JP2853769B2 - 光ファイバカプラの製造方法 - Google Patents

光ファイバカプラの製造方法

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JP2853769B2
JP2853769B2 JP2054349A JP5434990A JP2853769B2 JP 2853769 B2 JP2853769 B2 JP 2853769B2 JP 2054349 A JP2054349 A JP 2054349A JP 5434990 A JP5434990 A JP 5434990A JP 2853769 B2 JP2853769 B2 JP 2853769B2
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眞澄 福間
樹哉 角田
和彦 有本
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumiden Opcom Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ファイバカプラの製造方法、特に、多心
型光ファイバを用いた光ファイバカプラの製造方法に関
するものである。
(従来の技術) 従来、光通信システムや光データリンク網等を構築す
るにあたり、光源から出た光信号を所望の割合にて分配
する光分岐器は、構成部品として重要である。この光分
岐器のひとつに光ファイバカプラがあるが、この光ファ
イバカプラは、通常複数本の光ファイバの長手方向の被
覆の一部を除去してガラス部を露出させ、これを撚り合
わせたり並行にして融着後、アセチレン・バーナ等の熱
源を用いて加熱・溶融し、一定張力下でこれを延伸して
製造する、いわゆる融着延伸法が、光ファイバカプラの
製造方法に最も適したものといわれている。
この場合、複数本の光ファイバ心線を別々に扱う必要
があり、能率的ではない。この点に鑑みて、当社では、
多心型光ファイバを用いることによって、製造工程の自
動化を図るとともに、作業時間の短縮を可能とする製造
方法を開発しつつある。
第1図および第2図により、多心型光ファイバを用い
る製造方法について説明する。
第1図は、製造装置の一例であり、第2図は、製造工
程の説明図である。図中、1は2心型光ファイバ、2a,2
bは被覆を除去したガラス部、2はカプラ本体部、3は
延伸ステージ、4はクランパ、5は光ファイバ把持部、
6はアセチレンバーナ等の加熱源、7は固定部材、8は
保護部材である。
先ず、2心型光ファイバ1を把持部5で把持して、そ
の被覆の一部を除去して、心線のガラス部2a,2bを露出
させ、延伸ステージ3に支持されたクランパ4で被覆部
をクランパする(第2図(A))。次に、ガラス部2a,2
bを固定部材7により接触させた状態で固定し(第2図
(B))、ガラス部2a,2bを、加熱源6により加熱、溶
融して融着させる。融着後、固定部材7を外し、分岐比
をモニタしながら延伸ステージに一定張力を加え、融着
部を加熱、延伸して、カプラ本体部2を形成し(第2図
(C))、所定の分岐比が得られら時点で加熱、延伸を
停止し、保護部材8によりモールドして(第2図
(D))、光ファイバカプラが製造される。
このような光ファイバカプラ製造方法においては、光
ファイバ把持部で把持する必要があるため、その部分に
おいて光ファイバが固定され、延伸時に、2心型光ファ
イバ1が第1図の点線で図示したような曲がりを生じ
る。この曲がりは、遅延時の延伸張力に対して、その伸
びを妨げようとする力を働かせることとなり、延伸を円
滑に行なうことができなくなって、光ファイバカプラの
製造の歩留を低下させる原因となっていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上述した問題点を解決するために、多心型
光ファイバ、特に、その被覆特性等を改善することによ
り、延伸工程を円滑に行なうことができる光ファイバカ
プラの製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、多心型光ファイバの長手方向の被覆の一部
を除去して光ファイバ心線のガラス部を露出させ、該ガ
ラス部の外側において延伸ステージによって被覆を把持
し、該延伸ステージの外側において前記延伸ステージと
は独立して設けられた光ファイバ把持部によって被覆を
把持して、前記ガラス部を融着延伸する光ファイバカプ
ラの製造方法において、前記多心型光ファイバとして、
延伸時において前記延伸ステージと前記光ファイバ把持
部との間にある多心型光ファイバの座屈によって延伸を
妨げる方向に働く下記の力Pが、延伸張力の20%以下と
なる構造の多心型光ファイバを用いることを特徴とする
ものである。
ただし、 L:光ファイバの把持部と延伸ステージ間の距離[mm] E:ヤング率[kg/mm2] I:断面モーメント である。この場合、複合体の断面モーメントIおよびヤ
ング率Eは、以下の式で示される。
ただし Siは、光ファイバのi層目の構造物質の断面積 Eiは、光ファイバのi層目の構造物質のヤング率 多心型光ファイバにおける各心線として、被覆を施し
た外径が140〜200μm(ガラス部の外径が125μmの場
合)のものを用いることができる。
(作 用) 第3図に示した2心型光ファイバを例にして説明す
る。図中、21は心線のガラス部、22は心線の1次被覆、
23は心線の2次被覆、24は21〜23よりなる心線の2本ま
とめて2心型光ファイバを形成する外部被覆である。
第1図に示すように、この2心型光ファイバの両端を
把持し、中央部分を延伸する際、光ファイバを延伸する
と、当然延伸ステージと、把持している部分の間で曲が
りが発生する。これは、座屈という現象であり、このよ
うな座屈により生じ、延伸を妨げる方向に働く力Pは次
式で表される(裳華房発行、光材料力学編集会編、「材
料力学」改訂版、第149頁)。
ただし、 L:光ファイバの把持部と延伸ステージ間の距離[mm] E:ヤング率[kg/mm2] I:断面モーメント である。この場合、複合体のモーメントIおよびヤング
率Eは、以下の式で示される。
ただし Siは、光ファイバのi層目の構造物質の断面積、 Eiは、光ファイバのi層目の構造物質のヤング率、 Iは、2心型光ファイバの断面モーメント、 である。
したがって、2心型光ファイバの構造物質の断面積
Si、ヤング率Ei、および、断面モーメントIを設計する
ことにより、座屈による力Pを適当な値に抑えることが
できる。
試作した光ファイバカプラについて特性を測定したと
ころ、座屈による力Pが延伸張力の20%以下の場合は延
伸を円滑に行なうことがき、所望の特性の光ファイバカ
プラを製造することができた。
(実施例) 第3図の構造の2心型光ファイバにおける実施例につ
いて説明する。第1層は石英ファイバで、外径125μm,
ヤング率7000kg/mm2、第2層は1次被覆で、外径200μ
m,ヤング率10kg/mm2、第3層は2次被覆で、外径250μ
m,ヤング率100kg/mm2、第4層は外部被覆で、ヤング率1
00kg/mm2であるが、これを外径0.5mmの円形断面と見な
し、1を400mmとすると、 E=944 [kg/mm2] I=5.2×10-3 [mm4] となり、 EI=4.90 [kg/mm2] P=0.62 [g] となる。
延伸張力は、3.2gとしたがら、座屈による力であるP
は、延伸張力に比較した20%以下にすることができた。
比較のために、2心型とせずに、上述した2本の心線
のみを用いた場合は、 P=0.017g となった。
このことから、ヤング率よりも、断面2次モーメント
Iが支配的であることがかる。このような理由により、
延伸張力に対抗する力を減少させるには、2心型光ファ
イバの各心線の外径を減少させるのが効果的である。
当社では、光ファイバとして、クラッド径125μm,MDF
9.5μm,カットオフ波長1.2μmの通常の1.3μm帯の単
一モードファイバを用いる場合、被覆した外径が250μ
mのものを用いていたが、これを1層のみの被覆とし、
ヤング率30kg/mm2のものを使用して被覆外径を減少させ
た。
被覆の外径は、140μm,180μm,200μm,230μmの4種
の光ファイバ心線を試作し、この2本を心線として、心
線の被覆のヤング率と同じヤング率の30kg/mm2のもので
被覆して2心型光ファイバを作成した。それぞれの2心
型光ファイバの外径は、310μm,400μm,420μm,480μm
となった。これらにより、光ファイバカプラを試作し
た。
延伸方法としては、3gの延伸張力を加え、酸水素バー
ナを用いて、ほぼ13mm/分の一定速度で5mmの加熱領域を
延伸し、1.3μmで分岐比が50%となるようモニタし
て、カプラを作成した。
延伸工程において、延伸は滑らかに行なうことができ
た。また、この時のEIは、それぞれ1.74,2.96,3.27,4.3
1であった。
これらの結果から、延伸時における多心型光ファイバ
の座屈による力が、延伸張力の20%以下のものが、延伸
を円滑にできることが分かった。また、通常のクラッド
径125μmの1.3μm帯単一モードファイバを用いる場
合、多心型光ファイバを構成する各心線の被覆外径は、
140〜200μmが適当であることが確認できた。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、多
心型光ファイバを用いて光ファイバカプラを量産する場
合、好適な2心型光ファイバを用いることにより、延伸
を滑らかに行なうことができ、再現性のよい光ファイバ
カプラを製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は、光ファイバカプラの製造工程の説明
図、第3図は、2心型光ファイバの一例の断面図であ
る。 1……2心型光ファイバ、2a,2b……被覆を除去したガ
ラス部、2……カプラ本体部、3……延伸ステージ、4
……クランパ、5……光ファイバ把持部、6……加熱
源、7……固化部材、8……保護部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有本 和彦 東京都大田区大森西7丁目6番31号 住 電オプコム株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−24607(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多心型光ファイバの長手方向の被覆の一部
    を除去して光ファイバ心線のガラス部を露出させ、該ガ
    ラス部の外側において延伸ステージによって被覆を把持
    し、該延伸ステージの外側において前記延伸ステージと
    は独立して設けられた光ファイバ把持部によって被覆を
    把持して、前記ガラス部を融着延伸する光ファイバカプ
    ラの製造方法において、前記多心型光ファイバとして、
    延伸時において前記延伸ステージと前記光ファイバ把持
    部との間にある多心型光ファイバの座屈によって延伸を
    妨げる方向に働く下記の力Pが、延伸張力の20%以下と
    なる構造の多心型光ファイバを用いることを特徴とする
    多心型光ファイバカプラの製造方法。 ただし、 L:光ファイバの把持部と延伸ステージ間の距離[mm] E:ヤング率[kg/mm2] I:断面モーメント である。この場合、複合体の断面モーメントIおよびヤ
    ング率Eは、以下の式で示される。 ただし Siは、光ファイバのi層目の構造物質の断面積 Eiは、光ファイバのi層目の構造物質のヤング率
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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