JP3306476B2 - セラミック坏土の押出成形法 - Google Patents
セラミック坏土の押出成形法Info
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- JP3306476B2 JP3306476B2 JP05170092A JP5170092A JP3306476B2 JP 3306476 B2 JP3306476 B2 JP 3306476B2 JP 05170092 A JP05170092 A JP 05170092A JP 5170092 A JP5170092 A JP 5170092A JP 3306476 B2 JP3306476 B2 JP 3306476B2
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- Japan
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- screw
- clay
- ceramic clay
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- extrusion molding
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B3/00—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor
- B28B3/20—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein the material is extruded
- B28B3/206—Forcing the material through screens or slots
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はセラミック坏土の連続的
な押出成形方法に関し、特に押出成形された成形体の成
形時の「くせ」が完全に解消された押出成形方法に関す
る。
な押出成形方法に関し、特に押出成形された成形体の成
形時の「くせ」が完全に解消された押出成形方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来よりセラミック坏土をハニカム構造
物に押出成形し、焼結したものは、自動車の排気ガス浄
化装置における触媒担体として、或はディーゼルパーテ
ィキュレートフィルターとして使用されていることは周
知である。
物に押出成形し、焼結したものは、自動車の排気ガス浄
化装置における触媒担体として、或はディーゼルパーテ
ィキュレートフィルターとして使用されていることは周
知である。
【０００３】しかして、このハニカム構造体は、例えば
図１に示すようなオーガー式押出成形機を用いて、セラ
ミック坏土を連続的に押出成形する。すなわち、図１に
おいて、６はシリンダー、１は押出しスクリュー、４は
ハニカム成形用ダイスで、押出スクリュー１を回転させ
ることによってセラミック坏土２をハニカム成形用ダイ
ス４を通して押出成形される。押出されてくるセラミッ
ク坏土５はスクリューの影響によりダイス面に対して均
一な流れにならず、ダイス方向に押出されるスクリュー
の回転方向に「くせ」を生ずるもので、この「くせ」を
整えるための整流板を設けたり、また、その整流板につ
いても整流板の孔径を変えたり、或は、整流板の抵抗を
大きくするために厚さを厚くしたりする等の方法が試み
られて来た。しかし、例えばディーゼルパーティキュレ
ートフィルター用のような精密なハニカム体を成形する
場合には充分な効果を上げるに至っていない。
図１に示すようなオーガー式押出成形機を用いて、セラ
ミック坏土を連続的に押出成形する。すなわち、図１に
おいて、６はシリンダー、１は押出しスクリュー、４は
ハニカム成形用ダイスで、押出スクリュー１を回転させ
ることによってセラミック坏土２をハニカム成形用ダイ
ス４を通して押出成形される。押出されてくるセラミッ
ク坏土５はスクリューの影響によりダイス面に対して均
一な流れにならず、ダイス方向に押出されるスクリュー
の回転方向に「くせ」を生ずるもので、この「くせ」を
整えるための整流板を設けたり、また、その整流板につ
いても整流板の孔径を変えたり、或は、整流板の抵抗を
大きくするために厚さを厚くしたりする等の方法が試み
られて来た。しかし、例えばディーゼルパーティキュレ
ートフィルター用のような精密なハニカム体を成形する
場合には充分な効果を上げるに至っていない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
上記の問題点を解決するために種々検討した結果、整流
板の構造として押出機のスクリューの溝方向と逆方向の
傾斜孔を設けることにより坏土は「くせ」のない成形体
を成形することを見出し、本発明を完成したもので、本
発明の目的は成形時の「くせ」が完全に解決された押出
成形方法に関する。
上記の問題点を解決するために種々検討した結果、整流
板の構造として押出機のスクリューの溝方向と逆方向の
傾斜孔を設けることにより坏土は「くせ」のない成形体
を成形することを見出し、本発明を完成したもので、本
発明の目的は成形時の「くせ」が完全に解決された押出
成形方法に関する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、オーガ
ー式連続押出成形機を用いてセラミック坏土を成形する
に当り坏土供給用スクリューと成形ダイスとの間に押出
機の有するスクリューの溝方向と逆方向の傾斜孔を有す
る整流板を設けることを特徴とするセラミック坏土の連
続成形方法である。
ー式連続押出成形機を用いてセラミック坏土を成形する
に当り坏土供給用スクリューと成形ダイスとの間に押出
機の有するスクリューの溝方向と逆方向の傾斜孔を有す
る整流板を設けることを特徴とするセラミック坏土の連
続成形方法である。
【０００６】本発明はオーガー式押出成形機によってス
クリュー方向に坏土がねじれて流れるのに対して、スク
リューの回転と逆回転を与えるように整流板に傾斜孔を
設けることにより坏土の流れはシリンダー壁と平行な流
れを示すようになりスクリューの回転方向の「くせ」を
完全に解消した成形体の製造が可能となる。しかして、
本願発明におけるオーガー式押出成形機とは坏土を押出
するためにスクリュ−を用いる方法をいい、また、整流
板としては、厚さ５ｍｍ〜２０ｍｍの鋼板等よりなるも
ので、通常使用されているものと異ならない。しかし
て、本発明においてはこの整流板に傾斜孔を設けたもの
で、その傾斜角度としては押出機のスクリュー軸に対し
て１°〜４５°が好ましく、１°以下ではその効果が期
待できず、また４５°以上になると押出成形機のスクリ
ュー方向とは逆方向にねじれを生じて好ましくない。
クリュー方向に坏土がねじれて流れるのに対して、スク
リューの回転と逆回転を与えるように整流板に傾斜孔を
設けることにより坏土の流れはシリンダー壁と平行な流
れを示すようになりスクリューの回転方向の「くせ」を
完全に解消した成形体の製造が可能となる。しかして、
本願発明におけるオーガー式押出成形機とは坏土を押出
するためにスクリュ−を用いる方法をいい、また、整流
板としては、厚さ５ｍｍ〜２０ｍｍの鋼板等よりなるも
ので、通常使用されているものと異ならない。しかし
て、本発明においてはこの整流板に傾斜孔を設けたもの
で、その傾斜角度としては押出機のスクリュー軸に対し
て１°〜４５°が好ましく、１°以下ではその効果が期
待できず、また４５°以上になると押出成形機のスクリ
ュー方向とは逆方向にねじれを生じて好ましくない。
【０００７】
【実施例】図１はオーガー式の押出し成形法を示す模型
図である。１は坏土押出用スクリュー、２は押出用スク
リューにより押出された坏土、３は整流板、４はセルの
壁厚１２ミリインチ（ミル）、セルの密度２００コ／ｉ
ｎ2を有する一辺３０ｍｍの正方形の大きさのハニカム
成形用ダイス、５は成形された成形体、６は押出し成形
機のシリンダーである。図２は整流板の一例を示す。厚
さ１２ｍｍのダイス鋼であり、整流板は押出成形機のシ
リンダー６に嵌合されている。そして、整流板には穴径
が５ｍｍで傾斜角２０°の貫通孔が３３ケ開いている。
成形に用いた坏土は平均粒径０．２８μｍのβ−Ｓｉｃ
７０部、平均粒径１μｍのα−Ｓｉｃ３０部、水２０
部、メチル・セルロース６部ワックス・エマルジョン４
部、グリセリン２部の組成である。押出圧力８０ｋｇ／
ｃｍ2・成形スピード０．２メートル／分の条件で成形
を行った結果、成形・乾燥・焼成後の曲りは１５０ｍｍ
長さで±０．５ｍｍ以内であった。尚、本焼成体を室温
〜１０００℃の加熱冷却を３０回繰返した結果、「クラ
ック」及び「曲り」は全く発生しなかった。
図である。１は坏土押出用スクリュー、２は押出用スク
リューにより押出された坏土、３は整流板、４はセルの
壁厚１２ミリインチ（ミル）、セルの密度２００コ／ｉ
ｎ2を有する一辺３０ｍｍの正方形の大きさのハニカム
成形用ダイス、５は成形された成形体、６は押出し成形
機のシリンダーである。図２は整流板の一例を示す。厚
さ１２ｍｍのダイス鋼であり、整流板は押出成形機のシ
リンダー６に嵌合されている。そして、整流板には穴径
が５ｍｍで傾斜角２０°の貫通孔が３３ケ開いている。
成形に用いた坏土は平均粒径０．２８μｍのβ−Ｓｉｃ
７０部、平均粒径１μｍのα−Ｓｉｃ３０部、水２０
部、メチル・セルロース６部ワックス・エマルジョン４
部、グリセリン２部の組成である。押出圧力８０ｋｇ／
ｃｍ2・成形スピード０．２メートル／分の条件で成形
を行った結果、成形・乾燥・焼成後の曲りは１５０ｍｍ
長さで±０．５ｍｍ以内であった。尚、本焼成体を室温
〜１０００℃の加熱冷却を３０回繰返した結果、「クラ
ック」及び「曲り」は全く発生しなかった。
【０００８】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
スクリュ−の回転と逆回転を与えるような傾斜孔を有す
る整流板を設置することによってスクリュ−の回転方向
の「くせ」を完全に解消することができ、その結果、従
来法では乾燥〜焼結工程において、約８０％以上が曲が
りを発生したが、本発明においては曲がりの発生率が１
０％以下となり、ハニカム成形体のセル壁の縦方向のね
じれ現象が解消する等の効果を奏することができた。
スクリュ−の回転と逆回転を与えるような傾斜孔を有す
る整流板を設置することによってスクリュ−の回転方向
の「くせ」を完全に解消することができ、その結果、従
来法では乾燥〜焼結工程において、約８０％以上が曲が
りを発生したが、本発明においては曲がりの発生率が１
０％以下となり、ハニカム成形体のセル壁の縦方向のね
じれ現象が解消する等の効果を奏することができた。
【図１】オ−ガ−式押出成形機の側断面図である。
【図２】本発明で使用する整流板の正面図である。
【図３】本発明で使用する整流板の側面図である
１ 押出用スクリュ− ２ 坏土 ３ 整流板 ４ ハニカム成形用ダイス ５ ハニカム成形体 ６ シリンダ ７ 傾斜孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−179309（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−77225（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−73311（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−137260（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B28B 3/20 B28B 3/26
Claims (1)
- 【請求項１】オーガー式連続押出成形機を用いてセラミ
ック坏土を成形するに当り、坏土供給用スクリューと成
形ダイスとの間に押出機の有するスクリューの溝方向と
逆方向の傾斜孔を有する整流板を設けることを特徴とす
るセラミック坏土の連続成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05170092A JP3306476B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | セラミック坏土の押出成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05170092A JP3306476B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | セラミック坏土の押出成形法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05253914A JPH05253914A (ja) | 1993-10-05 |
| JP3306476B2 true JP3306476B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=12894179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05170092A Expired - Lifetime JP3306476B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | セラミック坏土の押出成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3306476B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5361661B2 (ja) * | 2009-06-24 | 2013-12-04 | 京セラ株式会社 | 押出成形機用ブレーカプレートおよびこれを用いた押出成形機 |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP05170092A patent/JP3306476B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05253914A (ja) | 1993-10-05 |
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