎖線の基準電圧レベルを有するコ
ンパレータに輝度信号を印加すれば、図2(b)の水平
同期信号が得られる。図2(b)の時刻t1の立ち下が
り信号が遅延されて図2(c)のようになる。図2
(c)の信号はキードパルスと呼ばれ、元の輝度信号と
加算される。
【0004】図2(d)は、キードパルスが重畳された
輝度信号を示すもので、図2(c)のキードパルスを時
間方向に縮小して書いている。キードパルスは、輝度信
号成分が存在しない部分に重畳されている。又、キード
パルスの振幅は、水平同期信号の振幅を示すことにな
り、これは即ち輝度信号の振幅を示すことになる。従っ
て、キードパルスを図2(d)のように点線でピーク検
波すれば、輝度信号の振幅が分かり、AGC増幅器によ
り輝度信号の振幅を一定に調整できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2(a)
の水平同期信号は、図示のようにその立ち下がりと立ち
上がりにおいて僅かながら時間を要してしまう。又一
方、図2(a)の輝度信号のレベルは、様々な原因によ
り上下に変動した。この上下の変動が生ずると、図2
(b)のパルスのタイミングが時間的に前後してしま
う。
【0006】例えば、同期信号のレベルが中継や、記録
再生によりつぶれた場合図2(a)の一点鎖線の基準電
圧レベルが相対的に高くなり、図2(b)の立ち下がり
時刻t1は、右にずれる。すると、図2(d)のキード
パルスは、右にずれてしまう。すると、キードパルスが
映像信号のスタート位置に及んでしまい、図2(e)の
ようにキードパルスが映像信号に加算されてしまう。こ
のため、図2(e)の点線のようにピーク検波が行われ
ると、過大な輝度信号が到来していると誤判別されてし
まう。そのため、図2(a)の一点鎖線のレベルを下げ
ることが望まれる。しかしながら、図2(a)の一点鎖
線のレベルをあまり下げると、輝度信号にサグが生じて
輝度信号の同期下端レベルが上昇してしまった場合など
には、輝度信号がスレッショルドレベルにかからなくな
ってしまう、という問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、輝度信号の振幅を制御信号に応じて
制御するAGC増幅器と、該AGC増幅器の出力信号を
クランプするクランプ回路と、該クランプ回路の出力信
号と第1基準電圧とを比較しキードパルスとして利用さ
れる第1の同期分離出力を発生する第1同期分離回路
と、前記クランプ回路の出力信号と第2基準電圧とを比
較し第2の同期分離出力を発生する第2同期分離回路
と、前記第1同期分離回路からのキードパルスと前記A
GC増幅器からの輝度信号とを加算する加算回路と、該
加算回路の出力信号をピーク検波するピーク検波回路
と、該ピーク検波回路の出力信号を平滑し前記AGC増
幅器に前記制御信号を印加する平滑回路とを備えること
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、クランプ回路の出力信号と第
1基準電圧とを比較しキードパルスとして利用される第
1の同期分離出力を発生する第1同期分離回路の前記第
1基準電圧は、同期信号の先端(シンクチップレベル)
に近いレベルに設定する。又、クランプ回路の出力信号
と第2基準電圧とを比較し第2の同期分離出力を発生す
る第2同期分離回路の前記第2基準電圧は、同期信号の
先端から離れたレベルに設定する。
【0009】そのため、キードパルスは、映像信号のス
タート位置に対して十分前に位置させることができると
ともに、安定して水平同期分離出力を得ることができ
る。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の輝度信号処理回路を示すも
ので、(1)は、入力端子(2)からの輝度信号の振幅
を制御信号に応じて制御するAGC増幅器、(3)は高
周波成分を除去するLPF、(4)はAGC増幅器
(1)からの出力信号を同期信号の先端(シンクチップ
レベル)で基準電源(5)の基準電圧Vrefにクラン
プするクランプ回路、(6)は該クランプ回路(4)の
出力信号と第1基準電圧とを比較しキードパルスとして
利用される第1の同期分離出力を発生する第1同期分離
回路、(7)は前記クランプ回路(4)の出力信号と第
2基準電圧とを比較し第2の同期分離出力を発生する第
2同期分離回路、(8)は前記第1同期分離回路(6)
からのキードパルスを遅延する遅延回路、(9)はキー
ドパルスのパルス幅を定めるモノマルチ(単安定マルチ
バイブレータ)、(10)は該モノマルチ(9)の出力
信号と前記AGC増幅器(1)からの輝度信号とを加算
する加算回路、(11)は該加算回路(10)の出力信
号をピーク検波するピーク検波回路、(12)はピーク
検波回路(11)の出力電圧とクランプ用の基準電源
(5)の基準電圧Vrefとをオフセットをもってレベ
ル比較し、前記基準電圧Vrefに対して一定レベルの
輝度信号が発生するための比較出力を発生するコンパレ
ータ、(13)は該コンパレータ(12)の出力信号を
平滑し前記AGC増幅器(1)に利得調整用の制御信号
を印加する平滑回路である。
【0011】入力端子(2)からの輝度信号は、AGC
増幅器(1)を介して、LPF(3)に印加され水平同
期信号の先端などにインパルス状に発生している高周波
成分が除去される。LPF(3)からの輝度信号は、ク
ランプ回路(4)で同期信号の先端が基準電源(5)の
基準電圧Vrefにクランプされる。クランプされた輝
度信号は、第1及び第2同期分離回路(6)及び(7)
に印加され、異なる基準電圧レベルで比較検出が行われ
る。
【0012】即ち、第1同期分離回路(6)は、キード
パルスを検出する目的なので、第1基準電圧V1のレベ
ルは、図3(a)の2点鎖線のように同期先端に近く設
定する。その為、第1同期分離回路(6)からは図3
(b)のパルスが発生する。図3(b)のパルスは、図
示のように映像スタート位置から比較的離れたところに
位置することになる。
【0013】図3(b)のパルスの立ち下がり時刻t2
に応じて、図1の遅延回路(8)は遅延を行い、図3
(c)の時刻t3にトリガーパルスをモノマルチ(9)
に印加する。すると、モノマルチ(9)は、パルス幅T
の図3(c)のパルスを出力する。図3(c)のパルス
は、キードパルスとしてAGC増幅器(1)からの輝度
信号と加算されるが、上述のようにキードパルスを映像
スタート位置から比較的離れたところに位置できるの
で、キードパルスと輝度信号が重なることはない。
【0014】次に、第2同期分離回路(7)は、水平同
期信号を検出する目的なので、第2基準電圧V2のレベ
ルは、図3(a)の3点鎖線のようにペデスタルレベル
近くに設定する。その為、第2同期分離回路(7)の出
力端子(14)には図3(d)のパルスが発生する。出
力端子(14)からの水平同期信号は、クロマ信号処理
回路等に印加される。
【0015】第2基準電圧V2のレベルを図3(a)の
3点鎖線のようにペデスタルレベル近くに設定すれば、
輝度信号にサグが生じて輝度信号のレベルが上昇してし
まった場合などでも安定して同期分離ができる。従っ
て、加算回路(10)の出力信号は、図2(d)のよう
になりピーク検波回路(11)に印加され、同図の点線
のように検波される。検波された信号は、コンパレータ
(12)で基準電源(5)の基準電圧Vrefに対して
一定のオフセットレベルを持ったレベルとなるように平
滑回路(13)、AGC増幅器(1)のループが働く。
この為、出力端子(15)にはAGCの施された輝度信
号が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、キー
ドパルスとして利用される第1の同期分離出力を発生す
る第1同期分離回路の第1基準電圧は、同期信号の先端
に近いレベルに設定し、第2の同期分離出力を発生する
第2同期分離回路の第2基準電圧は、同期信号の先端か
ら離れたレベルに設定しているので、キードパルスが映
像信号のスタート位置に及ぶことがないとともにサグな
どの影響をうけても安定に水平同期信号の分離を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輝度信号処理回路を示すブロック図で
ある。
【図2】従来の輝度信号処理回路の同期分離動作を示す
波形図である。
【図3】本発明の輝度信号処理回路の同期分離動作を示
す波形図である。 (1) AGC増幅器 (4) クランプ回路 (6) 第1同期分離回路 (7) 第2同期分離回路 (10) 加算回路 (11) ピーク検波回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号の振幅を制御信号に応じて制御
    するAGC増幅器と、 該AGC増幅器の出力信号をクランプするクランプ回路
    と、 該クランプ回路の出力信号と第1基準電圧とを比較しキ
    ードパルスとして利用される第1の同期分離出力を発生
    する第1同期分離回路と、 前記クランプ回路の出力信号と第2基準電圧とを比較し
    第2の同期分離出力を発生する第2同期分離回路と、 前記第1同期分離回路からのキードパルスと前記AGC
    増幅器からの輝度信号とを加算する加算回路と、 該加算回路の出力信号をピーク検波するピーク検波回路
    と、 該ピーク検波回路の出力信号を平滑し前記AGC増幅器
    に前記制御信号を印加する平滑回路とを備えることを特
    徴とする輝度信号処理回路。
  2. 【請求項2】輝度信号の振幅を制御信号に応じて制御す
    るAGC増幅器と、 該AGC増幅器の出力信号をクランプするクランプ回路
    と、 該クランプ回路の出力信号と第1基準電圧とを比較しキ
    ードパルスとして利用される第1の同期分離出力を発生
    する第1同期分離回路と、 前記クランプ回路の出力信号と第2基準電圧とを比較し
    第2の同期分離出力を発生する第2同期分離回路と、 前記第1同期分離回路からのキードパルスを遅延する遅
    延回路と、 該遅延回路の出力信号と前記AGC増幅器からの輝度信
    号とを加算する加算回路と、 該加算回路の出力信号をピーク検波するピーク検波回路
    と、 該ピーク検波回路の出力信号を平滑し前記AGC増幅器
    に前記制御信号を印加する平滑回路とを備えることを特
    徴とする輝度信号処理回路。
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