JP2850435B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2850435B2
JP2850435B2 JP865390A JP865390A JP2850435B2 JP 2850435 B2 JP2850435 B2 JP 2850435B2 JP 865390 A JP865390 A JP 865390A JP 865390 A JP865390 A JP 865390A JP 2850435 B2 JP2850435 B2 JP 2850435B2
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康裕 大久保
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気掃除機に関するものである。
従来の技術 従来より、真空吸引方式の電気掃除機に取り付けられ
る吸い込み具の中には、モータによってブラシや拭き取
り部材を回転させる事によってごみの掻き上げ機能や床
磨きの機能を兼ね備えたものがある。このように構成す
ると、例えば毛足の長いじゅうたんに絡まり付いた綿ご
みおよび毛髪等を掻き上げて吸い取ったり、また床に付
着した汚れを拭き取りながら同時にごみを吸い取る事が
出来る。
以下、従来の回転式ブラシの構成を第5図に基づいて
説明する。なお第5図では部分的に断面を示している。
27は円柱体、28は円柱体27に植え付けられた刷毛、29は
円柱体27に固定された回転シャフトである。30は動力伝
達用ベルトからの動力を回転シャフト29に伝えるための
プーリーである。31は回転シャフト29を回転自在に保持
するための軸受け部材であり、この軸受け部材31は本体
ケースに固定される。35は回転シャフト29を受けるため
に軸受け部材31に設けられたメタル軸受けである。37は
円柱体27の端部に突設された突出部であり、軸受け部材
31の一部がこの突出部37に覆い被さった状態になってい
る。
発明が解決しようとする課題 ところで以上のような構成では、円柱体27の両端の突
出部37に巻き付いた綿ごみおよび毛髪等が使用を続ける
間に徐々に外の方へ移動し、場合によっては突出部37の
端面と軸受け部材31との間の隙間39に入り込んでしまう
事がある。このような隙間39に綿ごみ等が入り込んで
も、使用者はそれに気付かない事が多い。すると、徐々
にその量は増え、やがて硬く押し固められた状態にな
り、軸受け部材31などとのまわりの部材と擦れて大きな
摩擦熱が生じる事となり、焼き付き等が生じてしまう。
本発明はこの課題に鑑みてなされたものであり、綿ご
み等が軸受け部材付近の隙間に入り込んでしまう事を防
止出来る電気掃除機を提供する事を目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は以上の課題を解決するため、回転清掃部材の
両端に、回転軸と同軸にテーパ部を形成し、テーパ部の
径はテーパ部の外端部側より回転清掃部材の根元側が小
さくなる形状を有し、軸受け部材の回転清掃部材側端面
に凹部を形成し、テーパ部の外端部を上記凹部に挿入し
た。
作用 以上のように構成したことにより、テーパ部に巻きつ
いた綿ごみ等は、回転清掃部材の回転によって上記テー
パ部に締め付けられるが、これらの綿ごみ等はテーパ部
上を径が大きい部分から小さい部分に向かう方向に滑る
事となり、これらの綿ごみ等はテーパ部の根元部に集積
される。
実施例 以下、本発明の吸い込み具の実施例について説明す
る。第1図は本実施例の電気掃除機の吸い込み具の上蓋
を取り外してその内部構成を示したものである。第1図
において、1は吸い込み具である。2は本体ケース、3
は電気掃除機本体(図示せず)から延出する吸い込み管
と接続する接続管であり、吸い込み具1に対して回動自
在になっている。4は円柱状体に植刷毛して構成され回
転式ブラシ、5は円柱状に構成された拭き取り部材であ
り、共に一部が底部より露出している。本体ケース2内
には、回転式ブラシ4および拭き取り部材5を回転させ
るための直流モータが設けられている。6は前記直流モ
ータの回転力を回転式ブラシ4に伝えるための動力伝達
用ベルトである。ただし前記直流モータの駆動軸と回転
式ブラシ4との間には一方向クラッチが介在しており、
また同直流モータの駆動軸と拭き取り部材5との間にも
一方向クラッチが介在しており、この直流モータがある
方向に回転した場合は回転式ブラシ4に動力が伝り、ま
た上記方向とは逆の方向に回転した場合は拭き取り部材
5に動力が伝わるようになっている。
第2図は回転式ブラシ4の構成および回転式ブラシ4
に動力を伝達するための構成を詳細に示すものであり、
部分的に断面を示している。7は円柱体、8は円柱体7
に植え付けられたナイロン製の刷毛である。9は回転シ
ャフトであり、回転シャフト9と円柱体7は互いに固定
されている。10は前述のベルト6からの動力を回転シャ
フト9に伝えるためのプーリーである。11および12は回
転シャフト9を回転自在に保持するための軸受け部材で
ある。この軸受け部材11および軸受け部材12は本体ケー
ス2に固定され、従って回転式ブラシ4は本体ケース2
に回転可能に保持される事となる。13は回転シャフト9
の端部に固定された隅用回転ブラシである。隅用回転ブ
ラシ13は本体ケース2の端部に位置する事となり、例え
ば床と壁との間の角の部分のごみを良好に掻き上げる事
が出来るようになっている。
第3図は、第2図に示す回転式ブラシ4の一端部を拡
大したものである。14はプーリー10の内部に組み込まれ
た1方向クラッチ機構であり、例えばプーリー10が矢印
A方向に回転した場合のみその回転力を回転シャフト9
に伝達し、プーリー10がその逆方向に回転した場合は動
力は伝達しないように構成されている。15は回転シャフ
ト9を受けるために軸受け部材11に設けられたメタル軸
受けである。16は軸受け部材11の回転式ブラシ4に対向
した面に形成された凹部である。また軸受け部材12も軸
受け部材11とほぼ同様な構成になっており、メタル軸受
けを備え、また凹部16と同様な凹部が形成されている。
17および18は円柱体7の両端部に突設されるととも
に、円柱体7の外形よりも小さな外形を有するテーパ部
である。テーパ部17,18は回転シャフト9に対して同軸
であり、その外端部の径がもっと大きく、外端部から根
元側に向かうに伴って次第に径が小さくなるテーパ形状
を有している。なお、このテーパ部17,18に刷毛は設け
られていない。そしてテーパ部17の外端部は軸受け部材
11に形成さたれ凹部16に挿入され、またテーパ部18の外
端部は軸受け部材12に形成された凹部に挿入されてお
り、軸受け部材11および軸受け部材12の一部がテーパ部
17およびテーパ部18にそれぞれ覆い被さった状態になっ
ている。
次に動作を説明する。本体側において所定の操作を行
うと、本体内の電動吸引装置が吸込動作を行うとともに
吸い込み具内のモータが順方向に回転し、回転式ブラシ
4が回転する。そして使用者は吸い込み具1を床上(じ
ゅうたん等)で前後させる。床上の綿ごみおよび毛髪等
は、回転式ブラシ4によって掻き上げられ、前記電動吸
引装置の吸込動作によって吸い取られる。
ところで、この際に綿ごみおよび毛髪等が円柱体7に
いくらか巻き付く事は避けられない。しかしながら円柱
体7に巻き付いた場合は、使用者にとって比較的簡単に
取り除く事が出来る。
また、綿ごみおよび毛髪等は円柱体7の両端に形成さ
れたテーパ部17およびテーパ部18にも巻き付く事とな
る。そしてテーパ部17およびテーパ部18に一旦巻き付い
た綿ごみ等は、回転式ブラシ4の回転によって締め付け
られる。しかし、テーパ部17およびテーパ部18は前述の
ようにテーパ形状を有しているので、そのテーパ形状の
面において綿ごみ等が締め付けられると、それらは第4
図の20が示すようにテーパ部17およびテーパ部18の根元
部に集積される事となる。このように、たとえ綿ごみ等
が巻き付いてもそれらがテーパ部17およびテーパ部18の
根元部に集まれば、使用者にとって比較的簡単に取り除
く事が出来る。
また、もし綿ごみ等がテーパ部17の端面と軸受け部材
11との間の隙間19に入り込めば、それらの綿ごみ等は回
転シャフト9に巻き付く事になるが、本実施例では前述
のように軸受け部材11および軸受け部材12の一部がテー
パ部17およびテーパ部18にそれぞれ覆い被さった状態に
なっているので、綿ごみ等が隙間19に入り込む事は無
い。
発明の効果 以上のように本発明は、回転清掃部材の側面に植刷毛
する事によって構成された回転清掃部材を有するものに
おいて、上記回転清掃部材の両端に、回転軸と同軸であ
って、その径が端部から根元部に進むにつれて次第に小
さくなったテーパ部を形成し、上記回転軸を回転可能に
保持する軸受け部材に、上記テーパ部の先端を納める凹
部を形成した事により、テーパ部に巻きついた綿ごみ等
は、回転清掃部材の回転によって上記テーパ部に締め付
けられが、これらの綿ごみ等はテーパ部上を径が大きい
部分から小さい部分に向かう方向に滑る事となり、これ
らの綿ごみ等はテーパ部の根元部に集積される。従っ
て、綿ごみ等が回転清掃部材の端面と軸受け部材との間
の狭い隙間に入り込んでしまう事が無く、従来例のごと
く焼き付き等によって破損したり、また回転清掃部材の
回転が阻止されてしまう事はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における電気掃除機の吸い込み
具の内部構成を示す断面図、第2図は同吸い込み具に設
けられた回転式ブラシの要部を切断して断面を見せた状
態の側面図、第3図は同回転式ブラシの第2図における
要部を拡大した要部断面図、第4図は動作状態における
同回転式ブラシの要部断面図、第5図は従来の電気掃除
機に用いられていた回転式ブラシの要部断面図である。 1:吸い込み具、2:本体ケース 4:回転式ブラシ、5:拭き取り部材 6:動力伝達用ベルト、7:円柱体 8:刷毛、9:回転シャフト 10:プーリー、11,12:軸受け部材 14:1方向クラッチ機構 15:メタル軸受、16:凹部 17,18:テーパ部、19:隙間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端より突出する回転軸を備えた回転清掃
    部材と、 モータからの動力を上記回転軸に伝える動力伝達手段
    と、 上記回転軸を回転自在に保持するための軸受けを備え吸
    い込み具の本体ケースに固定された軸受け部材とを備
    え、 上記回転清掃部材の両端に、上記回転軸と同軸にテーパ
    部を形成し、上記テーパ部の径は上記テーパ部の外端部
    側より上記回転清掃部材の根元側が小さくなる形状を有
    し、 上記軸受け部材の上記回転清掃部材側端面に凹部を形成
    し、上記テーパ部の外端部が上記凹部に挿入されたこと
    を特徴とする電気掃除機。
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