JP2847697B2 - リボンロールの製造方法及び製造装置 - Google Patents

リボンロールの製造方法及び製造装置

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JP2847697B2
JP2847697B2 JP8075152A JP7515296A JP2847697B2 JP 2847697 B2 JP2847697 B2 JP 2847697B2 JP 8075152 A JP8075152 A JP 8075152A JP 7515296 A JP7515296 A JP 7515296A JP 2847697 B2 JP2847697 B2 JP 2847697B2
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクリボン、磁
気テープ、紙テープ、その他種々のリボンをロール状に
巻き取ったリボンロールの製造方法及び製造装置に関す
る。さらに詳しくは、複数のリボン材料を接続する編集
工程を経てコアに巻き取ることによりリボンロールを製
造するに際して、編集工程を容易に短時間に行えるよう
にするリボンロールの製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写記録に使用するインクリボンの製
品形態としては、一般に、帯状のインクリボンをコアに
巻き取ったインクリボンロールが使用されている。ま
た、インクリボンロールとしては、帯状のインクリボン
のみを直接コアに巻き取ったものではなく、インクリボ
ンを使用するプリンターの仕様に応じて、トレーラーテ
ープ、リーダーテープ等のスプライステープをインクリ
ボンに接続して巻き取ったものが多く使用されている。
【0003】例えば、図11に示すように、インクリボ
ン1にトレーラーテープ2、リーダーテープ3、中間テ
ープ4を粘着テープ5(5a〜5d)で接着し、切断線
Aで切断したものをコア6に巻き取ったインクリボンロ
ールが使用されている。この場合の巻取方法は、通常次
のように行われる。まず、切断線Aよりコア6側のトレ
ーラーテープ2の一端を粘着テープ5aでコア6に固定
し、トレーラーテープ2、インクリボン1、リーダーテ
ープ3を順次巻取る。そして、中間テープ4を粘着テー
プ5dから剥離し、その粘着テープ5dでリーダーテー
プ3の巻き回しを固定する。一方、切断線Aで切断され
た中間テープ4の残りは、切断線Aの後方のトレーラー
テープ2を他のコアに接着するときに粘着テープ5aか
ら剥離し、その粘着テープ5aでトレーラーテープ2を
他のコアに固定する。その後は、上述と同様に、トレー
ラーテープ2、インクリボン1、リーダーテープ3を順
次コアに巻取る。以下、同様の操作を繰り返すことによ
り大量のリボンロールが製造される。
【0004】なおここで、リーダーテープは、プリンタ
ーにインクリボンを装着するために必要に応じて設けら
れ、トレーラーテープは、プリンターに装着したインク
リボンのリボンエンドをプリンタ−内のセンサーに検出
させるために必要に応じて設けられるものである。
【0005】図12は、以上のようにトレーラーテープ
とリーダーテープが接着されたインクリボンロールを製
造する装置の構成図である。同図の装置は、巻き出しユ
ニット10、編集ユニット20、巻取ユニット30から
なっている。
【0006】ここで、巻出ユニット10は、インクリボ
ン1を巻き回したインクリボン原反の巻き出し軸11、
及びインクリボン原反からインクリボン1を引き出すニ
ップロール12を有している。
【0007】編集ユニット20は、巻出ユニット10で
巻き出され、搬送されてきたインクリボン1にリーダー
テープ3、中間テープ4及びトレーラーテープ2を接続
する編集工程を行う。
【0008】図13は、図12の装置の編集ユニット2
0で行われる編集工程の説明図である。同図(a)に示
すように、編集ユニット20には、インクリボン1を切
断する切断刃21、22が設けられており、切断刃2
1、22による切断線A21、A22の近傍のインクリボン
1がステージ23にバキュームチャックされるように、
ステージ23にはバキューム機構24が設けられてい
る。また、編集ユニット20には、リーダーテープ3、
中間テープ4、トレーラーテープ2及び粘着テープ5
(5a〜5d)をそれぞれ巻き回した原反が装着され
る。
【0009】インクリボン1が、図13(a)に示すよ
うに巻出ユニット10から搬送されてくると、搬送が停
止され、インクリボン1はバキューム機構24でバキュ
ームチャックされ、2か所の切断刃21、22で切断さ
れる。そして、双方の切断刃21、22の間のインクリ
ボン1が除去される。
【0010】次いで、図13(b)に示すように、リー
ダーテープ3、中間テープ4、トレーラーテープ2及び
粘着テープ5(5a〜5d)が、インクリボン1の搬送
方向と交叉する方向に引き出されて重ね合わされる。こ
れにより、巻取ユニット側のインクリボン1、リーダー
テープ3、中間テープ4、トレーラーテープ2及び巻出
ユニット側のインクリボン1が粘着テープ5で接着され
る。次いで、これら重ね合わされたテープの端辺がイン
クリボン1の端辺と揃うようにカットされ、バキューム
が解除される。そして、インクリボン1が巻取ユニット
30に搬送される。
【0011】巻取ユニット30は、幅方向に複数の切断
刃が配列された切断部31を有しており、リーダーテー
プ3、中間テープ4及びトレーラーテープ2が接着され
たインクリボン1を所定幅に切断する。また、巻取ユニ
ット30は、コア6を複数装着するターレット32を有
している。このターレット32は軸33を中心に回転
し、所定幅に切断されたインクリボン1を巻き取る当該
コア6を順次所定の巻取位置に配する。したがって、こ
のコア6にインクリボンが巻き取られることによりイン
クリボンロールが製造される。
【0012】なお、図12の巻取ユニット30には、2
つのコア6を装着するターレット32が2つ設けられて
いる例を示したが、ターレット32が装着するコア6の
個数や、巻取ユニット30に設けるターレット32の個
数はこれに限られない。
【0013】また、巻取ユニット30でインクリボン1
をコア6に巻き取る際には、巻き始めがトレーラーテー
プ2となり、巻き終わりがリーダーテープ3となるよう
に、中間テープ4を切断し(図10の切断線A参照)
し、その切断した中間テープ4のうちトレーラーテープ
2側の中間テープ4を粘着テープ5aから剥離し、この
粘着テープ5aでトレーラーテープ2をコアに接着す
る。また、インクリボン1の巻き終わり時には、リーダ
ーテープ3側の中間テープ4も粘着テープ5dから剥離
して、この粘着テープ5dで巻き回しを固定する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の編集ユニット20で行われる編集工程は、
インクリボン1の切断、リーダーテープ3、中間テープ
4、トレーラーテープ2及び粘着テープ5(5a〜5
d)の引き出し、これらのテープの接着、端辺をそろえ
るための切断等の各作業が手作業で行われる。この作業
は、非常に熟練を必要とするため、通常の作業員では編
集工程を行うことができないという問題があった。
【0015】編集工程の手作業で行われる操作を自動化
することも考えられるが、インクリボンロールに必要と
される仕様は、プリンターによって、必要とされるスプ
ライステープの種類が異なったり、必要とされるスプラ
イステープの長さが異なったりして、その種類は非常に
多岐にわたっている。例えば、トレーラーテープが不要
とされる場合もある。したがって、インクリボンロール
に必要とされる種々の仕様に対応するためには、スプラ
イステープの種類を変えることが必要となる。また、イ
ンクリボンロールにおけるスプライステープの長さは、
図13からわかるようにスプライステープ原反のテープ
幅に相当することから、インクリボンロール接続するス
プライステープの長さを変えるためには、スプライステ
ープ原反を、インクリボンロールにおけるスプライステ
ープの長さのテープ幅を有するものに交換することが必
要となる。しかし、従来の編集工程の手作業の部分を単
に自動化するだけでは、スプライステープ原反の交換ま
で自動化することは困難である。特に、使用するスプラ
イステープ原反のテープ幅に応じて、切断刃21と切断
刃22との間隔を変えることが必要となるが、このよう
な間隔の調整まで自動化する場合には、装置が非常に大
掛かりとなるという問題がある。そのため、編集工程は
自動化することが困難となり、熟練作業員の手作業に依
存しているのが実情である。
【0016】さらに、熟練作業員による場合でも編集ユ
ニット20で編集工程を行う間は、インクリボン1をコ
ア6へ巻き取る巻取工程は停止させなくてはならず、編
集工程と巻取工程を同時に行うことはできない。したが
って、インクリボンロールの生産性を向上させることが
できないという問題もあった。
【0017】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解決しようとするものであり、インクリボンロールを製
造する場合のように、リボンにスプライステープを接続
したリボンロールを製造する場合において、その編集工
程を、スプライステープの長さや種類が異なる場合にも
対応できるように自動化し、さらにリボンロールの生産
性を向上させられるようにすることを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、リボンに
スプライステープを接続する編集工程において、スプラ
イステープをリボンの搬送方向に交叉する方向に引き出
し、スプライステープとリボンとを接続すると、スプラ
イステープ原反のテープ幅が、リボンに接着させたスプ
ライステープの当該リボンの長手方向の長さを規定する
こととなるが、スプライステープをリボンの搬送方向と
同方向に引き出してリボンに接続すると、スプライステ
ープ原反のテープ幅の制約を受けることなく、任意の長
さのスプライステープをリボンに接続できること、そし
てこれにより編集工程の自動化を容易に達成できるこ
と、また、スプライステープ原反からスプライステープ
を所定の長さ引き出して切断し、必要に応じて複数種の
スプライステープを互いに接続しておくというスプライ
ステープの編集工程を、リボンをコアに巻き取る巻取工
程と別個に並列的に行えるようにすることにより、リボ
ンロールの生産性も大きく向上させられることを見出
し、本発明を完成させるに至った。
【0019】すなわち、本発明は、単一のスプライステ
ープをリボンに接続してリボンロールを製造する場合に
好適な第1のリボンロールの製造方法として、(I) リボ
ンが巻き回されたリボン原反からリボンを巻き出すリボ
ン巻出工程、(II)巻き出されたリボンを幅方向に切断
し、切断したリボン間に所定の長さのスプライステープ
が挿入されるようにスプライステープをリボンに接続す
る編集工程、(III) スプライステープが接続されたリボ
ンをコアに巻き取る巻取工程からなるリボンロールの製
造方法において、(II)編集工程が、(1) スプライステー
プが巻き回されたスプライステープ原反からスプライス
テープを巻き出し、巻き出されたスプライステープの端
部を一時的にスプライステープ固定部に固定するスプラ
イステープ編集工程、(2) 巻出ユニットから巻取ユニッ
トへ所定長のリボンを搬送し、次いで、リボンの搬送方
向に間隙をおいて配されたリボン巻出側固定部とリボン
巻取側固定部とにリボンを一時的に固定し、リボン巻出
側固定部とリボン巻取側固定部との間を切断するリボン
搬送工程、(3) スプライステープの端部が固定されてい
るスプライステープ固定部が、リボンが固定されている
リボン巻出側固定部に置き換わるようにスプライステー
プ固定部及びリボン巻出側固定部を移動させ、リボン巻
取側固定部に固定されているリボンとスプライステープ
固定部に固定されているスプライステープとを接続し、
リボン巻取側固定部でのリボンの固定及びスプライステ
ープ固定部でのスプライステープの固定を解除し、スプ
ライステープと接続したリボンをリボン巻取方向に所定
の長さ送り、スプライステープをリボン巻取側固定部と
スプライステープ固定部とに一時的に固定してリボン巻
取側固定部とスプライステープ固定部との間を切断し、
リボンが固定されているリボン巻出側固定部が、スプラ
イステープが固定されているスプライステープ固定部に
置き換わるようにリボン巻出側固定部及びスプライステ
ープ固定部を移動させ、リボン巻取側固定部に固定され
ているスプライステープとリボン巻出側固定部に固定さ
れているリボンとを接続することからなるスプライステ
ープとリボンの接続工程、からなることを特徴とするリ
ボンロールの製造方法(請求項1)を提供する。
【0020】また、本発明は単一のスプライステープ原
反から引き出されたスプライステープを互いに異なる用
途の複数のスプライステープとして使用する場合に好適
な第2のリボンロールの製造方法として、(I) リボンが
巻き回されたリボン原反からリボンを巻き出すリボン巻
出工程、(II)巻き出されたリボンを幅方向に切断し、切
断したリボン間に所定の長さのスプライステープが挿入
されるようにスプライステープをリボンに接続する編集
工程、(III) スプライステープが接続されたリボンをコ
アに巻き取る巻取工程からなるリボンロールの製造方法
において、(II)編集工程が、(1) スプライステープが巻
き回されたスプライステープ原反からスプライステープ
を巻き出し、巻き出されたスプライステープの端部を一
時的にスプライステープ固定部に固定し、この場合にス
プライステープ固定部として、スプライステープの搬送
方向に間隙をおいて配されたスプライステープ前方固定
部とその巻出方向手前のスプライステープ後方固定部と
の2つのスプライステープ固定部が使用され、次いで、
スプライステープをスプライステープ後方固定部とスプ
ライステープ前方固定部との間で切断し、切断したスプ
ライステープを接続し、スプライステープのスプライス
テープ固定部への固定を解除し、スプライステープ前方
固定部上のスプライステープの端部が、スプライステー
プ後方固定部のスプライステープ前方固定部側端部に揃
うようにスプライステープを戻し、再度、スプライステ
ープ後方固定部でスプライステープを一時的に固定する
スプライステープ編集工程、(2) 巻出ユニットから巻取
ユニットへ所定長のリボンを搬送し、次いで、リボンの
搬送方向に間隙をおいて配されたリボン巻出側固定部と
リボン巻取側固定部とにリボンを一時的に固定し、リボ
ン巻出側固定部とリボン巻取側固定部との間を切断する
リボン搬送工程、(3) スプライステープが固定されてい
るスプライステープ後方固定部が、リボンが固定されて
いるリボン巻出側固定部に置き換わるように、スプライ
ステープ後方固定部とリボン巻出側固定部とを移動さ
せ、リボン巻取側固定部に固定されているリボンとスプ
ライステープ後方固定部に固定されているスプライステ
ープとを接続し、リボン巻取側固定部でのリボンの固定
及びスプライステープ後方固定部でのスプライステープ
の固定を解除し、スプライステープと接続したリボンを
リボン巻取方向に所定の長さ送り、スプライステープを
リボン巻取側固定部とスプライステープ後方固定部とに
一時的に固定してリボン巻取側固定部とスプライステー
プ後方固定部との間を切断し、リボンが固定されている
リボン巻出側固定部が、スプライステープが固定されて
いるスプライステープ後方固定部に置き換わるようにリ
ボン巻出側固定部及びスプライステープ後方固定部を移
動させ、リボン巻取側固定部に固定されているスプライ
ステープとリボン巻出側固定部に固定されているリボン
とを接続することからなるスプライステープとリボンの
接続工程、からなることを特徴とするリボンロールの製
造方法(請求項5)を提供する。
【0021】また、本発明は、複数種のスプライステー
プ原反から引き出される複数種のスプライステープを使
用する場合に好適な第3のリボンロールの製造方法とし
て、(I) リボンが巻き回されたリボン原反からリボンを
巻き出すリボン巻出工程、(II)巻き出されたリボンを幅
方向に切断し、切断したリボン間に所定の長さの第1の
スプライステープと第2のスプライステープとが挿入さ
れるように、これらスプライステープを接続する編集工
程、(III) スプライステープが接続されたリボンをコア
に巻き取る巻取工程からなるリボンロールの製造方法に
おいて、(II)編集工程が、(1) 第1のスプライステープ
が巻き回されたスプライステープ原反から第1のスプラ
イステープを巻き出し、送り調整手段を介して、第1の
スプライステープの端部を一時的にスプライステープ後
方固定部に固定し、この場合に、スプライステープ後方
固定部は、第1のスプライステープの巻出方向前方のス
プライステープ前方固定部とスプライステープの搬送方
向に間隙をおいて設けられているスプライステープ固定
部であり、次に、第2のスプライステープが巻き回され
たスプライステープ原反から第2のスプライステープを
巻き出し、その端部をスプライステープ前方固定部で一
時的に固定し、スプライステープ前方固定部に固定され
ている第2のスプライステープと、スプライステープ後
方固定部に固定されている第1のスプライステープとを
接続し、スプライステープ前方固定部における第2のス
プライステープの固定及びスプライステープ後方固定部
における第1のスプライステープの固定を解除し、接続
したこれらスプライステープを送り調整手段により第1
のスプライステープの巻出方向と逆方向に所定の距離戻
し、スプライステープ前方固定部及びスプライステープ
後方固定部で第2のスプライステープを一時的に固定
し、第2のスプライステープをスプライステープ前方固
定部とスプライステープ後方固定部との間で切断し、次
いで、切断した第2のスプライステープを接続し、接続
したスプライステープを送り調整手段により第1のスプ
ライステープの巻出方向と逆方向に戻し、第2のスプラ
イステープをスプライステープ前方固定部とスプライス
テープ後方固定部とで一次的に固定し、これら固定部の
間で第2のスプライステープを切断することからなるス
プライステープ編集工程、(2) 巻出ユニットから巻取ユ
ニットへ所定長のリボンを搬送し、次いで、リボンの搬
送方向に間隙をおいて配されたリボン巻出側固定部とリ
ボン巻取側固定部とにリボンを一時的に固定し、リボン
巻出側固定部とリボン巻取側固定部との間を切断するリ
ボン搬送工程、(3) 第2のスプライステープが固定され
ているスプライステープ後方固定部が、リボンが固定さ
れているリボン巻出側固定部に置き換わるように、スプ
ライステープ後方固定部とリボン巻出側固定部とを移動
させ、リボン巻取側固定部に固定されているリボンとス
プライステープ後方固定部に固定されている第2のスプ
ライステープとを接続し、リボン巻取側固定部でのリボ
ンの固定及びスプライステープ後方固定部での第2のス
プライステープの固定を解除し、第2のスプライステー
プと接続したリボンをリボン巻取方向に所定の長さ送
り、第1のスプライステープをリボン巻取側固定部とス
プライステープ後方固定部とに一時的に固定してリボン
巻取側固定部とスプライステープ後方固定部との間を切
断し、リボンが固定されているリボン巻出側固定部が、
第1のスプライステープが固定されているスプライステ
ープ後方固定部に置き換わるようにリボン巻出側固定部
及びスプライステープ後方固定部を移動させ、リボン巻
取側固定部に固定されている第1のスプライステープと
リボン巻出側固定部に固定されているリボンとを接続す
ることからなるスプライステープとリボンの接続工程、
からなることを特徴とするリボンロールの製造方法(請
求項9)を提供する。
【0022】これらの製造方法においては、(3) スプラ
イステープとリボンの接続工程において、スプライステ
ープ固定部(第2、第3の方法においてはスプライステ
ープ後方固定部)とリボン巻出側固定部とを、回転基台
にその回転軸から等距離の位置に設け、回転基台を回転
させることにより、スプライステープ固定部がリボン巻
出側固定部に置き換わるように、あるいはリボン巻出側
固定部がスプライステープ固定部に置き換わるようにこ
れら固定部を移動させることが好ましく、特にこのよう
な回転基台としては、くの字型回転基台をあげることが
できる。また、これらの製造方法において、スプライス
テープ同士の接続又はスプライステープとリボンとの接
続は、片面粘着テープの貼着により行うことが好まし
い。
【0023】また、本発明は、第1の本発明の方法を実
施するのに好適なリボンロールの製造装置として、(I)
リボンが巻き回されたリボン原反からリボンを巻き出す
リボン巻出ユニット、(II)巻き出されたリボンを幅方向
に切断し、切断したリボン間に所定の長さのスプライス
テープが挿入されるようにスプライステープをリボンに
接続する編集ユニット、(III) スプライステープが接続
されたリボンを所定幅に切断し、コアに巻き取る巻取ユ
ニットからなるリボンロールの製造装置において、(II)
編集ユニットが、スプライステープが巻き回されたスプ
ライステープ原反からスプライステープを巻き出すスプ
ライステープ巻出部、巻き出されたスプライステープの
端部を一時的に固定するスプライステープ固定部、巻出
ユニットから巻取ユニットへのリボンの搬送路におい
て、リボンの搬送方向に間隙をおいて配され、リボンを
一時的に固定するリボン巻出側固定部とリボン巻取側固
定部、リボン巻出側固定部とリボン巻取側固定部との間
でリボン又はスプライステープを切断するリボン切断手
段、スプライステープ固定部が、リボン巻出側固定部に
置き換わるようにスプライステープ固定部及びリボン巻
出側固定部を移動させ、また、これらリボン巻出側固定
部及びスプライステープ固定部を元の位置に戻す固定部
移動手段、リボン巻取側固定部に固定されているリボン
とスプライステープ固定部に固定されているスプライス
テープとを接続し、また、リボン巻取側固定部に固定さ
れているスプライステープとリボン巻出側固定部に固定
されているリボンとを接続するテープ接続手段、を有す
ることを特徴とするリボンロールの製造装置(請求項1
3)を提供する。
【0024】本発明は、第2の本発明の方法を実施する
のに好適なリボンロールの製造装置として、上記の製造
装置において、スプライステープ固定部として、スプラ
イステープの搬送方向に間隙をおいて配されたスプライ
ステープ前方固定部とその巻出方向手前のスプライステ
ープ後方固定部との2つのスプライステープ固定部を有
し、さらにスプライステープ前方固定部とスプライステ
ープ後方固定部との間でスプライステープを切断するテ
ープ切断手段、及びスプライステープ固定部にあるスプ
ライステープをスプライステープの巻出方向と逆方向に
戻す送り調整手段を有する装置(請求項14)を提供す
る。
【0025】さらに本発明は、第3の本発明の方法を実
施するのに好適なリボンロールの製造装置として、スプ
ライステープ巻出部として、第1のスプライステープを
巻き出す第1のスプライステープ巻出部と、第2のスプ
ライステープを巻き出す第2のスプライステープ巻出部
とを有し、第1のスプライステープ巻出部とスプライス
テープ後方固定部との間に送り調整手段を有する装置
(請求項15)を提供する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、前述の従来例も含めて各図中、同
一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【0027】図1は本発明の第3の方法を実施する本発
明の装置の実施例の全体構成図である。同図の装置は、
図12の装置で製造されるインクリボンロールと同様
に、トレーラーテープ2で巻き始められ、巻き終わりが
リーダーテープ3となる図11に示したインクリボンロ
ールを製造するものである。ただし、トレーラーテープ
2を構成するテープとして第1のスプライステープ2A
が使用され、リーダーテープ3及び中間テープ4の兼用
テープとして第2のスプライステープ3A が使用される
場合の装置である。
【0028】図示したように、この装置は、巻出ユニッ
ト10、編集ユニット40、巻取ユニット30からなっ
ている。このうち巻出ユニット10及び巻取ユニット3
0は従来の装置と略同様に構成されている。すなわち、
巻出ユニット10は、インクリボン1の原反の巻出軸1
1、及びインクリボン原反からインクリボン1を引き出
し編集ユニットに搬送するニップロール12を有する。
また、この巻出ユニット10は、巻き出したインクリボ
ン1のインク層の塗布状態を確認するためにインクリボ
ン1を照明する原反灯13を有している。
【0029】編集ユニット40は、第1のスプライステ
ープ2A と第2のスプライステープ3A との編集工程を
行う部分と、巻出ユニット10から巻取ユニット30へ
搬送路Rにしたがって所定長のリボンを搬送するリボン
搬送工程を行う部分とに大別される。
【0030】インクリボン搬送部のインクリボン1の搬
送路Rには、インクリボン1を吸引により一時的に基台
に固定するリボン固定部として、リボン巻出側固定部4
1aとリボン巻取側固定部41bが設けられている。こ
のうちリボン巻出側固定部41aは、軸420 を中心に
して矢印Pのように回転する、くの字型回転基台42の
一端に設けられている。
【0031】図2は、くの字型回転基台42の説明図で
ある。図示したように、くの字型回転基台42は、対向
する2つのくの字型枠材421の間の一端に、リボン巻
出側固定部41aを設け、他端に後述するスプライステ
ープ後方固定部47bを設け、回転中心となる軸420
を、くの字型枠材421の中心部に設けたものである。
このくの字型回転基台42においては、インクリボン1
が、軸420 とリボン固定部41aとの間を貫くように
して巻取ユニット30側へ搬送され、必要に応じてリボ
ン固定部41aに吸引固定される。また、第1のスプラ
イステープ2A又は第2のスプライステープ3A が、く
の字型枠材421の外側の辺に沿うように搬送され、必
要に応じてスプライステープ固定部47bに吸引固定さ
れる。このくの字型回転基台42は、後述するように、
スプライステープ後方固定部47bとリボン巻出側固定
部41aの位置を移動させる固定部移動手段として機能
するものである。固定部移動手段として、このようにス
プライステープ固定部とリボン巻出側固定部とを回転軸
から等距離に有する回転基台を使用することにより、装
置構成をコンパクトにすることが可能となる。
【0032】編集ユニット40のリボン巻出側固定部4
1a、リボン巻取側固定部41bの上方には、ここに搬
送されてきたインクリボン1を切断するリボン切断手段
として、切断刃43が設けられており、さらにインクリ
ボン1とスプライステープ2A,3A とを接続するテープ
接続手段として粘着テープ貼着手段44が設けられてい
る。
【0033】一方、スプライステープ編集工程を行う部
分は、トレーラーテープとして使用される第1のスプラ
イステープ2A を巻き回したスプライステープ原反の巻
回軸45からなる第1のスプライステープロール巻き出
し部と、リーダーテープ及び中間テープの兼用テープと
して使用される第2のスプライステープ3A を巻き回し
たスプライステープ原反の巻回軸46からなる第2のス
プライステープロール巻き出し部とを有している。な
お、図1の編集ユニット40には、第1のスプライステ
ープ2A の巻回軸45と、第2のスプライステープ3A
の巻回軸46とが2つずつ示されているが、これら同種
の巻回軸同士は切り替え可能となっている。そこで使用
時には、2つずつ存在する巻回軸45又は46の一方に
巻き回されていたスプライステープ2A 又は3A が使用
された後は、直ちに他方の巻回軸45又は46に巻き回
されているスプライステープ2A 又は3A に切り替え使
用することが可能となる。
【0034】また、編集ユニット40のスプライステー
プ編集工程を行う部分には、第1のスプライステープ2
A 又は第2のスプライステープ3A を一時的に吸引固定
するスプライステープ固定部として、スプライステープ
前方固定部47a及び、スプライステープ後方固定部4
7bが設けられている。第1のスプライステープ2A側
のスプライステープ後方固定部47bは、上述のように
くの字型回転基台42に設けられている。スプライステ
ープ固定部47a、47bの上方には、ここに搬送され
てきた第1のスプライステープ2A 又は第2のスプライ
ステープ3A を切断するテープ切断手段として切断刃4
8が設けられている。また、第1のスプライステープ2
A と第2のスプライステープ3A を互いに接続する接続
手段として、粘着テープ貼着手段49が設けられてお
り、さらに接続した第1のスプライステープ2A と第2
のスプライステープ3A とを、その一端がスプライステ
ープ後方固定部47bに位置するように退避させる送り
調整手段としてアキュームレータ50及びフィードロー
ル51が設けられている。このアキュームレータ50は
矢印Qのように上下することにより、フィードロール5
1から所定の寸法送られたスプライステープをアキュー
ムする。
【0035】この編集ユニット40において、インクリ
ボン1とスプライステープ2A 、3A の編集工程は、図
3〜図6に示すように行われる。この場合、まず、第1
のスプライステープ2A 及び第2のスプライステープ3
A の編集作業が次のように行われる。
【0036】即ち、第1のスプライステープ2A を、切
断刃48を通過するまで巻き出し、スプライステープ後
方固定部47bに吸引固定し、切断刃48で切断して第
1のスプライステープ2A の端部をスプライステープ後
方固定部47bの端部にそろえる。次に、第2のスプラ
イステープ3A も切断刃48を通過するまで巻き出し、
スプライステープ前方固定部47aに吸引固定し、切断
刃48で切断して第2のスプライステープ3A の端部を
スプライステープ前方固定部47aの端部にそろえる
(図3(a))。
【0037】次に、スプライステープ前方固定部47a
を矢印のように図中上方に移動し、2つのスプライステ
ープ固定部47a、47bの間隔を広げ(図3
(b))、粘着テープ貼着手段49により粘着テープ5
を、第1のスプライステープ2A と第2のスプライステ
ープ3A とを橋架けするように貼着させる(図3
(c))。ここで、図3(b)のスプライステープ前方
固定部47aの上方への移動は、粘着テープ5を接着さ
せる窓をあけるために行なうものであり、その移動距離
は、粘着テープ5の接着力などに応じて定められるが、
通常は数ミリメートル程度とすればよい。
【0038】接続した第1のスプライステープ2A と第
2のスプライステープ3A とはフィードロール51によ
りアキュームレータ50側へ戻す。このときの戻し量
は、中間テープとして使用される第2のスプライステー
プ3A の必要な長さに応じて定められる(図3
(d))。
【0039】次に、予めスプライステープ前方固定部4
7aとスプライステープ後方固定部47bとの間隔を狭
め(図3(e))、スプライステープ固定部47a、4
7bで第2のスプライステープ3A を吸引固定し、切断
刃48により第2のスプライステープ3A を切断する
(図3(f))。
【0040】そして、スプライステープ前方固定部47
aを再度図中上方に移動させてスプライステープ前方固
定部47aとスプライステープ後方固定部47bとの間
隔を広げ(図3(g))、粘着テープ貼着手段49によ
り粘着テープ5を、切断した第2のスプライステープ3
A の間隙を橋架けするように貼着させる(図3
(h))。このようにして2つの粘着テープ5の間に接
続された第2のスプライステープ3A は、中間テープ4
となる。
【0041】粘着テープ5で接続されて一体となってい
る第1のスプライステープ2A と第2のスプライステー
プ3A を、フィードロール51によりアキュームレータ
50側へ戻す。このときの戻し量は、リーダーテープと
して使用される第2のスプライステープ3A の必要な長
さに応じて定められる(図4(i))。
【0042】スプライステープ前方固定部47aを再度
図中矢印のように降下させ(図4(j))、次いで若干
上方に移動させることによりスプライステープ前方固定
部47aとスプライステープ後方固定部47bとに所定
間隔をあけ(図4(k))、スプライステープ固定部4
7a、47bで第2のスプライステープ3A を吸引固定
し、切断刃48により第2のスプライステープ3A を切
断する(図4(l))。こうして切断された第2のスプ
ライステープ3A のアキュームレータ50側の部分がリ
ーダーテープとなる。
【0043】一方、以上のようにして第1のスプライス
テープ2A と第2のスプライステープ3A との編集作業
を行っている間に、インクリボン1を巻出ユニット10
から所定の長さを巻き出し、巻取ユニット30に搬送す
る。そして、リボン巻取側固定部41bを予め巻取ユニ
ット30側に移動し、くの字型回転基台42を後述する
ように回転させる(図4(o)参照)ために必要なオー
バーラップスペースを確保する(図4(m))。次い
で、リボン固定部41a、41bにインクリボン1を吸
引固定し、切断刃43によりインクリボン1を切断する
(図4(n))。
【0044】次いで、リボン巻出側固定部41a、リボ
ン巻取側固定部41bでインクリボン1を吸引固定し、
スプライステープ前方固定部47a、スプライステープ
後方固定部47bで第2のスプライステープ3A を吸引
固定している状態で、くの字型回転基台42を回転させ
(図4(o))、スプライステープ後方固定部47bを
リボン巻取側固定部41bに対向する位置に配する(図
4(p))。
【0045】そして、粘着テープ貼着手段44により粘
着テープ5を、リボン巻取側固定部41bに吸引固定さ
れているインクリボン1とスプライステープ後方固定部
47bに吸引固定されている第2のスプライステープ3
A とを橋架けするように貼着させる(図5(q))。
【0046】第2のスプライステープ3A と接続したイ
ンクリボン1は巻取ユニット30側に送る(図5
(r))。このときの送り量は、トレーラーテープ2と
して必要な第1のスプライステープ2A の長さに応じて
定められる。
【0047】次に、第1のスプライステープ2A をリボ
ン巻取側固定部41b、スプライステープ後方固定部4
7bに吸引固定し、切断刃43で切断する(図5
(s))。
【0048】リボン巻取側固定部41bで第1のスプラ
イステープ2A を吸引固定し、リボン巻出側固定部41
aでインクリボン1を吸引固定している状態で、くの字
型回転基台42を回転させて当初の位置に戻す(図6
(t))。これにより、リボン巻取側固定部41bに吸
引固定された第1のスプライステープ2A の端部とリボ
ン巻出側固定部41aに吸引固定されたインクリボン1
の端部とが対向するようになる。
【0049】そこで、粘着テープ貼着手段44により粘
着テープ5を、リボン巻取側固定部41bに吸引固定さ
れている第1のスプライステープ2A とリボン巻出側固
定部41aに吸引固定されているインクリボン1とを橋
架けするように貼着させる(図6(u))。
【0050】このようにしてインクリボン1と第1のス
プライステープ2A 、第2のスプライステープ3A とを
接続した後は、この第1のスプライステープ2A と第2
のスプライステープ3A とを接続したインクリボン1を
巻取ユニット10に送る。
【0051】巻取ユニット30は、図12の従来の装置
の巻取ユニット30と略同様に構成されており、編集ユ
ニット40から送られてきたインクリボン1を所定幅に
切断する切断部31、所定幅に切断したインクリボン1
を巻き取るコア6を装着するターレット32を有してお
り、各コア6にインクリボン1が巻き取られる。そし
て、巻取ユニット30でインクリボン1が巻き取られて
いる間に編集ユニット40では上述の編集工程が繰り返
される。
【0052】このようにインクリボンロールを製造する
と、インクリボン1に、トレーラーテープ2として接続
する第1のスプライステープ2A 、及びリーダーテープ
3又は中間テープ4として接続する第2のスプライステ
ープ3A の長さを、それぞれのテープの巻出量の設定だ
けで調整することができる。したがって、従来のよう
に、インクリボンに接続するスプライステープの長さを
変えるためにスプライステープ原反を異なるテープ幅の
ものに交換するという作業が不要となり、さらにスプラ
イステープの編集や編集したスプライステープとインク
リボンとの接続も人手によらず自動化することが可能と
なる。また、スプライステープの編集工程と同時にイン
クリボン1の巻取工程を行うことができる。したがっ
て、インクリボンの生産性を大きく高めることが可能と
なる。
【0053】以上、トレーラーテープ2で巻き始めら
れ、巻き終わりがリーダーテープ3となるインクリボン
ロール(図11)を製造する本発明の装置と方法につい
て説明したが、本発明はこれに限られない。
【0054】例えば、トレーラーテープを設けず、直接
インクリボンで巻き始められ、巻き終わりがリーダーテ
ープとなるインクリボンロール(図11のインクリボン
からトレーラーテープ2を省略したもの)は、第2の本
発明の方法を実施することのできる図7に示した装置を
使用して、次のように製造することができる。ただしこ
の場合、リーダーテープ3と中間テープ4とが共に単一
のスプライステープ2A から形成される場合について説
明する。
【0055】図7に示した装置は、図1に示した装置と
同様に巻出ユニット10、編集ユニット40x、巻取ユ
ニット30からなるが、この装置の編集ユニット40x
は、図1の装置の編集ユニット40から第2のスプライ
ステープ3A の巻回軸46及びそれに付随する搬送機構
を省略し、送り調整手段として、アキュームレータ50
に代えてダンサーロール52を設け、また巻取ロール5
3を設けたものである。なお、送り調整手段としては、
ダンサーロール52を設けることなく、スプライステー
プ2A の巻回軸に巻き戻し機能を設けてもよい。
【0056】図7の編集ユニット40xにおいて、イン
クリボン1とスプライステープ2Aとの編集工程は図8
〜図9に示すように行われる。まず、巻取ロール53で
スプライステープ2A を巻き取ることにより、スプライ
ステープ2A を切断刃48を通過させ、さらに所定の長
さ引き出し、スプライステープ前方固定部47a及びス
プライステープ後方固定部47bに吸引固定し(図8
(a))、切断刃48でスプライステープ2A を切断す
る(図8(b))。こうして切断されたスプライステー
プ2A の先端側がリーダーテープ(3)となる。
【0057】次に、スプライステープ前方固定部47a
とスプライステープ後方固定部47bとの間隙を広げ、
粘着テープ貼着手段49により粘着テープ5を、切断し
たスプライステープ2A 間を橋架けするように貼着させ
る(図8(c))。そして、スプライステープ前方固定
部47a及びスプライステープ後方固定部47bでの吸
引固定を解除し、スプライステープ2A をダンサーロー
ル52に巻き戻すことにより、スプライステープ2A の
先端部をスプライステープ後方固定部47bのスプライ
ステープ前方固定部47a側の端部に揃え、その位置で
再度吸引固定する(図8(d))。
【0058】一方、このようにスプライステープ2A の
編集作業を行っている間にインクリボン1を巻出ユニッ
ト10から所定の長さを巻出し、巻取ユニット30に搬
送する。そして、図1の装置でインクリボンロールを製
造する場合と同様に、リボン固定部41a、41bにイ
ンクリボン1を吸引固定し、切断刃43によりインクリ
ボン1を切断する(図8(e))。
【0059】そして、リボン巻出側固定部41a、リボ
ン巻取側固定部41bでインクリボン1を吸引固定し、
スプライステープ後方固定部47bでスプライステープ
2Aを吸引固定している状態で、くの字型回転基台42
を回転させ、スプライステープ後方固定部47bをリボ
ン巻取側固定部41bに対向させる(図8(f))。
【0060】次いで、粘着テープ貼着手段44により粘
着テープ5を、リボン巻取側固定部41bに吸引固定さ
れているインクリボン1とスプライステープ後方固定部
47bに吸引固定されているスプライステープ2A とを
橋架けするように貼着させる(図9(g))。こうして
スプライステープ2A と接続したインクリボン1は巻取
ユニット30側に送る。このときの送り量は中間テープ
(4)として必要なスプライステープ2A の長さに応じ
て定められる。
【0061】次に、スプライステープ2A をリボン巻出
側固定部41a、リボン巻取側固定部41bに吸引固定
し、切断刃43で切断する(図9(h))。
【0062】リボン巻取側固定部41bでスプライステ
ープ2A を吸引固定し、リボン巻出側固定部41aでイ
ンクリボン1を吸引固定している状態で、くの字型回転
基台42を回転させて当初の位置に戻す(図9
(i))。これにより、リボン巻取側固定部41bに吸
引固定されたスプライステープ2A の端部とリボン巻出
側固定部41aに吸引固定されたインクリボン1の端部
とが対向するようになる。
【0063】そこで、粘着テープ貼着手段44により粘
着テープ5を、リボン巻取側固定部41bに吸引固定さ
れているスプライステープ2A とリボン巻出側固定部4
1aに吸引固定されているインクリボン1とを橋架けす
るように貼着させる(図9(j))。
【0064】このようにしてインクリボン1とスプライ
ステープ2A とを接続した後は、このスプライステープ
2A と接続したインクリボン1を巻取ユニット30に送
る。
【0065】巻取ユニット30では、インクリボン1が
切断部31で所定幅に切断されてコア6に巻き取られ
る。そして、巻取ユニット30でインクリボンが巻き取
られている間に上述のスプライステープ2A の編集工程
が繰り返される。
【0066】以上、トレーラーテープを設けず、直接イ
ンクリボンで巻き始められ、巻き終わりがリーダーテー
プとなるインクリボンロールを製造する本発明の装置と
方法について説明したが、さらに本発明は、トレーラー
テープもリーダーテープも設けないインクリボンロール
の製造方法にも適用することができる。図10は、この
ようなインクリボンを製造する本発明の第1の方法を実
施する装置の構成図である。なお、図10の装置でイン
クリボン1と接続するスプライステープ2A は、巻取ユ
ニット30でインクリボン1をコア6に巻き取るとき
の、巻き始め及び巻き終わりに使用する粘着テープ5の
剥離テープとして設けられているものであり、製造され
たインクリボンロールには残存しない。
【0067】図10に示した装置も、図1及び図7に示
した本発明の装置と同様に巻出ユニット10、編集ユニ
ット40y、巻取ユニット30からなるが、この装置の
編集ユニット40yは、図7に示した本発明の装置の編
集ユニット40xをさらに単純化し、スプライステープ
切断手段としての切断刃48や送り調整手段としてのダ
ンサーロール52を省略したものである。
【0068】この図10の装置で、トレーラーテープも
リーダーテープも設けないインクリボンロールを製造す
る場合、編集ユニット40yではインクリボンロール1
と中間テープとしてのスプライステープ2A との編集工
程は、前述の図8〜図9で説明した編集工程に準じて次
のように行うことができる。
【0069】まず、スプライステープ2A をスプライス
テープ固定部47にまで送り出し、そこで吸引固定す
る。一方、インクリボンを巻出ユニット10から所定の
長さを巻出し、巻取ユニット30に搬送する。そして、
図1の装置でインクリボンロールを製造する場合と同様
に、リボン固定部41a、41bにインクリボン1を吸
引固定し、切断刃43によりインクリボン1を切断す
る。
【0070】次に、リボン巻出側固定部41a、リボン
巻取側固定部41bでインクリボン1を吸引固定し、ス
プライステープ固定部47でスプライステープ2A を吸
引固定している状態で、くの字型回転基台42を回転さ
せ、スプライステープ固定部47をリボン巻取側固定部
41bに対向させる(図8(f)参照)。次いで、粘着
テープ貼着手段44により粘着テープ5を、リボン巻取
側固定部41bに吸引固定されているインクリボン1と
スプライステープ固定部47に吸引固定されているスプ
ライステープ2A とを橋架けするように貼着させる(図
9(g)参照)。こうしてスプライステープ2A と接続
したインクリボン1は巻取ユニット30側に送る。この
ときの送り量は中間テープ4として必要なスプライステ
ープ2Aの長さに応じて定められる。
【0071】次に、スプライステープ2A をリボン巻出
側固定部41a、リボン巻取側固定部41bに吸引固定
し、切断刃43で切断する(図9(h)参照)。そし
て、リボン巻取側固定部41bでスプライステープ2A
を吸引固定し、リボン巻出側固定部41aでインクリボ
ン1を吸引固定している状態で、くの字型回転基台42
を回転させて当初の位置に戻す(図9(i)参照)。こ
れにより、リボン巻取側固定部41bに吸引固定された
スプライステープ2A の端部とリボン巻出側固定部41
aに吸引固定されたインクリボン1の端部とが対向する
ようになる。
【0072】そこで、粘着テープ貼着手段44により粘
着テープ5を、リボン巻取側固定部41bに吸引固定さ
れているスプライステープ2A とリボン巻出側固定部4
1aに吸引固定されているインクリボン1とを橋架けす
るように貼着させる(図9(j)参照)。
【0073】このようにしてインクリボン1とスプライ
ステープ2A とを接続した後は、このスプライステープ
2A と接続したインクリボン1を巻取ユニット30に送
る。
【0074】巻取ユニット30では、インクリボン1が
切断部31で所定幅に切断されてコア6に巻き取られ
る。そして、巻取ユニット30でインクリボンが巻き取
られている間に上述のスプライステープ2A の編集工程
が繰り返される。
【0075】以上、本発明を3通りのインクリボンロー
ルを製造する場合について説明したが、本発明は、この
他種々のスプライステープの接続態様のインクリボンロ
ールの製造に適用することができる。また、インクリボ
ンロールの製造に限らず、スプライステープを接続する
リボンロールの製造に広く適用することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、リボンにスプライステ
ープを接続するリボンロールの製造に際して、スプライ
ステープとリボンとの編集工程を、スプライステープの
長さや種類を異ならせる場合にも対応できるように自動
化することが可能となり、さらにリボンロールの生産性
を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の構成図である。
【図2】くの字型回転基台の斜視図である。
【図3】本発明の方法における編集工程の説明図であ
る。
【図4】本発明の方法における編集工程の説明図であ
る。
【図5】本発明の方法における編集工程の説明図であ
る。
【図6】本発明の方法における編集工程の説明図であ
る。
【図7】本発明の装置の構成図である。
【図8】本発明の方法における編集工程の説明図であ
る。
【図9】本発明の方法における編集工程の説明図であ
る。
【図10】本発明の装置の構成図である。
【図11】インクリボンロールに巻き取られているイン
クリボン及びスプライステープの説明図である。
【図12】従来の装置の構成図である。
【図13】従来の装置の編集ユニットの作用の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 インクリボン 2 トレーラーテープ 3 リーダーテープ 4 中間テープ 5,5a〜5d 粘着テープ 6 コア 10 巻出ユニット 11 巻出軸 21 切断刃 22 切断刃 30 巻取ユニット 31 切断部 40,40x,40y 編集ユニット 41a リボン巻出側固定部 41b リボン巻取側固定部 42 くの字型回転基台 43 切断刃 44 粘着テープ貼着手段 45 巻回軸 46 巻回軸 47 スプライステープ固定部 47a スプライステープ前方固定部 47b スプライステープ後方固定部 48 切断刃 49 粘着テープ貼着手段 50 アキュームレータ 52 ダンサーロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郡司 誠次 栃木県鹿沼市さつき町12−3 ソニーケ ミカル株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−156823(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 23/18 - 23/198 B65H 19/00 - 19/30

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (I) リボンが巻き回されたリボン原反か
    らリボンを巻き出すリボン巻出工程、(II)巻き出された
    リボンを幅方向に切断し、切断したリボン間に所定の長
    さのスプライステープが挿入されるようにスプライステ
    ープをリボンに接続する編集工程、(III) スプライステ
    ープが接続されたリボンをコアに巻き取る巻取工程から
    なるリボンロールの製造方法において、(II)編集工程
    が、(1) スプライステープが巻き回されたスプライステ
    ープ原反からスプライステープを巻き出し、巻き出され
    たスプライステープの端部を一時的にスプライステープ
    固定部に固定するスプライステープ編集工程、(2) 巻出
    ユニットから巻取ユニットへ所定長のリボンを搬送し、
    次いで、リボンの搬送方向に間隙をおいて配されたリボ
    ン巻出側固定部とリボン巻取側固定部とにリボンを一時
    的に固定し、リボン巻出側固定部とリボン巻取側固定部
    との間を切断するリボン搬送工程、(3) スプライステー
    プの端部が固定されているスプライステープ固定部が、
    リボンが固定されているリボン巻出側固定部に置き換わ
    るようにスプライステープ固定部及びリボン巻出側固定
    部を移動させ、 リボン巻取側固定部に固定されているリボンとスプライ
    ステープ固定部に固定されているスプライステープとを
    接続し、 リボン巻取側固定部でのリボンの固定及びスプライステ
    ープ固定部でのスプライステープの固定を解除し、スプ
    ライステープと接続したリボンをリボン巻取方向に所定
    の長さ送り、 スプライステープをリボン巻取側固定部とスプライステ
    ープ固定部とに一時的に固定してリボン巻取側固定部と
    スプライステープ固定部との間を切断し、 リボンが固定されているリボン巻出側固定部が、スプラ
    イステープが固定されているスプライステープ固定部に
    置き換わるようにリボン巻出側固定部及びスプライステ
    ープ固定部を移動させ、 リボン巻取側固定部に固定されているスプライステープ
    とリボン巻出側固定部に固定されているリボンとを接続
    することからなるスプライステープとリボンの接続工
    程、 からなることを特徴とするリボンロールの製造方法。
  2. 【請求項2】 (3) スプライステープとリボンの接続工
    程において、スプライステープ固定部とリボン巻出側固
    定部とを、回転基台にその回転軸から等距離の位置に設
    け、回転基台を回転させることにより、スプライステー
    プ固定部がリボン巻出側固定部に置き換わるように、あ
    るいはリボン巻出側固定部がスプライステープ固定部に
    置き換わるようにこれら固定部を移動させる請求項1記
    載のリボンロールの製造方法。
  3. 【請求項3】 回転基台がくの字型回転基台である請求
    項2記載のリボンロールの製造方法。
  4. 【請求項4】 (3) スプライステープとリボンの接続工
    程において、リボンとスプライステープとの接続を片面
    粘着テープの貼着により行う請求項1〜3のいずれかに
    記載のリボンロールの製造方法。
  5. 【請求項5】 (I) リボンが巻き回されたリボン原反か
    らリボンを巻き出すリボン巻出工程、(II)巻き出された
    リボンを幅方向に切断し、切断したリボン間に所定の長
    さのスプライステープが挿入されるようにスプライステ
    ープをリボンに接続する編集工程、(III) スプライステ
    ープが接続されたリボンをコアに巻き取る巻取工程から
    なるリボンロールの製造方法において、(II)編集工程
    が、(1) スプライステープが巻き回されたスプライステ
    ープ原反からスプライステープを巻き出し、巻き出され
    たスプライステープの端部を一時的にスプライステープ
    固定部に固定し、この場合にスプライステープ固定部と
    して、スプライステープの搬送方向に間隙をおいて配さ
    れたスプライステープ前方固定部とその巻出方向手前の
    スプライステープ後方固定部との2つのスプライステー
    プ固定部が使用され、 次いで、スプライステープをスプライステープ後方固定
    部とスプライステープ前方固定部との間で切断し、 切断したスプライステープを接続し、 スプライステープのスプライステープ固定部への固定を
    解除し、スプライステープ前方固定部上のスプライステ
    ープの端部が、スプライステープ後方固定部のスプライ
    ステープ前方固定部側端部に揃うようにスプライステー
    プを戻し、 再度、スプライステープ後方固定部でスプライステープ
    を一時的に固定するスプライステープ編集工程、(2) 巻
    出ユニットから巻取ユニットへ所定長のリボンを搬送
    し、次いで、リボンの搬送方向に間隙をおいて配された
    リボン巻出側固定部とリボン巻取側固定部とにリボンを
    一時的に固定し、リボン巻出側固定部とリボン巻取側固
    定部との間を切断するリボン搬送工程、(3) スプライス
    テープが固定されているスプライステープ後方固定部
    が、リボンが固定されているリボン巻出側固定部に置き
    換わるように、スプライステープ後方固定部とリボン巻
    出側固定部とを移動させ、 リボン巻取側固定部に固定されているリボンとスプライ
    ステープ後方固定部に固定されているスプライステープ
    とを接続し、 リボン巻取側固定部でのリボンの固定及びスプライステ
    ープ後方固定部でのスプライステープの固定を解除し、 スプライステープと接続したリボンをリボン巻取方向に
    所定の長さ送り、 スプライステープをリボン巻取側固定部とスプライステ
    ープ後方固定部とに一時的に固定してリボン巻取側固定
    部とスプライステープ後方固定部との間を切断し、 リボンが固定されているリボン巻出側固定部が、スプラ
    イステープが固定されているスプライステープ後方固定
    部に置き換わるようにリボン巻出側固定部及びスプライ
    ステープ後方固定部を移動させ、 リボン巻取側固定部に固定されているスプライステープ
    とリボン巻出側固定部に固定されているリボンとを接続
    することからなるスプライステープとリボンの接続工
    程、 からなることを特徴とするリボンロールの製造方法。
  6. 【請求項6】 (3) スプライステープとリボンの接続工
    程において、スプライステープ後方固定部とリボン巻出
    側固定部とを、回転基台にその回転軸から等距離の位置
    に設け、回転基台を回転させることにより、スプライス
    テープ後方固定部がリボン巻出側固定部に置き換わるよ
    うに、あるいはリボン巻出側固定部がスプライステープ
    後方固定部に置き換わるようにこれら固定部を移動させ
    る請求項5記載のリボンロールの製造方法。
  7. 【請求項7】 回転基台がくの字型回転基台である請求
    項6記載のリボンロールの製造方法。
  8. 【請求項8】 (1) スプライステープ編集工程のスプラ
    イステープの接続、及び(3) スプライステープとリボン
    の接続工程の、リボンとスプライステープとの接続を、
    片面粘着テープの貼着により行う請求項5〜7のいずれ
    かに記載のリボンロールの製造方法。
  9. 【請求項9】 (I) リボンが巻き回されたリボン原反か
    らリボンを巻き出すリボン巻出工程、(II)巻き出された
    リボンを幅方向に切断し、切断したリボン間に所定の長
    さの第1のスプライステープと第2のスプライステープ
    とが挿入されるように、これらスプライステープを接続
    する編集工程、(III) スプライステープが接続されたリ
    ボンをコアに巻き取る巻取工程からなるリボンロールの
    製造方法において、(II)編集工程が、(1) 第1のスプラ
    イステープが巻き回されたスプライステープ原反から第
    1のスプライステープを巻き出し、送り調整手段を介し
    て、第1のスプライステープの端部を一時的にスプライ
    ステープ後方固定部に固定し、この場合に、スプライス
    テープ後方固定部は、第1のスプライステープの巻出方
    向前方のスプライステープ前方固定部と間隙をおいて設
    けられているスプライステープ固定部であり、 次に、第2のスプライステープが巻き回されたスプライ
    ステープ原反から第2のスプライステープを巻き出し、
    その端部をスプライステープ前方固定部で一時的に固定
    し、 スプライステープ前方固定部に固定されている第2のス
    プライステープと、スプライステープ後方固定部に固定
    されている第1のスプライステープとを接続し、 スプライステープ前方固定部における第2のスプライス
    テープの固定及びスプライステープ後方固定部における
    第1のスプライステープの固定を解除し、接続したこれ
    らスプライステープを送り調整手段により第1のスプラ
    イステープの巻出方向と逆方向に所定の距離戻し、 スプライステープ前方固定部及びスプライステープ後方
    固定部で第2のスプライステープを一時的に固定し、 第2のスプライステープをスプライステープ前方固定部
    とスプライステープ後方固定部との間で切断し、次いで
    切断した第2のスプライステープを接続し、接続したス
    プライステープを送り調整手段により第1のスプライス
    テープの巻出方向と逆方向に戻し、 第2のスプライステープをスプライステープ前方固定部
    とスプライステープ後方固定部とで一次的に固定し、こ
    れら固定部の間で第2のスプライステープを切断するこ
    とからなるスプライステープ編集工程、(2) 巻出ユニッ
    トから巻取ユニットへ所定長のリボンを搬送し、次い
    で、リボンの搬送方向に間隙をおいて配されたリボン巻
    出側固定部とリボン巻取側固定部とにリボンを一時的に
    固定し、リボン巻出側固定部とリボン巻取側固定部との
    間を切断するリボン搬送工程、(3) 第2のスプライステ
    ープが固定されているスプライステープ後方固定部が、
    リボンが固定されているリボン巻出側固定部に置き換わ
    るように、スプライステープ後方固定部とリボン巻出側
    固定部とを移動させ、 リボン巻取側固定部に固定されているリボンとスプライ
    ステープ後方固定部に固定されている第2のスプライス
    テープとを接続し、 リボン巻取側固定部でのリボンの固定及びスプライステ
    ープ後方固定部での第2のスプライステープの固定を解
    除し、 第2のスプライステープと接続したリボンをリボン巻取
    方向に所定の長さ送り、 第1のスプライステープをリボン巻取側固定部とスプラ
    イステープ後方固定部とに一時的に固定してリボン巻取
    側固定部とスプライステープ後方固定部との間を切断
    し、 リボンが固定されているリボン巻出側固定部が、第1の
    スプライステープが固定されているスプライステープ後
    方固定部に置き換わるようにリボン巻出側固定部及びス
    プライステープ後方固定部を移動させ、 リボン巻取側固定部に固定されている第1のスプライス
    テープとリボン巻出側固定部に固定されているリボンと
    を接続することからなるスプライステープとリボンの接
    続工程、 からなることを特徴とするリボンロールの製造方法。
  10. 【請求項10】 (3) スプライステープとリボンの接続
    工程において、スプライステープ後方固定部とリボン巻
    出側固定部とを、回転基台にその回転軸から等距離の位
    置に設け、回転基台を回転させることにより、スプライ
    ステープ後方固定部がリボン巻出側固定部に置き換わる
    ように、あるいはリボン巻出側固定部がスプライステー
    プ後方固定部に置き換わるようにこれら固定部を移動さ
    せる請求項9記載のリボンロールの製造方法。
  11. 【請求項11】 回転基台がくの字型回転基台である請
    求項10記載のリボンロールの製造方法。
  12. 【請求項12】 (1) スプライステープ編集工程のスプ
    ライステープの接続、及び(3) スプライステープとリボ
    ンの接続工程の、リボンとスプライステープとの接続
    を、片面粘着テープの貼着により行う請求項9〜11の
    いずれかに記載のリボンロールの製造方法。
  13. 【請求項13】 (I) リボンが巻き回されたリボン原反
    からリボンを巻き出すリボン巻出ユニット、(II)巻き出
    されたリボンを幅方向に切断し、切断したリボン間に所
    定の長さのスプライステープが挿入されるようにスプラ
    イステープをリボンに接続する編集ユニット、(III) ス
    プライステープが接続されたリボンをコアに巻き取る巻
    取ユニットからなるリボンロールの製造装置において、
    (II)編集ユニットが、 スプライステープが巻き回されたスプライステープ原反
    からスプライステープを巻き出すスプライステープ巻出
    部、 巻き出されたスプライステープの端部を一時的に固定す
    るスプライステープ固定部、 巻出ユニットから巻取ユニットへのリボンの搬送路にお
    いて、リボンの搬送方向に間隙をおいて配され、リボン
    を一時的に固定するリボン巻出側固定部とリボン巻取側
    固定部、 リボン巻出側固定部とリボン巻取側固定部との間でリボ
    ン又はスプライステープを切断するリボン切断手段、 スプライステープ固定部が、リボン巻出側固定部に置き
    換わるようにスプライステープ固定部及びリボン巻出側
    固定部を移動させ、また、これらリボン巻出側固定部及
    びスプライステープ固定部を元の位置に戻す固定部移動
    手段、 リボン巻取側固定部に固定されているリボンとスプライ
    ステープ固定部に固定されているスプライステープとを
    接続し、また、リボン巻取側固定部に固定されているス
    プライステープとリボン巻出側固定部に固定されている
    リボンとを接続するテープ接続手段、を有することを特
    徴とするリボンロールの製造装置。
  14. 【請求項14】 スプライステープ固定部として、スプ
    ライステープの搬送方向に間隙をおいて配されたスプラ
    イステープ前方固定部とその巻出方向手前のスプライス
    テープ後方固定部との2つのスプライステープ固定部を
    有し、さらにスプライステープ前方固定部とスプライス
    テープ後方固定部との間でスプライステープを切断する
    テープ切断手段、及びスプライステープ固定部にあるス
    プライステープをスプライステープの巻出方向と逆方向
    に戻す送り調整手段を有する請求項13記載のリボンロ
    ールの製造装置。
  15. 【請求項15】 スプライステープ巻出部として、第1
    のスプライステープを巻き出す第1のスプライステープ
    巻出部と、第2のスプライステープを巻き出す第2のス
    プライステープ巻出部とを有し、第1のスプライステー
    プ巻出部とスプライステープ後方固定部との間に送り調
    整手段を有する請求項14記載のリボンロールの製造装
    置。
  16. 【請求項16】 送り調整手段が、ダンサーロール又は
    アキュームレータからなる請求項14又は15記載のリ
    ボンロール製造装置。
  17. 【請求項17】 固定部移動手段が回転基台からなる請
    求項13〜16のいずれかに記載のリボンロール製造装
    置。
  18. 【請求項18】 回転基台が、くの字型回転基台からな
    る請求項17記載のリボンロールの製造装置。
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