JP2848668B2 - コポリアミドの連続的製法 - Google Patents

コポリアミドの連続的製法

Info

Publication number
JP2848668B2
JP2848668B2 JP2100560A JP10056090A JP2848668B2 JP 2848668 B2 JP2848668 B2 JP 2848668B2 JP 2100560 A JP2100560 A JP 2100560A JP 10056090 A JP10056090 A JP 10056090A JP 2848668 B2 JP2848668 B2 JP 2848668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polycondensate
vapor phase
diamine
phase
process according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2100560A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02296826A (ja
Inventor
グンター、ピパー
エクハルト、ミヒャエル、コッホ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH02296826A publication Critical patent/JPH02296826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2848668B2 publication Critical patent/JP2848668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/02Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/26Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/265Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids from at least two different diamines or at least two different dicarboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/02Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/26Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/28Preparatory processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/02Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/36Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from amino acids, polyamines and polycarboxylic acids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Polyamides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、式:−NH(CH2−NH−の単位を含有す
るコポリアミドを連続的に製造する方法に関する。
[従来の技術] 欧州特許公開第231545号明細書から、1,4−ジアミノ
ブタンとアジピン酸の塩及び1,4−ジアミノブタンとテ
レフタル酸の塩かなる混合物を水の存在下に210℃の温
度に1時間加熱しかつそうして得られた個体のプレポリ
マーを粉砕しかつ引続き固相で更に縮合させことよりな
るコポリアミドの製法は公知である。この方法は、時間
がかかりかつ分離されたアミンが失われるという欠点を
有する。
欧州特許公開第210511号明細書に記載されたもう1つ
方法によれば、1,4−ジアミノブタンとアジピン酸から
なる塩を水溶液として管内で約300℃の温度で30分間ま
での滞留時間で高めた圧力下に縮合させかつ蒸気とプレ
ポリマーの混合物を放圧させかつ引続きプレポリマーを
更に固相で縮合させる。
更に、欧州特許公開第160337号明細書から、1,4−ジ
アミノブタンとテレフタル酸の塩の水溶液をまず高めた
圧力下にオートクレーブ中で初期縮合させかつ初期縮合
体を加熱した管内に放圧し、その際初期縮合体を液状の
溶融物として管から排出させる方法が公知である。前記
方法は同様に、著しい反応時間を必要とし、分離された
アミンが失われかつ長い滞留時間により溶融液状でポリ
マーの劣化が排除されないという欠点を有する。
[発明が解決しようとする課題] 従って、本発明の技術的課題は、短い時間で進行し、
分離されたアミンが回収され、架橋したポリマーの形成
が抑制され、副生成物が分離されかつ変色が回避され
る、1,4−ジアミノブタンから誘導される単位を含有す
るコポリアミドの連続的製法を提供するであった。
[課題を解決するための手段] 前記課題は、 A)1,4−ジアミノブタンと等モル量のC4〜C18−ジカル
ボン酸からなる塩5〜80重量% B)環中に6〜12個の炭素原子を有するラクタム、6〜
12個の炭素原子を有するω−アミノカルボン酸、又はC4
〜C12−ジアミンと等モル量のC4〜C18−ジカルボン酸か
らなる塩(但し、成分AとBのジカルボン酸は同一では
ない)20〜95重量% を水の存在下に高めた圧力下にポリアミドを形成する温
度に加熱して蒸気相と重縮合体を形成させかつ蒸気相を
重縮合体から分離することにより、式:−NH(CH2
−NH−の単位を含有するコポリアミドを連続的に製造す
る方法において、 a)前記成分A及びB並びに付加的に、1,4−ジアミノ
ブタンの量に対して、ジアミン0.5〜20モル%からなる
混合物の水溶液を蒸発帯域内を1〜10バールの圧力でコ
ポリアミドの融点よりも高い温度で水を蒸発させながら
貫流させかつ蒸気相と初期縮合体を製造し、 b)初期縮合体を溶融液状で蒸気相と、挿入体を備えた
直接的に接続された物質交換帯域内で相互に緊密に接触
させかつ蒸気相及び重縮合体を製造し、 c)重縮合体から蒸気相を分離しかつ造粒可能な重縮合
体を排出し、但しこの場合工程a,b及びcにおける重縮
合体の全滞留時間は30分を越えないようにし、かつ d)蒸留相から蒸留によりジアミンを回収しかつ工程
a)に戻すことを特徴とするコポリアミドの連続的製法
により解決された。
[発明の作用及び効果] 該新規方法は、短時間で、特に固相での後縮合のため
に好適である造粒可能なコポリアミドが得られる。更
に、該新規方法は、僅かにピロリジン末端基が形成され
かつ分離されたジアミン及び場合によりラクタムが回収
されかつ副生成物が排出されるという利点を有する。更
に、新規方法は、架橋、ひいてはゲル形成がさけられか
つ変色が減少せしめられるという利点を有する。
本発明によるコポリアミドを製造するためには、成分
Aとして1,4−ジアミノブタンと等モル量のC4〜C18−ジ
カルボン酸の塩5〜80重量%を使用する。有利なジカル
ボン酸は、6〜12個の炭素原子を有するアルカンジカル
ボン酸、特に前記炭素原子数の直鎖状ジカルボン酸例え
ばアジピン酸、セバシン酸又はドデカン二酸である。更
に、有利なジカルボン酸は、ベンゼン、ビフェニル又は
ナフタリンから誘導されかつ2個の隣接していないカル
ボキシル基を含有するもの、例えばテレフタル酸、イソ
フタル酸、ナフタリン−1,6−ジカルボン酸又は4,4′−
ジフェニルジカルボン酸である。特に重要であるのは、
アジピン酸、テレフタル酸及びイソフタル酸である。
成分Bとしては、環中に6〜12個の炭素原子を有する
ラクタム20〜95重量%を使用する。適当なラクタムは、
例えばカプロラクタム、カプリルラクタム又はラウリン
ラクタムである。特に有利であるのは、カプロラクタム
である。更に、成分Bとしては6〜12個の炭素原子を有
するω−アミノカルボン酸、特に前記炭素原子数のω−
アミノアルカンカルボン酸例えばω−アミノカルボン酸
又はω−アミノラウリン酸、有利にはω−アミノカルボ
ン酸である。
前記ラクタム又はアミノカルボン酸の代わりに、成分
B)としてC4〜C12−ジアミンと等モル量のC4〜C18−ジ
カルボン酸とからなる塩を使用する。但しこの場合成分
A)とB)のジカルボン酸は同一ではない。
有利なジアミンは、C4〜C12−アルカンジアミン、特
に前記の炭素原子数のα−ω−アルカンジアミン例えば
1,4−ジアミノブタン、ヘキサメチレンジアミン、オク
タメチレンジアミン又はデカメチレンジアミンである。
特に重要でるのは、1,4−ジアミノブタン及びヘキサメ
チレンジアミンである。
ジカルボン酸としては、6〜12個の炭素原子を有する
アルカンジカルボン酸、特に前記炭素原子数の直鎖状ア
ルカンジカルボン酸、例えばアジピン酸、セバシン酸又
はドデカン二酸、更にベンゼン、ジフェニル又はナフタ
リンから誘導されるジカルボン酸、特にベンゼンから誘
導されるもの、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、1,
6−ナフタリンジカルボン酸又は4,4′−ジフェニルジカ
ルボン酸を使用するのが有利である。特に重要であるの
は、アジピン酸、テレフタル酸及びイソフタル酸であ
る。但し、この場合成分A)とB)のジカルボン酸は同
一でないという条件がある。
また、ラクタム、アミノカルボン酸及びジアミンとジ
カルボン酸からなる混合物を成分B)として使用するこ
とも可能である。もちろん、製造されるコポリアミドは
成分A)及びB)に相応して構成される。
前記塩は、一般に出発物質を等モル量比で水溶液で混
合することにより製造される。また、ジアミンを先に装
入しかつジカルボン酸で中和させるか又はその逆に操作
を行うこともできる。適当な溶液は、一般に前記塩30〜
70重量%、特に40〜65重量%を有する。これらは一般に
20℃でpH値7.2を有する。特に有利には、前記塩は濃縮
した水溶液として使用する。好ましくは、出発物質A)
及びB)の溶液をそれらの使用前に混合しかつ例えば50
〜100℃、特に80〜100℃の温度を有する。
工程a)では、成分A)及びB)並びに付加的に1,4
−ジアミノブタンの使用量に対して、ジアミン0.5〜20
モル%からなる混合物の水溶液を蒸発帯域を、1〜10バ
ールの圧力でコポリアミドの融点よりも高い温度で水を
蒸発させながら貫流させかつ蒸気相と初期縮合体を製造
する。
有利には、工程a)では260〜330℃、特に、280〜310
℃の温度を維持する。もちろん、温度は常に、製造され
た初期縮合体が常に溶融液状で存在するように選択す
る。有利には、6〜9バールの圧力を維持する。十分な
熱伝達により、水ができるだけ迅速に蒸発しかつ反応が
開始し、蒸発帯域の末端部で少なくとも93%、特に94〜
97%の反応率が達成されるようにすべきである。有利に
は、蒸発帯域内で60〜120秒、特に70〜100秒の滞留時間
を維持する。付加的に併用されるジアミンは、有利には
使用される出発塩中に含有されるものであり、易揮発性
のジアミンとして1,4−ジアミノブタンを添加するのが
特に有利である。
蒸発帯域は有利には管状に構成されている。工業的に
実施する際には、管束反応器を使用するのが有利であ
る。管の横断面が周期的に繰り返し円筒形とスリット状
に構成されているのが有利であることが立証された。蒸
発帯域のもう1つの有利な構成は、大きな表面積を生じ
るように、個々の管が挿入体を備えた管又は管束を使用
することよりなる。これは例えば充填体、例えばラシッ
ヒリング、金属リング又は特に金網製充填体を挿入する
ことにより達成される。
初期縮合体を溶融液状で蒸気相と一緒に、挿入体を備
えた直接的に引き続いた物質帯域(工程b)内で緊密に
接触させかつ蒸気相及び初期縮合体を製造する。蒸気相
は主として水蒸気と少量の1,4−ジアミノブタン及びピ
ロリジン並びに場合により、成分Bとして別のジアミン
又はラクタムとの塩をそのままで使用する限り別のジア
ミンからなる。
工程b)では、有利には260〜330℃、特に280〜320℃
の温度、並びに1〜10バール、特に6〜9バールの圧力
を維持する。有利には、工程a)と同じ圧力及び温度条
件を選択する。好ましくは、60〜120秒、特に70〜100秒
の滞留時間を維持する。
好ましくは、工程b)は工程a)と同様に管状、特に
管束として構成されている。物質交換帯域は、挿入体例
えば充填体例えばラシッヒリング、金属リング又は特に
金網製充填体を備えている。これらの挿入体は大きな表
面積を生じる、それにより相、即ち初期縮合体及び蒸気
が均一に接触せしめられる。水蒸気と一緒に遊離したジ
アミン及び場合によりラカウタムの量が著しく減少せし
められる。従って、物質交換帯域内の表面積は0.5〜2m2
/であるのが有利であることが立証されてた。
物質交換帯域b)から流出する、蒸気と初期縮合体か
らなる2相混合物を分離帯域cで分離する。該分離は一
般に自体から物理的差異に基づき行われる、この場合分
離帯域の下方部分に重縮合体が集まりかつ造粒可能な重
縮合体として押し出される。遊離する蒸気は同様に排出
されかつ主として前記と同様に水蒸気と少量のジアミン
及びピロリジン並びに場合にラクタムからなる。
工程a),b)及びc)における溶融液状ポリマーの滞
留時間は、総計30分以下、有利には2〜30分間、特に3
〜10分間である。有利には、工程c)では工程b)と同
じ温度及び圧力条件を維持する。
そうして得られた重縮合体は、好ましくはアミノ末端
基数150〜400ミリ当量/kg、有利には250〜300ミリ当量/
kg並びに相対粘度1.4〜1.8である。
工程c)で得られた蒸気相から、蒸留によりジアミン
を回収しかつこのジアミンを場合により別のジアミン、
例えば1,4−ジアミノブタンの添加後に工程a)に戻
す。有利には、蒸気相は工程a)で例えば5〜15の理論
的棚段数を有する塔内で蒸留する、この際塔の頂部から
有利には、水0.1〜0.5/蒸気kgを供給しかつ塔頂生成
物として水性ピロリジン及び塔底生成物としてジアミン
の水溶液が得られる。後者の水溶液は再びジアミンを補
充した後に工程a)に戻す。工程a)に供給されるジア
ミンの量は有利には、前記アミノ末端基含量が排出され
た重縮合体内で達成されるかに基づき決められる。
得られた重縮合体は有利には固相で不活性ガス例えば
窒素又は水蒸気の存在下に、特に過熱した水蒸気を用い
て、例えば200〜270℃の温度で、重縮合体の融点未満で
所望の最終粘度まで更に縮合させる。この場合、重縮合
体と不活性ガスは向流で導くのが有利である。高い空時
収率及び高い分子量を達成するために、固相縮合のため
には、アミノ末端基数150〜400、特に250〜300ミリ当量
/kg及び相対粘度2〜3を有する重縮合体を使用するの
が有利である。
工程c)から排出された溶融液状重縮合体に、通常の
添加物例えばガラス繊維、鉱物充填物、安定剤、滑剤、
防火剤を供給しかつ調製しかつ引続き重縮合体を固相で
更に縮合させるのが有利である。
本発明の方法で得られるコポリアミドは、射出成形又
は押出成形により成形体を製造するために、更に糸及び
繊維を製造するために好適である。
[実施例] 次に実施例により本発明を詳細に説明する。
実施例1〜5 等量の1,4−ジアミノブタン及びジカルボン酸から、9
4℃の濃縮溶液(成分A)を製造しかつジアミンとジカ
ルボン酸からなる塩の濃縮した水溶液(成分B)又はカ
プロラクタムと混合する。濃度は溶解度に基づき第1表
に相応して決める。この溶液を計量供給ポンプを用いて
直立した長さ3mの蒸発管に供給する。該蒸発管は180ml
の容積を有しかつ周期的に交替した円筒状とスリット状
の区間をからなる。熱交換面積は約1400cm2である。高
速で循環する液状熱担体により、308℃の温度で水を急
速に蒸発させかつ初期縮合体を8バールの圧力で製造す
る。蒸発管中での滞留時間は平均85秒間である。蒸発器
から流出した、初期縮合体と蒸気からなる混合物は305
℃の温度を有し、該混合物を充填体を装入した、直接接
続された物質交換帯域に導入する。該物質交換帯域は2m
2の表面積を有する。該物質交換帯域は上記蒸発器と同
じ温度でかつ同じ圧力で操作する。物質交換帯域内で、
ジアミン含有気相と縮合する初期縮合体との間の緊密な
交換が行われる。この帯域内での滞留時間は、平均90秒
である。物質交換帯域から流出する、蒸気及び重縮合体
からなる混合物を分離容器に導入し、蒸気を分離しかつ
重縮合体を排出させる。溶融液状での蒸発帯域、物質交
換帯域及び分離帯域内での全滞留時間は平均4分間であ
る。
得られた蒸気(この組成は、第1表に示す)を、300
℃の温度で10の理論的棚段数を有する塔に導入し、かつ
分離する。塔の頂部から、分離効果を向上させるために
1時間当り水900mlを供給する。塔頂部の温度は約175℃
である。形成されたピロリジンは実際に定量的に塔頂部
を介して導入される。塔底部から流出するアミン含有及
び場合によりラクタム含有溶液を蒸発器(工程a)に戻
す。戻されたジアミン溶液に付加的に一定量の1,4−ジ
アミノブタンを補充するために加える。
そして得られた重縮合体を連続的に固相で過熱した水
蒸気と向流で所望の粘度が得られるまで更に縮合させ
る。詳細は以下の表で明らかにする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−43631(JP,A) 特開 昭62−32122(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 69/28 - 69/30,69/36

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A)1,4−ジアミノブタンと等モル量のC4
    〜C18−ジカルボン酸からなる塩5〜80重量% B)環中に6〜12個の炭素原子を有するラクタム、6〜
    12個の炭素原子を有するω−アミノカルボン酸、又はC4
    〜C12−ジアミンと等モル量のC4〜C18−ジカルボン酸か
    らなる塩(但し、成分AとBのジカルボン酸は同一では
    ない)20〜95重量% を水の存在下に高めた圧力下にポリアミドを形成する温
    度に加熱して蒸気相と重縮合体を形成させかつ蒸気相を
    重縮合体から分離することにより、式:−NH(CH2
    −NH−の単位を含有するコポリアミドを連続的に製造す
    る方法において、 a)前記成分A及びB並びに付加的に、1,4−ジアミノ
    ブタンの量に対して、ジアミン0.5〜20モル%からなる
    混合物の水溶液を蒸発帯域内を1〜10バールの圧力でコ
    ポリアミドの融点よりも高い温度で水を蒸発させながら
    貫流させかつ蒸気相と初期縮合体を製造し、 b)初期縮合体を溶融液状で蒸気相と、挿入体を備えた
    直接的に接続された物質交換帯域内で相互に緊密に接触
    させかつ蒸気相及び重縮合体を製造し、 c)重縮合体から蒸気相を分離しかつ造粒可能な重縮合
    体を排出し、但しこの場合工程a,b及びcにおける重縮
    合体の全滞留時間は30分を越えないようにし、かつ d)蒸留相から蒸留によりジアミンを回収しかつ工程
    a)に戻すことを特徴とするコポリアミドの連続的製
    法。
  2. 【請求項2】工程a)で60〜120秒の滞留時間を維持す
    る請求項1記載の製法。
  3. 【請求項3】工程b)で60〜120秒の滞留時間を維持す
    る請求項1又は2記載の製法。
  4. 【請求項4】工程a),b)及びc)で総計3〜10分間の
    滞留時間を維持する請求項1から3までのいずれか1項
    記載の製法。
  5. 【請求項5】工程c)から排出された重縮合体が150〜4
    00ミリ当量/kgのアミノ末端基含量を有する請求項1か
    ら4までのいずれか1項記載の製法。
  6. 【請求項6】分離した蒸気を塔内で蒸留し、塔の頂部に
    水を供給しかつピロリジンを頂部をを介して留去しかつ
    塔底液としてジアミン水溶液を回収し、該水溶液を工程
    a)に戻す請求項1から5までのいずれか1項記載の製
    法。
  7. 【請求項7】工程c)で得られた重縮合体を不活性ガス
    雰囲気内で200〜270℃の、但し重縮合体の融点を下回わ
    る温度で、固相で更に縮合させかつ高分子量重縮合体を
    製造する請求項1から6までのいずれか1項記載の製
    法。
  8. 【請求項8】工程c)から排出された重縮合体に添加物
    を添加する請求項1から7までのいずれか1項記載の製
    法。
JP2100560A 1989-04-19 1990-04-18 コポリアミドの連続的製法 Expired - Lifetime JP2848668B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3912767A DE3912767A1 (de) 1989-04-19 1989-04-19 Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von copolyamiden
DE3912767.2 1989-04-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02296826A JPH02296826A (ja) 1990-12-07
JP2848668B2 true JP2848668B2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=6378945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2100560A Expired - Lifetime JP2848668B2 (ja) 1989-04-19 1990-04-18 コポリアミドの連続的製法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5030709A (ja)
EP (1) EP0393548A1 (ja)
JP (1) JP2848668B2 (ja)
DE (1) DE3912767A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190129983A (ko) * 2017-04-25 2019-11-20 어드밴식스 레진즈 앤드 케미컬즈 엘엘씨 카프로락탐을 기재로 하는 반-방향족 코폴리아미드

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL9101606A (nl) * 1991-09-24 1993-04-16 Dsm Nv Werkwijze voor de bereiding van polytetramethyleenadipamides.
DE4421704A1 (de) * 1994-06-21 1996-01-04 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von hochmolekularem Polyamid 6
DE19531989A1 (de) * 1995-08-30 1997-05-15 Polymer Eng Gmbh Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung eines dimerarmen Polyamid 6
JP3347545B2 (ja) * 1995-09-13 2002-11-20 三菱化学株式会社 ランダム共重合ポリアミド樹脂及びその製造法
DE19621088B4 (de) * 1996-05-24 2005-11-17 Karl-Heinz Wiltzer Verfahren und Vorrichtung zur kontinuierlichen Herstellung von Polyamiden
NL1013215C2 (nl) * 1999-10-05 2001-04-06 Dsm Nv Copolyamide op basis van tetramethyleentereftaalamide en hexamethyleentereftaalamide.
US20070083033A1 (en) * 2005-10-06 2007-04-12 Fish Robert B Jr Hydrolysis resistant polyamide compositions, and articles formed therefrom
WO2007085406A1 (en) * 2006-01-26 2007-08-02 Dsm Ip Assets B.V. Semi-crystalline semi-aromatic polyamide
FR2933414B1 (fr) * 2008-07-07 2010-08-13 Arkema France Polyamide, composition comprenant un tel polyamide et leurs utilisations
KR101699558B1 (ko) * 2008-08-14 2017-02-13 바스프 에스이 폴리아미드를 제조하기 위한 회분식 방법
JP5949546B2 (ja) * 2010-05-17 2016-07-06 三菱瓦斯化学株式会社 ポリアミド樹脂組成物
WO2012031950A1 (de) * 2010-09-10 2012-03-15 Basf Se Verfahren zur herstellung von verarbeitungsstabilem polyamid

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3839121A (en) * 1969-08-05 1974-10-01 Veba Chemie Ag Method of bonding using melt adhesives based on polyamides
DE3248776A1 (de) * 1982-12-31 1984-07-12 Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl Verwendung von copolyamiden zum heisssiegeln von textilien
NL8401271A (nl) * 1984-04-19 1985-11-18 Stamicarbon Werkwijze voor het bereiden van polytetramethyleenadipamide.
DE3526931A1 (de) * 1985-07-27 1987-02-05 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von poly(tetramethylenadipamid)
ATE78837T1 (de) * 1986-01-04 1992-08-15 Dsm Nv Copolyamide und verfahren zu deren herstellung.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190129983A (ko) * 2017-04-25 2019-11-20 어드밴식스 레진즈 앤드 케미컬즈 엘엘씨 카프로락탐을 기재로 하는 반-방향족 코폴리아미드
KR102263527B1 (ko) * 2017-04-25 2021-06-09 어드밴식스 레진즈 앤드 케미컬즈 엘엘씨 카프로락탐을 기재로 하는 반-방향족 코폴리아미드

Also Published As

Publication number Publication date
DE3912767A1 (de) 1990-10-25
US5030709A (en) 1991-07-09
EP0393548A1 (de) 1990-10-24
JPH02296826A (ja) 1990-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5039786A (en) Continuous preparation of copolyamides from caprolactam and salt of diamine and dicarboxylic acid
US4540772A (en) Continuous preparation of nylon from aqueous salt solution in precondensation zone having baffles
US5081222A (en) Partly aromatic copolyamide of reduced triamine content
EP0038094B1 (en) Preparation of high molecular polytetramethylene adipamide
US4537949A (en) Continuous preparation of nylon with diamine recycling
EP0039524B1 (en) Preparation of polytetramethylene adipamide
US6194538B1 (en) Process for producing polyamides from aminonitriles
JP2848668B2 (ja) コポリアミドの連続的製法
US5760163A (en) Preparation of branched polyamides
KR101672066B1 (ko) 락탐 및 디아민과 디카르복실산의 염으로부터 코폴리아미드의 연속 제조 방법
CA1204899A (en) Process for the continuous production of polyamides
JPH08512070A (ja) 低分子ポリアミドの連続的製造法
US5298595A (en) Partly aromatic copolyamides of reduced triamine content
US5218082A (en) Partly aromatic copolyamide of reduced triamine content
JP2851363B2 (ja) 重合体連鎖中にエーテルブリッジを有する線状ポリアミドの連続製造方法
KR101584494B1 (ko) 폴리아미드 제조 방법
CA1293582C (en) Molding compositions consisting of aliphatic/aromatic copolyamides
JP2003515643A (ja) 共重合ポリアミドの連続製造方法、共重合ポリアミド及びその使用方法
JP2783573B2 (ja) 熱可塑性成形材料
US4994550A (en) Process for the continuous preparation of nylon 4,6 from aqueous salt solution
US2865894A (en) Polyamides from dicyclohexyladipic acid
JP2004204025A (ja) 共重合ポリアミドの製造方法
JPS6255532B2 (ja)
WO1999061509B1 (en) Synthesis of semi-crystalline polyphthalamides through reactive extrusion of hexamethylene terephthalamide oligomer with lower melting, semi-crystalline or amorphous polyamides
MXPA02004098A (es) Procedimiento para la obtencion continua de copoliamidas, que se basan en una lactama (i), una diamina (ii) y un acido dicarboxilico (iii).