JP2845260B2 - 管継手のシール構造 - Google Patents

管継手のシール構造

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JP2845260B2
JP2845260B2 JP7337314A JP33731495A JP2845260B2 JP 2845260 B2 JP2845260 B2 JP 2845260B2 JP 7337314 A JP7337314 A JP 7337314A JP 33731495 A JP33731495 A JP 33731495A JP 2845260 B2 JP2845260 B2 JP 2845260B2
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elastic sealing
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    • F16L25/06Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means comprising radial locking means
    • F16L25/065Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means comprising radial locking means the locking means being actuated by radial screws

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道管、ガス管、
プラント配管等の流体管の管継手のシール構造に関し、
詳しくは、受口管部に挿入接続された挿入管部に、前記
受口管部の内周面と挿入管部の外周面との間の環状間隙
を閉塞可能な環状の弾性シール材と、該弾性シール材を
管軸芯方向から押圧可能なシール押面を備え、かつ、最
小内径が挿入管部の外径よりも大に構成される押輪とを
外装するとともに、前記弾性シール材を圧縮させる側
に、前記押輪を管軸芯方向に沿って強制移動させる締結
機構を設けてある管継手のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の管継手のシール構造は、
前記押輪を締結機構により管軸芯方向に沿って弾性シー
ル材を圧縮させる側に強制移動し、前記弾性シール材に
対する押輪のシール押面による押圧力で弾性シール材を
弾性圧縮させて、該弾性シール材を受口管部の内周面と
挿入管部の外周面とに亘って密着させることにより、該
受口管部の内周面と挿入管部の外周面との間の環状間隙
を閉塞して、挿入管部と受口管部との接続部分のシール
性を確保するように構成されている。しかしながら、前
記押輪の最小内径は、該押輪の挿入管部に対する装着作
業の容易化を図る目的から、挿入管部の外径よりも大に
構成されているため、押輪のシール押面で弾性シール材
を圧縮する際、押輪の軸芯と挿入管部の管軸芯とが偏心
し易く、該挿入管部の管軸芯と押輪の管軸芯とが偏心し
たままで無理に弾性シール材を圧縮すると、弾性シール
材が片締め状態となって、該弾性シール材を受口管部の
内周面及び挿入管部の外周面に対して周方向で均等に押
圧密着させることができなくなり、挿入管部と受口管部
との接続部分のシール不良を招来する問題がある。そこ
で、従来の管継手のシール構造の問題点を解決するもの
としては、前記押輪のシール押面の周方向に沿って、弾
性シール材側に向かって突出する横断面半円状の係合突
起を一体形成するとともに、前記弾性シール材には、前
記締結機構による押輪の弾性シール材側への移動に伴っ
て前記係合突起が係入して、挿入管部の管軸芯と押輪の
管軸芯とが合致するように該押輪を管径方向に移動案内
する横断面半円状の係合凹部を形成したもの(例えば、
実開昭63−178687号公報参照)、或いは、前記
締結機構による押輪の弾性シール材側への移動に連れ
て、前記挿入管部の管軸芯と押輪の管軸芯とが合致する
ように該押輪を管径方向に移動案内する傾斜ガイド面を
備えた楔部材に、弾性シール材の軸芯方向一側面に対し
て管軸芯方向から突き刺し可能な針部を突設したもの
(例えば、実開昭55−29768号公報参照)が提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案された管継手のシール構造のうち、前者の場合では、
押輪と弾性シール材とを前記係合突起及び係合凹部を備
えた形状のものに改造する必要があり、改造に伴う管継
手の製造コストの高騰化を招来するとともに、既設の管
継手の弾性シール材を、係合凹部を備えた弾性シール材
に交換する場合でも、耐用年数に満たない使用可能な押
輪も同時に係合突起を備えた押輪に交換する必要があ
り、その結果、交換部品点数の増加と施工工程数の増加
とによって、従来に比して部品交換コストの上昇を招来
する問題がある。
【0004】また、後者の場合では、前記弾性シール材
と楔部材とを各別に製造する必要があるため、製造コス
トの高騰化の要因となるばかりでなく、施工時には、挿
入管部に弾性シール材を外装したのち、この弾性シール
材の所定位置に楔部材の針部を管軸芯方向から一々突き
刺さなければならず、その結果、施工現場での資材管理
の煩雑化と組付工数の増加に伴う作業能率の低下とを招
来する問題がある。しかも、前記楔部材の針部を弾性シ
ール材に突き刺す際、その突き刺し位置が所定の楔止着
位置から挿入管部の管径方向にずれた場合では、締結機
構により押輪を弾性シール材側に移動させても、挿入管
部の管軸芯と押輪の管軸芯とが合致せず、そのまま無理
に弾性シール材を弾性圧縮すると、弾性シール材が片締
め状態となって、該弾性シール材を受口管部の内周面及
び挿入管部の外周面に対して周方向で均等に密着させる
ことができなくなり、挿入管部と受口管部との接続部分
のシール不良を招来する問題がある。
【0005】本発明は、上記実状に鑑みて為されたもの
であって、その目的は、シール性能に勝れた管継手を設
備面及び製造コスト面で有利に製作することができると
ともに、管継手の新設及び既設の管継手のシール材交換
作業の何れも能率良く行うことができる管継手のシール
構造を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の管継手のシール構造の特徴
構成は、受口管部に挿入接続された挿入管部に、前記受
口管部の内周面と挿入管部の外周面との間の環状間隙を
閉塞可能な環状の弾性シール材と、該弾性シール材を管
軸芯方向から押圧可能なシール押面を備え、かつ、最小
内径が挿入管部の外径よりも大に構成される押輪とを外
装するとともに、前記弾性シール材を圧縮させる側に、
前記押輪を管軸芯方向に沿って強制移動させる締結機構
を設けてある管継手のシール構造であって、前記弾性シ
ール材に、前記締結機構による押輪の弾性シール材側へ
の移動に連れて、前記挿入管部の管軸芯と押輪の軸芯と
が合致するように該押輪を管径方向に移動案内する傾斜
ガイド面を備えたガイド部が、前記弾性シール材の軸芯
方向一側面の全周に亘って一体形成されているととも
に、前記挿入管部の外径の半径R1と、挿入管部に外装
する前の前記ガイド部の内周面の遊端側の半径R2と、
挿入管部に外装する前の前記弾性シール材の内周面の半
径R3とが、 R1>R2>R3、又は、R1=R2>R3 の関係に構成 されている点にある。上記特徴構成では、
前記弾性シール材に前記ガイド部を一体形成することに
より、押輪を締結機構により管軸芯方向に沿って弾性シ
ール材を圧縮させる側に強制移動すると、この移動に伴
って押輪の内周面がガイド部の傾斜ガイド面で摺接案内
されながら、該押輪が管径方向に移動案内されて、挿入
管部の管軸芯と押輪の管軸芯とが合致し、その状態で押
輪のシール押面にて弾性シール材の所定位置を押圧圧縮
させて、該弾性シール材を受口管部の内周面と挿入管部
の外周面とに亘ってほぼ周方向に均等に密着させること
ができる。しかも、前記ガイド部が弾性シール材に一体
形成されているので、製造設備としては弾性シール材の
金型の一部を変更するだけの簡単な改良だけで済み、か
つ、部品点数の増加も抑制することができる。それ故
に、挿入管部の管軸芯と押輪の軸芯とを合致させるため
の部品点数のみならず組付け工程数を削減することがで
き、しかも、既設の押輪をそのまま使用することができ
るから、シール性能に勝れた管継手を設備面及び製造コ
スト面で有利に製作することができるとともに、管継手
の新設及び既設の管継手のシール材交換作業の何れも能
率良く行うことができる。しかも、前記弾性シール材を
挿入管部の外周面に装着する際、例えば、前記ガイド部
が、弾性シール材の管軸芯方向一側面の周方向の一箇所
に設けられている場合のように、弾性シール材のガイド
部が挿入管部の外周面の最上部に位置するように両者を
位置合せする必要がなく、前記挿入管部に対する弾性シ
ール材の装着作業をラフに行うことができる。 更に、前
記挿入管部の外周面に装着した状態では弾性シール材の
内周面のみならず、ガイド部の内周面の少なくとも一部
が挿入管部の外周面に密着するとともに、ガイド部の内
周面の遊端側の半径R2が弾性シール材の内周面の半径
R3よりも大であるから、挿入管部に対して弾性シール
材よりもガイド部のほうが外装し易く、ガイド部を先に
挿入管部に外装することにより、該ガイド部を弾性シー
ル材の外装案内部として利用することができる。 それ故
に、弾性シール材のみならずガイド部でもシール機能を
発揮することができるので、弾性シール材と挿入管部の
外周面との間のシール性の向上を図ることができ、しか
も、ガイド部を外装案内部として利用することにより弾
性シールを挿入管部に容易に外装することができる。
【0007】本発明の請求項2記載の管継手のシール構
造の特徴構成は、前記挿入管部に外装する前の前記ガイ
ド部の内周面が、前記弾性シール材側ほど小径となるテ
ーパー面に形成されている点にある。上記特徴構成で
、ガイド部の内周面の遊端側の半径R2が弾性シール
材の内周面の半径R3よりも大で、かつ、ガイド部の内
周面が、弾性シール材側ほど小 径となるテーパー面に形
成されているので、ガイド部を外装案内部として利用す
ることにより、更に弾性シールを挿入管部に迅速、容易
に外装することができる
【0008】本発明の請求項記載の管継手のシール構
造の特徴構成は、前記押輪に、前記挿入管部の外周面に
対して管径方向から食い込み可能な係止体と、該係止体
を食い込み側に強制移動させる移動手段とが設けられて
いるとともに、前記係止体と挿入管部の外周面との間
に、前記ガイド部の一部が介在されている点にある。上
記特徴構成では、前記押輪に設けた係止体を挿入管部の
外周面に食い込ませることによって、挿入管部に作用す
る引張力を押輪を媒体として締結機構に受け止めさせる
ことができるから、挿入管部と受口管部とを所期の接続
状態に維持することができる。しかも、前記係止体がガ
イド部の一部を刺し通した状態で挿入管部の外周面に食
い込むので、例え、この係止体の食い込みによって挿入
管部の外周面に施されている腐食防止塗料が剥がれて
も、この部分をガイド部の一部を利用して密封すること
ができる。それ故に、押輪の芯合わせの為に設けられて
いる弾性シール材のガイド部の一部を利用して、挿入管
部の係止体食い込み箇所の防蝕処理をコスト面で有利に
行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕 図1の(イ) ,(ロ) は本発明の管継手のシール構造の第1
実施形態を示し、連通接続された2本の配管H、Hのう
ちの一方の配管Hの端部に膨出形成されて受口管部1に
挿入接続された他方の配管Hの挿入管部2に、ゴム製の
環状の弾性シール材3と、該弾性シール材3を挿入管部
2の開口端側に向かって管軸芯P方向から押圧可能なシ
ール押面4Aを備えた押輪4とを外装するとともに、該
押輪4と受口管部1とを締結し、かつ、弾性シール材3
を圧縮させる側、つまり、受口管部1の内周面と挿入管
部2の外周面との間に形成される環状間隙S側に、押輪
4を管軸芯P方向に沿って強制移動させる締結機構5を
設けて構成されている。前記押輪4の内周面は、シール
押面4A側ほど内径が小となるテーパー面に構成されて
いて、該押輪4の内周面の最小内径が挿入管部2の外径
よりも大に構成されている。
【0010】図2の(イ) ,(ロ) に示すように、前記弾性
シール材3には、前記締結機構5による押輪4の弾性シ
ール材3側への移動に連れて、挿入管部2の管軸芯Pと
押輪4の軸芯Qとが合致するように該押輪4を管径方向
に移動案内する、管軸芯P方向遊端側ほど外径が小なる
傾斜ガイド面6Aを備えたガイド部6が、弾性シール材
3の軸芯方向両側面のうち、前記押輪4のシール押面4
Aと相対向する一側面の全周に亘って、前記弾性シール
材3と同芯状に一体形成されていて、挿入管部2に外装
した状態では、ガイド部6の基端側の最大外径が、押輪
4の内周面の最小内径とほぼ同一寸法となるように構成
されている。
【0011】前記挿入管部2の外径の半径R1と、挿入
管部2に外装する前のガイド部6の内周面の遊端側の半
径R2と、挿入管部2に外装する前の弾性シール材3の
内周面の半径R3とは、 R1>R2>R3 の関係に構成されているとともに、挿入管部2に外装す
る前のガイド部6の内周面の基端側の半径は、挿入管部
2に外装する前の弾性シール材3の内周面の半径R3と
同一寸法に構成されていて、前記挿入管部2に外装する
前のガイド部3の内周面が、弾性シール材3側ほど小径
となるテーパー面に形成されている。詳しくは、前記挿
入管部2に外装する前のガイド部6の内周面の遊端側の
半径R2が、挿入管部2の外径の半径R1の99%の寸
法に構成されているとともに、挿入管部2に外装する前
の弾性シール材3の内周面の半径R3が、挿入管部2の
外径の半径R1の97〜98%の寸法に構成されてい
る。従って、前記挿入管部2の外周面に装着した状態で
は弾性シール材3の内周面のみならず、ガイド部6の内
周面が挿入管部2の外周面に密着する。しかも、前記ガ
イド部6の内周面が前記テーパー面に形成されているの
で、挿入管部2に対して弾性シール材3よりもガイド部
6のほうが外装し易く、ガイド部6を先に挿入管部2に
外装することにより、該ガイド部6を弾性シール材3の
外装案内部として利用することができ、弾性シール3を
挿入管部2に迅速、容易に外装することができる。尚、
前記挿入管部2の外径の半径R1と、挿入管部2に外装
する前のガイド部6の内周面の遊端側の半径R2と、挿
入管部2に外装する前の弾性シール材3の内周面の半径
R3とが、R1>R2>R3の関係に構成されているな
らば、上記のパーセントで示す寸法関係は適宜変更が可
能である。
【0012】更に、前記弾性シール材3及びガイド部6
を、挿入管部2の外周面に対して外装し易いように、予
め挿入管部2の外周面には滑剤としての植物性セルロー
スが塗布されている。
【0013】前記締結機構5は、受口管部1のフランジ
1Aの管周方向複数箇所に等間隔を隔てて貫通形成され
たボルト挿通孔1Bと、押輪4のフランジ4Aの管周方
向複数箇所に等間隔を隔てて貫通形成されたボルト挿通
孔4Bとに亘って挿通された複数本の頭付き連結ボルト
7と、該連結ボルト7の先端側に螺合されるナット8と
から構成されている。
【0014】上記の構成によれば、前記押輪4を、挿入
管部2の外周面に外装された弾性シール材3に一体形成
されたガイド部6の傾斜ガイド面6Aに吊下げ状態で外
装するとともに、受口管部1のフランジ1Aのボルト挿
通孔1Bと押輪4のフランジ4Aのボルト挿通孔4Bと
に亘って、前記締結機構5を構成する連結ボルト7を挿
通してナット8を締付け操作すると、押輪4の内周面の
最小内径部分がガイド部6の傾斜ガイド面6Aに摺接し
ながら弾性シール材3側に強制移動され、この移動に連
れて、押輪4が管径方向の上方外方に向かって移動案内
される。そして、前記押輪4のシール押面4Aと弾性シ
ール材3とが接当する状態では、押輪4の内周面の最小
内径部分がガイド部6の傾斜ガイド面6Aの基端部に外
嵌して、挿入管部2の管軸芯Pと押輪4の軸芯Qとが合
致する。更に、前記ナット8を締付け操作すると、前記
弾性シール材3は押輪4のシール押面4Aに押圧され
て、該押輪4と共に受口管部1側に管軸芯P方向に沿っ
て強制移動され、弾性シール材3は、受口管部1の内周
面と挿入管部2の外周面との間に形成される環状間隙S
のうち、受口管部1の開口側の大径内周面部分と挿入管
部2の外周面との間に形成されるシール材嵌入部9に強
制的に押し込まれて圧縮され、弾性シール材3の内周面
と外周面の各々が、シール材嵌入部9の内周面と挿入管
部2の外周面とに密着して、前記環状間隙Sがこの弾性
シール材3により閉塞される。
【0015】〔第2実施形態〕 図3、図4の(イ) ,(ロ) は本発明の管継手のシール構造
の第2実施形態を示し、前記第1実施形態と同様に、前
記弾性シール材3には、連結ボルト7とナット8とから
構成された締結機構5による押輪4の弾性シール材3側
への移動に連れて、挿入管部2の管軸芯Pと押輪4の軸
芯Qとが合致するように、該押輪4を管径方向に移動案
内する、軸芯方向遊端側ほど外径が小なる傾斜ガイド面
6Aを備えたガイド部6が、弾性シール材3の軸芯方向
両側面のうち、前記押輪4のシール押面4Aと相対向す
る一側面の全周に亘って、弾性シール材3と同芯状に一
体形成されていて、挿入管部2に外装した状態では、ガ
イド部6の基端側の最大外径が、押輪4の内周面の最小
内径とほぼ同一寸法となるように構成されている。ま
た、前記弾性シール材3の軸芯方向両側面のうちの他側
面側は、その全周に亘って断面円形状に膨出形成されて
いる。
【0016】前記挿入管部2の外径の半径R1と、挿入
管部2に外装する前のガイド部6の内周面の遊端側の半
径R2と、挿入管部2に外嵌装着する前の弾性シール材
3の基部3Aの内周面の半径R3と、弾性シール材3の
膨出部3Bの内径の半径R4とは、 R1>R2>R3>R4 の関係に構成されているとともに、挿入管部2に外装す
る前のガイド部6の内周面の基端側の半径は、挿入管部
2に外装する前の弾性シール材3の内周面の半径R3と
同一寸法に構成されていて、前記挿入管部2に外装する
前のガイド部3の内周面が、弾性シール材3側ほど小径
となるテーパー面に形成されている。
【0017】上記の構成によれば、前記押輪4を、挿入
管部2の外周面に外装された弾性シール材3に一体形成
されたガイド部6の傾斜ガイド面6Aに吊下げ状態で外
装するとともに、受口管部1のフランジ1Aのボルト挿
通孔1Bと押輪4のフランジ4Aのボルト挿通孔4Bと
に亘って、前記締結機構5を構成する連結ボルト7を挿
通してナット8を締付け操作すると、押輪4の内周面の
最小内径部分がガイド部6の傾斜ガイド面に摺接しなが
ら弾性シール材3側に強制移動され、この移動に連れ
て、押輪4が管径方向の上方外方に向かって移動案内さ
れる。そして、前記押輪4のシール押面4Aと弾性シー
ル材3とが接当する状態では、押輪4の内周面の最小内
径部分がガイド部6の傾斜ガイド面6Aの基端部に外嵌
して、挿入管部2の管軸芯Pと押輪4の軸芯Qとが合致
する。更に、前記ナット8を締付け操作すると、前記弾
性シール材3は押輪4のシール押面4Aに押圧されて、
該押輪4と共に受口管部1側に管軸芯P方向に沿って強
制移動され、弾性シール材3の膨出部3Bは、受口管部
1の内周面と挿入管部2の外周面との間に形成される環
状間隙Sのうち、受口管部1の開口側の大径内周面部分
と挿入管部2の外周面との間に形成されるシール材嵌入
部9の奥側の小間隙部分に押し潰されながら強制的に圧
入され、かつ、弾性シール材3の基部3Aは、前記シー
ル材嵌入部9の開口側の大間隙部分に強制的に押し込ま
れて圧縮され、弾性シール材3の内周面と外周面の各々
が、シール材嵌入部9の内周面と挿入管部2の外周面と
に密着して、前記環状間隙Sがこの弾性シール材3によ
り閉塞される。その他の構成は、前記第1実施形態と同
様に構成されている。
【0018】〔第3実施形態〕 図5、図6の(イ) ,(ロ) は本発明の管継手のシール構造
の第3実施形態を示し、継ぎ輪Jを介して連通接続され
た2本の配管H、Hにおいて、この継ぎ輪Jの管軸芯方
向両端部の受口管部1の各々に挿入接続された、両配管
H、Hの各々の挿入管部2に、ゴム製の環状の弾性シー
ル材3と、該弾性シール材3を挿入管部2の開口端側に
向かって管軸芯P方向から押圧可能なシール押面4Aを
備えた押輪4とを外装するとともに、該両押輪4同士を
締結し、かつ、両弾性シール材3を圧縮させる側、つま
り、受口管部1の管軸芯P方向両端面1C側に、両押輪
4を管軸芯P方向に沿って近接方向に強制移動させる締
結機構5を設けて構成されている。
【0019】前記両押輪4の軸芯Q方向における継ぎ輪
J側の一側面の各々には、両弾性シール材3を、受口管
部1の管軸芯P方向両端面1C側に強制移動させ状態
で、両弾性シール材3の各々の管径方向外方側を囲繞す
る環状壁部4Cが一体形成されているとともに、前記両
押輪4の内周面は、シール押面4A側ほど内径が小とな
るテーパー面に構成されていて、該押輪4の内周面の最
小内径が挿入管部2の外径よりも大に構成されている。
【0020】前記弾性シール材3には、前記締結機構5
による押輪4の弾性シール材3側への移動に連れて、挿
入管部2の管軸芯Pと押輪4の軸芯Qとが合致するよう
に該押輪4を管径方向に移動案内する、軸芯方向遊端側
ほど外径が小なる傾斜ガイド面6Aを備えたガイド部6
が、弾性シール材3の軸芯方向両側面のうち、前記押輪
4のシール押面4Aと相対向する一側面の全周に亘っ
て、前記弾性シール材3と同芯状に一体形成されてい
て、挿入管部2に外装した状態では、ガイド部6の基端
側の最大外径が、押輪4の内周面の最小内径とほぼ同一
寸法となるように構成されている。
【0021】前記挿入管部2の外径の半径R1と、挿入
管部2に外装する前のガイド部6の内周面の遊端側の半
径R2と、挿入管部2に外装する前の弾性シール材3の
最小内径の半径R3とは、 R1>R2>R3 の関係に構成されているとともに、挿入管部2に外装す
る前のガイド部6の内周面の基端側の半径は、挿入管部
2に外装する前の弾性シール材3の内周面の半径R3と
同一寸法に構成されていて、前記挿入管部2に外装する
前のガイド部3の内周面が、弾性シール材3側ほど小径
となるテーパー面に形成されている。詳しくは、前記挿
入管部2に外装する前のガイド部6の内周面の遊端側の
半径R2が、挿入管部2の外径の半径R1の99%の寸
法に構成されているとともに、挿入管部2に外装する前
の弾性シール材3の内周面の半径R3が、挿入管部2の
外径の半径R1の97〜98%の寸法に構成されてい
る。従って、前記挿入管部2の外周面に装着した状態で
は弾性シール材3の内周面のみならず、ガイド部6の内
周面が挿入管部2の外周面に密着する。しかも、前記ガ
イド部6の内周面が前記テーパー面に形成されているの
で、挿入管部2に対して弾性シール材3よりもガイド部
6のほうが外装し易く、ガイド部6を先に挿入管部2に
外装することにより、該ガイド部6を弾性シール材3の
外装案内部として利用することができる。尚、前記挿入
管部2の外径の半径R1と、挿入管部2に外装する前の
ガイド部6の内周面の遊端側の半径R2と、挿入管部2
に外装する前の弾性シール材3の内周面の半径R3と
が、R1>R2>R3の関係に構成されているならば、
上記のパーセントで示す寸法関係は適宜変更が可能であ
る。
【0022】尚、前記弾性シール材3及びガイド部6
を、挿入管部2の外周面に対して外装し易くするよう
に、予め前記挿入管部2の外周面には滑剤としての植物
性セルロースが塗布されている。
【0023】前記締結機構5は、両押輪4の管周方向複
数箇所に等間隔を隔てて形成されたフランジ4Aに貫通
形成されたボルト挿通孔4Bに亘って挿通された複数本
の頭付き連結ボルト7と、該連結ボルト7の先端側に螺
合されるナット8とから構成されている。
【0024】上記の構成によれば、前記押輪4を、挿入
管部2の外周面に外装された弾性シール材3に一体形成
されたガイド部6の傾斜ガイド面6Aに吊下げ状態で外
装するとともに、両押輪4のフランジ4Aのボルト挿通
孔4Bに亘って、前記締結機構5を構成する連結ボルト
7を挿通してナット8を締付け操作すると、両押輪4の
内周面の最小内径部分がガイド部6の傾斜ガイド面に摺
接しながら弾性シール材3側に強制移動され、この移動
に連れて、押輪4が管径方向の上方外方に向かって移動
案内される。そして、前記各押輪4のシール押面4Aと
弾性シール材3とが接当する状態では、該押輪4の内周
面の最小内径部分がガイド部6の傾斜ガイド面6Aの基
端部に外嵌して、挿入管部2の管軸芯Pと各押輪4の軸
芯Qとが合致する。更に、前記ナット8を締付け操作す
ると、前記両弾性シール材3は両押輪4のシール押面4
Aに押圧されて、該両押輪4と共に各受口管部1側に管
軸芯P方向に沿って強制移動され、両弾性シール材3
は、各受口管部1の管軸芯P方向両端面1Cに強制的に
押圧圧縮されて、弾性シール材3が、受口管部1の端面
1Cと挿入管部2の外周面とに密着して、受口管部1の
内周面と挿入管部2の外周面との間に形成される環状間
隙Sがこの弾性シール材3により閉塞される。
【0025】〔第4実施形態〕 図7は、前記第3実施形態の弾性シール材3の別実施形
態を示し、前記ガイド部6が、弾性シール材3の軸芯方
向両側面の各々に設けられていてもよい。この場合、一
方のガイド部6の傾斜ガイド面6Aが、前記締結機構5
による押輪4の弾性シール材3側への移動に連れて、該
押輪4を管径方向に移動案内し、挿入管部2の管軸芯P
と押輪4の軸芯Qとを合致させるとともに、挿入管部2
の外周面と受口管部1の内周面との間の隙間に差し込ま
れた他方のガイド部6の傾斜ガイド面6Aが、前記押輪
4による弾性シール材3の前記継ぎ輪Jの受口管部1側
への強制移動に連れて、該受口管部1の最小内径部分に
摺接しながら、この受口管部1を管径方向に移動案内
し、挿入管部2の管軸芯Pと継ぎ輪Jの受口管部1の管
軸芯とを合致させる。
【0026】〔第5実施形態〕 図8は前記第1実施形態の別実施形態を示し、前記押輪
4の軸芯Q方向における弾性シール材3存在側とは反対
側の一側面に、挿入管部2の外周面に対して管径方向か
ら食い込み可能な食い込み刃10Aを備えた係止体10
を内装保持する保持枠11が一体形成されているととも
に、該保持枠11に係止体10を食い込み側に強制移動
させて、該係止体10の食い込み刃10Aを挿入管部2
の外周面に食い込ませる移動手段の一例である押圧ボル
ト12が螺合設置されている。そして、前記挿入管部2
の管軸芯P方向に沿う前記ガイド部6の長さが、押輪4
により弾性シール材3がシール材嵌入部9に押し込まれ
た状態において、係止体10の食い込み刃10Aと挿入
管部2の外周面との間に、該ガイド部6の一部が介在さ
せることが可能な寸法に構成されている。その他の構成
は、前記第1実施形態と同様に構成されている。
【0027】更に、上記の構成によれば、前記連結機構
5による押輪4の移動により弾性シール材3がシール材
嵌入部9に押し込まれたのち、押圧ボルト12を螺合締
付けすると、該押圧ボルト12により係止体10が挿入
管部2の外周面側に押し付けられて食い込み刃10A
が、ガイド部6の一部を刺し通した状態で挿入管部2の
外周面に食い込み、押輪4の管軸芯P方向への移動が阻
止される。この状態では、前記係止体10の食い込み刃
10Aがガイド部6の一部を刺し通した状態で挿入管部
2の外周面に食い込むので、例え、この係止体10の食
い込み刃10Aの食い込みによって挿入管部2の外周面
に施されている腐食防止塗料が剥がれても、この部分を
ガイド部6の一部を利用して密封することができる。
【0028】尚、前記第2〜第4実施形態の押輪4に、
当該実施形態の係止体10及び移動手段12を設け、か
つ、係止体10と挿入管部2の外周面との間に、前記ガ
イド部6の一部を介在させて実施してもよい。
【0029】〔第6実施形態〕 前記第1〜第5実施形態では、前記挿入管部2の外径の
半径R1と、挿入管部2に外装する前のガイド部6の内
周面の遊端側の半径R2と、挿入管部2に外装する前の
弾性シール材3の内周面(又は、弾性シール材3の基部
3Aの内周面)或いは最小内径の半径R3とが、 R1>R2>R3 の関係に構成されているが、この関係に限定されるもの
ではなく、例えば、第1実施形態の弾性シール材3及び
ガイド部6において、挿入管部2の外径の半径R1と、
挿入管部2に外装する前のガイド部6の内周面の遊端側
の半径R2と、挿入管部2に外装する前の弾性シール材
3の内周面の半径R3とが、 R1=R2>R3 の関係に構成されていてもよい。
【0030】〔第実施形態〕 図に示すように、第1実施形態の弾性シール材3及び
ガイド部6において、挿入管部2の外径の半径R1と、
挿入管部2に外装する前のガイド部6の内周面の軸芯方
向全長に亘る半径R2と、挿入管部2に外装する前の弾
性シール材3の内周面の半径R3とが、R1>R2>R
3の関係に構成されていてもよい。
【0031】〔第実施形態〕 図10は、前記第1実施形態のガイド部6の別実施形態
を示し、ガイド部6の遊端側に、その円周方向に沿って
連続するジグザグの切り欠き部を形成してもよい。その
他の構成は前記第1実施形態と同様に構成されている。
【0032】〔第実施形態〕 図11は、前記第1実施形態のガイド部6の別実施形態
を示し、ガイド部6に、前記挿入管部2の外周面に対す
る滑剤である植物セルロースを充填可能な滑剤溜りとし
ての複数の貫通孔13が、このガイド部6の円周方向に
沿って形成されていてもよい。その他の構成は前記第1
実施形態と同様に構成されている。
【0033】〔第10実施形態〕 図12は、前記第1実施形態のガイド部3の別実施形態
を示し、ガイド部6の傾斜ガイド面6Aに、軸芯方向に
沿う複数本の溝14が、この傾斜ガイド面6Aの円周方
向に沿って形成されていてもよい。その他の構成は前記
第1実施形態と同様に構成されている。
【0034】〔その他の実施形態〕(1) 前記締結機構5は連結ボルト7とナット8とか
ら構成されているものに限定されるものではなく、ター
ンバックルを備えた連結ボルトと固定ナットとから締結
機構5を構成してもよく、また、押輪4と受口管部1と
に亘って、或いは、一対の押輪4同士とに亘って掛け渡
された伸縮自在な連結ロッドの中間部に、該連結ロッド
を伸縮操作するジャッキ装置を備えた連結具をもって締
結機構5を構成してもよく、適宜変更が可能である。(2) 前記第3実施形態の継ぎ輪Jはエルボ状に形成
されているのもであってもよい。(3) 前記弾性シール材3の形状は、図示した形状の
ものに限定されるものではなく、受口管部1の形状に合
わせて適宜変更されるものである。
【0035】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ) は第1実施形態の継手のシール構造の外装
状態を示す断面図 (ロ) は第1実施形態の継手のシール構造のシール状態を
示す断面図
【図2】第1実施形態の弾性シール材を示し、(イ) は側
面図、(ロ) は断面図
【図3】第2実施形態の継手のシール構造のシール状態
を示す断面図
【図4】第2実施形態の弾性シール材を示し、(イ) は側
面図、(ロ) は断面図
【図5】第3実施形態の継手のシール構造のシール状態
を示す断面図
【図6】第3実施形態の弾性シール材を示し、(イ) は側
面図、(ロ) は断面図
【図7】第4実施形態の継手のシール構造のシール状態
を示す部分断面図
【図8】第5実施形態の継手のシール構造のシール状態
を示す部分断面図
【図9】第7実施形態の弾性シール材の断面図
【図10】第実施形態の弾性シール材を示し、( ) は
側面図、( ) は断面図
【図11】第9実施形態の弾性シール材を示し、(イ) は
側面図、(ロ) は断面図
【図12】第10実施形態の弾性シール材を示し、(イ)
は側面図、(ロ) は断面図
【符号の説明】
1 受口管部 2 挿入管部 3 弾性シール材 4 押輪 4A シール押面 5 締結機構 6 ガイド部 6A 傾斜ガイド面 10 係止体 12 移動手段 13 滑剤溜り P 管軸芯 Q 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白川 幸一 兵庫県三田市すずかけ台1‐32‐1- 1312 (56)参考文献 実開 昭62−121489(JP,U) 実開 昭63−195188(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 21/00 - 21/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受口管部(1)に挿入接続された挿入管
    部(2)に、前記受口管部(1)の内周面と挿入管部
    (2)の外周面との間の環状間隙(S)を閉塞可能な環
    状の弾性シール材(3)と、該弾性シール材(3)を管
    軸芯(P)方向から押圧可能なシール押面(4A)を備
    え、かつ、最小内径が挿入管部(2)の外径よりも大に
    構成される押輪(4)とを外装するとともに、前記弾性
    シール材(3)を圧縮させる側に、前記押輪(4)を管
    軸芯(P)方向に沿って強制移動させる締結機構(5)
    を設けてある管継手のシール構造であって、 前記弾性シール材(3)に、前記締結機構(5)による
    押輪(4)の弾性シール材(3)側への移動に連れて、
    前記挿入管部(2)の管軸芯(P)と押輪(4)の軸芯
    (Q)とが合致するように該押輪(4)を管径方向に移
    動案内する傾斜ガイド面(6A)を備えたガイド部
    (6)が、前記弾性シール材(3)の軸芯方向一側面の
    全周に亘って一体形成されているとともに、前記挿入管
    部(2)の外径の半径R1と、挿入管部(2)に外装す
    る前の前記ガイド部(6)の内周面の遊端側の半径R2
    と、挿入管部(2)に外装する前の前記弾性シール材
    (3)の内周面の半径R3とが、 R1>R2>R3、又は、R1=R2>R3 の関係に構成されている 管継手のシール構造。
  2. 【請求項2】 前記挿入管部(2)に外装する前の前記
    ガイド部(6)の内周面が、前記弾性シール材(3)側
    ほど小径となるテーパー面に形成されている請求項1記
    載の管継手のシール構造。
  3. 【請求項3】 前記押輪(4)には、前記挿入管部
    (2)の外周面に対して管径方向から食い込み可能な係
    止体(10)と、該係止体(10)を食い込み側に強制
    移動させる移動手段(12)とが設けられているととも
    に、前記係止体(10)と挿入管部(2)の外周面との
    間に、前記ガイド部(6)の一部が介在されている請求
    1又は2記載の管継手のシール構造。
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