JP2853592B2 - 油圧式ピストンモータ - Google Patents

油圧式ピストンモータ

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JP2853592B2
JP2853592B2 JP278795A JP278795A JP2853592B2 JP 2853592 B2 JP2853592 B2 JP 2853592B2 JP 278795 A JP278795 A JP 278795A JP 278795 A JP278795 A JP 278795A JP 2853592 B2 JP2853592 B2 JP 2853592B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の油圧機器例えば
油圧ウインチなどにおいて利用される油圧式ピストンモ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧式ピストンモータは、モータケース
内にシリンダ本体を回転可能に保持するとともに、前記
シリンダ本体のシリンダに流路系を介して圧油を導入し
該シリンダに嵌合するピストンを伸出させることによ
り、被回転駆動体にトルクを発生させるもので、大トル
クを発生させることができることから、回転出力はウイ
ンチをはじめ各種の油圧式駆動機構として利用されてい
る。ところでこのような機器においては、作動の終了地
点あるいは途中の位置にて圧油の導入を停止しその状態
を維持する必要が生じる。この時モータ側には負荷が作
用していて、被回転駆動体に逆トルクが作用する。この
場合シリンダと嵌合するピストン間で油漏れなどが生じ
ると被回転駆動体が回転駆動されて逆にポンプ機能が起
こる場合がある。したがって停止位置での状態が維持で
きないことになり、このことが大きな事故につながるこ
とになる。このことから、通常この種油圧機器において
は、被回転駆動体ないしは回転出力軸にブレーキ機構が
内設されている。
【0003】該ブレーキ機構としては機械(メカニカ
ル)式と油圧式などいろいろな機構が採用されている
が、これらを概念図で示すと図10から図12に示され
ている。図10は機械式ブレーキ機構による場合で、油
圧式ピストンモータのシリンダ本体MBは方向切替弁K
Vを介して高圧回路Pと低圧回路Lに接続される油圧流
路P1、P2間に介在されている。方向切替弁KVが位
置AまたはC位置のときは油圧流路P1、P2を介して
高圧が油圧式ピストンモータに導入されてその回転トル
クが負荷LAに作用する。この負荷作動の場合は高圧が
シャトル弁V1および回路P3を介してブレーキ用シリ
ンダSPに導かれてピストンPTをばねSPの弾力に抗
して押し下げ、したがってブレーキシューBSはシリン
ダ本体MBから離れる。そして、油圧式ピストンモータ
の作動を停止させるため方向切替弁KVを図示のB位置
にさせると、高圧は回路P3に導入されずばねSPの弾
力によってブレーキシューBSがシリンダ本体MBに押
圧され、モータのブレーキ機構として機能する。油圧式
ピストンモータのケーシング内は流路P4を介してドレ
ンタンクDTに連接されている。PLはピストンロッド
である。図11はいわゆる油圧ブレーキ機構の場合で、
方向切替弁KVが図示位置Dにあるとき油圧流路P1、
P2が閉塞されるものである。さらに図12は油圧ブレ
ーキ機構の一種で、油圧流路P2にチェック弁V2が介
設されている。このチェック弁V2は油圧流路P1の高
圧がパイロット圧として流路P5を介して作用するとき
は油圧流路P2が開成し、モータの作動が停止され油圧
流路P1に高圧が作用しないときはチェック弁V2が閉
じてモータの吐出側が閉塞され、モータのブレーキ機構
として機能するようになっている。
【0004】なお、図11、図12における図10と同
一符号は同一部品を示しており詳説明は省略する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる油圧
式ピストンモータにおいては安価を追及する油圧機器と
しては不適当であるという課題を抱えている。即ち、図
10に示すようなメカニカル式ブレーキ機の場合はブレ
ーキ性は確実であるが、部品点数が多く、複雑でかつ重
量化しコンパクト化、コストダウン化に反するという問
題がある。また、図11、図12の場合のようにモータ
の吸込口と吐出口を閉塞し油流路を遮断してロック性能
を持たせても、ウインチの場合であれば負荷が作用して
モータが回転されようとする。この時油圧流路P1の油
を吸い込みポンプ作用をし吐出側がブロックされている
のでロック機能を維持することになるが、ピストンモー
タの場合、シリンダ、ピストン等からの油漏れは避けが
たく、完全には零にならないという事情があるので、徐
々に漏れた油はドレンタンク側に排出される。すると、
油圧流路P1の油がなくなり、吸い込む油がなくなるの
でロック性か消失する。そしてやがては負荷がロック力
に打ち勝って負荷側が暴走例えば油圧ウインチによる巻
上物が急落下するという事態が発生する。該油圧ブレー
キ機構の欠点を解決する方法として、モータ(ケーシン
グ)内部での漏れ油を吸込口側に送り込むためのモータ
を具備する内部ドレインモータ方式の提案もあるが、吸
込口側油圧流路が高圧になる場合が生じその場合はケー
シング内が高圧になるためシールやケーシング自身を耐
圧性ある高価なものにする必要がある。本発明は上記問
題点を解決する油圧式ピストンモータを提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0007】すなわち、本発明にかかる油圧式ピストン
モータは、被回転駆動体たとえばシリンダ本体が外力に
て回転駆動されるときモータケース内の油を前記流路系
を介してシリンダに導入させるための吸込弁を設けたも
のである。
【0008】
【作用】本発明の油圧式ピストンモータによれば、モー
タの吸込口と吐出口とを閉塞し油流路を遮断してロック
機能を持たせた場合、モータが外部の負荷などで回転駆
動されようとするときは、シリンダ、ピストン等からの
油漏れ量に対応して徐々にシリンダ本体は回転すること
になるものの、吸込弁を介してピストンモータの吸込側
に常に油が供給されるため、従来のように吸込側の油が
消失することによるシリンダ本体の急激な空転を阻止す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6を参照し
て説明する。
【0010】図1は、図10と同様の概念図で本発明を
示すもので、吸込弁SVはシリンダ本体MBを含むモー
タケース内と油圧流路P1との間に介設されており、モ
ータケース内に漏れ出た油がシリンダ本体MB側の低圧
側シリンダに導入される。さらにこのモータケース内に
漏れ出た油がシリンダ本体MB側にリターンするのを保
障すべく、モータケース内とドレンタンクDTとの連接
路である流路P4には背圧弁HVが介設されている。こ
の背圧弁HVはモータケース内の圧が一定値以上に至る
と開成してその油をドレンタンクDTに帰還させるよう
作動する。
【0011】図5と図6は、図1の本発明を実施した斜
軸形アキシャルピストンモータSMの具体的構成を示し
ている。即ち図1において2点鎖線で示す部分の具体的
構成を開示している。図5はピストンモータSMにおい
て本発明の要部を示す図であり、図6はピストンモータ
SMの縦断面図である。
【0012】図示の斜軸形アキシャルピストンモータS
Mは、本発明の出願人が提案するもので、回転出力軸6
がシリンダブロック9を貫通した点に特徴がある。即
ち、図中モータケース1は、円筒体状のフロントカバー
2とこのフロントカバー2の後端開口部に液蜜に蓋着し
たリヤカバー3とからなるもので、このリヤカバー3に
は対をなす流出入ポート4、5が開口させてある。そし
て、このモータケース1内に回転出力軸6を収容してい
る。この回転出力軸6は軸受7を介してモータケース1
に支持されており、その外方端はフロントカバー2の開
口部を通して外部に突出している。また、この回転出力
軸6のモータケース1内に位置する部位にはトルク伝動
部たるスプライン溝6Sが刻設され、このスプライン溝
6Sにはトルクプレート8がスプライン嵌合されてい
る。トルクプレート8は円盤状で前記回転出力軸6と一
体に回転する。そして、このトルクプレート8の後方に
はシリンダブロック9が配設されている。このシリンダ
ブロック9は前記トルクプレート8および前記回転出力
軸6の回転中心Mに対して一定角度θだけ傾斜傾斜軸芯
Lの回りに回転可能に設けられた厚肉円筒体状のもの
で、具体的にはその後端面が前記リヤカバー3のに形成
した傾斜面10に摺接された状態で該リヤカバー3に回
転可能に接合されている。また、このシリンダブロック
9には、前記傾斜軸心Lに平行で前記トルクプレート8
方向に開口する複数のシリンダ13が円周方向等間隔に
配設されている。そして、これら各シリンダ13にはピ
ストン14がそれぞれスライド可能に嵌合されている。
ピストン14は前記シリンダ13内に嵌合するピストン
本体部15とこのピストン本体部15から外方へ延出さ
せたロッド部16とを一体に形成されているもので、ピ
ストン本体部15がシリンダ13内に液蜜に嵌合する。
他方ピストン14のロッド部16の先端は球状16Aに
形成され、この球状16Aがトルクプレート8の一端面
に形成された球面受座に嵌合されている。さらにトルク
プレート8には同期板11が固着されており、この同期
板11は球状16Aが球面受座から外れるのを阻止す
る。同期板11は中央部に回転出力軸6の貫通孔を有す
るとともに、この貫通孔内周にはシリンダブロック9と
同期させるための同期スプライン11Aが形成されてい
る。この同期スプライン11Aには、シリンダブロック
9から延突された同期筒17の先端に形成されたスプラ
イン17Aがスプライン嵌合されている。したがって、
トルクプレート8の回転そして回転出力軸6の回転とシ
リンダブロック9は同期回転されるよう構成されてい
る。
【0013】他方、各シリンダ13はシリンダブロック
9の後端面に開口されている。そしてこのシリンダブロ
ック9の後端面と摺接するモータケース1の前記リヤカ
バー3のに形成した流出入ポート4、5へと連接されて
いるのである。この流出入ポート4、5の内、流出入ポ
ート4は前記トルクプレート8の回転中心から右側領域
に位置する各シリンダ13に連通し、また、流出入ポー
ト5は前記トルクプレート8の回転中心から左側領域に
位置する各シリンダ13に連通するよう、半円弧状の接
続ポート18、19が形成されている。
【0014】したがって、高圧油が油圧流路P1から油
圧式ピストンモータに導入されると、トルクプレート8
の回転中心から右側領域に位置する各シリンダ13に高
圧油が導入され、ピストン14は高圧油の柱を形成し、
この柱の半径方向の分力がトルクプレート8にトルクを
発生させ、回転出力軸6の回転となって出力されるので
ある。
【0015】さて、本発明は以上のような構成におい
て、シリンダブロック9・リアカバー3間、ピストン1
4・トルクプレート8間等の隙間よりモータケース1内
に漏れ出た油がシリンダ本体MB側の低圧側シリンダす
なわちたとえば接続ポート19に導入されるよう、図5
に示すとおり吸込弁SVがモータケース1内と油圧流路
P1との間に介設されているのである。そしてこの吸込
弁SVを介してモータケース内に漏れ出た油がシリンダ
本体MB側にリターンし、上記したように低圧側シリン
ダに充満してピストンモータの暴動を阻止するのであ
る。さらにこのモータケース1内に漏れ出た油がシリン
ダ本体MB側にリターンするのを保障すべく、モータケ
ース1内とドレンタンクDTとの連接路である流路P4
には背圧弁HVが図6に示すとおりリヤカバー3に介設
されている。この背圧弁HVは上記したようにモータケ
ース1内の圧が一定値以上に至ると開成してその油をド
レンタンクDTに帰還させるよう作動するのである。
【0016】図2は、図9と同様の回路構成に本発明を
実施した変形例を示すもので、吸込弁SVはシリンダ本
体MBを含むモータケース1内と油圧流路P1との間に
介設されており、また、モータケース1内に漏れ出た油
がシリンダ本体MB側にリターンするのを保障すべく、
モータケース1内とドレンタンクDTとの連接路である
流路P4には背圧弁HVが介設されている。この背圧弁
HVはモータケース内の圧が一定値以上に至ると開成し
てその油をドレンタンクDTに帰還させるよう作動す
る。図3はロックの必要な方向が両方向ある場合の変形
例を示しており、吸込弁がSV1とSV2の2個、油圧
流路P1側と油圧流路P2側に対して設置されているも
のである。図4の場合も、ロックの必要な方向が両方向
ある場合の変形例を示しており、吸込弁がSV1とSV
2の2個、油圧流路P1側と油圧流路P2側に対して設
置され、また、チェック弁もV21とV22が2個設置
されて、パイロット圧として2本の流路P5も介設され
ている。
【0017】なお、図1から図4における図7から図9
とで同一の符号で示す部品は、図7から図9の部品と同
一で同一の機能をするものであり、詳細な説明は省略す
る。本発明は以上説明したとおりであるが、本発明の特
徴を生かした種々の変形実施例を包含するものである。
例えば本発明においては、吸込弁SVの設置が必須要件
である。もちろん背圧弁HVの設置は吸込弁SVの機能
を保障する上で重要であるが、背圧弁HVの設置は必須
要件ではない。また。ピストンモータの形式についてで
あるが、図示実施例ではアキシャル形のピストンモータ
であるが、ラジアル形のピストンモータにおいても本発
明は適用可能で、上記実施例に限定されない。アキシャ
ル形のピストンモータの場合でも斜板式のピストンモー
タがあり、これらにも本発明は適用可能である。さらに
本発明の特徴である吸込弁SVそして背圧弁HVの介設
位置は具体的モータの構成により決定されるもので、図
示位置に限定されるものではない。
【0018】図7から図9はラジアルピストン形油圧モ
ータに本発明を適用した例で、ケースKSにトルクが発
生する方式のものである。固定軸FSに油圧流路系が設
置されており、偏心カム部ECを経てラジアルピストン
RSのシリンダRCに圧油が供給されることにより、ケ
ースKSにトルクが発生する。
【0019】本発明は以上説明したとおりで、これをま
とめるとつぎのとおりである。
【0020】1)モータケース内にシリンダ本体を回転
可能に保持するとともに、前記シリンダ本体のシリンダ
に流路系を介して圧油を導入し該シリンダに嵌合するピ
ストンにより発生する高圧油柱によってトルクプレート
にトルクを発生させるピストンモータにおいて、トルク
プレートが外力にて回転駆動されるときモータケース内
の油を前記流路系を介してシリンダに導入させるための
吸込弁を設けたことを特徴とする油圧式ピストンモー
タ。
【0021】2)モータケース内にシリンダ本体を回転
可能に保持するとともに、前記シリンダ本体のシリンダ
に流路系を介して圧油を導入し該シリンダに嵌合するピ
ストンにより発生する高圧油柱によってトルクプレート
にトルクを発生させるピストンモータにおいて、トルク
プレートが外力にて回転駆動されるときモータケース内
の油を前記流路系を介してシリンダに導入させるための
吸込弁を設けるとともに、モータケース内とドレンタン
クとの連接路である流路には背圧弁を介設したことを特
徴とする油圧式ピストンモータ。
【0022】3)モータケース内にシリンダ本体を回転
可能に保持するとともに、前記シリンダ本体のシリンダ
に流路系を介して圧油を導入し該シリンダに嵌合するピ
ストンにより発生する高圧油柱によってトルクプレート
に両方向のトルクを発生させるピストンモータにおい
て、トルクプレートが外力にて回転駆動されるときモー
タケース内の油を前記モータの吸込側と吐出側のシリン
ダに導入させるための吸込弁をそれぞれ設けたことを特
徴とする油圧式ピストンモータ。
【0023】4)モータケース内にシリンダ本体を回転
可能に保持するとともに、前記シリンダ本体のシリンダ
に流路系を介して圧油を導入し該シリンダに嵌合するピ
ストンにより発生する高圧油柱によってトルクプレート
に両方向のトルクを発生させるピストンモータにおい
て、トルクプレートが外力にて回転駆動されるときモー
タケース内の油を前記モータの吸込側と吐出側のシリン
ダに導入させるための吸込弁をそれぞれ設けるととも
に、モータに接続される両流路系にパイロット圧にて作
動するチェック弁をそれぞれ設置したことを特徴とする
油圧式ピストンモータ。
【0024】5)モータケース内にシリンダ本体を回転
可能に保持するとともに、前記シリンダ本体のシリンダ
に流路系を介して圧油を導入し該シリンダに嵌合するピ
ストンにより発生する高圧油柱によってトルクプレート
にトルクを発生させるアキシャルピストンモータにおい
て、トルクプレートが外力にて回転駆動されるときモー
タケース内の油を前記流路系を介してシリンダに導入さ
せるための吸込弁を設けたことを特徴とする油圧式アキ
シャルピストンモータ。
【0025】6)モータケース内にシリンダ本体を回転
可能に保持するとともに、前記シリンダ本体のシリンダ
に流路系を介して圧油を導入し該シリンダに嵌合するピ
ストンにより発生する高圧油柱によってケースにトルク
を発生させるラジアルピストンモータにおいて、ケース
が外力にて回転駆動されるときモータケース内の油を前
記流路系を介してシリンダに導入させるための吸込弁を
設けたことを特徴とする油圧式ラジアルピストンモー
タ。
【0026】
【発明の効果】本発明が提供する油圧式ピストンモータ
は以上説明したとおりであるから、モータから油漏れが
生じても吸込側には常に油が補充され、モータが暴走す
ることはなくなる。また、モータケース内とドレンタン
クとの連接路である流路には背圧弁を介設した場合は、
一定圧以上にならない以上油はドレン側に排出されるこ
とはなく、吸込側への油の補充が保障されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による油圧式ピストンモータの構成を示
す概念図である。
【図2】本発明による油圧式ピストンモータの変形例を
示す概念図である。
【図3】本発明による油圧式ピストンモータの変形例を
示す概念図である。
【図4】本発明による油圧式ピストンモータの変形例を
示す概念図である。
【図5】本発明による油圧式ピストンモータの具体的構
成を示す図である。
【図6】本発明による油圧式ピストンモータの具体的構
成を示す図である。
【図7】本発明の変形例を示す図である。
【図8】本発明の変形例を示す図である。
【図9】本発明の変形例を示す図である。
【図10】従来の油圧式ピストンモータの構成を示す概
念図である。
【図11】従来の油圧式ピストンモータの構成を示す概
念図である。
【図12】従来の油圧式ピストンモータの構成を示す概
念図である。
【符号の説明】
MB…シリンダ本体 P1〜P5…油圧流路 DT…ドレンタンク KV…方向切替弁 SM…斜軸形アキシャルピストンモータ SV…吸込弁 HV…背圧弁 V2、V21、V22…チェック弁 P…高圧回路 L…低圧回路 LA…負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F03C 1/06 F03C 1/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータケース内にシリンダ本体を回転可能
    に保持するとともに、前記シリンダ本体のシリンダに流
    路系を介して圧油を導入し該シリンダに嵌合するピスト
    ンを伸出させることにより、被回転駆動体にトルクを発
    生させるピストンモータにおいて、被回転駆動体が外力
    にて回転駆動されるときモータケース内の油を前記流路
    系を介してシリンダに導入させるための吸込弁を設けた
    ことを特徴とする油圧式ピストンモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900003929A1 (it) * 2019-03-19 2020-09-19 Dana Motion Sys Italia Srl Motore idraulico a pistoni assiali a piatto inclinato per apparati di sollevamento.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900003929A1 (it) * 2019-03-19 2020-09-19 Dana Motion Sys Italia Srl Motore idraulico a pistoni assiali a piatto inclinato per apparati di sollevamento.

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