JP2845977B2 - 陰極線管とビーム電流測定用回路装置を有する画像再生装置 - Google Patents
陰極線管とビーム電流測定用回路装置を有する画像再生装置Info
- Publication number
- JP2845977B2 JP2845977B2 JP23483689A JP23483689A JP2845977B2 JP 2845977 B2 JP2845977 B2 JP 2845977B2 JP 23483689 A JP23483689 A JP 23483689A JP 23483689 A JP23483689 A JP 23483689A JP 2845977 B2 JP2845977 B2 JP 2845977B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image reproducing
- cathode ray
- ray tube
- beam current
- reproducing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、陰極線管とビーム電流測定用回路装置とを
有する画像再生装置に関する。ここで前記回路装置は所
定期間中、例えば数本の走査線中に、再生すべき画像の
外に電子ビーム系の遮断点自動調整するためにビーム電
流を測定するものである。
有する画像再生装置に関する。ここで前記回路装置は所
定期間中、例えば数本の走査線中に、再生すべき画像の
外に電子ビーム系の遮断点自動調整するためにビーム電
流を測定するものである。
従来の技術 画像再生装置は陰極線管を有しており、陰極線管の発
光層は製造上のばらつきのため管ごとに種々異なる効率
を有する。この効率は１つの同じ陰極線管でもその寿命
中に変化し得る。従つてこの種の画像再生装置には、発
光効率が小さい場合にこれを一定に保つ（安定化する）
自動装置が備えられている。特に赤、緑および青に対す
る電子ビーム系を有する３ビームカラー受像管の場合、
この安定化は、色誤差が例えば発光効率の小さい場合に
も発生し得ないようにするため特に重要である。そのた
めには、３つの系の遮断点（カツトオフ）が正確に相互
に同調されていなければならない。輝度が小さい場合、
人間の目は特に敏感に色誤差に反応する。従つてカラー
受像管ではカツトオフ点の調整および安定化が特に重要
である。発光燐の効率が種々異なるため、各ビーム系に
対する最適カツトオフ点も異なる。各カツトオフ調整度
には、測定され制御ループを介して一定保持されるまつ
たく所定のビーム電流が相応する。このビーム電流は30
μＡの大きさである。ビーム電流を測定することができ
るように、所定走査線の持続中、３ビーム管では各系ご
とに１走査線中に、カツトオフ点に相応する測定ビーム
が形成される。通常のテレビジヨン受信機では、これは
不可視の電子ビーム帰線中に、すなわち再生すべき画像
内容外で、例えば17番目、18番目、19番目の走査線で行
われる。このことは次の理由から可能である。すなわ
ち、通常画像再生面はオーバライトされるため測定走査
線が不可視に留まるから可能である。しかし測定回路は
この走査線中に発生するビーム電流を評価する。
光層は製造上のばらつきのため管ごとに種々異なる効率
を有する。この効率は１つの同じ陰極線管でもその寿命
中に変化し得る。従つてこの種の画像再生装置には、発
光効率が小さい場合にこれを一定に保つ（安定化する）
自動装置が備えられている。特に赤、緑および青に対す
る電子ビーム系を有する３ビームカラー受像管の場合、
この安定化は、色誤差が例えば発光効率の小さい場合に
も発生し得ないようにするため特に重要である。そのた
めには、３つの系の遮断点（カツトオフ）が正確に相互
に同調されていなければならない。輝度が小さい場合、
人間の目は特に敏感に色誤差に反応する。従つてカラー
受像管ではカツトオフ点の調整および安定化が特に重要
である。発光燐の効率が種々異なるため、各ビーム系に
対する最適カツトオフ点も異なる。各カツトオフ調整度
には、測定され制御ループを介して一定保持されるまつ
たく所定のビーム電流が相応する。このビーム電流は30
μＡの大きさである。ビーム電流を測定することができ
るように、所定走査線の持続中、３ビーム管では各系ご
とに１走査線中に、カツトオフ点に相応する測定ビーム
が形成される。通常のテレビジヨン受信機では、これは
不可視の電子ビーム帰線中に、すなわち再生すべき画像
内容外で、例えば17番目、18番目、19番目の走査線で行
われる。このことは次の理由から可能である。すなわ
ち、通常画像再生面はオーバライトされるため測定走査
線が不可視に留まるから可能である。しかし測定回路は
この走査線中に発生するビーム電流を評価する。
しかしいわゆるモニター装置の場合はそうでない。モ
ニター装置では受像面が再生すべき画像ラスタよりも大
きい。そのため測定走査線が光学的にきわだち、それが
障害として感じられる。
ニター装置では受像面が再生すべき画像ラスタよりも大
きい。そのため測定走査線が光学的にきわだち、それが
障害として感じられる。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、測定走査線のこの障害となる影響を
除去することである。
除去することである。
課題を解決するための手段 この課題は、所定期間の間電子ビームをデフオーカス
する装置を設けることにより解決される。
する装置を設けることにより解決される。
本発明の有利な実施例が下位請求項に記載されてい
る。
る。
実施例 本発明を以下図面に基づいて詳細に説明する。
第１図には３つの電子ビーム系Ｒ、Ｇ、Ｂを有するカ
ラー受像管１が示されており、３つの電子ビーム系はビ
デオ出力段２から制御される。カラー受像管１は、詳細
には示していない自身のグリツド端子の外に高電圧端子
UH、並びに焦点電圧に対する端子UFをコンデンサ３の所
に抵抗４を介して有している。図示していない走査線変
成器に取出される焦点電圧が最適調整されている場合
に、受像面上に当る電子ビームの点鮮鋭度が最大であ
る。
ラー受像管１が示されており、３つの電子ビーム系はビ
デオ出力段２から制御される。カラー受像管１は、詳細
には示していない自身のグリツド端子の外に高電圧端子
UH、並びに焦点電圧に対する端子UFをコンデンサ３の所
に抵抗４を介して有している。図示していない走査線変
成器に取出される焦点電圧が最適調整されている場合
に、受像面上に当る電子ビームの点鮮鋭度が最大であ
る。
本発明は装置５を備えており、この装置により測定走
査線形成期間中のフオーカシングが大きく低減される。
これは次のように行われる。すなわち、5kVの大きさの
通常の焦点電圧を固定の比較的低い値にクランプして行
われる。そのために、同期パルスSYから振幅フイルタ６
を用いて画像走査パルスが形成され、この画像走査パル
スによりドライバ段７および微分段８を介して高真空管
９が制御される。高真空管のカソードは画像再生装置の
いずれにしろ備わつている21V線路に接続されている。
従つて陰極線管１のフオーカシング電極にはパルス状に
伝送素子10を介してこの21Vが印加される。それによ
り、電子ビームがもはや不可視となりとりわけこの期間
ではビーム電流が極端に少なくなる程に電子ビームの強
いデフオーカスが生じる。
査線形成期間中のフオーカシングが大きく低減される。
これは次のように行われる。すなわち、5kVの大きさの
通常の焦点電圧を固定の比較的低い値にクランプして行
われる。そのために、同期パルスSYから振幅フイルタ６
を用いて画像走査パルスが形成され、この画像走査パル
スによりドライバ段７および微分段８を介して高真空管
９が制御される。高真空管のカソードは画像再生装置の
いずれにしろ備わつている21V線路に接続されている。
従つて陰極線管１のフオーカシング電極にはパルス状に
伝送素子10を介してこの21Vが印加される。それによ
り、電子ビームがもはや不可視となりとりわけこの期間
ではビーム電流が極端に少なくなる程に電子ビームの強
いデフオーカスが生じる。
第２図はスイツチングトランジスタ11による解決策を
示す。トランジスタは変成器12を介して陰極線管１の焦
点電極に接続される。変成器12の２次巻線13には負のパ
ルス電圧が画像走査時間中結合される。このパルスの障
害となる発振を抑圧するために変成器12が減衰される。
示す。トランジスタは変成器12を介して陰極線管１の焦
点電極に接続される。変成器12の２次巻線13には負のパ
ルス電圧が画像走査時間中結合される。このパルスの障
害となる発振を抑圧するために変成器12が減衰される。
発明の効果 本発明により測定走査線が視覚的に障害となることが
ない。
ない。
第１図は本発明の第１実施例の回路図、第２図は第２実
施例の回路図である。 １……陰極線管、２……ビデオ出力段、６……振幅フイ
ルタ、９……高真空管
施例の回路図である。 １……陰極線管、２……ビデオ出力段、６……振幅フイ
ルタ、９……高真空管
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04N 17/00 - 17/06 H04N 5/50 - 5/63 H04N 5/66 - 5/74 G09G 1/00 - 1/28
Claims (5)
- 【請求項１】陰極線管とビーム電流測定用回路装置とを
有し、該回路装置は所定期間中再生すべき画像の外に、
電子ビーム系の遮断点を自動調整するためにビーム電流
を測定するためのものである、画像再生装置において、 前記所定期間中電子ビームをデフオーカスする装置
（５）が設けられていることを特徴とする画像再生装
置。 - 【請求項２】前記装置（５）は電子スイツチによつて陰
極線管の焦点電圧を低減する請求項１記載の画像再生装
置。 - 【請求項３】電子スイツチは、陰極線管（１）の焦点電
極と接続された高真空管（９）により構成されている請
求項２記載の画像再生装置。 - 【請求項４】電気スイツチは、変成器（12）を介して陰
極線管（１）の焦点電極と接続されたトランジスタ（1
1）により構成されている請求項２記載の画像再生装
置。 - 【請求項５】変成器（12）は減衰される請求項４記載の
画像再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23483689A JP2845977B2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 陰極線管とビーム電流測定用回路装置を有する画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23483689A JP2845977B2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 陰極線管とビーム電流測定用回路装置を有する画像再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03107295A JPH03107295A (ja) | 1991-05-07 |
| JP2845977B2 true JP2845977B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=16977134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23483689A Expired - Fee Related JP2845977B2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 陰極線管とビーム電流測定用回路装置を有する画像再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2845977B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-12 JP JP23483689A patent/JP2845977B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03107295A (ja) | 1991-05-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3914545A (en) | Automatic contrast control utilizing three control signals | |
| US4126884A (en) | Kinescope beam current limiter employing automatic sequential control of image contrast and brightness to limit beam current | |
| US4355330A (en) | X-ray television system | |
| JPS59108454A (ja) | テレビジヨン受像機フオ−カス回路 | |
| US4642532A (en) | Projection TV deflection loss protection circuit | |
| JP2845977B2 (ja) | 陰極線管とビーム電流測定用回路装置を有する画像再生装置 | |
| JPS5830792B2 (ja) | サ−ビスチヨウセイソウチ オ ソナエタ テレビジヨンジユゾウキ | |
| US4593321A (en) | Method of adjusting the current intensity of an electron beam in a pickup tube and television camera system suitable therefor | |
| US4166281A (en) | Video image highlight suppression circuit with delayed compensation | |
| US4037133A (en) | Compensation of cathode ray tube for moire | |
| FI87418B (fi) | Bildaotergivningsapparat med ett katodstraolroer och en anordning foer maetning av straolstroemmen. | |
| US5034665A (en) | Deflection loss protection arrangement for a CRT | |
| JPS6358432B2 (ja) | ||
| US4190865A (en) | Video image tube highlight suppression circuit | |
| US6377317B1 (en) | Method and apparatus for correcting color component focusing in a rear-projection television set | |
| JPS5917593B2 (ja) | カラ−・テレビジヨン受像機 | |
| EP0378722A1 (en) | Focussing adjustment changeover circuit for projection TV receiver | |
| JPS6069972A (ja) | ビデオ信号の処理、表示装置 | |
| KR100296434B1 (ko) | 비디오디스플레이편향장치용서비스스위치 | |
| JP3460447B2 (ja) | フォーカスコントロール回路 | |
| CA1105131A (en) | Image tube suppression circuit | |
| CA1074004A (en) | Compensation of cathode ray tube for moire | |
| KR800000936B1 (ko) | 자동 비임전류 리미터 | |
| KR0154653B1 (ko) | 와이드 텔레비전의 화면크기 자동절환장치 | |
| KR830002172B1 (ko) | 자동 키네스코프 바이어스 장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |