JP2850826B2 - 多チャネルエコー除去方法及び装置 - Google Patents
多チャネルエコー除去方法及び装置Info
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Description
単数または複数の送信信号を有するシステムにおける、
エコー除去方法及び装置に関するものである。
信号を有するシステムにおいて、受信信号が空間音響経
路を伝搬することによって生じるエコーを除去する多チ
ャネルエコー除去方法あるいは装置に関しては、電子情
報通信学会技術研究報告Vol.84,No.330,
pp.7−4,CS−84−178(以下文献1)にお
いて、縦続接続型及び線形結合型の2種類が提案されて
いる。文献1によれば、縦続接続型はその構成による制
約から、線形結合型よりもエコー抑圧能力が劣る。そこ
で、従来例として、線形結合型多チャネルエコー除去装
置(エコーキャンセラ)を受信信号、送信信号ともに2
チャネルのシステムに適用した場合について説明する。
セラを示す。第1の受信信号1が第1のスピーカ3で再
生され、空間音響経路を経て第1のマイク9に至って生
じる第1のエコー5と、第2の受信信号2が第2のスピ
ーカ4で再生され、空間音響経路を経て第1のマイク9
に至って生じる第2のエコー6と、第1のマイク9に至
って話者11の発する音声である第1の送信信号12が
加算されて、第1の混在信号14となる。同様に、第1
の受信信号1が第1のスピーカ3で再生され、空間音響
経路を経て第2のマイク10に至って生じる第3のエコ
ー7と、第2の受信信号2が第2のスピーカ4で再生さ
れ、空間音響経路を経て第2のマイク10に至って生じ
る第4のエコー8と、第2のマイク10に至った話者1
1の発する音声である第2の送信信号13が加算され
て、第2の混在信号15となる。
去するために、第1の適応フィルタ121に第1の受信
信号1を入力して第1のエコー5に対応したエコーレプ
リカ125を生成し、第2の適応フィルタ122に第2
の受信信号2を入力して第2のエコー6に対応したエコ
ーレプリカ126を生成する。第1の減算器129で、
第1の混在信号14から第1及び第2のエコー5,6に
対応したエコーレプリカ125,126を差し引く。第
1及び第2の適応フィルタ121,122は、第1の減
算器129の出力が最小になるように制御する。第1の
減算器129の出力が、エコーキャンセラ120の第1
の出力信号16となる。
去するために、第3の適応フィルタ123に第1の受信
信号1を入力して第3のエコー7に対応したエコーレプ
リカ127を生成し、第4の適応フィルタ124に第2
の受信信号2を入力して第4のエコー8に対応したエコ
ーレプリカ128を生成する。第2の減算器130で、
第2の混在信号15から第3及び第4のエコー7,8に
対応したエコーレプリカ127,128を差し引く。第
3及び第4の適応フィルタ123,124は、第2の減
算器130の出力が最小になるように制御する。第2の
減算器130の出力が、エコーキャンセラ120の第2
の出力信号17となる。
一つである多チャネルテレビ会議システムにおいては、
複数のマイクで話者の音声を収録するため、各マイクで
収録される受信信号は、近似的に、話者と各マイクの距
離に応じた減衰量と時間遅れを持った信号とみなすこと
ができる。従って、異なったチャネルにおける受信信号
の相互相関は非常に高くなる。以下、第1の受信信号1
を遅延させたものに相当する第2の受信信号2、非巡回
型フィルタとして近似できるエコーパス、適応非巡回型
フィルタを用いた線形結合型エコーキャンセラを仮定す
る。
1,2をx1 (n),x2 (n)、第1の混在信号14
に混入するエコーをd(n)とする。第1及び第2の受
信信号1,2の間の時間差をnd (自然数)サンプルと
すると、 x2 (n)=x1 (n−nd ) (1) と表すことができる。簡単のため、第1及び第2のスピ
ーカ3,4から第1及び第2のマイク9,10に至る全
ての空間音響経路のインパルス応答長が等しいと仮定
し、それをNとする。また、スピーカ3からマイク9に
至る空間音響経路のインパルス応答標本値をh1,i 、ス
ピーカ4からマイク9に至る空間音響経路のインパルス
応答標本値をh2,i とする。ここに、iは0からN−1
の整数値をとる。混在信号14に混入したエコーd
(n)は、エコー5とエコー6の和として、
してx2 (n)を消去すると、
って生成されるエコーレプリカd(n)ハットは、適応
フィルタ121,122のi番目のフィルタ係数をそれ
ぞれw1,i (n),w2,i (n)とすると、
してx2 (n)を消去すると、
去するための条件は、
とがわかる。特に、
の移動によってnd の値が変化すると、解も変化する。
これは、エコーパスの変動がない場合でも、エコー消去
能力が低下することを意味しており、実環境における使
用に障害となる。以上、混在信号14に混入するエコー
を除去するために用いられる適応フィルタ121,12
2について検討したが、適応フィルタ123,124に
関しても、同様の議論が成立する。
号を入力とし、混在信号と1対1に対応する適応フィル
タでエコーレプリカを生成することにより、1つの音源
から複数の経路を伝搬して生じたエコーをチャネルあた
り一つの適応フィルタで推定する多チャネルエコー除去
方式が、アイイーイーイー・プロシーディングス・オブ
・インターナショナルカンファレンス・オン・アクース
ティックス・スピーチ・アンド・シグナルプロセシング
(IEEE Processings ofInter
national Conference on Ac
oustics,Speech and Signal
Processing)第2巻、1994年、245
〜248ページ(以下文献2)において、提案されてい
る。
除去方式では、一つのチャネルにおいて生じるエコーを
一つの適応フィルタで除去するため、解が不定となると
いう問題は起こらない。従って、適応フィルタの係数
は、一意に定まる最適値に収束する。しかしながら文献
2では、和者の声を収録するマイクロフォンの配置など
の使用環境によって定められるパラメータがある範囲に
収まらないときにエコー除去性能が劣化することが、評
価結果として述べられている。従って、あらゆる環境で
使用できることを前提とすれば、線形結合型の多チャネ
ルエコーキャンセラを使用せざるを得ない。
細に説明したように、従来の多チャネルエコー除去方法
及び装置では、適応フィルタ係数の解が不定であり、エ
コーパスのインパルス応答によって一意に定められる解
に一致することが保証されないという問題があった。本
発明の目的は、適応フィルタの係数値がエコーパスのイ
ンパルス応答によって一意に定められる正しい値に収束
する、多チャネルエコーパス除去方法及び装置を提供す
ることにある。
ー除去装置は、一つの受信信号を遅延させて遅延信号を
発生し、受信信号と相互に連続して切り替えて新たな受
信信号とする。具体的には、一つの受信信号を遅延させ
て遅延信号を発生する遅延素子(図1、2、4の14
2)と、該遅延素子の入力と出力を相互に連続して切り
替えて新たな受信信号とするスイッチ(図1、2、4の
141)を有する。
は、一つの受信信号を補間してから遅延させて遅延信号
を発生し、補間された受信信号と相互に連続して切り替
えて新たな受信信号にするとともに、新たな受信信号を
入力信号として供給されない適応フィルタの出力を補間
する。具体的には、前記遅延素子と前記スイッチに加え
て、受信信号補間回路(図2の150)又は標本化周波
数逓倍回路(図4の152)、及び適応フィルタ出力補
間回路(図2、4、5、7の155,157)を有す
る。
置は、一つの受信信号を標本化周波数逓倍してから遅延
させて遅延信号を発生し、標本化周波数逓倍された受信
信号と加算して新たな受信信号にするとともに、新たな
受信信号を入力信号として供給されない適応フィルタの
出力を補間する。具体的には、前記適応フィルタ出力補
間回路に加えて、一つの受信信号を標本化周波数逓倍し
て標本化周波数逓倍信号を発生する標本化周波数逓倍回
路(図7の144)と、遅延素子(図7の142)と、
前記標本化周波数逓倍信号と遅延信号を加算する加算器
(図7の143)を有する。
置は、1つの受信信号を遅延させた補助信号を作成し、
元の入力信号と新たに作成された補助信号を入力として
適応フィルタを動作させることにより、1つの信号源か
ら複数の経路を伝搬して生じたエコーを複数の適応フィ
ルタで推定するために、適応フィルタ係数を求める際の
条件式数が増加し、解が不定となるという問題は起こら
ない。従って、適応フィルタの係数は、一意に定まる最
適値に収束する。
実施の形態を詳細に説明する。説明にあたっては、第1
及び第2の受信信号と、第1及び第2の混在信号を有す
る場合、すなわち、2チャネルの場合で、受信信号がス
ピーカから空間音響経路を伝搬して、マイクで収録され
る音響エコーを除去する音響エコーキャンセラを仮定す
る。
セラの受信信号及び送信信号が2チャネルである場合の
実施の形態を示す。図8に示した線形結合型との違い
は、適応フィルタ122,124に供給される受信信号
2が、補助信号発生回路140によって合成処理され、
合成信号として出力されている点である。
8に示した線形結合型と同様にして生成される。受信信
号2は、スイッチ141の一方の入力端子と遅延素子1
42に供給される。遅延素子142は、供給された受信
信号2を1サンプル分遅延させてから、スイッチ141
のもう一方の入力端子に供給する。すなわち、スイッチ
141の2つの入力端子には、受信信号2と受信信号2
を1サンプル分遅延させた遅延信号が供給される。スイ
ッチ141は、1サンプル毎に入力端子を切り替え、受
信信号2と遅延信号を交互に出力する。スイッチ141
の出力である合成信号は、適応フィルタ122,12
4、ディジタルアナログ変換器(DAC)19に供給さ
れる。
2,123,124を含むエコーキャンセラ100は、
図8を用いて説明した線形結合型における標本化周波数
f0の2倍である2f0 で動作する。エコーキャンセラ
100の動作周波数が2f0となる理由は、補助信号発
生回路140における情報欠落を予め想定して、欠落情
報を補っておくためである。すなわち、補助信号発生回
路140の入力に[y0 y1 y2 y3 …yN-1 ]が供給
されると、補助信号発生回路140の出力は、[y0 y
0 y2 y2 …yN-1 yN-1 ]となる。従って、[y1 y
3 …yN-2 ]の情報は、失われる。これが予め2f0 で
標本化されていれば、補助信号発生回路140の出力に
おいて標本化定理を満足するような信号サンプルを得る
ことができる。以下、数式を用いて、適応フィルタ係数
が一意な値に収束することを示す。
化周波数f0 で動作している図8の場合に対応させて、
Mとする。図1において、エコーキャンセラ100は標
本化周波数2f0 で動作しているので、M=2Nの関係
が成立する。また、スピーカ3からマイク9に至る空間
音響経路のインパルス応答標本値をh1,i 、スピーカ4
からマイク9に至る空間音響経路のインパルス応答標本
値をh2,i とする。ただし、標本化周波数が2f0 なの
で、iは0からM−1の整数値をとる。いま、スピーカ
141が偶数番目のサンプルとして受信信号2を出力
し、奇数番目のサンプルとして遅延素子142の出力で
ある遅延信号を出力すると仮定する。
nにおける受信信号1をx1 (n)、受信信号2をx2
(n)とする。図8の場合と異なり、x1 (n)及びx
2 (n)は2f0 で標本化されている。混在信号14に
混入したエコーd(n)の偶数番目のサンプルd
e (n)と奇数番目のサンプルdo (n)は、エコー5
とエコー8の和として、
(9)に代入してx2 (n)を消去すると、
って生成されるエコーレプリカの偶数番目サンプルde
(n)ハット及び奇数番目サンプルdo (n)ハット
は、適応フィルタ121,122のi番目のフィルタ係
数をそれぞれw1,i (n),w2, i (n)とすると、
(13)に代入してx2 (n)を消去すると、
ee (n)及び奇数番目サンプルeo(n)は、
コーを完全に消去するための条件は、偶数番目サンプル
に対して、
(18)〜(23)が同時に成立しなければならない。
まず、式(18)と(21)から、 h1,i =w1,i (n) i=0,…,nd (24) が得られる。式(24)を式(19)におけるi=nd
に適用すると、
5)、(26)、及び次式で置き換えることができる。
ば、 h2,i −h2,i+1 =w2,i (n)−w2,i+1 (n) i=0,…,M−nd −2 (29) または、 h2,i −w2,i =h2,i+1 (n)−w2,i+1 (n) i=0,…,M−nd −2 (30) となる。式(26)と式(30)から、 h2,i =w2,i i=0,…,M−nd −1 (31) が得られ、式(31)と式(20)から、 h2,i =w2,i i=0,…,M−1 (32) となる。式(32)と式(21)及び(22)から、 h1,i =w1,i i=0,…,M−1 (33) となる。式(32)及び(33)から明らかなように、
適応フィルタ121,122の係数は、対応するエコー
パスインパルス応答の値に一致する。
しては、アダプティブ・シグナル・プロセッシング(A
daptive signal processin
g),1985,Prentice−Hall In
c.,USA(以下、文献3)及び、アダプティブ・フ
ィルタ(Adaptive filters),198
5,Kulwer Academic Publish
ers,USA(以下、文献4)にLMSアルゴリズム
及びノーマライズドLMS(NLMS)アルゴリズムが
記載されている。適応フィルタ121,122の制御は
LMSアルゴリズムを用いて行ない、適応フィルタ12
1,122のステップサイズμは同じであると仮定す
る。適応フィルタ121のi番目の係数の第n+1回目
の更新後の値w1,i (n+1)と適応フィルタ122の
i番目の係数の第n+1回目の更新後の値w2,i (n+
1)は、それぞれに対応した第n回目の更新後の値w
1,i (n)とw2,i (n)を用いて、 w1,i (n+1)=w1,i (n)+μe1 (n)x1 (n−i) (34) w2,i (n+1)=w2,i (n)+μe2 (n)x1 (n−nd −i)(35) で与えられる。
す。図1を用いて説明した第1の実施の形態との相違点
は、標本化周波数逓倍回路152と補間フィルタ151
から構成される補間回路150、及び補間回路155,
157である。図1に示した第1の実施の形態では適応
フィルタ121,122,123,124の全てが2f
0 で動作していたが、図2では適応フィルタ121,1
23がf0 で動作する。適応フィルタ121,123の
出力として得られるエコーレプリカは、それぞれ補間回
路155,157によって2倍に補間され、減算器12
9,130に供給される。また、受信信号2は標本化周
波数逓倍回路152で隣接サンプル間にゼロを挿入され
る。続いて、低域通過特性を有する補間フィルタ151
でフィルタ処理を施され、2f0 の標本化周波数を有す
る補間信号となる。補間回路150の周波数領域におけ
る動作を、図3に示す。
ペクトルは、模式的に図3(A)のように表すことがで
きる。標本化定理によって規定されるように、周波数成
分はf0 /2で帯域制限されており、f0 /2〜f0 ま
ではその折返し成分となっている。標本化周波数逓倍回
路152で標本化周波数を2倍にして、隣接サンプル間
にゼロを挿入すると、そのスペクトルは図3(B)に示
すようになる。ここで基本周波数成分とその折返し成分
を残すために、低域通過特性を有する補間フィルタ15
1で低域成分だけを取り出すと、スペクトルは図3
(C)に示すようになる。このようにして、補間回路1
50において標本化周波数がf0 から2f0に逓倍さ
れ、受信信号2の補間が行なわれる。
は、スイッチ141の一方の入力端子と遅延素子142
に供給される。補間回路155,157も、補間回路1
50と全く同じ動作で標本化周波数f0 の入力信号を標
本化周波数2f0 の出力信号とするように、補間を行な
う。従って、図1の場合と異なり、受信信号2はf0で
標本化されていれば良い。さらに、適応フィルタ12
1、123がf0 で動作するため、受信信号1もf0 で
標本化されていれば良い。
す。図2を用いて説明した第2の実施の形態との相違点
は、補間フィルタ151が存在せず、標本化周波数逓倍
回路152の出力が直接、補助信号発生回路140に供
給されていることである。すなわち、図2の実施の形態
では補助信号発生回路140の入力に[y0 y1 y2 y
3 …yN-1 ]が供給されるが、図4の実施の形態では補
助信号発生回路140の入力に[y0 0y2 0…
yN-1 ]が供給される。ここで、図4の実施の形態にお
いて、標本化周波数逓倍回路152からゼロが出力され
たときにスイッチ141が遅延素子142に接続された
端子の信号を出力するように構成すれば、補助信号発生
回路140の出力は、[y0 y0 y2 y2 …yN-1 y
N-1 ]となる。従って、図2の実施の形態でも図4の実
施の形態でも補助信号発生回路140の出力信号は等し
く、全く等しいエコー除去動作が期待できる。
す。図2を用いて説明した第2の実施の形態との相違点
は、補助信号発生回路140と補助信号発生回路146
にある。図2で使用されている補助信号発生回路140
は遅延素子142とスイッチ141で構成されている
が、図5で使用されている補助信号発生回路146は標
本化周波数逓減回路145、標本化周波数逓倍回路14
4、遅延素子142と加算器143で構成されている。
図6(A)に補間フィルタ151の出力信号例を示す。
サンプル番号0,1,2,3,4,5,6に対応して、
信号サンプルx2 (0)、x2 (1)、x2 (2)、x
2 (3)、x2 (4)、x2 (5)、x2 (6)を仮定
する。図5の標本化周波数逓減回路145において補間
フィルタ151の出力は1/2に間引かれるので、その
出力は図6(B)に示すとおりとなる。さらにこの信号
を標本化周波数逓倍回路144で2倍に補間し、隣接サ
ンプル間にゼロを挿入すると、得られる信号は図6
(C)に示す通りとなる。図6(C)に示した信号とこ
れを遅延素子142で1サンプル遅延させて得られた信
号を加算器143で加算すると、図6(D)に示す信号
系列が得られる。いま、図2のスイッチ141が偶数サ
ンプル番号に対して補間フィルタ151の出力を選択し
て出力し、奇数サンプル番号で遅延素子142の出力を
選択して出力するように設定すれば、図2のスイッチ1
41の出力信号が図6(D)に示した信号系列に等しく
なることは明らかである。従って、図5に示した第4の
実施の形態は図2に示した第1の実施の形態と同様の動
作をする。
す。図5を用いて説明した第4の実施の形態との相違点
は、標本化周波数逓倍回路152、補間フィルタ15
1、及び標本化周波数逓減回路145が除去されてお
り、受信信号2が直接標本化周波数逓倍回路144に供
給されていることである。既に図2を用いて説明したよ
うに、受信信号2は標本化周波数逓倍回路152で隣接
サンプル間にゼロを挿入される。続いて、低域通過特性
を有する補間フィルタ151でフィルタ処理を施され、
2f0 の標本化周波数を有する補間信号となる。この信
号に対して、標本化周波数逓減回路145は1サンプル
おきの間引きを行なうので、その出力はもとの受信信号
2に等しくなる。これは、図6(B)からも明らかであ
る。従って、標本化周波数逓倍回路152、補間フィル
タ151、及び標本化周波数逓減回路145を除去して
も、これらの回路が存在するときと全く同じ動作が期待
できる。すなわち、図7に示した実施の形態は図5に示
した実施の形態と同様の効果がある。
議システムを対象としたエコー除去について論じてきた
が、多チャネルエコー除去の別の応用分野である単一チ
ャネル多地点テレビ会議システムにおいてもまったく同
様の議論が成り立つ。単一チャネル多地点テレビ会議シ
ステムにおいては、通常、一つのマイクで収録した話者
の音声に対して、受信側で使用する複数スピーカの間で
希望する位置に話者が定位するような、適度な減衰量と
時間遅れを付加する処理を行なう。このような処理を施
された信号が、受信側で使用するスピーカの数だけ発生
される。受信側で使用するスピーカの数が2に等しい場
合は、図8に示した従来例において上記の減衰と遅延の
補正を加えた2種類の信号が、第1の受信信号1及び第
2の受信信号2に相当する。従って、本発明の実施の形
態をそのまま適用することができる。
信号1,2と、第1及び第2の混在信号14,15を有
する場合を例にとって説明したが、本発明は、複数の受
信信号と、単数または複数の送信信号が存在する場合に
適用可能である。また、受信信号がスピーカから空間音
響経路を伝搬して、マイクで収録される音響エコーを除
去する音響エコーを例にとっているが、音響エコー以外
のエコー、例えば回線の漏話などによるエコーに対して
も適用できる。また、適応フィルタ121,122,1
23,124として、LMSアルゴリズムによる非巡回
型適応フィルタを用いた例を示したが、本発明では、任
意の適応フィルタが使用可能である。例えば、NLMS
アルゴリズムによる非巡回型適応フィルタを用いた場合
のフィルタ係数更新は、
ては、文献3に記載されているシーケンシャル・リグレ
ッション・アルゴリズム(Sequential Re
gression Algorithm:SRA)や文
献4に記載されているRLSアルゴリズムなども使用で
きる。非巡回型適応フィルタの代わりに、巡回型を用い
てもよい。また、サブバンド型適応フィルタや変換領域
の適応フィルタを用いてもよい。
装置は、1つの受信信号を遅延させた補助信号を作成
し、元の入力信号と新たに作成された補助信号を入力と
して適応フィルタを動作させることにより、1つの信号
源から複数の経路を伝搬して生じたエコーを複数の適応
フィルタで推定するために、適応フィルタの係数を求め
る際の条件式数が増加し、解が不定となるという問題は
起こらない。これは、実施の形態の説明において記述し
たように、従来の線形結合型多チャネルエコーキャンセ
ラでは条件式として式(18)〜(20)の3式しか利
用することができなかったが、本発明によれば、式(1
8)〜(23)の6式を利用できるためである。従っ
て、適応フィルタの係数は、一意に定まる最適値に収束
する。
施の形態を示すブロック図である。
施の形態を示すブロック図である。
スペクトルである。
施の形態を示すブロック図である。
施の形態を示すブロック図である。
動作を説明するための時間領域信号サンプルを表す図で
ある。
施の形態を示すブロック図である。
ク図である。
コー除去装置 101 本発明の第2の実施の形態による多チャネルエ
コー除去装置 102 本発明の第3の実施の形態による多チャネルエ
コー除去装置 103 本発明の第4の実施の形態による多チャネルエ
コー除去装置 104 本発明の第5の実施の形態による多チャネルエ
コー除去装置 120 線形結合型多チャネルエコー除去装置 121,122,123,124 適応フィルタ 125,126,127,128 エコーレプリカ 129,130 減算器 140,146 補助信号発生回路 141 スイッチ 142 遅延素子 143 加算器 144,152 標本化周波数逓倍回路 145 標本化周波数逓減回路 150 補間回路 151,155,157 補間フィルタ
Claims (12)
- 【請求項1】複数の受信信号と単数または複数の送信信
号を有するシステムにおいて、前記複数の受信信号が空
間音響経路を伝搬することによって、あるいは回線で漏
話すること等によって生じる複数のエコーと前記送信信
号が混在する混在信号から、前記複数の受信信号を入力
とする複数の適応フィルタによって生成された前記複数
のエコーに対応したレプリカを差し引くことによってエ
コーを除去する際に、 前記複数の受信信号のうち一つを選択して選択受信信号
とし、該選択受信信号を遅延させて遅延信号を発生し、
前記選択受信信号と前記遅延信号を切り替えて新たな受
信信号とし、該新たな受信信号を前記選択された受信信
号の代わりに対応する適応フィルタに入力して前記複数
のレプリカを生成することを特徴とする多チャネルエコ
ー除去方法。 - 【請求項2】複数の受信信号と単数または複数の送信信
号を有するシステムにおいて、前記複数の受信信号が空
間音響経路を伝搬することによって、あるいは回線で漏
話すること等によって生じる複数のエコーと前記送信信
号が混在する混在信号から、前記複数の受信信号を入力
とする複数の適応フィルタによって生成された前記複数
のエコーに対応したレプリカを差し引くことによってエ
コーを除去する際に、 前記複数の受信信号のうち一つを選択して選択受信信号
とし、該選択受信信号を補間して補間信号を発生し、該
補間信号を遅延させて遅延信号を発生し、前記補間信号
と前記遅延信号を切り替えて新たな受信信号とし、該新
たな受信信号を前記選択された受信信号の代わりに対応
する適応フィルタに入力して前記複数のレプリカを生成
し、該新たな受信信号が入力される適応フィルタ以外の
全ての適応フィルタの出力を補間して前記複数のレプリ
カを生成することを特徴とする多チャネルエコー除去方
法。 - 【請求項3】選択受信信号を補間して補間信号を発生す
る際に、選択受信信号を標本化周波数逓倍して標本化周
波数逓倍信号を発生し、該標本化周波数逓倍信号を低域
通過フィルタによって処理することによって補間信号を
発生することを特徴とする請求項2の多チャネルエコー
除去方法。 - 【請求項4】選択受信信号を補間して補間信号を発生す
る際に、選択受信信号を標本化周波数逓倍して標本化周
波数逓倍信号を発生し、該標本化周波数逓倍信号を補間
信号とすることを特徴とする請求項2の多チャネルエコ
ー除去方法。 - 【請求項5】複数の受信信号と単数または複数の送信信
号を有するシステムにおいて、前記複数の受信信号が空
間音響経路を伝搬することによって、あるいは回線で漏
話すること等によって生じる複数のエコーと前記送信信
号が混在する混在信号から、前記複数の受信信号を入力
とする複数の適応フィルタによって生成された前記複数
のエコーに対応したレプリカを差し引くことによってエ
コーを除去する際に、 前記複数の受信信号のうち一つを選択して選択受信信号
とし、該選択受信信号を補間して補間信号を発生し、該
補間信号の標本化周波数を逓減させて標本化周波数逓減
信号を発生し、該標本化周波数逓減信号の標本化周波数
を逓倍させて標本化周波数逓倍信号を発生し、該標本化
周波数逓倍信号を遅延させて遅延信号を発生し、前記標
本化周波数逓倍信号と前記遅延信号を加算して新たな受
信信号とし、該新たな受信信号を前記選択された受信信
号の代わりに対応する適応フィルタに入力して前記複数
のレプリカを生成し、該新たな受信信号が入力される適
応フィルタ以外の全ての適応フィルタの出力を補間して
前記複数のレプリカを生成することを特徴とする多チャ
ネルエコー除去方法。 - 【請求項6】複数の受信信号と単数または複数の送信信
号を有するシステムにおいて、前記複数の受信信号が空
間音響経路を伝搬することによって、あるいは回線で漏
話すること等によって生じる複数のエコーと前記送信信
号が混在する混在信号から、前記複数の受信信号を入力
とする複数の適応フィルタによって生成された前記複数
のエコーに対応したレプリカを差し引くことによってエ
コーを除去する際に、 前記複数の受信信号のうち一つを選択して選択受信信号
とし、該選択受信信号の標本化周波数を逓倍させて標本
化周波数逓倍信号を発生し、該標本化周波数逓倍信号を
遅延させて遅延信号を発生し、前記標本化周波数逓倍信
号と前記遅延信号を加算して新たな受信信号とし、該新
たな受信信号を前記選択された受信信号の代わりに対応
する適応フィルタに入力して前記複数のレプリカを生成
し、該新たな受信信号が入力される適応フィルタ以外の
全ての適応フィルタの出力を補間して前記複数のレプリ
カを生成することを特徴とする多チャネルエコー除去方
法。 - 【請求項7】複数の受信信号と単数または複数の送信信
号を有するシステムにおいて、前記複数の受信信号が空
間音響経路を伝搬することによって、あるいは回線で漏
話すること等によって生じる複数のエコーと前記送信信
号が混在する混在信号から、前記複数の受信信号を入力
とする複数の適応フィルタによって生成された前記複数
のエコーに対応したレプリカを差し引くことによってエ
コーを除去する装置において、 前記空間音響経路あるいは回線における漏話の経路と1
対1に対応し、対応する経路に供給されるものと同一の
受信信号を受けて前記レプリカを生成する複数の適応フ
ィルタと、前記複数の受信信号のうちの一つを遅延させ
て遅延信号を発生する遅延素子と、該遅延素子の入力と
出力を相互に連続して切り替えて新たな受信信号として
複数の適応フィルタに供給するスイッチと、該生成され
たレプリカを前記混在信号から差し引く複数の減算器を
少なくとも具備し、前記複数の減算器の出力を最小とす
るように前記複数の適応フィルタを制御することを特徴
とする多チャネルエコー除去装置。 - 【請求項8】複数の受信信号と単数または複数の送信信
号を有するシステムにおいて、前記複数の受信信号が空
間音響経路を伝搬することによって、あるいは回線で漏
話すること等によって生じる複数のエコーと前記送信信
号が混在する混在信号から、前記複数の受信信号を入力
とする複数の適応フィルタによって生成された前記複数
のエコーに対応したレプリカを差し引くことによってエ
コーを除去する装置において、 前記空間音響経路あるいは回線における漏話の経路と1
対1に対応し、対応する経路に供給されるものと同一の
受信信号を受けて前記レプリカを生成する複数の適応フ
ィルタと、前記複数の受信信号のうちの一つを標本化周
波数逓倍して補間する受信信号補間回路と、該受信信号
補間回路の出力信号を遅延させて遅延信号を発生する遅
延素子と、該遅延素子の出力と前記受信信号補間回路の
出力を相互に連続して切り替えて複数の適応フィルタに
供給するスイッチと、前記複数の適応フィルタ出力を補
間する複数の適応フィルタ出力補間回路と、前記生成さ
れたレプリカを前記混在信号から差し引く複数の減算器
を少なくとも具備し、入力信号として前記スイッチの出
力を受けていない適応フィルタの出力を前記複数の適応
フィルタ出力補間回路で補間してから前記レプリカと
し、前記複数の減算器の出力を最小とするように前記複
数の適応フィルタを制御することを特徴とする多チャネ
ルエコー除去装置。 - 【請求項9】受信信号補間回路は、受信信号を標本化周
波数逓倍する標本化周波数逓倍回路と、該標本化周波数
逓倍回路の出力の高域成分を除去する低域通過フィルタ
とから構成されることを特徴とする請求項8の多チャネ
ルエコー除去装置。 - 【請求項10】受信信号補間回路は、受信信号を標本化
周波数逓倍する標本化周波数逓倍回路であることを特徴
とする請求項8の多チャネルエコー除去装置。 - 【請求項11】複数の受信信号と単数または複数の送信
信号を有するシステムにおいて、前記複数の受信信号が
空間音響経路を伝搬することによって、あるいは回線で
漏話すること等によって生じる複数のエコーと前記送信
信号が混在する混在信号から、前記複数の受信信号を入
力とする複数の適応フィルタによって生成された前記複
数のエコーに対応したレプリカを差し引くことによって
エコーを除去する装置において、 前記空間音響経路あるいは回線における漏話の経路と1
対1に対応し、対応する経路に供給されるものと同一の
受信信号を受けて前記レプリカを生成する複数の適応フ
ィルタと、前記複数の受信信号のうちの一つを標本化周
波数逓倍して補間する受信信号補間回路と、該受信信号
補間回路の出力信号を標本化周波数逓減する標本化周波
数逓減回路と、該標本化周波数逓減回路の出力信号を標
本化周波数逓倍する標本化周波数逓倍回路と、該標本化
周波数逓倍回路の出力信号を遅延させて遅延信号を発生
する遅延素子と、該遅延素子の出力と前記標本化周波数
逓倍回路の出力を加算してその加算結果を複数の適応フ
ィルタに供給する加算器と、前記複数の適応フィルタ出
力を補間する複数の適応フィルタ出力補間回路と、前記
生成されたレプリカを前記混在信号から差し引く複数の
減算器を少なくとも具備し、入力信号として前記スイッ
チの出力を受けていない適応フィルタの出力を前記複数
の適応フィルタ出力補間回路で補間してから前記レプリ
カとし、前記複数の減算器の出力を最小とするように前
記複数の適応フィルタを制御することを特徴とする多チ
ャネルエコー除去装置。 - 【請求項12】複数の受信信号と単数または複数の送信
信号を有するシステムにおいて、前記複数の受信信号が
空間音響経路を伝搬することによって、あるいは回線で
漏話すること等によって生じる複数のエコーと前記送信
信号が混在する混在信号から、前記複数の受信信号を入
力とする複数の適応フィルタによって生成された前記複
数のエコーに対応したレプリカを差し引くことによって
エコーを除去する装置において、 前記空間音響経路あるいは回線における漏話の経路と1
対1に対応し、対応する経路に供給されるものと同一の
受信信号を受けて前記レプリカを生成する複数の適応フ
ィルタと、前記複数の受信信号のうちの一つを標本化周
波数逓倍する標本化周波数逓倍回路と、該標本化周波数
逓倍回路の出力信号を遅延させて遅延信号を発生する遅
延素子と、該遅延素子の出力と前記標本化周波数逓倍回
路の出力を加算してその加算結果を複数の適応フィルタ
に供給する加算器と、前記複数の適応フィルタ出力を補
間する複数の適応フィルタ出力補間回路と、前記生成さ
れたレプリカを前記混在信号から差し引く複数の減算器
を少なくとも具備し、入力信号として前記スイッチの出
力を受けていない適応フィルタの出力を前記複数の適応
フィルタ出力補間回路で補間してから前記レプリカと
し、前記複数の減算器の出力を最小とするように前記複
数の適応フィルタを制御することを特徴とする多チャネ
ルエコー除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP282496A JP2850826B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 多チャネルエコー除去方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP282496A JP2850826B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 多チャネルエコー除去方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200092A JPH09200092A (ja) | 1997-07-31 |
JP2850826B2 true JP2850826B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=11540171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP282496A Expired - Fee Related JP2850826B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 多チャネルエコー除去方法及び装置 |
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Country | Link |
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Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5472642B2 (ja) * | 2008-09-26 | 2014-04-16 | 日本電気株式会社 | 信号処理方法、信号処理装置、および信号処理プログラム |
CN102165708B (zh) * | 2008-09-26 | 2014-06-25 | 日本电气株式会社 | 信号处理方法、信号处理装置及信号处理程序 |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP282496A patent/JP2850826B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (5)
Title |
---|
"マルチチャネルエコーキャンセラ(技術的課題と解決への挑戦)"電子情報通信学会誌,VOL.81,NO.3,(平成10.3.25)p.266−274 |
Yann JONCOUR,Akihiko GUGIYAMA 著"A Unique and Strict Identification of the Echo Path Impulse Response in Stereo Echo Cancellation" |
Yann JONCOUR,Akihiko SUGIYAMA 著,"A Stereo Echo Canceler with Correct Echo−Path Identification" |
電子情報通信学会技術研究報告,vol.96,No.424,DSP96−98〜107(1996.12.13)p.17−24 |
電子情報通信学会技術研究報告,Vol.97,No.10,DSP97−1〜7(1997.4.18)p.1−8 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09200092A (ja) | 1997-07-31 |
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