JP2855757B2 - 小型プリンタ - Google Patents

小型プリンタ

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JP2855757B2
JP2855757B2 JP5402990A JP5402990A JP2855757B2 JP 2855757 B2 JP2855757 B2 JP 2855757B2 JP 5402990 A JP5402990 A JP 5402990A JP 5402990 A JP5402990 A JP 5402990A JP 2855757 B2 JP2855757 B2 JP 2855757B2
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JP
Japan
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electrode plate
selection claw
claw
selection
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徳安 大塩
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、小型プリンタに関する。
[従来の技術] 従来の技術は第2図に示すように、活字輪2に配設さ
れた活字2bに対応するラチェット2aに係合し、所望の活
字を選択する選択爪1、および該選択爪を支持する選択
爪軸5と、選択爪1を矢印B方向に作動せしめるための
トリガーコイル7,極板3,プラスチック・銅箔等の非磁性
体で厚さ0.25mmのスペーサ4,永久磁石6から成る文字選
択機構において、選択爪1を永久磁石6の磁力により、
極板の一部に突き出し部を設けない極板3のスペーサ部
4へ吸着させ待機状態としていた。
[発明が解決しようとする課題] 前述の状態からプリンタを作動させると、プリンタ作
動時の振動により、選択爪1が矢印B方向に作動してし
まい、所望の文字以外で選択爪1aの状態となり、該選択
をするという問題を有していた。
また、スペーサ4の材質が銅箔の場合は、極板3との
接合方法に、スポット溶接を用いるため、スペーサ4と
極板3との密着性が悪くなり、選択爪1の待機保持力が
低下するという問題と、スペーサ4の材質が銅箔のた
め、スペーサ4の選択爪1との接触部が耐久的に摩耗す
るという問題を有していた。更に選択爪の飛行特性も安
定しなかった。
更にスペーサ4の材質がプラスチックの場合では厚さ
0.25mm以下にすると、成型時に樹脂の流れが悪くなり、
成型できないという問題を有していた。
[課題を解決するための手段] 本発明の小型プリンタは、外周に活字を備え、該活字
の各々に対応するラチェットを有し回転する活字輪と、
ラチェットに係合し、活字を選択する選択爪を備えたプ
リンタにおいて、永久磁石のN極及びS極の側に磁気的
に結合され互いに対向して配置された第1の極板及び第
2の極板と、第1の極板若しくは第2の極板に吸引され
る磁性材の吸引部とを備えた選択爪と、一方の極板に吸
引されている吸引部を他方の極板側に移動させ、レバー
を駆動する電磁石とを有し、第1の極板の吸引部を吸引
する位置に、吸引部側に突出する突出部を設けると共
に、吸引部が接触する面に樹脂で形成されたスペーサを
設けたことを特徴とする。
また、選択爪とラチェットの係合が外れた待機位置で
は、吸引部が、一方の極板に吸引されスペーサに当接し
ていることを特徴とする。
[作用] 本発明の上記の構成によれば、吸引部を吸引する極板
に、吸引部側に突出部を設けて樹脂で形成されたスペー
サを有しているので、吸引部が当接するスペーサは周囲
のスペーサの厚みに比して薄くなり、永久磁石、電磁石
の効果が向上する。
[実施例] 本発明の実施例を第1図(a),第1図(b),第1
図(c)を用いて説明する。第1図(b)は選択爪の動
作を示す説明図、第1図(a)は第1図(b)の部分拡
大図、第1図(c)は第1図(a)のC−C′の断面図
である。1bは選択爪1の待機状態を示す。
選択爪1は、待機状態において活字輪2に配設された
活字2bに対応するラチェット2aの軌跡から外れた位置に
ある。印字指令が入ると、活字輪2が矢印A方向に回転
を始め、所望の活字2bが印字位置にきたところでトリガ
ーコイル7への通電する。選択爪1の端部1cに永久磁石
6とN極と反撥する様に磁化された選択爪1は選択爪軸
5を支点とし矢印B方向に回転し、該活字2bに対応する
ラチェット2aの軌跡の中に回転移動し、該ラチェット2a
と選択爪2は係合する。これにより活字輪2は回転を停
止する。
上記文字選択機構の選択爪1の待機状態1bにおいて、
極板3はSPCCで選択爪1の吸引部である当接部1dと対向
する部分を突出し高さt1が0.1mm突出させている。スペ
ーサ4はポリアセタールで総厚み(t1+t2)を0.3mmで
極板3にインサート成形されている。ポリアセタールの
対向部の厚みt2は0.2mmである。永久磁石6による選択
爪1の待機中の保持力及びトリガーコイル7に通電され
た時の反撥力は一般に対向するギャップの2乗に比例す
ることがいわれており、このギャップt2を0.2mmと少な
くできたため、選択爪1の待機保持力が向上し、プリン
タ作動時の振動においても、選択爪1は待機状態を保つ
事ができ、又通電された場合の反撥力も増加し選択爪1
の矢印B方向の回転時間も安定してきた。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、極板3の一部に突
き出しを設けることにより選択爪の吸引部と対向するス
ペーサの厚みをインサート成形により0.2mmと小さくす
る事ができた為に選択爪の待機中の外乱に対する信頼
性、又選択爪の飛行時間の安定した信頼性が高く、そし
てインサート成形で加工する為コストが安く極板との密
着性の優れ摩耗しにくく耐久性のある極めて信頼性の高
いプリンタを供給することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例を示した部分断面図。 第1図(b)は本発明に関わる活字輪選択方式の小型プ
リンタにおける選択爪の動作を示す部分断面図。 第1図(c)は第1図(a)のC−C′断面図。 第2図は従来の技術を示す部分断面図。 1……選択爪 1a……選択爪1の選択状態 2……活字輪 2a……ラチェット 2b……活字 3……極板 3a……極板3の突き出し部 4……スペーサ 5……選択爪軸 6……永久磁石 7……トリガーコイル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に活字を備え、該活字の各々に対応す
    るラチェットを有し回転する活字輪と、前記ラチェット
    に係合し、前記活字を選択する選択爪を備えたプリンタ
    において、 永久磁石のN極及びS極の側に磁気的に結合され互いに
    対向して配置された第1の極板及び第2の極板と、 前記第1の極板若しくは前記第2の極板に吸引される磁
    性材の吸引部とを備えた選択爪と、 一方の前記極板に吸引されている前記吸引部を他方の極
    板側に移動させ、前記選択爪を駆動する電磁石とを有
    し、 前記第1の極板の前記吸引部を吸引する位置に、前記吸
    引部側に突出する突出部を設けると共に、前記吸引部が
    接触する面に樹脂で形成されたスペーサを設けたことを
    特徴とする小型プリンタ。
  2. 【請求項2】前記選択爪と前記ラチェットの係合が外れ
    た待機位置では、前記吸引部が、一方の前記極板に吸引
    され前記スペーサに当接していることを特徴とする請求
    項1記載の小型プリンタ。
JP5402990A 1990-03-06 1990-03-06 小型プリンタ Expired - Lifetime JP2855757B2 (ja)

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