JP2844907B2 - 押出成形機 - Google Patents

押出成形機

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文夫 松本
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、押出成形機に関し、更に詳細には、充填密
度が不十分な箇所ができない押出成形機に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする問題点] 従来の圧入材料の押出機は、例えば、第1図のスクリ
ュウ2による圧入から直接(4の部分がなくて)、或い
はつなぎ管を通過して、所定口金5に押し出され、成形
されるものである。即ち第1図の4の部分の圧入整形体
がない構造である。
このような構造の押出機で、例えば、建築用外装材と
して使用する長尺物を成形しようとすると、円形の圧入
スクリュウから押し出されてくる圧入材料の中心部分
に、、圧力がかからず或いは足りなくなり、十分な密度
が得られない場合がある。
特に、横長のものを押出成形する場合には、顕著にな
る。
本発明は、以上述べたような押出成形機の問題点を解
決すべく鋭意研究を行なった結果、特殊な押出整形体を
用いて、押出成形の口金部を通過する速度と密度を成形
体のいずれの部分でも均等になるようにした押出成形機
を提供しようとするものである。従って、本発明は、成
形体の形状に合わせて、圧入材料の押出形状を整えて、
横長の成形体の中央部分と端辺部分の通過速度と密度を
均等に調和させる押出成形機を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明の要旨とするものは、圧入される成形材を幅広
口金から押し出すことによる押出成形機において、該口
金の手前に、押出(圧入)形整形部を置き、その押出
(圧入)形整形部は、中空部の形状が(第2図A、B、
C、Dのように)、中心部に充填部があり架橋部のある
ドーナツ形のものから、扇形状になり徐々に扇形を開
き、長方形中空に変化していくものであり、その中空部
の中を圧入整形材料が通過して、圧入材料の形状が整え
られ、圧入材料の該口金の通過のときに、その通過速度
と充填密度が均等に調和されることを特徴とする前記押
出成形機である。
[作用] 本発明によると、特殊な構造の中空部を有する押出
(圧入)形整形部を用いることにより、長尺物の圧入押
出成形される粘性の高い圧入物が、均一に圧入されるよ
うにした。
本発明に用いられ、押出成形されるセラミックス材料
は、通常のセラミックス素地ばかりでなく、珪酸質−石
灰質系水硬性素地にも、適用できる。
更に、本発明のセラミックスの素地は、粘性が高いス
ラリー状のものであり、スクリュウで押し出さなけれ
ば、口金を通って押し出されてこない。そして、スクリ
ュウで押し出されるものの、中心部にはスクリュウの軸
があるために、圧力がそれほどかからずに、圧力が不足
して、中心部に圧入物の充填性が足らない場合がほとん
どである。
また、本発明の押出成形機は、幅広ものばかりでな
く、中空やハニカムのような押出成形が困難な形状のも
のにも、適用できる。
次に、本発明による押出成形機について実施例により
説明するが、本発明は、実施例に限定されるものではな
い。
[実施例] 成形用はい土として、蛙目粘土粉末40重量部、長石粉
末40重量部、タルク20重量部、水20重量部を加えて混練
する。次に、450×30mmの外装建材押出用口金を用意
し、更に、第2図に示すような徐々に変わる中空部を有
する整形部4を有するスクリュウ式押出機1にかけ、押
出成形を行なった。
この整形部4は、入口から出口まで順次に、その中空
部の断面が、第2図A、B、C、Dに示すように、変わ
っていくものである。即ち、入口では、第2図Aに示す
ように、中心部に円形の充填部即ち中空になっていない
部分6を有する。即ち、中空部の形状が、架橋部7のあ
るドーナツ形のもの8である。次に、この架橋部7を徐
々に広げていき、第2図Bに示すように、中空部の断面
形状を、扇型に近い形にしていき、徐々に、横方向の長
さを増して行く。そして、第2図Cに示す形状の形か
ら、第2図Dに示すように、横に長い長方形の中空部に
していくものである。
それにより、押出(圧入)形整形部の中空部の中を圧
入成形材料が通過して行き、圧入成形材料の断面形状が
整えられ、圧入成形材料が、口金のところを通過して行
くときに、口金部分での圧入材料の通過速度と充填密度
が均等に調和されるものである。
第2図Eは、口金5の先から見た押出(圧入)形整形
部4を示す正面図である。
[発明の効果] 本発明の押出成形機は、 第1に、横にある程度幅のあるものを押出成形すると
きに、均一に押出されていき、圧入物が充填不足になら
ない成形体製品を製造できる押出成形機を提供するこ
と、 第2に、充填密度が均一になるため、クラック等の欠
陥が生じ難い押出成形体を成形でき、美観の優れた製品
を生産することができる押出成形機を提供できること、 第3に、中心部分の成形密度が、低くなることが多い
中空形状やハニカム形状の押出成形体の生産ができる押
出成形機が提供されることなどの技術適効果が得られ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の押出成形機の内部の断面を示す断面
図である。 第2図A、B、C、D、Eは、第1図の本発明の押出成
形機の断面に各々に示した線に沿って切った断面を示す
断面図及び第1図の左側から見た正面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28B 3/20,3/22,3/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧入される成形材料を成形口金から押し出
    すことによる押出成形機において、 該口金の手前に、押出・圧入形整形部を置き、その押出
    ・圧入形整形部は、中空部の形状が(第2図A、B、
    C、Dのように)、中心部に充填部があり架橋部のある
    ドーナツ形のものから、扇形状になり徐々に扇形を開
    き、長方形中空に変化していくものであり、その中空部
    の中を圧入成形材料が通過して、圧入材料の形状が整え
    られ、圧入材料の該口金の通過のときに、その通過速度
    と充填密度が均等に調和されることを特徴とする前記押
    出成形機。
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