JPH084380B2 - 平面対向型ブラシレスモ−タ - Google Patents
平面対向型ブラシレスモ−タInfo
- Publication number
- JPH084380B2 JPH084380B2 JP62189295A JP18929587A JPH084380B2 JP H084380 B2 JPH084380 B2 JP H084380B2 JP 62189295 A JP62189295 A JP 62189295A JP 18929587 A JP18929587 A JP 18929587A JP H084380 B2 JPH084380 B2 JP H084380B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back yoke
- magnetic flux
- brushless motor
- rotor magnet
- opposed
- Prior art date
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- Brushless Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、平面対向型のブラシレスモータに関するも
のである。
のである。
従来の技術 近年、磁気記録装置等の電子機器装置は小型化・軽量
化されている。
化されている。
以下、図面を参照しながら従来の平面対向型ブラシレ
スモータについて説明する。第4図は従来の平面対向型
ブラシレスモータの断面図であり、第5図は同要部の平
面図である。1は磁性材板よりなるバックヨークであ
り、2は前記バックヨーク1上に環状に配置されたステ
ータコイルである。3はコネクターであり、前記バック
ヨーク1の突出部1a上に設けられている。4はロータマ
グネットであり、前記ステータコイル2に対向し、予じ
め定められた距離だけ離れた位置で、前記バックヨーク
1に軸受5を介して回転可能に保持されている駆動軸6
に固定されている。
スモータについて説明する。第4図は従来の平面対向型
ブラシレスモータの断面図であり、第5図は同要部の平
面図である。1は磁性材板よりなるバックヨークであ
り、2は前記バックヨーク1上に環状に配置されたステ
ータコイルである。3はコネクターであり、前記バック
ヨーク1の突出部1a上に設けられている。4はロータマ
グネットであり、前記ステータコイル2に対向し、予じ
め定められた距離だけ離れた位置で、前記バックヨーク
1に軸受5を介して回転可能に保持されている駆動軸6
に固定されている。
以上の様に構成された平面対向型ブラシレスモータ
は、ステータコイル2に順次電流を流し、磁束を発生さ
せ、ロータマグネット4の発生している磁束との吸引力
・反発力によりロータマグネット4を回転させるもので
ある。
は、ステータコイル2に順次電流を流し、磁束を発生さ
せ、ロータマグネット4の発生している磁束との吸引力
・反発力によりロータマグネット4を回転させるもので
ある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記の様な構成においては、ロータマ
グネット4の発生する磁束を収束するバックヨーク1
が、ローターマグネット4の発生する磁束に対して充分
な対向円形面積を有しないと、前記バックヨーク1上に
おいてコネクタ3を配置した突出部1aのように構成上不
可欠な非円形部により、第6図に示すように磁束分布に
非均一を生じ、ロータマグネット4の回転時に吸引力・
反発力に強弱を生じ、コギングとなり回転ムラを発生す
るという問題点を有していた。
グネット4の発生する磁束を収束するバックヨーク1
が、ローターマグネット4の発生する磁束に対して充分
な対向円形面積を有しないと、前記バックヨーク1上に
おいてコネクタ3を配置した突出部1aのように構成上不
可欠な非円形部により、第6図に示すように磁束分布に
非均一を生じ、ロータマグネット4の回転時に吸引力・
反発力に強弱を生じ、コギングとなり回転ムラを発生す
るという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、バックヨークが非円形形
状の平面対向型ブラシレスモータにおいて、ロータマグ
ネットの回転時のコギングによる回転ムラを低減せしめ
る手段を提供するものである。
状の平面対向型ブラシレスモータにおいて、ロータマグ
ネットの回転時のコギングによる回転ムラを低減せしめ
る手段を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する為に、本発明の平面対向型ブラ
シレスモータは、ロータマグネットの発生する磁束がバ
ックヨークでは完全に収束出来ない。即ちバックヨーク
が磁気飽和状態となり、ロータマグネットとの対向面と
逆面(以下、バックヨーク裏面と呼ぶ)に漏れ磁束が発
生する程度までバックヨークの板厚を薄くし、前記バッ
クヨーク裏面に、非円形形状の磁性材板(以下、サブバ
ックヨークと呼ぶ)を付加した平面対向型ブラシレスモ
ータである。
シレスモータは、ロータマグネットの発生する磁束がバ
ックヨークでは完全に収束出来ない。即ちバックヨーク
が磁気飽和状態となり、ロータマグネットとの対向面と
逆面(以下、バックヨーク裏面と呼ぶ)に漏れ磁束が発
生する程度までバックヨークの板厚を薄くし、前記バッ
クヨーク裏面に、非円形形状の磁性材板(以下、サブバ
ックヨークと呼ぶ)を付加した平面対向型ブラシレスモ
ータである。
作用 前記構成によれば、ロータマグネットの回転時に、バ
ックヨークの非円形部にて発生する磁束分布の非均一
を、前記バックヨーク裏面に付加したサブバックヨーク
の非円形形状により、磁束分布を均一にすることがで
き、コギングを低減し、モータの回転ムラを低減するこ
とが出来る。
ックヨークの非円形部にて発生する磁束分布の非均一
を、前記バックヨーク裏面に付加したサブバックヨーク
の非円形形状により、磁束分布を均一にすることがで
き、コギングを低減し、モータの回転ムラを低減するこ
とが出来る。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の平面対向型ブラシレスモー
タについて図面を参照して説明する。
タについて図面を参照して説明する。
第1図は本発明の平面対向型ブラシレスモータの断面
図を示すものである。第2図は同要部の平面図であり、
従来構成と同一の構成部品には同一の番号を付与してい
る。本実施例の特徴は、バックヨーク1を、ロータマグ
ネット4の発生する磁束に対して磁気飽和状態になり、
バックヨーク1の裏面に漏れ磁束を発生するまで板厚を
薄く設定してあり、また、非円形形状の磁性材板よりな
るサブバックヨーク8を前記バックヨーク1の裏面に接
合して取付けている点である。
図を示すものである。第2図は同要部の平面図であり、
従来構成と同一の構成部品には同一の番号を付与してい
る。本実施例の特徴は、バックヨーク1を、ロータマグ
ネット4の発生する磁束に対して磁気飽和状態になり、
バックヨーク1の裏面に漏れ磁束を発生するまで板厚を
薄く設定してあり、また、非円形形状の磁性材板よりな
るサブバックヨーク8を前記バックヨーク1の裏面に接
合して取付けている点である。
上記のような構成によれば、第3図に示すように、サ
ブバックヨーク8によりロータマグネット4の発生する
磁束が偏向され、結果的に磁束分布が均一化されて、コ
ギングを発生しなくなり、滑らかな回転を得ることが出
来る。もちろん前記サブバックヨーク8の形状は突出部
1aの形状等に応じて実験的に定められるものである。
ブバックヨーク8によりロータマグネット4の発生する
磁束が偏向され、結果的に磁束分布が均一化されて、コ
ギングを発生しなくなり、滑らかな回転を得ることが出
来る。もちろん前記サブバックヨーク8の形状は突出部
1aの形状等に応じて実験的に定められるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、平面対向型ブラシレス
モータにおいてバックヨークの非円形形状により生じる
ロータマグネットの回転時のコギングを、バックヨーク
の板厚を薄くし、且つ非円形形状のサブバックヨークを
接合するという簡単な構成により低減し、回転ムラを改
善することが出来る。
モータにおいてバックヨークの非円形形状により生じる
ロータマグネットの回転時のコギングを、バックヨーク
の板厚を薄くし、且つ非円形形状のサブバックヨークを
接合するという簡単な構成により低減し、回転ムラを改
善することが出来る。
第1図は本発明の一実施例における平面対向型ブラシレ
スモータの断面図、第2図は同要部の平面図、第3図は
同モータにおける空隙磁束密度を示す図、第4図は従来
の平面対向型ブラシレスモータの断面図、第5図は同要
部の平面図、第6図は同モータにおける空隙磁束密度を
示す図である。 1……バックヨーク、1a……バックヨーク突出部、2…
…ステータコイル、3……コネクター、4……ロータマ
グネット、5……軸受、6……駆動軸、7……サブバッ
クヨーク。
スモータの断面図、第2図は同要部の平面図、第3図は
同モータにおける空隙磁束密度を示す図、第4図は従来
の平面対向型ブラシレスモータの断面図、第5図は同要
部の平面図、第6図は同モータにおける空隙磁束密度を
示す図である。 1……バックヨーク、1a……バックヨーク突出部、2…
…ステータコイル、3……コネクター、4……ロータマ
グネット、5……軸受、6……駆動軸、7……サブバッ
クヨーク。
Claims (1)
- 【請求項1】非円形形状の磁性材よりなるバックヨーク
の表面上に複数個のステータコイルを環状に配置し、前
記ステータコイルに対向して予じめ定められた距離だけ
離れた位置に回転可能なロータマグネットを配置した平
面対向型ブラシレスモータにおいて、 前記バックヨークを前記ロータマグネットの発生する磁
束に対して磁気飽和状態になり、バックヨークの裏面に
漏れ磁束を発生するまで板厚を薄く設定し、 前記バックヨークの非円形形状に起因して発生する磁束
分布の非均一性を、非円形形状の磁性材板を前記バック
ヨークの裏面に接合して、磁束分布の均一化をはかるこ
とを特徴とする平面対向型ブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62189295A JPH084380B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 平面対向型ブラシレスモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62189295A JPH084380B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 平面対向型ブラシレスモ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6434160A JPS6434160A (en) | 1989-02-03 |
JPH084380B2 true JPH084380B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=16238939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62189295A Expired - Fee Related JPH084380B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 平面対向型ブラシレスモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084380B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2751881B2 (ja) * | 1995-08-02 | 1998-05-18 | 有限会社さくらホビークラフト | 装飾体の製作方法 |
EP1304790A1 (en) | 2001-10-18 | 2003-04-23 | "VLAAMSE INSTELLING VOOR TECHNOLOGISCH ONDERZOEK", afgekort "V.I.T.O." | An axial flux permanent magnet generator/motor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61196750A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレスモ−タ |
-
1987
- 1987-07-29 JP JP62189295A patent/JPH084380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6434160A (en) | 1989-02-03 |
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---|---|---|---|
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