JP2847961B2 - 露光装置 - Google Patents
露光装置Info
- Publication number
- JP2847961B2 JP2847961B2 JP2324842A JP32484290A JP2847961B2 JP 2847961 B2 JP2847961 B2 JP 2847961B2 JP 2324842 A JP2324842 A JP 2324842A JP 32484290 A JP32484290 A JP 32484290A JP 2847961 B2 JP2847961 B2 JP 2847961B2
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- Japan
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- plate material
- exposure
- plate
- shift
- mirror
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 露光装置で版材に生じる副走査方向の露光ずれを補正
する構造に関し、 同一版材に同時2面露光を行う際に、1面と2面間に
生じる副走査方向の送りの影響による露光記録の位置ず
れを無くす事を目的とし、 2つの光源から射出されるレーザー光を回転するポリ
ゴンミラーの異なる面で異方向に反射し、夫々個別のレ
ンズ及びミラーを通じて同一の版材の送行方向の上下2
つの位置に同時2面露光する露光装置に於いて、版材の
走行に依って生じる副走査方向の露光のずれの量に対応
してミラーの反射方向をずれ方向と逆方向に傾斜して構
成する。
する構造に関し、 同一版材に同時2面露光を行う際に、1面と2面間に
生じる副走査方向の送りの影響による露光記録の位置ず
れを無くす事を目的とし、 2つの光源から射出されるレーザー光を回転するポリ
ゴンミラーの異なる面で異方向に反射し、夫々個別のレ
ンズ及びミラーを通じて同一の版材の送行方向の上下2
つの位置に同時2面露光する露光装置に於いて、版材の
走行に依って生じる副走査方向の露光のずれの量に対応
してミラーの反射方向をずれ方向と逆方向に傾斜して構
成する。
本発明は、露光装置で版材に生じる副走査方向の露光
ずれを補正する構造に関する。
ずれを補正する構造に関する。
近年、出版物や新聞のCTS(Computerized Typesettin
g System:電子編集組版システム)化は目覚ましく、シ
ステムの進歩も顕著である。
g System:電子編集組版システム)化は目覚ましく、シ
ステムの進歩も顕著である。
製版工程も合理化され、近年OPC(Organic Photo Con
ductor)版材の開発に依って直接版材に露光書込みが出
来るようになって来た。
ductor)版材の開発に依って直接版材に露光書込みが出
来るようになって来た。
斯かる製版工程に於いても工程の短縮化は重要項目で
あって、直接版材に露光記録をする場合、同時に2つの
面に記録する方法は非常に有効な手段である。
あって、直接版材に露光記録をする場合、同時に2つの
面に記録する方法は非常に有効な手段である。
又、印刷のカラー化は急速に進んでおり、製版工程に
於いて各版の印刷位置及び後処理に於ける精度の向上は
益々要求されている。
於いて各版の印刷位置及び後処理に於ける精度の向上は
益々要求されている。
第3図の側面図に示す如く、本発明が適用される製版
装置は、OPC版材(以下版材と称す)1を500枚程貯溜す
るホッパー2を備えた給版部3と、光学ユニット5aと帯
電器5bを備え給版部3から一枚ずつ送られて来る版材1
をテーブル4上に固定して半導体或いはガスレーザ光で
露光した潜像を形成する露光部6と、露光部6で露光さ
れた版材1を液体トナーで現像する現像部7と、現像部
7で現像された版材1を乾燥する乾燥部8と、版材1の
エッジに付着したトナーを除去するエッジクリーニング
部9と、エッジクリーニングされた版材1にトナー像を
加熱定着させる定着部10と、定着された版材1をファン
等で空冷する冷却部11と、冷却された版材1に強アルカ
リ及び弱アルカリのシャワーを浴びせて非画像部の感光
層を溶解して流失させる溶出部12と、非画像部の感光層
を溶解して流失させた版材1の不感脂化処理を行って均
質化させるガム部13と、ガム引きされた版材1を乾燥冷
却する乾燥部14とから構成され、各部を版材1が通過し
て所定の処理をされることに依り版が作られる。
装置は、OPC版材(以下版材と称す)1を500枚程貯溜す
るホッパー2を備えた給版部3と、光学ユニット5aと帯
電器5bを備え給版部3から一枚ずつ送られて来る版材1
をテーブル4上に固定して半導体或いはガスレーザ光で
露光した潜像を形成する露光部6と、露光部6で露光さ
れた版材1を液体トナーで現像する現像部7と、現像部
7で現像された版材1を乾燥する乾燥部8と、版材1の
エッジに付着したトナーを除去するエッジクリーニング
部9と、エッジクリーニングされた版材1にトナー像を
加熱定着させる定着部10と、定着された版材1をファン
等で空冷する冷却部11と、冷却された版材1に強アルカ
リ及び弱アルカリのシャワーを浴びせて非画像部の感光
層を溶解して流失させる溶出部12と、非画像部の感光層
を溶解して流失させた版材1の不感脂化処理を行って均
質化させるガム部13と、ガム引きされた版材1を乾燥冷
却する乾燥部14とから構成され、各部を版材1が通過し
て所定の処理をされることに依り版が作られる。
露光部6は、製版効率の向上の為に同一の版材1に対
して2面の露光を同時に行うように構成されていて、第
4図の平面図に示す如く、2つの光源15及び16から射出
されるレーザー光L-1及びL-2をスピンドルモータで回転
するポリゴンミラー17の異なる面で異方向(反対方向)
に反射し、夫々を個別のレンズ18及び19とミラー20及び
21を通じて同一の版材1の送行方向の上下2つの位置に
2面露光するように構成されている。
して2面の露光を同時に行うように構成されていて、第
4図の平面図に示す如く、2つの光源15及び16から射出
されるレーザー光L-1及びL-2をスピンドルモータで回転
するポリゴンミラー17の異なる面で異方向(反対方向)
に反射し、夫々を個別のレンズ18及び19とミラー20及び
21を通じて同一の版材1の送行方向の上下2つの位置に
2面露光するように構成されている。
以上の説明のようにして版材は露光されるが、レーザ
ービームが主走査方向に走査すると同時に副走査方向に
版材の移送が行われる。
ービームが主走査方向に走査すると同時に副走査方向に
版材の移送が行われる。
その結果版材上に露光されたものは、第5図の平面図
に示す如く版材の移動分だけ傾斜して記録されることに
なる。
に示す如く版材の移動分だけ傾斜して記録されることに
なる。
この為、版材の上下2面に同時記録を起った場合、1
面と2面のレーザービームの走査方向が逆になって1面
と2面では逆向きの記録が行われる。
面と2面のレーザービームの走査方向が逆になって1面
と2面では逆向きの記録が行われる。
この結果、1面1aと2面1b間でθだけ反対側に傾いた
露光記録の位置ずれを生じると言う問題点があった。
露光記録の位置ずれを生じると言う問題点があった。
本発明は、版材の1面と2面間に位置ずれの無い露光
を行うことを目的とするものである。
を行うことを目的とするものである。
上記目的を達成する為に本発明に於いては、第1図の
平面図に示す如く、版材1の送行に依って生じる副走査
方向の露光のずれの量に対応してミラー20、21の反射方
向をずれ方向と逆方向に傾斜したものである。
平面図に示す如く、版材1の送行に依って生じる副走査
方向の露光のずれの量に対応してミラー20、21の反射方
向をずれ方向と逆方向に傾斜したものである。
レーザービームは、ミラーに従ってミラーが傾斜した
方向に反射され、移動する版材の上を傾斜して走査す
る。
方向に反射され、移動する版材の上を傾斜して走査す
る。
傾斜した走査は、版材の移動に依って補正され、水平
な正しい位置に行われる結果となる。
な正しい位置に行われる結果となる。
第1図及び第2図は本発明の一実施例である。
全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。
本発明に於いては、第1図の平面図に示す如く、版材
1の送行に依って生じる副走査方向の露光のずれの量に
対応してミラー20及び21のレーザービームの反射方向を
ずれ方向に対して逆方向に傾斜したものである。
1の送行に依って生じる副走査方向の露光のずれの量に
対応してミラー20及び21のレーザービームの反射方向を
ずれ方向に対して逆方向に傾斜したものである。
即ち、露光装置に於ける 各面の最大走査幅をLmax 有効記録幅を L 主走査方向のビーム走査速度をVm 記録分解能を a とすると、 主走査方向の最大走査幅を走査する時間Tmは、 Tm=Lmax/Vm 主走査方向の有効記録幅を走査する時間Tは、 T=L/Vm 版材の移動速度Vsは、 Vs=a×Tm となる。
以上より有効記録幅Lに於ける版材の移動量lは、 l=Vs×T となり、 露光の傾き(ずれ)量θは、 θ=tan-1(l/L) となる。
依ってを露光装置6に於いて、ミラー20及び、21のビ
ームの反射方向をθだけ記録のずれと逆方向に傾けてお
くことで、第2図の平面図に示す如く、版材1に対して
水平な露光が行われ、1面1aと2面1b間の記録の位置ず
れを無くすことが出来る。
ームの反射方向をθだけ記録のずれと逆方向に傾けてお
くことで、第2図の平面図に示す如く、版材1に対して
水平な露光が行われ、1面1aと2面1b間の記録の位置ず
れを無くすことが出来る。
本発明の露光装置に依って、版材の1面と2面間に露
光記録の位置ずれの無い記録が行われるようになる等、
経済上及び産業上に多大の効果を奏する。
光記録の位置ずれの無い記録が行われるようになる等、
経済上及び産業上に多大の効果を奏する。
第1図は本発明の露光装置の平面図、 第2図は本発明の露光装置に依る版材の露光状態を示す
平面図、 第3図は本発明が適用される製版装置の側面図、 第4図は従来の露光装置の平面図、 第5図は従来の露光装置に依る版材の露光状態 を示す平面図である。 図に於いて、 1は版材、2はホッパー、 3は給版部、4はテーブル、 5aは光学ユニット、5bは帯電器、 6は露光部、7は現像部、 8、14は乾燥部、 9はエッジクリーニング部、 10は定着部、11は冷却部、 12は溶出部、13はガム部、 15、16は光源、17はポリゴンミラー、 18、19はレンズ、20、21はミラーである。
平面図、 第3図は本発明が適用される製版装置の側面図、 第4図は従来の露光装置の平面図、 第5図は従来の露光装置に依る版材の露光状態 を示す平面図である。 図に於いて、 1は版材、2はホッパー、 3は給版部、4はテーブル、 5aは光学ユニット、5bは帯電器、 6は露光部、7は現像部、 8、14は乾燥部、 9はエッジクリーニング部、 10は定着部、11は冷却部、 12は溶出部、13はガム部、 15、16は光源、17はポリゴンミラー、 18、19はレンズ、20、21はミラーである。
Claims (1)
- 【請求項1】2つの光源から射出されるレーザー光を回
転するポリゴンミラーの異なる面で異方向に反射し、 夫々個別のレンズ(18、19)及びミラー(20、21)を通
じて同一の版材(1)の送行方向の上下2つの位置に同
時2面露光する露光装置に於いて、 前記版材(1)の送行に依って生じる副走査方向の露光
のずれの量に対応して前記ミラー(20、21)の反射方向
をずれ方向と逆方向に傾斜したことを特徴とする露光装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2324842A JP2847961B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2324842A JP2847961B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 露光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04191742A JPH04191742A (ja) | 1992-07-10 |
JP2847961B2 true JP2847961B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=18170284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2324842A Expired - Fee Related JP2847961B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2847961B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1013685A3 (nl) * | 2000-09-15 | 2002-06-04 | Strobbe Graphics Nv | Inrichting en werkwijze voor het belichten van fotogevoelige platen voor drukpersen. |
US20040241340A1 (en) * | 2001-10-25 | 2004-12-02 | Kenji Sato | Method and device for marking identification code by laser beam |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP2324842A patent/JP2847961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04191742A (ja) | 1992-07-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |