JP2850027B2 - 産業車両のサスペンション機構制御方法 - Google Patents

産業車両のサスペンション機構制御方法

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JP2850027B2
JP2850027B2 JP1314305A JP31430589A JP2850027B2 JP 2850027 B2 JP2850027 B2 JP 2850027B2 JP 1314305 A JP1314305 A JP 1314305A JP 31430589 A JP31430589 A JP 31430589A JP 2850027 B2 JP2850027 B2 JP 2850027B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リーチ式フォークリフト等の産業車両のサ
スペンション機構の減衰力を制御する方法に関する。
〔従来の技術〕
リーチ式フォークリフト等の産業車両は、車体にフォ
ーク爪等の作業機を設けると共に、走行時に後輪タイヤ
から車体に伝播する振動を低減するためにショックアブ
ソーバやバネなどのサスペンション機構を設けている。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる産業車両において十分な振動低減効果を得るに
はショックアブソーバやバネの硬さを柔らかくすれば良
いが、ショックアブソーバやバネの硬さを柔らかくする
と作業機を上げ作業する際にショックアブソーバやバネ
がふわつき車体安定性を損なう原因となることがあり、
十分な振動低減効果と作業機上げ作業時の車体安定性の
両方を満足することができないのが現状である。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした
産業車両のサスペンション機構制御方法を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明は車体1に作業機を上下動自在に設けると共
に、タイヤをサスペンション機構11を介して設けて成る
産業車両において、 前記サスペンション機構11を、減衰力が柔らかい状態
と硬い状態に切換えできるものとし、 前記作業機の高さを検出するセンサと、このセンサに
より検出した作業機の高さが入力されて前記サスペンシ
ョン機構11の減衰力を切換えるコントローラを設け、 作業機が設定した高さ以下の時にはサスペンション機
構11の減衰力を柔らかくし、設定した高さ以上の時には
サスペンション機構11の減衰力を硬くすることを特徴と
する産業車両のサスペンション機構制御方法である。
本発明によれば、作業機が設定高さ以下の時にはサス
ペンション機構11の減衰力を柔らかくするから、高速走
行時に十分な振動減衰効果が得られてオペレータの乗心
地を向上でき、作業機が設定高さ以上の時にはサスペン
ション機構11の減衰力を硬くするから、作業機を上げ作
業する場合には車体安定性を向上できる。
また、作業機の高さをセンサで検出し、その検出した
作業機の高さに基づいてサスペンション機構11の減衰力
を切換えるので、そのサスペンション機構11の減衰力を
作業機の高さに応じて誤動作することなしに確実に切換
えできる。
〔実施例〕
第1図に示すように、車体1は後部本体2と左右一対
の前部脚3,3よりL字状となり、左右一対の前部脚3,3に
沿ってマスト4が前後摺動自在に設けられ、そのマスト
4に作業機となるフォーク爪5が昇降自在に設けてある
と共に、マスト4にはフォーク爪5の高さを検出するセ
ンサ6が設けてある。
例えば、マスト4は固定マストに沿って可動マストを
昇降自在に設け、その可動マストにフォーク爪5を昇降
自在に設けてあり、その可動マストのストロークを検出
することでフォーク爪5の高さを検出できるようにな
り、前記センサ6は可動マストのストロークにより回転
するポテンションメータとなっている。前記車体1には
後輪タイヤ7と前輪タイヤ8が設けられ、その後輪タイ
ヤ7はショックアブソーバ9とバネ10より成るサスペン
シュン機構11によって支承されたブラケット12に設けら
れ、そのショックアブソーバ9の減衰力はコントローラ
13によって制御される。
前記センサ6の検出信号は第3図のように入力インタ
ーフェイス14を経てコントローラ13に入力され、その出
力はインターフェイス15及びアンプ16を経て前記ショッ
クアブソーバ9に送られる。
前記コントローラ13にはフォーク爪5が路面近くであ
る時の一定高さL1が設定され、センサ6により検出した
高さが一定高さL1以下の時には減衰力を柔らかくする信
号を出力し、一定高さL1以上の時には減衰力を硬くする
信号を出力する。
ショックアブソーバ9は固定筒と可動杆より伸長室と
縮少室を有し、その伸長室と縮少室に流体を封入し、か
つ絞りを介して連通してあり、その絞りの大きさを変更
することで減衰力を硬くしたり、柔らかくしたりできる
ようになっている。
そして、前記コントローラ13よりの信号で絞りの大き
さを変更するようにしてある。
なお、ショックアブソーバ9は、気体封入式、バネと
気体を併用したものとしても良く、その場合には封入し
た気体の圧力を増減したりすれば良い。
このようであるから、高速で走行する場合にはフォー
ク爪5を路面近くに下降させるので、センサ6の検出高
さはコントローラ13に設定した一定高さL1以下となり、
コントローラ13は減衰力を柔らかくする信号を出力して
ショックアブソーバ9の減衰力を柔らかくして十分な振
動低減効果が得られる。
また、フォーク爪5を上げ作業する場合にはセンサ6
の検出高さはコントローラ13に設定した一定高さL1以上
となり、コントローラ13は減衰力を硬くする信号を出力
してショックアブソーバ9の減衰力を硬くして車体安定
性を向上できる。
〔発明の効果〕
作業機が設定高さ以下の時にはサスペンション機構11
の減衰力が柔らかくするから、高速走行時に十分な振動
減衰効果が得られてオペレータの乗心地を向上でき、作
業機が設定高さ以上の時にはサスペンション機構11の減
衰力を硬くするから、作業機を上げ作業する場合には車
体安定性を向上できる。
また、作業機の高さをセンサで検出し、その検出した
作業機の高さに基づいてサスペンション機構11の減衰力
を切換えるので、そのサスペンション機構11の減衰力を
作業機の高さに応じて誤動作することなしに確実に切換
えできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はリーチ式フォー
クリフトの正面図、第2図は後輪タイヤ取付部の拡大
図、第3図は制御回路図である。 1は車体、5はフォーク爪、6はセンサ、11はサスペン
ション機構、13はコントローラ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体1に作業機を上下動自在に設けると共
    に、タイヤをサスペンション機構11を介して設けて成る
    産業車両において、 前記サスペンション機構11を、減衰力が柔らかい状態と
    硬い状態に切換えできるものとし、 前記作業機の高さを検出するセンサと、このセンサによ
    り検出した作業機の高さが入力されて前記サスペンショ
    ン機構11の減衰力を切換えるコントローラを設け、 作業機が設定した高さ以下の時にはサスペンション機構
    11の減衰力を柔らかくし、設定した高さ以上の時にはサ
    スペンション機構11の減衰力を硬くすることを特徴とす
    る産業車両のサスペンション機構制御方法。
JP1314305A 1989-12-05 1989-12-05 産業車両のサスペンション機構制御方法 Expired - Fee Related JP2850027B2 (ja)

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EP1190928A1 (en) * 2000-09-21 2002-03-27 Anders Fransson Spring device for the support wheels of a forklift truck
CN102874716A (zh) * 2012-09-26 2013-01-16 济南蓬生农业科技有限公司 菌包上架车

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