JPS5910076Y2 - 給液ノズル - Google Patents
給液ノズルInfo
- Publication number
- JPS5910076Y2 JPS5910076Y2 JP12437679U JP12437679U JPS5910076Y2 JP S5910076 Y2 JPS5910076 Y2 JP S5910076Y2 JP 12437679 U JP12437679 U JP 12437679U JP 12437679 U JP12437679 U JP 12437679U JP S5910076 Y2 JPS5910076 Y2 JP S5910076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- nozzle
- valve
- tip pipe
- liquid supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は給油所等で使用される給液装置のような給液
装置のノズルに関するものである。
装置のノズルに関するものである。
従来よりこの種の給油装置における一つの問題は、給油
中不意に被給油車が動き出して給油用ノズルが引張られ
給油ホースが引きちぎられたりノズルと給油ホースまた
は給油ホースと給油装置の接続部がはずれて多量の油が
地面に散布される事故が時々発生することである。
中不意に被給油車が動き出して給油用ノズルが引張られ
給油ホースが引きちぎられたりノズルと給油ホースまた
は給油ホースと給油装置の接続部がはずれて多量の油が
地面に散布される事故が時々発生することである。
散布された油がガソリンのように引火爆発性が強い場合
は特に危険である。
は特に危険である。
このように危険を防止するためにノズルと給油ホースの
接続部に一定以上の引張力が作用したとき互いに離反し
て内蔵されている弁が閉塞するような構造の安全弁が提
案されている。
接続部に一定以上の引張力が作用したとき互いに離反し
て内蔵されている弁が閉塞するような構造の安全弁が提
案されている。
しかしながら、このような安全弁を内設した場合は給油
用ノズル全体の重量が重くなりまた大形になるため、給
油操作が困難となる。
用ノズル全体の重量が重くなりまた大形になるため、給
油操作が困難となる。
そればかりか安全弁内部の流路が複雑で圧力損失が増し
ノズルからの吐出流速が減少するなどの欠点を有し、ま
た高価でもある。
ノズルからの吐出流速が減少するなどの欠点を有し、ま
た高価でもある。
本考案はこのような問題を解決した給液ノズルを提供し
ようとするものでツズル内の貫通流路を開閉する弁と、
手動操作されることにより前記弁を開放状態に維持する
レバーを有する給液ノズルにおいて、前記レバーが離脱
可能に係止されこのレバーを弁開放位置に保持する係止
機構を設け、ノズル先端パイプをノズル本体に対して離
脱または変位可能に取付けるとともに、前記ノズル本体
と先端パイプの間に設定値以上の引張力が加えられたと
き前記先端パイプの変位に応動変位し前記レバーに係合
してこのレバーを前記係止機構から離脱させる係止解除
機構を併せ設けたことを特徴とする。
ようとするものでツズル内の貫通流路を開閉する弁と、
手動操作されることにより前記弁を開放状態に維持する
レバーを有する給液ノズルにおいて、前記レバーが離脱
可能に係止されこのレバーを弁開放位置に保持する係止
機構を設け、ノズル先端パイプをノズル本体に対して離
脱または変位可能に取付けるとともに、前記ノズル本体
と先端パイプの間に設定値以上の引張力が加えられたと
き前記先端パイプの変位に応動変位し前記レバーに係合
してこのレバーを前記係止機構から離脱させる係止解除
機構を併せ設けたことを特徴とする。
以下図示実施例を説明する。
図示のノズルは引金式ノズルでツズル本体１の下方には
把手ＩＨが形威されており、後端には回転密封継手３を
介して給油ホース２が接続されている。
把手ＩＨが形威されており、後端には回転密封継手３を
介して給油ホース２が接続されている。
ノズル本体１の左方端部にはコネクタ９を介して先端パ
イプ１０が取り付けられている。
イプ１０が取り付けられている。
この先端パイプ１０は後述するとおりノズル本体１（コ
ネクタ９）に対してその長手方向、すなわち給油路４の
方向に変位または離脱可能に取付けられている。
ネクタ９）に対してその長手方向、すなわち給油路４の
方向に変位または離脱可能に取付けられている。
５は給油路４の開閉を行なう主弁で、スプリングＳにて
副弁５′を介して弁座１Ｒに押圧されノズル不使用時は
給油路４を閉塞している。
副弁５′を介して弁座１Ｒに押圧されノズル不使用時は
給油路４を閉塞している。
６は弁作動棒でその左端に挿入された作動杆６′が引金
式レバー８によって右方に押されると副弁５′をスプリ
ングＳに抗して少し開け、油を主弁５の２次側に流入さ
せることによってレバー８による主弁５の開放を容易に
している。
式レバー８によって右方に押されると副弁５′をスプリ
ングＳに抗して少し開け、油を主弁５の２次側に流入さ
せることによってレバー８による主弁５の開放を容易に
している。
レバー８はノズル本体１の上方に固設された支軸７に遊
嵌支持され下方に指の挿入孔８Ｈが形威されており、さ
らに中段の係止位置８′には第３図に示すとおり係止爪
８Ｋが形或されている。
嵌支持され下方に指の挿入孔８Ｈが形威されており、さ
らに中段の係止位置８′には第３図に示すとおり係止爪
８Ｋが形或されている。
１４は係止杆でレバー８の係止爪８Ｋが係合するための
係止爪１４ａ、１４ｂが対応して形或されている。
係止爪１４ａ、１４ｂが対応して形或されている。
係止杆１４は両端においてピン１４′でノズル本体下側
に固定されている。
に固定されている。
レバー８を引いて主弁５が給油路４を開いた状態を維持
するためには、レバー８の係止爪８Ｋを係止杆１４の係
止爪１４ａ（小流量）、１４ｂ（大流量）のいずれかに
係合させる。
するためには、レバー８の係止爪８Ｋを係止杆１４の係
止爪１４ａ（小流量）、１４ｂ（大流量）のいずれかに
係合させる。
この場合、レバー８は支軸７に遊嵌されているのでレバ
ー８を引いてこのレバーを係止杆１４の方（第２図また
は第３図で矢印Ｘの方向）へ寄せて係止爪８Ｋを係止爪
１４ ａまたは１４ｂに係合させることができる。
ー８を引いてこのレバーを係止杆１４の方（第２図また
は第３図で矢印Ｘの方向）へ寄せて係止爪８Ｋを係止爪
１４ ａまたは１４ｂに係合させることができる。
１５は係止解除杆で、係止杆１４の直上においてノズル
本体下面との間に平行に配置されている。
本体下面との間に平行に配置されている。
係止解除杆１５の後端（右端）１５ａは．ノズルの握手
１Ｈの上端の穴１ｈに遊嵌され、また係止解除杆１５の
後端１５ ａには当り傾斜面１５ Ｃが設けられている
。
１Ｈの上端の穴１ｈに遊嵌され、また係止解除杆１５の
後端１５ ａには当り傾斜面１５ Ｃが設けられている
。
この当り傾斜面１５ Ｃの機能については後述する。
係止解除杆１５の先端（左端）１５ｂはノズル本体の下
方突起部１ｐの通孔１ｈ’を摺動可能に貫通し、ピン１
３によって追動片１２に連結される。
方突起部１ｐの通孔１ｈ’を摺動可能に貫通し、ピン１
３によって追動片１２に連結される。
追動片１２は止めねし１２′によりノズル先端パイプ１
０の基部に固定される。
０の基部に固定される。
従って、先端パイプ１０がノズル１に対して相対的に（
図で左へ）変位すると、追動片１２、従って係止解除杆
１５も左（第３図で矢印Ｙ方向）へ変位し、当り傾斜面
１５ Ｃがレバー８に当ってこれを第３図で矢印Ｚ方向
に押し動かしレバー８の爪８Ｋを係止杆１４の爪１４
ａまたは１４ ｂから離脱させる。
図で左へ）変位すると、追動片１２、従って係止解除杆
１５も左（第３図で矢印Ｙ方向）へ変位し、当り傾斜面
１５ Ｃがレバー８に当ってこれを第３図で矢印Ｚ方向
に押し動かしレバー８の爪８Ｋを係止杆１４の爪１４
ａまたは１４ ｂから離脱させる。
従ってレバー８はスプリング８の反発力および弁５の受
ける油の流圧によってピン７を中心に時計方向に回動さ
せられ主弁５が給油路４を閉じることになる。
ける油の流圧によってピン７を中心に時計方向に回動さ
せられ主弁５が給油路４を閉じることになる。
先端パイプ１０は先端パイプ１０とノズル本体の間に設
定値以上の引張力が加わったときノズル本体１に対して
変位できるようになっている。
定値以上の引張力が加わったときノズル本体１に対して
変位できるようになっている。
すなわち、第１図に示すとおり先端パイプ１０はコネク
タ９の先端内孔に離脱可能に挿着されている。
タ９の先端内孔に離脱可能に挿着されている。
この部分からの油洩れを防止するために、先端パイフ゜
１０とコネクタ９の間にシール用パッキン１６を設けキ
ャップ１１で押圧している。
１０とコネクタ９の間にシール用パッキン１６を設けキ
ャップ１１で押圧している。
以上のように、この考案はノズルの弁を開放するレバー
を弁開放位置に係止する係止機構と、先端パイプに追動
可能な係止解除機構とを設け、先端パイプのノズル本体
に対する一定以上の変位によって係止解除機構がレバー
に係合してこのレバーの係止機構との係止を解除してレ
バーの弁開放位置から弁閉止位置への変位を許容しノズ
ルの流路を閉じるようにしたものであるが、レバーの係
止を行なう機構および係止の解除を行なう機構の構造は
種々の変形実施例を挙げることができる。
を弁開放位置に係止する係止機構と、先端パイプに追動
可能な係止解除機構とを設け、先端パイプのノズル本体
に対する一定以上の変位によって係止解除機構がレバー
に係合してこのレバーの係止機構との係止を解除してレ
バーの弁開放位置から弁閉止位置への変位を許容しノズ
ルの流路を閉じるようにしたものであるが、レバーの係
止を行なう機構および係止の解除を行なう機構の構造は
種々の変形実施例を挙げることができる。
なお先端パイプの変位を許容する引張力はキャップ１１
による押圧強さ並びに先端パイプとの接触面の形状（凹
凸等）によって設定される。
による押圧強さ並びに先端パイプとの接触面の形状（凹
凸等）によって設定される。
この考案は以上詳述したとおりであるから、ノズル全体
を大形化することなくしかも簡略な構造にて安全を維持
できるすぐれた給油ノズルを提供する。
を大形化することなくしかも簡略な構造にて安全を維持
できるすぐれた給油ノズルを提供する。
安価であり、かつ給油作業も容易であり、先端パイプが
ノズル本体に対し変位または離しても復元が容易である
。
ノズル本体に対し変位または離しても復元が容易である
。
第１図はこの考案の一実施例の一部を縦断面で示した正
面図、第２図は第１図のＡ−Ａ’断面図、第３図は第１
図のＢ−Ｂ’断面図である。 １・・・・・・ノズル本体、２・・・・・・給油ホース
、４・・・・・・給油路、５・・・・・・主弁、５′・
・・・・・副弁、６・・・・・・弁作動棒、７・・・・
・・支軸、８・・・・・・レバー、８Ｋ・・・・・・係
合爪、９・・・・・・コネクタ、１０・・・・・・先端
パイプ、１１・・・・・・キャップ、１２・・・・・・
追動片、１３・・・・・・ピン、１４・・・・・・係止
杆、１４ ａ、１４ ｂ・・・・・・係止爪、１５・・
・・・・係止解除杆、１５ Ｃ・・・・・・当り係斜面
、１６・・・・・・シール用パッキン。
面図、第２図は第１図のＡ−Ａ’断面図、第３図は第１
図のＢ−Ｂ’断面図である。 １・・・・・・ノズル本体、２・・・・・・給油ホース
、４・・・・・・給油路、５・・・・・・主弁、５′・
・・・・・副弁、６・・・・・・弁作動棒、７・・・・
・・支軸、８・・・・・・レバー、８Ｋ・・・・・・係
合爪、９・・・・・・コネクタ、１０・・・・・・先端
パイプ、１１・・・・・・キャップ、１２・・・・・・
追動片、１３・・・・・・ピン、１４・・・・・・係止
杆、１４ ａ、１４ ｂ・・・・・・係止爪、１５・・
・・・・係止解除杆、１５ Ｃ・・・・・・当り係斜面
、１６・・・・・・シール用パッキン。
Claims (1)
- ノズル内の貫通流路を開閉する弁と、手動操作されるこ
とにより前記弁を開放状態に維持するレバーを有する給
液ノズルにおいて、前記レバーが離脱可能に係止されこ
のレバーを弁開放位置に保持する係止機構を設け、ノズ
ル先端パイプをノズル本体に対して離脱または変位可能
に取付けるとともに、前記ノズル本体と先端パイプの間
に設定値以上の引張力が加えられたとき前記先端パイプ
の変位に応動変位し前記レバーに係合してこのレバーを
前記係止機構から離脱させる係止解除機構を併せ設けた
ことを特徴とする給液ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12437679U JPS5910076Y2 (ja) | 1979-09-08 | 1979-09-08 | 給液ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12437679U JPS5910076Y2 (ja) | 1979-09-08 | 1979-09-08 | 給液ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5640998U JPS5640998U (ja) | 1981-04-15 |
| JPS5910076Y2 true JPS5910076Y2 (ja) | 1984-03-29 |
Family
ID=29356275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12437679U Expired JPS5910076Y2 (ja) | 1979-09-08 | 1979-09-08 | 給液ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910076Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-08 JP JP12437679U patent/JPS5910076Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5640998U (ja) | 1981-04-15 |
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