JP2845898B2 - 圧力上昇装置および類似装置の運転の経済性を改善する方法 - Google Patents

圧力上昇装置および類似装置の運転の経済性を改善する方法

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JP2845898B2 JP63199068A JP19906888A JP2845898B2 JP 2845898 B2 JP2845898 B2 JP 2845898B2 JP 63199068 A JP63199068 A JP 63199068A JP 19906888 A JP19906888 A JP 19906888A JP 2845898 B2 JP2845898 B2 JP 2845898B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧力タンク内へ流体を吐出するためにポン
プが回転数調整装置を備えた電動機によって駆動され、
その場合目標取出し量またはこれを上回る量の範囲にお
いて圧力上昇装置から流体を吐出するもしくは取出す場
合にはポンプを定格回転数で最大のポンプ効率の範囲内
で定常状態で運転される形式の、所定の目標圧力を持つ
圧力上昇装置および類似装置の運転の経済性を改善する
ための方法に関する。
ポンプの駆動モータを周波数変換機器、位相制御装置
および類似の手段により異なる回転数で駆動することに
よってターボ形ポンプの出力を種々の需要に適合せしめ
ることが知られており、これにより所定の運転ポイント
が位置する目標回転数のための特性曲線を下回る任意の
特性曲線が調整可能である。このような運転の利点は、
簡単な手段でもってターボ形ポンプの揚程および吐出量
の各任意の関係づけが調整可能であることである。欠点
は、この場合の効率が定格回転数に関する効率曲線に比
べて常に悪いことであり、このことは入力の相対的な増
大をもたらし、これは比較的長期の運転時間では総計で
無視し得ない量になる場合がある。
本発明の課題は、上記の欠点を回避するために、特に
所定の目標圧力を持つ圧力上昇装置においてポンプの運
転でエネルギーを節約するのみならず、回転数調整装置
を持たない装置に比べて一層の簡単化を(ただしできる
限り小さな圧力変動でもって)、僅かな所要空間を持つ
比較的小さな緩衝タンクを使用することができることに
よって達成することである。
この場合に本発明は、駆動モータおよびポンプの停止
と運転との、DVGW−W314規定により許容される最大の切
換え頻度30/hを明らかに上回る高い負荷切換え頻度が目
標圧力を上回る不必要な圧力上昇とタンクの寸法とを小
さく保持し得るという考察から出発する。なおDVGWはDe
utsche Vereinvon Gas−und Wasserfachmaennern(ドイ
ツガス・水道専門者協会)の略称である。
上記の課題を解決するための本発明の手段は、目標取
出し量を下回る量で圧力上昇装置から流体を吐出すもし
くは取出す場合にはポンプを、定格回転数における最大
のポンプ効率の範囲内での運転と、零に近い回転数での
運転との間で交互に非定常状態で運転することである。
ポンプは定格回転数に近い高い回転数と零に近い回転数
との間でいわば周期的に運転される。したがって平常の
場合にはポンプの遮断は行われないはずである。最大許
容切換え頻度は完全な遮断に関してのものなので、本発
明によれば遮断の行われない負荷切換え頻度は明らかに
30/hを上回り、例えば約720/hまでであってよい。
ポンプと流体の取出し箇所との間に圧力変動を減衰す
る緩衝タンクが接続されていると有利であり、ただし緩
衝タンクは、従来普通の圧力上昇装置の圧力タンクの容
量の数分の1にすぎない最少の容量を持っていればよ
い。
タイムスイッチ機能を設けると有利であることが証明
された。このタイムスイッチ機能によってポンプの駆動
モータの遮断ができる限り早期に、遅くとも例えば夜間
に2分よりも長い間水の取出しが行われない場合には行
われる。遮断までの時限の長さは実際に行われた最後の
時間の遮断の数と分布を考慮することができる。したが
ってこうして得られる切換え頻度は規定の最大許容切換
え頻度30/hを下回る。駆動モータのための回転数調整数
として位相制御装置(なだらかな始動を行う)が使用さ
れる。
以下添付の図面を参照しながら本発明を詳説する。
第1図にはポンプの目標または定格回転数に関するタ
ーボ形ポンプの特性曲線が示されている。この特性曲線
は圧力上昇装置に関する接続時圧力と遮断時圧力の範囲
内で通過する。この場合に中程の揚程において一定の吐
出し量が得られる。このときにはポンプは下方の曲線か
ら判るようにほぼ最良の効率の範囲内で働く。
圧力上昇装置から少量の水取出ししか行ない場合には
運転ポイントはより僅かな吐出し量へ、例えば運転ポイ
ントPBへ移る。ポンプは引続きその目標特性曲線に沿っ
て作動し、連続的に吐出するので、これを収容するため
にはきわめて大きな貯蔵タンクを必要とする。しかし貯
蔵タンクが小さい場合には収容できないので、その代わ
りにポンプの切換え時間を短くしなければならず、その
結果DVGW−W314による最大許容切換え頻度を上回ってし
まう。これを回避するための別の方法は、ポンプをより
小さな回転数で、例えば破線で示された特性曲線に沿っ
て運転することである。しかしこの場合にはより劣悪な
効率、したがって高過ぎるエネルギー消費が生じるであ
ろう。
2つの利点、すなわち小さな圧力タンクとエネルギー
の節約(実験では約30〜50%に上る)とを完全に利用し
得るためには、本発明によればポンプは定格回転数にお
ける特性曲線とエネルギー消費のない、あるいは殆どな
い、最少の回転数、すなわち零に近い回転数との間で交
互に運転せしめられる。
このような運転が第2図のグラフに示されている。す
なわちポンプは短時間定格回転数の範囲内で相応する吐
出し出力で運転され、次いで殆ど吐出し出力のない小さ
な回転数へ戻される、その結果平均して所望の運転ポイ
ントPBによる吐出し出力が得られる。駆動モータを備え
たポンプは停止しないので、負荷切換え頻度は最大許容
切換え頻度よりも著しく大きくできる。例えば下方のグ
ラフから認められるように全負荷と最少の負荷との間の
切換え時間を約3秒に減少させることができる。下方の
グラフではまた0.5秒のポンプのなだらかな始動も示さ
れており、これによって運転騒音を著しく低減せしめる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は所望の運転ポイントの記入された、ターボ形ポ
ンプの特性曲線を示した図、第2図は非定常状態で運転
されるときの時間に関する回転数の線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 15/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力タンク内へ流体を吐出するためにポン
    プが回転数調整装置を備えた電動機によって駆動され、
    その場合目標取出し量またはこれを上回る量の範囲にお
    いて圧力上昇装置から流体を吐出するもしくは取出す場
    合にはポンプを定格回転数で最大のポンプ効率の範囲内
    で定常状態で運転される形式の、所定の目標圧力を持つ
    圧力上昇装置および類似装置の運転の経済性を改善する
    ための方法において、目標取出し量を下回る量で圧力上
    昇装置から流体を吐出するもしくは取出す場合にはポン
    プを、定格回転数における最大のポンプ効率の範囲内で
    の運転と、零に近い回転数での運転との間で交互に非定
    常状態で運転することを特徴とする、圧力上昇装置およ
    び類似装置の運転の経済性を改善する方法。
  2. 【請求項2】遮断されていない状態における非定常状態
    での運転に際して、ポンプを1時間当たり明らかに30を
    上回る、定格回転数と零に近い回転数との間の負荷切換
    え頻度で運転する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】遅くとも水の取出しが2分よりも長い間行
    われなかった場合に、ポンプの駆動モータの完全な遮断
    を行う、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】ポンプの駆動モータがなだらかな始動を行
    う回転数調整装置を備えている、請求項3記載の方法。
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