JP2851470B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2851470B2
JP2851470B2 JP4007880A JP788092A JP2851470B2 JP 2851470 B2 JP2851470 B2 JP 2851470B2 JP 4007880 A JP4007880 A JP 4007880A JP 788092 A JP788092 A JP 788092A JP 2851470 B2 JP2851470 B2 JP 2851470B2
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sense amplifier
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atd signal
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俊郎 藤井
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ読み出し時に複
数のセンスアンプが駆動される構成の半導体記憶装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置は、高速化や低消費電力
化のために内部同期方式が採用されている。この内部同
期方式は、外部からの入力の変化を検知してATD信号
と称するパルス状の同期信号を発生し、このATD信号
によって内部回路を同期して動作させる方式である。
【0003】この内部同期方式による多ビット構成の半
導体記憶装置における従来の読み出し回路を図2に示
す。
【0004】この読み出し回路は、アドレスバッファ1
が新たなアドレスを取り込むと、ATD信号発生回路2
がATD信号を発生するようになっている。すると、メ
モリセル回路3は、このATD信号を受けて、アドレス
バッファ1から送られて来たアドレスをデコードして選
択した複数のメモリセルから複数対のビット線B、Bバ
ーにデータを読み出す。そして、複数のセンスアンプ4
0〜4nも、このATD信号を受けて同時に駆動を開始
し、各対のビット線B、Bバー上に読み出されたデータ
を増幅し、Hレベル又はLレベルを確定して出力回路5
0〜5nにそれぞれ出力する。
【0005】従って、上記複数のセンスアンプ40〜4n
は、このATD信号が発せられてから駆動を開始し、一
定時間後にこのATD信号を遅延して発せられるAPD
信号が送られて来ると駆動を停止することになるので、
この間だけ電源が供給され無駄な電力をできるだけ消費
しないようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、メモリセル
回路3の各メモリセルに記憶されたデータは微小な信号
であり、ビット線B、Bバーもすぐには充電されないた
め、センスアンプ40〜4nがこのビット線B、Bバー間
の電位差を検知して増幅を行えるようになるまでにある
程度の時間を要する。
【0007】このため、ATD信号が発せられてからビ
ット線B、Bバー間の電位差が十分な大きさになるま
で、センスアンプ40〜4nが無駄に電力を消費して駆動
されることになり、多ビット構成により多数のセンスア
ンプ40〜4nを有する従来の半導体記憶装置では、この
電力消費の無駄が特に大きくなるという問題が生じてい
た。
【0008】なお、上記問題は、センスアンプ40〜4n
の駆動をATD信号が発せられてから一定時間遅らせる
ことにより解消することができる。しかしながら、この
ように駆動のタイミングを遅らせる最適の遅延時間はデ
バイスによってバラツキが生じるものであり、また、こ
の遅延時間を精密に設定することは容易ではない。従っ
て、センスアンプ40〜4nの駆動を一律に遅らせたので
は、この遅延時間が短すぎた場合に消費電力の無駄を防
止するという効果が期待できず、遅延時間が長すぎると
アクセスタイムが遅くなるという新たな問題が発生す
る。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、まず1個のセ
ンスアンプを駆動して、その出力が確定してから残りの
センスアンプを駆動させるようにすることにより、多数
のセンスアンプが無駄に電力を消費するのを防止するこ
とができる半導体記憶装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、データ読み出し時に複数のセンスアンプが駆動して
複数のメモリセルのデータを同時に読み出す半導体記憶
装置であって、データ読み出し時に、1個のセンスアン
プを駆動する第1センスアンプ駆動手段と、該1個のセ
ンスアンプの出力が確定したことを検知する出力確定検
知手段と、該出力確定検知手段が出力の確定を検知した
場合に、残り全てのセンスアンプを駆動する第2センス
アンプ駆動手段とを備えており、そのことにより上記目
的が達成される。
【0011】
【作用】上記構成により、データ読み出し時には、まず
第1センスアンプ駆動手段によって1個のセンスアンプ
のみが駆動される。しかしながら、メモリセルからデー
タを読み出したビット線はすぐには十分な電位差を有さ
ないため、センスアンプがこれを増幅して確定するまで
には暫く時間を要する。
【0012】そして、少し後にビット線の電位差が十分
となって、このセンスアンプが出力を確定すると、出力
確定検知手段がこれを検知するので、第2センスアンプ
駆動手段により残り全てのセンスアンプが駆動される。
【0013】この結果、1個を除いて残り全てのセンス
アンプは、ビット線が出力を確定するのに十分な電位差
を有するようになるまで駆動されないため、それまでの
間に無駄に電力を消費するようなことがなくなる。ま
た、1個のセンスアンプを駆動して実際にビット線が十
分な電位差を有するようになるのを確認してから残りの
センスアンプを駆動するので、センスアンプの駆動を一
律に所定時間だけ遅延させた場合のように、アクセスタ
イムが遅くなるというおそれもなくなる。
【0014】
【実施例】本発明を実施例について以下に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例を示すものであっ
て、半導体記憶装置の読み出し回路のブロック図であ
る。なお、上記図2に示した従来例と同様の機能を有す
る構成要素には同じ符号を付している。
【0016】読み出しデータを指定するアドレス信号
は、アドレスバッファ1に取り込まれる。アドレスバッ
ファ1は、外部信号の変化によってアドレス信号を取り
込み一時記憶するバッファである。アドレスバッファ1
が出力するアドレス信号は、ATD信号発生回路2とメ
モリセル回路3に送られる。
【0017】ATD信号発生回路2は、アドレスバッフ
ァ1が出力するアドレス信号の変化を検知してパルス状
の同期信号であるATD信号を出力する回路である。そ
して、ATD信号発生回路2が出力するATD信号は、
メモリセル回路3と第1のセンスアンプ40 と出力確定
検知回路6とに送られる。
【0018】メモリセル回路3は、メモリセルアレイと
アドレスデコーダからなり、ATD信号発生回路2から
のATD信号が入力されると、アドレスバッファ1から
送られて来たアドレスをデコードし、これによって選択
された複数のメモリセルから複数対のビット線B、Bバ
ーに同時にデータを読み出す回路である。メモリセル回
路3における各対の2本のビット線B、Bバーは、選択
されたメモリセルに接続する方の電位が記憶データに応
じて微小に変化し、他方が参照電位を出力する。そし
て、これら複数対のビット線B、Bバーは、各対ごとに
それぞれセンスアンプ40〜4nの入力に接続されてい
る。
【0019】センスアンプ40〜4nは、ATD信号の入
力によって駆動され、各対のビット線B、Bバーの電位
差によってメモリセルから読み出したデータを増幅しH
レベル又はLレベルに確定して出力する回路である。こ
れらのセンスアンプ40〜4nが確定し出力したデータ
は、それぞれ出力回路50〜5nに送られる。また、第1
のセンスアンプ40の出力は、上記出力確定検知回路6
にも送られる。
【0020】出力確定検知回路6は、ATD信号発生回
路2からのATD信号によって駆動し、第1のセンスア
ンプ40の出力を監視して、データがHレベル又はLレ
ベルに確定すると、入力されたATD信号を出力する回
路である。出力確定検知回路6から出力されるATD信
号は、残りのセンスアンプ41〜4nに送られる。
【0021】上記構成の読み出し回路の動作を説明す
る。
【0022】アドレスバッファ1が新たなアドレスを取
り込み、これを出力すると、ATD信号発生回路2がA
TD信号を発生する。すると、メモリセル回路3は、A
TD信号を受けて、アドレスバッファ1から送られて来
たアドレスに対応する複数のメモリセルから複数対のビ
ット線B、Bバーにそれぞれデータを読み出す。
【0023】また、第1のセンスアンプ40も、このA
TD信号を受けて同時に駆動を開始し、ビット線B0
0バー上に読み出されたデータを増幅する。ただし、
メモリセル回路3の各メモリセルに記憶されたデータは
微小な信号であり、ビット線B0、B0バーもすぐには充
電されないため、センスアンプ40がこのビット線B0
0バー間の電位差を検知して増幅を行えるようになる
までにはある程度の時間を要する。従って、センスアン
プ40は、ATD信号発生回路2がATD信号を発して
メモリセル回路3がデータの読み出し動作を行ってから
少し遅れて、このデータのHレベル又はLレベルを確定
し出力することになる。
【0024】出力確定検知回路6は、ATD信号発生回
路2からのATD信号を受けて、センスアンプ40の出
力を監視している。そして、センスアンプ40が少し遅
れて出力データを確定すると、出力確定検知回路6がこ
れを検知して、ATD信号を残りのセンスアンプ41
nに送る。すると、これらのセンスアンプ41〜4n
駆動を開始して、既に十分な電位差を有するビット線
B、Bバー上のデータを直ちに増幅し、Hレベル又はL
レベルを確定して出力する。
【0025】上記のようにして各センスアンプ40〜4n
で確定され出力されたデータは、出力回路50〜5nに送
られ、ここからさらに外部に出力されることになる。
【0026】この結果、本実施例の半導体記憶装置は、
第1のセンスアンプ40を駆動することによりビット線
B、Bバーの電位差が十分な大きさになる時期を検出
し、これに基づいて残りの多数のセンスアンプ41〜4n
を駆動することになるので、ビット線B、Bバーの電位
差が不十分な間、これらのセンスアンプ41〜4nが無駄
に電力を消費するのを防止すると共に、不必要にセンス
アンプ40〜4nの駆動が遅れてアクセスタイムを遅くす
るというおそれも生じない。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の半導体記憶装置によれば、ビット線が出力を確定する
のに十分な電位差を有するようになるまでセンスアンプ
が無駄に電力を消費するのを防止することができるよう
になり、しかも、ビット線の電位差が十分になった場合
には直ちにセンスアンプが駆動されるので、アクセスタ
イムが遅くなるというおそれも生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における読み出し回路のブロ
ック図である。
【図2】従来の半導体記憶装置における読み出し回路の
ブロック図である。
【符号の説明】
2 ATD信号発生回路 3 メモリセル回路 4 センスアンプ 6 出力確定検知回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ読み出し時に複数のセンスアンプが
    駆動して複数のメモリセルのデータを同時に読み出す半
    導体記憶装置であって、 データ読み出し時に、1個のセンスアンプを駆動する第
    1センスアンプ駆動手段と、 該1個のセンスアンプの出力が確定したことを検知する
    出力確定検知手段と、該出力確定検知手段が出力の確定
    を検知した場合に、残り全てのセンスアンプを駆動する
    第2センスアンプ駆動手段とを備えている半導体記憶装
    置。
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