JP2853231B2 - 包装方法 - Google Patents
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Description
されたシート状包装袋帯を切断して各隅部がコーナーカ
ットされた個々の包装袋に分離した後、これらの包装袋
に食品、医薬品等の内容物を収容する包装方法に関す
る。
複合フィルムを互に重ね合わせて周縁部を熱接着するこ
とにより密封袋が長さ方向に沿って連続した袋帯を得る
と共に、この袋帯に放射線を照射して密封袋内部を殺菌
した後、この袋帯を無菌雰囲気に保持された無菌包装室
内に導入し、この無菌包装室内において袋帯外面に対す
る殺菌処理、袋帯の幅方向ほぼ中央部を長さ方向に沿っ
て切断することにより一個の密封袋を二個の収容袋に分
割する分割操作、各収容袋内への内容物充填操作及び熱
接着による収容袋開口部の閉塞操作を順次自動的に行な
うようにした無菌充填包装方法が知られている(特公昭
62−34613号公報)。
分離し、これに内容物を充填する場合は好適なものであ
るが、この方法では第6図に示すような各隅部1を曲線
状にコーナーカットしたプラスチックフィルム等からな
る四角包装袋(以下、コーナーカット袋という)2を得
ることができない(なお、図中3はヒートシール部を示
す)。ここで、このように各隅部をコーナーカットする
のは、包装袋の使用時などに角が引掛かってトラブルが
生じるのを防ぐためである。
し、その中に内容物を連続的に収容する包装方法につき
検討を行ない、まず第7図に示すように、一対の包装袋
予定部4,4を横切断予定部5を介して一定に連設した包
装袋組6を縦切断予定部7を介して横方向に多数一本に
並設すると共に、上記縦切断予定部7の両端部に略V字
状の切欠き部8,8、縦切断予定部7と横切断予定部5と
の交差部に略菱形状(図面においては各稜縁が内側に突
出する円弧状の菱形状)の貫通孔9をそれぞれ形成して
なるシート状包装袋帯10を作製した。次に、上記包装袋
帯10を両切断予定部5,7で切断し、第8図に示すように
横切断予定部5による切断箇所を開口部11とする個々の
包装袋2に分離した後、この包装袋2内に開口部11から
内容物を収容して開口部11をヒートシールすることを試
みた。
ように包装装置のフィードローラ12,12で包装帯10を図
中矢印方向に間欠的に進行させ、まず第1フィルムカッ
ター13で横切断予定部5を連続的に切断した後、第2フ
ィルムカッター14で各縦切断予定部7を順次切断する。
なう場合、縦切断は予め包装袋帯10に横切断予定部5に
沿って包装袋予定部の表面に種々の表示印刷部を形成す
るためのいわゆるアイマーク(四角検出マーク)を印刷
により形成しておくと共に、包装装置に設けたセンサ
(図示せず)で上記マーク15を検出し、このマークの検
出位置を基準として縦切断箇所の位置決めを行なうよう
にした。
ーク15の検出による縦切断箇所の位置決め方法は、コー
ナーカット箇所(切欠き部8や貫通孔9)を直接検出す
るものでないため、縦切断箇所の位置決めがどうしても
不正確になる。従って、縦切断箇所の位置がずれ易く、
例えば実際の切断箇所は第10図中a,bで示すようにしば
しば縦切断予定部7から横方向にずれた箇所になり、曲
線状にうまくコーナーカットされた包装袋を得ることが
できないことが生じた。また、上述した位置決め方法で
は検出マークの印刷位置に印刷ずれがあった場合にも切
断箇所を適切に位置決めすることができないものであっ
た。
室内において多数のコーナーカット袋が連設されたシー
ト状包装袋帯を切断して個々のコーナーカット袋に分離
した後、これらの包装袋に内容物を収容する場合におい
て、包装袋帯の縦切断箇所の位置決めを精密に行なうこ
とができ、きれいにコーナーカットされた包装袋を得る
ことができる包装方法を提供することを目的とする。
持された無菌包装室内において、開封部が互に対向した
状態で横切断予定部を介して縦方向に一体に連設された
一対の包装袋組をそれぞれ縦切断予定部を介して横方向
に一体に並設した多数の包装袋組からなるシート状包装
袋帯を、上記縦横の切断予定部で切断して個々の包装袋
を互いに分離し、次いでこれら個々の包装袋に内容物を
収容するようにした包装方法であって、上記縦切断予定
部の両端部に略V字状の切欠き部をそれぞれ設けると共
に、上記縦切断予定部と横切断予定部との交差部に略菱
形状の貫通孔をそれぞれ設け、このシート状包装袋帯を
その長さ方向に間欠的に送り、該シート状包装袋帯の停
止時に上記V字状切欠き部又は菱形状貫通孔に光を照射
して、上記切欠き部又は貫通孔を通過した光量を検知機
で検出することにより上記切欠き部又は貫通孔の光通過
部分の面積を検出し、その面積から上記縦切断予定部の
位置を検知して上記包装袋帯の位置を矯正し、該矯正さ
れた位置で上記包装袋帯を縦方向に切断して、それぞれ
四隅部がコーナーカットされた包装袋を分離するように
したことを特徴とする包装方法を提供する。
形状貫通孔の光通過部分の面積をレーザー等の検知機で
検出し、この光通過部分の面積から包装袋帯の横方向へ
の位置ずれを検知してこのずれを矯正するものである。
発明は下記実施例に限定されるものではない。
で、この装置においては横切断予定部5の上方にレーザ
ー光源16、下方にレーザーセンサ17がそれぞれ設けられ
ており、光源16から放射されたレーザー光18をセンサ17
で検出するようになっている。なお、第1,2図において
第9図と同一構成の部分には同一参照符号を付してその
説明を省略する。
フィードローラ12,12の作動により包装袋帯10を第1,2図
中矢印方向に間欠的に進行させ、貫通孔9を光源16の下
方に順次停止させると共に、このとき貫通孔9を通過し
た光源16からのレーザー光18の光量をセンサ17で検出す
ることにより貫通孔9の光通過部分の面積を検出する。
すなわち、第3,4図に示すように光源16からのレーザー
光18は一定の断面面積を有するものであるが、この光18
のうち貫通孔9を通過した部分は減衰することなくセン
サ17に到達し、包装袋帯10に当たった部分は反射ないし
は減衰するため、非減衰光の光量をセンサ17で検出する
ことにより上記光通過部分の面積X1を検知することがで
きる。
は予め該面積と包装袋帯10の停止位置との関係を記憶し
たコンピューター(図示せず)でその面積X1に対応する
停止位置に算出し、その位置を送りモーター(図示せ
ず)に伝達することによってフィードローラ12,12によ
る包装袋帯10の送り量を調節することにより、包装袋帯
10の横方向へのずれが矯正される。従って、これにより
縦切断予定部7と第2フィルムカッター14による実際の
切断位置とが一致する。
行方向に対して後側の部分に行なうことが好適である
(第3〜5図参照)。
包装袋の分離操作に続いて公知の方法、例えば特公昭62
−34613号公報に示されたように包装袋への内容物の収
容、包装袋の密封等の操作が行なわれる。
切断部とを精度良く一致させることができ、四隅部がき
れいにコーナーカットされた包装袋を無菌包装室内で得
ることができるものである。
置との関係をコンピューターに記憶しておき、この関係
に基づいて包装袋帯の送り量を調節するようにしたが、
例えば第5図に示すように縦切断予定部7と実際の縦切
断箇所とが一致する適切な位置に包装袋帯10が停止して
いるときの貫通孔9の光通過部分の面積(標準面積)X2
を予め検出しておき、この標準面積X2と上記検出面積X1
とコンピューターで比較してこれら面積X1とX2との差に
基づいて包装袋帯の送り量を調節するようにしても良
い。また、レーザー光18の断面形状、断面面積や貫通孔
9に対する光源16、センサ17の配設態様も適宜選択する
ことができる。更に本実施例ではレーザー光を用いた検
知機について説明したが、レーザー光のほかに光電管に
よる検知機を利用してもよく、その他の構成についても
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して差し支え
ない。
ーカット袋が連設された包装袋帯の縦切断予定部の両端
に形成されたV字状切欠き部や縦横の切断予定部の交差
部に存する菱形状貫通孔を検知機で直接検出して縦切断
箇所の位置決めを行なうようにしたので、印刷による検
出マークを用いて間接的に縦切断箇所を検出するのと異
なり縦切断予定部と実際の縦切断箇所を精密に一致させ
ることができ、従って各隅部がきれいにコーナーカット
されたコーナーカット袋による包装物を得ることができ
る。また、印刷による検出マークを用いた場合のように
マークの印刷ずれに起因する切断箇所のずれも生じない
ものである。
概略図、第2図は第1図中一点鎖線IIで示す部分の概略
断面図、第3〜5図はそれぞれ貫通孔のレーザー光通過
部分の面積を測定する態様を示す説明図、第6図はコー
ナーカット袋を示す平面図、第7図は多数のコーナーカ
ット袋が連設された包装袋帯を示す平面図、第8図は包
装袋帯を切断して得た密封前のコーナーカット袋を示す
平面図、第9図は従来の包装装置の一例を示す一部省略
概略図、第10図は実際の縦切断箇所と縦切断予定部とが
ずれた状態を示す説明図である。 1……隅部、2……包装部、4……包装袋予定部、 5……横切断予定部、6……包装袋組、 7……縦切断予定部、8……切欠き部、 9……貫通孔、10……包装袋帯、 11……開口部、16……レーザー光源、 17……レーザーセンサ、18……レーザー光。
Claims (1)
- 【請求項1】無菌雰囲気に保持された無菌包装室内にお
いて、開封部が互に対向した状態で横切断予定部を介し
て縦方向に一体に連設された一対の包装袋組をそれぞれ
縦切断予定部を介して横方向に一体に並設した多数の包
装袋組からなるシート状包装袋帯を、上記縦横の切断予
定部で切断して個々の包装袋を互に分離し、次いでこれ
ら個々の包装袋に内容物を収容するようにした包装方法
であって、上記縦切断予定部の両端部に略V字状の切欠
き部をそれぞれ設けると共に、上記縦切断予定部と横切
断予定部との交差部に略菱形状の貫通孔をそれぞれ設
け、このシート状包装袋帯をその長さ方向に間欠的に送
り、該シート状包装袋帯の停止時に上記V字状切欠き部
又は菱形状貫通孔に光を照射して、上記切欠き部又は貫
通孔を通過した光量を検知機で検出することにより上記
切欠き部又は貫通孔の光通過部分の面積を検出し、その
面積から上記縦切断予定部の位置を検知して上記包装袋
帯の位置を矯正し、該矯正された位置で上記包装袋帯を
縦方向に切断して、それぞれ四隅部がコーナーカットさ
れた包装袋を分離するようにしたことを特徴とする包装
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023321A JP2853231B2 (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2023321A JP2853231B2 (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 包装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227228A JPH03227228A (ja) | 1991-10-08 |
JP2853231B2 true JP2853231B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=12107325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023321A Expired - Fee Related JP2853231B2 (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853231B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5350928A (en) * | 1993-02-11 | 1994-09-27 | Fmc Corporation | Apparatus and method for detecting perforations |
ES2141889T3 (es) * | 1994-09-19 | 2000-04-01 | Totani Giken Kogyo Kk | Maquina para fabricar bolsas. |
JP4505869B2 (ja) * | 1999-03-18 | 2010-07-21 | 東洋製罐株式会社 | パウチの製造方法 |
-
1990
- 1990-02-01 JP JP2023321A patent/JP2853231B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH03227228A (ja) | 1991-10-08 |
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