JP2846221B2 - 錨鎖機力収納装置 - Google Patents

錨鎖機力収納装置

Info

Publication number
JP2846221B2
JP2846221B2 JP20848593A JP20848593A JP2846221B2 JP 2846221 B2 JP2846221 B2 JP 2846221B2 JP 20848593 A JP20848593 A JP 20848593A JP 20848593 A JP20848593 A JP 20848593A JP 2846221 B2 JP2846221 B2 JP 2846221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
anchor chain
anchor
chain
anchorage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20848593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0740882A (ja
Inventor
貞雄 重永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP20848593A priority Critical patent/JP2846221B2/ja
Publication of JPH0740882A publication Critical patent/JPH0740882A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2846221B2 publication Critical patent/JP2846221B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、錨鎖収納に関し、特に
安全性の向上、節労化及び錨鎖庫容積のミニマム化をは
かった、錨鎖機力収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】揚錨機で巻揚げられた錨鎖を錨鎖庫に収
納する際、特に中型船舶等においては、図11に示すよう
に、上部より落下してくる錨鎖42を乗員(5〜6名)で
押したり、引いたりして錨鎖庫40にできるだけ整然とな
るよう人力で収納している。なお、図11中の符号41は錨
鎖庫40の天井40aに開口する錨鎖導管を、また符号Bは
作業者、Aは指揮者をそれぞれ示している。また、大型
商船においては、落下してきた錨鎖を高く積み上げ、崩
れ落ちることを予想して錨鎖庫の形状寸法が決定されて
おり、錨鎖導管の位置が錨鎖庫に対して偏心している場
合は、床板を傾斜させる等の対策が講じられている。
【0003】なお、一部の小型船舶では、図12,13に示
すような、アーム44にかかる荷重がウエイト45の重量以
上になったときにアーム44が折れる構造の間欠落下式の
機力収納装置が採用されているが、この装置の場合、錨
鎖庫40は、細長い平面形状でしかも錨鎖導管41の位置を
錨鎖庫の中心とする条件において適用可能であり、大型
船舶には採用不可能である。図12中の符号43はアーム44
を往復駆動するためのキャリアを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
技術では次のような問題点がある。すなわち従来の人力
による錨鎖収納は、揚錨機で巻揚げられた錨鎖を人の手
で整然と収納することが望ましいが、 (a)狭隘な錨鎖庫で、しかも収納された不安定な錨鎖
の上を作業員が移動しながら重量物を手で押したり、引
いたりするので安全上問題である。 (b)本作業で錨鎖庫内に必要な人員配置は5〜6名で
あり、省力化、節労化が唱えられている時代に逆行す
る。 (c)人力による場合、整然と収納することが難しく、
特に上層部においては、隅々まで収納することが不可能
な状態であり、これと人員の行動スペースを考えるとデ
ッドスペースが大きい〔図14(a)参照〕。
【0005】(d)錨鎖導管の位置は、錨鎖庫のほぼ中
央部となるよう決定する必要がある。また従来の大型商
船等で採用されている、揚錨機で巻揚げられた錨鎖を錨
鎖庫へ自然落下させる方式は、 (e)錨鎖を高く積み上げ崩れ落ち周囲に広がることを
予想しているが、錨鎖の崩れ方が常に一定でないため最
悪の状態を想定して錨鎖庫の形状寸法(特に高さ)を決
定する必要がある。 (f)錨鎖導管14の位置は、錨鎖庫40の中央部が望まし
い〔図14(c)参照〕が、偏心する場合は、図14(d)
に示すように、床板40cを傾斜させる等の対策が必要と
なる。
【0006】さらに小型船舶に採用されている上述の機
力収納装置は、 (g)左右又は前後の往復運動のみであり、図14(b)
に示すように細長い錨鎖庫40(錨鎖の大きさにより縦横
寸法に制限がある)にしか適用できない。 (h)収納方式は、移動停止点においてアーム44にかか
る荷重がウエイト45以上になった時、アームが折れる構
造(間欠落下方式)になっているため、錨鎖42が錨鎖庫
40の中央部に集中する傾向にある〔図14(b)参照〕。 (i)収納面とアーム及び錨鎖導管41とアーム44間の距
離が同じでなければ収納状態が中央部に集中する〔図13
参照〕ため、アームの高さを調整する機構が必要とな
り、構造、制御が複雑になる。 (j)錨鎖導管41の位置は、錨鎖庫の中央に決定する必
要があり、自由度がない。本発明は、従来技術の上述の
ような問題点を解決した錨鎖機力収納装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の錨鎖機力収納装置は、錨鎖を自重により連
続落下させて錨鎖庫に収納する錨鎖収納装置において、
上記錨鎖庫の天井に油圧シリンダを介して上下動可能に
懸吊されたレールと、上記錨鎖庫の内部を前後方向へ移
動可能に上記レールに取付けられた導鎖金物移動用桁
と、同導鎖金物移動用桁の上方で上記錨鎖庫の内部を前
後方向へ移動可能に上記レールに取り付けられた錨鎖ガ
イド移動用梁とをそなえ、上記導鎖金物移動用桁に上記
錨鎖庫の内部を左右方向へ移動可能に導鎖金物が取り付
けられると共に上記錨鎖ガイド移動用梁に上記錨鎖庫の
内部を左右方向へ移動可能に錨鎖ガイドが取り付けら
れ、上記の導鎖金物移動用桁および錨鎖ガイド移動用梁
をそれぞれ個別に上記レールに沿って上記錨鎖庫の前後
方向へ移動させる第1の駆動手段と、上記の導鎖金物お
よび錨鎖ガイドをそれぞれ個別に上記の導鎖金物移動用
桁および錨鎖ガイド移動用梁に沿って上記錨鎖庫の左右
方向へ移動させる第2の駆動手段とが設けられているこ
とを特徴としている。
【0008】
【作用】上述の本発明の錨鎖機力収納装置では、錨鎖を
案内する導鎖金物を、第1および第2の駆動手段を操作
して、錨鎖庫の内部で、前後、左右の方向に移動させる
ことができ、これにより錨鎖を錨鎖庫の隅々まで整然と
収納することができる。また、導鎖金物の上方に錨鎖ガ
イドを配設したことにより、錨鎖庫の天井に開口する錨
鎖導管から自重により連続して落下してくる錨鎖を、弛
れ下がるのを抑制しながら導鎖金物に案内するにことが
できる。さらに、錨鎖庫からの錨鎖走出時に、油圧シリ
ンダによりレールを錨鎖庫上部に移動させて、レールと
錨鎖との干渉を阻止することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
錨鎖機力収納装置について説明すると、図1はその平面
図、図2はその駆動装置の模式側面図、図3はその要部
断面図、図4はその導鎖金物およびその移動機構の一部
切断平面図、図5は図4のA−A矢視断面図、図6はそ
の錨鎖ガイドおよびその移動機構の平面図、図7は図6
のB−B矢視断面図、図8はその格納状態の模式側面
図、図9はその使用状態の模式側面図、図10は錨鎖収納
状態の模式側面図である。この実施例の錨鎖機力収納装
置も、錨鎖をその自重により連続して錨鎖庫に落下させ
て収納するもので、図1において、符号40は平面視ほぼ
四辺形状の錨鎖庫を示しており、錨鎖庫40を構成する四
面の縦壁40bに、それぞれ多数の鉛直方向に延在するレ
ールガイド3が取付けられている。
【0010】また、符号1は、錨鎖庫40と相似の平面形
状に形成されるとともに錨鎖庫40内に上下方向へ移動可
能に配設されたレールを示している。そしてレール1の
各周辺部に各レールガイド3に摺動可能に係合する案内
シュー1aが突設されるとともに、錨鎖庫40の天井40a
とレール1との間に、レール1昇降用の油圧シリンダ2
が介設されている(図3参照)。符号6はレール1に案
内されて前後方向(図1における上下方向)へ移動可能
な導鎖金物移動用桁を示している。桁6は枠部材を結合
して構成され、左右端部にレール1に転接する走行ロー
ラ37(上下一対)およびガイドローラ36をそなえるほ
か、導鎖金物4が左右方向に移動可能に装着されいる。
【0011】導鎖金物4は図4に示すように、全体が2
分割構造に形成されると共に油圧シリンダ7にて開閉可
能に構成されていて、その油圧シリンダ7による開閉操
作により錨鎖42を囲ったり解放したりできるようになっ
ている。そしてその先端部に鎖導入用の開口4aをそな
えるとともに、基端部を、走行ローラ35およびガイドロ
ーラ34により桁6に移動可能に装着された導鎖金物受台
5に滑り機構を介して取り付けられている。
【0012】さらに、桁6に、導鎖金物4の移動機構と
してのチェーン21、スプロケット16,19およびベベルギ
ヤ18が取り付けられてる。符号11はレール1に案内され
て前後方向(図1における上下方向)へ移動可能な錨鎖
ガイド移動用梁を示している。梁11は枠部材を結合して
構成され、左右端部にレール1に転接する走行ローラ39
(上下一対)およびガイドローラ38をそなえるほか、錨
鎖ガイド10が左右方向に移動可能に装着されている。
【0013】錨鎖ガイド10は、図6,7に示すように、
全体を平板状に形成されるとともに、ほぼ中央部に鎖導
入用の開口10aをそなえ、ガイドローラ8および走行ロ
ーラ9により、梁11に移動可能に装着されている。なお
使用に際しては、錨鎖ガイド10に予め錨鎖42を貫通させ
ておく。なお、図3に示すように、梁11は桁6の上方に
配置されている。さらに、梁11に、錨鎖ガイド10の移動
機構としてのチェーン20、スプロケット17,19aおよび
ベベルギヤ18aが取付けられている。
【0014】桁6および梁11の前後往復移動用の可逆式
駆動機12(例えば電動機または油圧モータ)が、レール
1に取り付けられている(図1参照)。駆動機12の回転
軸30に減速装置14を介して一対のクラッチ付きスプロケ
ット15a,15bが接続され、両スプロケット15a,15b
に、チェーン22,23が、チェーン22の両端部が桁6に結
着され、またチェーン23の両端部が梁11に結着されるこ
とにより、無端状に捲装されている。符号13は回転軸30
用の軸受を示している。さらに、導鎖金物4および錨鎖
ガイド10の左右往復復移動用の可逆式駆動機24(例えば
電動機または油圧モータ)が、レール1に取り付けられ
ている(図1参照)。
【0015】駆動機24の回転軸31に減速装置26を介して
一対のクラッチ付きスプロケット27a,27bが接続さ
れ、両スプロケット27a,27bに、無端状のチェーン2
8,29が捲装され、チェーン28、桁6に回転可能に取り
付けられたスプロケット16が噛合し、またチェーン29
に、梁11に回転可能に取り付けられたスプロケット17が
噛合している。符号25は回転軸引用の軸受を示してい
る。
【0016】上述の構成において、錨鎖走出時すなわち
錨投入時には、レール1が錨鎖42と接触するのを回避す
るために、レール1は、図8に示すように、油圧シリン
ダ2により上方へ引き上げられた格納状態におかれてい
る。使用時すなわち錨鎖42を錨鎖庫40に収納しようとす
るときには、油圧シリンダ2を伸ばすことにより、レー
ル1は、図9に示すように、錨鎖導管41から所定寸法だ
け下方にはなれた位置にセットされる。
【0017】次に、導鎖金物4の位置設定を次の手法に
より行なう。油圧シリンダ7の操作により導鎖金物4を
開くと共に錨鎖ガイド10及び錨鎖ガイド移動用梁11のク
ラッチ付スプロケット15bおよび27bの各クラッチを
「脱」の状態として、可逆式駆動機12,24を作動させ、
導鎖金物移動用桁6および導鎖金物4を錨鎖導管41側に
移動させた、錨鎖ガイド10、導鎖金物4並びに錨鎖導管
41のそれぞれの中心を一致させる。
【0018】次いで、導鎖金物4を油圧シリンダ7によ
り閉の状態として錨鎖42を囲み、錨鎖ガイド10(錨鎖ガ
イド10には予め錨鎖42を貫通させてある)及び錨鎖ガイ
ド移動用梁11のクラッチ付スプロケット15bおよび27b
の各クラッチを「嵌」とする。そして揚錨機(図示せず)
の錨鎖巻上げ速度に合せて(揚錨機の速度に自動的に連
動させることも可能)、錨鎖42を収納したい方向に、ク
ラッチ付スプロケット15a,27bを嵌脱したり、可逆式
駆動機12,24を操作したりして、導鎖金物4を移動(予
め収納要領を決めておき、プログラミングすることによ
り自動化も可能)させることにより、連続して錨鎖42を
収納することができる。
【0019】ここで、図9の使用状態に示すとおり、各
スプロケット径を次のように設定し、可逆式駆動機12お
よび24の回転数を同一として、 (導鎖金物移動用スプロケット16の径)/(錨鎖ガイド
移動用スプロケット17の径)=(錨鎖ガイド移動用桁の
クラッチ付スプロケット15bの径)/(導鎖金物移動用
桁のクラッチ付スプロケット15aの径)=X とし、かつその比をXとすると、導鎖金物4の錨鎖導管
41からの移動距離をA、錨鎖ガイド10の移動距離をBと
したき、B=AXの関係が、前後、左右方向について常
に一定の比率で保たれ、錨鎖導管41、錨鎖ガイド11及び
導鎖金物4の中心点が常に一直線上にあることになり、
錨鎖の収容中錨鎖42の弛みを抑制することができる。
【0020】また、錨鎖ガイド10の上部のツバを大きく
することにより錨鎖42の弛み防止の効果を更に高くする
ことができる。なお、錨鎖庫40における錨鎖の最高収納
面からレール1までの寸法W(図9参照)が、U<V<
W(寸法Uは錨鎖導管41の開口端縁と錨鎖ガイド10の開
口端縁との間の寸法、寸法Vは錨鎖ガイド10の上記開口
端縁と導鎖金物4との間の寸法)となるように各寸法が
決定されいる。
【0021】錨鎖走出(錨投入)時には、錨鎖ガイド10
および導錨金物4の中心を錨鎖導管41の中心と一致する
位置に移動させ、導鎖金物4を油圧シリンダ7により開
とし、錨鎖ガイド10および錨鎖ガイド移動用梁11のクラ
ッチ付スプロケット15bおよび27bのクラッチを脱とし
た後、導鎖金物移動用桁6を格納位置に移動し、油圧シ
リンダ2を縮めてレール1を上部に引上げ格納状態とす
る。
【0022】上述のとおり、この実施例では、錨鎖42を
導く導鎖金物4を前後左右方向に動かすことにより、錨
鎖42を整然と錨鎖庫40の隅隅にまで収納することがで
き、錨鎖庫40の寸法及び錨鎖導管41の取付け位置に対す
る制限をなくすことができる。また、導鎖金物4および
錨鎖ガイド10の移動を、遠隔操作、又は揚錨機と連動さ
せたプログラミング操作により行なうことができ、錨鎖
収納の一連の操作を自動化し、省力化を図ることができ
る。さらに、導鎖金物4を投錨時の錨鎖走出を考慮して
開閉式とするとともに走出時は錨鎖庫40の片隅に格納す
ることにより、投錨をスムーズに行なうことができる。
【0023】さらにまた、この実施例のものは、錨鎖42
の自重による連続落下方式をとっているため、錨鎖導管
41と導鎖金物4との間の高さを低くし、錨鎖庫40内での
錨鎖収納面と導鎖金物4との間の寸法を高く取る必要が
あるが、前後・左右に移動可能な錨鎖ガイド10を錨鎖導
管41と導鎖金物4との間に設けて錨鎖導管41と導鎖金物
4との間で錨鎖42が弛れ下がるのを防止でき、このこと
により、導鎖金物4と最大収納面との間の高さを低くし
て錨鎖庫40の隅々までの収納を可能にしている。
【0024】このほか、錨鎖ガイド10は、投錨時の錨鎖
走出を考慮して、油圧シリンダ2の操作により錨鎖導管
41の周囲の拡管部41aより上に、また導鎖金物4及び錨
鎖ガイド移動用梁11並びにレール1も錨鎖庫40の上部に
移動できるようになっており、これにより投錨時に錨鎖
42が錨鎖ガイド10やレール1と干渉するのを抑制でき、
スムーズな投錨が可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の錨鎖機力
収納装置によれば、次のような効果ないし利点が得られ
る。 (1)錨鎖の収納作業を機械化できるため、節労化及び
安全性の向上を図ることができる。 (2)錨鎖庫のスペース(縦横寸法)及び錨鎖導管の取
り付け位置に制限をうけることがなくなる。 (3)錨鎖の自重による連続落下を利用して、錨鎖庫の
隅隅まで整然と収納することができ、収納スペース(容
積)を必要最小限とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての錨鎖機力収納装置の
平面図。
【図2】同駆動装置の模式側面図。
【図3】同要部断面図。
【図4】同導鎖金物およびその移動機構の一部切断平面
図。
【図5】図4のA−A矢視断面図。
【図6】同錨鎖ガイドおよびその移動機構の平面図。
【図7】図6のB−B矢視断面図。
【図8】同格納状態の模式側面図。
【図9】同使用状態の模式側面図。
【図10】同錨鎖収納状態の模式側面図。
【図11】従来の人力による錨鎖収納作業の模式側面図。
【図12】従来の小型船舶に採用されている錨鎖機力収納
装置の正面図。
【図13】同側面図。
【図14】(a)人力による場合の錨鎖庫収納状態の模式
図。 (b)図12,13に示した錨鎖機力収納装置による場合の
錨鎖収納状態の模式図。 (c)同錨鎖導管が中央部の場合の錨鎖収納状態の模式
図。 (d)同錨鎖導管が偏心している場合の錨鎖収納状態の
模式図。
【符号の説明】
1 レール 1a 案内シュー 2 油圧シリンダ 3 レールガイド 4 導鎖金物 5 導鎖金物受台 6 導鎖金物移動用桁 7 油圧シリンダ 8 ガイドローラ 9 走行ローラ 10 錨鎖ガイド 11 錨鎖ガイド移動用梁 12 可逆式駆動機 14 減速装置 15a,15b クラッチ付きスプロケット 16,17 スプロケット 18,18a ベベルギヤ 19,19a スプロケット 20,21,22,23 チェーン 24 可逆式駆動機 26 減速装置 27a,27b クラッチ付きスプロケット 28,29 チェーン 30 駆動機12の回転軸 31 駆動機24の回転軸 34 ガイドローラ 35 走行ローラ 36 ガイドローラ 37 走行ローラ 38 ガイドローラ 39 走行ローラ 40 錨鎖庫 40a 天井 40b 縦壁 41 錨鎖導管 42 錨鎖

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錨鎖を自重により連続落下させて錨鎖庫
    に収納する錨鎖収納装置において、上記錨鎖庫の天井に
    油圧シリンダを介して上下動可能に懸吊されたレール
    と、上記錨鎖庫の内部を前後方向へ移動可能に上記レー
    ルに取付けられた導鎖金物移動用桁と、同導鎖金物移動
    用桁の上方で上記錨鎖庫の内部を前後方向へ移動可能に
    上記レールに取り付けられた錨鎖ガイド移動用梁とをそ
    なえ、上記導鎖金物移動用桁に上記錨鎖庫の内部を左右
    方向へ移動可能に導鎖金物が取り付けられると共に上記
    錨鎖ガイド移動用梁に上記錨鎖庫の内部を左右方向へ移
    動可能に錨鎖ガイドが取り付けられ、上記の導鎖金物移
    動用桁および錨鎖ガイド移動用梁をそれぞれ個別に上記
    レールに沿って上記錨鎖庫の前後方向へ移動させる第1
    の駆動手段と、上記の導鎖金物および錨鎖ガイドをそれ
    ぞれ個別に上記の導鎖金物移動用桁および錨鎖ガイド移
    動用梁に沿って上記錨鎖庫の左右方向へ移動させる第2
    の駆動手段とが設けられていることを特徴とする、錨鎖
    機力収納装置。
JP20848593A 1993-07-30 1993-07-30 錨鎖機力収納装置 Expired - Fee Related JP2846221B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20848593A JP2846221B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 錨鎖機力収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20848593A JP2846221B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 錨鎖機力収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0740882A JPH0740882A (ja) 1995-02-10
JP2846221B2 true JP2846221B2 (ja) 1999-01-13

Family

ID=16556947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20848593A Expired - Fee Related JP2846221B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 錨鎖機力収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2846221B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GR1006284B (el) * 2008-03-17 2009-02-20 Γρηγορης Γεωργατσος Συστημα κατανομης αλυσιδας αγκυρας
CN104163231B (zh) * 2014-08-06 2017-01-25 中船澄西船舶修造有限公司 虚拟轴工装系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0740882A (ja) 1995-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4549841A (en) Container storage shed installation
JP2846221B2 (ja) 錨鎖機力収納装置
JP3234587B2 (ja) バラ物荷役用クレーン
JPH054516A (ja) 建設機械用キヤビンのフロントウインド開閉装置
JP2000026081A (ja) 移動リフト装置のピットカバー装置
JP2747800B2 (ja) 吊り天秤型反転機
JP2002128475A (ja) ワイヤロープ捲取機
JP2545709Y2 (ja) クレーンの吊具傾転装置
JPH0388698A (ja) 長尺可撓体の巻上装置
RU2083451C1 (ru) Канатоукладчик для лебедок (варианты)
CN212562912U (zh) 一种具有伸缩挂钩功能的开门机
CN217627246U (zh) 一种污水泵吊装转接机构及移动平台
CN214564895U (zh) 一种节能冷藏车用冷藏厢
JP2703509B2 (ja) リフターの支柱構造
CN114475929B (zh) 布放回收装置
KR102083610B1 (ko) 레일 연결 장치
JPH0674647B2 (ja) 自動開閉式安全ネット
JPS5827908Y2 (ja) シヨア・ランプウエイの自走旋回装置
KR200324046Y1 (ko) 휴대용 윈치
JP3034465U (ja) トラックの荷台上に据えられた簡易荷役装置
JP2747213B2 (ja) オーガ駆動機構の昇降装置
JPS60153305A (ja) 搬送キヤリヤ用リフト装置
JPS621192Y2 (ja)
JPH0442307Y2 (ja)
JPH0646932Y2 (ja) 移動する揚重機を備えたエレベータ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980922

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees