JP2847379B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2847379B2
JP2847379B2 JP1074615A JP7461589A JP2847379B2 JP 2847379 B2 JP2847379 B2 JP 2847379B2 JP 1074615 A JP1074615 A JP 1074615A JP 7461589 A JP7461589 A JP 7461589A JP 2847379 B2 JP2847379 B2 JP 2847379B2
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丈明 島
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チルト可能なディスプレイを有し、かつ機
器本体の筐体およびディスプレイの筐体を導電体で形成
した電子機器に関する。
〔従来の技術〕
コンピュータやワードプロセッサ等の電子機器とし
て、使用者が見る角度に応じて傾きを調節しうるように
チルト可能に取付けられたディスプレイ(チルトディス
プレイ)を備えたものがある。
また、電子機器においては、装置内部のデジタル回路
素子等から出る放射ノイズが外部へ漏れるのを防止する
対策、すなわち、EMI(Electro Magnetic Interferenc
e)対策として、機器本体およびディスプレイの筐体を
導電性の部材で構成することが行われている。
ところで、従来のこの種の電子機器にあって、前記EM
I対策をさらに実効あらしめるため、チルト用のヒンジ
部を導電性の筐体で囲んだり、さらには、フレームグラ
ンド接続用の専用ケーブルを設けるなどの対策が講じら
れていた。
なお、ディスプレイの発熱に対する冷却は、専ら、デ
ィスプレイの筐体の上下にルーバー(風通し開口)を明
け、自然空冷する方法が採られていた。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕
しかし、上記従来のチルト用のヒンジ部を筐体で囲む
構成では、ディスプレイがスムーズにチルトしないとい
う課題、あるいは、かなりの放射ノイズが外部へ漏れ出
してしまう課題などがあった。
また、前述の専用ケーブルを設ける方法では、部品点
数が増え、構造も複雑になるという難点がある。
さらに、前述の自然空冷方式では、風通しをよくする
ために、ディスプレイの筐体の容積を必要以上に大きく
せねばならなかった。
本発明は上記従来の技術的課題に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、EMI対策として機器本体の筐
体およびディスプレイの筐体を導電性にした電子機器に
おいて、回路素子等から出る放射ノイズの外部への流出
を大幅に減少させることができ、かつ機器本体およびデ
ィスプレイの双方を共通の冷却手段で同時に冷却するこ
とができる電子機器を提供することである。
〔課題解決のための手段〕
請求項1の発明は、上記目的を達成するため、チルト
可能なディスプレイを有し、かつ機器本体の筐体および
ディスプレイの筐体を導電体で形成した電子機器におい
て、前記機器本体の筐体と前記ディスプレイの筐体との
間に両筐体の内部を連通する空間を形成するように設け
られた導電性の可撓性シートと、前記機器本体および前
記ディスプレイを冷却する冷却手段と、を設け、前記冷
却手段により前記機器本体の筐体と前記ディスプレイの
筐体とを冷却することを特徴とする。
請求項2および3の発明は、さらに、前記冷却手段が
前記機器本体の筐体に取り付けられ、前記ディスプレイ
の筐体に空気を通すための開口が設けられる構成、ある
いは、前記開口は、前記可撓性シートが設けられている
側面の反対側の面に設けられている構成とすることによ
り、さらなる冷却効果が向上を図るものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第2図は本発明による電子機器の一実施例を示す模式
的斜視図であり、第1図は第2図の電子機器の中央部縦
断面図である。
これらの図面において、1は電子機器本体の導電性の
筐体、2はディスプレイの導電性の筐体、3はこれらの
筐体1、2間を接続するように設けられた導電性の可撓
性シート、4は前記筐体2内に収納されているディスプ
レイ(例えばプラズマディスプレイ)、5は機器本体1
の内部を冷却するためのファンである。
第1図において、6は前記ディスプレイの筐体2の下
部に形成された下部ルーバー、7は前記ディスプレイの
筐体2の上部に形成された上部ルーバー、8は前記ディ
スプレイ4を機器本体1に対し角度調節可能に(回動可
能に)支持するチルト用のヒンジであり、9は本体1の
内部に収納された部品、例えば回路基板である。
前記導電性の可撓性シート3は前記機器本体の筐体1
と前記ディスプレイ4の筐体2との間に隙間が残らない
ようにほぼ密閉状態で取付けられている。
前記導電性の可撓性シート3の材質としては、例え
ば、ポリエステル繊維に銅メッキしたもの、ナイロン繊
維に銀メッキしたもの、ステンレス繊維をシート状にし
たもの、さらには、導電性のゴムシートなど種々のもの
を使用することができる。要は、導電性を有しフレキシ
ブルに動き得る材質であればよい。
この可撓性シート3の取付けは、例えば、導電性のテ
ープによる貼り付け、あるいはねじ止めなど導電性を損
なわない手法で行われる。
このような構成により、本体の筐体1とディスプレイ
の筐体2のフレームグランドが簡単かつ確実に接続され
るとともに、装置内部のデジタル回路素子等からの放射
ノイズの外部への流失が効果的に防止され、したがっ
て、当該電子機器のEMI対策を強化することができた。
また、前記ディスプレイの筐体2は可撓性シート3を
介して本体1に取付けられるので、ディスプレイ(プラ
ズマディスプレイなど)4は本体1に対しスムーズに回
動することができ、安定したディスプレイのチルト動作
が得られた。
さらに、機器本体1のファン5によって、ディスプレ
イ4の筐体2の上下にルーバー6、7を通して外気を循
環させることができるので、余分にファンを設けること
なく、ディスプレイ4を強制空冷することが可能になっ
た。
なお、外気を取り込む前記ルーバー6は、放射ノイズ
が漏れないように、できるだけ小さく形成することが好
ましい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、請求項1の発明によ
れば、チルト可能なディスプレイを有し、かつ機器本体
の筐体およびディスプレイの筐体を導電体で形成した電
子機器において、前記機器本体の筐体と前記ディスプレ
イの筐体との間に両筐体の内部の連通する空間を形成す
るように設けられた導電性の可撓性シートと、前記機器
本体および前記ディスプレイを冷却する冷却手段と、を
設け、前記冷却手段により前記機器本体の筐体と前記デ
ィスプレイの筐体とを冷却する構成としたので、回路素
子等から出る放射ノイズの外部への流出を大幅に減少さ
せることができることでき、かつ、機器本体およびディ
スプレイの双方を共通の冷却手段で同時に冷却すること
ができる電子機器が提供される。
請求項2および3の発明によれば、上記請求項1の構
成に加えて、前記冷却手段が前記機器本体の筐体に取り
付けられ、前記ディスプレイの筐体に空気を通すための
開口が設けられる構成、あるいは、前記開口は、前記可
撓性シートが設けられている側面の反対側の面に設けら
れている構成としたので、上記効果に加え、冷却効果を
さらに促進させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1は本発明の一実施例による電子機器の中央部の模式
的縦断面図、第2図は第1図の電子機器の模式的斜視図
である。 1……機器本体の筐体、2……ディスプレイの筐体、3
……導電性の可撓性シート、4……ディスプレイ、5…
…ファン、6、7……通風用のルーバー、8……チルト
用ヒンジ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チルト可能なディスプレイを有し、かつ機
    器本体の筐体およびディスプレイの筐体を導電体で形成
    した電子機器において、 前記機器本体の筐体と前記ディスプレイの筐体との間に
    両筐体の内部を連通する空間を形成するように設けられ
    た導電性の可撓性シートと、前記機器本体および前記デ
    ィスプレイを冷却する冷却手段と、を設け、 前記冷却手段により前記機器本体の筐体と前記ディスプ
    レイの筐体とを冷却することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記冷却手段が前記機器本体の筐体に取り
    付けられ、前記ディスプレイの筐体に空気を通すための
    開口が設けられることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の電子機器。
  3. 【請求項3】前記開口は、前記可撓性シートが設けられ
    ている側面の反対側の面に設けられていることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の電子機器。
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