JP2853930B2 - 時分割多元接続通信装置 - Google Patents

時分割多元接続通信装置

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JP2853930B2
JP2853930B2 JP4046250A JP4625092A JP2853930B2 JP 2853930 B2 JP2853930 B2 JP 2853930B2 JP 4046250 A JP4046250 A JP 4046250A JP 4625092 A JP4625092 A JP 4625092A JP 2853930 B2 JP2853930 B2 JP 2853930B2
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signal
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浩伺 相田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、時分割多元接続(Ti
me Division Multiple Access:TDMA) を行う通信装置に
関し、特に基準局を経由せずに直接従局間の情報伝送が
できるとともに、同一装置で基準局と従局のいずれにも
なることができる時分割多元接続通信装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば電子情報通信学会出版の
「TDMA通信」の第2章図2.3(b) 地上無線および
移動TDMA通信をより詳細に記述した系統図((a),
(b) は従局の系統図、(c) は基準局の系統図を示す)で
あり、図において、1は送信情報入力端、2は送信情
報,受信情報の入出力制御及び通信装置を制御する制御
部、3は送信信号を変調する制御部、4は送信を制御す
る送信タイミング信号、5は送信部、6は送信部5及び
受信部9の局部発振周波数を発生する局部発振部、7は
空中線共用部、8は空中線、9は受信部、10は受信信
号を復調する復調部、11は受信情報出力端、12は基
準局から従局への送信信号を時分割多重(TimeDivision
Multiplex:TDM)した後、変調する変調部である。
【0003】次に動作について説明する。従局におい
て、送信情報入力端1から入力した情報は制御部2にて
送信信号に変換され、変調部3にて変調された後、制御
部2より出力された送信タイミング信号4に同期して送
信部5にてRF信号となり、空中線共用部7および空中
線8を経て基準局へ送信される。各従局は予め決められ
た順序、または基準局によって割り当てられた順序に従
って送信を行うため、基準局では図6(a) に示すタイミ
ング(スペースはガードタイムを示す)にて受信され
る。従って、基準局では各従局からのRF信号は空中線
8及び空中線共用部7を経て受信部9で受信された後、
復調部10で元の信号に戻される。受信信号は制御部2
にて基準局宛の情報と他の従局宛の情報に分けられる。
【0004】基準局宛の情報は受信情報出力端11から
出力され、他の従局宛の情報は送信信号入力端1から入
力された基準局の送信情報とともに、変調部12にて各
従局へ送信するため、図6(b) に示すように、時分割多
重をし、TDM信号とした後、変調される。変調後の送
信信号は送信部5にてRF信号に変換され、空中線共用
部7及び空中線8を経て各従局へ送信される。各従局で
は基準局からのRF信号を空中線8及び空中線共用部7
を経て受信部9にて受信し、復調部10にて元のTDM
信号に復調する。制御部2ではTDM信号の中より自局
宛の情報を抽出し、受信情報出力端11から出力する。
なお、送信部5及び変調部12と受信部9への局部発振
周波数は局部発振部6から出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の時分割多元接続
通信装置は以上のように構成されているので、従局間の
情報伝送は必ず基準局を経由することが必要であり、ま
た、従局から基準局への通信方式と基準局から従局への
通信方式が異なるため、従局と基準局で別々の通信装置
が必要であるなどの問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、基準局を経由せずに直接従局間
の情報伝送ができるとともに、同一装置で基準局と従局
のいずれにもなることができる時分割多元接続通信装置
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る時分割多
元接続通信装置は、基準局または従局に設定するための
通信モード信号を入力する通信モード信号入力端子を有
する制御部を設け、上記通信モード信号に応じて該制御
部から出力される周波数切換制御信号により、局部発振
部から出力される送信及び受信用の周波数を切り換える
局部発振周波数切換手段を設けたものである。
【0008】また、この発明に係る時分割多元接続通信
装置の局部発振部は、複数の通信網を構成するためのチ
ャンネルを有し、上記制御部からのチャネル切換信号に
より該複数のチャンネルを切り換えるようにしたもので
ある。
【0009】
【作用】この発明においては、基準局または従局に設定
するための通信モード信号を入力する通信モード信号入
力端子を有する制御部を設け、上記通信モード信号に応
じて該制御部から出力される周波数切換制御信号によ
り、局部発振部から出力される送信及び受信用の周波数
を切り換える局部発振周波数切換手段を設けたので、従
局間の全二重通信を行うことができ、かつ上記通信モー
ドを設定することにより基準局または従局のいずれにも
なることができる。
【0010】また、この発明における上記局部発振部は
複数の通信網を構成するためのチャンネルを有し、上記
制御部からのチャネル切換信号により該複数のチャンネ
ルを切り換えるようにしたので、複数の通信網を構成す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による時分割多元接続
通信装置の系統図であり、図において、図4と同一符号
は同一または相当部分を示し、13は制御部2より出力
され局部発振器6の出力の局部発振周波数を切り換える
スイッチを制御する周波数切換制御信号、14は受信側
の局部発振周波数f1 ,f2 を切り換える受信周波数切
換スイッチ、15は送信側の局部発振周波数を切り換え
る送信周波数切換スイッチ、16は通信モード(基準局
または従局)を設定する通信モード信号入力端である。
【0012】次に動作について説明する。まず基準局−
各従局間にて通信(情報伝送)を行う場合について説明
する。基準局においては、通信モード信号入力端16よ
り基準局に設定するための通信モード信号を入力し、制
御部2のモードを基準局とし、周波数切換制御信号13
にて送信周波数がf2 ,受信周波数がf1 になるように
送信周波数切換スイッチ15及び受信周波数切換スイッ
チ14を設定し(ステップS1 )、基準局−各従局間に
て通信(情報伝送)を行う(S2 )。
【0013】従局Ci においては、通信モード信号入力
端16より従局に設定するための通信モード信号を入力
し、制御部2のモードを従局とし、周波数切換制御信号
13にて送信周波数がf1 ,受信周波数がf2 になるよ
うに送信周波数切換スイッチ15及び受信周波数切換ス
イッチ14を設定する(S3 )。
【0014】周波数f1 及びf2 における送信は図2
(a),(b) に示す通り、予め決められた順序、または基準
局が各従局へ割り当てた順序にて実施する。従って、基
準局(従局)は送信情報入力端子1から入力した送信情
報を制御部2にて送信信号に変換し、変調部3にて変調
する。変調後の信号は送信タイミング信号4に同期して
送信部5にて送信周波数f2 (f1 )のRF信号とな
り、空中線共用部7及び空中線8を経て従局Ci (基準
局)へ送信される。
【0015】逆に、受信は従局Ci (基準局)から送信
される周波数f1 (f2 )のRF信号を空中線8及び空
中線共用部7を経て受信部9にて受信する。受信信号は
復調部10にて復調された後、制御部2にて自局宛の情
報を抽出し、受信情報出力端11より出力する
(S4 )。
【0016】次に、従局間にて通信(情報伝送)を行う
場合の一例を図3を用いて示す。従局Ci (i=1〜
N,Nは2以上の整数)にて従局Cj (j=1〜N,N
は2以上の整数,i≠j)へ情報を伝送する必要が発生
した場合、従局Ci は基準局に対し、従局間通信(相手
先:従局Cj )を要求する(S40)。基準局は従局Ci
からの従局Ci ・Cj 間通信要求を登録し(S30)、従
局Cj の状態を確認し(S31)、従局Cj が従局間通信
中であれば、登録を解除し(S32)、従局Ci を従局間
通信要求前の状態に戻す(従局Ci は必要ならば、一定
時間ウェイトした後、再度従局間Cj との従局間通信要
求を出す)(S41)。
【0017】従局Cj が従局間通信中でなければ、従局
j へ従局間通信の指示を送信する(S33)。従局Cj
は基準局からの従局間通信の指示を受信したら、了解信
号を基準局へ出力した後、送信周波数をf1 よりf
2 へ、受信周波数をf2 よりf1へ切り換え、従局Ci
からの信号受信待ち(従局間通信スタンバイ)の状態と
なる(S60)。基準局は従局Cj からの了解信号を受け
た後、従局Ci へ従局間通信の開始を指示(送信)した
後(S34)、従局Ci ,Cj を除く各従局との間で通信
(情報伝送)を行う(S35)。従局Ci は基準局からの
従局通信開始を受信すると、従局Cj への送信を開始す
る(S42)。従局Cj は従局Ci からの信号を受信する
と(S61)、従局Ci への送信を開始し、従局Ci −C
j 間で通信(情報伝送)が行われる(S62),
(S43)。従局Ci −Cj 間の通信が終了すると、従局
j は送信周波数及び受信周波数を元に戻し(S63)、
基準局との通信(情報伝送)状態に復帰する(S64)。
従局Ci は基準局へ従局間通信終了を通知する
(S44)。基準局は従局Ci よりの従局間通信終了を受
付けた後、従局Ci へ基準局との通信(情報伝送)状態
への復帰を指示し、従局Ci −Cj 間通信の登録を解除
し(S36)、各従局との通信(情報伝送)状態へ戻る
(S37)。従局Ci は基準局からの復帰指示を受けた後
(S45)、基準局との通信(情報伝送)状態へ戻る(S
46)。
【0018】従局間通信は組み合わせが一致しない限
り、最大N/2(Nは偶数)または(N−1)/2(N
は奇数)の通信が可能である。図2(a) に示すように周
波数f1 にも基準局を割り当てており、緊急時に従局間
通信中の周波数f1 にて受信している従局を制御できる
ようにしてある。
【0019】このように本実施例では、基準局または従
局に設定するための通信モード信号を入力する通信モー
ド信号入力端子を有する制御部を設け、上記通信モード
信号に応じて該制御部から出力される周波数切換制御信
号により、局部発振部から出力される送信及び受信用の
周波数を切り換える局部発振周波数切換手段を設けたの
で、従局間の全二重通信を行うことができ、かつ上記通
信モードを設定することにより基準局または従局のいず
れにもなることができる。
【0020】なお、上記実施例では、図2(b) に示すよ
うに周波数f2 に全従局の送信エリアを割り当てている
が、従局間通信をしていない従局及び従局間通信で送信
周波数がf1 の従局の送信エリアは空いているので、基
準局が使用してもよい。
【0021】また、図4に示すように、チャンネル切換
信号17を設け、複数のチャンネル(周波数の組み合わ
せ、例えばf1 とf2 ,f3 とf4 ,f5 とf6 ,…,
n- 1 とfn )を設け、複数の網を構成してもよく、周
波数の切換を早くすることにより、2個以上の網にて通
信することも可能である。
【0022】このように本実施例では、上記局部発振部
は複数の通信網を構成するためのチャンネルを有し、上
記制御部からのチャネル切換信号により該複数のチャン
ネルを切り換えるようにしたので、複数の通信網を構成
することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る時分割多
元接続通信装置によれば、基準局から従局への通信方式
と従局から基準局への通信方式を同じTDMA方式に
し、かつ送信周波数と受信周波数を切り換えることがで
きるように構成したので、基準局と従局に同じ装置を用
いることができ、また、従局間の全二重通信(情報伝
送)が実施できるため、基準局を経由する必要がなく、
網の回線の効率を向上できる効果がある。
【0024】また、上記局部発振部は複数の通信網を構
成するためのチャンネルを有し、上記制御部からのチャ
ネル切換信号により該複数のチャンネルを切り換えるよ
うにしたので、複数の通信網を構成することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による時分割多元接続通信
装置の系統図である。
【図2】この発明の時分割多元接続の送信割当を示す図
である。
【図3】基準局−従局間通信及び従局間通信の流れを示
すフローチャート図である。
【図4】この発明の他の実施例による時分割多元接続通
信装置の系統図である。
【図5】従来の時分割多元接続通信装置の系統図であ
る。
【図6】従来の時分割多元接続の送信割当を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 送信情報入力端子 2 制御部 3 変調部 4 送信タイミング信号 5 送信部 6 局部発振部 7 空中線共用部 8 空中線 9 受信部 10 復調部 11 受信情報出力端子 13 周波数切換制御信号 14 受信周波数切換スイッチ 15 送信周波数切換スイッチ 16 通信モード信号入力端子 17 チャンネル切換信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割多元接続を行う時分割多元接続通
    信装置において、 基準局または従局に設定するための通信モード信号を入
    力する通信モード信号入力端子を有する制御部と、 上記通信モード信号に応じて該制御部から出力される周
    波数切換制御信号により、局部発振部から出力される送
    信及び受信用の周波数を切り換える局部発振周波数切換
    手段とを備え、 従局間の全二重通信を行うことが可能であり、かつ上記
    通信モードを設定することにより基準局または従局のい
    ずれにもなることが可能であることを特徴とする時分割
    多元接続通信装置。
  2. 【請求項2】 上記局部発振部は複数の通信網を構成す
    るためのチャンネルを有し、上記制御部からのチャネル
    切換信号により該複数のチャンネルを切り換え可能であ
    ることを特徴とする請求項1記載の時分割多元接続通信
    装置。
JP4046250A 1992-01-30 1992-01-30 時分割多元接続通信装置 Expired - Lifetime JP2853930B2 (ja)

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