JP2854007B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP2854007B2 JP63313788A JP31378888A JP2854007B2 JP 2854007 B2 JP2854007 B2 JP 2854007B2 JP 63313788 A JP63313788 A JP 63313788A JP 31378888 A JP31378888 A JP 31378888A JP 2854007 B2 JP2854007 B2 JP 2854007B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガソリンスタンド等の給油所に設置される
給油装置に関する。
[従来の技術] 第3図に示すように、給油装置1は図示しない流量計
の吐出口に連結された配管2と給油ホース4とを例えば
本出願人が特願昭63−259570号(特開平2−107890号公
報参照)で出願したような安全管接手3を介して連結
し、給油ホース4の先端に給油ノズル5を設けており、
その安全管接手3は、200kg前後の引張力により係止ピ
ンが切断して分離するようになっている。なお、安全管
接手3は、給油ホース4と給油ノズル5との間に設ける
場合もある。
そして、給油ノズル5を自動車6の給油口7に挿入し
て給油中に、誤って自動車6が発車した場合、前記の引
張力で安全管接手3が分離して、計量機1が倒れる等の
大きな事故を防止するようにしている。
ところで、給油ホース4は、通常、ゴムホースを用い
ているので、安全管接手3に分離する程度の引張り力
(200kg前後)がかかると、一点鎖線で示す状態(長さ
は法令で3mと決められている)から図示のように1m以上
伸び、約4mの長さになる。この状態で安全管接手3が分
離すると、上記の伸びが縮むことにより給油ホース4が
吹っ飛び、危険である。
したがって、上記の危険を避けるために安全管接手3
が分離する分離引張力を人間が通常に引張っても分離し
ない程度の値、例えば50kgぐらいに小さくすることが望
ましい。しかし、その程度に小さくすると、ポンプを作
動したときや給油ノズル5のノズル弁を閉じたときの圧
力上昇の繰返しにより、安全管接手3が分離することが
ある。
例えば実公昭46−28434号公報に開示されている完全
管接手は引張力により分離するようになっているので前
述の問題点がある。また、特開昭52−76715号公報に
は、給油装置が車両の衝突等により倒れた場合に、地下
タンクにポンプとの間に設けたフレキシブルチューブが
一定長さ伸びると弁が閉じるようになる技術が開示され
ている。しかしながら、かかる公知技術は給油ホースの
ように長く可撓性を必要とするものには適用できない。
[発明が解決しようとする課題] したがって、本発明は、給油ホースが所定値以上伸び
ると分離できる安全管接手を有する給油装置を提供する
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、配管に安全管接手の一端が連結され
その他端が給油ホースの一端に連結されている給油装置
において、前記安全管接手は基部とその基部に挿入され
る分離部とから構成され、その基部と分離部との間に基
部と分離部とをロックする係止ボールが設けられ、給油
ホースと共に伸びてその伸びが所定値以上のときに係止
レバーによるロックを解除するコイルスプリングが設け
られ、さらに基部と分離部とが分離されると閉じる弁を
備え、前記コイルスプリングの端部は長く伸びて給油ホ
ースの他端に設けたコネクタに接続されている。
さらに本発明によれば配管に安全管接手の一端が連結
されその他端が給油ホースの一端に連結されている給油
装置において、前記安全管接手は基部とその基部に挿入
される分離部とから構成され、その基部と分離部との間
に基部と分離部とをロックする係止レバーが設けられ、
給油ホースと共に伸びてその伸びが所定値以上のときに
係止レバーによるロックを解除するコイルスプリングが
設けられ、さらに基部と分離部とが分離されると閉じる
弁を備え、前記コイルスプリングの端部は長く伸びて給
油ホースの他端に設けたコネクタに接続されている。
本発明の実施に際して伸びの所定値は、例えば30cmと
するのが好ましい。30cmの伸びであれば安全管接手が分
離したときに給油ホースはほとんど飛ばす危険は少な
い。
[作用効果の説明] したがって、給油ホースが伸びるとコネクタに設置さ
れたコイルスプリングの一端が引張られる。そして給油
ホースの伸び量が所定値に達すると、コイルスプリング
は係止ボール又は係止レバーを作動して、基部と分離と
の間のロックを解除する。すると、安全管接手は分離し
そして弁が閉じて油の流出を防止する。
このように本発明によれば、給油ホースの伸びを所定
値に設定することによって分離時に給油ホースが吹っ飛
ぶのを防止できる。また引張力ではなくてえ給油ホース
の伸びにより分離するようにしたので、ポンプ作動時や
ノズル弁の開弁時に生ずる圧力上昇の繰返しにより安全
管接手が分離することがない。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図において、給油装置の配置2には、スイベル8
及びユニバーサルジョイント9を介して全体を符号10で
示す安全管接手の一端が連結され、その安全管接手10の
他端には、給油ホース4が連結されている。
安全管接手10は、流路を形成する基部11及び分離部20
とから概略構成されている。
この基部11の内孔には、弁座12が形成され、この弁座
12に着座するボール弁13は、常時はL字状の係止ワイヤ
14の一端により図示の開弁位置に係止されている。そし
て、その係止ワイヤ14の他端は、後出のスライド管21に
固定されている。
前記分離部20は、一端が基部11の内孔大径部15に挿入
され、大径部15に形成された凹部15aに係合し透孔22に
収められた係止ボール23によりロックされており、他端
には給油ホース4のコネクタ30が螺合されている。この
分離部20の内孔には、スライド管21が摺動自在に収めら
れ、前記係止ボール23を押圧してロック位置に保持し、
また、係止ボール23により図示の位置に係止されてい
る。また、分離部20の内孔はコネクタ30の内孔よりわず
かに大径のコイルスプリン24が収められている。このコ
イルスプリング24の上端部は、スライド管21に固定さ
れ、他端は、長く伸ばされ、給油ホース4の他端のコネ
クタ31に当接した取付金具32に止着されている。そし
て、コイルスプリング24は、所定値(例えば30cm)以上
伸びたときにスライド管21をスライドさせて係止ボール
23によるロックを解くように設定されている。
したがって、給油ホース4が例えば50kgで引張られて
30cm伸び、それに伴ってコイルスプリング24が30cm伸び
ると、スライド管21はスライドし、係止ボール23から離
脱する。これにより係止ボール23は内方に移動して凹部
15aから離脱し、分離部20と基部11のロックを解除す
る。これにより分離部20は引張力により基部11から分離
する。同時に係止ワイヤ14がボール弁13から離脱し、ボ
ール弁13は弁座12に着座して基部11の内孔を閉じ、油の
流出を防止する。
第2図は本発明の別の実施例を示し、安全管接手10a
の分離部20aの透孔22aに、枢着部25aの上面が円弧面に
形成された係止レバー25を上傾して枢着し、枢着部25a
の円弧面を基部11aの凹部15aに係止させて分離部20aを
基部11aにロックし、係止レバー25の先端部にコイルス
プリング24を連結し、係止ワイヤ14を分離部20aの上端
部に固着した例である。この実施例では、給油ホース4
が所定値以上伸びると、それに伴ってコイルスプリング
24が伸び、そのときの引張力で係止レバー25を反時計方
向に回動し、枢着部25aの円弧面を凹部15aから離脱さ
せ、分離部20aと基部11aとのロックを解除し、分離部20
aを基部11aから分離させる。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように構成されているので、給
油ホースが所定値(例えば30cm)以上伸びたときに安全
管接手を分離し、分離引張力を従来の200kgから例えば5
0kgに小さくすると共に、従来のように大きい伸びで給
油ホースが吹っ飛ぶのを確実に防止することができる。
また、給油ホースの伸びにより分離するようにしたの
で、ポンプ作動時やノズル弁閉弁時の圧力上昇の繰返し
により安全管接手が分離するのを防止することができ
る。さらに分離した場合にも再結合が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のそれぞれ異なる実施例の安
全管接手を示す側断面図、第3図は従来の給油装置の不
具合を説明する図面である。 4……給油ホース、10、10a……安全管接手、11、11a…
…基部、15a……凹部、20、20a……分離部、21……スラ
イド管、23……係止ボール、24……コイルスプリング、
25……係止レバー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管に安全管接手の一端が連結されその他
    端が給油ホースの一端に連結されている給油装置におい
    て、前記安全管接手は基部とその基部に挿入される分離
    部とから構成され、その基部と分離部との間に基部と分
    離部とをロックする係止ボールが設けられ、給油ホース
    と共に伸びてその伸びが所定値以上のときに係止レバー
    によるロックを解除するコイルスプリングが設けられ、
    さらに基部と分離部とが分離されると閉じる弁を備え、
    前記コイルスプリングの端部は長く伸びて給油ホースの
    他端に設けたコネクタに接続されていることを特徴とす
    る給油装置。
  2. 【請求項2】配管に安全管接手の一端が連結されその他
    端が給油ホースの一端に連結されている給油装置におい
    て、前記安全管接手は基部とその基部に挿入される分離
    部とから構成され、その基部と分離部との間に基部と分
    離部とをロックする係止レバーが設けられ、給油ホース
    と共に伸びてその伸びが所定値以上のときに係止レバー
    によるロックを解除するコイルスプリングが設けられ、
    さらに基部と分離部とが分離されると閉じる弁を備え、
    前記コイルスプリングの端部は長く伸びて給油ホースの
    他端に設けたコネクタに接続されていることを特徴とす
    る給油装置。
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